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全80問
空気環境の調整は建築物環境衛生管理技術者を構成する4科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全80問 (試験全体の約25%相当) を収録しています。本試験は合格率約20%・試験時間6時間・受験料17,900円の試験で、空気環境の調整は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは露点温度・絶対湿度・相対湿度・建築物衛生法などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると建築物環境衛生管理技術者受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
80問のうち13問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (環境衛生行政・給水・排水の管理・構造・設備・清掃) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
湿り空気の状態量に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 絶対湿度(比湿)は、乾き空気1kgに対して含まれる水蒸気の質量(kg/kg(DA))で定義されます。これは温度が変化しても、水蒸気を追加したり除去したりしない限り変化しない指標です。「相対湿度は温度が変化しても一定」という記述は誤りで、相対湿度は同じ水蒸気量でも温度が下がれば上昇…
建築物衛生法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)に基づく空気環境の管理基準(2022年4月改正以降の現行値)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 建築物衛生法施行令第2条に定める空気環境の管理基準では、浮遊粉じん量の基準値は0.15 mg/m³ 以下と規定されており、これが正しい記述です。「二酸化炭素濃度の基準値は1,500 ppm 以下」は誤りで、正しくは1,000 ppm 以下です。「一酸化炭素濃度の基準値は20 pp…
根拠法令: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令第2条
空気調和設備におけるエアハンドリングユニット(AHU)の構成機器として、一般的に含まれないものはどれか。
解説: エアハンドリングユニット(AHU)は、空調機として空気を熱処理・加湿・除湿・清浄化する装置です。コイル(冷却・加熱用の熱交換器)、送風機(ファン)、エアフィルタ、加湿器はAHUの基本的な構成機器です。一方、吸収式冷凍機の再生器は冷凍機本体の構成機器であり、AHUに内蔵されるもので…
室内の温熱環境を評価する指標に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: PPD(予測不満足者率)は、PMVが0(熱的中立)であっても約5%の人が不満を感じるとされています。これはPPDの最小値が約5%であることを意味し、「PMV=0でPPD=0%」は誤りです。PMVはPredicted Mean Voteの略で、温熱4要素(気温・湿度・気流・放射温度…
機械換気設備の換気方式に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 第1種換気は給気・排気の両方に機械(ファン)を使用します。給気量と排気量を個別に調整できるため、室内を正圧にも負圧にも設定でき、精密な圧力管理が必要な空間に適しています。第2種換気は給気のみ機械で行い(排気は自然)、室内は正圧になります。クリーンルームや手術室など外部汚染を防ぎた…
湿り空気線図(h-x線図)の読み取りに関する記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 空気を単純に加熱(スチームコイルや電気ヒータなどによる顕熱加熱)すると、水蒸気の追加や除去がないため絶対湿度は変化しません。一方、温度が上昇すると飽和水蒸気量が増えるため、相対湿度は低下します。「絶対湿度は変化する」という部分が誤りです。断熱加湿は水が蒸発する際に潜熱を空気から奪…
事務所ビルにおいて1人あたりのCO₂発生量を0.02 m³/h、CO₂の基準濃度を1,000 ppm(0.1%)、外気のCO₂濃度を400 ppm(0.04%)として、1人あたりの必要換気量を算出した場合の値として最も近いものはどれか。
解説: CO₂濃度を指標とした必要換気量の計算式は、Q = M ÷ (Ci − Co) です。ここでQは必要換気量(m³/h)、Mは汚染物質発生量(m³/h)、Ciは室内基準濃度、Coは外気濃度です。数値を代入すると、Q = 0.02 ÷ (0.001 − 0.0004) = 0.02 …
根拠法令: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令第2条
ヒートポンプの成績係数(COP)に関する記述のうち、正しいものはどれか。
解説: COP(Coefficient of Performance:成績係数)は、投入した電力(仕事)に対して移動できる熱エネルギーの比率です。冷房COP=除去熱量÷消費電力であり、COPが3.0の場合は1kWの電力で3kWの熱を移動できることを意味します(選択肢3が正しい)。選択肢1…
全熱交換器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 全熱交換器は排気と外気の間で熱交換を行いますが、回転型(ロータリー型)全熱交換器の場合は蓄熱材が排気側と外気側を交互に通過するため、微量の排気(汚染物質・病原菌)が外気側に移行する「キャリーオーバー」が発生するリスクがあります。感染症等のリスクがある施設ではこの点を考慮した選定が…
エアフィルタの性能評価に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: HEPAフィルタは、最も捕集しにくいとされる粒径0.3 μm(MPPS: Most Penetrating Particle Size)の粒子に対して99.97%以上の捕集率を有するフィルタです。クリーンルーム・手術室・製薬工場などで使用されます。ULPAフィルタはHEPAフィル…
室内空気環境における揮発性有機化合物(VOC)に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: ホルムアルデヒドの放散速度は温度が高いほど大きくなります。夏場は気温が高く、建材等からの放散量が増加するため濃度が上昇しやすいです。「気温が低いほど高くなる」という記述は誤りです。ホルムアルデヒドの建築物衛生法上の管理基準は0.1 mg/m³(100 μg/m³)以下であり、選択…
根拠法令: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令第2条
ファンコイルユニット(FCU)方式に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: ファンコイルユニット(FCU)は各室・各ゾーンに個別に設置されるため、部屋ごとに独立した温度制御が可能であり、使用しない室の運転を停止することができます。これがFCU方式の大きなメリットの一つです。FCU方式は空気・水方式に分類され(全空気方式ではない)、冷温水配管でユニットに熱…
建築物内の換気に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 温度差換気(重力換気)の換気量は内外温度差の平方根に比例します。冬期は外気温度が低く内外温度差が大きいため、温度差換気力は夏期より大きくなります。換気回数は「1時間の換気量÷室の容積」で算出するため、選択肢2の「室の容積÷1時間の換気量」は逆数で誤りです。建築基準法のシックハウス…
根拠法令: 建築基準法第28条の2
室内空気中のPM2.5に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: HEPAフィルタは粒径0.3 μm の粒子に対して99.97%以上の捕集効率を持ち、2.5 μm 以下のPM2.5は0.3 μm より大きい粒子も含むため、HEPAフィルタで十分に捕集できます。「HEPAフィルタはPM2.5の捕集に使用できない」は誤りです。PM2.5の定義(2.…
空気調和設備の送風機(ファン)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 送風機の相似則(ファン則)では、回転数をN倍にすると風量はN倍、静圧はN²倍、軸動力(消費電力)はN³倍になります。よって回転数を1/2にすると消費電力は(1/2)³ = 1/8になります。インバータ制御による省エネ効果は非常に大きく、これがビル管設備での採用理由です。「多翼送風…
建築物衛生法施行令第2条に定める空気環境の維持基準(2022年4月改正以降の現行値)に関して、次の組合せのうち正しいものはどれか。
解説: 建築物衛生法施行令第2条の空気環境管理基準は2022年4月の改正により温度の下限値が17°Cから18°Cへ引き上げられ、現行値は「18°C 以上28°C 以下(居室では外気温との差が著しくないこと)」となっています。よって「温度 — 18°C 以上28°C 以下」の組合せが正しい…
根拠法令: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令第2条
ある執務室(床面積200 m²、天井高2.8 m)において、最大在室者数を100人と想定する。CO₂発生量を1人あたり0.022 m³/h、外気CO₂濃度を500 ppm、室内目標CO₂濃度を1,000 ppm として必要外気量(m³/h)を算出し、この値を換気回数(回/h)で表した場合、最も近いものはどれか。
解説: 必要外気量の計算:Q = M ÷ (Ci − Co)。Mは100人×0.022 = 2.2 m³/h。Ci − Co = 0.001 − 0.0005 = 0.0005。よってQ = 2.2 ÷ 0.0005 = 4,400 m³/h。室容積 = 200 m² × 2.8 m =…
ダクト設備に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: スパイラルダクト(円形ダクト)は長方形ダクトに比べて気密性が高く、同一風量でも圧力損失が小さいという特徴があります。「圧力損失が大きい」という記述は誤りです。円形断面は長方形断面に比べて同一断面積で内周が短く(等価直径の観点)、摩擦損失が少ないため、むしろ低圧力損失の利点がありま…
空気環境の測定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 建築物衛生法施行規則第3条の2により、空気環境の測定は2か月以内ごとに1回、定期に実施することが義務付けられています(選択肢5が正しい)。浮遊粉じんの測定には相対沈降径の違いを利用したパーティクルカウンターやローボリウムエアサンプラーが使われます。カタ温度計は気流(風速)の測定に…
根拠法令: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第3条の2
外気冷房(外気経済冷房:エコノマイザーサイクル)に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 外気冷房(エコノマイザーサイクル)は外気の温度や全熱(エンタルピー)が室内設定値より低い中間期に、冷凍機の運転を削減・停止して外気で冷却を行う省エネ手法です。「外気冷房はエアフィルタを省略できる」は誤りで、外気中の粉じん・花粉・排気ガスなどを除去するためにエアフィルタは必須であり…
空調システムの熱源設備に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 空冷ヒートポンプチラーは冷却塔・冷却水配管が不要で維持管理が簡便という利点がありますが、冷却効率(COP)は水冷チラーより低いのが一般的です。水冷チラーは大気より低温の冷却水で凝縮させるため、外気に直接放熱する空冷より高効率です。「冷却効率は水冷より高い」という記述は誤りです。吸…
室内の二酸化炭素(CO₂)濃度に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 室内CO₂濃度は在室者の呼吸による発生量と換気量のバランスで決まります。在室者が多く換気量が少ない場合に濃度が上昇するのは正しい記述です。CO₂は無色無臭の気体ですが、濃度が上昇しても直接的に免疫機能を低下させる作用があるとは言われていません。主な影響は3,000〜5,000 p…
根拠法令: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令第2条
空気調和設備における冷却塔(クーリングタワー)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 冷却塔は冷凍機の凝縮器で温められた冷却水を大気中に放熱する装置です。冷却の主たる原理は水の蒸発潜熱(気化熱)であり、冷却水の一部が蒸発することで残りの水が冷却されます。開放式冷却塔は冷却水が直接外気に触れるため、レジオネラ属菌などの微生物が繁殖しやすく管理に注意が必要です(選択肢…
建築物衛生法上の特定建築物における空気環境測定の実施要件として、正しいものはどれか。
解説: 建築物衛生法施行規則第20条により、空気環境測定の記録は3年間保存することが義務付けられています。「3年間保存」は正しい記述です。測定は登録測定機関や環境衛生管理技術者など資格者に委託することも可能です(「自ら実施しなければならず委託は禁止」は誤り)。測定点の選定は各階または各換…
根拠法令: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第20条
不快指数(DI)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 不快指数(Discomfort Index: DI)は、乾球温度(Td)と湿球温度(Tw)を用いた計算式(DI = 0.99×Td + 0.01×湿度×(0.99×Td - 14.99) + 46.3 などの変形式がある)で求められ、DI = 80 以上になると多くの人(約50%…
室内空気中に含まれる浮遊粉じんの特性に関する記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 室内の浮遊粉じんは、建材の磨耗・劣化、繊維製品からの脱落、皮膚や毛髪の脱落、外部からの侵入など多様な発生源を持ちます。選択肢5は正しい記述です。粒径が小さいほど(例えば10 μm 以下の吸入性粉じん、2.5 μm 以下のPM2.5)肺の深部まで到達しやすく健康への影響が大きいとさ…
中央管理方式の空調設備において、省エネルギー運転を実現するための制御技術に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 「デマンド制御はピーク時間帯に空調を停止してCO₂濃度を意図的に上昇させる」という記述が誤りです。電力デマンド制御(デマンドレスポンス)は電力需要のピーク抑制を目的とした制御ですが、建築物環境衛生管理においてCO₂基準値(1,000 ppm 以下)を超えることは法令違反となるため…
建築物の空気環境管理における「ビル病(シックビル症候群)」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: シックビル症候群(Sick Building Syndrome: SBS)の特徴は、特定の化学物質が明確な基準値を超えていなくても複合的な要因で症状が発現すること、そして在室中に症状が現れ退勤・帰宅後に改善する(室外に出ると回復する)という点です。「退職後も症状が継続する」という…
熱負荷計算における冷房設計負荷に関する記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 外気負荷(換気負荷)は、導入する外気の温度・湿度が室内設定温湿度より高い場合に冷房負荷として計上されます。これは外気のエンタルピーが室内設定エンタルピーを上回る場合に冷房エネルギーが必要になるためです(選択肢5は正しい)。北向きの窓も直達日射は少ないですが、天空日射(拡散光)によ…
建築物の省エネルギーに関連する空調システムの評価指標と技術に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: BEI(Building Energy Index)は設計一次エネルギー消費量 ÷ 基準一次エネルギー消費量で算出されます。ヒートポンプのCOP向上は設備の消費エネルギーを削減するため、設計一次エネルギー消費量が減少し、BEI値の改善(低下)に直接寄与します。「BEI値の改善には…
根拠法令: 建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律
熱の移動(伝熱)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 熱放射は物体表面から放出される電磁波(赤外線など)による熱の移動であり、媒体を必要としないため真空中でも熱を伝えることができます。太陽の熱が宇宙空間を越えて地球に届くのはこのためです(選択肢3が正しい)。熱伝導率の単位は W/(m·K) であり、W/(m²·K) は熱伝達率や熱貫…
蒸気圧縮式冷凍サイクルに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 蒸気圧縮式冷凍サイクルでは、冷媒は圧縮機 → 凝縮器 → 膨張弁 → 蒸発器の順に循環します。圧縮機は蒸発器から戻ってきた低温低圧の冷媒ガスを圧縮し、高温高圧のガスにして凝縮器へ送ります(選択肢2が正しい)。蒸発器では冷媒が周囲(冷水や空気)から熱を奪って蒸発することで冷却作用を…
空調の吹出口と室内気流に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: アネモスタット型吹出口は天井に設置される放射状の吹出口で、複数のコーン(案内羽根)により周囲の室内空気を誘引しながら吹出空気を混合・拡散させる性能に優れ、事務室などで広く使われています(選択肢5が正しい)。ノズル型吹出口は吹出風速を高く取れるため気流の到達距離が長く、劇場・ホール…
空気調和設備の加湿装置の方式に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 蒸気式加湿は、ボイラーや電気ヒータで発生させた蒸気を空気中に直接噴霧する方式です。すでに気化した水蒸気を加えるため空気から蒸発潜熱を奪わず、乾球温度をほとんど低下させずに加湿できます。また高温の蒸気を用いるため細菌などの微生物汚染のリスクが比較的小さく、衛生面でも優れています(選…
建築物の結露とその防止に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 表面結露は、壁・窓ガラスなどの表面温度がその近傍の空気の露点温度以下に低下したときに、空気中の水蒸気が表面で凝縮して発生します(選択肢4が正しい)。防止には表面温度を露点温度より高く保つこと(断熱強化)と、室内空気の露点温度を下げること(水蒸気発生の抑制・換気)が基本です。冬期の…
建築物衛生法に基づく空気調和設備の維持管理(レジオネラ症対策等の衛生上必要な措置)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 建築物衛生法施行規則第3条の18では、レジオネラ症等の健康被害を防止するため、空気調和設備の病原体汚染を防ぐ措置が定められています。冷却塔および冷却水については、使用開始時および使用を開始した後の使用期間中、1か月以内ごとに1回、定期に汚れの状況を点検し、必要に応じて清掃・換水等…
根拠法令: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第3条の18
ダクト系統に設置されるダンパに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 防火ダンパ(FD: Fire Damper)は、火災時にダクトを通じて火炎や高温気流が他区画へ拡大するのを防ぐため、防火区画の貫通部などに設置されます。一般換気ダクト系統では公称72°Cの温度ヒューズが用いられ、ダクト内温度が上昇するとヒューズが溶解してダンパが自動閉鎖します(選…
室内空気汚染物質としての一酸化炭素(CO)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 一酸化炭素(CO)は無色・無臭・無刺激の気体で、ガス湯沸器・ストーブなどの燃焼器具の不完全燃焼、たばこの煙、駐車場の自動車排気ガスなどにより発生します(選択肢5が正しい)。無臭であるため在室者が気付かないうちに濃度が上昇し、中毒事故につながる点が大きな危険性です。「強い刺激臭があ…
室内顕熱負荷が 6.0 kW の室を、室温 26°C・給気温度 16°C(吹出温度差 10°C)で冷房する場合に必要な送風量(m³/h)として、最も近いものはどれか。ただし、空気の密度は 1.2 kg/m³、定圧比熱は 1.0 kJ/(kg·K) とする。
解説: 顕熱負荷を処理するための必要送風量は、V = qs ÷ (ρ × cp × Δt) で求められます。ここでVは送風量(m³/s)、qsは顕熱負荷(kW)、ρは空気の密度(kg/m³)、cpは定圧比熱(kJ/(kg·K))、Δtは吹出温度差(K)です。数値を代入すると、V = 6.…
空調機において、温度 35.0°C の外気 1,200 m³/h と温度 27.0°C の還気(レターンエア)2,800 m³/h を混合した場合の混合空気の温度として、最も近いものはどれか。ただし、外気と還気の密度および比熱は等しいものとする。
解説: 密度と比熱が等しいと仮定できる場合、混合空気の温度は各空気の風量による重み付き平均で求められます。t = (Q₁ × t₁ + Q₂ × t₂) ÷ (Q₁ + Q₂) に数値を代入すると、t = (1,200 × 35.0 + 2,800 × 27.0) ÷ (1,200 + …
湿り空気の乾球温度・湿球温度・露点温度の関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 未飽和の湿り空気では、乾球温度 > 湿球温度 > 露点温度という大小関係が常に成り立ちます(選択肢4が正しい)。湿球温度は感温部を覆う湿った布から水分が蒸発する際に潜熱が奪われるため乾球温度より低くなり、露点温度は空気を冷却して飽和(凝縮開始)に達する温度なので、未飽和空気では湿…
空気調和における顕熱と潜熱に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 潜熱は水の蒸発・凝縮などの状態変化に伴う熱であり、温度変化を伴いません。室内で加湿・調理・人の発汗などにより水蒸気の発生が増えると、温度が一定でも空気中の水蒸気量(絶対湿度)が増加するため、これを除去するための潜熱負荷が増加します(選択肢4が正しい)。「潜熱は温度変化に伴う熱で状…
室内環境の測定に用いる測定器とその測定対象の組合せとして、誤っているものはどれか。
解説: 熱線風速計は、電気的に加熱した感温素子から気流によって奪われる熱量が風速に依存することを利用して風速を測定する計器であり、浮遊粉じん濃度の測定には使用できません(選択肢3の組合せが誤り)。浮遊粉じん濃度の測定には光散乱式粉じん計やローボリウムエアサンプラなどが用いられます。グロー…
ダクト内を流れる空気の静圧・動圧・全圧に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 動圧は気流の運動エネルギーに相当する圧力で、動圧 = (1/2) × 空気密度 × 風速² で表されます。密度と風速の2乗に比例し、風速の2乗は常に0以上であるため、動圧が負の値になることはありません(選択肢5が正しい)。気流の向きに関係なくあらゆる方向に等しく作用するのは静圧の…
ある室の冷房負荷を計算したところ、室内顕熱負荷が 8.4 kW、室内潜熱負荷が 3.6 kW であった。この室の顕熱比(SHF)として、最も近いものはどれか。
解説: 顕熱比(SHF: Sensible Heat Factor)は、全熱負荷(顕熱負荷+潜熱負荷)に対する顕熱負荷の割合として、SHF = 顕熱負荷 ÷ (顕熱負荷 + 潜熱負荷)で定義されます。数値を代入すると、SHF = 8.4 ÷ (8.4 + 3.6) = 8.4 ÷ 12.…
ビルの空調熱源に用いられる吸収式冷凍機に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: ビル空調用の吸収式冷凍機では、冷媒として水が、吸収液として臭化リチウム水溶液が用いられます。選択肢5は冷媒と吸収液の組合せが逆になっており、誤りです。臭化リチウム水溶液は水蒸気を強く吸収する性質を持ち、蒸発器で発生した冷媒蒸気(水蒸気)を吸収器で吸収することでサイクルが成立します…
空気調和における除湿の方式に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: デシカント(吸着式)除湿方式は、シリカゲルやゼオライトなどの固体吸着剤に空気中の水蒸気を吸着させて除湿する方式です。水分を吸着した吸着剤は加熱して水分を放出させる再生工程が必要であり、除湿ロータを回転させながら処理側と再生側を連続的に切り替える構成が一般的です(選択肢2が正しい)…
ビル用マルチパッケージ型空調機による個別空調方式に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: ビル用マルチパッケージ方式は、冷媒配管によって熱を搬送する冷媒方式(個別方式)に分類されます。中央の空調機から大型ダクトで冷風・温風を搬送する全空気方式(単一ダクト方式など)とは搬送方式が根本的に異なるため、選択肢5の記述は誤りです。ビル用マルチパッケージは1台の屋外機に複数台の…
室内の換気効率と空気齢に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 換気効率の観点では、給気口から入った新鮮空気が古い空気を一方向に押し出しながら排気口へ向かうピストンフロー(押出し流)が最も理想的な気流性状であり、室内空気が瞬時に一様に混ざる完全混合の場合より換気効率が高くなります(選択肢4が正しい)。床面付近から低速で給気し天井面で排気する置…
空調機の冷却コイルに風量 3,000 m³/h の空気を通過させたところ、コイル入口の絶対湿度が 0.0120 kg/kg(DA)、出口の絶対湿度が 0.0080 kg/kg(DA) であった。このコイルでの除湿量(kg/h)として、最も近いものはどれか。ただし、空気の密度は 1.2 kg/m³ とする。
解説: 除湿量は、コイルを通過する空気の質量流量に入口・出口の絶対湿度差を乗じて求めます。計算式は、除湿量 L = 風量 Q × 空気密度 ρ × (入口絶対湿度 x₁ − 出口絶対湿度 x₂) です。まず空気の質量流量は 3,000 m³/h × 1.2 kg/m³ = 3,600 k…
冷凍サイクルを表すモリエル線図(p-h線図)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 冷凍サイクルの解析に用いるモリエル線図(p-h線図)は、縦軸に圧力(絶対圧力、対数目盛が一般的)、横軸に比エンタルピーをとった線図であり、サイクル各点の状態変化を図上で読み取れます(選択肢4が正しい)。飽和液線と飽和蒸気線に挟まれた中央の領域は、液と蒸気が共存する湿り蒸気(二相)…
ある蒸気圧縮冷凍サイクルにおいて、各点の比エンタルピーが次のとおりであった。圧縮機入口(蒸発器出口)400 kJ/kg、圧縮機出口(凝縮器入口)430 kJ/kg、凝縮器出口(膨張弁入口)240 kJ/kg。このサイクルの冷房(冷凍)運転時の理論成績係数(COP)として、最も近いものはどれか。
解説: 冷房運転時の理論成績係数は、COP = 冷凍効果 ÷ 圧縮仕事 で求められます。膨張弁は等エンタルピー変化のため、蒸発器入口の比エンタルピーは膨張弁入口と等しく240 kJ/kgです。冷凍効果 = 蒸発器出口 − 蒸発器入口 = 400 − 240 = 160 kJ/kg、圧縮仕…
吸収冷凍機を構成する各機器の役割および冷媒の流れに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 吸収冷凍機の冷媒(水)は、凝縮器 → 蒸発器 → 吸収器 → 再生器 → 凝縮器の順に循環します。凝縮器で液化した冷媒液は蒸発器へ送られ、そこで蒸発して冷水から熱を奪い、発生した冷媒蒸気が吸収器で吸収液に吸収されます。したがって「凝縮器で液化した冷媒液が蒸発器を経由せずに直接吸収…
空気調和設備に用いられる加湿方式の分類に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 加湿方式は、水を霧状に噴霧する水噴霧式、水を気化材(吸水材)に含ませ通風によって蒸発させる蒸発式(気化式)、蒸気を発生させて直接空気に供給する蒸気式に大別されます(選択肢2が正しい)。超音波式加湿器は超音波振動で水を微細な霧に変えて放出する方式で、水を加熱するのではなく水噴霧式に…
空気調和設備の自動制御における制御動作に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 二位置制御(オンオフ制御)は、操作部を全開(オン)または全閉(オフ)の2状態のみで動作させる方式で、構造が簡単で安価な反面、制御量が目標値の上下に周期的に変動(ハンチング)しやすい特徴があります(選択肢5が正しい)。比例(P)制御は偏差に比例した操作量を出力する方式ですが、原理的…
変風量(VAV)方式の空気調和に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 変風量(VAV)方式は、給気温度をほぼ一定に保ったまま、各室・各ゾーンに設けたVAVユニットで給気風量を負荷に応じて増減させて室温を制御する方式です(選択肢5が正しい)。室内負荷が小さくなったときは給気風量を減少させるのが正しく、「増加させて室温を維持する」は逆で誤りです(選択肢…
クリーンルーム(清浄室)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 非一方向流(乱流)方式は、天井の一部などから吹き出した清浄空気で室内の汚染空気を希釈・置換する方式で、比較的低コストですが、天井全面から一様な気流を下降させる一方向流(層流)方式に比べて高い清浄度を得るのは難しく、「一方向流方式よりも高い清浄度が容易に得られる」とする選択肢3は誤…
空気調和設備において、導入する外気を室内空気と同じ状態まで処理するのに必要な外気負荷(全熱)を求める。外気量を 2,000 m³/h、外気の比エンタルピーを 85 kJ/kg(DA)、室内空気の比エンタルピーを 55 kJ/kg(DA)、空気の密度を 1.2 kg/m³ とするとき、外気負荷(kW)として最も近いものはどれか。
解説: 外気負荷(全熱)は、導入外気の質量流量に、外気と室内空気の比エンタルピー差を乗じて求めます。まず外気の質量流量は、体積流量 × 密度 = 2,000 m³/h × 1.2 kg/m³ = 2,400 kg/h です。比エンタルピー差は 85 − 55 = 30 kJ/kg(DA)…
コージェネレーションシステムに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: コージェネレーション(熱電併給)システムは、ガスや石油などの燃料をガスエンジン・ガスタービン・燃料電池などの原動機で利用して発電すると同時に、その際に生じる排熱を回収・利用することで、電力と熱を同時に取り出し、総合的なエネルギー利用効率を高めるシステムです(選択肢4が正しい)。発…
蒸気圧縮冷凍サイクルにおける過熱度と過冷却度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 過冷却とは、凝縮器出口の液冷媒がその圧力に対応する飽和温度よりも低い温度まで冷やされている状態をいい、モリエル線図上では飽和液線より左側の過冷却液域に位置します。過冷却度を大きくとると膨張弁入口(=蒸発器入口)の比エンタルピーが小さくなり、蒸発器出口との差である冷凍効果が増大する…
全熱交換器および顕熱交換器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 全熱交換器は排気と外気の間で顕熱(温度)と潜熱(湿度)の両方を交換する熱交換器であり、顕熱交換器は温度のみを交換して湿度は交換しません。この違いを述べた選択肢2が正しい記述です。回転型(ロータリー型)全熱交換器は、吸湿性をもたせたロータが排気側と給気側を交互に通過する構造のため、…
コージェネレーションシステムに用いられる原動機に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 燃料電池は、水素と酸素を電気化学反応させて直接電気を取り出す発電装置であり、燃焼を伴わないため窒素酸化物(NOx)やばい煙、騒音・振動の発生が少なく、発電効率も高いという特徴があります。したがって選択肢4が正しい記述です。コージェネレーション(熱電併給)は発電と同時に排熱を回収・…
クリーンルームの付帯設備および清浄度の維持に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: エアシャワーは、クリーンルームの入口(前室)に設けられ、入室者に清浄空気を高速で吹き付けて衣服等に付着した塵埃を吹き払い、室内への汚染物質の持込みを抑える装置です。したがって選択肢3が正しい記述です。パスボックスは、外部の汚染を持ち込まずに物品をクリーンルームへ受け渡すための装置…
吸収冷凍機の溶液(吸収液)系統と溶液熱交換器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 溶液熱交換器は、吸収器から再生器へ向かう低温の希溶液と、再生器から吸収器へ戻る高温の濃溶液との間で熱交換を行う機器です。これにより希溶液を予熱して再生器での加熱量を削減し、同時に濃溶液を予冷して吸収器での冷却負荷を軽減することで、サイクルの成績係数を高めます。したがって選択肢5が…
気化式(蒸発式)加湿装置の飽和効率(加湿効率)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 飽和効率(加湿効率)は、加湿装置を通過する空気が、その入口状態から到達しうる飽和状態(気化式では入口空気の湿球温度に対応する飽和点)にどれだけ近づいたかを表す割合です。飽和効率が大きいほど出口空気が飽和に近く、加湿量も多くなるため、選択肢2が正しい記述です。気化式加湿は水の蒸発に…
空気調和設備の自動制御系を構成する各部の役割に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 空気調和のフィードバック制御系は、室温や湿度などの制御量を検出する検出部(センサ・検出端)、その値を目標値(設定値)と比較して偏差に応じた操作信号を出力する調節部(調節器)、および操作信号を受けて弁やダンパを動かす操作部(操作端)などで構成されます。したがって選択肢4が正しい記述…
蒸気圧縮冷凍サイクルの運転条件と成績係数(COP)の関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 蒸気圧縮冷凍サイクルでは、蒸発温度(蒸発圧力)を高く、凝縮温度(凝縮圧力)を低く保つほど蒸発側と凝縮側の圧力比が小さくなり、圧縮機の圧縮仕事が減少します。その結果、冷凍効果を圧縮仕事で除した成績係数(COP)が向上するため、選択肢4が正しい記述です。凝縮温度が高くなると圧縮仕事は…
夏期に、温度34.0°Cの外気を全熱交換器に通して取り入れる。室内から排出される排気の温度(=室内温度)が26.0°C、全熱交換器の温度交換効率が70%であるとき、全熱交換器を通過した後の給気(外気側)の温度として最も近いものはどれか。
解説: 全熱交換器の温度交換効率ηは、取り入れる外気が排気(室内空気)に向かってどれだけ温度が近づいたかを表し、η=(外気温度 t1 − 給気温度 t2)÷(外気温度 t1 − 排気温度 t3)で定義されます。求める給気温度 t2 について整理すると、t2 = t1 − η×(t1 − …
あるコージェネレーションシステムにおいて、投入した燃料の一次エネルギーが100kW相当であり、そのうち発電出力が30kW、回収して有効に利用された排熱が45kWであった。このシステムの総合エネルギー効率として最も近いものはどれか。
解説: コージェネレーションの総合エネルギー効率は、発電した電力と、回収して有効に利用した排熱の合計を、投入した燃料の一次エネルギーで除して求めます。総合効率 =(発電出力 + 有効利用した排熱)÷ 投入一次エネルギー =(30 + 45)÷ 100 = 75 ÷ 100 = 0.75、…
乾き空気の体積組成に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 乾き空気の体積組成は、窒素が約78%、酸素が約21%、アルゴンが約0.9%、二酸化炭素が約0.04%です。したがって「酸素の体積割合は約21%」が正しい記述です。最も体積割合が大きい成分は酸素ではなく窒素であり、選択肢1は誤りです。二酸化炭素の体積割合は約1%ではなく約0.04%…
放射(輻射)冷暖房方式に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 放射冷暖房方式は、天井・床・壁などに設けたパネルの表面と人体・室内表面との間の放射熱伝達を主に利用する方式です。対流式の空調に比べて気流(風)が少ないためドラフト感がなく、快適性の高い温熱環境を得やすいのが特徴であり、選択肢3が正しい記述です。強い気流で撹拌するのは対流式(吹出し…
蒸気暖房と温水暖房の比較に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 蒸気暖房は放熱器内で水蒸気が凝縮するときの潜熱を利用します。凝縮潜熱は温水の顕熱に比べて質量あたりの熱量が格段に大きいため、同じ質量の熱媒で搬送できる熱量は蒸気のほうが大きく、選択肢5が正しい記述です。温水暖房は系内の保有水量が多く熱容量が大きいため、立ち上がりは蒸気暖房より遅く…
空調用冷媒とその規制に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: HFC系冷媒(R32、R410A、R134a等)は塩素を含まないためオゾン層破壊係数(ODP)はゼロですが、地球温暖化係数(GWP)が大きいため、モントリオール議定書キガリ改正やフロン排出抑制法による管理・段階的削減の対象となっており、選択肢3が正しい記述です。R32のGWP(約…
根拠法令: フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)
空調用ポンプに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: キャビテーションは、ポンプ吸込側の圧力がその液温に対応する飽和蒸気圧を下回ることで液が局部的に蒸発して気泡が生じ、気泡の崩壊により騒音・振動・羽根車の壊食(エロージョン)を引き起こす現象です。選択肢4が正しい記述です。密閉配管回路では水が回路内を循環するため、押し上げた水の位置エ…
空調用配管方式に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: リバースリターン方式は、往き配管が短い機器ほど還り配管を長くすることで、どの機器を通る経路でも往き・還りの配管長の合計(=配管抵抗)がほぼ等しくなるようにした方式です。各機器の流量バランスが取りやすくなるため、放熱器やファンコイルユニットが多数並ぶ系統で採用され、選択肢5が正しい…
建築物衛生法に基づく浮遊粉じんの量の測定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 建築物衛生法施行規則では、浮遊粉じんの量の測定対象は相対沈降径がおおむね10 μm 以下の粒子と定められており、選択肢3が正しい記述です。標準となる測定法は、グラスファイバーろ紙を装着して浮遊粉じんを捕集し重量を測る質量濃度測定法(重量法)であり、光散乱式デジタル粉じん計は較正を…
根拠法令: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第3条の2
空調計画におけるゾーニングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: インテリアゾーン(建物内部の領域)は外壁や窓から離れているため外界の影響が小さく、人体・照明・OA機器などの内部発熱が負荷の中心となります。このため冬期であっても冷房負荷になることがあり、選択肢4が正しい記述です。ペリメータゾーンは外壁・窓に面した外周部の領域であり、日射・外気温…
次の条件の外壁の熱貫流率として、最も近いものはどれか。室内側表面熱伝達率 9 W/(m²·K)、外気側表面熱伝達率 23 W/(m²·K)、コンクリート:厚さ150 mm・熱伝導率 1.5 W/(m·K)、断熱材:厚さ25 mm・熱伝導率 0.05 W/(m·K)。
解説: 熱貫流率Uは、熱貫流抵抗R(各層の熱抵抗の合計)の逆数として求めます。表面熱伝達の抵抗は熱伝達率の逆数、材料層の抵抗は厚さ÷熱伝導率です。室内側表面:1/9 ≈ 0.111 m²·K/W、コンクリート:0.15/1.5 = 0.100 m²·K/W、断熱材:0.025/0.05 …
冷却コイルの入口空気の乾球温度が 27.0°C、装置露点温度(ADP)が 9.0°C、コイルのバイパスファクタが 0.15 であるとき、コイル出口空気の乾球温度として最も近いものはどれか。
解説: バイパスファクタ(BF)は、コイルを通過する空気のうちコイル表面に接触せずに素通りする空気の割合を表します。素通りした空気は入口状態(27.0°C)のまま、接触した空気は装置露点温度(ADP=9.0°C)まで冷却されたとみなすと、出口温度は t₂ = ADP + BF ×(t₁ …
暖房用熱源機器(ボイラー・温水発生機)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 真空式温水発生機は、缶体内を大気圧より低い圧力(真空)に保ち、減圧下で熱媒水を低温で沸騰させ、その蒸気で熱交換器内の温水を加熱する装置です。缶体内圧力が大気圧を超えないため労働安全衛生法上のボイラーに該当せず、取扱いにボイラー技士免許が不要である点が実務上の大きな利点で、選択肢2…
根拠法令: 労働安全衛生法施行令第1条第3号(ボイラーの定義)
ぴよパスに収録している建築物環境衛生管理技術者「空気環境の調整」のオリジナル練習問題 全80問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級27問・中級37問・上級16問の全80問構成です。うち13問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
遠心式冷凍機は大容量・高効率ですが、低負荷時のサージングに注意が必要で部分負荷効率はスクロールやスクリューより劣る場合もあります(選択肢2は若干不正確な面もあるが大きくは誤りでない)。→ Q21 空調システムの熱源設備に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 で確認する
開放式冷却塔は冷却水が直接外気に触れるため、レジオネラ属菌などの微生物が繁殖しやすく管理に注意が必要です(選択肢1は誤り、密閉式の方がリスクが低い)。→ Q23 空気調和設備における冷却塔(クーリングタワー)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 で確認する
Amazon 評価とネット評判を徹底監査して 3 冊に絞りました。あなたの学習段階に合う 1 冊からどうぞ。
ビル管理士は7科目180問の出題範囲が広く、テキストと問題集を別々に揃えると2万円超になりがち。本書はテキスト+問題集が一体型で、章末問題から直近の出題傾向まで1冊で確認できる構成。著者の石原鉄郎はビル管理士・電気主任技術者の試験対策本シリーズで実績があり、章ごとの要点整理+本試験形式の演習を交互に挟む構造で、社会人独学者が短期間で全体像を掴むのに向く。
こんな人に: ビル管理士を初めて受験する設備管理・清掃・警備の社会人。テキストと問題集を別々に買わずに1冊で全範囲を仕上げたい層。出題傾向を素早く把握したい受験予定者。
ビル管理士の合格率は概ね20%前後と高くなく、テキストの読み解き方で勉強時間が大きく変わる。本書は7科目をブロック化し、頻出論点を要点圧縮型で整理。1冊目で挫折した受験者の「全範囲をもう1周する2冊目」として向く。改訂2版で建築物衛生法・空調・給排水の最新基準値を反映。
こんな人に: 1冊目の参考書を終え、2冊目で全範囲を整理し直したい受験者。仕事の合間に短時間で要点を再確認したい社会人。直前期に法令と数値の総まとめが必要な層。
ビル管理士は問題演習が合否を分ける試験で、平成30年〜令和7年までの直近8年分1440問を解説付きで収録。問題と解答・解説が同ページに並列掲載され、ページを繰る手間なく反復学習できる。直前期に「演習量」を稼ぐ用途として、テキストとセットで使うと得点率が上がりやすい。
こんな人に: テキストを1〜2冊読み終え、本試験形式で演習量を確保したい受験者。直前期に出題傾向と苦手分野を可視化したい層。
書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
※ 編集部が 2026-06-15 に Amazon.co.jp + コミュニティ評判サイトを cross-check して選定
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この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
ビル管理士の試験対策テキスト選びを、1冊完結型・要点圧縮の2冊目・直近8年1440問の演習解説の3段階に分けて整理。炎のビル管・ラクラクわかる集中ゼミ・2026年版完全解答の向く人・向かない人も解説します。
ビル管理士 (建築物環境衛生管理技術者) の通信講座事情を 2026 年 7 月更新版で整理。大手 7 社非対応だった状況が変わり、SAT が E ラーニング 49,280 円〜の専門講座を販売開始。講座型と独学の使い分け、費用比較、500 時間学習計画まで解説。
ビル管理士は7科目・出題範囲が膨大で、過去問の再出題が多い試験。演習の主軸にオーム社『完全解答』、理解の土台に『集中ゼミ』、1冊で回す翔泳社『炎のビル管理士』を役割で比較。各科目40%・全体65%の足切りを越える演習設計と、買う順番まで解説します。
SATのビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)講座を検討中の人へ。eラーニング4.9万円〜の価格と教材構成、公式表示「合格率65.9%」の算出条件が非公表である事実、30日返金保証と不合格時延長の条件を、公式・実施団体の公表情報だけで整理します。
ビル管理士 (建築物環境衛生管理技術者) の年収は求人ベースで400〜550万円が目安。選任義務で需要が制度的に支えられる構造、ビルメン4点セットからの上位資格としての価値、選任手当や上位資格併用で年収を上げる道を整理します。
2026年度 (令和8年度) 第56回 建築物環境衛生管理技術者 (ビル管) 試験の申込と日程を整理。申込期間5月7日〜6月15日・試験日10月4日(日)・受験料17,900円(改定)・受験資格(実務経験2年)・実務従事証明書を公式情報ベースで解説します。