建築物環境衛生管理技術者 空気環境の調整 練習問題 第48問: ビル用マルチパッケージ型空調機による個別空調方式に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
ビル用マルチパッケージ型空調機による個別空調方式に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. ビル用マルチパッケージ方式は全空気方式に分類され、大型の主ダクトにより各室へ冷風・温風を搬送する
ビル用マルチパッケージ方式は、冷媒配管によって熱を搬送する冷媒方式(個別方式)に分類されます。中央の空調機から大型ダクトで冷風・温風を搬送する全空気方式(単一ダクト方式など)とは搬送方式が根本的に異なるため、選択肢5の記述は誤りです。
ビル用マルチパッケージは1台の屋外機に複数台の室内機を冷媒配管で接続する構成が基本で、屋外機を屋上などに設置し各階・各室の室内機へ冷媒を分配します(選択肢1は正しい)。冷媒で直接熱搬送を行うため中央熱源設備・冷温水配管・大型ダクトが不要となり、室内機ごとの個別発停や温度設定が容易でテナントビルに適しています(選択肢2は正しい)。
パッケージ型空調機は室内空気の循環処理が主体で外気処理能力が乏しいため、全熱交換器ユニットや外気処理専用機などの換気設備を別途設けて必要外気量を確保する必要があります(選択肢3は正しい)。冷暖房同時型(熱回収型)のビル用マルチパッケージでは、同一冷媒系統内で冷房運転と暖房運転の室内機を混在させることができ、内部発熱の大きい室と外皮負荷の大きい室が混在する建物で省エネ効果を発揮します(選択肢4は正しい)。
関連キーワード: ビル用マルチパッケージ・個別空調方式・冷媒配管・外気処理・冷暖房同時型
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