建築物環境衛生管理技術者 空気環境の調整 練習問題 第78問: 次の条件の外壁の熱貫流率として、最も近いものはどれか。室内側表面熱伝達率 9 W/(m²·K)、外気側表面熱伝達率 23 W/(m²·K)、コンクリート:厚さ1
次の条件の外壁の熱貫流率として、最も近いものはどれか。室内側表面熱伝達率 9 W/(m²·K)、外気側表面熱伝達率 23 W/(m²·K)、コンクリート:厚さ150 mm・熱伝導率 1.5 W/(m·K)、断熱材:厚さ25 mm・熱伝導率 0.05 W/(m·K)。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 約1.3 W/(m²·K)
熱貫流率Uは、熱貫流抵抗R(各層の熱抵抗の合計)の逆数として求めます。表面熱伝達の抵抗は熱伝達率の逆数、材料層の抵抗は厚さ÷熱伝導率です。
室内側表面:1/9 ≈ 0.111 m²·K/W、コンクリート:0.15/1.5 = 0.100 m²·K/W、断熱材:0.025/0.05 = 0.500 m²·K/W、外気側表面:1/23 ≈ 0.043 m²·K/W。合計 R ≈ 0.111 + 0.100 + 0.500 + 0.043 = 0.754 m²·K/W となり、U = 1/0.754 ≈ 1.33 W/(m²·K) で「約1.3 W/(m²·K)」が正解です。
約0.75は熱貫流抵抗Rの値をそのまま答えた誤りです。約4.0は断熱材の層を計算に入れ忘れた場合の値(R ≈ 0.254、U ≈ 3.9)に相当します。
この計算からも、熱抵抗の大部分(0.5/0.754)を薄い断熱材が担っており、断熱材が熱貫流率の低減に支配的な役割を果たすことが分かります。厚さの単位(mm→m)の換算ミスに注意が必要です。
関連キーワード: 熱貫流率・熱貫流抵抗・熱伝導率・表面熱伝達率・断熱材
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