建築物環境衛生管理技術者 空気環境の調整 練習問題 第61問: 全熱交換器および顕熱交換器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
全熱交換器および顕熱交換器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 2. 全熱交換器は排気と外気の間で顕熱と潜熱の両方を交換するのに対し、顕熱交換器は温度(顕熱)のみを交換し湿度(潜熱)は交換しない
全熱交換器は排気と外気の間で顕熱(温度)と潜熱(湿度)の両方を交換する熱交換器であり、顕熱交換器は温度のみを交換して湿度は交換しません。この違いを述べた選択肢2が正しい記述です。回転型(ロータリー型)全熱交換器は、吸湿性をもたせたロータが排気側と給気側を交互に通過する構造のため、排気の一部が給気側へ持ち込まれるキャリーオーバーが生じる可能性があります。「完全に隔離され原理的に生じない」とする選択肢1は誤りです。静止型全熱交換器は透湿性のある特殊加工紙などの仕切板を用い、温度だけでなく水分(潜熱)も透過させて交換するからこそ「全熱」交換器と呼ばれます。「水分は一切移動しない」とする選択肢3は誤りで、それでは顕熱交換器になってしまいます。全熱交換器は排気と外気の間で熱・湿気を回収して換気に伴う外気負荷を低減する装置であり、負荷が増加するだけとする選択肢4は誤りです。顕熱交換器は顕熱のみの交換で潜熱を回収できないため、潜熱まで回収できる全熱交換器より換気負荷低減効果が常に大きいとする選択肢5は誤りです。
関連キーワード: 全熱交換器・顕熱交換器・静止型・回転型・キャリーオーバー
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