建築物環境衛生管理技術者 空気環境の調整 練習問題 第45問: ある室の冷房負荷を計算したところ、室内顕熱負荷が 8.4 kW、室内潜熱負荷が 3.6 kW であった。この室の顕熱比(SHF)として、最も近いものはどれか。
ある室の冷房負荷を計算したところ、室内顕熱負荷が 8.4 kW、室内潜熱負荷が 3.6 kW であった。この室の顕熱比(SHF)として、最も近いものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 3. 約0.70
顕熱比(SHF: Sensible Heat Factor)は、全熱負荷(顕熱負荷+潜熱負荷)に対する顕熱負荷の割合として、SHF = 顕熱負荷 ÷ (顕熱負荷 + 潜熱負荷)で定義されます。数値を代入すると、SHF = 8.4 ÷ (8.4 + 3.6) = 8.4 ÷ 12.0 = 0.70 となり、選択肢3が正解です。SHFは湿り空気線図上で室内の状態変化の傾きを表し、空調機の吹出空気の状態点を決定する際に用いられる重要な指標です。SHFが1.0に近いほど顕熱処理(温度変化)が中心の負荷であり、SHFが小さいほど潜熱処理(除湿)の割合が大きいことを意味します。約0.30は潜熱負荷を全熱負荷で除した値(1 − SHF)を求めてしまった場合の誤答です。約0.43は潜熱負荷を顕熱負荷で除した値(3.6 ÷ 8.4)であり、分母を全熱負荷とすべきところを誤った場合の値です。約1.0は潜熱負荷を無視して顕熱負荷のみで考えた場合に相当します。約2.33は顕熱負荷を潜熱負荷で除した値(8.4 ÷ 3.6)であり、定義式を取り違えた誤答です。分母は必ず「顕熱+潜熱」の全熱負荷であることを確実に押さえることがポイントです。
関連キーワード: 顕熱比・SHF・顕熱負荷・潜熱負荷・湿り空気線図
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェック無料本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- ビル管
ビル管理士 テキストおすすめ|1冊完結・要点圧縮の2冊目・1440問の演習解説で分けて選ぶ
ビル管理士の試験対策テキスト選びを、1冊完結型・要点圧縮の2冊目・直近8年1440問の演習解説の3段階に分けて整理。炎のビル管・ラクラクわかる集中ゼミ・2026年版完全解答の向く人・向かない人も解説します。
- ビル管
ビル管理士 通信講座おすすめ 2026|SAT が講座販売開始 (7 月更新)、独学との使い分けも解説
ビル管理士 (建築物環境衛生管理技術者) の通信講座事情を 2026 年 7 月更新版で整理。大手 7 社非対応だった状況が変わり、SAT が E ラーニング 49,280 円〜の専門講座を販売開始。講座型と独学の使い分け、費用比較、500 時間学習計画まで解説。
- ビル管
SATのビル管理士講座の評判は?合格率65.9%表示の読み方と価格・保証の実像
SATのビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)講座を検討中の人へ。eラーニング4.9万円〜の価格と教材構成、公式表示「合格率65.9%」の算出条件が非公表である事実、30日返金保証と不合格時延長の条件を、公式・実施団体の公表情報だけで整理します。
通信講座も検討するなら
PR※ 編集方針に基づく厳選。A8.net 等のアフィリエイトリンクを含みます。


