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建築物環境衛生管理技術者 空気環境の調整 練習問題 第45問: ある室の冷房負荷を計算したところ、室内顕熱負荷が 8.4 kW、室内潜熱負荷が 3.6 kW であった。この室の顕熱比(SHF)として、最も近いものはどれか。

問題 45 / 80あと 3 問で 60% に到達
中級空気環境の調整難易度目安 54%

ある室の冷房負荷を計算したところ、室内顕熱負荷が 8.4 kW、室内潜熱負荷が 3.6 kW であった。この室の顕熱比(SHF)として、最も近いものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 3. 約0.70

顕熱比(SHF: Sensible Heat Factor)は、全熱負荷(顕熱負荷+潜熱負荷)に対する顕熱負荷の割合として、SHF = 顕熱負荷 ÷ (顕熱負荷 + 潜熱負荷)で定義されます。数値を代入すると、SHF = 8.4 ÷ (8.4 + 3.6) = 8.4 ÷ 12.0 = 0.70 となり、選択肢3が正解です。SHFは湿り空気線図上で室内の状態変化の傾きを表し、空調機の吹出空気の状態点を決定する際に用いられる重要な指標です。SHFが1.0に近いほど顕熱処理(温度変化)が中心の負荷であり、SHFが小さいほど潜熱処理(除湿)の割合が大きいことを意味します。約0.30は潜熱負荷を全熱負荷で除した値(1 − SHF)を求めてしまった場合の誤答です。約0.43は潜熱負荷を顕熱負荷で除した値(3.6 ÷ 8.4)であり、分母を全熱負荷とすべきところを誤った場合の値です。約1.0は潜熱負荷を無視して顕熱負荷のみで考えた場合に相当します。約2.33は顕熱負荷を潜熱負荷で除した値(8.4 ÷ 3.6)であり、定義式を取り違えた誤答です。分母は必ず「顕熱+潜熱」の全熱負荷であることを確実に押さえることがポイントです。

関連キーワード: 顕熱比・SHF・顕熱負荷・潜熱負荷・湿り空気線図

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