建築物環境衛生管理技術者 空気環境の調整 練習問題 第46問: ビルの空調熱源に用いられる吸収式冷凍機に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
ビルの空調熱源に用いられる吸収式冷凍機に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. ビル空調用の吸収式冷凍機では、冷媒として臭化リチウムが、吸収液として水が用いられる
ビル空調用の吸収式冷凍機では、冷媒として水が、吸収液として臭化リチウム水溶液が用いられます。
選択肢3は冷媒と吸収液の組合せが逆になっており、誤りです。臭化リチウム水溶液は水蒸気を強く吸収する性質を持ち、蒸発器で発生した冷媒蒸気(水蒸気)を吸収器で吸収することでサイクルが成立します。
蒸発器内部は高真空(低圧)に保たれているため、冷媒である水は大気圧下の100°Cではなく5°C前後の低温で蒸発でき、冷水を製造できます(選択肢5は正しい)。二重効用形は高温再生器で発生した冷媒蒸気の熱を低温再生器の加熱に再利用する構成で、一重効用形より加熱エネルギー消費が少なく効率が高くなります(選択肢1は正しい)。
再生器の加熱源には蒸気・高温水のほか、ガス等を機内で直接燃焼させる直焚き方式があり、冷温水を1台で製造できる直焚き吸収冷温水機として広く使われています(選択肢2は正しい)。吸収式では凝縮器の放熱に加えて吸収器で発生する吸収熱も冷却水で除去する必要があるため、同能力の蒸気圧縮式より冷却水への放熱量が大きく、冷却塔容量も大きくなります(選択肢4は正しい)。
冷媒の水が高真空の蒸発器で蒸発し、その水蒸気を吸収液の臭化リチウム水溶液が吸収器で吸収します。
関連キーワード: 吸収式冷凍機・臭化リチウム・二重効用・再生器・直焚き
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