建築物環境衛生管理技術者 空気環境の調整 練習問題 第64問: 吸収冷凍機の溶液(吸収液)系統と溶液熱交換器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
吸収冷凍機の溶液(吸収液)系統と溶液熱交換器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 5. 溶液熱交換器は、再生器へ向かう低温の希溶液と吸収器へ戻る高温の濃溶液との間で熱交換を行い、再生器での加熱量を削減してサイクルの効率を高める
溶液熱交換器は、吸収器から再生器へ向かう低温の希溶液と、再生器から吸収器へ戻る高温の濃溶液との間で熱交換を行う機器です。これにより希溶液を予熱して再生器での加熱量を削減し、同時に濃溶液を予冷して吸収器での冷却負荷を軽減することで、サイクルの成績係数を高めます。したがって選択肢5が正しい記述です。吸収器で冷媒蒸気(水蒸気)を吸収した溶液は臭化リチウム濃度が低下して薄くなった希溶液であり、これが再生器へ送られます。「濃度が高くなった溶液を希溶液という」とする選択肢1は濃度の説明が逆で誤りです。再生器では溶液を加熱して冷媒(水)を蒸発分離するため、残った溶液は臭化リチウム濃度が上昇して濃溶液となり吸収器へ戻ります。「濃度が低下して希溶液となる」とする選択肢2は誤りです。溶液熱交換器は再生器での加熱量を増加させるのではなく削減して効率を向上させる機器であるため、選択肢3は誤りです。吸収冷凍機は希溶液と濃溶液を吸収器と再生器の間で循環させる必要があり、そのために溶液ポンプを備えているため、溶液ポンプが不要とする選択肢4は誤りです。
関連キーワード: 吸収冷凍機・希溶液・濃溶液・溶液熱交換器・臭化リチウム
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