建築物環境衛生管理技術者 空気環境の調整 練習問題 第72問: 蒸気暖房と温水暖房の比較に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
空気環境の調整
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第72問
蒸気暖房と温水暖房の比較に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 蒸気暖房は水蒸気の凝縮潜熱を利用するため、同じ質量の熱媒で搬送できる熱量が温水暖房より大きい
蒸気暖房は放熱器内で水蒸気が凝縮するときの潜熱を利用します。凝縮潜熱は温水の顕熱に比べて質量あたりの熱量が格段に大きいため、同じ質量の熱媒で搬送できる熱量は蒸気のほうが大きく、選択肢2が正しい記述です。
温水暖房は系内の保有水量が多く熱容量が大きいため、立ち上がりは蒸気暖房より遅くなります(選択肢4は誤り)。一方で温水暖房は温水温度を連続的に調節できるため、温度制御性は蒸気暖房より優れています。
蒸気は温度調節の自由度が小さく、きめ細かな制御は不得手です(選択肢5は誤り)。一般のビルで用いられる温水暖房は100°C未満の低温水(実用上は80°C以下程度)が主流であり、150°C程度という記述は誤りです(選択肢1)。
蒸気暖房の還水管は、凝縮水に溶け込んだ酸素や二酸化炭素の影響で腐食が進みやすいことが知られており、選択肢3は誤りです。
関連キーワード: 蒸気暖房・温水暖房・凝縮潜熱・立ち上がり・還水管の腐食
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