構造・機能・工事・整備
全46問
この科目の学習ポイントを読む
構造・機能・工事・整備は消防設備士 甲種第5類を構成する3科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全46問 (試験全体の約37%相当) を収録しています。本試験は合格率約35.0%・試験時間3時間15分・受験料6,600円の試験で、構造・機能・工事・整備は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは緩降機・金属製避難はしご・取付け具・特定一階段等防火対象物などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると消防設備士 甲種第5類受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
46問のうち46問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (消防関係法令・基礎知識・実技(鑑別・製図)) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1初級避難器具の種類・令25条2項1号・適応表
消防法施行令第25条第2項第1号の表には、階の区分ごとに適応する避難器具が掲げられている。次のうち、この表に避難器具として掲げられていないものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 令第25条第2項第1号の表に現れる避難器具は、滑り台・避難はしご・救助袋・緩降機・避難橋・滑り棒・避難ロープ・避難用タラップの8種類であり、「避難用エレベーター」という器具は表のどのセルにも存在しない。避難橋・滑り棒・避難用タラップ・避難ロープはいずれも表に実際に掲げられている。…
根拠法令: 消防法施行令第25条第2項第1号の表
- Q2中級標識・規則27条1項3号・避難器具設置等場所
避難器具の設置の表示に関する次の記述のうち、消防法施行規則第27条第1項第3号に照らして誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第3号は、イで特定一階段等防火対象物の避難器具設置等場所の出入口に識別措置を講じること、ロで避難器具設置等場所の見やすい箇所に避難器具である旨及びその使用方法を表示する標識を設けること、ハで特定一階段等防火対象物では当該階のエレベーターホール又は階段室(附室が設…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第3号イ・ロ・ハ
- Q3上級固定はしご・4階以上・規則27条1項4号ホ
4階以上の階に固定はしごを設けるときの基準として、消防法施行規則第27条第1項第4号ホに定められていないものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第4号ホは、4階以上の階に固定はしごを設けるときの追加要件として、(イ)金属製であること、(ロ)バルコニー等に設けること(落下を防止するための措置が講じられているものはこの限りでない)、(ハ)降下口は直下階の降下口と相互に同一垂直線上にない位置に設けること(避難…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第4号ホ
- Q4中級一動作・規則27条1項1号ハ・保安装置
消防法施行規則第27条第1項第1号ハにいう「一動作」から除かれる動作として、条文の括弧書きに明記されているものの組合せはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第1号ハは「一動作(開口部を開口する動作及び保安装置を解除する動作を除く。)で、容易かつ確実に使用できるもの」と規定しており、除かれる動作はこの2つだけである。標識の確認、器具の展張、格納箱のふたの開閉、取付け具への固定、ロープの繰り出しといった動作は括弧書きに…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第1号ハ
- Q5中級規則27条1項11号・消防庁長官が定める基準・金属製避難はしご
消防法施行規則第27条第1項第11号は、避難器具は消防庁長官が定める基準に適合するものであることと定めている。この規定の対象から括弧書きによって除かれている避難器具の組合せはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第11号は「避難器具(金属製避難はしご及び緩降機を除く。)は、消防庁長官が定める基準に適合するものであること」と定めている。この2つが除かれているのは、金属製避難はしごと緩降機については技術上の規格を定める省令が別に存在し、そちらで規格が定められているためである…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第11号
- Q6初級固定はしご・横さん・10センチメートル
避難はしごのうち固定はしごの横さんは、防火対象物からどれだけの距離を保有することとなるように設けなければならないか。消防法施行規則第27条第1項第4号ハによる正しいものを選べ。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第4号ハは「固定はしごの横さんは、防火対象物から十センチメートル以上の距離を保有することとなるように設けること」と定めている。横さんと壁面との間に足先を差し込む隙間を確保するための規定であり、5センチメートルや8センチメートルといった値は条文に存在しない。なお同…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第4号ハ
- Q7上級同一垂直線上・規則27条1項2号・開口部
消防法施行規則第27条第1項第2号は、避難器具を設置する開口部は相互に同一垂直線上にない位置にあることを求めている。この規定の対象から除かれる避難器具として、同号の括弧書きに列挙されていないものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第2号は「避難器具(すべり棒、避難ロープ、避難橋及び避難用タラツプを除く。)を設置する開口部は、相互に同一垂直線上にない位置にあること」と定めている。除外されるのはすべり棒・避難ロープ・避難橋・避難用タラップの4種類であり、緩降機は括弧書きに含まれていないため、…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第2号
- Q8中級つり下げはしご・横さん・使用の際
避難はしごのうちつり下げはしごの横さんに関する次の記述のうち、消防法施行規則第27条第1項第5号ハに照らして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第5号ハは「つり下げはしごの横さんは、使用の際、防火対象物から十センチメートル以上の距離を保有することとなるように設けること」と定めている。つり下げはしごは平常時は収納されているため、距離が要求されるのは展張して使用する時点であり、「常時」とする選択肢1・4は条…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第5号ハ
- Q9初級固定はしご・降下口・直径50センチメートル
固定はしごの降下口の大きさとして、消防法施行規則第27条第1項第4号ニに定められているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第4号ニは「固定はしごの降下口の大きさは、直径五十センチメートル以上の円が内接する大きさであること」と定めている。条文が求めているのは正方形ではなく「円が内接する」大きさであり、直径も50センチメートルであるから、正方形で表現した選択肢や40センチメートル・45…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第4号ニ
- Q10中級取付け具・日本産業規格・G3101
避難器具の取付け具に用いる材料について、消防法施行規則第27条第1項が定める内容として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第5号ロは、つり下げはしごの取付け具の材料について「日本産業規格G三一〇一若しくはG三四四四に適合するもの又はこれらと同等以上の強度及び耐久性を有するものであり、かつ、耐食性を有しない材質のものにあつては、耐食加工を施したものであること」と定めており、同趣旨の規…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第5号ロ(第6号ハ(ハ)・第10号ニも同趣旨)
- Q11上級緩降機・規則27条1項6号・ロープの長さ
緩降機の設置に関する次の記述のうち、消防法施行規則第27条第1項第6号に照らして誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第6号は、イでロープが防火対象物と接触して損傷しないように設けること、ロでロープの長さを取付位置から地盤面その他の降着面までの長さとすること、ハで取付け具について(イ)堅固な部分に容易に取り付けられるように設けること、(ロ)ボルト締め・溶接その他の方法で堅固に取…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第6号イ・ロ・ハ
- Q12上級すべり棒・避難ロープ・規則27条1項8号
すべり棒及び避難ロープに関する次の記述のうち、消防法施行規則第27条第1項第8号に照らして誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第8号は、イですべり棒及び避難ロープの長さを取付け位置から地盤面その他の降着面までの長さとすること、ロで「すべり棒は、その上部及び下部を取付け具で固定できるものであること」、ハで取付け具は第5号イ及びロの規定の例により設けることを定めている。上部と下部の両方を固…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第8号イ・ロ・ハ
- Q13中級つり下げはしご・4階以上・避難器具用ハッチ
4階以上の階につり下げはしごを設けるときの基準として、消防法施行規則第27条第1項第5号ニに定められているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第5号ニは、4階以上の階につり下げはしごを設ける場合に、(イ)金属製であること、(ロ)バルコニー等に設け、かつ取付け具は避難器具用ハッチとすること(落下防止措置が講じられているものはこの限りでない)、(ハ)降下口は直下階の降下口と相互に同一垂直線上にない位置に設…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第5号ニ
- Q14中級特定一階段等防火対象物・規則27条1項1号・一動作
特定一階段等防火対象物又はその部分に設ける避難器具に関する次の記述のうち、消防法施行規則第27条第1項第1号に照らして誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第1号は、特定一階段等防火対象物に設ける避難器具は「次のイからハまでのいずれかに適合するもの」と定めており、イ(バルコニー等に設けるもの)、ロ(常時、容易かつ確実に使用できる状態で設置されているもの)、ハ(一動作で容易かつ確実に使用できるもの)のどれか一つを満た…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第1号イ・ロ・ハ
- Q15中級設置免除・各号のいずれか・要件の当てはめ
消防法施行規則第26条第5項による避難器具の設置免除を判断するときの当てはめ方に関する記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第26条第5項は柱書で「次の各号のいずれかに該当するときには、当該階に避難器具を設置しないことができる」と定めており、号どうしは選択関係にあるから2は誤り。これに対し各号の中のイ以下は当該号に該当するための要件を並べたものであり、「次のイからヘまでに該当すること」等と書かれて…
根拠法令: 消防法施行規則第26条第5項
- Q16中級甲種第5類・固定式金属製避難はしご・工事
防火対象物の4階に固定式の金属製避難はしごを新たに取り付ける設置工事を行おうとする場合、この工事を行うことができる者として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 固定式の金属製避難はしごは令第36条の2第1項第11号に掲げられており、その設置に係る工事は消防設備士でなければ行うことができない。工事を行えるのは甲種の免状であり、乙種の免状で行えるのは整備までであるから1は誤り。免状は類ごとに対応する設備が定められ、避難器具(金属製避難はしご…
根拠法令: 消防法施行令第36条の2第1項第11号・消防法施行規則第33条の3第1項
- Q17初級避難器具・維持・常時取付け
設置後の避難器具をどのような状態に保っておかなければならないかについて、消防法施行令第25条第2項第3号の定めに合致するものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 令第25条第2項第3号は「避難器具は、前号の開口部に常時取り付けておくか、又は必要に応じて速やかに当該開口部に取り付けることができるような状態にしておくこと」と定めている。すなわち常時取付けと、速やかに取り付けられる状態での保持の二通りが認められており、後者を認めている以上4は誤…
根拠法令: 消防法施行令第25条第2項第3号
- Q18中級避難器具・開口部・設置場所
避難器具を取り付ける開口部を選定するときの考え方として、消防法施行令第25条第2項第2号に照らして正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 令第25条第2項第2号は、避難器具を「避難に際して容易に接近することができ、階段、避難口その他の避難施設から適当な距離にあり、かつ、当該器具を使用するについて安全な構造を有する開口部に設置すること」と定めている。求められるのは①容易に接近できること、②他の避難施設から適当な距離に…
根拠法令: 消防法施行令第25条第2項第2号
- Q19上級消防設備士・工事・金属製避難はしご
消防設備士でなければ行ってはならない工事として消防法施行令第36条の2第1項に掲げられている避難器具の組合せとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 令第36条の2第1項は、消防設備士でなければ行ってはならない工事の対象を号ごとに列挙しており、避難器具に関するものは第11号「金属製避難はしご(固定式のものに限る。)」、第12号「救助袋」、第13号「緩降機」の三つだけである。したがってすべり台、避難橋、避難用タラップ、すべり棒、…
根拠法令: 消防法施行令第36条の2第1項第11号から第13号まで
- Q20上級設置免除・屋上広場・直下階
屋上広場の直下階について避難器具を設置しないことができるとする消防法施行規則第26条第7項の規定に関する記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第26条第7項は、対象を「令第25条第1項第3号及び第4号に掲げる防火対象物の階(令別表第一(一)項及び(四)項に掲げる防火対象物の階を除く。)」と限定し、その階が特定主要構造部を耐火構造とした建築物の一定の屋上広場の直下階であり、かつ当該階から当該屋上広場に通ずる避難階段又…
根拠法令: 消防法施行規則第26条第7項
- Q21上級設置個数の減免・読み替え・避難階段
ある階について、消防法施行規則第26条第1項の読み替え、同条第2項の避難階段等による減算及び同条第3項の渡り廊下による減算がいずれも適用できる場合、設置する避難器具の個数の求め方として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第26条第2項は「令第25条第2項第1号本文又は前項の規定により算出して得た数から」階段の数を引くことができるとし、同条第3項は「令第25条第2項第1号本文又は前二項の規定により算出して得た数から」渡り廊下の数に2を乗じた数を引くことができるとしている。いずれも直前までの規定…
根拠法令: 消防法施行規則第26条第1項・第2項・第3項
- Q22中級消防設備士・整備・軽微な整備
消防設備士でなければ行ってはならない「整備」の範囲について、消防法施行令第36条の2第2項の定めに合致するものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 令第36条の2第2項は、消防設備士でなければ行ってはならない整備として、第1号で「前項各号に掲げる消防用設備等」、第2号で消火器、第3号で漏電火災警報器を掲げ、かつ「屋内消火栓設備の表示灯の交換その他総務省令で定める軽微な整備を除く」との括弧書きを置いている。第1項各号には固定式…
根拠法令: 消防法施行令第36条の2第2項
- Q23中級取付け方法・ボルト締め・溶接
消防法施行規則第27条第1項の各号のうち、防火対象物への取付けについて「一端をボルト締め、溶接その他の方法で堅固に取り付けること」と定められているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第9号ロは、避難橋及び避難用タラップについて「一端をボルト締め、溶接その他の方法で堅固に取り付けること」と定めており、「一端を」という限定が置かれているのはこの号だけである。他の号が器具又は取付け具そのものを堅固に取り付けることを求めているのに対し、同号は一端の…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第9号ロ
- Q24初級取付け・構造上堅固な部分・柱・床・はり
避難器具又はその取付け具を防火対象物のどの部分に取り付けるべきかについて、消防法施行規則第27条第1項が固定はしご・すべり台・救助袋・避難橋等に共通して定めている内容として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項は、固定はしご(第4号イ)、すべり台(第7号イ)、避難橋及び避難用タラップ(第9号イ)、救助袋(第10号ロ)について、いずれも「防火対象物の柱、床、はりその他構造上堅固な部分又は堅固に補強された部分に取り付けること」と定めている。つり下げはしごの取付け具(第5号…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第4号イ・第7号イ・第9号イ・第10号ロ
- Q25初級甲種第5類・乙種第5類・業務範囲
第5類の消防設備士免状の種類と、その免状で行うことができる業務の範囲に関する記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防設備士免状は甲種と乙種に分かれ、甲種は対応する消防用設備等の工事と整備の双方を、乙種は整備を行うことができる。この区分を定めているのは消防法第17条の6第2項と、その委任を受けた消防法施行規則第33条の3であり、同条第1項の表が甲種の類ごとの対象設備を、第3項が乙種は整備のみ…
根拠法令: 消防法第17条の6第2項・消防法施行規則第33条の3第1項・第3項(工事に免状を要する設備の範囲は消防法施行令第36条の2第1項第11号から第13号まで)
- Q26中級設置個数の読み替え・特定主要構造部・耐火構造
消防法施行規則第26条第1項による設置個数の読み替え(令第25条第2項第1号本文の「百人」を「二百人」に読み替える等の措置)を適用するための要件に関する記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第26条第1項は「令第25条第1項各号に掲げる防火対象物の階が次に該当するときは」として、第1号に「特定主要構造部を耐火構造としたものであること」、第2号に「直通階段を避難階段又は特別避難階段としたものが二以上設けられていること」を掲げている。両号は並列に置かれており、いずれ…
根拠法令: 消防法施行規則第26条第1項第1号・第2号
- Q27中級つり下げはしご・取付け具・窓台
つり下げはしごを設置する工事における取付け具の取扱いに関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第27条第1項第5号イは、つり下げはしごの取付け具を「防火対象物の柱、床、はりその他構造上堅固な部分又は堅固に補強された部分につり下げはしごを容易に取り付けることができるように設けること」と定めたうえで、ただし書で「堅固な窓台その他これに類するものに直接つり下げはしごをつり下…
根拠法令: 消防法施行規則第27条第1項第5号イ
- Q28上級設置個数の減免・渡り廊下・準用
消防法施行規則第26条第3項の渡り廊下による減算を行った結果、当該階に設置すべき避難器具の個数が1に満たない数となった場合の取扱いとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 規則第26条第2項は後段で「当該引いた数が一に満たないときは、当該階に避難器具を設置しないことができる」と定めており、同条第3項は末尾で「この場合において、前項後段の規定を準用する」としている。したがって渡り廊下による減算でも、結果が1に満たなければ当該階に避難器具を設置しないこ…
根拠法令: 消防法施行規則第26条第3項(同条第2項後段の準用)
- Q29上級避難空地・避難通路・最大幅員
避難器具用ハッチに格納した金属製避難はしごを除く避難はしごについて、避難空地及び避難通路並びに地階に設ける場合の取扱いについて、平成8年消防庁告示第2号が定める内容として正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第三 一(一)トは、避難空地に、当該避難空地の最大幅員(1メートルを超えるものにあっては1メートルとする。)以上で、かつ避難上の安全性が確保されている避難通路が設けられていることを求めているので4が正しい。避難空地は同(一)ヘにより降下空間の水平投影面積以上の面積とすればよく、2…
根拠法令: 避難器具の設置及び維持に関する技術上の基準の細目(平成8年消防庁告示第2号)第三 一(一)ト
- Q30中級収納式固定はしご・二動作以内・立てかけはしご
固定はしご、立てかけはしご及びつり下げはしごの構造について、金属製避難はしごの規格省令に照らして正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第5条第3号は、伸縮させることができる構造の立てかけはしごについて、使用の際に自動的に作動する縮梯防止装置を設けることを求めているので5が正しい。1は第4条第2号が「前号の保安装置に至る動作を除き、二動作以内で当該はしごを使用可能の状態にすることができること」と定めており、動作数…
根拠法令: 金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令第5条第3号
- Q31初級用語の意義・操作面積・降下空間
避難器具の設置及び維持に関する技術上の基準の細目(平成8年消防庁告示第2号)第二における用語の意義として、正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第二第三号は操作面積を「避難器具を使用できる状態にするための操作に必要な当該避難器具の取付部付近の床等の面積」と定義しているので5が正しい。1の説明は同第七号の「取付け具」に当たるもので、取付部は避難器具を取り付ける部分(第一号)である。2の説明は第四号の降下空間、3の説明は第五…
根拠法令: 避難器具の設置及び維持に関する技術上の基準の細目(平成8年消防庁告示第2号)第二第三号
- Q32中級繰り返し試験・百回・つり下げ金具
金属製避難はしごの繰り返し試験等について、規格省令第9条が定める内容として正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第9条第1項は、避難はしごは百回の展開及び収納の操作を繰り返す試験において、著しい変形、亀裂又は破損を生じないものでなければならないと定めているので2が正しく、回数を五十回とする1は誤り。3のつり下げ金具については同条第2項が、その一個につき、はしごを伸ばした縦棒の方向に、最上部…
根拠法令: 金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令第9条第1項
- Q33上級金属製避難はしご・縦棒一本・突子
金属製避難はしごのうち、縦棒の数が一本であるものについて、規格省令が定める内容として正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第3条第3項第1号は、縦棒が当該はしごの中心軸となるように横桟を取り付け、横桟の先端に、縦棒の軸と平行に長さ5センチメートル以上の横滑りを防止する突子を設けることを求めているので4が正しい。突子の向きを「直角」、長さを10センチメートル以上とする1は、方向も数値も条文と異なる。横…
根拠法令: 金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令第3条第3項
- Q34初級表示事項・型式番号・ハッチ用
金属製避難はしごに表示しなければならない事項として、規格省令第11条に掲げられていないものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第11条は、避難はしごの見やすい箇所に容易に消えないように表示すべき事項として、種別、区分、製造者名又は商標、製造年月、製造番号、長さ、立てかけはしご又はつり下げはしごにあっては自重、型式番号、ハッチ用つり下げはしごにあっては「ハッチ用」という文字、の9項目を掲げている。最大使用…
根拠法令: 金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令第11条
- Q35中級可搬式緩降機・調速器・10キログラム
可搬式緩降機の構造について、緩降機の技術上の規格を定める省令が定める内容として正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第3条第3項は可搬式緩降機について、調速器の質量が10キログラム以下であること(第1号)、取付け具に安全環により確実かつ容易に取り付けることができること(第2号)の二つを求めているので4が正しく、質量を20キログラム以下とする1は誤り。2の「常時取付け具に固定されて使用する」もの…
根拠法令: 緩降機の技術上の規格を定める省令第3条第3項
- Q36中級緩降機・材料・JIS G3101
緩降機の部品に用いる材料について、緩降機の技術上の規格を定める省令第6条の表が掲げるものとして正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第6条の表は、リング、緊結金具及び安全環についてJIS G3101(一般構造用圧延鋼材)に適合するもので耐食加工を施したものと定めているので4が正しい。ロープのしんはJIS G3525(ワイヤロープ)に適合するもので耐食加工を施したものであるから1は誤り。ロープの外装は綿糸又はポ…
根拠法令: 緩降機の技術上の規格を定める省令第6条
- Q37上級降下速度試験・毎秒16センチメートル・毎秒150センチメートル
緩降機の降下速度試験について、緩降機の技術上の規格を定める省令第9条が定める内容として正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第9条第1号は、250ニュートン、650ニュートンに最大使用者数を乗じて得た値に相当する荷重及び最大使用荷重に相当する荷重を左右交互に加えて左右連続してそれぞれ一回降下させた場合、いずれも毎秒16センチメートル以上毎秒150センチメートル以下であることを求めているので3が正しい。…
根拠法令: 緩降機の技術上の規格を定める省令第9条第1号
- Q38中級金属製避難はしご・横桟の間隔・縦棒の間隔
金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令が避難はしごの構造について定める寸法として、正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第3条第6項は、横桟は縦棒に同一間隔に取り付けられたものであり、かつ、当該間隔は25センチメートル以上35センチメートル以下でなければならないと定めているので3が正しい。1の縦棒の間隔は同条第4項が内法寸法で30センチメートル以上50センチメートル以下と定めており、20センチメー…
根拠法令: 金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令第3条第6項
- Q39初級救助袋・誘導綱・滑降速度
救助袋の構造について、避難器具の基準(昭和53年消防庁告示第1号)第九が定める内容として正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第九 一(三)ヌ(2)は、袋本体の下端に、直径4ミリメートル以上の太さを有し、かつ袋本体の全長に4メートルを加えた長さ以上の誘導綱を取り付けることを求めているので5が正しい。滑降速度は垂直式が平均毎秒4メートル以下(同(三)ハ)、斜降式が平均毎秒7メートル以下(同(四)ロ)であり…
根拠法令: 避難器具の基準(昭和53年消防庁告示第1号)第九 一(三)ヌ(2)
- Q40上級ベルト・引張荷重・6.5
緩降機の着用具のうちベルトについて行う試験の条件として、緩降機の技術上の規格を定める省令が定める内容として正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第4条第4項第9号は、ベルトについて、最大使用荷重を最大使用者数で除して得た値に6.5を乗じて得た値に相当する引張荷重を加えて5分間保持した場合、破断又は著しい変形を生じないものであることを求めているので2が正しい。まず最大使用者数で除し、その上で6.5を乗じるという順序と、保持…
根拠法令: 緩降機の技術上の規格を定める省令第4条第4項第9号
- Q41中級緩降機・ロープ・金剛打ち
緩降機のロープ及び着用具の構造について、緩降機の技術上の規格を定める省令に照らして正しいものは次のうちどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第4条第3項第3号は、ロープについて外装を金剛打ちとしたもの又はこれと同等以上のねじれを生じない構造であることを求めているので5が正しい。1は同項第1号が「しんに外装を施し、かつ、全長を通じ均一な構造であること」と定めているため誤り。2は同条第4項第7号が、ロープの両端にそれぞれ…
根拠法令: 緩降機の技術上の規格を定める省令第4条第3項第3号
- Q42上級強度試験・静荷重・ワイヤロープ
金属製避難はしごの強度試験について、規格省令第8条第1項の表が定める静荷重として正しいものは次のうちどれか。
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解説: 第8条第1項の表は、縦棒について最上部の横桟から最下部の横桟までの部分の2メートル又はその端数ごとに縦棒一本につき500ニュートンの圧縮荷重を加えるとし、括弧書きで、縦棒にワイヤロープ又はチエーンを用いるものは750ニュートン、縦棒を三本以上とするものはその内側に設けられた縦棒の…
根拠法令: 金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令第8条第1項
- Q43中級操作面積・降下空間・0.5平方メートル
避難器具用ハッチに格納した金属製避難はしごを除く避難はしごの操作面積及び降下空間について、平成8年消防庁告示第2号が定める内容として正しいものは次のうちどれか。
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解説: 第三 一(一)ニは操作面積を、当該器具の水平投影面積を除いて0.5平方メートル以上とし、かつ一辺の長さをそれぞれ0.6メートル以上と定める。同(一)ホは降下空間を、縦棒の中心線からそれぞれ外方向(縦棒の数が一本のものは横桟の端からそれぞれ外方向)に0.2メートル以上及び器具の前面…
根拠法令: 避難器具の設置及び維持に関する技術上の基準の細目(平成8年消防庁告示第2号)第三 一(一)ニ及びホ
- Q44上級最大使用荷重・最大使用者数・1,000ニュートン
緩降機の最大使用荷重について、緩降機の技術上の規格を定める省令第5条が定める内容として正しいものは次のうちどれか。
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解説: 第5条は「緩降機の最大使用荷重は、最大使用者数に千ニュートンを乗じた値以上でなければならない」と定めており、最大使用荷重は固定値ではなく最大使用者数に応じて決まる。ここで最大使用荷重とは緩降機に加えることのできる最大荷重(第4条第4項第9号の括弧書き)、最大使用者数とは一回で降下…
根拠法令: 緩降機の技術上の規格を定める省令第5条
- Q45中級最下部横桟・降着面等・架空電線
避難器具用ハッチに格納した金属製避難はしごを除く避難はしごについて、使用状態にした場合の高さ及び架空電線との間隔に関する記述のうち、平成8年消防庁告示第2号に照らして正しいものは次のうちどれか。
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解説: 第三 一(一)ヌは、降下空間と架空電線との間隔を1.2メートル以上とするとともに、避難はしごの上端と架空電線との間隔を2メートル以上とすることを求めているので3が正しく、二つの数値を入れ替えた4は誤りである。最下部横桟から降着面等までの高さは同(一)リが0.5メートル以下と定めて…
根拠法令: 避難器具の設置及び維持に関する技術上の基準の細目(平成8年消防庁告示第2号)第三 一(一)リ及びヌ
- Q46中級取付部の開口部・避難はしご・0.8メートル
避難器具用ハッチに格納した金属製避難はしごを除く避難はしごの取付部の開口部について、平成8年消防庁告示第2号が定める内容として正しいものは次のうちどれか。
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解説: 第三 一(一)イは、取付部の開口部の大きさについて、壁面の部分に設ける場合は高さ0.8メートル以上かつ幅0.5メートル以上又は高さ1メートル以上かつ幅0.45メートル以上、床面の部分に設ける場合は直径0.5メートル以上の円が内接することができるものと定めているので1が正しい。高さ…
根拠法令: 避難器具の設置及び維持に関する技術上の基準の細目(平成8年消防庁告示第2号)第三 一(一)イ
構造・機能・工事・整備の出題傾向 — 収録全46問の分析
ぴよパスに収録している消防設備士 甲種第5類「構造・機能・工事・整備」のオリジナル練習問題 全46問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級9問・中級23問・上級14問の全46問構成です。うち46問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 緩降機7問
- 金属製避難はしご4問
- 取付け具4問
- 特定一階段等防火対象物3問
- 固定はしご3問
つまずきやすいポイント (解説からの抜粋)
令第25条第2項第1号の表に適応器具として掲げられているかどうかと、この工事の対象になるかどうかは別の判断であり、混同しないことが重要である。
→ Q19 消防設備士でなければ行ってはならない工事として消防法施行令第36条の2第1項に掲げられてい… で確認する
消防設備士 甲種第5類の他のカテゴリ
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5類専用の総合テキストは実質これ1冊。巻頭のカラーページで金属製避難はしご・救助袋・緩降機の実物を先に見せてから解説に入る構成なので、避難器具を実務で触ったことがなくても用語の空中戦にならない。甲種の合否を分ける実技 (鑑別等・製図) が第4編に、模擬試験が第5編に入っており、1冊で筆記から実技・総仕上げまで届く。甲5 は電気の出題がゼロで機械と規格に寄っているため、機械の基礎知識から順に積める構成が合っている。
こんな人に: 甲種5類を初めて受験する人。避難器具の実物を見たことがなく、名称と構造の対応から作りたい人。
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こんな人に: テキストを1周し、出題のされ方に合わせて数値を引き当てる練習に入りたい人。
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甲5 で落ちる原因は、設置個数の算定 (収容人員から100人・200人・300人ごとに1個) と、降下空間・操作面積・規格省令の数値の取り違えに集中する。どちらも読むだけでは定着しないので、解いて引き当てる練習が要る。rank1 と同じ著者・同じ用語で書かれているため、テキストと問題集で言葉が食い違わない。
こんな人に: テキストを1周し、算定と数値の取り違えを潰したい人。
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書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
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構造・機能・工事・整備 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 消防設備士 甲種第5類の構造・機能・工事・整備は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは消防設備士 甲種第5類の構造・機能・工事・整備に全46問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。126問ある消防設備士 甲種第5類全体のうち構造・機能・工事・整備は約37%を占める重要科目です。
- 構造・機能・工事・整備はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 構造・機能・工事・整備は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。消防設備士 甲種第5類は合計3科目 (構造・機能・工事・整備 / 消防関係法令・基礎知識・実技(鑑別・製図)) の構成なので、構造・機能・工事・整備単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 消防設備士 甲種第5類全体で構造・機能・工事・整備の出題比率はどのくらいですか?
- 構造・機能・工事・整備は消防設備士 甲種第5類の3科目のうちの1科目で、ぴよパスでの構造・機能・工事・整備の問題数は46問 / 全126問 ≈ 37%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、構造・機能・工事・整備を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約35.0%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 構造・機能・工事・整備で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 消防設備士 甲種第5類は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、構造・機能・工事・整備で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間3時間15分の中で、ぴよパスの構造・機能・工事・整備練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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