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【2026年版】第二種電気工事士 学科試験 直前総まとめ|試験1週間前の最終チェックリスト

ぴよパス編集部6分で読めます
目次

直前期の大原則:新しいことを入れず、既知の知識を確実にする

試験1週間前からの直前期の鉄則は「新しい知識を詰め込まない」ことだ。この段階で新しい範囲に手を出すと、既存の知識が混乱するリスクがある。

直前期にやるべきことは1つだ。これまで学習した知識を「確実に使える状態」に仕上げること

以下の最終確認チェックリストを使って、本番で落としてはいけない項目を網羅的に確認してほしい。


最終確認チェックリスト

接地工事の種類と数値

接地工事は学科試験の頻出テーマで、種類・接地抵抗値・適用対象をセットで覚えることが必要だ。

接地工事の種類接地抵抗値主な適用対象
A種接地工事10Ω以下高圧・特別高圧機器の鉄台・金属製外箱
B種接地工事変圧器容量により計算高圧と低圧を結合する変圧器の低圧側中性点
C種接地工事10Ω以下(漏電遮断器あり→500Ω以下)300Vを超える低圧機器の鉄台・金属製外箱
D種接地工事100Ω以下(漏電遮断器あり→500Ω以下)300V以下の低圧機器の鉄台・金属製外箱

試験で問われやすいポイント

  • A種とC種はどちらも10Ω以下だが、適用電圧範囲が違う
  • D種が最も出題頻度が高い(住宅の電気工事で最もよく使われるため)
  • 漏電遮断器を設置した場合はC種・D種ともに500Ω以下に緩和される

電線の色分けルール

電線の色分けは配線図問題でも施工方法問題でも出題される最重要暗記項目だ。

配線の種類電線の色
接地側電線(中性線)
非接地側電線(電圧線)黒(または赤)
接地線
3路スイッチの共通端子への接続黒(電源側)・白(照明側)が原則

試験で問われやすいポイント

  • 「接地側電線は白」「非接地側電線は黒」のルールを最優先で覚える
  • コンセントでは「接地側(W表示あり)に白」「非接地側に黒」を接続する

遮断器の種類と特徴

遮断器(ブレーカー)の種類と用途の区別は、施工方法・法令分野で出題される。

遮断器の種類主な特徴・用途
配線用遮断器(MCCB)過電流(過負荷・短絡)を自動遮断。住宅・ビルの分電盤に使用
漏電遮断器(ELCB)漏電(地絡)を検知して自動遮断。水気の多い場所に必須
アース付きコンセント用漏電遮断器コンセント直結型。洗濯機・冷蔵庫などに対応

試験で問われやすいポイント

  • 配線用遮断器は「漏電の検知機能がない」という点が問われる
  • 漏電遮断器を設置しなければならない場所(浴室・洗面所・屋外など)の条件
  • 分岐回路のブレーカー容量と電線の太さの組み合わせ

配線図記号の必須30選

配線図問題で使われる記号は試験に頻出の30〜40種類を確実に覚えることが必要だ。以下の5カテゴリに分けて整理してほしい。

照明器具系

記号名称
○(丸)引掛シーリング(丸形)
CHシャンデリア
FL蛍光灯
●(黒丸)白熱灯(ペンダント)

スイッチ系

記号名称
S単極スイッチ
S₃3路スイッチ
S₄4路スイッチ
SL位置表示灯内蔵スイッチ(パイロットランプ)

コンセント系

記号名称
一般用コンセント(単相2線・15A)
⊙E接地極付コンセント
⊙EL接地端子付コンセント
⊙20A20A用コンセント

その他の主要記号

記号名称
○に×(分電盤記号)分電盤
○に△電力量計
LBランプブラケット
露出形コンセント

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計算問題 直前用公式シート

試験直前に確認すべき計算公式を一覧にまとめた。

基本公式

公式内容
V = IRオームの法則(電圧=電流×抵抗)
P = VI = I²R = V²/R電力の計算
W = Pt電力量の計算(Wh)

合成抵抗の計算

接続方式公式
直列接続R = R₁ + R₂
並列接続1/R = 1/R₁ + 1/R₂(または R = R₁×R₂ ÷ (R₁+R₂))
2本並列(同じ値)R = R₁ ÷ 2

電流計算

場面公式
単相2線式I = P ÷ V
単相3線式(電灯2系統)中性線の電流は電灯2系統の電流の差
分岐回路の電流電線の許容電流以内に収まるか確認

施工方法・法令の直前確認事項

電気工事士の作業範囲(よく問われる境界線)

作業内容電気工事士不要電気工事士必要
電球・ランプの交換不要
コンセントへのプラグ挿入不要
配線器具の取り付け・接続第二種電気工事士以上が必要
接地線の接続第二種電気工事士以上が必要

電圧の区分(試験で問われる数値)

区分電圧の範囲
低圧(直流)750V以下
低圧(交流)600V以下
高圧低圧を超え7000V以下
特別高圧7000Vを超えるもの

工事方法と施設場所の対応

工事方法使用できる場所(代表例)
がいし引き工事乾燥した展開された場所(住宅内)
金属管工事爆燃性粉塵のある場所・危険物のある場所にも可
合成樹脂管工事(PF管)乾燥・湿気のある場所(爆燃性粉塵のある場所は不可)
ケーブル工事最も適用範囲が広い(ほぼすべての場所に使用可)

試験1週間前からの最終スケジュール

日程学習内容ポイント
試験7日前模擬試験1回(50問・時間計測) + スコア分析現在の実力を数値で確認。70%未満の分野を特定
試験6日前弱点分野の練習問題集中接地工事・電線の色・法令数値の確認を優先
試験5日前配線図の重点確認これまで間違えた配線図問題の総見直し
試験4日前計算問題の公式確認 + 器具の鑑別問題の最終確認基本公式3つを確実に使えるか確認する
試験3日前模擬試験1回(時間計測) + 誤答の最終補強70点以上を目標。新しい内容は入れない
試験2日前本ページのチェックリストの全項目確認接地工事・電線の色・遮断器・配線図記号の最終暗記
試験前日重要数値・記号の軽い確認(30〜60分) + 持ち物・会場確認長時間の学習は避けてコンディション調整を優先
試験当日試験直前に配線図記号の一覧を30分で確認落ち着いて会場へ。計算問題は後回しにして暗記問題から解く

試験当日の解き方のコツ

解く順番の推奨

  1. 暗記系問題から解く(器具の鑑別・法令・施工方法):確実に得点できる問題を先に積み上げる
  2. 配線図問題を解く:図をじっくり読む時間を確保する
  3. 計算問題は最後に回す:公式を思い出す時間が必要なため、他の問題で得点を確保した後に集中する

時間配分の目安

フェーズ時間
1周目(全50問通し)70〜80分
2周目(迷った問題の見直し)30〜40分
最終確認10分以内

合計120分の試験時間のうち、最低10分は見直し時間として確保することを意識してほしい。


ぴよパスで直前の実力チェック

直前期の模擬試験はぴよパスの50問本番形式で受けることができる。各カテゴリの練習問題と組み合わせて最後の仕上げをしてほしい。


まとめ

第二種電気工事士学科試験の直前1週間で最優先に確認すべき項目は以下の4つだ。

  1. 接地工事の種類と接地抵抗値(A種・B種・C種・D種)
  2. 電線の色分けルール(白=接地側、黒=非接地側、緑=接地線)
  3. 遮断器の種類と違い(配線用遮断器・漏電遮断器の区別)
  4. 配線図記号30〜40種類(照明・スイッチ・コンセントカテゴリ別に整理)

これらを確実に使える状態にしてから本番に臨めば、合格点(30問正解)に届く可能性が大きく高まる。直前期は「完璧を目指す」のではなく「落としてはいけない問題を確実に取る」意識で仕上げてほしい。


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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

公的機関の公表データ・法令・試験実施団体の公式情報を根拠に記事を作成。問題は全てオリジナルで、12項目の品質ガードで正確性を担保しています。

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※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。最新の試験情報は各試験の公式サイトでご確認ください。

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