配線器具・電気機器・工具材料
全50問
この科目の学習ポイントを読む
配線器具・電気機器・工具材料は第二種電気工事士 (学科試験)を構成する4科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全50問 (試験全体の約31%相当) を収録しています。本試験は合格率約58.2%・試験時間2時間・受験料11,100円の試験で、配線器具・電気機器・工具材料は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは許容電流・VVFケーブル・漏電遮断器・リングスリーブなどです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると第二種電気工事士 (学科試験)受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
50問のうち7問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (電気基礎理論・配電理論・工事方法・検査方法・保安法令・配線図) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1初級IV線・ビニル絶縁電線・600V
IV線(600Vビニル絶縁電線)の「IV」が表す意味として、正しいものはどれか。
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解説: IV線の「IV」は Insulated Vinyl(ビニル絶縁)を意味し、600Vビニル絶縁電線の略称です。屋内配線の幹線・分岐回路などに広く使用される基本的な電線です。「Indoor Vinyl」や「Industrial Voltage」「Internal Varnish」はい…
- Q2初級VVFケーブル・ビニルシース・屋内配線
VVFケーブル(600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形)の主な用途として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: VVFケーブルは600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形の略称で、一般住宅の屋内低圧配線(分岐回路)に最も広く使用されます。施工が容易で価格が安く、天井裏・壁内への隠ぺい配線に適しています。高圧配線・地中埋設長距離幹線・水中用途にはそれぞれ専用のケーブルが必要であり、VVFは適…
- Q3初級リングスリーブ・圧着工具・圧着接続
リングスリーブを圧着接続する際に使用する工具として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: リングスリーブの圧着接続には、JIS C 9711に適合した圧着工具(リングスリーブ用)を使用します。この工具にはダイス(型)があり、スリーブのサイズ(小・中・大)に応じて適切なダイスを選択します。ウォーターポンププライヤは配管工事用、ボルトクリッパは太い電線・ボルトの切断用、パ…
- Q4初級PF管・合成樹脂製可とう電線管・自己消火性
PF管(合成樹脂製可とう電線管)の特徴として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: PF管(合成樹脂製可とう電線管)は自己消火性を持つ合成樹脂製の可とう管で、コンクリート埋設配管や隠ぺい配線に広く使用されます。可とう性(曲げやすさ)があるため複雑な経路にも対応できます。金属製ではなく、透明でもなく、曲げ加工が可能な点がPF管の特徴です。CD管と異なり自己消火性が…
- Q5初級漏電遮断器・ELCB・地絡電流
漏電遮断器(ELCB)が遮断動作を行う主な原因として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 漏電遮断器(ELCB: Earth Leakage Circuit Breaker)は、地絡電流(漏電電流)が設定値(一般に30mA)を超えたときに遮断動作を行い、感電や漏電火災を防ぎます。定格電流超過で動作するのは配線用遮断器(MCCB)です。力率や電圧低下は漏電遮断器の遮断要…
- Q6初級CVケーブル・架橋ポリエチレン・許容電流
CVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル)がVVFケーブルと比較して優れている点として、最も適切なものはどれか。
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解説: CVケーブルは架橋ポリエチレン(XLPE)を絶縁体に使用しており、ビニル(PVC)を使用するVVFケーブルに比べて耐熱性が高く(最高許容温度90℃ vs 60℃)、同じ断面積でも許容電流が大きいという特徴があります。価格はVVFより高く、一般住宅の分岐回路には通常VVFが使われま…
- Q7初級薄鋼電線管・厚鋼電線管・金属管
EMT(薄鋼電線管)とE管(厚鋼電線管)の違いとして、正しいものはどれか。
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解説: 薄鋼電線管(C管またはEMT)は厚鋼電線管(E管)より管壁が薄く軽量で、施工性に優れます。両者ともに鋼製(金属製)で、露出・隠ぺい・コンクリート埋設のいずれにも使用できます(ただし厚鋼電線管の方が強度が高いため過酷な環境に向いています)。絶縁処理や材質の違いはなく、用途区分も「埋…
- Q8初級VVRケーブル・丸形ケーブル・引き入れ
VVRケーブル(600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形)が主に使用される場面として、最も適切なものはどれか。
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解説: VVRケーブルは断面が丸形のため、電線管(金属管・PF管等)への引き入れやプルボックスへの入線がしやすいという特徴があります。天井裏・壁内の隠ぺい配線には平形のVVFケーブルが一般的に使われます。電動機配線にはより耐熱性の高いCVケーブルや動力用ケーブルが適し、直接埋設には専用の…
- Q9初級電工ナイフ・シース剥ぎ取り・絶縁被覆
電工ナイフの主な用途として、正しいものはどれか。
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解説: 電工ナイフはケーブルのシース(外被)や電線の絶縁被覆をはぎ取る(剥皮する)ために使用します。刃が折りたたみ式になっているものが多く、安全に携帯できます。電線管の切断にはパイプカッタやハックソー、圧着にはリングスリーブ用圧着工具、ねじ切りにはねじ切り器(ダイスヘッド)を使用します。
- Q10初級単極スイッチ・スイッチ・電線開閉
単極スイッチの動作として、正しいものはどれか。
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解説: 単極スイッチは1本の電線(通常は非接地側電線)のみを開閉する最も基本的なスイッチです。1か所の照明を1か所のスイッチで点滅させる用途に使います。2か所から点滅するには3路スイッチを2個使用しますが、単極スイッチ自体が3路スイッチと組み合わされるわけではありません。両切りスイッチは…
- Q11初級ペンチ・電線切断・曲げ加工
ペンチを電気工事で使用する主な目的として、正しいものはどれか。
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解説: ペンチは電線の切断・曲げ加工、端末処理(ランプソケットへの輪づくりなど)に使用される基本工具です。金属管のねじ切りにはねじ切り器、差込形コネクタは工具不要で手で押し込むタイプが多く、ボルト締め付けにはスパナやレンチを使用します。
- Q12初級3路スイッチ・階段配線・2か所点滅
3路スイッチを使用する代表的な配線例として、正しいものはどれか。
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解説: 3路スイッチは2個使用することで、異なる2か所から1つの照明を点滅できます。代表的な設置例が階段の上下2か所での照明制御です。スイッチ1個で複数回路を切り替えるのは切替スイッチ、漏電検知は漏電遮断器、過電流保護は配線用遮断器の機能です。
- Q13初級CD管・自己消火性・コンクリート埋設
CD管(合成樹脂製可とう電線管)について、正しい記述はどれか。
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解説: CD管は自己消火性がないため、火災時に燃え広がる危険があります。このため、コンクリート埋設配管専用として使用され、コンクリートで覆われた状態での使用に限定されます。自己消火性があってコンクリート以外の隠ぺい部にも使えるのはPF管です。CD管は合成樹脂製の可とう管であり、金属製では…
- Q14初級差込形コネクタ・ワゴ形コネクタ・電線接続
差込形コネクタ(ワゴ形コネクタ)の特徴として、正しいものはどれか。
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解説: 差込形コネクタ(ワゴ形コネクタ)は、絶縁被覆を所定長剥いた電線をコネクタの穴に差し込むだけで接続できる器具で、圧着工具が不要なため作業効率が高い特徴があります。なお、多くのタイプでマイナスドライバを使えば電線の取り外しも可能です。絶縁被覆は適切な長さ剥く必要があります。
- Q15初級配線用遮断器・MCCB・過電流保護
配線用遮断器(MCCB)の主な機能として、正しいものはどれか。
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解説: 配線用遮断器(MCCB: Molded Case Circuit Breaker)は、過電流(過負荷電流・短絡電流)が流れたときに自動的に回路を遮断し、電線や機器を保護します。地絡(漏電)を検知して遮断するのは漏電遮断器(ELCB)の機能です。電力計測は電力量計、電圧変動の補正は…
- Q16中級リングスリーブ・小スリーブ・電線接続
リングスリーブ「小」が適用できる電線の組み合わせとして、正しいものはどれか。ただし電線はすべてIV線(単線)とする。
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解説: リングスリーブの選定はJIS C 2806に基づきます。リングスリーブ「小」は、1.6mm単線2本の接続が代表的な組み合わせです。2.6mm 2本や2.0mm 3本はリングスリーブ「中」の適用範囲です。1.6mm 4本と2.0mm 1本も「中」の範囲を超える可能性があります。試験…
- Q17中級接地極付コンセント・アース付コンセント・水気のある場所
接地極付コンセント(アース付コンセント)の設置が義務付けられている場所として、電気設備技術基準(電技)上で定められているものはどれか。
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解説: 電気設備技術基準の解釈に基づき、水気のある場所(洗面所・台所・屋外等)で使用する電動洗濯機・食器洗い機等の機器を接続するコンセントには、接地極付コンセント(アース端子付)の設置が求められます。住宅の寝室・廊下・玄関に設置するすべてのコンセントに義務があるわけではありません。
根拠法令: 電気設備に関する技術基準を定める省令
- Q18中級グロースタータ・点灯管・蛍光灯
蛍光灯のグロースタータ(点灯管)の役割として、正しいものはどれか。
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解説: グロースタータ(点灯管)は、内部のバイメタルが加熱・変形することでフィラメントを予熱し、その後回路を開放してバラスト(安定器)に高電圧を発生させ、蛍光管を始動放電(点灯)させる役割を持ちます。電流を安定させるのは安定器(バラスト)の役割で、グロースタータとは異なります。インバータ…
- Q19中級ねじ切り器・ダイスヘッド・金属管工事
金属管工事(薄鋼電線管)でねじ切り加工を行う際に使用する工具として、正しいものはどれか。
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解説: 金属管のねじ切り加工にはねじ切り器(ダイスヘッドまたはパイプダイス)を使用します。パイプベンダは金属管の曲げ加工用、リーマは切断した金属管の内面バリ取り(面取り)用、パイプカッタは金属管の切断用に使用する工具です。それぞれ用途が異なるため、正確に覚えておく必要があります。
- Q20中級誘導電動機・始動電流・直入れ始動
電動機(三相誘導電動機)の始動電流について、正しい記述はどれか。
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解説: 三相誘導電動機の直入れ始動では、始動時に定格電流の5〜7倍程度の大きな始動電流が流れます。このため、電圧降下や過電流保護の問題が生じることがあります。大容量電動機では星形-三角形(Y-Δ)始動やインバータ始動などの始動電流抑制方法が用いられます。始動電流が定格と同程度、または小さ…
- Q21中級タイムスイッチ・自動点滅・時刻制御
タイムスイッチの用途として、最も適切なものはどれか。
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解説: タイムスイッチは時計機能を内蔵したスイッチで、設定した時刻に自動的に照明や機器を点滅・開閉するために使用します。屋外照明の自動点灯・消灯や、給湯器の自動運転など広く利用されます。過電流遮断は配線用遮断器、2か所点滅は3路スイッチ、電流積算は電流計の機能です。
- Q22中級VVFケーブル・許容電流・2.0mm
VVFケーブル 2.0mm-2心の許容電流(周囲温度30℃の場合)として、正しいものはどれか。
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解説: VVFケーブル2.0mm-2心の許容電流は24Aです。これは内線規程に基づく値です。1.6mm-2心は19A、2.6mm-3心は33Aとなっています。IV線(単線)の許容電流とは異なる値であるため混同しないよう注意が必要です。
- Q23中級ウォーターポンププライヤ・ロックナット・ブッシング
ウォーターポンププライヤの主な用途として、電気工事の現場で最も適切なものはどれか。
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解説: ウォーターポンププライヤは口の開き量を段階的に調整できるプライヤで、電気工事では金属管のロックナットやブッシングの締め付け・取り外しに使用します。顎の開きが大きいため、大径のナットや配管継ぎ手にも対応できます。電線切断はペンチ・ニッパ、圧着は圧着工具、ねじ切りはねじ切り器で行いま…
- Q24中級4路スイッチ・3路スイッチ・3か所点滅
4路スイッチを使用する主な目的として、正しいものはどれか。
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解説: 4路スイッチは3路スイッチ2個の間に挿入することで、3か所以上から1つの照明を点滅させるために使用します。例えば廊下の両端(3路スイッチ)と中間(4路スイッチ)の3か所からの制御が典型例です。4路スイッチを増やすことで4か所以上にも対応できます。4つの回路を個別制御したり、4本の…
- Q25中級LED電球・白熱電球・消費電力
LED電球を白熱電球(フィラメント電球)と同じ明るさ(全光束)で比較したとき、LEDの特徴として正しいものはどれか。
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解説: LED電球は同等の明るさを白熱電球の約1/6〜1/8の消費電力で実現でき、寿命も白熱電球の約40倍(40,000時間程度)と格段に長いのが特徴です。消費電力がほぼ同等であれば省エネメリットがなく誤りです。LEDは白熱電球より消費電力が少なく、紫外線放射も少ないのが特徴です。
- Q26中級リーマ・バリ取り・面取り
金属管を切断した後、管内に電線を通す前に行う処理として、正しいものはどれか。
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解説: 金属管をパイプカッタやハックソーで切断すると、切断面にバリ(鋭い突起)が生じます。そのまま電線を通すとバリで絶縁被覆が損傷するため、リーマ(ヤスリの一種)で内面を面取りしてバリを除去する処理が必要です。絶縁テープや接着剤の塗布は正しい処理ではなく、電工ナイフは金属管の面取りには適…
- Q27中級変圧器・巻数比・電圧比
変圧器(トランス)の巻数比と電圧の関係について、正しい記述はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 変圧器の電圧比は巻数比に等しく、一次側巻数N1・二次側巻数N2のとき、V2/V1 = N2/N1 が成立します。一次側200回・二次側100回なら N2/N1 = 1/2 となり、二次側電圧は一次側の半分になります。なお、電流比は電圧比の逆数(I2/I1 = N1/N2)となりま…
- Q28中級パイプベンダ・金属管曲げ・曲げ半径
パイプベンダを使用して金属管(薄鋼電線管)を曲げる際の注意事項として、正しいものはどれか。
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解説: パイプベンダで金属管を曲げる際は、曲げ半径が小さすぎると管がつぶれて電線の通線ができなくなります。JIS等では管の呼び径(外径)の6倍以上の曲げ半径を確保することが推奨されています。電線は管の曲げ加工後に引き込みます(通線後に曲げると電線が損傷します)。薄鋼電線管を加熱しながら曲…
- Q29中級自動点滅器・フォトスイッチ・光センサ
自動点滅器(フォトスイッチ)について、正しい記述はどれか。
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解説: 自動点滅器(フォトスイッチ・光電スイッチ)は、周囲の明るさ(照度)を光センサで検知し、暗くなると自動点灯・明るくなると自動消灯する器具です。屋外照明の自動制御に広く使用されます。人体の赤外線を検知するのは人感センサ(PIRセンサ)付スイッチ、時刻による制御はタイムスイッチ、過負荷…
- Q30中級VVFストリッパ・ケーブルストリッパ・シース剥ぎ取り
VVFストリッパ(ケーブルストリッパ)の用途として、正しいものはどれか。
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解説: VVFストリッパはVVFケーブルの外被(シース)と絶縁被覆を寸法通りに正確に剥き取るための専用工具です。電工ナイフより作業が速く、導体を傷つけにくいため、現場での作業効率が高い工具です。金属管のシール、圧着成形、バリ取りはそれぞれ別の工具(シールテープ、圧着工具、リーマ)で行いま…
- Q31中級変圧器・鉄損・ヒステリシス損
単相変圧器の鉄損(コア損)の主な構成要素として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 変圧器の鉄損(コア損)は、交番磁界が鉄心を通る際に発生するヒステリシス損(磁性材料の磁化履歴による損失)と渦電流損(鉄心内に誘起される渦電流による損失)の2種類で構成されます。鉄損は負荷に関係なくほぼ一定です。銅損は巻線の電気抵抗による損失で負荷電流の2乗に比例します。誘電体損・…
- Q32中級コンセント・定格・15A 125V
コンセントの定格について、「15A 125V」と表示されているコンセントに接続できる機器の条件として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 「15A 125V」のコンセントには、定格15A・125V以下の機器を接続できます。コンセント1口またはテーブルタップを経由して複数の機器を接続する場合も、合計電流が15Aを超えないことが必要です(タコ足配線による過電流の防止)。単相200V機器は電圧が異なるため接続不可で、変換…
- Q33中級電熱器・消費電力・ジュールの法則
電熱器(電気ヒータ)の消費電力と発熱の関係について、正しい記述はどれか。
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解説: 電熱器(純抵抗負荷)の消費電力はジュールの法則より P = I²R(電流の2乗 × 抵抗)で表されます。また P = V²/R(電圧の2乗 ÷ 抵抗)や P = VI(電圧 × 電流)とも表せます。消費電力は電圧の2乗に「比例」し、電圧の2乗に「反比例」するのは誤りです。電熱器は…
- Q34中級プルボックス・電線管路・通線
プルボックスを使用する主な目的として、正しいものはどれか。
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解説: プルボックスは電線管路の途中(長距離の引き通し箇所や分岐箇所)に設置し、電線の引き込み・引き出し(通線作業)を容易にするための金属製ボックスです。管路が長い場合や複数方向への分岐がある場合に設けます。電線接続の保護・収納にはジョイントボックス(アウトレットボックス)が使われ、遮断…
- Q35中級押しボタンスイッチ・モーメンタリー・自動復帰
押しボタンスイッチ(モーメンタリースイッチ)の動作特性として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 押しボタンスイッチ(モーメンタリースイッチ)は、ボタンを押している間だけ接点がON(またはOFF)になり、放すと元の状態(OFF またはON)に自動的に戻るタイプのスイッチです。インターホンの呼び出しボタンや機器の起動ボタンに使われます。一度押してON状態を保持するのはトグルスイ…
- Q36上級リングスリーブ・中スリーブ・電線組み合わせ
リングスリーブ「中」を使用して接続できる電線の組み合わせとして、正しいものはどれか。ただし電線はすべてIV線(単線)とする。
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解説: リングスリーブ「中」に適用できる代表的な組み合わせには、1.6mm単線4〜5本(断面積2.0mm²×4〜5本相当)が含まれます。1.6mm 2本はリングスリーブ「小」の範囲、2.0mm 4本や2.6mm 3本はリングスリーブ「大」の範囲となります。電線の断面積の合計をもとに「小・…
- Q37上級漏電遮断器・定格感度電流・30mA
漏電遮断器(ELCB)の動作時間と動作電流の規格について、住宅用として最も一般的に使用されるものはどれか。
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解説: 住宅や一般的な低圧配線に使用される漏電遮断器は、定格感度電流30mA・動作時間0.1秒以内(高速形)が標準です。30mAは人体に対して心室細動を起こしにくい電流値として定められています。100mA以上は感電保護には高感度すぎず、不要動作の観点から低感度(中感度)として産業用等に使…
根拠法令: 電気設備に関する技術基準を定める省令
- Q38上級PF管・CD管・自己消火性
PF管とCD管を比較した場合の説明として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: PF管(合成樹脂製可とう電線管・耐燃性)は自己消火性を持つため、コンクリート埋設だけでなく隠ぺい部にも使用できます。CD管(合成樹脂製可とう電線管・非耐燃性)は自己消火性がないため、コンクリート埋設専用として使用が限定されます。CD管はオレンジ色で識別されることが多く、PF管はグ…
- Q39上級単相3線式・中性線断線・電圧異常
単相3線式100/200V配線において、中性線(接地側電線)が断線した場合に起こりえる問題として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 単相3線式の中性線が断線すると、両側の負荷が直列接続の状態になります。負荷インピーダンスが不均衡な場合、一方の負荷にかかる電圧が100Vを超えて異常上昇(最大200V)し、接続機器が損傷・焼損する危険があります。中性線欠相保護機能付き漏電遮断器はこの状態を検知して遮断します。単な…
- Q40上級配線用遮断器・定格電流・許容電流
配線用遮断器(MCCB)の定格電流の選定について、電線の許容電流との関係として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 配線用遮断器の定格電流は、保護対象の電線(ケーブル)の許容電流以下に設定する必要があります。これは、過電流時に遮断器が動作して電線を保護するためです。遮断器の定格電流が電線の許容電流を超えると、電線が過熱・焼損しても遮断器が動作しないという危険な状態になります。電技解釈でも、過電…
根拠法令: 電気設備の技術基準の解釈
- Q41上級誘導電動機・同期速度・極数
三相誘導電動機の同期速度Ns(min⁻¹)を求める式として、正しいものはどれか。ただし f を電源周波数(Hz)、p を極数とする。
答えと解説を先に見る
解説: 三相誘導電動機の同期速度は Ns = 120f / p(min⁻¹)で求められます。例えば電源周波数60Hz・4極の場合、Ns = 120×60/4 = 1800 min⁻¹ となります。実際の回転速度(回転子速度)はすべりがあるため同期速度より若干低くなります。Ns = 60f…
- Q42上級VVFケーブル・許容電流・1.6mm
VVFケーブル1.6mmの許容電流(周囲温度30℃)として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: VVFケーブル(600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル)1.6mm 2心の許容電流は周囲温度30℃で19Aです。これはVVFケーブルとしての値であり、IV単線(27A)とは異なります。VVFケーブルの許容電流は「1.6mm→19A、2.0mm→24A、2.6mm→33A」です(な…
- Q43上級ロックナット・ブッシング・金属管工事
金属管工事において、管と電気機器(金属製の分電盤等)の接続に使用するロックナットとブッシングの役割の組み合わせとして、正しいものはどれか。
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解説: 金属管を電気機器(分電盤・アウトレットボックス等)のノックアウト穴に接続する際、ロックナットは管のねじ部をボックス内外から挟み込んで機械的・電気的に固定します。ブッシングは管端の口にはめ込み、管内面の切断バリや鋭い端面から電線の絶縁被覆を保護します。ロックナットが絶縁用というのは…
- Q44上級配線用遮断器・漏電遮断器・MCCB
配線用遮断器(MCCB)と漏電遮断器(ELCB)を比較した説明として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 配線用遮断器(MCCB)は過電流(過負荷・短絡)を保護しますが、地絡(漏電)は検知しません。一方、漏電遮断器(ELCB)には「過電流保護付き漏電遮断器」という種類があり、地絡保護に加えて過電流保護機能も備えています。一方、「漏電遮断器(地絡保護専用)」は過電流保護機能を持たない製…
- Q45上級電線管・電線占有率・断面積
電線管内に収める電線の断面積の合計に関するルールとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 電線管に収める電線の占有率(電線の断面積の合計÷管の内断面積)は、電線2本の場合は内断面積の31%以下、電線3本以上の場合は48%以下が目安とされています(内線規程・電技解釈に基づく施工基準)。この規定は電線の熱放散を確保し、過熱を防ぐためのものです。80%以下という制限は緩すぎ…
根拠法令: 電気設備の技術基準の解釈
- Q46上級VE管・硬質ポリ塩化ビニル電線管・硬質管
硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)の特徴として、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: VE管(硬質ポリ塩化ビニル電線管)は「硬質」という名称の通り剛性が高く、手で容易に曲げ加工することはできません。曲げ加工が必要な場合はホットベンダ(加熱工具)で加熱して軟化させてから曲げます。可とう性があって容易に曲げられるのはPF管・CD管などの可とう管です。合成樹脂製で接地不…
- Q47上級分岐回路・電線太さ・許容電流
単相100V回路にコンセント(15A 125V)を設置する場合、分岐回路の電線(VVFケーブル)の最小太さとして、電技解釈に基づく正しいものはどれか。ただし分岐回路の過電流遮断器は15A定格とする。
答えと解説を先に見る
解説: 電技解釈に基づき、15A過電流遮断器で保護する分岐回路の電線の最小太さは1.6mm(単線)です。VVFケーブル1.6mmの許容電流はケーブルとしての値で19Aであり(IV単線の27Aとは別の値)、15A定格遮断器の保護範囲内に収まります。「1.2mm」は許容電流が低すぎて不適合で…
根拠法令: 電気設備の技術基準の解釈
- Q48上級ネオン変圧器・ネオントランス・定電流特性
ネオン変圧器(ネオントランス)の特性として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: ネオン変圧器(ネオントランス)は定電流特性を持ち、ネオン管の負荷変動(アーク放電の不安定性)があっても二次電流がほぼ一定に保たれる特殊変圧器です。通常の変圧器は定電圧特性を持ちますが、ネオン変圧器は磁気的に飽和しやすい設計(漏れ磁束の多い構造)で定電流特性を実現しています。インバ…
- Q49上級C種接地工事・接地抵抗・10Ω
接地工事の種類と接地抵抗値の組み合わせとして、C種接地工事(第三種接地工事に相当)の説明として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: C種接地工事は、300Vを超え低圧(600V以下)で使用する電気機器の金属製外箱等に施す接地工事で、接地抵抗値は10Ω以下(漏電遮断器設置時は500Ω以下)とされています。D種接地工事は300V以下の低圧機器に施す接地で接地抵抗値は100Ω以下です。高圧・特別高圧機器にはA種・B…
根拠法令: 電気設備の技術基準の解釈
- Q50上級屋外コンセント・防雨形・漏電遮断器
屋外に施設するコンセントに必要な防護措置として、電技解釈上で求められるものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 屋外に施設するコンセントは雨水・湿気にさらされるため、防雨形(防雨型)コンセントを使用することが必要です。また、水気のある場所では漏電遮断器(ELCB)による保護も求められます。定格電流は用途に応じて選定し20A以上とする義務はありません。金属管工事の義務や専用回路の義務も一般的…
根拠法令: 電気設備の技術基準を定める省令
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配線器具・電気機器・工具材料 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 第二種電気工事士 (学科試験)の配線器具・電気機器・工具材料は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは第二種電気工事士 (学科試験)の配線器具・電気機器・工具材料に全50問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。160問ある第二種電気工事士 (学科試験)全体のうち配線器具・電気機器・工具材料は約31%を占める重要科目です。
- 配線器具・電気機器・工具材料はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 配線器具・電気機器・工具材料は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。第二種電気工事士 (学科試験)は合計4科目 (配線器具・電気機器・工具材料 / 電気基礎理論・配電理論・工事方法・検査方法・保安法令・配線図) の構成なので、配線器具・電気機器・工具材料単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 第二種電気工事士 (学科試験)全体で配線器具・電気機器・工具材料の出題比率はどのくらいですか?
- 配線器具・電気機器・工具材料は第二種電気工事士 (学科試験)の4科目のうちの1科目で、ぴよパスでの配線器具・電気機器・工具材料の問題数は50問 / 全160問 ≈ 31%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、配線器具・電気機器・工具材料を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約58.2%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 配線器具・電気機器・工具材料で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 第二種電気工事士 (学科試験)は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、配線器具・電気機器・工具材料で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間2時間の中で、ぴよパスの配線器具・電気機器・工具材料練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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