結論:令和8年度 上期は申込受付中。CBTか筆記かを早めに決める
電験三種(第三種電気主任技術者)は、令和4年度から年2回(上期・下期)実施されています。令和8年度(2026年度)上期の日程は、電気技術者試験センターの公表をもとに整理すると次のとおりです。
| 項目 | 令和8年度 上期 |
|---|---|
| 申込期間 | 2026年5月18日(月)10時 〜 6月4日(木)17時 |
| CBT方式 試験期間 | 2026年7月16日(木) 〜 8月9日(日) |
| 筆記方式 試験日 | 2026年8月30日(日) |
| 受験手数料 | インターネット7,700円/書面8,100円(非課税) |
押さえるべきポイントは次の3つです。
- 上期の申込は6月4日(木)17時まで。受験するなら早めにインターネットで申し込む
- CBTか筆記かを選ぶ。CBTは期間内で日時を予約、筆記は8月30日の一斉受験
- 下期も実施されるが、本記事作成時点で下期日程は未公表。確定は公式で確認する
この記事では、年2回の仕組み、CBTと筆記の選び方、申込の流れ、そして下期の見通しを整理します。日程は改定されることがあるため、最終的な確認は必ず公式サイトで行ってください。
年2回・CBT/筆記の2方式という仕組み
電験三種は、かつて年1回・筆記のみの試験でしたが、現在は受験のしやすさが大きく変わっています。
- 年2回化(令和4年度〜):上期・下期の2回になり、1年に挑戦できる回数が倍になった
- CBT方式の導入(令和5年度〜):テストセンターのパソコンで、期間内に日時を選んで受験できるようになった
この変化は、科目合格制度と組み合わせると効いてきます。合格した科目は一定期間免除されるため、年2回になったことで「免除を使いながら残り科目を片づける」サイクルが回しやすくなりました。1回で4科目を同時にそろえられなくても、複数回に分けて積み上げれば最終合格を狙えます。
合格率が近年上がっている背景にも、この年2回化とCBT導入があります。
広告
CBT方式と筆記方式、どちらを選ぶか
令和8年度上期では、CBT方式(7月16日〜8月9日)と筆記方式(8月30日)のどちらかを選べます。出題内容や合格基準は方式で変わりません。違いは「いつ・どこで・どう受けるか」です。
| 観点 | CBT方式 | 筆記方式 |
|---|---|---|
| 日程 | 期間内で自分が予約した日時 | 決められた1日(8月30日)に一斉 |
| 会場 | 全国のテストセンター | 指定の試験会場 |
| 解答 | パソコン上で選択 | マークシートに記入 |
| 向く人 | 日程を都合に合わせたい・PC操作に抵抗がない | 紙に書いて計算したい・1日に集中したい |
CBT方式を選ぶ場合の注意点は、申込とは別にCBT会場・日時の予約が必要なことです。申込完了後、指定の予約期間内に予約しないと受験できません。「申し込んだだけ」で安心せず、予約まで済ませてはじめて受験が確定すると考えてください。
紙に図やベクトルを書き込みながら計算を進めたい人は、従来どおりの筆記方式が安心です。自分の勉強スタイルと相談して、早めに方式を決めておきましょう。
申込の流れ:インターネットが安くて速い
申込方法はインターネットと書面の2通りですが、手数料が安く手続きも早いインターネット申込み(7,700円)が基本的におすすめです。書面申込み(8,100円)は400円高くなります。
おおまかな流れは次のとおりです。
- 受験案内・公式サイトで最新の日程と手数料を確認する
- 申込期間内(上期は6月4日17時まで)にマイページから申込・受験手数料を支払う
- CBT方式を選んだ場合は、指定の予約期間内に会場・日時を予約する
- 受験票の情報を確認し、当日に備える
締切間際はアクセスが集中しがちです。受験を決めたら、申込期間の早いうちに済ませておくと安全です。なお、電験三種に受験資格の制限はなく、年齢や実務経験を問わず誰でも申し込めます。
下期はいつか:例年の傾向と確認方法
令和8年度の下期日程は、本記事の作成時点では未公表です。過去の傾向では、下期は冬から早春にかけて(CBTがおおむね年明け、筆記が3月頃)実施されてきました。ただし日程は年度ごとに決まるため、下期を狙う人は公表され次第、公式サイトで確認してください。
上期と下期のどちらで受けるかは、自分の学習の仕上がりから逆算して決めます。
- 学習が間に合いそうなら上期(8月)で手応えのある科目から受ける
- 仕上がりが遅れているなら下期に回し、確実に取れる状態を作る
年2回あることを前提に、「どの科目をいつ受けるか」を計画に組み込むのが、電験三種の賢い受け方です。具体的な複数年計画の組み方は、勉強時間の記事で整理しています。
申込んだら、試験日から逆算して走り出す
申込を済ませたら、あとは試験日までの時間をどう使うかです。上期なら、筆記の8月30日(またはCBTの受験予約日)から逆算して、週単位の学習ペースに落とし込みます。残り時間が短いほど、つまずいた単元で立ち止まっている余裕はなくなります。
独学で進める人は、テキストと過去問の往復を軸に、理論から固めていきます。
一方で、理論の電磁気や機械の電動機など、図やイメージがないと理解しにくい単元で時間を溶かしそうな人は、その単元だけ動画講座で補うと、限られた残り時間を有効に使えます。
SAT 電験三種講座を公式サイトで確認する ※PRリンクです。受講前に最新の講座内容・価格・対応年度を必ず確認してください。
ぴよきちメモ
試験日の記事でいちばん伝えたいのは、「申込は、思っているより早く締め切る」ということ。勉強が仕上がってから申し込もうと思っていると、申込期間はあっという間に過ぎます。電験三種は受験資格に制限がないので、受けるかどうか迷っているなら、先に申し込んでから本気を出すくらいでちょうどいいんです。
それと、CBTを選ぶ人は「申込」と「会場予約」が別物だということだけは忘れないでください。申し込んだのに予約を忘れて受けられなかった、という取りこぼしは本当にもったいないです。
日程は年度で変わります。この記事の数字も、最後はかならず公式サイトで答え合わせをしてから動いてくださいね。
出典・参考








































































































