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【2026年版】電工2種 合格後の次に取るべき資格5選|ビルメン4点セット完成からキャリアアップまで

ぴよパス編集部6分で読めます
目次

この記事で分かること

  • 電工2種に合格した後に目指すべき資格5選と選ぶ理由
  • 3つのキャリアルート(ビルメン4点セット完成・電気系昇格・設備管理拡張)ごとの優先順位
  • 各資格の難易度・学習時間・ぴよパスでの対応状況
  • 資格の組み合わせによるキャリアへの影響
  • 自分に合ったルートを選ぶための判断基準

電工2種の合格は「次の資格へのスタートライン」

第二種電気工事士は、一般住宅や小規模施設の電気工事を行うための国家資格であり、ビルメン4点セットのひとつとして設備管理職への入口にもなる資格だ。

電工2種に合格した段階で、受験者は「電気の基礎理論・配線図・工事方法・法令」という幅広い知識基盤を獲得している。この知識基盤は他の設備系資格との親和性が高く、次の資格取得に向けた学習コストを大幅に下げてくれる。

この記事では、電工2種の合格後に取るべき資格を5つ厳選し、3つのキャリアルートに分けて優先順位を解説する。

なお、ぴよパスでは以下で紹介する資格のうち、学科試験に対応した練習問題を複数の資格で提供している。


3つのキャリアルート

電工2種の合格後の資格戦略は、目指すキャリアによって大きく3つのルートに分かれる。

ルート目的優先する資格
A. ビルメン4点セット完成設備管理職への就職・転職危険物乙4 → ボイラー2級 → 冷凍3種
B. 電気系の昇格電気工事のスキルアップ第一種電気工事士 → 電験三種
C. 設備管理の幅を広げる消防・防災系の対応力強化消防設備士乙6 → 消防設備士甲4

自分がどのルートに進みたいかを明確にしたうえで、以下の5資格から優先順位をつけて取り組むことを推奨する。


次に取るべき資格5選

資格1:危険物取扱者 乙種4類(ルートA最優先)

項目内容
合格率の目安約31〜39%
学習時間の目安40〜60時間
受験機会都道府県ごとに年複数回
ぴよパス対応あり

ビルメン4点セットの中で電工2種の次に取るべき資格として最も推奨されるのが危険物乙4だ。

電工2種との知識の連動: ボイラーの燃料として使われるガソリン・灯油・軽油などの危険物の取り扱いは、設備管理の現場で電気工事と密接に関連する。電工2種で学んだ「設備管理の基礎知識」の上に危険物の知識を積み上げる形になるため、学習の連続性が高い。

受験しやすさ: 都道府県ごとに年複数回実施されるため、受験機会が豊富だ。不合格になっても短期間で再受験できる。合格率は31〜39%と数字上は低く見えるが、準備不足の受験者が多いことが合格率を押し下げている要因であり、しっかり対策すれば十分に合格可能な試験だ。

危険物乙4の練習問題で学習を始める

資格2:二級ボイラー技士(ルートA 2番目)

項目内容
合格率の目安約54%
学習時間の目安60〜80時間
受験機会各地の安全衛生技術センターで月複数回
ぴよパス対応あり

二級ボイラー技士はビルメン4点セットの中で電工2種と並んで基幹となる資格だ。

特徴的なコスト: 免許の交付にはボイラー実技講習(3日間・約21,600円)の修了証が必要であり、他の資格と比べて取得費用が高い。この費用を計画に組み込んでおく必要がある。

電工2種との相乗効果: 電気設備とボイラー設備の両方を管理できる人材は、ビルメンテナンスの現場で高い市場価値を持つ。電工2種と二級ボイラー技士の2資格があれば、設備管理の求人の大半に応募できるようになる。

二級ボイラー技士の練習問題で学習を始める

資格3:第三種冷凍機械責任者(ルートA 3番目)

項目内容
合格率の目安約36%
学習時間の目安60〜100時間
受験機会年1回(11月のみ)
ぴよパス対応あり

冷凍3種はビルメン4点セットの最後のピースだ。

注意点:年1回のみの試験。 冷凍3種は年1回(11月)しか実施されないため、受験スケジュールの制約が大きい。不合格になると1年待つ必要がある。このため、4点セットの攻略順序を冷凍3種の試験日を基準に逆算して組み立てるのが効率的だ。

難易度: 合格率約36%はビルメン4点セットの中で危険物乙4に次いで低い。冷凍サイクル(蒸発→圧縮→凝縮→膨張)の理解が学習の核心であり、仕組みを理解できれば記憶に定着しやすいが、暗記だけでは対応しにくい分野もある。

第三種冷凍機械責任者の練習問題で学習を始める

資格4:第一種電気工事士(ルートB)

項目内容
合格率の目安学科約45%・技能約65%
学習時間の目安80〜120時間
受験機会年1回
ぴよパス対応なし(今後追加予定)

電気工事のスキルを深めたい場合は、第一種電気工事士が次の目標になる。

電工2種との学習連続性: 一種は二種の出題範囲をベースに、高圧の受電設備・変圧器・高圧機器の取り扱いなどが追加される。電工2種の学科で学んだ電気理論・法令・配線図の知識がそのまま活きるため、電工2種の合格直後(知識が新鮮なうち)に受験するのが学習効率の面で最も有利だ。

実務経験の要件: 試験自体は受験資格に制限がなく誰でも受験できるが、免状の交付には一定の実務経験が必要だ。実務に就きながら並行して受験し、経験要件を満たした段階で免状を申請するのが一般的なルートになる。

資格5:消防設備士 乙種6類 / 甲種4類(ルートC)

項目内容
合格率の目安乙6約38%・甲4約30%
学習時間の目安40〜80時間
受験機会都道府県ごとに年複数回
ぴよパス対応あり(乙6・甲4・乙4)

ビルメン4点セットには含まれないが、設備管理の求人で頻繁に要件に挙がるのが消防設備士だ。

乙種6類(消火器): 消火器の整備・点検を行うための資格で、ビルメンテナンスの現場での需要が高い。学習範囲が狭く、短期間で取得しやすい。

甲種4類(自動火災報知設備): 自動火災報知設備の工事・整備・点検を行うための資格で、電工2種の電気配線の知識が直接活用できる。甲種は工事まで行える上位資格であり、ビルメンの現場での評価が高い。なお甲種4類の受験には電工2種の免状が受験資格として使える。

消防設備士乙6の練習問題 / 消防設備士甲4の練習問題


ルート別おすすめの取得順序

ルートA:ビルメン4点セット完成(1〜2年計画)

  1. 電工2種(合格済み)
  2. 危険物乙4(電工2種合格後すぐに着手。年複数回受験可能)
  3. 二級ボイラー技士(月複数回実施。実技講習のスケジュールも確保)
  4. 冷凍3種(年1回11月のみ。試験日を基準に逆算)

この順番であれば、冷凍3種の試験日(11月)を軸にスケジュールを組み立てやすい。電工2種に上期(5〜6月)で合格した場合、同年夏〜秋に危険物乙4、秋〜冬に二級ボイラー技士、翌年11月に冷凍3種というペースが現実的だ。

ルートB:電気系昇格(2〜5年計画)

  1. 電工2種(合格済み)
  2. 第一種電気工事士(電工2種の知識が新鮮なうちに受験)
  3. 電験三種(長期計画。600〜1000時間の学習が必要)

電験三種は国家資格の中でも上位の難易度であり、電工2種→一種→電験三種という段階的なステップアップが現実的だ。

ルートC:設備管理の幅を広げる(1年計画)

  1. 電工2種(合格済み)
  2. 消防設備士乙6(消火器。短期間で取得可能)
  3. 消防設備士甲4(自動火災報知設備。電工2種の知識が活きる)

ビルメン4点セットの取得と並行して消防設備士を取得するパターンも多い。


まとめ:電工2種の合格を「次の資格への踏み台」にする

電工2種に合格したことで手に入れた電気の基礎知識は、他の設備系資格を取得するうえで大きなアドバンテージになる。この知識基盤を活かして、自分のキャリア目標に合った資格を計画的に取得していくことが重要だ。

特にビルメン4点セットの完成を目指す場合は、冷凍3種の試験日(年1回・11月)を軸にスケジュールを逆算し、危険物乙4→二級ボイラー技士→冷凍3種の順に効率よく取得していくことを推奨する。


ぴよパスで次の資格の学習を始める

ぴよパスではビルメン4点セットを含む複数の資格に対応したオリジナル練習問題を公開している。電工2種で培った学習習慣をそのまま次の資格に活用できる。


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出典

  • 一般財団法人 電気技術者試験センター「第二種電気工事士試験 実施状況」(各年度公表データ)
  • 一般財団法人 消防試験研究センター「試験実施状況」(各年度公表データ)
  • 公益財団法人 安全衛生技術試験協会「試験実施状況」(各年度公表データ)
  • 高圧ガス保安協会「国家試験実施状況」(各年度公表データ)

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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

公的機関の公表データ・法令・試験実施団体の公式情報を根拠に記事を作成。問題は全てオリジナルで、12項目の品質ガードで正確性を担保しています。

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