第二種電気工事士 技能試験の実物練習セット
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電気設備の技術基準の解釈では、電線を接続する場合、接続部分で電線の引張強さを一定の割合以上減少させないこととされている。この割合として、正しいものはどれか。ただし、ジャンパー線を接続する場合など、電線に加わる張力が電線の引張強さに比べて著しく小さい場合を除く。
正解: 3. 20%
解説: 電気設備の技術基準の解釈第12条(電線の接続法)第一号イは、電線を接続するときは電線の引張強さを20%以上減少させないこととしています。ジャンパー線の接続のように、電線に加わる張力が引張強さに比べて著しく小さい場合は除かれます。絶縁電線どうしの接続にも同号が準用されます(同条第二…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第12条
関連キーワード: 電線の接続法・引張強さ・ジャンパー線・電気抵抗
E形リングスリーブを用いて、直径2.0mmの単線1本と直径1.6mmの単線3本を1か所で終端接続する。使用するリングスリーブの大きさと、圧着ペンチでつける刻印の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 1. 中スリーブを使い、刻印は「中」とする
解説: リングスリーブの大きさは、接続する電線の太さと本数の組合せで決まります。小スリーブで接続できるのは、1.6mmだけなら4本まで、2.0mmだけなら2本まで、2.0mm1本と1.6mmを組み合わせる場合は1.6mmが2本までです。2.0mm1本と1.6mm3本はこの範囲を超えるため…
関連キーワード: リングスリーブ・圧着ペンチ・刻印・終端接続
電気設備の技術基準の解釈に定める金属管工事(使用電圧300V以下の低圧屋内配線)に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 3. 対地電圧100Vで長さ10mの管は、乾燥した場所に施設すればD種接地工事を省略できる
解説: 電気設備の技術基準の解釈第159条第3項第四号により、使用電圧300V以下の金属管にはD種接地工事を施します。省略できるのは、管の長さが4m以下で乾燥した場所に施設する場合(同号イ)と、交流対地電圧150V以下で管の長さが8m以下のものに簡易接触防護措置を施すか乾燥した場所に施設…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第159条
関連キーワード: 金属管工事・D種接地工事・管の厚さ・ブッシング
合成樹脂管工事(PF管・CD管)に関する記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 2. PF管は自己消火性があり、隠蔽場所であればコンクリート埋設以外でも使用できる
解説: PF管(Plastic Flexible conduit)は自己消火性を持つ難燃性の合成樹脂管で、隠蔽場所ではコンクリートへの埋設以外でも使用できます。一方CD管(Combined Duct)は自己消火性がなく、コンクリートへの埋設専用です。色については、CD管がオレンジ色(橙色…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第158条
関連キーワード: 合成樹脂管工事・PF管・CD管・自己消火性・コンクリート埋設
D種接地工事について、電気設備の技術基準の解釈第17条の原則の接地抵抗値として正しいものはどれか。ただし、低圧電路で地絡時に0.5秒以内に当該電路を自動遮断する装置による緩和は適用しないものとする。
正解: 2. 100Ω以下
解説: 電技解釈第17条第4項のD種接地工事の原則の接地抵抗値は100Ω以下なので、選択肢2が正解です。選択肢3の500Ω以下は、低圧電路で地絡時に0.5秒以内に当該電路を自動遮断する装置を施設する場合の値で、この設問では適用しません。選択肢4の10Ω以下はA種・C種の原則値で、D種の原…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第17条
関連キーワード: D種接地工事・接地抵抗・100Ω・接地工事の種類
ケーブル工事に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 1. ケーブル工事では、電線管に収めて防護する必要はなく直接露出配線ができる
解説: ケーブル工事では、直接露出配線も可能ですが、人が触れるおそれがある場所や外傷を受けるおそれがある場所では保護管に収めるなどの防護措置が必要です。「電線管に収めて防護する必要はなく直接露出配線ができる」は場所によっては誤りとなります。造営材への支持間隔2m以下、直接埋設時60cm以…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第164条
関連キーワード: ケーブル工事・支持間隔・直接埋設・曲げ半径
がいし引き工事に関する記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 1. がいし引き工事では、電線相互の間隔は6cm以上、電線と造営材との離隔距離は2.5cm以上とする
解説: 電気設備技術基準の解釈第157条に基づき、がいし引き工事では電線相互の間隔は6cm以上、電線と造営材との離隔距離は2.5cm以上とする必要があります(低圧の場合)。「電線相互の間隔および電線と造営材の間隔はどちらも6cm以上」という記述は誤りで、造営材との距離は6cmではなく2.…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第157条
関連キーワード: がいし引き工事・電線間隔・支持点間距離・造営材
電気設備の技術基準の解釈により、C種接地工事を施さなければならないものはどれか。
正解: 4. 乾燥した場所の使用電圧400Vの金属ダクト
解説: 金属ダクト工事では、使用電圧が300Vを超える場合、ダクトにC種接地工事を施します(電気設備の技術基準の解釈第162条第3項第八号)。D種接地工事に緩められるのは接触防護措置を施す場合で、乾燥した場所であることは緩和の条件になっていません。金属管工事も300V超はC種接地工事です…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第29条、第159条、第162条
関連キーワード: C種接地工事・D種接地工事・接触防護措置・金属製外箱
指示電気計器の動作原理のうち、交流専用であり、回転する円板で電力量を積算する電力量計に古くから用いられてきたものはどれか。
正解: 2. 誘導形
解説: 誘導形計器は、交流が作る移動磁界で金属の円板に渦電流を生じさせ、その電磁力で円板を回す方式で、交流でなければ働きません。円板の回転数が電力量に比例することを利用して、機械式の電力量計に用いられてきました。可動コイル形は永久磁石とコイルを用いる直流用の計器、可動鉄片形は主に交流の電…
関連キーワード: 指示電気計器・動作原理・電力量計・可動コイル形
電気工事士法及び同法施行令に定める電気工事士の義務や手続きに関する記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 4. 電気工事士は、一般用電気工作物に係る電気工事の作業に従事するときは、電気工事士免状を携帯していなければならない
解説: 電気工事士法第5条第2項により、電気工事士は電気工事の作業に従事するときは電気工事士免状を携帯していなければなりません。5年以内ごとの講習の受講義務(同法第4条の3)は第一種電気工事士に課されたもので、第二種電気工事士にはありません。電気工事の業務に関して報告をさせることができる…
根拠・参照資料: 電気工事士法第4条の3、第5条第2項、第9条第1項、電気工事士法施行令第3条、第5条
関連キーワード: 電気工事士免状・講習・報告・書換え
差込形コネクタを用いた屋内配線の電線接続に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 2. 心線どうしをねじり合わせてから、コネクタの1つの差込口にまとめて差し込む
解説: 差込形コネクタは、電線1本ごとに差込口があり、被覆をはぎ取った心線をそれぞれの差込口へまっすぐ差し込んで接続します。心線をねじり合わせて1つの差込口にまとめて入れる使い方はしないため、2が誤りです。差し込んだ心線は内部のばねで押さえられ、接続が保たれます。被覆のはぎ取り長さは、コ…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第12条
関連キーワード: 差込形コネクタ・差込口・絶縁テープ・はぎ取り長さ
金属管工事において、管を曲げる場合の管の内側の半径として正しいものはどれか。
正解: 1. 管の内径の6倍以上
解説: 金属管を曲げる場合、管の内側の半径は管の内径の6倍以上にしなければなりません。これは管内に通した電線の被覆を傷つけないようにするためです。曲げ半径が小さすぎると、管の断面が変形したり電線被覆が損傷したりするおそれがあります。なお、金属管の曲げには管ベンダーなどの専用工具を使用しま…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第159条
関連キーワード: 金属管工事・曲げ半径・管の内径・電線被覆
合成樹脂管(硬質合成樹脂管VE管)工事の支持間隔として、正しいものはどれか。
正解: 2. 管の支持点間の距離は1.5m以下
解説: 硬質合成樹脂管(VE管)工事では、管の支持点間の距離(サポート間隔)は1.5m以下とする必要があります。合成樹脂管は金属管に比べて剛性が低く、温度変化によって膨張・収縮しやすいため、適切な支持が重要です。一方、金属管の支持間隔は2m以下とされています。また合成樹脂管は直射日光や高…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第158条
関連キーワード: 合成樹脂管工事・VE管・支持間隔・サポート間隔
低圧屋内配線の絶縁抵抗値の判定基準として、正しい組合せはどれか。
正解: 1. 使用電圧が300V以下で対地電圧が150V以下の電路:0.1MΩ以上
解説: 低圧屋内配線の絶縁抵抗値の基準は電技解釈第14条に定められており、対地電圧が150V以下の電路は0.1MΩ以上、300V以下で対地電圧が150Vを超える電路は0.2MΩ以上、300Vを超える低圧の電路は0.4MΩ以上です。単相100V回路(対地電圧100V)は0.1MΩ以上、単相…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第14条
関連キーワード: 絶縁抵抗・判定基準・MΩ・対地電圧・低圧
絶縁抵抗計(メガー)を使って低圧屋内配線の絶縁抵抗を測るときの扱いとして、誤っているものはどれか。
正解: 3. 測定前のゼロの確認は、L端子とE端子の測定用の線を互いに離した状態で行う
解説: 絶縁抵抗計のゼロの確認は、L端子とE端子につないだ測定用の線どうしを接触(短絡)させ、指示が0になることを確かめて行います。線を離した状態は∞の確認に当たるため、3が誤りです。指示が∞のときは測定範囲を超える大きな抵抗で、絶縁は良好と判断できます。絶縁抵抗計は直流の高い電圧を加え…
根拠・参照資料: 電気設備に関する技術基準を定める省令第58条
関連キーワード: 絶縁抵抗計・ゼロの確認・残留電荷・電子機器
電池式の接地抵抗計を使い、補助接地極を地面に打ち込んで接地抵抗を測る場合の記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 補助接地極は、湿った土の所に打ち込む
解説: 接地抵抗計による測定では、被測定接地極(E)から電位補助極(P)、電流補助極(C)の順に、ほぼ一直線上におおむね5~10mの間隔をあけて補助接地極を打ち込みます。補助接地極は湿った土の所に打ち込み、地面が乾いているときは水をまいて湿らせます。被測定接地極から1m以内では間隔が足り…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第17条
関連キーワード: 接地抵抗計・補助接地極・被測定接地極・電位補助極
竣工検査で実施する検査項目として、電気設備技術基準に照らして必ず実施しなければならないものはどれか。
正解: 4. 導通試験・絶縁抵抗測定・接地抵抗測定
解説: 竣工検査では、電気工事が法令・施工仕様通りに行われているかを確認するため、導通試験(結線の正確性確認)・絶縁抵抗測定(絶縁の健全性確認)・接地抵抗測定(接地工事の確認)が基本的な検査項目です。電力量計の誤差試験は電力会社が行う検査、漏電遮断器の動作電流・時間試験は設備の性能確認と…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準第58条
関連キーワード: 竣工検査・導通試験・絶縁抵抗測定・接地抵抗測定
電気工事士法により、第二種電気工事士が従事することのできない電気工事の作業はどれか。ただし、第二種電気工事士はほかの免状や認定証を持っていないものとする。
正解: 1. 高圧受電の事務所ビル(最大電力100kW)で100Vのコンセントを増設する作業
解説: 高圧で受電する最大電力500kW未満の需要設備は自家用電気工作物で(電気工事士法第2条第2項)、その電気工事の作業には第一種電気工事士免状が要ります(同法第3条第1項)。使用電圧が100Vのコンセントでも同じで、600V以下の部分の簡易電気工事であっても、第二種電気工事士が従事す…
根拠・参照資料: 電気工事士法第2条、第3条
関連キーワード: 第二種電気工事士・自家用電気工作物・一般用電気工作物・太陽電池発電設備
電気設備技術基準における低圧の電圧区分として、正しいものはどれか。
正解: 3. 直流にあっては750V以下、交流にあっては600V以下
解説: 電気設備技術基準第2条において、低圧とは直流にあっては750V以下、交流にあっては600V以下のものと定義されています。高圧は直流で750Vを超え7000V以下、交流で600Vを超え7000V以下のものです。7000Vを超えるものは特別高圧となります。一般家庭で使用される100V…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準第2条
関連キーワード: 電圧区分・低圧・高圧・電気設備技術基準・750V・600V
電気工事士法では、電気工事士が電気工事士法のほか、ある法律の特定の規定に違反したときも、都道府県知事は電気工事士免状の返納を命ずることができるとされている。その法律として、正しいものはどれか。
正解: 4. 電気用品安全法
解説: 電気工事士法第4条第6項により、都道府県知事は、電気工事士が電気工事士法又は電気用品安全法第28条第1項の規定に違反したときは、電気工事士免状の返納を命ずることができます。電気用品安全法第28条第1項は、電気工事士などが、同法の表示が付されていない電気用品を電気工作物の設置や変更…
根拠・参照資料: 電気工事士法第4条第5項、第6項、電気用品安全法第28条第1項
関連キーワード: 電気工事士免状・返納・都道府県知事・電気工事士法
電気用品安全法において、「特定電気用品」の表示(PSEマーク)の形状として正しいものはどれか。
正解: 1. 菱形(◇)の中にPSEと表示されたもの
解説: 電気用品安全法では、電気用品を「特定電気用品」と「特定電気用品以外の電気用品」の2種類に分類しています。特定電気用品には菱形(◇)の中にPSEと表示されたマーク(菱形PSEマーク)を付けなければなりません。一方、特定電気用品以外の電気用品には丸形(〇)の中にPSEと表示されたマー…
根拠・参照資料: 電気用品安全法第10条
関連キーワード: 電気用品安全法・PSEマーク・特定電気用品・菱形・丸形
電気用品安全法において、「特定電気用品」に該当するものはどれか。
正解: 3. 定格電流が30A以下の配線用遮断器
解説: 配線用遮断器(定格電流が30A以下のもの)は特定電気用品に該当します。特定電気用品は一般消費者の生活の用に供される電気用品のうち、構造または使用方法などから危険・障害の発生するおそれが多いものとして政令で定められた品目です。電線・差込接続器・漏電遮断器・配線用遮断器などが特定電気…
根拠・参照資料: 電気用品安全法施行令
関連キーワード: 電気用品安全法・特定電気用品・配線用遮断器・PSEマーク
電気工事士法施行規則により、一般用電気工作物において電気工事士でなくても従事できる作業はどれか。
正解: 3. 露出型のコンセントを、同じ場所で新しい露出型コンセントに取り換える作業
解説: 電気工事士法施行規則第2条第2項は、一般用電気工作物等の保安上支障がない軽微な作業を、同条第1項第一号イからヌまで及びヲ(と接地線・接地極の作業)以外の作業としています。同号ホは配線器具を造営材に取り付け、取り外し、電線を接続する作業を挙げつつ、露出型点滅器又は露出型コンセントを…
根拠・参照資料: 電気工事士法第3条第2項、電気工事士法施行規則第2条
関連キーワード: 電気工事士法施行規則・軽微な作業・配線器具・金属製のボックス
電気設備の技術基準の解釈では、住宅の屋内電路の対地電圧は原則として150V以下とされているが、その電気機械器具だけに電気を供給する屋内配線と直接接続するなど所定の方法で施設すれば、対地電圧300V以下とすることができる電気機械器具がある。その電気機械器具の定格消費電力の下限として、正しいものはどれか。
正解: 3. 2kW
解説: 電気設備の技術基準の解釈第143条第1項は、住宅の屋内電路の対地電圧を150V以下としたうえで、定格消費電力が2kW以上の電気機械器具とこれに電気を供給する屋内配線を所定の方法で施設する場合を例外としています(同項第一号)。条件は、その器具だけに電気を供給する屋内配線とすること、…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第143条
関連キーワード: 対地電圧・住宅の屋内電路・定格消費電力・漏電遮断器
低圧屋内配線の使用電圧が300V以下で対地電圧が150Vを超える場合(例:単相三線式200V回路で対地電圧200V)の絶縁抵抗の最低値として正しいものはどれか。
正解: 3. 0.2MΩ
解説: 単相三線式200V回路(使用電圧200V・対地電圧200V)は「使用電圧300V以下で対地電圧が150Vを超えるもの」に分類され、絶縁抵抗の最低値は0.2MΩ以上です。対地電圧150V以下の回路(単相100V等)は0.1MΩ以上、低圧で使用電圧が300Vを超える回路(例:三相40…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第14条
関連キーワード: 絶縁抵抗・0.2MΩ・単相三線式200V・対地電圧
電気設備の技術基準の解釈に定める電線の接続法のうち、ろう付けや接続器具の使用に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 1. コードどうしは、ろう付けしたうえで接続部分をコードの絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので被覆すれば、コード接続器などの器具を使わずに接続できる
解説: 電気設備の技術基準の解釈第12条第三号により、コード相互、キャブタイヤケーブル相互、ケーブル相互などを接続するときは、コード接続器、接続箱その他の器具を使用します。器具を使わなくてよい例外は、断面積8mm2以上のキャブタイヤケーブル相互(同号イ)と、金属被覆のないケーブル相互を第…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第12条
関連キーワード: 電線の接続法・ろう付け・接続箱・電気的腐食
金属管工事において、管内に収める電線の総断面積(被覆を含む)の上限として定められている割合として正しいものはどれか。
正解: 4. 管の内断面積の48%以下
解説: 電線管(金属管・合成樹脂管等)に収める電線の総断面積(絶縁被覆を含む)は、管の内断面積の48%以下にする必要があります(電気設備技術基準の解釈による)。この制限は、電線の引き込み・引き替えの容易さ、電線の発熱による被覆劣化の防止、施工時の電線被覆の損傷防止を目的としています。48…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第159条
関連キーワード: 金属管工事・電線断面積・48%・管内断面積・充填率
接地工事の接地線の太さに関する規定として、D種接地工事の接地線の最小太さとして正しいものはどれか。
正解: 1. 直径1.6mm(軟銅線)以上
解説: D種接地工事の接地線の太さは、直径1.6mm以上の軟銅線(または断面積が同等以上の軟銅より線)を使用しなければなりません。接地線はC種・D種ともに直径1.6mm以上の軟銅線が最低基準です。A種接地工事の接地線は断面積2.6mm²以上の軟銅より線(または外径1.8mm以上の軟銅線)…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第17条
関連キーワード: D種接地工事・接地線・直径1.6mm・軟銅線・接地工事
単相3線式100/200V屋内配線の絶縁抵抗測定を行う際、正しい測定方法の記述はどれか。
正解: 2. 電源を遮断し、負荷機器をすべて切り離した状態でメガーを用いて電線と大地間の絶縁抵抗を測定する
解説: 低圧屋内電路の絶縁抵抗測定は、電源を遮断してから負荷機器(コンデンサ内蔵のものは特に)を切り離した状態で、メガー(絶縁抵抗計)を使用して電線と大地間の絶縁抵抗を測定します。電源が投入された活線状態でメガーを使用することは危険であり禁止されています。テスタは絶縁抵抗の測定には適して…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準第58条
関連キーワード: 絶縁抵抗測定・メガー・単相3線式・電源遮断・負荷切り離し
電気工事業の業務の適正化に関する法律(電気工事業法)と同法施行規則で、登録電気工事業者について定められている事項として、正しいものはどれか。
正解: 4. 第二種電気工事士を主任電気工事士とするには、免状の交付後に電気工事に関し3年以上の実務の経験が必要である。
解説: 電気工事業法第19条第1項により、一般用電気工事の業務を行う営業所ごとに置く主任電気工事士は、第一種電気工事士か、第二種電気工事士免状の交付を受けた後に電気工事に関し3年以上の実務の経験を有する第二種電気工事士でなければなりません。よって4が正しい記述です。1は誤りで、登録の有効…
根拠・参照資料: 電気工事業の業務の適正化に関する法律第3条第2項、第19条第1項・第3項、第26条、同法施行規則第13条第2項
関連キーワード: 電気工事業法・主任電気工事士・登録の有効期間・帳簿・実務の経験
電気工事士法に定める特殊電気工事(ネオン工事など)と特種電気工事資格者に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 特種電気工事資格者認定証は特殊電気工事の種類ごとに交付され、非常用予備発電装置工事の認定証ではネオン工事の作業に従事できない。
解説: 特種電気工事資格者認定証の交付は特殊電気工事の種類ごとに行われ(電気工事士法第4条の2第2項)、特殊電気工事の作業には、その特殊電気工事に係る認定証の交付を受けた者でなければ従事できません(同法第3条第3項)。特殊電気工事はネオン工事と非常用予備発電装置工事です(同法施行規則第2…
根拠・参照資料: 電気工事士法第3条第1項・第3項、第4条の2第1項・第2項、電気工事士法施行規則第2条の2
関連キーワード: 特殊電気工事・ネオン工事・特種電気工事資格者認定証・非常用予備発電装置工事
電気設備に関する技術基準を定める省令において、低圧電線路の絶縁性能として、電線と大地との間及び電線の線心相互間の絶縁抵抗は、使用電圧に対する漏えい電流が最大供給電流の何分の一を超えないようにしなければならないとされているか。
正解: 2. 2000分の1
解説: 電気設備に関する技術基準を定める省令第22条は、低圧電線路 (電柱間の引込線など、電気使用場所以外の低圧の電線路) の絶縁性能について、使用電圧に対する漏えい電流が最大供給電流の 2000 分の 1 を超えないようにしなければならないと定めています。屋内の低圧電路 (電気使用場所…
根拠・参照資料: 電気設備に関する技術基準を定める省令第22条
関連キーワード: 低圧電線路・漏えい電流・2000分の1・絶縁性能・電気設備技術基準
電気設備技術基準において、低圧架空電線と建造物の接近に関する離隔距離の規定として正しいものはどれか。
正解: 1. 低圧架空電線は建造物の造営材の上部において垂直距離2m以上を保持しなければならない
解説: 電気設備技術基準の解釈第74条(低圧架空電線と建造物との接近)に基づき、低圧架空電線(裸電線・絶縁電線)は建造物の上部造営材(屋根・軒・ひさし等)の上方において垂直距離2m以上を保持しなければなりません。「垂直距離1m以上」は誤りであり、1m以上が適用されるのは高圧絶縁電線または…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第74条
関連キーワード: 低圧架空電線・建造物離隔距離・垂直距離・水平距離・電気設備技術基準
電気工事士法施行令に定める電気工事士免状の再交付・書換えの手続について、誤っているものはどれか。
正解: 4. 免状を失ったときは、失った日から30日以内に再交付を申請しなければならない。
解説: 電気工事士法施行令第4条第1項は、免状をよごし、損じ、又は失ったときは、交付した都道府県知事に再交付を申請することが「できる」と定めており、申請の期限は定められていません。失った日から30日以内に申請しなければならないとする4が誤りです。1は正しく、氏名は免状の記載事項なので(同…
根拠・参照資料: 電気工事士法第4条第7項、電気工事士法施行令第3条、第4条、第5条
関連キーワード: 電気工事士免状・書換え・再交付・記載事項・都道府県知事
使用電圧が300V以下の低圧屋内配線を、点検できる隠ぺい場所であって湿気の多い場所又は水気のある場所に施設する場合、電気設備の技術基準の解釈で施設できるとされている工事の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 1. がいし引き工事・金属可とう電線管工事
解説: 電気設備の技術基準の解釈第156条の156-1表では、点検できる隠ぺい場所であって湿気の多い場所又は水気のある場所の欄で、がいし引き工事と金属可とう電線管工事にはいずれも施設できる印が付いています(金属可とう電線管工事では、第160条第2項第二号・第3項第四号により、2種金属製可…
関連キーワード: 点検できる隠ぺい場所・がいし引き工事・金属可とう電線管工事・セルラダクト工事・金属線ぴ工事
移動して使用する低圧の電気機械器具の金属製外箱にD種接地工事を施す場合、接地線のうち可とう性を必要とする部分に多心キャブタイヤケーブルの1心を使うとき、その断面積の下限として電気設備の技術基準の解釈に定められている値はどれか。
正解: 4. 0.75mm²
解説: 電気設備の技術基準の解釈第17条第4項第二号は、D種接地工事の接地線をC種接地工事の規定(同条第3項第二号)に準じるとしています。同号ハでは、移動して使用する電気機械器具の金属製外箱等に接地工事を施す場合に可とう性を必要とする部分は、多心コード又は多心キャブタイヤケーブルの1心で…
関連キーワード: D種接地工事・接地線・多心キャブタイヤケーブル・可とう性・移動して使用する
OW線を電線として使用することが、電気設備の技術基準の解釈で認められているものはどれか。
正解: 3. 低圧架空引込線の電線
解説: OW線は屋外用ビニル絶縁電線です。低圧架空引込線の電線は絶縁電線又はケーブルとされ(電気設備の技術基準の解釈第116条第1項第一号)、屋外用ビニル絶縁電線を使う場合は人が通る場所から手を伸ばしても触れない範囲に施設するという規定も置かれているので(同項第三号)、OW線を使用できま…
関連キーワード: OW線・屋外用ビニル絶縁電線・低圧架空引込線・金属管工事・地中電線路
ケーブル工事において、VVFケーブルを曲げて配線する場合、屈曲部の内側の半径はケーブルの仕上がり外径(断面が長円形のものは短径)の何倍以上とすべきか。
正解: 2. 6倍以上
解説: ケーブルを曲げて配線する場合、屈曲部の内側の半径はケーブルの仕上がり外径の6倍以上とします(内線規程による)。VVFケーブルのように断面が長円形(小判形)のものは短径を基準とします。曲げ半径が小さすぎると絶縁被覆やシース(外装)にひび割れ・損傷が生じ、絶縁不良の原因となります。2…
関連キーワード: ケーブル工事・VVFケーブル・曲げ半径・仕上がり外径・6倍
使用電圧300V以下の低圧用機械器具の金属製外箱に施すD種接地工事について、電気設備の技術基準の解釈で省略できるとされている場合はどれか。
正解: 1. 水気のある場所以外の場所に施設する機械器具の電路に、定格感度電流15mA以下・動作時間0.1秒以下の電流動作型の漏電遮断器を施設する場合
解説: 電気設備の技術基準の解釈第29条第2項第五号により、低圧用の機械器具を水気のある場所以外に施設し、その電源の電路に電流動作型で定格感度電流15mA以下・動作時間0.1秒以下の漏電遮断器(電気用品安全法の適用を受けるもの)を設けたときは、金属製外箱の接地工事を省略できます。よって1…
関連キーワード: D種接地工事・金属製外箱・漏電遮断器・絶縁変圧器・省略
硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)を使った合成樹脂管工事による低圧屋内配線について、電気設備の技術基準の解釈の規定と一致するものはどれか。
正解: 3. 接着剤を使って管相互を接続する場合の差込み深さの下限は、管の外径の0.8倍とされている。
解説: 電気設備の技術基準の解釈第158条第3項第二号では、管どうしや管とボックスを差込みで接続するときの差込み深さを、管の外径の1.2倍以上、接着剤を使うときは0.8倍以上としています。TSカップリングのように接着剤を使う接続では下限が0.8倍なので、3が正しい記述です。1は誤りで、短…
関連キーワード: 合成樹脂管工事・VE管・差込み深さ・接着剤・金属製のボックス
ライティングダクト工事による低圧屋内配線に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 2. ダクトは造営材(壁など)を貫通して施設することができる
解説: 電気設備技術基準の解釈第165条により、ライティングダクトは造営材を貫通して施設してはならないと規定されています。壁などを貫通させると貫通部分の点検ができず、導体露出部への異物接触などの危険があるためです。ダクトの支持点間の距離を2m以下とすること、終端部をエンドキャップなどで閉…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第165条
関連キーワード: ライティングダクト工事・支持点間距離・終端部閉そく・開口部・造営材貫通禁止
使用電圧300V以下の低圧屋内配線を、乾燥した点検できない隠ぺい場所に施設する場合、電気設備の技術基準の解釈で施設できないとされている工事はどれか。
正解: 3. バスダクト工事
解説: 電気設備の技術基準の解釈第156条の156-1表で、点検できない隠ぺい場所であって乾燥した場所(使用電圧300V以下)の欄に施設できる印があるのは、合成樹脂管工事・金属管工事・金属可とう電線管工事・ケーブル工事・フロアダクト工事・セルラダクト工事です。バスダクト工事はこの欄に印が…
関連キーワード: 点検できない隠ぺい場所・バスダクト工事・フロアダクト工事・セルラダクト工事
低圧架空引込線の電線の高さについて、電気設備の技術基準の解釈に定める値として正しいものはどれか。ただし、技術上やむを得ない場合の緩和は考えず、道路は歩行の用にのみ供される部分を除くものとする。
正解: 3. 道路を横断して施設する場合は、横断する道路の路面上からの高さの下限は5mである。
解説: 電気設備の技術基準の解釈第116条第1項第六号の116-1表により、低圧架空引込線が道路(歩行の用にのみ供される部分を除く)を横断する場合の高さは路面上5m以上です(技術上やむを得ない場合で交通に支障がないときは3m以上)。よって3が正しいものです。1は誤りで、それ以外の場所では…
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プロパンガスなどの可燃性ガスが漏れて滞留し、爆発するおそれのある場所における低圧屋内配線の工事として、施設できるものはどれか。
正解: 2. 金属管工事
解説: 可燃性ガスが存在し爆発するおそれのある場所の低圧屋内配線は、金属管工事またはケーブル工事(キャブタイヤケーブルを除く)に限り施設できます(電気設備技術基準の解釈第176条)。配線からの火花や過熱がガスへの着火源とならないよう、堅ろうな防護が求められるためです。合成樹脂管工事は外力…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第176条
関連キーワード: 可燃性ガス・危険場所・金属管工事・ケーブル工事・爆発
電気工事業の業務の適正化に関する法律と同法施行規則で、一般用電気工事のみの業務を行う登録電気工事業者が営業所ごとに備えなければならないとされている器具の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 3. 絶縁抵抗計、接地抵抗計、抵抗及び交流電圧を測定することができる回路計
解説: 電気工事業法第24条(器具の備付け)は、電気工事業者は営業所ごとに絶縁抵抗計その他の経済産業省令で定める器具を備えなければならないとし、同法施行規則第11条第二号は、一般用電気工事のみの業務を行う営業所の器具を、絶縁抵抗計・接地抵抗計・抵抗及び交流電圧を測定することができる回路計…
根拠・参照資料: 電気工事業の業務の適正化に関する法律第24条、同法施行規則第11条
関連キーワード: 器具の備付け・一般用電気工事・絶縁抵抗計・接地抵抗計・回路計
一般用電気工作物の竣工検査で行う項目のうち3つを、実施する順に並べたものとして、正しいものはどれか。
正解: 1. 目視点検 → 導通試験 → 通電試験
解説: 一般用電気工作物の竣工検査は、まず目視による点検で施工の状態を確かめ、次に絶縁抵抗測定・接地抵抗測定・導通試験などの測定と試験を行い、それらで異常が無いことを確かめてから、最後に通電試験(試送電)を行うのが一般的な順序です。1は目視点検、導通試験、通電試験の順で、この順序に合って…
関連キーワード: 竣工検査・目視点検・導通試験・通電試験・接地抵抗測定
一般用電気工作物の竣工検査で、電源を入れる前に、回路計やブザー式の導通試験器を使って導通試験を行う。この試験で見つけることができる施工の不良として、誤っているものはどれか。
正解: 4. 端子ねじが緩いが、電線は端子に接触している
解説: 導通試験は、電源を入れない状態で、回路計の抵抗の測定範囲やブザー式の導通試験器を使い、2点の間に電気が通じるかどうかを調べて、電線の断線、結線の誤り、器具への接続もれを見つける試験である。4のように端子ねじが緩んでいても、電線が端子に触れていれば電気は通じるので、導通試験では異常…
関連キーワード: 竣工検査・導通試験・回路計・断線・目視点検
三相3線式200Vの電路で、検相器を使って相順を確かめる。検相器の扱いと表示に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 検相器は各線に加わる電圧で表示するので、負荷をつながない状態でも調べられる。
解説: 検相器は、三相の各線に加わっている電圧の位相の順番 (相順) を検出して、正相か逆相かを表示する計器です。電路に電圧が加わっていれば、電動機などの負荷をつながない状態でも調べられるので、4が正しい記述です。1は誤りで、検相器は負荷電流ではなく各線の電圧で表示するので、電動機を運転…
関連キーワード: 検相器・相順・逆相・欠相・三相3線式
電磁開閉器の操作回路や、呼鈴・警報ベルなどに接続する電路のうち、最大使用電圧が一定の値以下のものは、電気設備の技術基準の解釈で小勢力回路として施設方法が定められている。この最大使用電圧の上限として、正しいものはどれか。
正解: 4. 60V以下
解説: 解釈第181条第1項は、電磁開閉器の操作回路又は呼鈴・警報ベル等に接続する電路で、最大使用電圧が60V以下のものを小勢力回路としています。小勢力回路に電気を供給する電路には絶縁変圧器を施設し、その1次側の対地電圧は300V以下とします。最大使用電流は最大使用電圧の区分ごとに181…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第181条
関連キーワード: 小勢力回路・最大使用電圧・絶縁変圧器・呼鈴
クランプ形漏れ電流計を使い、負荷を使用したままで低圧の回路の漏れ電流を測定する。単相3線式100/200Vの回路と三相3線式200Vの回路で、クランプ部(変流器の部分)に挟む電線の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 3. 単相3線式は3本すべて、三相3線式は3本すべてを一括して挟む
解説: クランプ形漏れ電流計は、挟んだ電線に流れる電流の和(ベクトル和)を測ります。回路の往きと帰りの電線をすべて一括して挟むと、漏電が無ければ電流の和は0になり、漏電があるとその分だけが表示されます。単相3線式では電圧側の2本だけでなく中性線にも負荷電流が流れるので、中性線を含む3本す…
関連キーワード: クランプ形漏れ電流計・漏れ電流・単相3線式・三相3線式・中性線
電気設備技術基準の解釈では、低圧電路は所定の絶縁抵抗値を満たすか、または使用電圧が加わった状態での漏えい電流が一定値以下であれば絶縁性能を有するとみなされる。この漏えい電流の値として正しいものはどれか。
正解: 2. 1mA以下
解説: 電気設備技術基準の解釈第14条では、低圧電路の絶縁性能について、絶縁抵抗が規定値以上であるか、または漏えい電流が1mA以下であれば絶縁性能を有するものとみなすと定められています。稼働中の設備などで電源を遮断できず絶縁抵抗計による測定が困難な場合に、クランプメータ(漏れ電流計)で漏…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第14条
関連キーワード: 絶縁性能・漏えい電流・1mA・絶縁抵抗・電気設備技術基準
電気事業法では、一般用電気工作物と直接に電気的に接続する電線路を維持し運用する者(電線路維持運用者)に、その一般用電気工作物が技術基準に適合しているかどうかの調査を義務づけている。設置の時と変更の工事が完成した時のほかに行う調査の頻度として、正しいものはどれか。ただし、登録点検業務受託法人が点検業務を受託している一般用電気工作物を除く。
正解: 2. 4年に1回以上
解説: 電気事業法第57条第1項は、電線路維持運用者に一般用電気工作物の技術基準への適合の調査を義務づけています。電気事業法施行規則第96条第2項第一号により、調査は一般用電気工作物の設置の時と変更の工事が完成した時に行うほか、4年に1回以上行います。5年に1回以上は、同号ロの登録点検業…
根拠・参照資料: 電気事業法第57条、電気事業法施行規則第96条
関連キーワード: 一般用電気工作物・電線路維持運用者・調査・登録点検業務受託法人
低圧屋内配線の竣工検査で絶縁抵抗を測定する箇所の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 4. 電線相互間、および電線と大地(接地側)間
解説: 低圧屋内配線の絶縁抵抗測定は、電線相互間(各電線どうしの間)の絶縁抵抗と、電線と大地(接地側)間の絶縁抵抗の両方について行います。電線相互間の測定で電線どうしの絶縁を、電線と大地間の測定で対地絶縁を確認することで、回路全体の絶縁の健全性を判定できます。選択肢1・2に含まれる接地極…
根拠・参照資料: 電気設備に関する技術基準を定める省令第58条
関連キーワード: 絶縁抵抗測定・電線相互間・電線と大地間・竣工検査・メガー
接地極を用いた接地工事の接地抵抗に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 1. 接地抵抗値の大部分は、接地線そのものの抵抗が占める
解説: 接地抵抗の大部分は、接地極から周りの大地へ電流が広がるときの大地側の抵抗で、接地線そのものの抵抗はそれに比べてごく小さい値です。したがって、接地抵抗値の大部分を接地線の抵抗が占めるとする1が誤りです。接地線を太くしても接地抵抗値はほとんど変わらず、接地線の太さは、流れる故障電流と…
関連キーワード: 接地抵抗・接地極・接地線・土の抵抗率
測定する対象と使用する計器の組合せとして、誤っているものはどれか。
正解: 4. 接地極の接地抵抗 - 検電器
解説: 検電器は電路に電圧が加わっているか(充電の有無)を確認するための計器であり、接地抵抗の測定には使用できません。接地抵抗の測定には接地抵抗計(アーステスタ)を用いるため、選択肢4の組合せが誤りです。選択肢1の相順の確認は検相器、選択肢2の回転速度の測定は回転計、選択肢3の漏れ電流の…
関連キーワード: 測定器・検相器・クランプメータ・接地抵抗計・検電器
メタルラス張り、ワイヤラス張り又は金属板張りの木造の造営物(メタルラス等)に低圧の配線や電気機械器具を施設する場合について、電気設備の技術基準の解釈第145条の規定に適合するものはどれか。
正解: 2. 金属管工事の金属管が造営材を貫通する部分は、メタルラス等を十分に切り開き、金属管に耐久性のある絶縁テープを巻く
解説: 解釈第145条第2項第二号により、金属管工事・ケーブル工事などの電線がメタルラス等の造営材を貫通する部分は、メタルラス等を十分に切り開き、金属管やケーブルに耐久性のある絶縁管をはめるか耐久性のある絶縁テープを巻いて、メタルラス等と電気的に接続しないように施設します。ケーブルに金属…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第145条
関連キーワード: メタルラス・がいし引き工事・金属管工事・ケーブル工事・絶縁管
金属管工事において、金属管を造営材の面に沿って取り付ける場合の管の支持点間の距離として、一般に適切なものはどれか。
正解: 2. 2m以下
解説: 金属管を造営材に沿って取り付ける場合、管の支持点間の距離は2m以下とするのが一般的な施工基準です(内線規程)。サドルやパイラックなどで管を固定し、管の重みでたわんだり外れたりしないようにします。ケーブル工事の支持点間隔も同じく2m以下であり、「配線・電線管の造営材への支持は2m以…
根拠・参照資料: 内線規程
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C種接地工事の接地抵抗値として、原則(低圧電路で地絡を生じたときに0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を施設しない場合)の値はどれか。
正解: 2. 10Ω以下
解説: 電技解釈第17条第3項のC種接地工事の原則の接地抵抗値は10Ω以下なので、選択肢2が正解です。選択肢1の100Ω以下はD種の原則値です。選択肢4の500Ω以下は、低圧電路で地絡時に0.5秒以内に当該電路を自動遮断する装置を施設する場合に、第17条でC種・D種に認められる値です。こ…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第17条・第29条
関連キーワード: C種接地工事・接地抵抗・10Ω・300V超・電気設備技術基準
金属線ぴ工事(メタルモール工事)で、線ぴ内に電線の接続点を設けることが認められる場合として、正しいものはどれか。ただし、接続点は容易に点検できるように施設し、線ぴにはD種接地工事を施し、線ぴ内の電線を外部に引き出す部分は電線が損傷しないように施設するものとする。
正解: 4. 2種金属製線ぴを使い、電線を分岐する場合
解説: 解釈第161条第1項第二号では、金属線ぴ工事の線ぴ内には原則として電線の接続点を設けません。ただし、電線を分岐する場合であって、電気用品安全法の適用を受ける2種金属製線ぴを使い、接続点を容易に点検できるように施設し、線ぴにD種接地工事を施し、外部に引き出す部分で電線が損傷しないよ…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第161条
関連キーワード: 金属線ぴ工事・2種金属製線ぴ・接続点・分岐・D種接地工事
がいし引き工事により絶縁電線で施設する使用電圧100Vの低圧屋内配線が、電話線などの弱電流電線や水管・ガス管と接近する。両者の間に絶縁性の隔壁を設けず、低圧配線を絶縁管にも収めない場合、離隔距離の下限として、電気設備の技術基準の解釈で定められている値はどれか。
正解: 2. 10cm以上
解説: 解釈第167条第1項は、がいし引き工事の低圧配線が弱電流電線等や水管・ガス管などと接近又は交差する場合、離隔距離を10cm(電線が裸電線である場合は30cm)以上とするか、使用電圧300V以下であれば絶縁性の隔壁を堅ろうに取り付けるか、十分な長さの難燃性及び耐水性のある堅ろうな絶…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第167条
関連キーワード: がいし引き工事・弱電流電線・離隔距離・水管
金属ダクト工事において、ダクトの支持点間の距離として原則的に正しいものはどれか。ただし、取扱者以外の者が出入りできないように措置した場所で垂直に取り付ける場合を除く。
正解: 4. 3m以下
解説: 金属ダクト工事では、ダクトの支持点間の距離は原則として3m以下とする必要があります(電気設備技術基準の解釈第162条)。ただし、取扱者以外の者が出入りできないように措置した場所において、ダクトを垂直に取り付ける場合は6m以下まで緩和できます。したがって選択肢1の6m以下は緩和が認…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第162条
関連キーワード: 金属ダクト工事・支持点間隔・3m以下・垂直取付け・電気設備技術基準
接地工事の種類と、それを施す対象の組合せとして正しいものはどれか。
正解: 3. C種接地工事 - 使用電圧が300Vを超える低圧用機械器具の金属製外箱
解説: C種接地工事は、使用電圧が300Vを超える低圧用の機械器具の金属製外箱などに施す接地工事であり(電気設備技術基準の解釈第29条)、選択肢3の組合せが正しいものです。選択肢4のA種接地工事は高圧用又は特別高圧用の機械器具の鉄台・金属製外箱などに施すものであり、300V以下の低圧用機…
根拠・参照資料: 電気設備技術基準の解釈第17条、第29条
関連キーワード: 接地工事の種類・A種・C種・D種・B種
消防法の第4類の危険物(ガソリンや灯油など)を貯蔵する場所に低圧屋内配線を施設する場合、電気設備の技術基準の解釈で施設することができない工事はどれか。
正解: 3. 金属可とう電線管工事(2種金属製可とう電線管を使う)
解説: 解釈第177条第1項第一号は、消防法の第2類・第4類・第5類の危険物などの燃えやすい危険な物質を製造し又は貯蔵する場所の屋内配線を、次のいずれかの工事によることとしています。合成樹脂管工事(厚さ2mm未満の合成樹脂製電線管とCD管を除く)、金属管工事(薄鋼電線管又はこれと同等以上…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第177条
関連キーワード: 危険物・合成樹脂管工事・金属管工事・ケーブル工事・金属可とう電線管工事
ケーブル工事による低圧屋内配線で、キャブタイヤケーブルを造営材の下面又は側面に沿って取り付ける場合、電線の支持点間の距離の上限として、電気設備の技術基準の解釈で定められている値はどれか。
正解: 1. 1.0m以下
解説: 解釈第164条第1項第三号では、ケーブル工事で電線を造営材の下面又は側面に沿って取り付ける場合の支持点間の距離を、ケーブルは2m以下(接触防護措置を施した場所で垂直に取り付ける場合は6m以下)、キャブタイヤケーブルは1m以下と定め、どちらも被覆を損傷しないように取り付けます。した…
根拠・参照資料: 電気設備の技術基準の解釈第164条
関連キーワード: ケーブル工事・キャブタイヤケーブル・支持点間の距離・造営材
ぴよパスでは第二種電気工事士 (学科試験)の問題を4カテゴリに分けています。工事方法・検査方法・保安法令にはオリジナル予想問題を64問収録し、サイト内の第二種電気工事士 (学科試験)全257問の約25%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには金属管工事・D種接地工事・ケーブル工事・電気設備技術基準などがあります。本試験の情報は合格率62.2%(令和8年度上期・学科)・試験時間2時間・受験料11,100円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。64問のうち48問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、電気基礎理論・配電理論・配線器具・電気機器・工具材料・配線図などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
ぴよパスに収録している第二種電気工事士 (学科試験)「工事方法・検査方法・保安法令」のオリジナル練習問題 全64問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級21問・中級27問・上級16問の全64問構成です。うち48問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
また合成樹脂管は直射日光や高温環境では変形しやすいため、使用場所にも注意が必要です。Q13 合成樹脂管(硬質合成樹脂管VE管)工事の支持間隔として、正しいものはどれか。 で確認する
この 2 つは対象が違うので混同しないでください。Q32 電気設備に関する技術基準を定める省令において、低圧電線路の絶縁性能として、電線と大地との間… で確認する
編集部の評価 (解説・演習・法令) と対象読者を並べました。
横にスクロールして 3 冊を比較できます
![]() #1 ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 学科試験 すい~っと合格 2026年版 Amazon評価(参考) 4.3 (93件) | ![]() #2 2026年版 第二種電気工事士学科試験 標準解答集 | ![]() #3 すい~っと合格 赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 学科過去問 2026 | |
|---|---|---|---|
| 役割 | 初学者の最初の1冊 | 過去問演習で仕上げる1冊 | ポケットに入る赤シート付き、通勤30分を得点源に変える1冊 |
| 解説 | |||
| 演習 | |||
| 法令 | |||
| こんな人に | 電気の知識がゼロ・文系出身・独学で初受験する社会人や学生。フルカラーの絵と工具・器具の実物写真で配線図記号や複線図の前提を視覚的に押さえたい人。 | 1 冊目で基本を押さえた後、出題パターンを徹底的に網羅して合格ライン(60点)を80点台に押し上げたい人。CBT方式・筆記方式どちらでも本試験形式に慣れたい人。 | 1・2 冊目を回しつつ、通勤・休憩・直前期の隙間時間で繰り返し回数を稼ぎたい人。試験会場で最後の確認をする1冊が欲しい人。 |
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藤瀧 和弘・オーム社(発行:ツールボックス)
この1冊を飛ばして過去問だけ回すと、配線図記号・複線図・許容電流・接地工事の体系理解が抜けたまま暗記モードに突入し、本試験で初見の応用問題や写真鑑別問題で失点する。電気の前提知識ゼロの人が『すい~っと合格』を選ばなかった場合、独学離脱率が跳ね上がるのは複数の合格者アンケート(受験者130人調査)・比較サイトで一致して指摘されている既知の落とし穴。
オーム社 編・オーム社
学科試験は過去問の繰り返し出題比率が極めて高い試験。10年分の過去問集で止めると、出題サイクルが長い問題(例:鑑別・配線図問題の周期的回帰)を取りこぼし、本番で2〜3問落として60点ラインを割るリスクがある。20回分網羅+法令条文抜粋を持つ標準解答集を回さない選択は、合格安全マージンを自ら捨てる行為に近い。
藤瀧 和弘・オーム社(発行:ツールボックス)
学科試験は5択50問・60分の中で計算問題を1問2分程度で処理する必要がある試験。机に向かう時間だけで演習回数を稼ぐと、計算問題の体感速度が上がらず本番で時間切れに陥る。¥1,111のハンディ版を持たずに直前期に突入すると、移動時間という最大の演習機会を捨てることになる。
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