現場系国家資格に特化した映像通信講座
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全60問
構造・機能・工事・整備は消防設備士 甲種4類を構成する3科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全60問 (試験全体の約38%相当) を収録しています。本試験は合格率約34%・試験時間3時間15分・受験料6,600円の試験で、構造・機能・工事・整備は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは感知器設置個数計算・設置基準・差動式分布型感知器・P型1級受信機などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると消防設備士 甲種4類受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
各問題に正解の根拠と用語の説明を付し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (消防関係法令・基礎知識・実技(鑑別・製図)) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
差動式スポット型感知器(2種)と差動式スポット型感知器(1種)を比較したとき、正しい説明はどれか。
解説: 差動式スポット型感知器の種別(1種・2種)は感度の違いを表す。1種のほうが2種より感度が高く、より緩やかな温度上昇率(低い上昇速度)でも動作する。このため1種は感度が高い分、誤作動しやすい面もある。2種は1種より感度が低く、より急激な温度上昇がなければ動作しない。設置可能取付高さ…
定温式感知線型感知器の特徴として、最も適切なものはどれか。
解説: 定温式感知線型感知器は、一定の間隔をおいて撚り合わせた2本の導線(感知線)で構成される分布型の熱感知器である。通常時は絶縁物(熱可塑性樹脂等)が2本の導線を絶縁した状態に保っているが、設定温度(公称作動温度)以上に加熱されると絶縁物が溶融し、2本の導線が短絡(ショート)して火災信…
P型1級受信機とP型2級受信機の主な相違点として正しいものはどれか。
解説: P型1級受信機はP型2級受信機に比べ、回線の導通試験機能(線路の断線・短絡を検出できる機能)を備えることが義務付けられている。P型2級受信機は回線数が5回線以下の小規模な設備向けで、導通試験機能の設置義務がない。P型1級は回線数の制限がなく、大規模建物にも対応できる。また、P型1…
自動火災報知設備における地区音響装置の設置基準として正しいものはどれか。
解説: 地区音響装置は、その建物の各部分から当該地区音響装置までの水平距離が25m以下となるよう各階に設置しなければならない(消防法施行規則第24条第8号)。音圧は、音響装置の中心から1m離れた点における音圧が90dB以上(一定の条件下では70dB以上)でなければならない。また、地区音響…
自動火災報知設備の感知器を設置しなくてよい場所として、消防法施行規則上適切なものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条第4項により、感知器の設置を省略できる場所として、便所・浴室・脱衣場など水蒸気が多く発生する場所、ダムウェーター(小型エレベーター)の昇降路内部、外気が流通して有効に煙が滞留しない場所(開放廊下等)などが定められている。これらは誤作動の原因となるため除外され…
R型受信機の特徴として正しいものはどれか。
解説: R型受信機(Recording型)は多重伝送方式を採用しており、各感知器や発信機に固有のアドレス(識別番号)を割り当て、少ない配線で多くの機器との通信が可能である。発報した感知器のアドレスを受信機が直接識別できるため、発報箇所を個別に特定して表示できる。P型受信機が感知器ごとに個…
光電式分離型感知器の動作原理として正しいものはどれか。
解説: 光電式分離型感知器は送光部と受光部が分離して設置される構造で、送光部から発せられた光ビームが受光部に届く光路上に煙が侵入すると光量が減少(減光)し、その変化を受光部が検知して火災信号を発する。1つの筐体内で煙の散乱光を検知するのはスポット型の光電式感知器(散乱光式)であり、分離型…
補償式スポット型感知器の特徴として正しいものはどれか。
解説: 補償式スポット型感知器は差動式と定温式の両機能を兼ね備えた感知器である。通常時は差動式(温度上昇率)として機能し、火災による急激な温度上昇を検知する。もし温度の上昇がゆっくりでも、定温式の設定温度(公称作動温度)に達した場合は定温式として動作する。この2つの機能のどちらかが満たさ…
炎感知器(紫外線式)の特徴として正しいものはどれか。
解説: 紫外線式炎感知器は炎が放射する紫外線(波長:概ね0.18〜0.26μm)を検知して動作する。紫外線は太陽光にも含まれるため、直射日光が当たる場所では誤作動(太陽光による誤報)のおそれがある。このため紫外線式は屋内など直射日光が当たらない場所での使用が適している。炎が放射する特定波…
自動火災報知設備の非常電源として定められているものはどれか。正しい組み合わせを選べ。
解説: 自動火災報知設備の非常電源は、消防法施行規則第24条の2により、蓄電池設備・自家発電設備・燃料電池設備のいずれかを設置することが義務付けられている。最も一般的なのは蓄電池設備(受信機内蔵型または別置型)であり、商用電源が停電した場合でも10分間(大規模防火対象物は60分間)以上機…
差動式分布型感知器(熱電対式)の動作原理として正しいものはどれか。
解説: 差動式分布型感知器(熱電対式)は、異種金属を接合した熱電対素子を利用する。熱電対は2種類の金属線(例:ニッケル・クロム合金と銅合金)の両端を接合した構造で、2つの接合部に温度差が生じるとゼーベック効果により起電力(熱起電力)が発生する。検出部がこの電圧を検出し、急激な温度上昇を感…
自動火災報知設備の受信機を設置する場所の条件として、消防法令上正しいものはどれか。
解説: 自動火災報知設備の受信機は、消防法施行規則第24条第4号により「常時人のいる場所」に設置することが義務付けられている。これは火災発生時に受信機の表示や音響警報を確認して速やかに対応できる者が常駐していることを確保するためである。防災センター・守衛室・管理室・宿直室等が典型的な設置…
M型受信機の特徴として正しいものはどれか。
解説: M型受信機は、屋外(道路沿い・広場等)に設置されたM型発信機(街頭発信機)からの手動火災通報信号を受信するための受信機である。P型受信機が建物内部の自動火災報知設備に使われるのに対し、M型は屋外からの発信専用システムに対応したもので、現在はほとんど新設されておらず旧来のシステムと…
差動式スポット型感知器(2種)を、取付面(天井面)の高さが3.5mの居室(主要構造部が耐火構造で、無窓階でない場合)に設置する場合、感知面積として正しいものはどれか。
解説: 差動式スポット型感知器の設置個数は消防法施行規則第23条および別表第1に規定される感知面積(1個あたりがカバーできる床面積)に基づいて算出する。主要構造部が耐火構造の防火対象物において、取付高さが4m未満(天井高4m未満)の場所に差動式スポット型2種を設置する場合の感知面積は70…
耐火構造の防火対象物で、天井高さが3m、床面積が280m²の居室に差動式スポット型感知器(2種)を設置する場合、必要な最小設置個数はいくつか。
解説: 差動式スポット型感知器(2種)を耐火構造の建物で天井高4m未満の場所に設置する場合の感知面積は1個あたり70m²である。必要個数は「床面積÷感知面積(端数切り上げ)」で算出する。280m² ÷ 70m² = 4.0 となり、ちょうど4個となる。端数がない場合は切り上げ不要で4個が…
耐火構造の防火対象物で、天井高さが5m(4m以上8m未満)の居室(床面積210m²)に差動式スポット型感知器(1種)を設置する場合の必要最小個数はいくつか。
解説: 差動式スポット型感知器(1種)を耐火構造の建物で取付高さ4m以上8m未満の場所に設置する場合の感知面積は1個あたり45m²である(消防法施行規則別表第1)。必要個数の計算:210m² ÷ 45m² = 4.67... → 端数切り上げで5個となる。取付高さが4m未満(耐火・1種)…
非耐火構造(木造等)の防火対象物で、天井高さが3m(4m未満)の居室(床面積180m²)に定温式スポット型感知器(1種)を設置する場合の必要最小個数はいくつか。
解説: 定温式スポット型感知器(1種)を非耐火構造の建物で取付高さ4m未満の場所に設置する場合の感知面積は1個あたり15m²である(消防法施行規則別表第1)。必要個数の計算:180m² ÷ 15m² = 12.0 → 12個となる。耐火構造と非耐火構造では感知面積が大きく異なるため注意が…
耐火構造の建物(天井高3m)に光電式スポット型感知器(2種)を設置する場合、1個あたりの感知面積として正しいものはどれか。
解説: 光電式スポット型感知器(2種)の感知面積は耐火構造・取付高さ4m未満の場合、1個あたり150m²である(消防法施行規則別表第1)。光電式スポット型(煙感知器)は熱感知器に比べて感知面積が大きく設定されており、1種では感知面積が200m²(耐火・4m未満)にもなる。煙感知器は広範囲…
耐火構造の建物(天井高さ3m)で、床面積450m²の廊下に光電式スポット型感知器(2種)を設置する場合の必要最小個数はいくつか。
解説: 光電式スポット型感知器(2種)の感知面積は耐火構造・取付高さ4m未満の場合、1個あたり150m²である。必要個数の計算:450m² ÷ 150m² = 3.0 → 端数なしで3個となる。廊下は煙感知器(光電式スポット型)を設置することが原則であり、熱感知器より感知面積が大きい煙感…
甲種消防設備士が自動火災報知設備の工事着工届を提出しなければならないのは、原則として工事着工の何日前までか。
解説: 甲種消防設備士が自動火災報知設備等の設置工事を行う前には、消防法第17条の14の規定により、工事に着手する日の10日前までに所轄消防長または消防署長に「着工届」(設備等設置届出書)を提出しなければならない。なお、整備(点検・修理等)については着工届の提出は不要であり、工事のみが対…
甲種4類消防設備士が行える「工事」として正しいものはどれか。
解説: 甲種4類消防設備士は自動火災報知設備・ガス漏れ火災警報設備・消防機関へ通報する火災報知設備の工事・整備・点検を行える資格である。感知器・受信機・発信機・中継器・配線等の新設・増設・改修工事が甲種4類の工事範囲である。スプリンクラー設備は甲種1類、消火器は乙種6類(整備のみ)、避難…
自動火災報知設備の配線工事において、「耐熱配線」を使用しなければならない箇所として正しいものはどれか。
解説: 自動火災報知設備の配線は使用箇所により「耐熱配線」と「一般配線(通常の絶縁電線)」の使用が区分されている(消防法施行規則第12条・第24条)。耐熱配線が要求されるのは火災時にも電源供給を維持する必要がある回路であり、非常電源(蓄電池・自家発電)から受信機に至る配線、および受信機か…
自動火災報知設備の低圧電路(使用電圧が対地電圧150V以下の回路)に対して行う絶縁抵抗試験において、電路と大地間に求められる絶縁抵抗値の基準として正しいものはどれか。
解説: 電気設備に関する技術基準を定める省令(電技省令)第58条に基づく絶縁抵抗の基準は使用電圧区分によって異なる。対地電圧が150V以下の回路は0.1MΩ以上、対地電圧が150Vを超え300V以下の回路は0.2MΩ以上、使用電圧が300Vを超える回路は0.4MΩ以上が要求される。自動火…
自動火災報知設備の接地工事について、感知器の金属製外箱等に施すD種接地工事の接地抵抗値として正しいものはどれか。
解説: D種接地工事の接地抵抗値は100Ω以下でなければならない(電気設備に関する技術基準を定める省令第17条)。自動火災報知設備の金属製外箱・外皮などには原則としてD種接地工事を施す必要がある。なお、漏電遮断器を設置する場合は500Ω以下でもよいとされる特例がある。C種接地工事(高圧機…
自動火災報知設備の発信機の設置基準として正しいものはどれか。
解説: 発信機の設置基準は消防法施行規則第24条第8号により、各階ごとにその階の各部分から発信機までの水平距離が50m以下となるよう設置することが義務付けられている。地区音響装置は水平距離25m以下なので、発信機(50m)と地区音響装置(25m)の基準値を混同しないことが重要である。発信…
甲種消防設備士が自動火災報知設備の工事を完了した後に行う「設置届(消防用設備等設置届出書)」を提出する期限として正しいものはどれか。
解説: 消防用設備等を設置した場合は、消防法第17条の3の2の規定により、工事が完了した日から4日以内に「消防用設備等設置届出書」を所轄消防長または消防署長に提出しなければならない。提出義務者は防火対象物の関係者(オーナー・管理者等)であるが、実務上は甲種消防設備士が代行することが多い。…
自動火災報知設備の定期点検について、特定防火対象物における点検頻度として正しいものはどれか。
解説: 消防用設備等の定期点検は消防法第17条の3の3および消防法施行規則第31条の6に規定されており、特定防火対象物(病院・ホテル・百貨店・劇場等)では機能点検(外観・機能の確認)を6ヶ月に1回、総合点検(実際に設備を作動させて確認)を1年に1回実施しなければならない。非特定防火対象物…
P型1級受信機の「火災表示試験」を行う際に確認する事項として、最も適切なものはどれか。
解説: P型1級受信機の火災表示試験(機能試験の一種)は、受信機の試験スイッチ(火災試験スイッチ)を操作することで、火災灯(赤色)・地区表示灯が点灯し、主音響装置(ベル・ブザー等)が鳴動することを目視・聴覚で確認する試験である。これにより受信機の火災表示回路の正常動作を確認できる。絶縁抵…
差動式スポット型感知器の試験において「感知器試験器」を使用する目的として正しいものはどれか。
解説: 差動式スポット型感知器の試験には「加熱試験器(感知器試験器)」を使用する。この試験器は感知器の感熱部に熱気流(温風)を当てることで火災時と同様の急激な温度上昇環境を作り出し、感知器が正常に動作するかを確認する道具である。試験器には加熱筒(カップ状のもの)が付属しており、感知器全体…
自動火災報知設備における「区分鳴動方式」の説明として正しいものはどれか。
解説: 区分鳴動方式は火災が発生した区画(フロアやゾーン)と、避難が優先される直上階・直下階など限定的な範囲のみを鳴動させ、建物全体を同時に鳴動させない方式である。ホテル・病院・デパートなどの大規模施設で採用されることが多く、不必要なパニックを防ぎながら段階的に避難誘導できる利点がある。…
自動火災報知設備の工事において、甲種4類消防設備士が行う「工事」と「整備」の区分に関する説明として正しいものはどれか。
解説: 消防設備士の業務は「工事」と「整備」に区分される。「工事」とは設備の設置・増設・改設など設備の構成を変更するものであり、甲種消防設備士のみが行える。「整備」とは既設の設備に対する点検・修理・調整・清掃等であり、甲種・乙種いずれも行える。感知器の清掃・機能点検・電池交換(一部の感知…
自動火災報知設備の非常電源(蓄電池設備)として備えるべき監視時間として、一般的な防火対象物の場合に正しいものはどれか。
解説: 自動火災報知設備の非常電源(蓄電池)は、停電後も監視状態(通常の受信・表示機能)を10分間以上継続して維持できる容量が必要である(消防法施行規則第24条の2)。また、地区音響装置の鳴動等の火災警報状態も10分間以上継続できることが要求される。なお、延べ面積が1000m²以上の特定…
P型1級受信機とR型受信機を比較した場合の記述として正しいものはどれか。
解説: R型受信機は各感知器・発信機に個別のアドレス(識別コード)を付与した多重伝送方式を採用しており、火災発報時にアドレスから個別の感知器を特定できる。これに対しP型1級受信機は回線(警戒区域)単位で管理するため、1つの回線に複数の感知器が接続されている場合は発報した感知器を個別に特定…
自動火災報知設備の中継器の機能として正しいものはどれか。
解説: 中継器は自動火災報知設備において、感知器や発信機から送られる信号を受信機に中継(転送)するとともに、必要に応じて信号の変換(例:アナログ信号をデジタル信号に変換)や増幅を行う装置である。特にR型システムでは、既存のP型感知器をR型受信機に接続する際の信号変換を行う中継器が使用され…
自動火災報知設備の工事において、電線管内に通線する配線の施工に関する記述として正しいものはどれか。
解説: 電線管(金属管・合成樹脂管等)内に通線する電線の総断面積(絶縁被覆を含む)は、原則として電線管の内断面積の32%以下(3本以上の場合)に制限されている(内線規程)。これは電線管内での発熱・放熱の関係と、将来の増設・引き替え作業の容易性を確保するためである。2本の場合は48%以下が…
天井高が6m(4m以上8m未満)の耐火構造の倉庫(床面積360m²)に差動式分布型感知器(空気管式)を設置する際の、必要な警戒区域面積の考え方として正しいものはどれか。
解説: 差動式分布型感知器(空気管式)は広い空間に1本の空気管を敷設して感知する分布型感知器であり、1警戒区域あたりの面積上限は600m²(消防法施行規則第23条)とされている。また空気管の総延長は各検出部ごとに20m以上100m以下が標準とされ、空気管の検出部との関係で設計する。床面積…
自動火災報知設備を増設工事する際に、既存の受信機の回線数を超える場合の対応として正しいものはどれか。
解説: 既存受信機の最大回線数(P型の場合、型式ごとに上限が定められている)を超える増設工事を行う場合は、受信機を大容量の機種に交換するか、増設用のサブ受信機(副受信機)を追加設置する方法を検討する必要がある。既存の1回線に必要以上の感知器を並列接続すると警戒区域の分割不明確による火点特…
耐火構造の建物(天井高4m未満)で、床面積120m²の部屋に定温式スポット型感知器(特種)を設置する場合の必要最小個数はいくつか。
解説: 定温式スポット型感知器(特種)を耐火構造・取付高さ4m未満に設置する場合の感知面積は1個あたり60m²である(消防法施行規則別表第1)。定温式特種は最も感度の高い種別(公称作動温度60℃)であり、1種(耐火・4m未満で30m²)よりも感知面積が広い。必要個数の計算:120m² ÷…
自動火災報知設備の工事において、金属管工事での電線の引き出し(端末処理)に関する記述として正しいものはどれか。
解説: 金属管工事において、金属管の切断端(切り口)は金属の鋭い切断面が電線の絶縁被覆を損傷させるおそれがある。このため金属管の端末にはブッシング(絶縁性の保護具)やエントランスキャップ等を取り付けて、電線被覆を保護しなければならない(内線規程・電気設備に関する技術基準の解釈第158条等…
自動火災報知設備の警戒区域の設定について、1警戒区域の面積の上限として正しいものはどれか。
解説: 自動火災報知設備の警戒区域(1つの受信機回線が担当する監視エリア)は、消防法施行規則第23条第1項により、1警戒区域の面積は600m²以下とすることが原則である。ただし、主要な出入口から内部全体を見通せる場合(例:体育館・工場等の大空間)については1000m²以下まで拡大できる特…
耐火構造の建物(天井高5m)で、床面積が385m²の倉庫に差動式スポット型感知器(1種)を設置する場合の必要最小個数を求めよ。
解説: 差動式スポット型感知器(1種)を耐火構造・取付高さ4m以上8m未満に設置する場合の感知面積は1個あたり45m²である。必要個数の計算:385m² ÷ 45m² = 8.56... → 端数切り上げで9個となる。計算過程:①構造・種別・高さの確認(耐火・1種・4m以上8m未満→45…
非耐火構造の建物(天井高3m)で、床面積250m²の事務室に光電式スポット型感知器(2種)を設置する場合の必要最小個数を求めよ。
解説: 光電式スポット型感知器(2種)を非耐火構造・取付高さ4m未満に設置する場合の感知面積は1個あたり150m²である。なお、光電式スポット型の感知面積は耐火・非耐火構造に関わらず同じ値(2種・4m未満=150m²)が適用される点が熱感知器と異なる特徴である(煙感知器は構造種別による感…
差動式スポット型感知器(空気管式ではなく熱半導体式)の動作原理として正しいものはどれか。
解説: 差動式分布型感知器(熱半導体式)は半導体素子(サーミスタ等)を検知素子として使用する。サーミスタは温度が上昇すると電気抵抗が変化する特性(NTCサーミスタは負の温度係数:温度上昇で抵抗減少)を持つ。1つの検出部に2個のサーミスタ(受熱部と補償部)を設置し、周囲温度が急激に上昇した…
自動火災報知設備において、非常放送設備(非常警報設備)との連動が認められた場合の地区音響装置の取り扱いとして正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第24条の規定により、一定の技術基準(音圧・設置箇所等の基準)を満たす非常警報設備(非常放送設備)のスピーカーを設置した場合は、そのスピーカーをもって自動火災報知設備の地区音響装置に代替させることができる(地区音響装置の省略が認められる)。これは建物内に別途ベル等を…
自動火災報知設備の空気管式差動式分布型感知器の「リーク孔」の役割として正しいものはどれか。
解説: 空気管式差動式分布型感知器の検出部には「リーク孔(漏洩孔)」が設けられている。リーク孔は空気管内の空気が緩やかに膨張する場合(例:日中の気温上昇、暖房使用等による緩やかな温度上昇)には、膨張した空気をリーク孔から徐々に逃がしてダイヤフラムが動作しないようにする仕組みである。一方、…
甲種4類消防設備士が工事着工届に記載しなければならない事項として、消防法上定められているものはどれか。
解説: 消防法第17条の14および消防法施行規則第33条の18に基づき、着工届(設備等設置届出書)には以下の事項を記載する必要がある:①防火対象物の名称・所在地・用途、②設置する消防用設備等の種類(自動火災報知設備等)、③工事の着工予定日・完了予定日、④工事の施工者である甲種消防設備士の…
耐火構造の建物(天井高3m)に、床面積が以下の3つの部屋がある場合に必要な差動式スポット型感知器(2種)の合計最小個数はいくつか。A室:180m²、B室:95m²、C室:210m²
解説: 各部屋を個別に計算する必要がある(部屋をまたいで合算することはできない)。差動式スポット型感知器(2種)の耐火構造・4m未満の感知面積は70m²。各室の計算:①A室:180÷70=2.57→切り上げ3個、②B室:95÷70=1.36→切り上げ2個、③C室:210÷70=3.00→…
自動火災報知設備において、アナログ式感知器の特徴として正しいものはどれか。
解説: アナログ式感知器は、周囲の温度や煙濃度等の物理量を連続したアナログ信号(または多段階のデジタル値)として受信機に伝送する高機能感知器である。従来の感知器が「動作した(火災)/動作していない(正常)」の二値(デジタル的なON/OFF)信号のみを送るのに対し、アナログ式は検知量の変化…
自動火災報知設備において「P型3級受信機」の特徴として正しいものはどれか。
解説: P型3級受信機は主に1警戒区域のみを持つ小規模な防火対象物(戸建住宅・小規模の共同住宅・小規模店舗等)向けの受信機である。接続できる回線は1回線のみで、P型1級が持つ導通試験機能や詳細な地区表示機能等が省略されており、構造が簡単で小型・廉価な受信機となっている。P型の種別(1級・…
自動火災報知設備の工事に関し、消防法上「甲種消防設備士でなければ行えない」工事として、最も正確に説明したものはどれか。
解説: 消防法第17条の5の規定により、甲種消防設備士のみが行える業務は「消防用設備等の設置に係る工事」であり、具体的には自動火災報知設備等の新設・増設・改設・移設等の設備の構成を変更する工事である。整備(点検・修理・調整等)は甲種・乙種いずれも行える。感知器の清掃・機能試験は「整備」に…
自動火災報知設備の「警戒区域」の定義として正しいものはどれか。
解説: 警戒区域とは、自動火災報知設備において火災の発生した区域を他の区域と区別して識別できる最小単位の区域のことである(消防法施行令第21条)。受信機は警戒区域ごとに地区表示(どの警戒区域で火災が発生したか)を行い、火点の特定を可能にする。1警戒区域の面積は600m²以下(一辺の長さ5…
自動火災報知設備の感知器について、天井面(取付面)の高さが20mを超える場合に使用できる感知器の種別として正しいものはどれか。
解説: 感知器の取付可能高さは種別によって異なり、消防法施行規則第23条で規定されている。差動式スポット型・定温式スポット型・補償式スポット型などの点型熱感知器は取付高さに上限があり、高天井(8m以上)には適用できない種別が多い。取付高さが20mを超える場所(アトリウム・大規模工場・倉庫…
自動火災報知設備の発信機(P型1級)に設けられる「電話ジャック」の機能として正しいものはどれか。
解説: P型1級発信機には「電話ジャック(TELジャック)」が設けられており、発信機ボタンを押した後に電話機(ハンドセット)を接続することで、受信機設置場所(防災センター等)との音声通話(インターホン通話)が可能となる。火災を発見した人が「○○階△△室で火災を発見しました」などと具体的な…
自動火災報知設備の受信機において「蓄積機能」の役割として正しいものはどれか。
解説: 受信機の「蓄積機能」は、感知器から火災信号を受信した際に、即座に火災と判断するのではなく、一定時間(蓄積時間:5秒以上60秒以下が一般的)継続して信号を受信し続けた場合にのみ火災として確定・警報する機能である。タバコの煙・料理の煙・ほこり等による瞬間的な信号に対して誤報(非火災報…
自動火災報知設備の配線工事において、「耐火配線」と「耐熱配線」の使用区分として正しいものはどれか。
解説: 自動火災報知設備の配線は用途に応じて使い分けが必要である。非常電源から受信機への電源供給回路は火災時にも機能維持が求められるため、耐火配線(FP電線等、30分以上の耐火性能)の使用が義務付けられている。一方、感知器回路(感知器相互間、感知器と受信機間)の一般配線は耐熱配線(HIV…
自動火災報知設備の工事において、感知器の取付位置に関する記述として正しいものはどれか。
解説: スポット型の熱感知器・煙感知器は、天井面(取付面)から感知器の下端までの距離が0.6m以内となるよう設置しなければならない(消防法施行規則第23条第4項)。これは感知器が有効に熱気流・煙を検知できる範囲に取り付けるためである。また、感知器は取付面から0.3m以上突き出た梁・間仕切…
自動火災報知設備の工事完了後に行う「総合動作試験」の目的として正しいものはどれか。
解説: 総合動作試験(総合点検・完成試験)は、自動火災報知設備の各機器を実際に動作させて全体的な連動性・機能を確認する試験である。具体的には:①感知器試験器(加熱・加煙等)で感知器を実際に動作させる、②受信機が正常に発報表示・音響警報を行うかを確認する、③連動する設備(防煙垂れ壁・防火シ…
自動火災報知設備の改修工事(既設設備の変更)において、消防法上の手続きとして正しいものはどれか。
解説: 消防用設備等の改修工事においても、工事の内容によって必要な手続きが異なる。故障した感知器1個を同一仕様品に交換する程度の修理は「整備」に該当し、甲種・乙種消防設備士が行え、着工届は不要である。一方、感知器の増設・受信機の変更・配線系統の変更等、設備の構成を変更する改修工事は「工事…
自動火災報知設備において、煙感知器(光電式スポット型・イオン化式スポット型)を設置することが義務付けられている場所として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条第4項(別表等)により、廊下・通路・階段・傾斜路・エレベーター昇降路(巻上機室を除く昇降路部分)・パイプダクト内・天井高が20mを超える場所などには光電式スポット型やイオン化式スポット型などの煙感知器を設置することが義務付けられている。これらの場所は煙が通過…
甲種消防設備士が自動火災報知設備の工事を行う際、「工事計画の事前検討」において確認すべき重要事項として最も適切なものはどれか。
解説: 甲種消防設備士が自動火災報知設備の工事を行う前の工事計画段階では、以下の事項を総合的に検討・確認する必要がある:①防火対象物の用途・延べ面積・階数等(設置義務の確認・適用基準の確定)、②建物の構造・天井高さ・内装材料(感知器の感知面積・種別選定に影響)、③既存設備の状況(増設か新…
ぴよパスに収録している消防設備士 甲種4類「構造・機能・工事・整備」のオリジナル練習問題 全60問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級24問・中級27問・上級9問の全60問構成です。
取付高さが4m未満(耐火・1種)の場合は感知面積が60m²であるため、高さが変わることで感知面積が異なる点に注意が必要である。→ Q16 耐火構造の防火対象物で、天井高さが5m(4m以上8m未満)の居室(床面積210m²)に差動… で確認する
甲種消防設備士は消防設備に関する電気工事を含む工事を行えるが、一般電気工事士の業務範囲との区分については注意が必要である。→ Q39 自動火災報知設備の工事において、金属管工事での電線の引き出し(端末処理)に関する記述として… で確認する
Amazon 評価とネット評判を徹底監査して 3 冊に絞りました。あなたの学習段階に合う 1 冊からどうぞ。
弘文社・工藤本を抜きにして甲4独学に挑むと、聞き慣れない自動火災報知設備の専門用語と消防法令で序盤に挫折しやすく、合格に必要な3〜4ヶ月の学習期間が崩れる。15年以上のロングセラーで多数の合格者輩出実績がある定番を最初の1冊として外すリスクは高い。
こんな人に: 消防・電気の実務未経験で甲4をゼロから始める受験者。語呂合わせと図解で全体像を掴みたい人。
甲4の合否は『製図次第』と複数の合格者ブログが一致して指摘。実技40%足切りで筆記が満点でも不合格になる構造。総合テキストだけでは製図の演習量が圧倒的に不足し、未経験者は本試験で初見問題に対応できず落ちるリスクが高い。レビュー190件・4.1★の専用書を外すと、せっかくの学習時間が報われない。
こんな人に: 総合テキストで全体像を掴んだ後、甲種固有の製図問題で確実に得点したい受験者。実技で40%足切りを回避したい全員。
公論出版を使わずに本試験に臨んだ受験者の多くが『出題形式に面食らった』と振り返るのが定説。Amazon消防設備士カテゴリで上位独占の最新版を外すと、本試験形式での演習機会を失い、知識はあるのに解答できないという最悪のパターンに陥る。
こんな人に: 電気工事士等の保有で一部免除を活用する受験者、および本試験と同形式の問題で直前期に得点力を仕上げたい人。
あわせて: 製図2問の対策と専用テキスト →
書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
※ 編集部が 2026-05-13 に Amazon.co.jp + コミュニティ評判サイトを cross-check して選定
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この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
消防設備士甲4のテキストを正式書名・著者・出版社つきで比較。製図と鑑別の対応度を軸に、工藤本・ノマド本・公論出版などから自分に合う1冊の選び方を解説します。
消防設備士甲4で講座を使うべきか迷う人へ。製図含む実技対策で、SAT・独学テキスト・ぴよパス演習の役割を分け、向く人・向かない人・買う順番を整理します。
消防設備士甲4は乙4と違い『製図』があり、ここで合否が分かれます。筆記の演習に公論出版の過去問、甲種の壁である製図に弘文社『製図編』、理解の土台に弘文社『わかりやすい!』を役割で比較。乙4の教材だけで甲4に挑む失敗と、買う順番まで解説します。
消防設備士の製図とは何かを横断整理。製図が出るのは甲種のみで乙種は鑑別だけ、という試験制度の違いから、甲種4類の出題内容 (平面図・系統図の2問)、実技60%の合格基準に対する製図の重み、対策の始め方3ステップまでを解説します。
消防設備士甲4 (自動火災報知設備の整備・点検・工事) を初めて受ける人向けに、3か月100〜150時間で合格レベルに到達する学習プランを整理。受験資格・製図対策・週次タスクを実例ベースで解説します。
消防設備士甲4の仕事・転職活用法。自動火災報知設備の工事独占権限を持つ上位資格として防災設備・電気工事・ビル管理で需要大。求人相場の資格手当月3,000〜10,000円、電気工事士との組み合わせで年収が伸びる5職種比較と受験資格ルートを解説。