消防設備士 甲種4類 構造・機能・工事・整備 練習問題 第5問: 自動火災報知設備の感知器を設置しなくてよい場所として、消防法施行規則上適切なものはどれか。
自動火災報知設備の感知器を設置しなくてよい場所として、消防法施行規則上適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 1. 天井裏で、天井と上階の床との間の距離が0.5m未満の場所
感知器を設けない部分は消防法施行規則第23条第4項第1号にイからヘまでとして限定列挙されており、このうちイ・ロ・ハは感知器の種別を問わない共通の除外である。ハの「天井裏で天井と上階の床との間の距離が〇・五メートル未満の場所」が選択肢1にあたる(残るイは取付け面の高さが20m以上の場所(炎感知器を除く)、ロは上屋その他外部の気流が流通する場所で有効に感知できないもの)。注意したいのが選択肢2で、規則第23条第4項第1号ニ(イ)が「じんあい、微粉又は水蒸気が多量に滞留する場所」を除外しているのは煙感知器と熱煙複合式スポット型感知器についてであり、同号ホ(ロ)が水蒸気の場所を除外しているのは炎感知器についてである。熱感知器は除外されておらず、規則別表第一の二の三により定温式特種又は一種(公称作動温度75度以下・防水型)等を設けることになる。つまりニ・ホは感知器の免除ではなく「使える感知器の種別の絞り込み」であり、脱衣室は防水型の熱感知器を設ける場所である。エレベーターの昇降路は除外どころか規則第23条第5項第3号により煙感知器を設けなければならない場所であり(選択肢4は誤り)、機械室・屋内駐車場にも除外規定はない(選択肢3・5は誤り)。なお便所(トイレ)が感知器を要しないとされる根拠は第23条第4項第1号ではなく、第23条第6項第3号が対象範囲から「廊下、便所その他これらに類する場所」を除いている点にある。浴室については規則に明文がなく、便所に類する場所とする解釈と各消防本部の審査基準による運用である。
関連キーワード: 感知器設置除外・天井裏・脱衣室・防水型・設置基準
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- 消防設備士甲4
消防設備士甲4 テキストおすすめ|製図対応で選ぶ独学向け参考書比較 (2026年版)
消防設備士甲4のテキストを正式書名・著者・出版社つきで比較。製図と鑑別の対応度を軸に、工藤本・ノマド本・公論出版などから自分に合う1冊の選び方を解説します。
- 消防設備士甲4
消防設備士甲4 講座おすすめ2026|SATを使う前に見る判断軸
消防設備士甲4で講座を使うべきか迷う人へ。製図含む実技対策で、SAT・独学テキスト・ぴよパス演習の役割を分け、向く人・向かない人・買う順番を整理します。
- 消防設備士甲4
消防設備士の実技はどう採点されるか|配点は公表されていない・判定は60%・甲種と乙種で中身が違う
消防設備士の実技の配点を探しても見つからないのは、実施団体が各設問の点数を公表していないからです。公表されているのは実技60%以上という判定基準だけ。この事実が分かると、部分点をどう拾うかという戦い方に切り替えられます。甲種と乙種の違いまで整理しました。
通信講座も検討するなら
PR※ 編集方針に基づく厳選。A8.net 等のアフィリエイトリンクを含みます。


