実技(鑑別・製図)
全36問
この科目の学習ポイントを読む
実技(鑑別・製図)は消防設備士 甲種第2類を構成する3科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全36問 (試験全体の約29%相当) を収録しています。本試験は合格率約27.3%・試験時間3時間15分・受験料6,600円の試験で、実技(鑑別・製図)は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは混合装置・加圧送水装置・泡水溶液・フォームヘッドなどです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると消防設備士 甲種第2類受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
36問のうち17問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (消防関係法令・基礎知識・構造・機能・工事・整備) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1初級フォームヘッド・泡ヘッド・一斉開放弁方式
次の記述に該当する放出口はどれか。天井面や小屋裏に多数配置され、感熱により作動する感度体(ヒュージブルリンクやグラスバルブ等)を持たない常時開放型の構造で、火災感知に伴い一斉開放弁が開放されると同時に全ヘッドから泡水溶液を放射する。
答えと解説を先に見る
解説: フォームヘッドは一斉開放弁方式で用いられる放出口で、感熱部を持たない常時開放型である点が特徴。「閉鎖型スプリンクラーヘッド」は熱で開く閉鎖型なので誤り。「光電式スポット型感知器」「差動式分布型感知器の検出部」は火災感知器であり、放出口ではない。「泡モニターノズル」は可搬式で人が操…
- Q2中級フォームヘッド・フォームウォータースプリンクラーヘッド・設置密度
泡消火設備に用いる2種類のヘッドの設置密度の組合せとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第18条第2項第1号は、フォーム・ウォーター・スプリンクラーヘッドを床面積8平方メートルにつき1個以上、フォームヘッドを床面積9平方メートルにつき1個以上と定めている。8と9を逆にする記述、両者を共通の値とする記述はいずれも同号と異なる。4.5平方メートルという値は…
根拠法令: 消防法施行規則第18条第2項第1号
- Q3中級プレッシャー・サイド・プロポーショナー方式・混合装置・泡原液ポンプ
送水管の途中に圧入器を設け、泡消火薬剤貯蔵槽から専用の泡原液ポンプによって泡原液を圧送し、指定濃度の泡水溶液とする混合方式はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 専用の泡原液ポンプで薬剤槽から原液を圧送するのはプレッシャー・サイド・プロポーショナー方式の特徴で、大規模施設・大流量に向く。「プレッシャー・プロポーショナー方式」は差圧調合槽と吸込器を用いて水を原液槽に送り込み、置換え作用と吸入作用で混合する方式で原液ポンプを持たない点が異なる…
- Q4中級プレッシャー・プロポーショナー方式・差圧調合槽・吸込器
送水管の途中に差圧調合槽と吸込器を接続し、専用の原液ポンプを用いず、水を泡消火薬剤槽内に送り込むことで生じる原液の置換え作用と、送水管への泡原液吸入作用との両方によって泡原液を混合させる方式はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 差圧調合槽と吸込器による置換え作用・吸入作用の併用はプレッシャー・プロポーショナー方式の特徴で、専用の原液ポンプという動力源を必要とせず差圧のみで駆動できる点が利点である。「ポンプ・プロポーショナー方式」は加圧送水装置のバイパスと濃度調整弁で混合する。「ライン・プロポーショナー方…
- Q5中級ポンプ・プロポーショナー方式・バイパス・濃度調整弁
加圧送水装置のポンプの吐出側と吸込側を連絡するバイパスを設け、その途中の吸込器にポンプ吐出水の一部を通し、濃度調整弁で吸込量を調節して泡消火薬剤槽から吸引する方式はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: ポンプ吐出側・吸込側を結ぶバイパス配管と濃度調整弁の組み合わせはポンプ・プロポーショナー方式に固有の構成で、既存のポンプ設備に後付けしやすいため中小規模施設に向く。「プレッシャー・プロポーショナー方式」は差圧調合槽と吸込器による方式でバイパスは用いない。「プレッシャー・サイド・プ…
- Q6初級ライン・プロポーショナー方式・移動式泡消火設備・混合装置
送水管系統の途中に吸込器を接続するのみの単純な構造をもち、固定式泡消火設備には用いられず、専ら移動式泡消火設備(ピックアップ方式を除く)に採用される混合方式はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 構造が単純で可搬式・移動式に向くのはライン・プロポーショナー方式の特徴で、固定式には用いられない点が識別のポイントとなる。「プレッシャー・プロポーショナー方式」「プレッシャー・サイド・プロポーショナー方式」は固定式・移動式のいずれでも用いられる。「ポンプ・プロポーショナー方式」は…
- Q7初級泡消火薬剤貯蔵槽・腐食・FRP
泡消火薬剤貯蔵槽に関する記述として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 泡消火薬剤は種類によって腐食性を持つ場合があるため、貯蔵槽は内面をライニング処理した鋼板やFRP製とし腐食を防ぐ設計が広く用いられている。「水道水と同一の水質基準で検査不要」は誤りで、泡消火薬剤は経年で性状が変化しうる化学薬剤であり定期点検の対象となる。「経年変化がなく交換不要」…
- Q8初級一斉開放弁・フォームヘッド方式・放射区域
フォームヘッド方式の泡消火設備において、火災感知の信号を受けて、同一放射区域内の全てのフォームヘッドに一斉に泡水溶液を送水するために開放する弁の名称として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 一斉開放弁は、開放型ヘッド方式(フォームヘッド方式等)において火災感知器や自動火災報知設備からの起動信号を受けて開放し、当該放射区域の配管に一斉に送水する弁である。「減圧弁」は圧力を一定値まで下げる弁、「逃し弁」はポンプの締切運転時に水を逃がして水温上昇を防ぐ弁、「止水弁」は単に…
- Q9中級流水検知装置・パドル・警報
配管内を流れる泡水溶液(またはこれに類する水)の流動を検知し、弁の開放やポンプの起動と連動して警報を発する装置の名称として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 流水検知装置は配管内の水(泡水溶液)の流れをパドル等で検知し、警報の発信やポンプの起動などと連動する装置である。「選択弁」は複数の防護区画のうち起動対象を選択する弁で流水の検知機能はない。「一斉開放弁」は火災信号を受けて開放し送水を行う弁自体であり検知装置ではない。「起動用水圧開…
- Q10中級選択弁・防護区画・泡消火薬剤貯蔵槽
一つの加圧送水装置や泡消火薬剤貯蔵槽を共用する複数の防護区画のうち、火災が発生した区画にのみ泡水溶液を送るために開放される弁の名称として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 選択弁は、共用の配管系統から分岐した複数の防護区画のうち、火災が発生した区画へ泡水溶液を送るべき経路を選択して開放する弁である。「逃し弁」はポンプの締切運転時に配管内の水温上昇を防ぐために水を逃がす弁。「フート弁」は水源からの吸水管の先端に設け逆流を防止する弁。「減圧弁」は圧力を…
- Q11初級手動起動装置・起動箱・起動ボタン
火災を発見した者が操作し、加圧送水装置の起動や一斉開放弁の開放を人為的に行うための起動装置として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 手動起動装置は起動ボタン等を内蔵した起動箱の形をとり、火災を発見した者が押しボタンを操作することで加圧送水装置の起動や一斉開放弁の開放を人為的に行うことができる。他の選択肢はいずれも自動火災報知設備に用いられる感知器の種類であり、人が操作する起動装置ではなく、周囲の熱・煙・炎を自…
- Q12中級感知ヘッド・自動式起動装置・起動用水圧開閉器
閉鎖型スプリンクラーヘッドと同様の感熱構造を持ち、火災の熱によって自ら破壊・開放されることで配管内の圧力低下を生じさせ、その圧力低下を起動用水圧開閉器が検知して加圧送水装置を自動的に起動させる、自動式起動装置に用いられる機器として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 火災感知用ヘッドは閉鎖型スプリンクラーヘッドと同様に感熱部(ヒュージブルリンクやグラスバルブ等)を持ち、火災の熱で自動的に破壊・開放される。これにより配管内の圧力が低下し、その低下を起動用水圧開閉器が検知して加圧送水装置を自動的に起動させる仕組みとなる。「一斉開放弁」は火災信号を…
- Q13上級連成計・圧力計・吸込側
加圧送水装置に設ける圧力計と連成計の使い分けに関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 連成計は正圧・負圧の両方を計測できる計器で、水源より低い位置にポンプがある場合など負圧が生じ得る吸込側に設置されることが多い。圧力計は正圧のみを計測する計器で主に吐出側に設置される。「いずれも流量を計測する」は誤りで、これらは圧力を計測する計器であり流量計とは別物である。「連成計…
- Q14初級流量計・性能試験配管・ポンプ
加圧送水装置の性能試験の際に、ポンプの吐出量(放水量)を確認するために性能試験配管に設けられる計器として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: ポンプの性能試験では、性能試験配管に設けた流量計によって吐出量を確認し、あわせて圧力計・連成計で全揚程を確認することで、ポンプが所定の性能(定格吐出量・全揚程)を発揮しているかを検査する。「連成計」「圧力計」は圧力を測る計器であり流量そのものは測れない。「温度計」は水温を、「電流…
- Q15中級泡試料採取容器・泡採取器・発泡倍率
泡放出口から放射された泡の発泡倍率や25%還元時間を測定するために、一定容積の泡試料を採取する目的で用いられる器具はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 泡試料採取容器(泡採取器)は、一定の容積を持つ容器を用いて放射中の泡を一定量採取するための専用器具である。採取した泡の質量をあらかじめ計測しておいた容器の質量や同容積の泡水溶液の質量と比較することで発泡倍率を求め、また泡から水分が分離して25%が還元されるまでの時間を計測すること…
- Q16上級発泡倍率・泡試料採取容器・質量比
発泡倍率の測定手順に関する記述として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 発泡倍率は、あらかじめ質量を測定しておいた泡試料採取容器で一定容積の泡を採取し、その泡の質量と、同容積の泡水溶液(発泡前の液)の質量とを比較する(発泡前後の質量比から倍率を求める)ことで算出される。「温度のみ」「目視のみ」「放射圧力をそのまま倍率として読み替える」「放射時間のみ」…
- Q17上級呼水槽・フート弁・逃し配管
ポンプ方式の加圧送水装置に関する記述のうち、各機器とその役割の組み合わせとして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 呼水槽は、水源の水位がポンプより低い位置にある場合にポンプ及び吸水管を常時満水の状態に保ち、ポンプが正常に吸水できるようにするための水槽である。「フート弁」は水源からの吸水管の先端に設け逆流を防止する弁であり、水温上昇を防ぐ役割は逃し配管が担う。「性能試験配管」はポンプの吐出量・…
- Q18初級移動式泡消火設備・消火栓箱・起動装置
移動式泡消火設備の消火栓箱(格納箱)内に収納される機器に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 移動式泡消火設備の消火栓箱には、ホースや泡専用ノズルとともに、加圧送水装置を起動するための起動装置(起動ボタン等)が組み込まれていることが多く、火災発見時に箱を開けて起動から放射までを行える構造になっている。「泡消火薬剤貯蔵槽本体を必ず内蔵」は誤りで、貯蔵槽は別に設置される。「屋…
- Q19初級フォームヘッド・設置密度・9平方メートル
床面積200平方メートルの防護対象物に、標準の格子配置でフォームヘッド(全周型、防護対象物の表面積9平方メートルにつき1個以上)を設置する場合、必要なフォームヘッドの最小個数はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: フォームヘッド(全周型)の設置基準は防護対象物の表面積9平方メートルにつき1個以上である。200÷9=22.22…となり、小数点以下を切り上げて23個以上を設置する必要がある。「22個」は端数を切り捨てた誤った計算であり、防護対象物の全表面を隙間なく覆うには切り上げが必要となる。…
根拠法令: 消防法施行規則第18条
- Q20初級たん白泡消火薬剤・標準放射量・放射量
床面積150平方メートルの防護対象物に、たん白泡消火薬剤(標準放射量6.5リットル毎分・平方メートル以上)を使用するフォームヘッド方式の泡消火設備を設置する。この防護対象物全体を同時に放射する場合に必要となる放射量(合計)はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: たん白泡消火薬剤の標準放射量は6.5リットル毎分・平方メートル以上である。150平方メートル×6.5=975リットル毎分が必要な放射量となる。「1200リットル毎分」は合成界面活性剤泡消火薬剤の標準放射量(8.0)を誤って用いた値であり、薬剤の種類により基準値が異なる点に注意が必…
根拠法令: 消防法施行規則第18条
- Q21中級泡水溶液の量・放射区域・10分間
ある防火対象物(道路の用に供される部分ではない)のフォームヘッド方式泡消火設備に、放射区域が2つあり、それぞれの防護面積は80平方メートルと100平方メートルである。合成界面活性剤泡消火薬剤(標準放射量8.0リットル毎分・平方メートル)を用いる場合、配管を満たす量を除いた泡水溶液の量の算定方法として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第18条第2項第2号は、フォームヘッドを用いる泡消火設備の泡水溶液の量について、床面積が最大となる放射区域を基準に10分間放射できる量とすることを求めている。したがって2区域あるときは大きい方の100平方メートルを採り、8.0×100=毎分800リットルを10分間、…
根拠法令: 消防法施行規則第18条第2項第2号
- Q22初級全揚程・落差・高架水槽方式
高架水槽方式の加圧送水装置において、必要な落差Hは H = h1 + h2 + h3 の式で求める。この式におけるh1・h2・h3の組み合わせとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 高架水槽方式の必要な落差Hは、h1(フォームヘッドの設計圧力換算水頭)・h2(配管の摩擦損失水頭)・h3(ホースの摩擦損失水頭)の3つを合計して求める。「ポンプの効率」「電動機の容量」「伝達係数」は電動機容量の計算式に登場する要素であり、落差Hの構成要素ではない。「混合比」「発泡…
根拠法令: 消防法施行規則第18条
- Q23上級電動機容量・全揚程・ポンプ効率
ポンプ方式の加圧送水装置に用いる電動機の容量P(キロワット)は、P = 0.163×Q×H×K/E の式で求める。定格吐出量Q=2.0立方メートル毎分、全揚程H=60メートル、伝達係数K=1.1、ポンプ効率E=0.65とした場合、電動機容量に最も近い値はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 0.163×2.0×60×1.1=21.516を、ポンプ効率0.65で除すると約33.1キロワットとなる。「21.5キロワット」は分子(0.163×Q×H×K)の計算結果をポンプ効率で除す前の値であり、効率による損失を反映し忘れた誤りである。他の数値は吐出量・全揚程・効率のいずれ…
根拠法令: 消防法施行規則第18条
- Q24中級混合装置・ポンプ・プロポーショナー方式・泡消火薬剤
既存のポンプ設備に後付けしやすく、中小規模の防火対象物に向いているとされる泡消火薬剤の混合方式はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: ポンプ・プロポーショナー方式は、加圧送水装置のポンプの吐出側と吸込側を連絡するバイパスを設けて泡消火薬剤を吸引する構造であり、既存のポンプ設備に後付けしやすいため中小規模施設向きとされる。「プレッシャー・サイド・プロポーショナー方式」は専用の泡原液ポンプを要し大規模・大流量向き、…
根拠法令: 消防庁告示別記9の3
- Q25初級系統図・混合装置・加圧送水装置
フォームヘッド方式の泡消火設備において、水源から泡水溶液がフォームヘッドに至るまでの一般的な設備の接続順序として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 泡消火設備は、水源から吸い上げた水をポンプ(加圧送水装置)で加圧し、混合装置で泡消火薬剤を所定濃度で混合して泡水溶液とした後、配管を通じてフォームヘッドへ送り放射する構造である。混合装置は必ずポンプの下流かつ放射区域へ分岐する配管より上流に置かれる。混合装置を配管より後段に置く構…
- Q26中級一斉開放弁・放射区域・混合装置
フォームヘッド方式の泡消火設備において、一斉開放弁が設けられる位置として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 一斉開放弁は、混合装置で生成された泡水溶液を放射区域ごとに一斉に送り出すための弁であり、混合装置より下流側で各放射区域への配管の分岐点に設けられる。感知器等の作動信号を受けて開放し、その区域の全フォームヘッドへ同時に送液する。「水源とポンプの間」「電動機とポンプの間」は加圧送水装…
- Q27中級消防法施行令第13条・設置義務・自動車整備
次のうち、消防法施行令第13条の規定により、原則として泡消火設備等の設置義務が生じる防火対象物の部分はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 自動車の整備の用に供する部分は、地階・2階以上では床面積200平方メートル以上、1階では500平方メートル以上で設置義務が生じる。地階250平方メートルは200平方メートル以上の基準を満たすため設置義務が生じる。「1階350平方メートル」は1階の基準(500平方メートル以上)に満…
根拠法令: 消防法施行令第13条
- Q28初級泡消火設備・不活性ガス消火設備・電気設備
次のうち、泡消火設備が消火設備として適さないとされる部分はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 発電機・変圧器等の電気設備を設置する部分は、泡水溶液が導電性を持つため感電・機器損傷のおそれがあり、泡消火設備ではなく不活性ガス消火設備やハロゲン化物消火設備が中心に用いられる。「格納庫」「駐車の用に供される部分」「自動車の整備の用に供される部分」「道路の用に供される部分」はいず…
根拠法令: 消防法施行令第13条
- Q29初級フォームヘッド・設置密度・9平方メートル
床面積327平方メートルの防護対象物に、標準の格子配置でフォームヘッド(全周型、防護対象物の表面積9平方メートルにつき1個以上)を設置する場合、必要な最小個数はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 327÷9=36.33…となるため、小数点以下を切り上げて37個以上を設置する必要がある。「36個」は端数を切り捨てた誤った計算であり、端数分の面積を覆うヘッドが不足する。設置基準は防護対象物の全表面・床面がいずれかのヘッドの有効射程内に入ることを求めているため、端数が生じた場合…
根拠法令: 消防法施行規則第18条
- Q30中級水成膜泡消火薬剤・標準放射量・放射量
床面積220平方メートルの防護対象物に、水成膜泡消火薬剤(標準放射量3.7リットル毎分・平方メートル以上)を使用するフォームヘッド方式の泡消火設備を設置する。この防護対象物全体を同時に放射する場合に必要となる放射量(合計)はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 水成膜泡消火薬剤の標準放射量は3.7リットル毎分・平方メートル以上であり、220平方メートル×3.7=814リットル毎分が必要な放射量となる。他の数値はいずれも係数や面積の当てはめを誤った場合に生じる値であり、正しい放射量ではない。薬剤の種類ごとに標準放射量(たん白6.5・合成界…
根拠法令: 消防法施行規則第18条
- Q31中級移動式泡消火設備・低発泡・放射時間
移動式泡消火設備に用いる泡消火薬剤と放射時間に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第18条第4項第3号は、移動式の泡消火設備に用いる泡消火薬剤を低発泡のものに限ると定めている。放射時間は同条第2項第4号により、2個(ホース接続口が1個の場合は1個)のノズルを同時に使用した場合に15分間である。高発泡に限るとする記述、いずれでもよいとする記述はいず…
根拠法令: 消防法施行規則第18条第4項第3号
- Q32上級フォームヘッド個数・放射量・水成膜泡消火薬剤
床面積450平方メートルの駐車の用に供される部分に、水成膜泡消火薬剤を用いるフォームヘッド方式の泡消火設備を設ける。必要なフォームヘッドの個数と、泡水溶液の必要放射量の組合せとして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: フォームヘッドは床面積9平方メートルにつき1個以上設けるので、450÷9=50個以上が必要となる。放射量は駐車の用に供される部分では薬剤の種別で異なり、水成膜泡消火薬剤は1平方メートル当たり毎分3.7リットルであるから、3.7×450=1,665リットル毎分以上となる。2,925…
根拠法令: 消防法施行規則第18条
- Q33中級全揚程・落差・高架水槽方式
高架水槽方式の加圧送水装置において、フォームヘッドの設計圧力換算水頭h1=13メートル、配管の摩擦損失水頭h2=4メートル、ホースの摩擦損失水頭h3=3メートルであるとき、必要な落差Hはいくらか。
答えと解説を先に見る
解説: 必要な落差Hは H = h1 + h2 + h3 の式で求める。13+4+3=20メートルとなる。h1・h2・h3のいずれかを見落として合算すると16〜19メートルのような過小な値になってしまうため、3つの水頭を漏れなく合算することが必要である。
根拠法令: 消防法施行規則第18条
- Q34中級混合装置・プレッシャー・サイド・プロポーショナー方式・泡原液ポンプ
専用の泡原液ポンプで泡消火薬剤の原液を圧送する構造を持ち、大規模施設・大流量の泡消火設備に適しているとされる混合方式はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: プレッシャー・サイド・プロポーショナー方式は、送水管途中に圧入器を設け、泡消火薬剤槽から専用の泡原液ポンプで泡原液を圧送して希釈濃度の泡水溶液とする構造であり、大規模施設・大流量に向く。「プレッシャー・プロポーショナー方式」は差圧調合槽と吸込器を用いる方式で動力源を要さず、「ポン…
根拠法令: 消防庁告示別記9の3
- Q35上級消防法施行令第13条・設置義務・駐車場
次のうち、消防法施行令第13条により原則として泡消火設備等の設置義務が生じるものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 駐車の用に供される部分は、地階・2階以上では床面積200平方メートル以上、1階では500平方メートル以上、屋上では300平方メートル以上、機械式では収容台数10台以上で設置義務が生じる。地階250平方メートルは200平方メートル以上の基準を満たすため設置義務が生じる。「1階400…
根拠法令: 消防法施行令第13条
- Q36中級泡消火設備・通信機器室・不活性ガス消火設備
次のうち、泡消火設備が消火設備として適さない、又は他の消火設備が優先して用いられるとされる部分はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 通信機器室は精密な電子機器が多数設置されるため、泡水溶液による水濡れ・薬剤付着を避ける必要があり、泡消火設備ではなく不活性ガス消火設備等が中心に用いられる部分とされる。「自動車の整備の用に供される部分」「屋内駐車場」「航空機格納庫」「道路の用に供される部分」はいずれも泡消火設備(…
根拠法令: 消防法施行令第13条
実技(鑑別・製図)の出題傾向 — 収録全36問の分析
ぴよパスに収録している消防設備士 甲種第2類「実技(鑑別・製図)」のオリジナル練習問題 全36問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級13問・中級17問・上級6問の全36問構成です。うち17問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 混合装置8問
- 加圧送水装置7問
- 泡水溶液6問
- フォームヘッド5問
- 泡消火薬剤5問
つまずきやすいポイント (解説からの抜粋)
「1200リットル毎分」は合成界面活性剤泡消火薬剤の標準放射量(8.0)を誤って用いた値であり、薬剤の種類により基準値が異なる点に注意が必要である。
→ Q20 床面積150平方メートルの防護対象物に、たん白泡消火薬剤(標準放射量6.5リットル毎分・平… で確認する薬剤の種類ごとに標準放射量(たん白6.5・合成界面活性剤8.0・水成膜3.7)が異なる点に注意が必要である。
→ Q30 床面積220平方メートルの防護対象物に、水成膜泡消火薬剤(標準放射量3.7リットル毎分・平… で確認する
消防設備士 甲種第2類の他のカテゴリ
編集部が選んだ「合格に直結する 3 冊」 PR
Amazon 評価とネット評判を徹底監査して 3 冊に絞りました。あなたの学習段階に合う 1 冊からどうぞ。
- 泡消火設備の全体像を掴む最初の1冊 3.6 (36件)よくわかる!第2類消防設備士試験資格研究会KAZUNO・弘文社
甲2は泡消火設備という単一分野の試験で、まず設備の全体像(水源・加圧送水装置・混合装置・泡ヘッド)を掴めるかで進み方が決まる。弘文社の国家・資格シリーズは消防設備士の定番で、甲種1類・4類でも同シリーズが最初の1冊として機能している。図解中心で、機械と電気の基礎的知識にも触れられる。
こんな人に: 甲2を初めて受験する人。または甲1・甲4を持っていて、泡消火設備の知識だけを新規に積みたい人。
解説◎演習○法令○Amazonで価格を見る - 筆記と実技を対応づけて進める1冊 3.4 (73件)2類消防設備士 筆記×実技の突破研究(改訂2版)近藤 重昭・オーム社
甲2は筆記45問と実技7問(鑑別5+製図2)を同時に越える必要があり、筆記だけ仕上げても実技60%で落ちる。本書は筆記と実技を対応づけて扱うため、鑑別で覚えた機器がそのまま製図の系統図の要素になるという学習順序を作りやすい。2類の書籍では最もレビュー数が多い。
こんな人に: テキストを1周し、実技(鑑別・製図)まで含めて得点計画を立てたい人。
解説○演習◎法令○Amazonで見る - 本試験形式で時間配分を決める1冊 3.5 (47件)[本試験形式]消防設備士2類模擬試験問題集消防設備士試験研究会・電気書院
甲2の試験時間は3時間15分で、製図2問にどれだけ残すかを決めておかないと時間切れになる。本書は本試験と同じ形式で通せるため、分野別の演習が一巡したあとの時間配分の確認に向く。直前期に1冊だけ足すならこの役割になる。
こんな人に: 分野別の演習が終わり、直前期に通しで時間を測りたい人。
解説○演習◎法令△Amazonで見る
書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
※ 編集部が 2026-07-30 に Amazon.co.jp + コミュニティ評判サイトを cross-check して選定
※ 本セクションは Amazon アソシエイト・プログラムに基づく紹介リンクを含みます。リンク経由で商品が購入された場合、当サイトは Amazon.co.jp から紹介料を受け取ります。価格・在庫状況は変動するため、最新情報は Amazon.co.jp のページでご確認ください。
実技(鑑別・製図) — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 消防設備士 甲種第2類の実技(鑑別・製図)は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは消防設備士 甲種第2類の実技(鑑別・製図)に全36問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。126問ある消防設備士 甲種第2類全体のうち実技(鑑別・製図)は約29%を占める重要科目です。
- 実技(鑑別・製図)はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 実技(鑑別・製図)は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。消防設備士 甲種第2類は合計3科目 (実技(鑑別・製図) / 消防関係法令・基礎知識・構造・機能・工事・整備) の構成なので、実技(鑑別・製図)単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 消防設備士 甲種第2類全体で実技(鑑別・製図)の出題比率はどのくらいですか?
- 実技(鑑別・製図)は消防設備士 甲種第2類の3科目のうちの1科目で、ぴよパスでの実技(鑑別・製図)の問題数は36問 / 全126問 ≈ 29%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、実技(鑑別・製図)を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約27.3%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 実技(鑑別・製図)で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 消防設備士 甲種第2類は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、実技(鑑別・製図)で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間3時間15分の中で、ぴよパスの実技(鑑別・製図)練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
他の試験を見る (28 試験)
ビルメン4点 + ビル管


![[本試験形式]消防設備士2類模擬試験問題集](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/P/4485230287.09.LZZZZZZZ.jpg)