消防設備士 甲種第2類 実技(鑑別・製図) 練習問題 第21問: ある防火対象物の自動車の修理又は整備の用に供される部分に設けるフォームヘッド方式泡消火設備に、放射区域が2つあり、それぞれの床面積は80平方メートルと100平方
ある防火対象物の自動車の修理又は整備の用に供される部分に設けるフォームヘッド方式泡消火設備に、放射区域が2つあり、それぞれの床面積は80平方メートルと100平方メートルである。合成界面活性剤泡消火薬剤(床面積1平方メートル当たりの放射量8.0リットル毎分)を用いる場合、配管を満たす量を除いた泡水溶液の量の算定方法として正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 1. 面積の大きい方の区域(100平方メートル)を基準に、所定の放射量で10分間放射できる量とする
消防法施行規則第18条第2項第2号は、フォームヘッドを用いる泡消火設備の泡水溶液の量について、道路の用に供される部分は当該部分の床面積80平方メートルの区域、駐車の用に供される部分は不燃材料で造られた壁又は天井面より0.4メートル以上突き出したはり等により区画された部分の床面積が最大となる区域(はり等がない場合は床面積50平方メートルの区域)、その他の防火対象物又はその部分は床面積が最大となる放射区域を基準として、同条第1項第2号ハに定める放射量で10分間放射できる量とすることを求めている。本問は自動車の修理又は整備の用に供される部分であり「その他の防火対象物又はその部分」に当たるので、2区域あるときは大きい方の100平方メートルを採り、8.0×100=毎分800リットルを10分間、計8,000リットルとなる。2区域を合計する記述、平均を採る記述、小さい方を採る記述はいずれも「床面積が最大となる放射区域」という基準と異なる。放射時間を30分間とする記述も同号の10分間と合わない。なお同項第5号により、これに配管内を満たすに要する量を加える。放射区域の面積は同条第4項第5号で道路以外は50〜100平方メートルと定められており、本問の設定はその範囲内である。
根拠・参照資料: 消防法施行規則第18条第1項第2号ハ・第2項第2号・第2項第5号・第4項第5号
関連キーワード: 泡水溶液の量・放射区域・10分間・床面積が最大となる放射区域・施行規則第18条
次のステップ
甲2の学んだ範囲を40問で確認
法令・基礎14問、構造・機能15問、実技の知識11問を解く独自の五肢択一演習です。正誤と分野別の成績から、次に復習する範囲を確認できます。Premium (月480円)Premium (ご利用中)時間制限つきの実力チェック
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- 消防設備士甲2
消防設備士甲種2類の練習問題166問|泡消火薬剤の規格・基礎計算・実技を無料演習
消防設備士甲種2類のオリジナル練習問題166問を無料公開。機械・電気の基礎、泡消火薬剤の性能基準、図面と測定値の読み取りを40問追加しました。科目別演習と、本番の四肢択一・記述式への備え方を説明します。
- 消防設備士甲2
消防設備士甲種2類の語呂合わせ|泡の数値は「どちらの基準か」で答えが変わる
甲2で数値を落とす最大の原因は語呂の不足ではなく、一般防火対象物の基準と危険物製造所等の基準が混ざることです。適用範囲で切り分けたうえで、薬剤3種の数値を語呂で固定する手順をまとめました。
- 消防設備士甲2
消防設備士甲種2類の合格率27.3%は難しいのか|甲種6区分を並べて位置を確かめる
甲2の合格率は27.3%で甲種の中では中位です。甲4の34.0%より低く甲1の24.1%より高い。数字の差が何から来ているのかを受験者数と試験構造から読み解き、独学で越えるべき関門を具体的に示します。


