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アセトアミノフェンに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 中枢における体温調節への作用と視床の痛覚閾値上昇が主な作用機序と考えられている
解説: アセトアミノフェンは、中枢における体温調節機能への作用や視床の痛覚閾値を上昇させることによって解熱・鎮痛作用を発揮すると考えられています。「中枢性の解熱鎮痛薬」と位置づけられます。「主に末梢のCOXを強力に阻害する」のはイブプロフェンやアスピリンなど非ステロイド性抗炎症薬(NSA…
関連キーワード: アセトアミノフェン・解熱鎮痛薬・中枢性・視床・COX
イブプロフェンに関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 15歳未満の小児でも安全に使用できる解熱鎮痛薬として広く用いられている
解説: イブプロフェンは小児への使用に関して注意が必要であり、「15歳未満の小児でも安全に使用できる」という記述は誤りです。なお、イブプロフェンはアスピリンのようなライ症候群との関連は明確ではないものの、一般的に15歳未満の小児への使用は推奨されておらず、一般用医薬品では「小児に使用しな…
関連キーワード: イブプロフェン・NSAIDs・COX阻害・小児禁忌・消化性潰瘍
一般用医薬品の解熱鎮痛薬に配合されるアスピリン(アセチルサリチル酸)に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. アスピリンの使用を避ける時期は、出産予定日12週間以内とされている
解説: 手引き第3章Ⅰ-2(解熱鎮痛薬)では、アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む)は血を固まりにくくする作用も持つことから、胎児や出産時の母体に及ぶ影響に配慮して、出産予定日12週間以内は使わないこととしているので、3が正しい。1は、主に中枢に働いて熱や痛みを抑え、末梢での抗炎症作…
関連キーワード: アスピリン・アスピリンアルミニウム・出産予定日・ピリン系・アセトアミノフェン
一般用医薬品の成分と飲酒(アルコール)との相互作用に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. アルコールによる胃粘膜の荒れは、アセトアミノフェンの胃腸障害も増強する
解説: 手引き第3章Ⅰ-2(解熱鎮痛薬)の相互作用の項によると、飲酒で胃の粘膜が荒れると、アスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェンなどの解熱鎮痛成分が起こす胃腸障害がひどくなることが報告されているので、5が正しい。1は、Ⅰ-3で、生薬成分だけでできた鎮静薬は飲酒を避けることにはなっ…
関連キーワード: アルコール・飲酒・アセトアミノフェン・ビスマス・パモ酸ピルビニウム
解熱鎮痛薬に配合されることがある成分と、その配合の目的との組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 1. メトカルバモール — 筋肉のこりを和らげる
解説: 手引き第3章Ⅰ-2 2)(d)では、メトカルバモールは骨格筋の緊張をもたらす脊髄反射を抑え、いわゆる「筋肉のこり」を和らげる目的で用いられるとされ、1が正しい。2のアリルイソプロピルアセチル尿素は、解熱鎮痛成分の鎮痛作用を助ける目的の鎮静成分(同(b))なので誤り。3の無水カフェ…
関連キーワード: メトカルバモール・鎮静成分・カフェイン・制酸成分・ショウキョウ
解熱鎮痛薬に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 2. アセトアミノフェンは抗炎症作用が強く、関節リウマチなどの炎症性疾患の治療薬として第一選択となる
解説: アセトアミノフェンは解熱・鎮痛作用を持ちますが、抗炎症作用は弱く、関節リウマチなどの炎症性疾患の治療薬として第一選択とはなりません。炎症性疾患にはNSAIDsや疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)などが用いられます。イソプロピルアンチピリンはピリン系成分であり、ピリン疹などのアレ…
関連キーワード: イソプロピルアンチピリン・エテンザミド・アセトアミノフェン・ピリン系・サリチル酸系
解熱鎮痛薬の使い方、連用及び受診の目安に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 頻繁な頭痛について、自己治療の範囲を超えるとされる持続時間の目安は、24時間以上である
解説: 手引き第3章Ⅰ-2 3)【受診勧奨等】は、頭痛がたびたび起きて丸1日(24時間)以上続くときや、一般用医薬品で痛みが抑えられないときは、自己治療の範囲を超えていると判断されるとしているので、4が正しい。1は、ひきつけや著しい体力の消耗等のおそれが通常ないとされる目安は38℃以下で…
関連キーワード: 解熱鎮痛薬・受診勧奨・頭痛・ひきつけ・スポーツドリンク
かぜ薬(総合感冒薬)に配合されることがある抗ヒスタミン成分の主な目的として、正しいものはどれか。
正解: 5. くしゃみや鼻水などのアレルギー様症状を緩和する
解説: かぜ薬に配合される抗ヒスタミン成分(クロルフェニラミンマレイン酸塩、ジフェンヒドラミン塩酸塩など)は、ヒスタミンH1受容体を遮断することでくしゃみ・鼻水・鼻閉などのアレルギー様症状を緩和します。抗ヒスタミン成分には抗菌・抗ウイルス作用はなく、かぜの原因そのものを治すわけではありま…
関連キーワード: 抗ヒスタミン成分・クロルフェニラミン・かぜ薬・くしゃみ・鼻水
かぜ薬に含まれるメチルエフェドリン塩酸塩に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. アドレナリン作動成分であり、気管支平滑筋を弛緩させて気道を広げる作用がある
解説: メチルエフェドリン塩酸塩は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させ、呼吸を楽にするアドレナリン作動成分です。「心臓への影響はなく、心臓病の患者でも安全に使用できる」は心臓血管系への影響を否定しているため誤りで、心臓病等の診断を受けた人は使用前に治療医または処方薬を調剤した薬剤師へ相…
関連キーワード: メチルエフェドリン・アドレナリン作動薬・気管支拡張・交感神経・心臓病
かぜ薬や鼻炎用内服薬に配合される抗コリン成分に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 2. 抗コリン成分は、鼻腔内の刺激を伝える交感神経系の働きを抑えることで、くしゃみを抑える
解説: 手引き第3章Ⅶ 2)(d)では、鼻炎用内服薬の抗コリン成分は、粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えることに加え、鼻腔内の刺激を伝える副交感神経系の働きを抑えることで、鼻汁分泌やくしゃみを抑えるために配合されるとされている。交感神経系ではないので、2が誤り。1は同(d)のベラドンナの説…
関連キーワード: 抗コリン成分・ベラドンナ総アルカロイド・副交感神経系・排尿困難・抗ヒスタミン成分
かぜ薬に含まれるグアイフェネシンの役割として、正しいものはどれか。
正解: 4. 気道の分泌液を増やして痰の粘度を下げ、痰を排出しやすくする去痰成分である
解説: グアイフェネシンは去痰成分であり、気道の分泌液(気道液)の産生を促すことで痰の粘度を低下させ、繊毛運動を補助して痰を排出しやすくする作用があります。咳中枢を抑制する鎮咳成分ではなく、コデイン系やデキストロメトルファンが鎮咳成分に分類されます。グアイフェネシンに抗ウイルス作用はなく…
関連キーワード: グアイフェネシン・去痰薬・痰・気道分泌・鎮咳去痰薬
かぜ(かぜ症候群)とかぜ薬に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. かぜではない可能性が高いとされる症状の持続日数の目安は、4日以上である
解説: 手引き第3章Ⅰ-1 1)によると、急な発熱を伴うとき、症状が重いとき、または症状が4日以上続くときは、かぜとは別の病気である見込みが高いとされているので、5が正しい。1は、同 2)(f)で、医薬品でのグリチルリチン酸の1日摂取量は200mgを超えないよう用量が決められているとされ…
関連キーワード: かぜ・かぜ薬・グリチルリチン酸・ウイルス性胃腸炎・総合感冒薬
かぜ薬に配合されるジヒドロコデインリン酸塩に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 延髄の咳中枢に作用して咳を抑制するオピオイド系鎮咳成分であり、依存性に注意が必要である
解説: ジヒドロコデインリン酸塩はオピオイド系(麻薬性)鎮咳成分であり、延髄の咳中枢に作用して咳を抑制します。コデインの誘導体であるため依存性があり、長期連用は避けるべきです。また、便秘・呼吸抑制・眠気などの副作用があります。「気道の粘液分泌を増加させる」のは去痰成分(グアイフェネシンな…
関連キーワード: ジヒドロコデイン・オピオイド・鎮咳薬・咳中枢・依存性
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 非麻薬性の鎮咳成分であり、延髄の咳中枢に作用して咳を抑制する
解説: デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物は非麻薬性の鎮咳成分であり、延髄の咳中枢に作用して咳の反射を抑制します。コデインやジヒドロコデインとは異なり、麻薬に指定されておらず依存性も低いとされています。去痰作用はなく、気管支を収縮させて咳を誘発する作用もありません。デキストロメトル…
関連キーワード: デキストロメトルファン・非麻薬性鎮咳薬・咳中枢・乾性咳
鎮咳去痰薬に配合されるカルボシステインの主な作用として、正しいものはどれか。
正解: 3. 粘液成分の含量比を調整して、痰の切れを良くする
解説: 手引き第3章Ⅱ-1 2)(c)は、去痰成分のうちカルボシステインを、痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させるもの、及び粘液成分の含量比を調整し痰の切れを良くするものとして挙げており、3が正しい。1の気道粘膜からの粘液の分泌を促進する作用を示すのはグアイフェネシン…
関連キーワード: カルボシステイン・去痰成分・鎮咳成分・グアイフェネシン・気管支
鎮咳去痰薬とその配合成分の使用上の留意点に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. セネガやオンジを一定量以上含む製品は、糖尿病の検査値に影響し、糖尿病の改善と誤認されるおそれがある
解説: 手引き第3章Ⅱ-1 2)(g)は、セネガ、オンジの摂取により糖尿病の検査値に影響を生じ、糖尿病が改善したと誤認されるおそれがあるため、一定量以上を含む製品では使用上の注意に記載されているとしており、5が正しい。1は、同 3)で、膿性の痰を伴う場合は一般用医薬品で対処を図るのでなく…
関連キーワード: 鎮咳去痰薬・セネガ・解熱成分・殺菌消毒成分・甘草湯
炭酸水素ナトリウム(重曹)が配合された一般用医薬品に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 炭酸水素ナトリウムが主薬の坐剤では、まれではあるが、重篤な副作用としてショックが起こりうる
解説: 手引き第3章Ⅲ-4 1)(浣腸薬)では、炭酸水素ナトリウムは直腸内で少しずつ分解して炭酸ガスの細かい気泡を生じ、直腸を刺激する作用を期待して用いられ、これを主薬とする坐剤では、まれにショックという重篤な副作用が起こることがあるとされており、1が正しい。3は、坐剤で期待されるのは直…
関連キーワード: 炭酸水素ナトリウム・制酸薬・坐剤・浣腸薬・ショック
胃腸薬に含まれる成分と作用の組み合わせとして、誤っているものはどれか。
正解: 2. ロペラミド塩酸塩 — 腸の蠕動運動を促進して便秘を改善する緩下成分
解説: ロペラミド塩酸塩は腸の蠕動運動を亢進するのではなく、腸管のオピオイド受容体に作用して腸管の蠕動運動を抑制し、水分吸収を促進することで止瀉(下痢止め)効果を発揮します。「腸の蠕動運動を促進して便秘を改善する緩下成分」という記述は誤りです。スクラルファートは潰瘍面に付着して保護膜を形…
関連キーワード: ロペラミド・下痢止め・腸管蠕動・スクラルファート・健胃薬
整腸薬に配合される生菌成分と、整腸薬の取扱いに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 下痢と便秘の繰り返し等の場合の整腸の効能・効果は、医薬部外品には認められず、医薬品にのみ認められている
解説: 手引き第3章Ⅲ-2 1)によると、整腸薬の医薬部外品は作用が穏やかなものとして配合できる成分や上限量が決められ、効能・効果の範囲も狭く、下痢と便秘をくり返すような場合の整腸をうたえるのは医薬品だけとされているので、4が正しい。1は、同 2)(a)で、ケツメイシやゲンノショウコは整…
関連キーワード: 整腸薬・生菌成分・医薬部外品・酪酸菌・腸内殺菌成分
瀉下薬(下剤)の成分と作用機序の組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 5. センノシド(センナ由来)— 腸内細菌により活性型に変換され、大腸の蠕動運動を亢進させる刺激性下剤
解説: センノシドはセンナ・ダイオウに含まれるアントラキノン系成分です。経口摂取後、大腸内の腸内細菌によって活性型(レインアンスロン)に変換され、大腸の蠕動運動を亢進させる刺激性下剤として作用します。酸化マグネシウムは腸内で難吸収性の塩類として浸透圧を上げ、腸管内に水分を引き込む「塩類下…
関連キーワード: センノシド・センナ・刺激性下剤・酸化マグネシウム・塩類下剤・腸内細菌
強心薬として用いられるセンソ(蟾酥)に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. ヒキガエルの耳腺の分泌物を集めた生薬であり、微量で強い強心作用を示す
解説: センソ(蟾酥)は、ヒキガエル科のアジアヒキガエル等の耳腺から出る分泌物を集めた生薬です。強心配糖体様の成分(ブファジエノリド類)を含み、微量でも強い強心作用を示します。植物由来ではなく動物由来の生薬です。心拍数を下げる作用ではなく、心筋収縮力を高めます。副作用がないわけではなく、…
関連キーワード: センソ・蟾酥・強心薬・生薬・ヒキガエル
高コレステロール改善薬に配合される成分と、その働きに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. ポリエンホスファチジルコリンは、コレステロールと結合して代謝されやすいコレステロールエステルを形成するとされる
解説: 手引き第3章Ⅳ-2 2)は、リノール酸、ポリエンホスファチジルコリンがコレステロールと結合して代謝されやすいコレステロールエステルを形成し、肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待して用いられるとしており、1が正しい。2のLDL等の異化排泄を促進しHDL産生を高める作用が…
関連キーワード: 高コレステロール改善薬・ポリエンホスファチジルコリン・パンテチン・ソイステロール・ビタミンE
貧血用薬(鉄製剤)と鉄分の補給に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 4. 鉄分の吸収は食後のほうが高いとされるため、吸収を高める目的で食後に服用することが望ましい
解説: 手引き第3章Ⅳ-3 2)【主な副作用】は、鉄分の吸収は空腹時のほうが高いとされるが、消化器系への副作用を軽減するには食後に服用することが望ましいとしている。食後に服用する理由は吸収を高めるためではないので、4が誤り。1は、同 1)で、鉄分の摂取不足を生じても初期には貯蔵鉄や血清鉄…
関連キーワード: 鉄製剤・貧血用薬・ヘモグロビン・タンニン酸・空腹時
痔の薬に配合されるリドカインに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 神経の興奮伝導を可逆的に遮断する局所麻酔成分であり、痛みやかゆみを緩和する
解説: リドカインは局所麻酔薬であり、神経細胞膜のナトリウムチャネルを遮断することで神経の興奮伝導を可逆的に阻害し、痛みやかゆみなどの感覚を鈍らせます。痔の薬に局所麻酔成分として広く配合されています。止血作用を持つ血管収縮成分はアドレナリン(エピネフリン)類であり、リドカインとは異なりま…
関連キーワード: リドカイン・局所麻酔薬・痔の薬・神経伝導遮断・止痛
アレルギー用薬(抗ヒスタミン薬)を服用した際に眠気が生じる理由として、正しいものはどれか。
正解: 2. 脳内のヒスタミン受容体も遮断するため、覚醒を維持するヒスタミン神経系が抑制される
解説: 第1世代抗ヒスタミン薬(クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミンなど)は血液脳関門を通過しやすく、脳内のヒスタミンH1受容体を遮断します。脳内のヒスタミンは覚醒・注意維持に重要な役割を果たしており、その働きが抑制されることで眠気・鎮静効果が現れます。交感神経刺激は眠気ではなく覚醒を…
関連キーワード: 抗ヒスタミン薬・眠気・血液脳関門・ヒスタミン受容体・第1世代
抗ヒスタミン成分を主体とする内服アレルギー用薬に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 一般用医薬品には、アトピー性皮膚炎による慢性湿疹等の治療を目的とするものはない
解説: 手引き第3章Ⅶ 3)【受診勧奨】は、一般用医薬品(漢方処方製剤を含む。)にはアトピー性皮膚炎による慢性湿疹等の治療に用いることを目的とするものはなく、疑われる場合や診断が確定している場合は医師の受診を勧めることが重要としており、2が正しい。1は、同項で、長期の連用は避け、5〜6日…
関連キーワード: 内服アレルギー用薬・アトピー性皮膚炎・ジフェンヒドラミン・メキタジン・皮膚感染症
内服アレルギー用薬に含まれるプソイドエフェドリン塩酸塩の説明として、正しいものはどれか。
正解: 4. アドレナリン作動性成分であり、鼻粘膜の血管を収縮させて鼻閉を改善する
解説: プソイドエフェドリン塩酸塩は、交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させ、充血や腫れを和らげる目的で鼻炎用内服薬に配合されます。「脳に作用して痒みの感覚を遮断する」「抗炎症作用が主である」「ヒスタミン受容体に直接結合する」という説明は、いずれもこの成分の鼻症状に対する作用機序と異…
関連キーワード: プソイドエフェドリン・アドレナリン作動薬・鼻閉・血管収縮・アレルギー用薬
厚生労働省の手引きにおいて、「使用前に相談する」ではなく「使用を避ける必要がある」とされる、成分・剤形と使用する人の状態の組み合わせはどれか。
正解: 5. プソイドエフェドリン塩酸塩を含む鼻炎用内服薬 — 高血圧の診断を受けた人
解説: プソイドエフェドリン塩酸塩を含む鼻炎用内服薬は、高血圧の診断を受けた人では症状を悪化させるおそれがあり、使用を避ける必要があります。「咳止めのメチルエフェドリン塩酸塩を含む内服薬と心臓病」「ジプロフィリンを含む咳止めの内服薬と甲状腺機能障害」は、使用前に治療医または処方薬を調剤し…
関連キーワード: プソイドエフェドリン・高血圧・使用回避・事前相談・成分と剤形
鼻炎用点鼻薬に含まれるナファゾリン塩酸塩の主な作用として、正しいものはどれか。
正解: 1. 鼻粘膜の血管を収縮させることで鼻閉を改善するアドレナリン作動作用
解説: ナファゾリン塩酸塩はアドレナリン作動成分で、交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させ、鼻粘膜の充血や腫れを和らげます。「ヒスタミン受容体を遮断して鼻粘膜の炎症を抑える」「粘膜バリアを強化する保湿作用」「ウイルス・細菌の増殖を抑制する抗感染作用」は、いずれも当該成分の主作用と異な…
関連キーワード: ナファゾリン・点鼻薬・血管収縮・鼻閉・アドレナリン作動薬
点眼薬に含まれるネオスチグミンメチル硫酸塩に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. コリンエステラーゼを阻害することで毛様体筋の調節機能を改善し、目の疲れを緩和する
解説: ネオスチグミンメチル硫酸塩はコリンエステラーゼ阻害薬です。コリンエステラーゼはアセチルコリンを分解する酵素であり、これを阻害するとアセチルコリン濃度が上昇し、毛様体筋のムスカリン受容体が刺激されます。その結果、毛様体筋の調節機能が改善され、目の疲れ(眼精疲労)の緩和に用いられます…
関連キーワード: ネオスチグミン・コリンエステラーゼ阻害・眼精疲労・毛様体筋・点眼薬
殺菌消毒薬に含まれるクロルヘキシジングルコン酸塩に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 一般細菌類や真菌類には比較的広く効くが、結核菌やウイルスを殺菌消毒する作用はない
解説: クロルヘキシジングルコン酸塩は殺菌消毒成分の一つで、一般細菌類や真菌類に比較的広く殺菌消毒作用を示す一方、結核菌やウイルスには殺菌消毒作用を示しません。「芽胞・結核菌・ウイルスにも高い殺菌力」という記述は誤りです。同じ理由で、「あらゆる微生物を除去する」という記述も誤りです。クロ…
関連キーワード: クロルヘキシジン・殺菌消毒・陽イオン界面活性剤・芽胞・ウイルス
皮膚用の抗炎症成分として配合されるジフェンヒドラミン塩酸塩に関する正しい記述はどれか。
正解: 4. 抗ヒスタミン成分として皮膚に適用し、かゆみを緩和する
解説: ジフェンヒドラミン塩酸塩は第1世代の抗ヒスタミン成分であり、皮膚用薬においてはヒスタミンH1受容体を遮断することで、虫刺されや蕁麻疹・湿疹に伴うかゆみを緩和します。内服でも使用されますが、皮膚への局所適用でもかゆみ止め効果を発揮します。副腎皮質ステロイドはデキサメタゾン・ヒドロコ…
関連キーワード: ジフェンヒドラミン・抗ヒスタミン・皮膚用薬・かゆみ・虫刺され
外用局所麻酔薬として皮膚用薬に配合されるアミノ安息香酸エチルに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児へは使用しない
解説: アミノ安息香酸エチル(ベンゾカイン)は外用局所麻酔薬として痛み・かゆみを緩和する目的で皮膚用薬に配合されます。しかし、吸収によりメトヘモグロビン血症(ヘモグロビンが酸素を運べなくなる状態)を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児には使用しないことが重要な注意点です。皮膚がただれて…
関連キーワード: アミノ安息香酸エチル・ベンゾカイン・局所麻酔・メトヘモグロビン血症・小児禁忌
外皮用薬に配合されるステロイド性抗炎症成分(デキサメタゾン等)に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 動物の副腎から抽出・精製した天然の副腎皮質ホルモンそのものが、抗炎症成分として外皮用薬に用いられている
解説: 手引き第3章Ⅹ 2)(a)によると、ステロイド性抗炎症成分は、副腎皮質ホルモンの抗炎症作用に注目し、同じステロイド骨格を持つように人工的に合成された化合物である。副腎から取り出した天然のホルモンをそのまま使うものではないので、3が誤り。1は、外用では患部局所の炎症を抑え、とくに痒…
関連キーワード: ステロイド性抗炎症成分・デキサメタゾン・長期連用・水痘・外皮用薬
婦人薬に配合されることがある女性ホルモン成分のエチニルエストラジオールに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 膣粘膜又は外陰部に適用する製剤であっても、配合成分は適用部位から吸収されて循環血液中に移行する。
解説: 手引き第3章Ⅵ(婦人薬)の女性ホルモン成分の項では、エチニルエストラジオールは人工合成の女性ホルモンでエストラジオールを補うものとされ、膣粘膜や外陰部に使う製剤であっても、成分は使った部位から吸収されて血液の循環に入るとされているので、3が正しい。1は、補うのは黄体ホルモンではな…
関連キーワード: 婦人薬・エチニルエストラジオール・女性ホルモン成分・血栓症・長期連用
滋養強壮保健薬に含まれるビタミンB1(チアミン)に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 糖質代謝(エネルギー産生)に必要な補酵素であり、欠乏すると脚気や末梢神経障害が起こる
解説: ビタミンB1(チアミン)はピルビン酸デヒドロゲナーゼ・α-ケトグルタル酸デヒドロゲナーゼの補酵素として糖質(炭水化物)のエネルギー産生に不可欠です。欠乏すると脚気(末梢神経障害・心不全)やウェルニッケ脳症が起こります。コラーゲン合成に必要なのはビタミンCであり、欠乏すると壊血病が…
関連キーワード: ビタミンB1・チアミン・糖質代謝・脚気・補酵素
一般用医薬品として用いられる漢方の処方の考え方や、その表現に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 一般用の漢方処方製剤の効能効果は、「証」という専門用語を避け、「しばり」として記載されている。
解説: 手引き第3章ⅩⅣ-1(漢方処方製剤)では、平成20年の厚生労働省の通知で効能効果の表現に「証」の考え方が盛り込まれたが、一般用であることを考慮して「証」という専門用語の使用は避け、「しばり」(使用制限)として記載されたとされているので、1が正しい。2は、中医学に基づく薬剤は中薬と…
関連キーワード: 漢方処方製剤・効能効果・中薬・虚実
葛根湯(かっこんとう)に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 主に解熱・発汗・鎮痛作用を持ち、かぜの初期(悪寒・発熱・首・肩のこわばり)に用いられる
解説: 葛根湯は体力中等度以上の人の、かぜの初期症状(悪寒・発熱・首・肩のこわばり・頭痛、汗が出ていない状態)に用いる漢方薬です。構成生薬:葛根・麻黄・桂皮・芍薬・甘草・生姜・大棗。解熱・発汗・鎮痛作用があります。体の虚弱な人では悪心や胃部不快感などの副作用が出やすく、不向きとされます。…
関連キーワード: 葛根湯・かぜ・麻黄・偽アルドステロン症
公衆衛生用薬として用いられる忌避剤と、その有効成分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. イカリジンは、ディートと異なり年齢による使用制限がない忌避剤の成分であり、蚊やマダニなどに対して効果を発揮する。
解説: 手引き第3章ⅩⅤ-2(殺虫剤・忌避剤)では、イカリジンは年齢による使用制限がない忌避成分で、蚊やマダニなどに対して効果を発揮するとされているので、4が正しい。1は、忌避剤は吸血や病原細菌等の媒介を防止するものであり、虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる効果はないので誤り。…
関連キーワード: 忌避剤・ディート・使用限度・公衆衛生用薬
殺虫剤に含まれるピレスロイド系成分に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 4. 哺乳類(ヒトを含む)への毒性が昆虫と同等に高く、密閉空間での使用は特に危険である
解説: ピレスロイド系成分(ペルメトリン・シフルトリンなど)は昆虫に対しては神経毒として強力に作用しますが、哺乳類(ヒトを含む)に対しては代謝・解毒能が高いため毒性が昆虫と比較して非常に低いとされています。「哺乳類への毒性が昆虫と同等に高い」という記述は誤りです。ピレスロイドは天然の除虫…
関連キーワード: ピレスロイド・殺虫剤・ナトリウムチャネル・除虫菊・哺乳類毒性
衛生害虫の防除に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため燻蒸処理では殺虫効果を示さず、3週間位後にもう一度燻蒸処理を行って孵化した幼虫を駆除する必要がある
解説: ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、燻蒸処理を行っても殺虫効果を示しません。そのため3週間位後にもう一度燻蒸処理を行い、孵化した幼虫を駆除する必要があります。ハエの防除の基本は成虫ではなくウジの防除で、通常は有機リン系殺虫成分が配合された殺虫剤が用いられま…
関連キーワード: 登録販売者・衛生害虫・ゴキブリ・燻蒸・ボウフラ
滋養強壮保健薬などに配合されるビタミンB2に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. ビタミンB2は、脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つ栄養素であり、主薬製剤は目の充血や目の痒みにも用いられる。
解説: 手引き第3章ⅩⅢ 2)(a)⑤では、ビタミンB2は脂質の代謝に関わり、皮膚や粘膜の機能を正常に保つのに重要な栄養素とされ、その主薬製剤は口角炎や湿疹などのほか、目の充血や目の痒みの症状の緩和にも用いられるので、3が正しい。1の炭水化物からのエネルギー産生と腸管運動の促進、便秘の緩…
関連キーワード: ビタミンB2・滋養強壮保健薬・主薬製剤・ビタミンB12・ビタミンD
滋養強壮保健薬などに用いられるビタミンEに関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 4. 歯槽膿漏薬では、コラーゲン代謝を改善して歯周組織の修復を助ける効果を期待して、ビタミンEが配合される。
解説: 手引き第3章ⅩⅠ-1(歯痛・歯槽膿漏薬)では、歯槽膿漏薬にビタミンEが配合されるのは歯周組織の血行を促す効果を期待してであり、コラーゲン代謝を改善して炎症を起こした歯周組織の修復を助け、毛細血管を強化して腫れや出血を抑える効果を期待して配合されるのはビタミンCとされているので、4…
関連キーワード: ビタミンE・婦人薬・主薬製剤・ビタミンC・不正出血
一般用検査薬のうち尿糖検査薬の使用と検査結果の判断に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 尿糖・尿タンパク同時検査では早朝尿を検体とするが、尿糖が検出された場合は食後の尿で改めて検査して判断する必要がある。
解説: 手引き第3章ⅩⅥ-2(尿糖・尿タンパク検査薬)では、尿糖・尿タンパク同時検査の場合は早朝尿を検体とするが、尿糖が検出された場合には食後の尿について改めて検査して判断する必要があるとされているので、5が正しい。1は、一般用検査薬の検体は尿や糞便など採取に際して侵襲(採血や穿刺等)の…
関連キーワード: 尿糖・一般用検査薬・検体・受診勧奨
尿を検体とする一般用の妊娠検査薬と、その判定に影響する要因に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 閉経期に入っている人では、妊娠していなくても検査結果が陽性となることがある。
解説: 手引き第3章ⅩⅥ-3 2)(e)では、閉経期に入っている人では、妊娠していなくても検査結果が陽性となることがあるとされているので、1が正しい。2は、検体には尿中hCGが検出されやすい早朝尿が向くものの、尿が濃すぎるとかえって正確な結果が得られないことがある(同(b))ので誤り。3…
関連キーワード: 妊娠検査薬・hCG・早朝尿・偽陽性・検出感度
使用上の注意で連用を控えるよう求められている医薬品について、その理由や対象の範囲に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. グリチルリチン酸の1日最大服用量が40mg以上となる製品は、むくみや高血圧などのない人が使う場合でも、長期連用を避けることとされている。
解説: 手引き第3章Ⅰ-1(かぜ薬)では、むくみ・心臓病・腎臓病・高血圧のある人や高齢者に限らず、誰が使う場合でも、グリチルリチン酸としての1日最大服用量が40mg以上の製品は長く続けて使わないこととされているので、3が正しい。1は、浣腸薬を繰り返し使うと直腸が慣れて感受性が下がり、効き…
関連キーワード: 長期連用・浣腸薬・スクラルファート・鼻炎用点鼻薬・ステロイド性抗炎症成分
消化器官用薬や貧血用薬を、他の医薬品や飲食物と併せて使用したときの相互作用に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 駆虫薬とヒマシ油を一緒に使うと、腸管から駆虫成分が吸収されやすくなり、全身に及ぶ副作用のおそれが増す。
解説: 手引き第3章Ⅲ-4(駆虫薬)とⅢ-2(腸の薬)の相互作用の項では、虫体の排出を促すために瀉下薬を併せることはあるものの、ヒマシ油を選ぶと駆虫成分が腸から体内へ取り込まれやすくなり、全身の副作用の危険が増すので、両者の併用は避けるとされている。よって3が正しい。1は向きが逆で、働き…
関連キーワード: 相互作用・駆虫薬・生菌成分・貧血用薬・鉄製剤
医薬品を食品と一緒に服用した際の相互作用として、正しいものはどれか。
正解: 5. グレープフルーツジュースはCYP3A4を阻害する成分を含み、一部の薬の血中濃度を上昇させることがある
解説: グレープフルーツ(ジュースを含む)にはフラノクマリン類(ベルガモッチンなど)が含まれており、小腸・肝臓のチトクロムP450 3A4(CYP3A4)の働きを阻害します。その結果、CYP3A4で代謝される薬物(一部のスタチン・カルシウム拮抗薬など)の分解が遅くなり血中濃度が上昇して副…
関連キーワード: グレープフルーツ・CYP3A4・相互作用・フラノクマリン・血中濃度上昇
胃腸薬に含まれるジアスターゼ(アミラーゼ)の主な役割として、正しいものはどれか。
正解: 1. でんぷん(多糖類)を分解する消化酵素として、消化を助ける
解説: ジアスターゼは、炭水化物の分解に働く酵素を補う消化成分の一つです。デンプン(多糖類)をマルトース(麦芽糖)などに分解する消化酵素として胃腸薬に配合され、食べ過ぎ・消化不良の改善に用いられます。制酸作用・抗菌作用・止瀉作用はジアスターゼの役割ではありません。他の消化酵素としてはリパ…
関連キーワード: ジアスターゼ・アミラーゼ・消化酵素・でんぷん分解・消化薬
鎮咳去痰薬の受診勧奨に関し、手引きで「間質性肺炎等の初期症状である可能性がある」とされている咳はどれか。
正解: 3. 痰を伴わない乾いた咳が続く場合
解説: 手引き第3章Ⅱ-1(鎮咳去痰薬)の受診勧奨等では、痰を伴わない乾いた咳が続く場合には間質性肺炎等の初期症状である可能性があり、その原因が医薬品の副作用によるものであることもあるとされているので、3が正しい。1と2の膿性の痰や線状の血が混じる痰を伴う場合は、一般用医薬品の使用によっ…
関連キーワード: 鎮咳去痰薬・受診勧奨・間質性肺炎・慢性閉塞性肺疾患
ニコチン置換療法に用いる禁煙補助剤の相互作用や、禁煙達成への助言に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. ニコチンは交感神経系を興奮させる作用を示すため、アドレナリン作動成分を含む鎮咳去痰薬や鼻炎用薬と併用すると、その作用が増強するおそれがある。
解説: 手引き第3章ⅩⅡ 2)【相互作用】では、ニコチンが交感神経系を興奮させるため、アドレナリン作動成分を配合した鎮咳去痰薬・鼻炎用薬・痔疾用薬などと一緒に使うと、その作用が強まるおそれがあるとされるので、4が正しい。1は、口の中が酸性になるとニコチンの吸収はかえって下がるとされ、酸性…
関連キーワード: 禁煙補助剤・ニコチン・相互作用・離脱症状・インスリン
次の成分と副作用の組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 4. センノシド(下剤)— 繰り返しの使用で腸管の感受性が低下し、効果が弱くなる
解説: センノシドは、大腸の腸内細菌に分解されてできた物質が大腸を刺激して便通を促すとされる大腸刺激性瀉下成分で、繰り返し使うと腸管の感受性が低下して効き目が弱くなります。メチルエフェドリン塩酸塩などのアドレナリン作動成分は交感神経系を刺激するため、縮瞳・徐脈・血圧低下ではなく、心悸亢進…
関連キーワード: センノシド・習慣性下剤・アントラキノン・副作用
鼻炎用内服薬に配合されるプソイドエフェドリン塩酸塩の作用や、使用上の留意点に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. セレギリン塩酸塩等のモノアミン酸化酵素阻害剤で治療を受けている人では、副作用が現れやすくなるおそれが高いため、使用を避ける必要がある。
解説: 手引き第3章Ⅶ(内服アレルギー用薬)では、パーキンソン病の治療のためセレギリン塩酸塩等のモノアミン酸化酵素阻害剤が処方されている人がプソイドエフェドリン塩酸塩を含む鼻炎用内服薬を使用すると、体内での代謝が妨げられて副作用が現れやすくなるおそれが高く、使用を避ける必要があるとされて…
関連キーワード: プソイドエフェドリン塩酸塩・鼻炎用内服薬・アドレナリン作動成分・中枢神経系
眠気防止薬におけるカフェインの1日摂取量の上限として、正しいものはどれか。
正解: 3. カフェインとして500mg
解説: 手引き第3章Ⅰ-4 2)【相互作用】では、眠気防止薬で摂るカフェインの上限は、1回あたりがカフェインとして200mg、1日あたりがカフェインとして500mgとされているので、3が正しい。1の200mgは1回の摂取量の上限であって、1日の上限ではないので誤り。2の300mg、4の1…
関連キーワード: カフェイン・眠気防止薬・摂取量・中枢神経系
乗物酔い防止薬(鎮暈薬)に配合されるジフェニドール塩酸塩に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 内耳にある前庭神経の調節や内耳の血流改善に働きかけ、めまいを軽減する抗めまい成分である
解説: ジフェニドール塩酸塩は抗めまい成分であり、内耳にある前庭神経の調節作用や内耳の血流を改善する作用により、めまいや吐き気を軽減します。制酸成分ではなく、胃酸を中和する作用はありません。また、ジフェニドール塩酸塩は抗ヒスタミン成分と類似の抗コリン作用を示すため、口渇・排尿困難・眠気な…
関連キーワード: ジフェニドール・乗物酔い防止薬・抗めまい成分・前庭神経・抗コリン作用
含嗽薬や殺菌消毒薬に配合されるポビドンヨードなどのヨウ素系殺菌消毒成分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 含嗽薬の使用により、銀を含有する義歯等の歯科材料が変色することがあるとされている。
解説: 手引き第3章Ⅱ-2(口腔咽喉薬、含嗽薬)では、ポビドンヨード配合の含嗽薬を使うと、義歯など銀を含む歯科材料の色が変わることがあるとされているので、5が正しい。1は、ヨウ素系殺菌消毒成分でアレルギーを起こしたことのある人は、医師等に相談したうえで使うのではなく、使用そのものを避ける…
関連キーワード: ポビドンヨード・含嗽薬・ヨウ素系殺菌消毒成分・殺菌消毒薬
一般用医薬品の駆虫薬に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 一般用駆虫薬が対象とする寄生虫は回虫と蟯虫であり、条虫(サナダムシ)や鉤虫などは対象外である
解説: 一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は回虫と蟯虫のみであり、条虫(サナダムシ)や鉤虫・鞭虫などは対象外です。これらには医療機関での専門的な治療が必要です。複数の駆虫薬を併用しても効果は高まらず、かえって副作用が現れやすくなるため併用は避けるべきです。駆虫薬は腸管内に生息する虫(…
関連キーワード: 駆虫薬・回虫・蟯虫・空腹時服用・併用禁止
みずむし・たむし等の白癬の症状や、その外用薬の剤形・配合成分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 頭部に発生する白癬は、小児に多くみられ、患部を清浄に保っていれば自然治癒することが多いとされている
解説: 手引き第3章Ⅹ(皮膚に用いる薬)5)抗真菌作用を有する配合成分では、頭部に発生する白癬(しらくも)は小児に多く、清浄に保てば自然治癒することが多いとされている(炎症が著しい場合は医師の診療を受ける)ので、2が正しい。1は、角質増殖型には強い痒みがなく、みずむしとして自覚されていな…
関連キーワード: みずむし・白癬・剤形・抗真菌成分・いんきんたむし
浣腸薬(注入剤)と、その配合成分であるグリセリンに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 肛門や直腸の粘膜に損傷があり出血しているときに使用すると、グリセリンが傷口から血管内に入って、溶血や腎不全を起こすおそれがある
解説: 手引き第3章Ⅲ-4(その他の消化器官用薬)1)浣腸薬では、グリセリンが配合された浣腸薬を、肛門や直腸の粘膜に損傷があり出血しているときに使うと、グリセリンが傷口から血管内に入り、赤血球の破壊(溶血)や腎不全を起こすおそれがあるとされているので、4が正しい。1は、炭酸ガスの気泡で直…
関連キーワード: 浣腸薬・グリセリン・注入剤・直腸・連用
胃の薬に配合される成分の働きや、配合される製品の種類に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. ピレンゼピン塩酸塩は、過剰な胃液の分泌を抑える一方で、消化管の運動にはほとんど影響を与えないとされている
解説: 手引き第3章Ⅲ-1 2)(d)④の胃液分泌抑制成分のうち、ピレンゼピン塩酸塩は胃液の分泌を抑える作用を示す一方、消化管の運動にはほとんど影響しないとされ(消化管以外では抗コリン作用による排尿困難や動悸などの副作用がある)、5が正しい。1のジメチルポリシロキサン(ジメチコン)は、消…
関連キーワード: 胃の薬・胃液分泌抑制成分・ピレンゼピン塩酸塩・制酸成分・ジメチルポリシロキサン
止瀉薬(下痢止め)に配合されるタンニン酸アルブミンに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 収れん作用により腸粘膜を保護して下痢を抑えるが、乳製品由来のタンパク質を含むため牛乳アレルギーの人は使用を避ける
解説: タンニン酸アルブミンは、腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成する収れん作用により、炎症を起こした腸粘膜を保護して下痢を抑えます。タンニン酸アルブミンは乳製品のカゼイン(牛乳由来のタンパク質)から精製された成分を含むため、牛乳アレルギーの人ではアレルギー症状を誘発するおそれ…
関連キーワード: タンニン酸アルブミン・収れん作用・止瀉薬・牛乳アレルギー・カゼイン
循環器用薬に配合されるユビデカレノン(コエンザイムQ10)に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 心筋のエネルギー代謝に関与し、心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を助けることで、軽度の心臓機能低下による動悸・息切れの症状を緩和する
解説: ユビデカレノン(コエンザイムQ10)は、心筋をはじめとする組織のエネルギー代謝に関与する物質で、酸素利用効率を高めて心筋の収縮を助ける働きがあるとされています。一般用医薬品では、軽度の心臓機能の低下によって日常生活の身体活動を少し超えたときに起こる動悸・息切れ・むくみの症状に用い…
関連キーワード: ユビデカレノン・コエンザイムQ10・循環器用薬・心筋エネルギー代謝・動悸・息切れ
滋養強壮保健薬に配合されるビタミンA(レチノール)に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 薄暗い所での視力(夜間視力)の維持に関与し、欠乏すると夜盲症(鳥目)が起こる。脂溶性のため、妊娠前後の過剰摂取は胎児に影響するおそれがあり注意が必要である
解説: ビタミンA(レチノール)は視覚に関与する成分で、薄暗い所での視力(夜間視力)の維持に必要であり、欠乏すると夜盲症(鳥目)や皮膚・粘膜の乾燥が起こります。ビタミンAは脂溶性ビタミンであり、過剰に摂取すると体内(肝臓など)に蓄積します。特に妊娠前後の女性が過剰に摂取すると胎児に先天異…
関連キーワード: ビタミンA・レチノール・夜盲症・脂溶性ビタミン・妊娠中の過剰摂取
胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される抗コリン成分の作用や、使用上の留意点に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 副交感神経系は胃液分泌の亢進にも働くため、抗コリン成分は、胃痛や腹痛を鎮めるほか、胃酸過多や胸やけに対する効果も期待して用いられる
解説: 手引き第3章Ⅲ-3(胃腸鎮痛鎮痙薬)では、消化管の運動は副交感神経系の刺激で亢進し、副交感神経系は胃液分泌の亢進にも働くため、抗コリン成分は胃痛・腹痛・さしこみを鎮めるほか、胃酸過多や胸やけに対する効果も期待して用いられるとされているので、4が正しい。1は、抗コリン成分が配合され…
関連キーワード: 胃腸鎮痛鎮痙薬・抗コリン成分・副交感神経系・散瞳・高齢者
胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される成分と、その使用上の留意点に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. ロートエキスを使用すると、母乳が出にくくなることがあるとされている
解説: 手引き第3章Ⅲ-3(胃腸鎮痛鎮痙薬)では、ロートエキスにより母乳が出にくくなることがあるとされているので、3が正しい。1は、エンゴサクはケシ科の植物の塊茎を基原とする生薬なので誤り。2は、ロートエキスの成分の一部が母乳中に移行して起こるおそれがあるのは乳児の頻脈(脈が速くなる)な…
関連キーワード: 胃腸鎮痛鎮痙薬・ロートエキス・母乳・エンゴサク・局所麻酔成分
パパベリン塩酸塩に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示し、抗コリン成分と異なり自律神経系を介した作用ではないが、眼圧を上昇させる作用が知られている
解説: パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示すとされます。抗コリン成分と異なり胃液分泌を抑える作用は見出されず、また自律神経系を介した作用ではありませんが、眼圧を上昇させる作用を示すことが知られています。そのため緑内障の診断を受けた人では症状の悪化を招…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・パパベリン塩酸塩・眼圧・平滑筋
オキセサゼインの作用と、配合される目的に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか胃液分泌を抑える作用もあるとされ、制酸薬の目的でも使用される
解説: 手引き第3章Ⅲ-3 1)(c)では、オキセサゼインは局所麻酔成分で、局所麻酔作用のほか胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使われるので、5が正しい。1の副交感神経の伝達物質と受容体の反応を妨げて痙攣を鎮めるのは抗コリン成分(同(a))、2の胃粘膜…
関連キーワード: オキセサゼイン・局所麻酔成分・制酸薬・胃腸鎮痛鎮痙薬・精神神経系
歯痛薬(外用)に配合される成分と、その配合目的に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. サンシシは、抗炎症作用を期待して、歯痛薬に配合されることがある生薬成分である
解説: 手引き第3章ⅩⅠ-1(歯痛・歯槽膿漏薬)では、歯痛薬の生薬成分として、アカネ科のクチナシの果実を基原とするサンシシが抗炎症作用を期待して用いられるとされているので、5が正しい。1は、局所麻酔成分が伝達を遮断するのは、齲蝕により露出した歯髄を通っている知覚神経なので誤り。2は、メン…
関連キーワード: 歯痛薬・局所麻酔成分・殺菌消毒成分・冷感刺激成分・知覚神経
歯槽膿漏薬に配合される成分と、その配合目的に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. フィトナジオンは、血液の凝固機能を正常に保つ働きがあり、歯周組織からの出血を抑える目的で内服薬に配合される
解説: 手引き第3章ⅩⅠ-1(歯痛・歯槽膿漏薬)では、内服で用いる歯槽膿漏薬の止血成分として、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待し、血液の凝固機能を正常に保つ働きがあるフィトナジオン(ビタミンK1)が配合される場合があるとされているので、1が正しい。2は、銅クロロフィリン…
関連キーワード: 歯槽膿漏薬・内服薬・止血成分・組織修復成分・カルバゾクロム
歯槽膿漏薬に配合される成分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 口腔内に適用されるため、ステロイド性抗炎症成分が配合されている場合には、その含有量によらず長期連用を避ける必要がある
解説: 歯槽膿漏薬は口腔内に適用されるため、ステロイド性抗炎症成分が配合されている場合には、その含有量によらず長期連用を避ける必要があります。クロルヘキシジングルコン酸塩が口腔内に適用される場合、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることがあります。止血成分として配…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・歯槽膿漏薬・ステロイド・長期連用
強心薬に配合される生薬成分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. ジャコウは強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり意識をはっきりさせる等の作用があるとされる
解説: ジャコウはシカ科のジャコウジカの雄の麝香腺分泌物を基原とする生薬で、強心作用のほか呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用があるとされます。ゴオウはウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静め…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・強心薬・ジャコウ・ゴオウ
毛髪用薬の効能・効果に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 「壮年性脱毛症」「円形脱毛症」「粃糠性脱毛症」「瀰漫性脱毛症」等の疾患名を掲げた効能・効果は、医薬品においてのみ認められている
解説: 毛髪用薬は脱毛の防止、育毛、ふけや痒みを抑えること等を目的として頭皮に適用する医薬品です。配合成分やその分量等にかんがみて人体に対する作用が緩和なものは医薬部外品(育毛剤、養毛剤)として製造販売されていますが、「壮年性脱毛症」「円形脱毛症」「粃糠性脱毛症」「瀰漫性脱毛症」等の疾患…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・毛髪用薬・壮年性脱毛症・医薬部外品
カルプロニウム塩化物に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 末梢組織においてアセチルコリンに類似した作用を示し、アセチルコリンと異なりコリンエステラーゼによる分解を受けにくく作用が持続するとされる
解説: カルプロニウム塩化物は末梢組織(適用局所)においてアセチルコリンに類似した作用(コリン作用)を示し、頭皮の血管を拡張して毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられます。アセチルコリンと異なりコリンエステラーゼによる分解を受けにくく、作用が持続するとされます。副作用とし…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・カルプロニウム塩化物・コリン作用・コリンエステラーゼ
毛髪用薬に配合されるエストラジオール安息香酸エステルに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 女性ホルモン成分の一種であり、頭皮から吸収されて循環血流中に入る可能性を考慮し、妊婦又は妊娠していると思われる女性では使用を避けるべきである
解説: 脱毛は男性ホルモンの働きが過剰であることも一因とされているため、女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して女性ホルモン成分の一種であるエストラジオール安息香酸エステルが配合されている場合があります。毛髪用薬は頭皮における局所的な作用を目的とする医薬品ですが、女性ホルモン成分について…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・エストラジオール安息香酸エステル・女性ホルモン・妊婦
尿中の糖やタンパク質の値に異常を生じる要因に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 尿中のタンパク値の異常の要因のうち、ネフローゼは、腎臓機能障害によるものとして挙げられている
解説: 手引き第3章ⅩⅥ-2(尿糖・尿タンパク検査薬)では、尿中のタンパク値に異常を生じる要因のうち、腎臓機能障害によるものとして腎炎やネフローゼ、尿路に異常が生じたことによるものとして尿路感染症、尿路結石、膀胱炎等が挙げられているので、4が正しい。1は、泌尿器系の機能と血糖値が正常であ…
関連キーワード: 尿糖・尿細管・腎性糖尿・腎臓機能障害・尿路結石
尿糖・尿タンパク検査薬における採尿のタイミングに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 尿タンパクの場合は原則として早朝尿を検体とし、激しい運動の直後は避ける必要がある
解説: 尿糖検査の場合は食後1〜2時間等、検査薬の使用方法に従って採尿を行います。尿タンパクの場合は原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、激しい運動の直後は避ける必要があります。尿糖・尿タンパク同時検査の場合は早朝尿を検体としますが、尿糖が検出された場合には食後の尿について改めて検…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・尿糖・尿タンパク・早朝尿
尿糖・尿タンパク検査薬の検査結果に影響を与える採尿や検体、検査薬の扱いに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 検出部分を長い間尿に浸していると、検出成分が溶け出して、正確な検査結果が得られなくなることがある
解説: 手引き第3章ⅩⅥ-2 2)(e)では、検出部分を尿に長く浸すと検出成分が溶け出し、正しい結果が得られなくなることがあるとされており、4が正しい。1は、中間尿を採るのは、出始めの尿に尿道や外陰部等に付いた細菌や分泌物が混じることがあるためなので誤り(同(c))。2は、尿タンパクの検…
関連キーワード: 尿糖・尿タンパク・検体・採尿・中間尿
一般用検査薬の検体や対象となる範囲、検出感度と保管に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 冷蔵庫内に保管されていた検査薬では、設計どおりの検出感度が得られないおそれがある
解説: 手引き第3章ⅩⅥ-1では、検査薬が高温になる場所に置かれたままだったり、冷蔵庫で保管されていたりすると、本来の設計に見合った検出感度が出なくなることがあると注意しているので、3が正しい。1は、体外診断用医薬品の大半は医療用検査薬であり、一般用検査薬は薬局や店舗販売業・配置販売業で…
関連キーワード: 一般用検査薬・体外診断用医薬品・検出感度・偽陽性
胃腸鎮痛鎮痙薬の相互作用や、腹痛があるときの受診勧奨に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 下痢に伴う腹痛は、基本的に下痢への対処が優先され、胃腸鎮痛鎮痙薬の適用となる症状でない
解説: 手引き第3章Ⅲ-3(胃腸鎮痛鎮痙薬)の受診勧奨では、下痢に伴う腹痛は基本的に下痢への対処が優先され、胃腸鎮痛鎮痙薬の適用となる症状でないとされているので、2が正しい。1は、小児の反復性臍疝痛は、精神的なストレスによる自律神経系の乱れが主な原因と考えられているので誤り。3は、血尿を…
関連キーワード: 胃腸鎮痛鎮痙薬・相互作用・受診勧奨・腹痛・反復性臍疝痛
鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に配合される抗ヒスタミン成分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示す
解説: 鎮暈薬に配合される抗ヒスタミン成分は、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示します。また抗ヒスタミン成分は抗コリン作用を示すものが多く、その抗コリン作用も乗物酔いによるめまいや吐きけ等の防止・緩和に寄与すると考えられています。そのため口渇や排尿…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・鎮暈薬・抗ヒスタミン成分・嘔吐中枢
専ら乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. ジメンヒドリナートはジフェンヒドラミンテオクル酸塩の一般名であり、メクリジン塩酸塩は他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが遅く持続時間が長い
解説: ジメンヒドリナートはジフェンヒドラミンテオクル酸塩の一般名で、専ら乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分です。メクリジン塩酸塩は他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが遅く持続時間が長く、これも専ら乗物酔い防止薬に配合されています。作用の発現が「遅く」持続が「長い」という…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・ジメンヒドリナート・メクリジン塩酸塩
プロメタジンを含む成分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 外国において乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける必要がある
解説: プロメタジン塩酸塩等のプロメタジンを含む成分については、外国において乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける必要があります。メトヘモグロビン血症を起こすおそれから6歳未満への使用を避けるのは、局所麻…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・プロメタジン・15歳未満・呼吸抑制
スコポラミン臭化水素酸塩水和物に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 他の抗コリン成分と比べて脳内に移行しやすいとされるが、肝臓で速やかに代謝されてしまうため作用の持続時間は短い
解説: スコポラミン臭化水素酸塩水和物は乗物酔い防止に古くから用いられている抗コリン成分で、消化管からよく吸収され、他の抗コリン成分と比べて脳内に移行しやすいとされます。ただし肝臓で速やかに代謝されてしまうため、抗ヒスタミン成分等と比べて作用の持続時間は短いとされています。スコポラミンを…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・スコポラミン・抗コリン成分・持続時間
眼科用薬に配合されるネオスチグミンメチル硫酸塩に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. コリンエステラーゼの働きを抑える作用を示し、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで目の調節機能を改善する効果を目的として用いられる
解説: 自律神経系の伝達物質であるアセチルコリンは、水晶体の周りを囲んでいる毛様体に作用して目の調節機能に関与しています。ネオスチグミンメチル硫酸塩はコリンエステラーゼの働きを抑える作用を示し、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで目の調節機能を改善する効果を目的として用いられ…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・眼科用薬・ネオスチグミン・毛様体
眼科用薬に配合されるアドレナリン作動成分と、点眼薬の使い方に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. エフェドリン塩酸塩やテトラヒドロゾリン塩酸塩は、結膜を通っている血管を収縮させて、目の充血を除去する目的で配合される
解説: 手引き第3章Ⅸ 2)(a)では、ナファゾリン塩酸塩、エフェドリン塩酸塩、テトラヒドロゾリン塩酸塩などのアドレナリン作動成分は、結膜の血管を縮めて目の充血を取り除くために配合されるとされているので、2が正しい。1は、緑内障と診断された人では眼圧を上げてしまい、緑内障の悪化や治療の妨…
関連キーワード: 眼科用薬・アドレナリン作動成分・点眼薬・結膜嚢・緑内障
眼科用薬に配合される成分の目的に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. アズレンスルホン酸ナトリウムやアラントインは、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を期待して配合される
解説: 炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)やアラントインが配合されている場合があります。眼粘膜のタンパク質と結合して皮膜を形成し外部の刺激から保護するのは収斂成分(硫酸亜鉛水和物等)です。イプシロン-アミノカプロン酸は炎症の原…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・眼科用薬・組織修復成分・収斂成分
肥満症又は肥胖症に用いられる漢方処方製剤に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 防已黄耆湯、防風通聖散、大柴胡湯はいずれも、どのような肥満症にも適すわけではない
解説: 肥満症又は肥胖症に用いられる漢方処方製剤(防已黄耆湯、防風通聖散、大柴胡湯)については、どのような肥満症にも適すわけではありません。また基本的に肥満症には、糖質や脂質を多く含む食品の過度の摂取を控える、日常生活に適度な運動を取り入れる等、生活習慣の改善が図られることが重要であり、…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・漢方・肥満症・防風通聖散
防已黄耆湯と防風通聖散の適用に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 防已黄耆湯は体力中等度以下で疲れやすく汗のかきやすい傾向があるもののいわゆる水ぶとりに、防風通聖散は体力充実して腹部に皮下脂肪が多く便秘がちなものに適すとされる
解説: 防已黄耆湯は体力中等度以下で疲れやすく汗のかきやすい傾向があるものの、肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含みます。防風通聖散は体力充実して腹部に皮下脂肪が多く便秘がちなものの高血圧や肥満…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・防已黄耆湯・防風通聖散・水ぶとり
黄連解毒湯に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 体力中等度以上でのぼせぎみで顔色赤くいらいらして落ち着かない傾向のあるものに適すとされ、まれに重篤な副作用として肝機能障害、間質性肺炎、腸間膜静脈硬化症が起こることが知られている
解説: 黄連解毒湯は体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔い、血の道症、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎に適すとされますが、体の虚弱な人では不向きです。まれに重篤な副作用として肝機能…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・黄連解毒湯・腸間膜静脈硬化症
クレゾール石ケン液の殺菌消毒作用や取扱い、製品の区分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩は、クレゾール石ケン液と同様な殺菌消毒作用を有する成分である
解説: 手引き第3章ⅩⅤ-1(殺菌消毒薬)では、クレゾール石ケン液と同様な殺菌消毒作用を有する成分として、ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩やポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル等が用いられることもあるとされているので、3が正しい。1と4は、クレゾール石ケン液は結核菌を含む…
関連キーワード: クレゾール石ケン液・殺菌消毒・結核菌・真菌類・医薬部外品
エタノール及びイソプロパノールに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. いずれも結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対する殺菌消毒作用を示すが、イソプロパノールではウイルスに対する不活性効果がエタノールよりも低い
解説: エタノール及びイソプロパノールは、アルコール分が微生物のタンパク質を変性させてその作用を消失させることから、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対する殺菌消毒作用を示します。ただしイソプロパノールでは、ウイルスに対する不活性効果はエタノールよりも低いとされています。脱脂によ…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・エタノール・イソプロパノール・ウイルス
塩素系殺菌消毒成分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 次亜塩素酸ナトリウムやサラシ粉などは強い酸化力により一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示し、専ら器具・設備等の殺菌・消毒に用いられる
解説: 次亜塩素酸ナトリウムやサラシ粉などの塩素系殺菌消毒成分は、強い酸化力により一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示します。これらは専ら器具・設備等の殺菌・消毒に用いられる成分であり、手指や皮膚の消毒を目的とするものではありません。還元力ではなく酸化力による点も要点…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・次亜塩素酸ナトリウム・サラシ粉・酸化力
消毒薬の製品区分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 手指又は皮膚の殺菌・消毒を目的とする消毒薬のうち、配合成分やその濃度等があらかじめ定められた範囲内である製品は医薬部外品として流通することが認められているが、器具等の殺菌・消毒を併せて目的とする製品は医薬品としてのみ製造販売されている
解説: 手指又は皮膚の殺菌・消毒を目的とする消毒薬のうち、配合成分やその濃度等があらかじめ定められた範囲内である製品については、医薬部外品として流通することが認められています。一方、器具等の殺菌・消毒を併せて目的とする製品については、医薬品としてのみ製造販売されています。何を対象にするか…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・消毒薬・医薬部外品・製品区分
消毒薬による殺菌・消毒と、その対象となる微生物に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 消毒薬によっては殺菌消毒効果が十分に得られない微生物があり、生息条件が整えば、消毒薬の溶液中で生存し、増殖する微生物もいる。
解説: 手引き第3章ⅩⅤ(公衆衛生用薬)1の消毒薬では、消毒薬によっては殺菌消毒効果が十分得られない微生物があり(全く殺菌消毒できない微生物もある)、生息条件が整えば消毒薬の溶液中で生存、増殖する微生物もいるとされているので、1が正しい。2は、日常生活で問題となるのは飛沫感染や経口感染す…
関連キーワード: 消毒薬・殺菌消毒・微生物・食中毒・感染症
一般用医薬品の眼科用薬の種類や、その使用上の注意に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものはないとされている。
解説: 手引き第3章Ⅸ(眼科用薬)では、一般用医薬品の点眼薬には緑内障の症状を改善できるものはなく、目のかすみが緑内障による場合には効果が期待できないばかりか、配合成分によっては悪化につながるおそれがあるとされているので、5が正しい。1は、人工涙液は涙液成分を補うもので、痒みや結膜充血等…
関連キーワード: 眼科用薬・点眼薬・人工涙液・洗眼薬
痔の薬に配合されるビタミンEに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 肛門周囲の末梢血管の血行を促して、うっ血を改善する効果を期待して配合される
解説: 痔の薬には、肛門周囲の末梢血管の血行を促してうっ血を改善する効果を期待して、ビタミンE(トコフェロール酢酸エステル、トコフェロールコハク酸エステル等)が配合されている場合があります。血管を収縮させるのではなく血行を促す点が要点です。傷ついた組織の修復を促す組織修復成分はアラントイ…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・痔の薬・ビタミンE・うっ血
痔の症状に用いられる漢方処方製剤の乙字湯に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 乙字湯は、まれに重篤な副作用として、肝機能障害や間質性肺炎を生じることが知られている。
解説: 手引き第3章Ⅴ-1(痔の薬)の漢方処方製剤では、乙字湯はまれに重篤な副作用として肝機能障害、間質性肺炎を生じることが知られているとされるので、5が正しい。1は、冷え症で出血傾向があり胃腸障害のないものの痔出血に適すとされるのは芎帰膠艾湯なので誤り。2は、乙字湯を切れ痔、便秘に用い…
関連キーワード: 乙字湯・漢方処方製剤・芎帰膠艾湯・切れ痔
痔に用いられる漢方処方製剤に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 乙字湯と芎帰膠艾湯のいずれも構成生薬としてカンゾウを含み、いずれも比較的長期間(1ヶ月位)服用されることがある
解説: 痔に用いられる漢方処方製剤である乙字湯、芎帰膠艾湯のいずれも構成生薬としてカンゾウを含みます。また、いずれも比較的長期間(1ヶ月位)服用されることがあり、その場合の留意点にも注意が必要です。カンゾウを含む医薬品に共通する留意点(偽アルドステロン症等)が問われます。なお芎帰膠艾湯は…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・乙字湯・芎帰膠艾湯・カンゾウ
ニコチンの作用や、禁煙補助剤を用いた禁煙に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. タバコの煙に含まれるニコチンは、脳の情動を司る部位に働いて、覚醒をもたらすとともに、喫煙によるリラックス効果ももたらすとされる。
解説: 手引き第3章ⅩⅡ 1)では、タバコの煙のニコチンは肺胞の毛細血管から血中に入ってすぐに脳へ届き、情動に関わる部位に作用して覚醒やリラックスの効果を生むとされるので、4が正しい。1は、イライラ感や集中困難などのニコチン離脱症状(禁断症状)は、習慣的な喫煙をしている人で血中のニコチン…
関連キーワード: ニコチン・離脱症状・禁煙補助剤・パッチ製剤・非喫煙者
ニコチン置換療法と、禁煙補助剤を使い始める時期や使い方に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 禁煙補助剤は、喫煙を完全に止めたうえで使用を始めることとされている。
解説: 手引き第3章ⅩⅡ 2)【相互作用】では、禁煙補助剤は喫煙を完全にやめてから使うものとされ、使っている間や使った直後にたばこを吸うと血中のニコチン濃度が急に上がるおそれがあるため避けるとされているので、5が正しい。1は、離脱症状を和らげながら、使用量を少しずつ減らしていくこととされ…
関連キーワード: ニコチン置換療法・禁煙補助剤・パッチ製剤・離脱症状
禁煙補助剤のうち咀嚼剤の使い方や、使用を控える人に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 咀嚼剤を噛みすぎて唾液が出過ぎたときは、唾液を飲み込まずに、ティッシュ等に吐き出すこととされている。
解説: 手引き第3章ⅩⅡ 1)の脚注151では、咀嚼剤を噛みすぎて唾液が多く出たときは、飲み込まずにティッシュ等へ出すこととされているので、4が正しい。1は、ガムのように噛み続けると唾液が増えてニコチンが飲み込まれ、口腔粘膜からは十分に吸収されなくなる(吐きけや腹痛も出やすくなる)ので、…
関連キーワード: 咀嚼剤・禁煙補助剤・口腔粘膜・唾液・口内炎
禁煙補助剤の使用を避ける必要がある人に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. うつ病と診断されたことのある人は、禁煙補助剤の使用を避ける必要がある。
解説: 手引き第3章ⅩⅡ 1)では、うつ病と診断されたことのある人は、禁煙に伴う離脱症状でうつの症状が重くなることがあるため、禁煙補助剤を使わないこととされているので、4が正しい。1・2・3・5の高血圧、甲状腺機能障害、胃・十二指腸潰瘍、肝臓病は、同2)【相互作用】で、治療薬の効き方に影…
関連キーワード: 禁煙補助剤・うつ病・高血圧・甲状腺機能障害・離脱症状
禁煙補助剤の剤形と、主な副作用に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 禁煙補助剤による精神神経症状の副作用としては、頭痛やめまいのほか、思考減退や眠気が挙げられている。
解説: 手引き第3章ⅩⅡ(禁煙補助剤)2)の【主な副作用】では、精神神経症状として頭痛、めまい、思考減退、眠気が挙げられているので、4が正しい。1は、禁煙補助剤には、噛むことにより口腔内でニコチンが放出される咀嚼剤と、皮膚に貼付するパッチ製剤があるとされ、トローチ剤は挙げられていないので…
関連キーワード: 禁煙補助剤・パッチ製剤・咀嚼剤・副作用
クロモグリク酸ナトリウムに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示し、アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対しては無効である
解説: クロモグリク酸ナトリウムは肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示し、花粉やハウスダスト等による鼻アレルギー症状の緩和を目的として通常は抗ヒスタミン成分と組み合わせて配合されます。アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対しては無効で、3日間使用して症状の改善がみられない場合はアレ…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・クロモグリク酸ナトリウム・肥満細胞・抗アレルギー成分
鼻炎用点鼻薬に配合される殺菌消毒成分と、点鼻薬で対処できる範囲に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 陽性界面活性成分の殺菌消毒成分は、カンジダ等の真菌類にも作用する。
解説: 手引き第3章Ⅷ 1)(e)では、点鼻薬に配合されるベンザルコニウム塩化物・ベンゼトニウム塩化物・セチルピリジニウム塩化物は、どれも陽性界面活性成分で、黄色ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌といった細菌のほか、カンジダ等の真菌類にも殺菌消毒作用を示すとされるので、1が正しい。2は、これらの…
関連キーワード: 鼻炎用点鼻薬・殺菌消毒成分・ベンザルコニウム塩化物・蓄膿症
角質軟化成分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. サリチル酸は角質成分を溶解することにより、イオウは皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより、それぞれ角質軟化作用を示す
解説: サリチル酸は角質成分を溶解することにより角質軟化作用を示し、併せて抗菌、抗真菌、抗炎症作用も期待されてにきび用薬等に配合されることがあります。頭皮の落屑(ふけ)を抑える効果を期待して毛髪用薬に配合されることもあります。イオウは皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより角…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・サリチル酸・イオウ・角質軟化
うおのめ(鶏眼)やたこ(胼胝)と、その手当てに用いられる外用薬に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 紫雲膏は、ひびやあかぎれのほか、うおのめにも適すとされる。
解説: 手引き第3章Ⅹ(皮膚に用いる薬)では、紫雲膏はひび、あかぎれ、しもやけ、うおのめ、あせも、ただれ、外傷、火傷等に適すとされるので、2が正しい。1は、うおのめ、たこは機械的刺激や圧迫が繰り返し加わったことにより、角質層が部分的に厚くなったものなので誤り。3は、うおのめは角質の芯が真…
関連キーワード: うおのめ・たこ・中黄膏・角質層
いぼ(疣贅)の特徴と、いぼに用いられる医薬品に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. いぼはウイルス性と老人性に大きく分けられ、このうちウイルス性のものは、1〜2年のうちに自然に治ることが多いとされる。
解説: 手引き第3章Ⅹ(皮膚に用いる薬)3)(a)によると、いぼ(疣贅)は大きくウイルス性と老人性に分けられ、ウイルス性のものは1〜2年のうちに自然に治ることが多いとされているので、1が正しい。2は、いぼに使う角質軟化薬には原因となるウイルスを抑える作用はないとされるので誤り。3は、麻杏…
関連キーワード: いぼ・疣贅・角質軟化薬・麻杏薏甘湯
角質軟化薬の製品区分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 配合成分やその濃度等があらかじめ定められた範囲内である製品は医薬部外品(うおのめ・たこ用剤)として製造販売されているが、いぼに用いる製品は医薬品としてのみ認められている
解説: 角質軟化薬のうち、配合成分やその濃度等があらかじめ定められた範囲内である製品については医薬部外品(うおのめ・たこ用剤)として製造販売されていますが、いぼに用いる製品については医薬品としてのみ認められています。何に用いる製品かで区分が変わる点が要点です。うおのめ・たこに用いる製品は…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・角質軟化薬・医薬部外品・いぼ
化膿性皮膚疾患用薬に配合される抗菌成分の作用機序に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. サルファ剤は細菌のDNA合成を阻害することにより、バシトラシンは細菌の細胞壁合成を阻害することにより、それぞれ抗菌作用を示す
解説: スルファジアジン、ホモスルファミン、スルフイソキサゾール等のサルファ剤は細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示します。バシトラシンは細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示します。DNA合成と細胞壁合成のどちらを阻害するかが入れ替えて問われます。なお、フラジオマ…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・サルファ剤・バシトラシン・抗菌成分
にきびや毛嚢炎などの化膿性皮膚疾患と、化膿性皮膚疾患用薬の使用に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 化膿性皮膚疾患用薬を漫然と使い続けると、皮膚常在菌が静菌化される一方で、化膿菌の側は耐性を獲得するおそれがある。
解説: 手引き第3章Ⅹ 4)(c)は、化膿性皮膚疾患用薬を漫然と使い続けると、皮膚常在菌は静菌化される一方、連鎖球菌や黄色ブドウ球菌といった化膿菌の側が耐性をもつおそれがあると注意しているので、2が正しい。1は、毛嚢炎は、にきび桿菌ではなく黄色ブドウ球菌などの化膿菌が毛穴から入り、皮脂腺…
関連キーワード: 化膿性皮膚疾患・にきび・毛嚢炎・化膿菌
イミダゾール系抗真菌成分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. あるイミダゾール系成分が配合されたみずむし薬でかぶれたことがある人は、他のイミダゾール系成分が配合された製品も避けるべきである
解説: あるイミダゾール系成分が配合されたみずむし薬でかぶれたことがある人は、他のイミダゾール系成分が配合された製品も避けるべきとされています。患部を酸性にすることで皮膚糸状菌の発育を抑えるのはウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛です。単独での抗真菌作用が弱いため他の抗真菌成分と組み合わせ…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・イミダゾール系・抗真菌成分・みずむし
抗真菌成分の作用機序に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. アモロルフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルビナフィン塩酸塩は皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより増殖を抑える
解説: アモロルフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルビナフィン塩酸塩は皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑えます。シクロピロクスオラミンは皮膚糸状菌の細胞膜に作用してその増殖・生存に必要な物質の輸送機能を妨げ、ウンデシレン酸・ウンデシレン酸亜鉛は患部を…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・抗真菌成分・皮膚糸状菌・細胞膜
みずむし・たむし用薬の使用と、医療機関への受診勧奨に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. みずむし・たむし用薬の配合成分によっては、痒みや水疱、ただれなど、みずむし・たむしと見分けにくい副作用が出るものがある。
解説: 手引き第3章Ⅹ 5)【受診勧奨】では、配合成分によっては痒み・落屑・ただれ・水疱のように、みずむしやたむしそのものの症状と区別しにくい副作用が出ることがあるとされるので、2が正しい。1は、爪白癬は薬が爪の中まで届きにくく治りにくいため、皮膚科で飲み薬の抗真菌薬による全身的な治療が…
関連キーワード: みずむし・たむし・爪白癬・抗真菌成分・受診勧奨
眼科用薬に配合されるビタミン成分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. ビタミンB6はアミノ酸の代謝や神経伝達物質の合成に関与していることから目の疲れ等の症状を改善する効果を期待して用いられ、ビタミンB12は目の調節機能を助ける作用を期待して用いられる
解説: 眼科用薬に配合されるビタミン成分のうち、ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩等)はアミノ酸の代謝や神経伝達物質の合成に関与していることから目の疲れ等の症状を改善する効果を期待して、ビタミンB12(シアノコバラミン等)は目の調節機能を助ける作用を期待して用いられます。ビタミンEは末梢の…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・眼科用薬・ビタミンB6・ビタミンB12
ビタミンB12と貧血に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. ビタミンB12は胃腺から出る粘液に含まれる内因子と呼ばれるタンパク質と結合することで小腸から吸収されやすくなるため、胃粘膜の異常により不足することがある
解説: ビタミンB12は胃腺から出る粘液に含まれる、内因子と呼ばれるタンパク質と結合することで小腸から吸収されやすくなります。そのため胃粘膜の異常によりビタミンB12が不足することがあります。ビタミンB12が不足して生じる巨赤芽球貧血は悪性貧血と呼ばれます。鉄欠乏性貧血はヘモグロビンの生…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・ビタミンB12・内因子・悪性貧血
貧血用薬(鉄製剤)の配合成分や製剤、服用の時期と、その目的に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 硫酸マンガンは、マンガンを補給して、エネルギー合成を促進する目的で配合される。
解説: 手引き第3章Ⅳ-3(貧血用薬)の「鉄以外の金属成分」の項は、硫酸マンガンを配合する理由を、マンガンが糖質・脂質・タンパク質を代謝する酵素の材料となることから、エネルギーを作り出す働きを後押しするためと説明しているので、3が正しい。1は、手引きは硫酸銅の配合目的を、補った鉄分を使っ…
関連キーワード: 貧血用薬・鉄製剤・硫酸銅・硫酸コバルト
かぜ薬に配合されることがあるビタミン成分等と、その働きに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. ヘスペリジンは、ビタミン様物質のひとつで、ビタミンCの吸収を助ける作用があるとされる
解説: 手引き第3章Ⅰ-1(かぜ薬)2)(k)では、かぜの時に消耗しやすいビタミン等を補給する目的で、粘膜の健康維持・回復に重要なビタミンC、ビタミンB2、ヘスペリジンや、疲労回復の作用のあるビタミンB1、アミノエチルスルホン酸(タウリン)等が配合される場合があるとされ、各成分の働きはⅩ…
関連キーワード: かぜ薬・ビタミン成分・ヘスペリジン・アミノエチルスルホン酸・滋養強壮保健薬
かぜ薬の重篤な副作用に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 重篤な副作用は配合されている解熱鎮痛成分によるものが多く、ショック、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、喘息、間質性肺炎は配合成分によらず共通に使用上の注意に記載されている
解説: かぜ薬の重篤な副作用は、配合されている解熱鎮痛成分(生薬成分を除く)によるものが多くなっています。まれにショック(アナフィラキシー)、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、喘息、間質性肺炎が起きることがあり、これらはかぜ薬(漢方処方成分、生薬成分のみから成る場合を除く)の使用上…
関連キーワード: 登録販売者・第3章・かぜ薬・重篤な副作用・解熱鎮痛成分
外皮用薬に配合される抗炎症成分や鎮痛成分の作用、副作用に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. サリチル酸メチルが痛みを和らげる仕組みは、主に患部への局所刺激で血行を促すことと、末梢の知覚神経を軽く麻痺させることとされる
解説: 手引き第3章Ⅹ(皮膚に用いる薬)2)(b)③によると、サリチル酸メチルは皮膚から吸収されたのちサリチル酸となり、患部でプロスタグランジンの産生を抑える働きも見込まれるものの、鎮痛の主な仕組みは、局所への刺激で患部の血流を良くすることと、末梢の知覚神経を軽く麻痺させることと考えられ…
関連キーワード: 外皮用薬・サリチル酸メチル・光線過敏症・ケトプロフェン・インドメタシン
増やしてほしいと送りました
送った後に 問増えました
この科目は 120 問。足りないと感じたら
ぴよパスでは登録販売者の問題を3カテゴリに分けています。主な医薬品とその作用にはオリジナル予想問題を120問収録し、サイト内の登録販売者全360問の約33%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには第3章・禁煙補助剤・受診勧奨・医薬部外品などがあります。本試験の情報は合格率40.7%(令和7年度・全国計/都道府県別は沖縄23.2%〜北海道54.8%)・試験時間4時間 (合計240分。時刻・区分は受験地の案内を確認)・受験料16,000円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。関連する用語や条件は、医薬品の基礎知識・人体・薬事法規・安全対策などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
ぴよパスに収録している登録販売者「主な医薬品とその作用」のオリジナル練習問題 全120問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
さらに葛根湯は構成生薬としてマオウを含むため、心臓病や高血圧の診断を受けた人では注意が必要であり、「マオウを含まないため安心して使用できる」も誤りです。Q38 葛根湯(かっこんとう)に関する記述として、正しいものはどれか。 で確認する
なお、プロメタジンを含む成分について使用を避けることとされているのは6歳未満ではなく15歳未満の小児であり、年齢の取り違えにも注意が必要です。Q81 専ら乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分に関する記述として、正しいものはどれか。 で確認する
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![]() #1 改訂4版 この1冊で合格! 石川達也の登録販売者 テキスト&問題集 | ![]() #2 【最新手引き(令和7年4月公表)対応】2025-26年版 登録販売者 合格のトリセツ テキスト&一問一答問題 | ![]() #3 2025-26年版 登録販売者 合格のトリセツ 重要過去問&予想模試Final | |
|---|---|---|---|
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| Amazon評価(参考) | 4.4 (58) | 4.3 (64) | 4.2 (42) |
| 解説 | |||
| 演習 | |||
| 法令 | |||
| こんな人に | 薬学・登録販売者試験のどちらも初めての社会人や主婦。1冊で全範囲(5章)の体系を作りたい人、第3章成分の整理表を見ながら学びたい人。 | 活字だけの本がつらい人、スマホ学習と紙学習を組み合わせたい人。令和7年4月公表の新手引き対応版を選びたい人。 | テキストを一周し、本試験形式で得点力を測りたい人。合計120問・240分の時間配分に慣れたい受験直前期(2-4週間前)の人。 |
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石川 達也, 児島 悠史・KADOKAWA
登録販売者試験は5章で構成され、特に第3章「主な医薬品とその作用」(40問)で約100成分の作用機序・副作用・相互作用を覚える必要がある。本書は石川達也(現役薬剤師・登録販売者試験対策の動画講義配信者)監修の改訂4版で、副作用と作用機序の関連を成分ごとの整理表+章末一問一答で並走できる構成。第4章「薬事関係法規」も独立章で扱うため、3章単独に偏らず全章バランスを取りたい初学者に向く。
東京リーガルマインド LEC登録販売者試験対策プロジェクト, 岩堀 禎廣・東京リーガルマインド
令和7年4月公表の試験問題作成に関する手引きに対応した最新版。オールカラー・図表中心の562ページで、第3章「主な医薬品とその作用」を成分ごとにビジュアル整理。一問一答が章末ごとに付き、無料の解説動画(全12回)と併用できる。文字主体の参考書がつらい人、活字疲れする人にとって、図解+動画のサポートで脱落しにくい構成が他書にない強み。
東京リーガルマインド LEC登録販売者試験対策プロジェクト, 岩堀 禎廣・東京リーガルマインド
テキストで章末問題を回した後、本試験形式120問の予想模試で得点力を測定するための1冊。1・2 冊目と同じLEC編集のため、解説の参照ページがテキストと一致しており、間違えた論点を即座にテキストへ戻せる導線が組まれている。本試験は午前60問+午後60問の長時間試験で、テキスト演習だけでは時間配分の感覚が掴めないため、直前期に必須の1冊。
書籍情報の確認日: 1 冊目 /2・3 冊目
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