医薬品の基礎知識・人体
全53問
この科目の学習ポイントを読む
医薬品の基礎知識・人体は登録販売者を構成する3科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全53問 (試験全体の約33%相当) を収録しています。本試験は合格率約40-44%・試験時間3時間 (午前午後2部構成の都道府県あり)・受験料16,000円の試験で、医薬品の基礎知識・人体は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは用法用量・セルフメディケーション・副作用・OTC医薬品などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると登録販売者受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
53問のうち6問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (主な医薬品とその作用・薬事法規・安全対策) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1初級医薬品・副作用・有効成分
医薬品に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 医薬品は人体に薬効をもたらす一方で、好ましくない作用(副作用)が生じる可能性を本質的に持っています。これは医薬品の本質的な特性であり、どのような医薬品にも副作用のリスクがあります。「副作用が一切ない」という記述は誤りで、すべての医薬品には潜在的な副作用があります。また、用量を守っ…
- Q2初級有効性・安全性・用法用量
医薬品の有効性と安全性の関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 医薬品は有効性と安全性のバランスの上で成り立つものであり、定められた用法・用量を守って適切に使用することで、最大限の効果を得ながらリスクを最小限に抑えることを目指します。有効性が高い薬が必ずしも安全とは限らず、一般的に薬効が強いほど副作用リスクも高くなる傾向があります。安全性が確…
- Q3初級一般用医薬品・OTC医薬品・セルフメディケーション
一般用医薬品の役割に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 一般用医薬品(OTC医薬品)の役割として、軽度な疾病に伴う症状の改善、健康の維持・増進、生活の質(QOL)の改善・向上、症状の悪化防止などが挙げられます。しかし、生活習慣病に対する根本的な治療は一般用医薬品の役割ではありません。生活習慣病の根本的な治療には医師による診断と処方薬に…
- Q4初級セルフメディケーション・WHO・健康管理
セルフメディケーションに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: セルフメディケーションとは、WHO(世界保健機関)が定義するように「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」という考え方です。医療費の抑制も効果の一つですが、主な目的ではありません。また、セルフメディケーションは適切な知識と情報に基づいて行われるべきも…
- Q5初級用量反応関係・有効量・中毒量
医薬品のリスク評価に用いる用量反応関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 医薬品の安全性評価において、有効量(薬効が現れる量)と中毒量(毒性が現れる量)の差を「治療域」または「安全域」といい、この差が大きいほど安全に使用できる幅が広く、使いやすい薬とされます。少量でも体質によっては副作用が生じることがあります。用量を増やしても薬効が比例して増大するとは…
- Q6中級LD50・半数致死量・毒性評価
LD50(半数致死量)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: LD50(半数致死量、Lethal Dose 50%)とは、実験動物に単回投与したとき、その集団の50%が死亡する用量のことです。単位は通常「mg/kg体重」で表されます。LD50の数値が小さいほど少量で致死的であることを意味するため、毒性が強いといえます。逆に数値が大きいほど大…
- Q7中級リスク評価・動物実験・臨床試験
医薬品のリスク評価に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 動物実験で安全性が確認された医薬品であっても、ヒトに使用した場合に同様の安全性が保証されるわけではありません。動物とヒトでは代謝経路や感受性が異なるため、動物で安全であってもヒトで副作用が生じる可能性があります。このため、動物実験後に段階的な臨床試験(フェーズI〜III)が行われ…
- Q8中級健康食品・特定保健用食品・機能性表示食品
医薬品と健康食品の違いに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 医薬品は医薬品医療機器等法(薬機法)に基づき、有効性・安全性・品質について国の審査(承認)を受けることが義務付けられています。一方、一般的な健康食品(いわゆる健康食品)はこのような審査制度がなく、医薬品のような審査を受けていません。健康食品も大量摂取により健康被害が生じることがあ…
根拠法令: 医薬品医療機器等法
- Q9初級特定保健用食品・トクホ・消費者庁
特定保健用食品(トクホ)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 特定保健用食品(トクホ)は、消費者庁長官の許可を受けた食品であり、「おなかの調子を整える」「血圧が高めの方に適する」などの保健の効果(機能性)を表示することができます。医薬品ではなく食品の一種であるため、スーパーやコンビニ等でも販売されており、薬局・薬店に限定されません。疾病の治…
- Q10中級機能性表示食品・届出制度・消費者庁
機能性表示食品に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 機能性表示食品は、疾病に罹患していない人(健常者・有症状者を含む場合あり)への機能性を表示するものであり、疾病に罹患している人の治療・予防効果を訴求することはできません。疾病の治療や予防を目的とした効果を表示することは医薬品的な効能の表示となり、薬機法上の問題となります。機能性表…
- Q11初級プラセボ効果・偽薬効果・心理的要因
プラセボ効果(偽薬効果)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: プラセボ効果(偽薬効果)とは、薬理活性成分を含まない製剤(偽薬)を投与した場合にも症状の改善がみられる現象のことです。心理的要因(期待感や信頼感)が関与しており、実際に生理的な変化(血圧低下、痛みの軽減など)が客観的に確認されることもあります。一般用医薬品の販売においても、購入者…
- Q12中級個人差・薬の効果・不確実性
医薬品の効果の不確実性に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 医薬品の効果は一定ではなく、個人差による効果のばらつきが生じます。年齢・体重・遺伝的因子・基礎疾患の有無・他の薬との相互作用・食事・生活習慣など、さまざまな要因によって同じ医薬品でも効果や副作用の出方が異なります。このため、一律に「この薬を使えば必ず効く」とは言えません。同一人物…
- Q13上級サリドマイド・薬害・催奇形性
サリドマイド事件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: サリドマイドは1950年代後半に睡眠薬・つわり止めとして販売されましたが、妊娠初期(特に妊娠4〜12週)に服用した妊婦から、四肢の形成不全(アザラシ肢症)などの先天異常を持つ子どもが多数生まれました。動物実験では催奇形性が確認されにくかった(特にラットではR体のみが排泄されS体に…
- Q14上級スモン・SMON・キノホルム
スモン(SMON)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: スモン(SMON:subacute myelo-optico-neuropathy、亜急性脊髄視神経症)は、整腸剤・アメーバ赤痢治療薬として使用されていたキノホルム(クリオキノール)によって引き起こされた神経障害です。主に脊髄・視神経・末梢神経を侵し、下半身の麻痺・視力障害などの…
- Q15上級HIV訴訟・薬害エイズ・血友病
HIV訴訟(薬害エイズ事件)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 薬害エイズ事件(HIV訴訟)は、血友病患者がHIVに汚染された非加熱血液凝固因子製剤の投与を受けてHIVに感染したことに端を発する訴訟です。加熱処理によってHIVを不活化できることが知られていたにもかかわらず、非加熱製剤の使用が継続されたことが問題となりました。輸血によるHIV感…
- Q16中級登録販売者・セルフメディケーション支援・情報提供
登録販売者が関わるセルフメディケーションの支援に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 登録販売者は、一般用医薬品の販売において、単に商品を渡すだけでなく、購入者の症状や状態に応じた適切な医薬品の選択を支援する専門家としての役割があります。「医薬品選択に関する判断はすべて購入者に委ねてよい」という考え方は誤りであり、積極的な情報提供・相談対応が求められます。症状が重…
- Q17初級第1類医薬品・第2類医薬品・第3類医薬品
一般用医薬品の販売に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 一般用医薬品は第1類・第2類・第3類に分類されており、第2類・第3類医薬品は登録販売者が販売することができます。第1類医薬品は薬剤師のみが販売・情報提供できる区分であり、登録販売者は販売できません。一般用医薬品は処方箋なしに購入できるものであり、すべてに医師・薬剤師の指示が必要な…
根拠法令: 医薬品医療機器等法
- Q18中級医薬品の適正使用・服用期間・相互作用
医薬品の適切な使用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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解説: 医薬品の服用期間については、処方された期間や使用上の注意に示された期間を守ることが重要です。症状が改善したからといって途中で服用を中止することは問題があります。特に抗菌薬では服用を途中で中止することで耐性菌が生じるリスクがあり、また症状が再燃・悪化することもあります。使用上の注意…
- Q19中級一般用医薬品の役割・セルフメディケーション・軽微な症状
一般用医薬品の基本的な役割として、適切でないものはどれか。
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解説: 一般用医薬品(OTC医薬品)の基本的な役割として、軽度の頭痛・発熱・鼻水などの日常的な症状の改善、ビタミン補給など健康の維持・増進、日常的な筋肉痛・関節痛への対処などが挙げられます。しかし、がん・慢性疾患(糖尿病・高血圧など)・重篤な感染症などの根本的な治療は、一般用医薬品の役割…
- Q20中級副作用・主作用・適正使用
医薬品の副作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 副作用の中には、医薬品を正しい用法・用量で使用した場合でも発現し得るものが含まれます。これは医薬品の本質的な特性の一つです。副作用は用量を誤った場合にのみ発生するものではありません。副作用は「望ましくない反応」という説明は一般的な定義として概ね正しいですが、中には主作用の延長線上…
- Q21初級胃・胃酸・ペプシン
消化器系のうち、胃に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 胃は食道と小腸(十二指腸)の間に位置し、食物を一時的に貯留しながら消化を行う器官です。胃壁の壁細胞から分泌される塩酸(胃酸)と、主細胞から分泌されるペプシノーゲンが活性化したペプシンによって、たんぱく質の消化が開始されます。胃酸は強酸性(pH 1〜2程度)であり、強アルカリ性とい…
- Q22中級小腸・十二指腸・絨毛
小腸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 小腸での栄養吸収は小腸自身の蠕動運動と分節運動によって促進されるものであり、大腸の蠕動運動によって促進されるという記述は誤りです。大腸の主な役割は水分・電解質の吸収と糞便の形成です。小腸は十二指腸・空腸・回腸の3部分に分かれており、栄養素の大部分は小腸で吸収されることは正しいです…
- Q23初級肝臓・胆汁・解毒
肝臓の機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 肝臓は人体最大の臓器の一つで、多くの重要な機能を担っています。門脈を通じて消化管から吸収した栄養素(糖・たんぱく質・脂質)の代謝・貯蔵、胆汁の産生と分泌、有害物質(アンモニア・アルコール・薬物など)の解毒・代謝、血液凝固因子の合成などが主な機能です。腎臓は血液をろ過して尿を産生す…
- Q24中級膵臓・膵液・インスリン
膵臓に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 膵臓は外分泌腺と内分泌腺の両方の機能を持つ複合臓器です。外分泌腺としては、アミラーゼ(糖質分解)・リパーゼ(脂質分解)・トリプシン(たんぱく質分解)などを含む膵液を十二指腸へ分泌します。内分泌腺としては、ランゲルハンス島のB細胞(β細胞)からインスリン、A細胞(α細胞)からグルカ…
- Q25初級肺胞・ガス交換・気管支
呼吸器系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 肺胞は肺の最小単位(袋状の構造)であり、非常に薄い壁(一層の肺胞上皮)と毛細血管に囲まれています。この薄い壁を通じて、血液中の二酸化炭素が肺胞内に放出され、肺胞内の酸素が血液中に取り込まれるガス交換が行われます。気管は食道の前側(腹側)を走り、食道と平行ではありますが前後の位置関…
- Q26中級気管支喘息・アレルギー・気道
呼吸器系の気道に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 気管支喘息は、アレルゲン(ハウスダスト・花粉・動物の毛など)や刺激物質、運動・寒冷などの様々な因子によって気道に炎症・過敏反応が生じ、気道が狭窄することで呼吸困難・喘鳴(ぜんめい)をきたす疾患です。アレルギーは喘息の重要な発症因子であり「関与しない」という記述は誤りです。鼻腔が吸…
- Q27中級心臓・体循環・肺循環
循環器系の心臓に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 心臓は右心房・右心室・左心房・左心室の4室からなる筋肉性の臓器で、体循環(大循環:左心室→全身→右心房)と肺循環(小循環:右心室→肺→左心房)の2つの循環系の中心として機能します。肺循環は右心室から肺動脈を経て肺へ向かい、肺でガス交換後に肺静脈を通って左心房に戻る経路です(左心室…
- Q28中級血液・赤血球・白血球
血液の成分と機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 血漿は血液の液体成分(約55%)であり、水が主成分(約90%)ですが、アルブミン・グロブリン・フィブリノーゲンなどのタンパク質、ホルモン、栄養素(グルコース・脂質)、電解質、老廃物なども含んでいます。血漿が「主に赤血球で構成される」という記述は誤りです。赤血球(有形成分の約96%…
- Q29初級動脈・静脈・毛細血管
血管に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 動脈は心臓から血液を全身・肺に送り出す血管であり、高い血圧(特に大動脈では収縮期血圧100mmHg以上)に対応するため、壁が厚く弾力性(弾性)が高い構造をしています。静脈は全身・肺から心臓に血液を戻す血管であり、血圧が低いため壁は比較的薄い構造です。毛細血管は組織と血液の間の物質…
- Q30中級腎臓・糸球体・原尿
泌尿器系の腎臓に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 腎臓は脊柱の両側(後腹膜腔)に左右一対存在し、主な機能として血液のろ過と尿生成(老廃物・余分な水分・電解質の排泄)、レニン分泌による血圧調節、エリスロポエチン(EPO)分泌による赤血球産生促進、活性型ビタミンD3産生などがあります。腎臓は1日に約150〜180Lの血液(原尿)をろ…
- Q31初級膀胱・排尿・尿管
膀胱に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 膀胱は骨盤内に位置する筋肉性の袋状の臓器で、腎臓で生成された尿を尿管を通じて受け取り、一時的に蓄える機能を持ちます。排尿は膀胱平滑筋(排尿筋)と尿道括約筋の協調によって行われ、ある程度は意識的に制御できます。膀胱は腎臓と直接つながっておらず、尿管(左右それぞれ1本)を介して腎臓か…
- Q32中級中枢神経系・脳・脊髄
中枢神経系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 中枢神経系は脳(大脳・小脳・脳幹)と脊髄から構成されており、末梢神経からの情報を統合・処理して身体各部への指令を出す役割を担います。脊髄は脳と末梢神経を結ぶ通路としての役割のほか、膝蓋腱反射などの脊髄反射(反射弓)を独自に持ちます。脳血液関門(BBB:Blood-Brain Ba…
- Q33中級自律神経・交感神経・副交感神経
自律神経系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 交感神経はアドレナリン・ノルアドレナリンを神経伝達物質として使用し、活性化すると心拍数増加・気管支拡張・瞳孔散大・消化管運動抑制・汗腺分泌促進などの「闘争・逃走」反応が生じます。副交感神経はアセチルコリンを神経伝達物質として使用し、活性化すると心拍数減少・気管支収縮・消化管運動促…
- Q34上級末梢神経系・体性神経・運動神経
末梢神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 運動神経(体性運動神経)は中枢神経系からの指令を骨格筋に伝える遠心性神経ですが、神経伝達物質としてアセチルコリン(ACh)を使用します。アドレナリンを神経伝達物質として使用するのは交感神経の一部(節後線維)であり、体性運動神経ではありません。末梢神経系が体性神経系と自律神経系に分…
- Q35初級水晶体・調節力・毛様体筋
目(視覚器)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 水晶体(レンズ)は毛様体筋の収縮・弛緩によって厚みが変化し、遠近のピント調節(調節力)を担います。加齢によって水晶体の弾力性が失われると老眼(老視)になります。角膜は眼球前部の透明な組織で光を屈折させますが、厚みは変化せず固定された屈折装置(焦点は変わらない)です。ピント調節(焦…
- Q36中級鼻腔・嗅細胞・嗅神経
鼻と嗅覚に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 鼻粘膜を覆う線毛上皮と粘液(ムチン)は、吸入した空気中の花粉・粉塵・細菌・ウイルスなどの異物を捕捉し、線毛の運動によって鼻咽頭側へ運び排除する防御機能を持ちます。嗅細胞は鼻腔の上部(嗅裂部)に分布しており、「底部」という記述は誤りです。また嗅覚刺激は嗅神経(第I脳神経)を介して大…
- Q37中級耳管・中耳・内耳
耳の構造と機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 耳管(エウスタキオ管、咽頭鼓室管)は鼓室(中耳腔)と鼻咽頭(咽頭上部)をつなぐ管です。口腔ではなく鼻咽頭につながっているため「口腔をつなぐ」という記述は誤りです。耳管は飛行機の離着陸時や高低差のある場所で耳がつまる感覚を解消するために開いて鼓室内の気圧を外気圧と均等にする役割を担…
- Q38初級皮膚・角質層・表皮
皮膚の構造と機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 皮膚の表皮の最外層は角質層(ケラチン層)であり、死細胞が積み重なった構造です。角質層は水分蒸散を防ぎ(バリア機能)、外部からの細菌・有害物質・紫外線などから身体を保護する役割を持ちます。皮膚の層構造は外側から「表皮・真皮・皮下組織(皮下脂肪)」の順であり、「真皮・表皮・皮下組織」…
- Q39中級骨格・骨の機能・骨格筋
骨格系と筋肉系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 骨の主な機能は身体の支持・構造の維持、筋肉と連携した運動の支点、脳・心臓・肺などの内臓の保護、カルシウム・リンなどのミネラル貯蔵、赤色骨髄での血液細胞産生(造血)などです。骨はリン酸カルシウムなどの無機成分のほか、コラーゲンなどの有機成分(タンパク質)も含み、両者のバランスが骨の…
- Q40中級吸収・初回通過効果・バイオアベイラビリティ
医薬品の吸収(Absorption)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 経口投与では、有効成分が消化管(主に小腸)から吸収され、門脈を通じて肝臓に運ばれます。肝臓では代謝酵素により有効成分が分解・変換される「初回通過効果(ファーストパス効果)」が生じるため、全身循環に入る有効成分の量が減少します。これにより生体利用率(バイオアベイラビリティ)が低下し…
- Q41上級代謝・排泄・肝臓
医薬品の代謝・排泄に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 医薬品の主な排泄経路は腎臓(尿中排泄)・肝臓・胆道(胆汁→腸→便中排泄)・肺(揮発性成分→呼気)などであり、多くの水溶性薬物は腎臓を通じて尿中に排泄されます。医薬品の代謝は主に肝臓で行われ(チトクロムP450などの代謝酵素による)、腎臓は代謝よりも排泄(ろ過・分泌・再吸収)に重要…
- Q42上級薬物相互作用・グレープフルーツ・CYP3A4
医薬品の相互作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: グレープフルーツ(および一部の柑橘類)に含まれるフラノクマリン類は、小腸の薬物代謝酵素(CYP3A4)を阻害します。これにより、CYP3A4で代謝される一部の薬(カルシウム拮抗薬・スタチン系薬など)の分解が抑制され、血中濃度が上昇して副作用リスクが高まります。薬物相互作用は医薬品…
- Q43中級高齢者・ポリファーマシー・腎機能低下
医薬品の高齢者への影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 高齢者では加齢に伴い腎機能(糸球体ろ過速度の低下)・肝機能(代謝酵素活性の低下・肝血流の減少)が低下することが多く、医薬品の代謝・排泄が遅延して血中濃度が高くなりやすく副作用リスクが高まります。高齢者は薬の感受性が若年者と異なることが多く、同じ用量では過剰な効果や副作用が生じやす…
- Q44中級妊娠・授乳・催奇形性
妊婦・授乳婦への医薬品使用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 妊娠中はOTC医薬品であっても自由に服用してよいわけではありません。多くの医薬品が胎盤を通じて胎児に移行する可能性があり、特に妊娠初期(4〜12週頃の器官形成期)は胎児への影響が大きいため、服用前に必ず医師・薬剤師に相談することが必要です。妊娠中の薬物使用については主治医への相談…
- Q45初級小児・血液脳関門・乳幼児
小児への医薬品使用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 乳幼児(特に新生児・乳児)では血液脳関門(BBB)の発達が未完成であるため、薬物が脳へ移行しやすく、中枢神経系への影響が成人より現れやすい場合があります。このため睡眠薬・鎮静薬などは乳幼児に対して特に慎重な使用が求められます。小児は成人に比べて体重あたりの体表面積が大きく(逆の特…
- Q46上級アレルギー・アナフィラキシー・過敏反応
医薬品のアレルギー(過敏反応)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: アナフィラキシーショックは、アレルゲン(薬物・食物・蜂毒など)への暴露後に急速(数分〜数十分以内)に生じる全身性の重篤なアレルギー反応です。血圧の急激な低下・意識障害・気道収縮による呼吸困難など生命を脅かす状態となる場合があり、エピネフリン(アドレナリン)の即時投与が必要です。薬…
- Q47中級医薬品の保管・使用期限・開封後
医薬品の保管・取り扱いに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 液剤医薬品は開封後、空気・湿気・細菌などの影響で品質が劣化しやすく、未開封時の使用期限と開封後の使用可能期間は異なります。冷蔵保管していても開封後は品質変化が進むため、開封後は定められた期間内(多くは1ヶ月以内程度)に使用することが推奨され、メーカー表示の使用期限いっぱい使用して…
- Q48初級剤形・坐剤・初回通過効果
医薬品の剤形(投与経路・製剤形態)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 坐剤(座薬)は直腸粘膜から薬物が吸収され、下痔静脈叢→腸骨静脈→下大静脈を経由して全身循環に入る経路(肝臓を経由しない)があるため、経口投与に比べて初回通過効果の影響を受けにくい特徴があります。錠剤には種類によってコーティングや徐放性設計があり、噛み砕くことでその機能が損なわれる…
- Q49中級添付文書・使用上の注意・してはいけないこと
医薬品の添付文書に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 添付文書に記載されている使用上の注意のうち「してはいけないこと」(禁忌・禁止事項)は、守らないと副作用・事故など重篤な結果につながる重要な項目です。例えば「服用中は飲酒を避けること」「次の人は使用しないこと(特定の疾患がある人)」などが記載されます。添付文書は医師向けだけでなく消…
根拠法令: 医薬品医療機器等法
- Q50上級医薬品副作用被害救済制度・PMDA・副作用被害
医薬品副作用被害救済制度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 医薬品副作用被害救済制度(独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が運営)は、医薬品を適正に使用したにもかかわらず発生した副作用による健康被害(入院・障害・死亡など)を迅速・公正に救済する制度です。給付申請は医薬品の製造販売業者ではなく、被害を受けた本人(または遺族)がPM…
根拠法令: 医薬品医療機器等法
- Q51上級医薬品の品質・安定性・有効期限
医薬品の品質と安定性に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 外箱や容器に外見上の変化がなくても、内部の有効成分が化学的に分解・変質している場合があります。有効期限が切れた医薬品は品質(有効成分の含量・安定性)が保証されなくなるため、使用しないことが原則です。外見からでは品質劣化を判断できないことが多いです。温度・湿度・光(紫外線)によって…
- Q52中級登録販売者の職務・情報提供・受診勧奨
登録販売者の職務と医薬品販売の倫理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 登録販売者は医薬品の販売に際して、単に商品を渡すだけでなく、購入者の状況に応じた適切な情報提供・アドバイスを行い、一般用医薬品では対応困難な症状の場合は医療機関への受診を勧める義務があります。これは薬機法に基づく業務上の責任でもあります。登録販売者の職務は販売だけでなく、情報提供…
根拠法令: 医薬品医療機器等法
- Q53上級市販後調査・安全性評価・副作用監視
医薬品の安全性に関する包括的な理解を問う次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 医薬品の安全性評価は、前臨床試験(動物実験)・臨床試験(フェーズI〜III)・市販後調査(フェーズIV)の全段階を通じて継続的に行われます。臨床試験では対象患者数・観察期間・使用条件に制限があるため、市販後に広く使用されて初めて判明する副作用(まれな副作用・長期使用での影響・特定…
根拠法令: 医薬品医療機器等法
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こんな人に: 薬学・登録販売者試験のどちらも初めての社会人や主婦。1冊で全範囲(5章)の体系を作りたい人、第3章成分の整理表を見ながら学びたい人。
解説◎演習○法令◎Amazon で見る - オールカラー+無料動画講義の併走教材【最新手引き(令和7年4月公表)対応】2025-26年版 登録販売者 合格のトリセツ テキスト&一問一答問題東京リーガルマインド LEC登録販売者試験対策プロジェクト, 岩堀 禎廣・東京リーガルマインド
令和7年4月公表の試験問題作成に関する手引きに対応した最新版。オールカラー・図表中心の562ページで、第3章「主な医薬品とその作用」を成分ごとにビジュアル整理。一問一答が章末ごとに付き、無料の解説動画(全12回)と併用できる。文字主体の参考書がつらい人、活字疲れする人にとって、図解+動画のサポートで脱落しにくい構成が他書にない強み。
こんな人に: 活字だけの本がつらい人、スマホ学習と紙学習を組み合わせたい人。令和7年4月公表の新手引き対応版を選びたい人。
解説◎演習○法令○Amazon で見る - テキスト完走後の演習+予想模試2025-26年版 登録販売者 合格のトリセツ 重要過去問&予想模試Final東京リーガルマインド LEC登録販売者試験対策プロジェクト, 岩堀 禎廣・東京リーガルマインド
テキストで章末問題を回した後、本試験形式120問の予想模試で得点力を測定するための1冊。Rank 1/2 と同じLEC編集のため、解説の参照ページがテキストと一致しており、間違えた論点を即座にテキストへ戻せる導線が組まれている。本試験は午前60問+午後60問の長時間試験で、テキスト演習だけでは時間配分の感覚が掴めないため、直前期に必須の1冊。
こんな人に: Rank 1/2のテキストを一周し、本試験形式で得点力を測りたい人。120問×2部の感覚に慣れたい受験直前期(2-4週間前)の人。
解説○演習◎法令◎Amazon で見る
書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
※ 編集部が 2026-06-15 に Amazon.co.jp + コミュニティ評判サイトを cross-check して選定
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医薬品の基礎知識・人体 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 登録販売者の医薬品の基礎知識・人体は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは登録販売者の医薬品の基礎知識・人体に全53問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。160問ある登録販売者全体のうち医薬品の基礎知識・人体は約33%を占める重要科目です。
- 医薬品の基礎知識・人体はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 医薬品の基礎知識・人体は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。登録販売者は合計3科目 (医薬品の基礎知識・人体 / 主な医薬品とその作用・薬事法規・安全対策) の構成なので、医薬品の基礎知識・人体単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 登録販売者全体で医薬品の基礎知識・人体の出題比率はどのくらいですか?
- 医薬品の基礎知識・人体は登録販売者の3科目のうちの1科目で、ぴよパスでの医薬品の基礎知識・人体の問題数は53問 / 全160問 ≈ 33%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、医薬品の基礎知識・人体を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約40-44%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 医薬品の基礎知識・人体で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 登録販売者は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、医薬品の基礎知識・人体で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間3時間 (午前午後2部構成の都道府県あり)の中で、ぴよパスの医薬品の基礎知識・人体練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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