実技(鑑別・製図)
全36問
この科目の学習ポイントを読む
実技(鑑別・製図)は消防設備士 甲種第3類を構成する3科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全36問 (試験全体の約29%相当) を収録しています。本試験は合格率約25.6%・試験時間3時間15分・受験料6,600円の試験で、実技(鑑別・製図)は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは移動式・開口部加算・第3種粉末・選択弁などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると消防設備士 甲種第3類受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
36問のうち36問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (消防関係法令・基礎知識・構造・機能・工事・整備) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1初級選択弁・防護区画ごと・表示
次の特徴をもつ機器の名称として、最も適切なものはどれか。「一の防火対象物に防護区画が二以上あり貯蔵容器を共用する場合に、防護区画ごとに設けられる。防護区画以外の場所に設置し、その旨といずれの防護区画のものかを表示する。」
答えと解説を先に見る
解説: 設問の特徴は選択弁のものである。消防法施行規則第19条第5項第11号は、貯蔵容器を共用するときは防護区画又は防護対象物ごとに選択弁を設けること、防護区画以外の場所に設けること、選択弁である旨といずれの防護区画又は防護対象物の選択弁であるかを表示することを定めている。定圧作動装置と…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第11号
- Q2中級安全装置・破壊板・選択弁等
不活性ガス消火設備において、貯蔵容器から噴射ヘッドまでの間に選択弁等を設けるものについて、貯蔵容器と選択弁等の間に設けなければならない機器として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第12号は、貯蔵容器から噴射ヘッドまでの間に選択弁等を設けるものには、貯蔵容器と選択弁等の間に消防庁長官が定める基準に適合する安全装置又は破壊板を設けることと定めている。選択弁が閉じている状態で容器側の圧力が上昇した場合に配管の破損を防ぐための措置であ…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第12号
- Q3中級起動用ガス容器・24.5MPa・全域CO2
不活性ガス消火設備の起動用ガス容器に関する記述として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第13号は、全域放出方式の不活性ガス消火設備(二酸化炭素を放射するものに限る)に起動用ガス容器を設けること、24.5メガパスカル以上の圧力に耐えるものであること、内容積は1リットル以上で貯蔵する二酸化炭素の量は0.6キログラム以上かつ充てん比は1.5以…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第13号
- Q4中級定圧作動装置・加圧式・貯蔵容器等ごと
次の特徴をもつ機器の名称として、最も適切なものはどれか。「加圧式の粉末消火設備に設けられ、起動装置の作動後に貯蔵容器等の圧力が設定圧力になったときに放出弁を開放させる。貯蔵容器等ごとに設ける。」
答えと解説を先に見る
解説: 設問の特徴は定圧作動装置のものである。消防法施行規則第21条第4項第9号は、加圧式の粉末消火設備に定圧作動装置を設け、起動装置の作動後貯蔵容器等の圧力が設定圧力になったとき放出弁を開放させるものとし、貯蔵容器等ごとに設けることを定めている。粉末は加圧用ガスで消火剤を流動化させてか…
根拠法令: 消防法施行規則第21条第4項第9号
- Q5初級指示圧力計・緑色・蓄圧式
蓄圧式の粉末消火設備に設ける指示圧力計の表示に関する記述として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第21条第4項第10号は、蓄圧式の粉末消火設備に使用圧力の範囲を緑色で表示した指示圧力計を設けることと定めている。緑色の範囲内に指針があれば適正な圧力が保たれていることが一目で分かる。加圧式には指示圧力計ではなく圧力調整器と定圧作動装置が求められる。
根拠法令: 消防法施行規則第21条第4項第10号
- Q6中級圧力調整器・2.5MPa以下・加圧式
加圧式の粉末消火設備に設ける圧力調整器の調整圧力として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第21条第4項第8号は、加圧式の粉末消火設備に2.5メガパスカル以下の圧力に調整できる圧力調整器を設けることと定めている。加圧用ガス容器の高い圧力を、消火剤を適切に搬送できる圧力まで下げるための機器である。
根拠法令: 消防法施行規則第21条第4項第8号
- Q7中級排出装置・クリーニング装置・粉末
粉末消火設備の貯蔵容器等及び配管に設ける装置に関する記述として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第21条第4項第4号は、貯蔵容器等には残留ガスを排出するための排出装置を、配管には残留消火剤を処理するためのクリーニング装置を設けることと定めている。粉末消火剤は放射後に配管内へ残留すると固結して次回の放射を妨げるため、クリーニングが必要になる。あわせて同項第6号ニ…
根拠法令: 消防法施行規則第21条第4項第4号
- Q8中級低圧式・自動冷凍機・零下20度〜零下18度
低圧式貯蔵容器に設ける機器とその役割の組合せとして、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第9号ハは、低圧式貯蔵容器に容器内部の温度を零下20度以上零下18度以下に保持することができる自動冷凍機を設けることと定めている。低圧式は二酸化炭素を零下18度以下で貯蔵する方式であり、常温に保つのではなく低温を維持するための装置である。他の選択肢は同…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第9号・第10号
- Q9中級手動起動装置・0.8m〜1.5m・赤色
不活性ガス消火設備の手動式の起動装置に関する記述として、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第15号トは、起動装置の放出用スイッチ・引き栓等は音響警報装置を起動する操作を行った後でなければ操作できないものとし、かつ起動装置に有機ガラス等による有効な防護措置が施されていることと定めている。警報より先に放出操作ができる構造は、退避の機会を奪うため…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第15号
- Q10上級自動手動切替え装置・かぎ等・表示灯
不活性ガス消火設備の自動式の起動装置に設ける自動手動切替え装置に関する記述として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第16号ロは、自動手動切替え装置について、容易に操作できる箇所に設けること、自動及び手動を表示する表示灯を設けること、自動手動の切替えはかぎ等によらなければ行えない構造とすることを定めている。さらに同号ニにより自動手動切替え装置又はその直近の箇所には取…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第16号ロ・ニ
- Q11上級閉止弁・集合管・操作管
二酸化炭素を放射する全域放出方式の不活性ガス消火設備において、集合管又は操作管に設けることとされている機器として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第19号イ(ハ)は、集合管(集合管に選択弁を設ける場合は貯蔵容器と選択弁の間に限る)又は操作管(起動用ガス容器と貯蔵容器の間に限る)に、消防庁長官が定める基準に適合する閉止弁を設けることと定めている。点検時などに意図しない放出が起きないよう、消火剤の流…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第19号イ(ハ)
- Q12上級標識・人体への危害・立入禁止
二酸化炭素を貯蔵する貯蔵容器を設ける場所及び防護区画の出入口等の見やすい箇所に設ける標識に表示すべき事項として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第19号イ(ホ)は、二酸化炭素を貯蔵する貯蔵容器を設ける場所及び防護区画の出入口等の見やすい箇所に、二酸化炭素が人体に危害を及ぼすおそれがあること、消火剤が放射された場合は当該場所に立ち入ってはならないこと(消火剤が排出されたことを確認した場合を除く)…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第19号イ(ホ)
- Q13中級移動式・赤色の灯火・標識
移動式の不活性ガス消火設備の貯蔵容器の直近に設ける標識等に関する記述として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第6項第4号は、移動式の不活性ガス消火設備について、貯蔵容器の直近の見やすい箇所に赤色の灯火及び移動式不活性ガス消火設備である旨並びに消火剤の種類を表示した標識を設けることと定めている。灯火と標識の両方が必要であり、いずれか一方では足りない。
根拠法令: 消防法施行規則第19条第6項第4号
- Q14上級移動式・煙の充満・屋上部分
移動式の不活性ガス消火設備の設置場所に関する記述として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第6項第5号は、移動式の不活性ガス消火設備を火災のとき煙が著しく充満するおそれのある場所以外の場所に設置することと定め、同項第5号の2は道路の用に供される部分に設置する場合は屋上部分に限り設置できると定めている。移動式は人が現場でホースを操作する方式であるた…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第6項第5号・第5号の2
- Q15中級換気装置・放射前に停止・規則19条5項3号
不活性ガス消火設備が設けられた防護区画の換気装置に関する規定として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第3号は、防護区画の換気装置を消火剤放射前に停止できる構造とすることと定めている。放射中に換気が続くと消火剤の濃度が保てず消火効果が減じるためである。なお同項第18号は、不活性ガス消火設備を設置した場所に放出された消火剤及び燃焼ガスを安全な場所に排出す…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第3号
- Q16上級貯蔵容器の表示・充てん消火剤量・製造年
貯蔵容器の見やすい箇所に表示すべき事項に関する記述として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第6号の3は、貯蔵容器の見やすい箇所に充てん消火剤量、消火剤の種類、製造年及び製造者名を表示することと定め、ただし書で二酸化炭素を貯蔵する貯蔵容器にあっては消火剤の種類を表示することを要しないとしている。粉末消火設備の貯蔵容器等については同規則第21条…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第6号の3
- Q17上級屈曲部・管径の20倍・粉末
粉末消火設備の配管において、貯蔵容器等から配管の屈曲部までの距離に関する規定として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第21条第4項第7号ヘは、貯蔵容器等から配管の屈曲部までの距離を管径の20倍以上とすることと定め、ただし書で消火剤と加圧用又は蓄圧用ガスとが分離しないような措置を講じた場合はこの限りでないとしている。屈曲部が近すぎると粉末とガスが分離して均一な放射ができなくなるため…
根拠法令: 消防法施行規則第21条第4項第7号ヘ
- Q18上級隣接する部分・表示灯・音響警報装置
全域放出方式の不活性ガス消火設備を設置した防護区画と隣接する部分に講ずる保安のための措置に関する記述として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第19号の2は、二酸化炭素を放射する全域放出方式の不活性ガス消火設備を設置した防護区画と隣接する部分を区画する壁・柱・床又は天井に開口部が存する場合について、イ 消火剤を安全な場所に排出するための措置、ロ 隣接する部分の出入口等の見やすい箇所に防護区画…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第19号の2
- Q19中級通信機器室・1.2kg/m3・計算
通信機器室(防護区画の体積500立方メートル、開口部に自動閉鎖装置あり)に二酸化炭素を放射する全域放出方式の不活性ガス消火設備を設ける場合、必要な消火剤の量として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第4項第1号イ(イ)の表により、通信機器室は防護区画の体積1立方メートル当たり1.2キログラムで計算する。500立方メートル×1.2キログラム=600キログラムとなる。開口部に自動閉鎖装置が設けられているため同号イ(ハ)の開口部加算は不要である。
根拠法令: 消防法施行規則第19条第4項第1号イ(イ)
- Q20上級体積区分・最低限度135kg・0.80kg/m3
通信機器室及び指定可燃物に係る部分以外の防火対象物の部分(防護区画の体積160立方メートル、開口部に自動閉鎖装置あり)に二酸化炭素を放射する全域放出方式の不活性ガス消火設備を設ける場合、必要な消火剤の量として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第4項第1号イ(ロ)の表により、体積160立方メートルは「150立方メートル以上1,500立方メートル未満」の区分にあたり体積1立方メートル当たり0.80キログラムで計算する。160×0.80=128キログラムとなるが、同区分の消火剤の総量の最低限度は135…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第4項第1号イ(ロ)
- Q21上級開口部加算・10kg/m2・通信機器室
通信機器室(防護区画の体積500立方メートル)に二酸化炭素を放射する全域放出方式の不活性ガス消火設備を設ける場合において、開口部の面積3平方メートルに自動閉鎖装置を設けないときの消火剤の量として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 防護区画の体積による量は1.2キログラム/立方メートル×500立方メートル=600キログラムである。消防法施行規則第19条第4項第1号イ(ハ)の表により、通信機器室で自動閉鎖装置を設けない場合は開口部の面積1平方メートル当たり10キログラムを加算するので、10×3=30キログラム…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第4項第1号イ(ハ)
- Q22上級窒素・0.516〜0.740・換算体積
防護区画の体積100立方メートルに窒素を放射する全域放出方式の不活性ガス消火設備を設ける場合、消火剤の量として適合するものはどれか。ただし体積は温度20度で1気圧の状態に換算した値とする。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第4項第1号ロの表により、窒素は防護区画の体積1立方メートル当たり0.516立方メートル以上0.740立方メートル以下(温度20度で1気圧の状態に換算した体積)とする。防護区画の体積100立方メートルに対する範囲は51.6立方メートル以上74.0立方メートル…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第4項第1号ロ
- Q23上級局所放出方式・13kg/m2・高圧式1.4
局所放出方式の不活性ガス消火設備(高圧式)において、可燃性液体類を上面を開放した容器に貯蔵し、燃焼面が一面に限定され可燃物が飛散するおそれがない場合で、防護対象物の表面積が4平方メートルであるときの消火剤の量として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第4項第2号イにより、この場合は防護対象物の表面積1平方メートルにつき13キログラムで計算するので13×4=52キログラムとなる。さらに同項第2号本文により高圧式のものは1.4を乗じるので、52×1.4=72.8キログラムが必要な量である。低圧式であれば1.…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第4項第2号イ
- Q24上級Q=8-6(a/A)・防護空間・低圧式1.1
局所放出方式の不活性ガス消火設備(低圧式)において、燃焼面が一面に限定されない場合で、防護対象物の周囲に実際に設けられた壁の面積の合計が10平方メートル、防護空間の壁の面積の合計が25平方メートル、防護空間の体積が20立方メートルであるときの消火剤の量として正しいものはどれか。ただしQ=8-6(a/A)による。
答えと解説を先に見る
解説: a/A=10/25=0.4であるからQ=8-6×0.4=8-2.4=5.6キログラム毎立方メートルとなる。これに防護空間の体積20立方メートルを乗じて5.6×20=112キログラム。消防法施行規則第19条第4項第2号本文により低圧式は1.1を乗じるので112×1.1=123.2キ…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第4項第2号ロ
- Q25中級ハロン1301・0.32kg/m3・駐車場
駐車の用に供される部分(防護区画の体積300立方メートル、開口部に自動閉鎖装置あり)にハロン1301を放射する全域放出方式のハロゲン化物消火設備を設ける場合、必要な消火剤の量として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第20条第3項第1号イ(イ)の表により、駐車の用に供される部分にハロン1301を用いる場合は防護区画の体積1立方メートル当たり0.32キログラムで計算する。300×0.32=96キログラムとなる。開口部に自動閉鎖装置が設けられているため同号イ(ロ)の加算は不要である…
根拠法令: 消防法施行規則第20条第3項第1号イ(イ)
- Q26上級開口部加算・2.4kg/m2・ハロン1301
駐車の用に供される部分(防護区画の体積300立方メートル)にハロン1301を放射する全域放出方式のハロゲン化物消火設備を設ける場合において、開口部の面積5平方メートルに自動閉鎖装置を設けないときの消火剤の量として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 体積による量は0.32キログラム/立方メートル×300立方メートル=96キログラムである。消防法施行規則第20条第3項第1号イ(ロ)の表により、当該区分でハロン1301を用いる場合は開口部の面積1平方メートル当たり2.4キログラムを加算するので2.4×5=12キログラムを加える。…
根拠法令: 消防法施行規則第20条第3項第1号イ(ロ)
- Q27中級第3種粉末・0.36kg/m3・計算
第3種粉末を用いる全域放出方式の粉末消火設備を防護区画の体積250立方メートルの部分に設ける場合、必要な消火剤の量として正しいものはどれか。ただし開口部には自動閉鎖装置が設けられているものとする。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第21条第3項第1号イの表により、第2種粉末又は第3種粉末は防護区画の体積1立方メートル当たり0.36キログラムで計算する。250×0.36=90キログラムとなる。第1種粉末であれば0.60キログラムで150キログラム、第4種粉末であれば0.24キログラムで60キロ…
根拠法令: 消防法施行規則第21条第3項第1号イ
- Q28上級開口部加算・2.7kg/m2・第3種粉末
第3種粉末を用いる全域放出方式の粉末消火設備を防護区画の体積250立方メートルの部分に設ける場合において、開口部の面積4平方メートルに自動閉鎖装置を設けないときの消火剤の量として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 体積による量は0.36キログラム/立方メートル×250立方メートル=90キログラムである。消防法施行規則第21条第3項第1号ロの表により、第2種粉末又は第3種粉末は開口部の面積1平方メートル当たり2.7キログラムを加算するので2.7×4=10.8キログラムを加える。合計90+10…
根拠法令: 消防法施行規則第21条第3項第1号ロ
- Q29上級局所放出方式・8.8kg/m2・係数1.1
局所放出方式の粉末消火設備(第1種粉末)において、燃焼面が一面に限定され可燃物が飛散するおそれがない場合で、防護対象物の表面積が5平方メートルであるときの消火剤の量として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第21条第3項第2号イの表により、第1種粉末は防護対象物の表面積1平方メートル当たり8.8キログラムで計算するので8.8×5=44キログラムとなる。さらに同項第2号本文により1.1を乗じるので44×1.1=48.4キログラムが必要な量である。第2種又は第3種粉末は5…
根拠法令: 消防法施行規則第21条第3項第2号イ
- Q30上級Q=X-Y(a/A)・第2種粉末・係数1.1
局所放出方式の粉末消火設備(第2種粉末)において、燃焼面が一面に限定されない場合で、防護対象物の周囲に実際に設けられた壁の面積の合計が6平方メートル、防護空間の壁の面積の合計が20平方メートル、防護空間の体積が10立方メートルであるときの消火剤の量として正しいものはどれか。ただしQ=X-Y(a/A)により、第2種粉末のXは3.2、Yは2.4とする。
答えと解説を先に見る
解説: a/A=6/20=0.3であるからQ=3.2-2.4×0.3=3.2-0.72=2.48キログラム毎立方メートルとなる。これに防護空間の体積10立方メートルを乗じて2.48×10=24.8キログラム。消防法施行規則第21条第3項第2号本文により1.1を乗じるので24.8×1.1=…
根拠法令: 消防法施行規則第21条第3項第2号ロ
- Q31中級移動式・第3種粉末・30kg×2
移動式の粉末消火設備(第3種粉末)をホース接続口2箇所に設ける場合、必要な消火剤の量として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第21条第3項第4号の表により、移動式の粉末消火設備の消火剤の量は1のノズルにつき第2種粉末又は第3種粉末は30キログラム以上である。ノズルが2箇所であるから30×2=60キログラムとなる。第1種粉末であれば50キログラム、第4種粉末であれば20キログラムが1ノズル…
根拠法令: 消防法施行規則第21条第3項第4号
- Q32上級開口部の制限・1パーセント・10パーセント
二酸化炭素を放射する全域放出方式の不活性ガス消火設備において、自動閉鎖装置を設けない開口部の面積の合計に関する制限として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第4号イ(ハ)は、自動閉鎖装置を設けない開口部の面積の合計の数値について、同条第4項第1号イ(イ)に掲げる防火対象物又はその部分(通信機器室・指定可燃物に係る部分)にあっては囲壁面積の数値の1パーセント以下、同号イ(ロ)に掲げるもの(それ以外)にあって…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第4号イ(ハ)
- Q33中級二以上の防護区画・最大の量・選択弁
同一の防火対象物又はその部分に防護区画又は防護対象物が二以上存する場合の消火剤の量に関する規定として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第4項第3号は、全域放出方式又は局所放出方式の不活性ガス消火設備において同一の防火対象物又はその部分に防護区画又は防護対象物が二以上存する場合には、それぞれについて計算した量のうち最大の量以上の量とすることと定めている。粉末消火設備についても同規則第21条第…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第4項第3号
- Q34上級防護空間・0.6メートル・表面積
局所放出方式の消火剤の量の算定に用いる「防護空間」及び防護対象物の表面積の取扱いに関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第4項第2号ロは防護空間を「防護対象物のすべての部分から0.6メートル離れた部分によって囲まれた空間の部分」と定義し、同号イは防護対象物の表面積について一辺の長さが0.6メートル以下の場合は当該辺の長さを0.6メートルとして計算した面積によると定めている。ま…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第4項第2号
- Q35上級移動式・水平距離15m・ホースの長さ
移動式の不活性ガス消火設備のホース接続口の配置に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行令第16条第3号は、移動式の不活性ガス消火設備のホース接続口をすべての防護対象物について防護対象物の各部分から一のホース接続口までの水平距離が15メートル以下となるように設けることと定め、同条第4号はホースの長さも水平距離15メートルの範囲内の各部分に有効に放射できる長…
根拠法令: 消防法施行令第16条第3号・第4号
- Q36上級自動式起動装置・2以上の火災信号・感知器連動
不活性ガス消火設備の自動式の起動装置に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第16号イは、自動式の起動装置について自動火災報知設備の感知器の作動と連動して起動するものであること、全域放出方式の不活性ガス消火設備(二酸化炭素を放射するものに限る)に設ける起動装置は2以上の火災信号により起動するものであることと定めている。誤作動に…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第16号イ
実技(鑑別・製図)の出題傾向 — 収録全36問の分析
ぴよパスに収録している消防設備士 甲種第3類「実技(鑑別・製図)」のオリジナル練習問題 全36問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級2問・中級14問・上級20問の全36問構成です。うち36問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 移動式4問
- 開口部加算3問
- 第3種粉末3問
- 選択弁2問
- 加圧式2問
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甲3は不活性ガス・ハロゲン化物・粉末という3つの設備をまとめて問われるため、まず「全域放出方式・局所放出方式・移動式」という方式の枠組みで頭を作れるかで進み方が変わる。集中ゼミ形式で章ごとに区切って進められるので、3設備を並行して積むのではなく1設備ずつ閉じていける。3類の書籍では最も評価件数が多く、Amazonの消防設備士関連書籍ランキングでも上位にある。
こんな人に: 甲3を初めて受験する人。または甲1・甲2・甲4を持っていて、ガス系・粉末系の知識だけを新規に積みたい人。
解説◎演習○法令○Amazonで価格を見る - 3設備の数値を解いて引き当てる1冊 4.0 (11件)解いて!といて!! 3類消防設備士 問題集オーム社・オーム社
甲3で落ちる原因の多くは、放射圧力・放射時間・消火剤量といった数値が3設備で似ているために取り違えることにある。数値は読むだけでは定着しないので、問題を解いて「どの設備の規定か」を毎回引き当てる練習が要る。2025年7月刊で3類の問題集としては最も新しく、Amazonの本全体の売れ筋順位も3類書籍中で最上位。
こんな人に: テキストを1周し、放射圧力・消火剤量などの数値を設備ごとに区別できるようにしたい人。
解説○演習◎法令○Amazonで見る - 筆記と実技を通して仕上げる1冊 4.4 (13件)バシッと突破 消防設備士試験3類電気書院・電気書院
甲3は筆記45問と実技7問(鑑別5+製図2)を同時に越える必要があり、筆記だけ仕上げても実技60%で落ちる。本書は筆記と実技を通して扱うため、鑑別で覚えた機器がそのまま製図の要素になるという順序で進められる。3類の書籍では評価が最も高い(★4.4)。2018年刊なので、法令の数値は必ず最新の施行規則で確認しながら使うこと。
こんな人に: 分野別の演習が一巡し、実技(鑑別・製図)まで含めて得点計画を立てたい人。
解説○演習◎法令△Amazonで見る
書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
※ 編集部が 2026-07-31 に Amazon.co.jp + コミュニティ評判サイトを cross-check して選定
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実技(鑑別・製図) — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 消防設備士 甲種第3類の実技(鑑別・製図)は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは消防設備士 甲種第3類の実技(鑑別・製図)に全36問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。126問ある消防設備士 甲種第3類全体のうち実技(鑑別・製図)は約29%を占める重要科目です。
- 実技(鑑別・製図)はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 実技(鑑別・製図)は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。消防設備士 甲種第3類は合計3科目 (実技(鑑別・製図) / 消防関係法令・基礎知識・構造・機能・工事・整備) の構成なので、実技(鑑別・製図)単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 消防設備士 甲種第3類全体で実技(鑑別・製図)の出題比率はどのくらいですか?
- 実技(鑑別・製図)は消防設備士 甲種第3類の3科目のうちの1科目で、ぴよパスでの実技(鑑別・製図)の問題数は36問 / 全126問 ≈ 29%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、実技(鑑別・製図)を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約25.6%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 実技(鑑別・製図)で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 消防設備士 甲種第3類は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、実技(鑑別・製図)で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間3時間15分の中で、ぴよパスの実技(鑑別・製図)練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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ビルメン4点 + ビル管








