メインコンテンツへスキップ
ぴよパス

消防設備士甲種3類の合格率25.6%は難しいのか|甲種6区分を並べて位置を確かめる

3分で読めます
PR 広告 (PR) — 本記事はぴよパス編集部による独自レビューですが、Amazon アソシエイト等のアフィリエイト広告を含みます。リンク経由でお申込み・ご購入があった場合、当サイトに紹介料が支払われます。掲載順位・推薦内容は紹介料の金額に影響されません。
消防設備士甲種3類の合格率25.6%は難しいのか|甲種6区分を並べて位置を確かめる
目次

甲種6区分の中では下から2番目

令和6年度の実績(消防試験研究センター公表値)を並べます。

区分受験者合格者合格率
甲種5類3,681人1,288人35.0%
甲種特類1,079人377人34.9%
甲種4類19,767人6,715人34.0%
甲種2類3,890人1,061人27.3%
甲種3類4,080人1,045人25.6%
甲種1類12,086人2,914人24.1%

甲3は6区分中5番目で、甲4より約8ポイント低く、甲1より約1.5ポイント高い位置です。甲2とは1.7ポイント差でほぼ並んでいます。

合格率の差はどこから来るか

同じ枠組み(筆記45問+実技7問・3時間15分・三重の関門)で試験をしているのに、区分で10ポイント以上の差が出ます。読み解けるのは次の2点です。

① 教材の量が違う。 甲4は年19,767人が受けるので出版社が競合し、テキスト・問題集・動画講座が揃っています。甲3は4,080人なので選択肢が限られ、独学の設計を自分で組む必要があります。刊行年の古い書籍を使う場面も出てきます。

② 覚える対象の数が違う。 甲1は水系1設備、甲2は泡1設備。これに対し甲3は不活性ガス・ハロゲン化物・粉末の3設備をまとめて問われます。範囲そのものが3倍というわけではありませんが、放射圧力・放射時間・消火剤量・充てん比が設備ごとに定められているため、似た数値を取り違えずに引き当てるという別種の負荷がかかります。

つまり25.6%という数字は「ガス消火設備が難解だから」ではなく、情報が少ない中で3設備ぶんの数値を区別しきれるかの反映と読むのが正確です。

PR3設備の枠組みを作る最初の1冊 4.1

ラクラクわかる! 3類消防設備士 集中ゼミ(改訂2版)

Amazon でテキストを見る
対象の参考書・問題集も読み放題Kindle Unlimited 30日無料(PR)

越えるべき関門は3つ

甲3の合格基準は次を同時に満たすことです。

  1. 筆記全体で 60%以上(45問中27問)
  2. 筆記の各科目で 40%以上(法令6問/基礎的知識4問/構造機能8問)
  3. 実技で60%以上

筆記が7割取れていても実技が5割なら不合格です。逆に実技が満点でも法令が4割を切れば不合格です。苦手科目を捨てて得意で稼ぐ戦略が構造的に取れないのが、この試験の難しさの本体です。

落ちるパターンはだいたい次のどれかに収まります。

  • 3設備を並行して覚えて、放射圧力や消火剤量が混ざる
  • 局所放出方式の係数(不活性ガス高圧式1.4/低圧式1.1、ハロン1301は1.25、粉末は1.1)を掛け忘れる
  • 全域放出方式の消火剤量で総量の最低限度を見落とす(体積160立方メートルなら計算値128キログラムではなく135キログラム)
  • 製図を後回しにして、実技60%に届かない
  • 粉末の加圧式と蓄圧式で必要な機器を取り違える(加圧式=圧力調整器・定圧作動装置、蓄圧式=指示圧力計)

甲1・甲2を持っているなら距離は近い

甲種1類・2類・3類は、いずれも全域放出方式・局所放出方式・移動式という同じ方式の枠組みで規定されています。噴射ヘッドの設置基準も、ハロゲン化物(令第17条第1号)と粉末(令第18条第1号)はどちらも不活性ガス(令第16条第1号・第2号)の例によるとされており、令第16条を軸に整理できる構造です。

法令共通8問と基礎的知識10問は他の類とほぼ同じ内容なので、既に甲種を1つ持っている人にとって新規に積む範囲は類別法令7問と構造機能20問、そして実技7問に絞られます。

なお甲種1類または3類の免状があると甲種2類の受験で試験時間が2時間30分に短縮されます(消防試験研究センターの免除一覧表)。逆方向の免除の内訳は公表資料の表組みから列単位で確定できなかったため、当サイトでは断定しません。

現在地を測る

合格率の数字を眺めるより、科目別の正答率を出すほうが行動に繋がります。当サイトの甲種3類 練習問題 126問はカテゴリ別に解けるので、40%を割りそうな科目を先に特定できます。数値はすべて消防法施行令第16〜18条と消防法施行規則第19〜21条の原文で確認して作問し、全問に解説と根拠条文を付けています。

本試験と同じ3時間15分で通すなら模擬試験を使ってください。

関連記事: 甲種3類とは / 出題傾向 / 製図対策 / 鑑別対策

消防設備士 甲種第3類の予想問題を無料で解けます

全126問 — 登録不要・科目別学習&模擬試験対応

合格率
約25.6%
受験料
¥6,600
試験時間
3時間15分

ここまで読めたら、オリジナル予想問題を 1 問だけ解いて、今の理解度を 30 秒で確認しましょう。

3 冊を一目で比較 PR

役割・評価・3 軸スコアを横並びで見比べて、あなたの学習段階に最適な 1 冊を選んでください。

横にスクロールして 3 冊を比較できます

ラクラクわかる! 3類消防設備士 集中ゼミ(改訂2版)
#1 ラクラクわかる! 3類消防設備士 集中ゼミ(改訂2版)
解いて!といて!! 3類消防設備士 問題集
#2 解いて!といて!! 3類消防設備士 問題集
バシッと突破 消防設備士試験3類
#3 バシッと突破 消防設備士試験3類
役割3設備の枠組みを作る最初の1冊3設備の数値を解いて引き当てる1冊筆記と実技を通して仕上げる1冊
Amazon 評価 4.1 (27) 4.0 (11) 4.4 (13)
解説
演習
法令
こんな人に甲3を初めて受験する人。または甲1・甲2・甲4を持っていて、ガス系・粉末系の知識だけを新規に積みたい人。テキストを1周し、放射圧力・消火剤量などの数値を設備ごとに区別できるようにしたい人。分野別の演習が一巡し、実技(鑑別・製図)まで含めて得点計画を立てたい人。
Amazon で見るAmazon で見るAmazon で見る

※ Amazon アソシエイト・プログラムに基づく紹介リンクを含みます。価格は Amazon.co.jp でご確認ください。

対象の参考書・問題集も読み放題Kindle Unlimited 30日無料(PR)
🐥

この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士、危険物取扱者、衛生管理者、ボイラー技士、冷凍機械責任者、 電気工事士、FP 技能検定、IT パスポート、宅地建物取引士、登録販売者 など 29 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照し、 記事の正確性を担保しています。問題はすべて編集部によるオリジナルで、12 項目の自動ガード (スキーマ検証、正答一意性、計算問題の再検算ほか) + 編集長による最終承認を経て公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

この記事をシェア

この記事は に最終更新されました