基礎的な物理学及び基礎的な化学
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- 正解済みまだ正解していませんQ1初級
燃焼の三要素のうち、点火源(熱源)になりうるものを三つ組み合わせたものとして、正しいものはどれか。
正解: 4. 静電気の火花・摩擦熱・断熱圧縮
解説: 点火源(熱源)は、可燃物と酸素供給源の混合物に燃焼を始めさせるエネルギーを与えるもので、裸火のほか、電気火花・静電気の火花・衝撃による火花・摩擦熱・酸化熱(自然発火の熱)・断熱圧縮による温度上昇などがある。選択肢4の静電気の火花・摩擦熱・断熱圧縮はいずれも点火源になりうる(選択肢…
関連キーワード: 燃焼の三要素・点火源・断熱圧縮・気化熱・摩擦熱
- 正解済みまだ正解していませんQ2初級
可燃性液体の引火点に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 同じ液体では、燃焼点は引火点より高い温度である
解説: 引火点は、可燃性液体の液面付近に燃焼範囲の下限値の濃度の蒸気が生じ、点火源を近づけると引火する最低の液温である。引火してもすぐには消えずに燃焼が続く最低の液温を燃焼点といい、同じ液体では燃焼点のほうが引火点より高い(5が正しい)。引火点は液温で表し、空気の温度ではない(1は誤り)…
関連キーワード: 引火点・燃焼点・液温・燃焼範囲・灯油
- 正解済みまだ正解していませんQ3初級
発火点に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 同じ物質で比べると、周囲の空気中の酸素の濃度が高いほど、発火点は低い値になる
解説: 発火点は、可燃物を空気中で加熱したとき、炎や火花などの点火源がなくても自ら燃え始める最低の温度である。同じ物質でも条件で値が変わり、周囲の酸素の濃度が高いほど、また圧力が高いほど発火点は低くなる(4が正しい)。圧力を下げると発火点は高くなる向きで、低くはならない(2は誤り)。発火…
関連キーワード: 発火点・酸素の濃度・圧力・二硫化炭素・沸点
- 正解済みまだ正解していませんQ4初級
消火の方法と、その主な消火作用の組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 4. ろうそくの炎に強く息を吹きかけて消す ― 除去作用
解説: ろうそくは、芯で溶けて気化したろうの蒸気が燃えている。強く息を吹きかけると炎のもとの可燃性蒸気が吹き払われ、燃える物がなくなるので、主な作用は可燃物を取り去る除去作用である(選択肢4が正しい)。ぬらしたシーツをかぶせるのは、燃焼物を覆って空気を断つ窒息作用が主である(選択肢1は誤…
関連キーワード: 消火作用・除去作用・窒息作用・冷却作用
- 正解済みまだ正解していませんQ5初級
可燃性液体を配管で送ったりタンクに注いだりするときの静電気の発生に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 灯油などの石油類に水などの異物が混ざると、配管を流れるときの帯電は大きくなりやすい
解説: 液体が配管内を流れると、液体と管壁の接触面で電荷が分かれて帯電する(流動帯電)。石油類に水滴などの異物が混ざると帯電は大きくなり、このような液体では流速をより低く制限する(5が正しい)。帯電量は流速が速いほど大きく、流速の制限が静電気対策になる(1は誤り)。注入管の先端を液面より…
関連キーワード: 静電気・流動帯電・フィルター・流速
- 正解済みまだ正解していませんQ6初級
可燃物と、その主な燃焼の形式の組み合わせとして、誤っているものはどれか。
正解: 2. コークス ― 分解燃焼
解説: 固体の燃焼には、加熱で溶けて蒸発した蒸気が燃える蒸発燃焼、熱分解で生じた可燃性ガスが燃える分解燃焼、熱分解も蒸発もせず表面で直接燃える表面燃焼、分子内の酸素を使って燃える自己燃焼(内部燃焼)がある。コークスは木炭と同じく、表面で赤熱しながら燃える表面燃焼が主であり、分解燃焼とする…
関連キーワード: 燃焼の形式・蒸発燃焼・表面燃焼・分解燃焼・自己燃焼
- 正解済みまだ正解していませんQ7初級
消火器の消火剤と放射のしかたによる、電気設備の火災への適応に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 棒状に放射する強化液は、電気設備の火災には適応しない
解説: 電気設備の火災では、消火剤を伝って感電したり短絡を広げたりしないことが大切である。強化液を棒状に放射すると液が連続した流れになって電気を伝えるので、電気設備には適応しない(5が正しい)。水を霧状に放射すると水滴が細かく分かれて電気の通り道ができにくく、電気設備に適応する(1は誤り…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令 別表第五
関連キーワード: 電気設備・霧状・棒状・強化液・泡
- 正解済みまだ正解していませんQ8中級
可燃性蒸気と空気の混合気の燃焼範囲(爆発範囲)に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 混合気の温度が上がると、燃焼範囲は広がる
解説: 燃焼範囲は、点火したとき燃焼が混合気の中を伝わっていく可燃性蒸気の濃度の範囲(vol%)で、混合気の条件によって変わる。混合気の温度が上がると下限値は下がり上限値は上がるので、燃焼範囲は広がる(2が正しい)。下限値より薄い混合気では、点火源のエネルギーを大きくしても燃焼は混合気の…
関連キーワード: 燃焼範囲・混合気・下限値・ジエチルエーテル
- 正解済みまだ正解していませんQ9中級
次の変化のうち、物理変化にあたるものはどれか。
正解: 4. 原油を加熱し、沸点の差でガソリンや灯油に分ける
解説: 物理変化は物質そのものは変わらず状態や形だけが変わる変化、化学変化は別の物質ができる変化である。原油を加熱し沸点の違いでガソリンや灯油などに分ける分留(蒸留)は、もとから含まれていた成分を分けるだけで、新しい物質はできないので物理変化である(選択肢4が正しい)。銅を加熱すると酸素…
関連キーワード: 物理変化・化学変化・分留・酸化銅
- 正解済みまだ正解していませんQ10中級
酸化と還元に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 5. 還元剤は、自身が還元される物質である
解説: 酸化は物質が酸素と結びつくか水素を失う変化、還元は酸素を失うか水素と結びつく変化である。還元剤は相手を還元する物質で、そのとき自身は酸化される。自身が還元されるのは酸化剤のほうなので、選択肢5が誤り。水素を失う変化は酸化にあたる(選択肢1は正しい)。過酸化水素は、ふつうは酸化剤と…
関連キーワード: 酸化・還元・酸化剤・還元剤・過酸化水素
- 正解済みまだ正解していませんQ11中級
気体の蒸気密度に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 蒸気密度が1より大きい気体は空気より重く、低い場所に滞留しやすい
解説: 蒸気密度とは、気体の密度を空気の密度(1)を基準として比較した値です。蒸気密度が1より大きい気体は空気より重く、低い場所(床付近・ピット・地下等)に滞留しやすい性質があります(選択肢4が正しい)。第4類危険物の蒸気は一般的に空気より重く(蒸気密度 > 1)、低い場所に滞留しやすい…
関連キーワード: 蒸気密度・空気より重い・低い場所に滞留・第4類特性
- 正解済みまだ正解していませんQ12中級
熱の伝わり方とその身近な例の組み合わせについて、正しいものはどれか。
正解: 4. ストーブで暖められた空気が上へ移り、部屋の上の方から暖まるのは、主に対流による
解説: 熱の伝わり方には、物体の中を高温部から低温部へ順に伝わる伝導、液体や気体が流れ動いて熱を運ぶ対流、電磁波として空間を伝わる放射(ふく射)がある。ストーブで暖められた空気は膨張して軽くなり上へ移るので、部屋の上の方から暖まる。これは対流である(選択肢4が正しい)。日光で黒い容器が温…
関連キーワード: 伝導・対流・放射・熱の伝わり方
- 正解済みまだ正解していませんQ13中級
消火剤と主な消火原理の組み合わせとして、すべて正しいものはどれか。
正解: 2. 水 — 冷却消火、ハロゲン化物 — 抑制(負触媒)消火、粉末 — 抑制消火
解説: 各消火剤の主な消火原理は次のとおりです。水は主に冷却消火(熱を吸収して燃焼温度を下げる)です。ハロゲン化物(ハロン)は燃焼の連鎖反応を断ち切る抑制(負触媒)消火が主な原理です。粉末消火剤(ABC粉末など)も抑制(負触媒)消火が主な原理で、一部に窒息効果もあります。二酸化炭素は主に…
関連キーワード: 消火剤・消火原理・ハロゲン化物・粉末消火剤・抑制消火
- 正解済みまだ正解していませんQ14中級
原子・分子・元素に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 分子とは、原子が複数集まって独立した性質を示す最小単位の粒子である
解説: 分子とは、原子が化学結合によって結びついた粒子であり、その物質の化学的性質を示す最小単位です(選択肢1が正しい)。元素とは原子の種類のことであり、物質の最小単位は「原子」です(選択肢2は誤り)。原子番号は原子核内の陽子の数を示します(選択肢4は誤り;中性子数ではなく陽子数)。同位…
関連キーワード: 原子・分子・元素・原子番号・同位体
- 正解済みまだ正解していませんQ15上級
自然発火の主な原因となる熱と、その熱で自然発火を起こすことがある物質の組み合わせとして、誤っているものはどれか。
正解: 3. 酸化熱 ― 綿状のニトロセルロース
解説: 自然発火は、物質が空気中で発熱し、その熱がたまって発火点に達して燃え出す現象で、原因の熱によって分けられる。ニトロセルロースは、ゆっくり分解するときの分解熱がたまって発火することがあり、酸化熱ではない(選択肢3が誤り)。乾性油がしみ込んだぼろ布は、油が空気中の酸素と結びつく酸化熱…
関連キーワード: 自然発火・酸化熱・分解熱・発酵熱・吸着熱
- 正解済みまだ正解していませんQ16上級
有機化合物の一般的な性質に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 構成する元素の種類は少ないが、化合物の種類は非常に多い
解説: 有機化合物は炭素原子を骨格とする化合物で、構成する元素は炭素・水素・酸素・窒素など少数だが、原子のつながり方がさまざまなので化合物の種類は非常に多い(2が正しい)。分子どうしを結ぶ力が弱いため、融点や沸点は無機化合物より低いものが多い(1は誤り)。水に溶けにくいものが多いが、アル…
関連キーワード: 有機化合物・無機化合物・有機溶媒・異性体
- 正解済みまだ正解していませんQ17中級
燃焼の要素のうち、酸素供給源として働くことができる物質を二つ組み合わせたものとして、正しいものはどれか。
正解: 3. 硝酸・過マンガン酸カリウム
解説: 酸素供給源には、空気(酸素)のほか、分子中に酸素を含み、加熱や接触で相手に酸素を与える酸化剤がある。硝酸(第6類)と過マンガン酸カリウム(第1類)はどちらも強い酸化剤で、可燃物と混ざると酸素供給源として働く(選択肢3が正しい)。一酸化炭素は分子中に酸素を含むが、自身が燃える可燃物…
関連キーワード: 酸素供給源・酸化剤・硝酸・一酸化炭素
- 正解済みまだ正解していませんQ18上級
液体の引火点・発火点・沸点の関係として、一般的に正しいものはどれか。
正解: 3. 引火点 < 沸点 であり、かつ 引火点 < 発火点 である
解説: 引火点は、液面上の蒸気の濃度が燃焼下限界に達する最低の液温です。沸点では蒸気圧が大気圧と等しくなり、液面上はほぼ蒸気で満たされて燃焼下限界を必ず超えます。したがって引火点は沸点より必ず低くなります(引火点 < 沸点)。また発火点は点火源がなくても発火する温度で引火点より高いため、…
関連キーワード: 引火点・発火点・沸点・温度関係
- 正解済みまだ正解していませんQ19上級
次の物質のうち、純物質に当たるものはどれか。
正解: 5. ドライアイス
解説: 純物質は1種類の物質だけからなるもので、単体と化合物に分けられる。混合物は2種類以上の物質が混じり合ったもので、成分の割合によって融点や沸点が変わる。ドライアイスは二酸化炭素(CO2)を固体にしたもので、1種類の化合物からなる純物質である(5が正しい)。自動車用ガソリンは沸点の異…
関連キーワード: 純物質・混合物・化合物・合金
- 正解済みまだ正解していませんQ20上級
酸と塩基の定義や強弱に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 2. 水素イオンを他の物質に与える物質を塩基といい、受け取る物質を酸という
解説: ブレンステッドの定義では、水素イオン(H+)を他の物質に与える物質が酸、受け取る物質が塩基である。2は酸と塩基を逆にしており誤り(2が答え)。酢酸は電離度が小さい弱酸であり(1は正しい)、水酸化ナトリウムは水溶液中でほぼ完全に電離する強塩基である(4は正しい)。酸の水溶液を水で薄…
関連キーワード: 酸・塩基・電離度・pH・リトマス紙
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- 正解済みまだ正解していませんQ21初級
プロパン(C3H8)の完全燃焼の量的な関係に関する記述として、正しいものはどれか。ただし、原子量はH=1、C=12、O=16とする。
正解: 4. プロパン44gを完全燃焼させるのに必要な酸素の質量は、160gである
解説: プロパンの完全燃焼の反応式は C3H8+5O2→3CO2+4H2O で、係数の比が物質量の比を表す。プロパンの分子量は3×12+8×1=44なので44gは1molにあたり、必要な酸素は5molで、その質量は5×32=160gである(4が正しい)。生成するのは二酸化炭素3molと水…
関連キーワード: プロパン・完全燃焼・物質量・反応式・分子量
- 正解済みまだ正解していませんQ22中級
物質量(mol)に関する記述として、正しいものはどれか。ただし、原子量はH=1、C=12、O=16とし、気体は理想気体とみなす。
正解: 2. 0℃、1気圧のもとでは、水素1molと二酸化炭素1molの体積は等しい
解説: アボガドロの法則により、同じ温度・同じ圧力のもとでは、気体の種類にかかわらず1molの気体は同じ体積を占め、0℃、1気圧ではおよそ22.4Lになる。水素と二酸化炭素は分子1個の質量が大きく違うが、1molどうしの体積は等しい(2が正しい)。4は11.2Lとしており誤り。メタンの分…
関連キーワード: 物質量・アボガドロ定数・アボガドロの法則・分子量
- 正解済みまだ正解していませんQ23初級
金属のイオン化傾向に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. マグネシウムは、鉄よりもイオン化傾向が大きい
解説: イオン化傾向は、金属が水溶液中で電子を失って陽イオンになろうとする性質の強さで、主な金属を大きい順に並べると K>Ca>Na>Mg>Al>Zn>Fe>Ni>Sn>Pb>(H2)>Cu>Hg>Ag>Pt>Au となる。マグネシウムは鉄よりイオン化傾向が大きい(2が正しい)。鉄は亜鉛…
関連キーワード: イオン化傾向・マグネシウム・亜鉛・陽イオン
- 正解済みまだ正解していませんQ24中級
液体の飽和蒸気圧と沸騰に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 温度が一定なら、密閉容器内の液体の量を増やしても、飽和蒸気圧は変わらない
解説: 飽和蒸気圧は、密閉容器の中で液体と蒸気が共存してつり合っているときの蒸気の圧力で、物質の種類と温度だけで決まり、液体の量や容器の大きさには関係しない(4が正しい)。液面の上の空気をかき混ぜると蒸発は速く進むが、つり合ったときの飽和蒸気圧は温度で決まり、大きくはならない(3は誤り)…
関連キーワード: 飽和蒸気圧・沸点・外圧・密閉容器
- 正解済みまだ正解していませんQ25中級
一定量の気体が、27℃、1.0×10⁵Paのもとで15Lの体積を占めている。この気体を127℃、2.0×10⁵Paにしたときの体積として、正しいものはどれか。ただし、気体は理想気体とし、ボイル・シャルルの法則が成り立つものとする。
正解: 3. 10L
解説: ボイル・シャルルの法則では、一定量の気体について「圧力×体積÷絶対温度」が一定になる。温度は絶対温度に直して、27℃=300K、127℃=400Kとする。求める体積をVとすると、1.0×10⁵×15÷300=2.0×10⁵×V÷400 より、V=15×(1.0/2.0)×(400…
関連キーワード: 絶対温度・理想気体・圧力・体積
- 正解済みまだ正解していませんQ26中級
摩擦帯電と帯電列に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 帯電列で互いに離れた位置にある物質どうしほど、摩擦したときの帯電量は大きくなりやすい
解説: 帯電列は、2つの物質を摩擦したときにどちらが正に、どちらが負に帯電しやすいかの順に物質を並べたもので、正負の極性を表す。帯電列で離れた位置にある物質どうしほど、帯電量は大きくなりやすい(1が正しい、5は誤り)。摩擦帯電は接触面で電子が一方から他方へ移ることで起こり、陽子は移動しな…
関連キーワード: 摩擦帯電・帯電列・電荷・帯電量
- 正解済みまだ正解していませんQ27初級
接地(アース)とボンディングによる静電気対策に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 接地は導体には有効だが、プラスチックなどの不導体の帯電はほとんど除けない
解説: 接地は、導体を大地と導線でつないで電荷を大地へ逃がし、蓄積を防ぐ対策である。不導体は接地しても電荷がほとんど移動しないので効果がなく、導電性の材料に替えて接地する(1が正しい)。接地は発生した静電気がたまるのを防ぐもので、発生そのものを減らすものではない(2は誤り)。ボンディング…
関連キーワード: 接地・ボンディング・静電気・不導体・人体
- 正解済みまだ正解していませんQ28中級
化学反応の速さ(反応速度)と温度などの条件との関係に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 温度を上げると、発熱反応であっても吸熱反応であっても、反応速度は大きくなる
解説: 反応が起こるには、粒子が活性化エネルギー以上のエネルギーをもって衝突する必要がある。温度を上げると、このエネルギーを超える粒子の割合が増えるため、発熱反応か吸熱反応かにかかわらず反応速度は大きくなる(5が正しい)。温度を上げても粒子の数そのものは増えない(3は誤り)。活性化エネル…
関連キーワード: 反応速度・活性化エネルギー・発熱反応・吸熱反応
- 正解済みまだ正解していませんQ29中級
触媒のはたらきに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 触媒を加えて反応を速くしても、反応熱の大きさは変わらない
解説: 触媒は、活性化エネルギーの小さい別の反応の経路をつくることで反応速度を大きくし、反応の前後で触媒自身は変化しない。反応物と生成物のもつエネルギーは触媒の有無で変わらないので、反応熱の大きさは変わらない(2が正しい)。可逆反応では正反応と逆反応の両方を速めるので、平衡の位置は変わら…
関連キーワード: 触媒・活性化エネルギー・反応熱・平衡
- 正解済みまだ正解していませんQ30初級
中和反応とpHに関する記述として、正しいものはどれか。ただし、酸と塩基の水溶液の濃度はいずれも0.1mol/Lとする。
正解: 4. 硫酸10mLをちょうど中和するのに必要な水酸化ナトリウム水溶液の体積は、20mLである
解説: 中和では、酸の出す水素イオンの物質量と塩基の出す水酸化物イオンの物質量が等しくなる。硫酸は価数が2の酸なので、0.1mol/Lの硫酸10mLが出す水素イオンは0.1×0.010×2=0.002molであり、価数が1の塩基である水酸化ナトリウムの水溶液は20mL必要になる(4が正し…
関連キーワード: 中和・pH・水素イオン濃度・価数
- 正解済みまだ正解していませんQ31中級
反応熱の種類とその定義に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 溶解熱とは、物質1molが多量の溶媒に溶けるときに出入りする熱量をいう
解説: 反応熱は、反応する物質や生じる物質1molあたりの熱量で表す。溶解熱は、物質1molが多量の溶媒に溶けるときに出入りする熱量で、発熱の場合も吸熱の場合もある(3が正しい)。燃焼熱は物質1molが完全燃焼するときの熱量であり、1gあたりではない(1は誤り)。中和熱は酸と塩基の中和で…
関連キーワード: 反応熱・燃焼熱・中和熱・溶解熱・発熱反応
- 正解済みまだ正解していませんQ32中級
溶液と溶解度に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 気体の水への溶解度は、水の温度が高くなるほど小さくなる
解説: 気体の水への溶解度は、温度が高くなるほど小さくなる。温めた炭酸水から二酸化炭素の泡が出やすくなるのはこのためである(3が正しい)。固体の溶解度は、溶媒(水)100gに溶ける溶質の最大の質量(g)で表し、溶液100gあたりではない(1は誤り)。一定の温度で一定量の水に溶ける気体の質…
関連キーワード: 溶解度・ヘンリーの法則・再結晶・非電解質
- 正解済みまだ正解していませんQ33初級
物質の比熱と熱容量に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 同じ質量の水と鉄の温度をそれぞれ1K上げるには、水のほうが鉄の約9倍の熱量を要する
解説: 比熱は物質1gの温度を1K上げるのに要する熱量(単位J/(g・K))で、熱容量は物体全体の温度を1K上げるのに要する熱量(単位J/K)である。水は約4.2 J/(g・K)、鉄は約0.45 J/(g・K)なので、同じ質量の温度を1K上げる熱量は水が鉄の約9倍になる(2が正しい)。熱…
関連キーワード: 比熱・熱容量・熱量・温度変化
- 正解済みまだ正解していませんQ34上級
不完全燃焼と、それによって生じる一酸化炭素に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 炭素1molを一酸化炭素にする酸素は、二酸化炭素にするときの半分の0.5molである
解説: 不完全燃焼は酸素(空気)が足りないときに起こり、炭素の一部が一酸化炭素や煤として残る。炭素が二酸化炭素になる反応はC+O₂→CO₂で炭素1molに酸素1molを要するが、一酸化炭素になる反応は2C+O₂→2COで、炭素1molに要する酸素は0.5molと半分である(1が正しい)。…
関連キーワード: 不完全燃焼・一酸化炭素・理論空気量・煤
- 正解済みまだ正解していませんQ35中級
可燃性の混合気の最小着火エネルギーに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 最小着火エネルギーは、混合気の圧力が高くなるほど小さくなる
解説: 最小着火エネルギーは、混合気に着火させるのに必要な放電のエネルギーの最小値で、静電気の火花が着火源になるかの目安になる。温度や圧力に左右され、圧力が高いほど小さくなり(1が正しい)、温度が高いほど小さくなる(5は誤り)。濃度との関係はU字形の曲線で、最も小さくなるのは化学量論組成…
関連キーワード: 最小着火エネルギー・静電気・燃焼範囲・粉じん
- 正解済みまだ正解していませんQ36上級
メタン(CH4)16グラムを完全燃焼させるのに必要な酸素の質量として、正しいものはどれか。ただし原子量はC=12、H=1、O=16とする。
正解: 3. 64グラム
解説: メタンの完全燃焼反応式は「CH4 + 2O2 → CO2 + 2H2O」です。CH4の分子量は12+4×1=16 g/molなので、16グラムのCH4は1モルです。反応式より、CH4 1モルの燃焼に O2 2モルが必要です。O2の分子量は2×16=32 g/molなので、必要な酸…
関連キーワード: 燃焼反応式・モル計算・酸素の量・量論計算・メタン燃焼
- 正解済みまだ正解していませんQ37上級
普通火災・油火災・電気火災のいずれにも適応する粉末消火剤(ABC粉末)の主成分として、正しいものはどれか。
正解: 1. りん酸塩類
解説: 危険物の規制に関する政令別表第五は、消火粉末を「りん酸塩類等を使用するもの」「炭酸水素塩類等を使用するもの」「その他のもの」に分けている。建築物その他の工作物(普通火災)、電気設備、第4類の危険物のすべてに適応の印があるのは、りん酸塩類等を使用するものだけで、ABC粉末はりん酸ア…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令 別表第五
関連キーワード: 粉末消火剤・ABC粉末・主成分・普通火災・電気火災
- 正解済みまだ正解していませんQ38中級
気体の状態方程式PV=nRTを用いて、1.0molの気体を227℃、1.0×10⁵Paに保ったときの体積を求めた。最も近いものはどれか。ただし、気体は理想気体とし、気体定数Rは8.3Pa・m³/(mol・K)とする。
正解: 1. 約42L
解説: 気体の状態方程式のTには絶対温度を用いるので、T=227+273=500Kである。V=nRT÷P=1.0×8.3×500÷(1.0×10⁵)=0.0415m³で、1m³=1000Lより約41.5L、すなわち約42Lとなる(1が正しい)。2は体積の単位をm³からLに直すとき100倍…
関連キーワード: 気体の状態方程式・絶対温度・気体定数・理想気体
- 正解済みまだ正解していませんQ39上級
可燃性ガスや可燃性の蒸気と空気の混合気の爆発のうち、爆轟(爆ごう)に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 爆轟は、球形の容器の中より、細長い管の中のほうが起こりやすい
解説: 爆轟は、燃焼の波面が音速を超える速さで進み、衝撃波を伴う爆発である(労働安全衛生総合研究所のメールマガジンのコラム「爆発の中の爆発」)。石油エネルギー技術センターの安全の解説では、爆轟の伝わる速さ(爆速)は毎秒1,000〜3,500m程度とされ(4は誤り)、爆轟を起こしうる組成は…
関連キーワード: 爆轟・爆燃・衝撃波・燃焼範囲・音速
- 正解済みまだ正解していませんQ40上級
二酸化炭素消火剤に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 液化した状態で容器に充てんされ、放射されて気化するときに周囲の熱を奪う
解説: 二酸化炭素消火剤は、容器に液化した状態で充てんされ、放射されて気化するときに周囲の熱を奪う(1が正しい)。ただし、この冷却作用は補助的なもので、主な消火作用は空気中の酸素の濃度を下げる窒息作用である(2は誤り)。負触媒作用はハロゲン化物や粉末の主な作用である(3は誤り)。危険物の…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令 別表第五
関連キーワード: 二酸化炭素消火剤・窒息作用・冷却作用・普通火災・電気設備
- 正解済みまだ正解していませんQ41初級
静電気の帯電とその防止に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 帯電防止剤を塗ると、物体の表面の電気抵抗が下がり、電荷が漏れやすくなる
解説: 帯電防止剤は、電気を通しにくい物体の導電性を高める添加剤で、表面の電気抵抗を下げて電荷を漏れやすくする(4が正しい)。吸湿性のある物体では、表面に吸着した水分も表面抵抗を下げて電荷の緩和を促すので、帯電を増やすのではない(5は誤り)。除電器は空気を電離させ、帯電物体と逆の符号のイ…
関連キーワード: 静電気・帯電防止剤・除電器・電気抵抗
- 正解済みまだ正解していませんQ42初級
燃焼の3要素と消火の方法に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 燃えている物から最初の点火源を取り去っても、燃焼で生じる熱が次の点火源となるので燃焼は続く
解説: 燃焼には可燃物、酸素供給源、点火源(熱源)の3要素が要る。燃焼が始まると燃焼熱が周りの可燃物を加熱して点火源の役目を果たすので、最初の点火源を取り去っても燃焼は続く。熱の要素を断つには冷却消火で温度を下げる(3が正しい)。水1gを20℃から100℃にする熱は約340Jだが、100…
関連キーワード: 燃焼の3要素・点火源・冷却消火・窒息作用・負触媒作用
- 正解済みまだ正解していませんQ43初級
液体の比重に関する記述として、正しいものはどれか。ただし、液体どうしを混ぜても体積の合計は変わらないものとする。
正解: 3. 液体の比重は、同じ体積の4℃の水の質量との比で表し、単位をもたない
解説: 液体の比重は、その液体の質量と、同じ体積の4℃の水の質量との比で、同じ単位の量どうしの比なので単位をもたない(3が正しい)。液体は温度が上がると膨張して体積が増えるので、比重は一般に小さくなる(1は誤り)。ガソリンの蒸気比重(空気を1とした値)は3〜4で、漏れた蒸気は低い所にたま…
関連キーワード: 比重・液体の比重・蒸気比重・ガソリン
- 正解済みまだ正解していませんQ44中級
温度を一定に保ったまま、150kPaで6.0Lの気体を2.0Lまで圧縮した。圧縮した後の気体の圧力として、正しいものはどれか。ただし、気体は理想気体とし、ボイルの法則に従うものとする。
正解: 3. 450kPa
解説: ボイルの法則では、温度が一定のとき一定量の気体の圧力と体積の積は一定(P₁V₁=P₂V₂)である。150kPa×6.0L=P₂×2.0Lより、P₂=450kPaとなる(3が正しい)。体積が3分の1になったので、圧力は3倍になる。1は圧力が体積に比例するとして計算した値(150×2…
関連キーワード: ボイルの法則・圧力・体積・理想気体
- 正解済みまだ正解していませんQ45中級
燃焼下限界(燃焼範囲の下限値)に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. メタン、プロパン、ブタンのうち、燃焼下限界(vol%)の値が最も大きいのはメタンである
解説: 燃焼下限界は、点火源を与えたときに燃焼する可燃性蒸気の最も低い濃度で、空気との混合気に占める蒸気の体積の割合(vol%)で表す(3・5は誤り)。メタンは約5.0vol%、プロパンは約2.1vol%、ブタンは約1.6vol%で、最も大きいのはメタンである(1が正しい)。燃焼下限界が…
関連キーワード: 燃焼下限界・燃焼範囲・メタン・ガソリン
- 正解済みまだ正解していませんQ46中級
物質の混合による発火(混合危険)に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 第4類危険物(引火性液体)に酸化性固体(第1類)を混合すると、反応熱により発火する危険性がある
解説: 混合危険(混触危険)とは、2種類の物質を混合した際に発熱・発火・爆発等の危険な反応が起こる現象です。第4類危険物(引火性液体)に第1類危険物(酸化性固体)を混合すると、酸化剤と可燃物が接触して反応熱を生じ、発火・爆発する危険性があります(選択肢1が正しい)。ナトリウムは灯油中に保…
関連キーワード: 混合危険・混触危険・第1類と第4類・酸化性固体・発火
- 正解済みまだ正解していませんQ47中級
金属の腐食(さび)に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 異なる種類の金属が電解質溶液中で接触すると、イオン化傾向の大きい方の金属が腐食されやすい(電気化学的腐食)
解説: 異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)は、異なる金属が電解質(水分・土壌等)中で接触した際に、イオン化傾向の大きい方の金属が陽極(アノード)となって溶け出す(腐食する)現象です(選択肢1が正しい)。鉄(Fe)と銅(Cu)が接触した場合、イオン化傾向が大きい鉄が腐食されます(銅のほう…
関連キーワード: 金属腐食・異種金属接触腐食・イオン化傾向・電気化学的腐食
- 正解済みまだ正解していませんQ48上級
自然発火が起こる条件に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 干し草は、よく乾燥しているときより、湿り気が多いときのほうが自然発火を起こしやすい
解説: 自然発火は、物質が空気中で酸化や発酵などにより発熱し、その熱が蓄積して温度が上がり、発火点に達して燃え出す現象である(5は誤り)。発熱の速さが放熱の速さを上回ると熱がたまって温度が上がり続ける(1は誤り)。熱は表面から逃げるので、積み上げた物の温度は内部のほうが高くなりやすく(4…
関連キーワード: 自然発火・発火点・干し草・発酵
- 正解済みまだ正解していませんQ49上級
エタノール(C2H5OH)30グラムが完全燃焼するとき生成する水(H2O)の質量として最も近いものはどれか。ただし原子量はH=1、C=12、O=16とする。
正解: 1. 36グラム
解説: エタノールの完全燃焼反応式は「C2H5OH + 3O2 → 2CO2 + 3H2O」です。エタノールのモル質量は2×12+6×1+16=46 g/molなので、30gは30÷46≒0.652モルです。反応式よりエタノール1モルから水3モルが生成されるので、生成される水は0.652…
関連キーワード: エタノール完全燃焼・モル計算・生成物の質量・量論計算
- 正解済みまだ正解していませんQ50上級
酸化数の変化に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 単体の原子の酸化数はすべて0である
解説: 酸化数は元素の酸化の程度を表す数値です。単体(Fe・O2・H2等)の原子の酸化数はすべて0です(選択肢5が正しい)。酸化とは酸化数が増加することであり、還元とは酸化数が減少することです(選択肢1は逆で誤り)。化合物中の酸素原子の酸化数は通常-2です(過酸化物等では例外あり)(選択…
関連キーワード: 酸化数・酸化と還元・単体の酸化数0・酸素の酸化数
- 正解済みまだ正解していませんQ51中級
エチレン(C₂H₄)を理想気体とみなすとき、0℃、1気圧における気体の密度として最も近いものはどれか。ただし、原子量はH=1、C=12とし、0℃、1気圧で気体1molが占める体積は22.4Lとする。
正解: 5. 約1.3g/L
解説: エチレンC₂H₄の分子量は12×2+1×4=28で、1molは28gである。0℃、1気圧で1molは22.4Lを占めるので、密度は28÷22.4=1.25g/Lで、約1.3g/Lとなる(5が正しい)。1は分子量を空気の平均分子量約29で割った値で、空気を1としたときの蒸気比重(約…
関連キーワード: 気体の密度・分子量・蒸気比重・理想気体
- 正解済みまだ正解していませんQ52初級
熱の移動(伝導・対流・放射)を抑えたり利用したりするしくみに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 屋外タンクの外面を白や銀色に塗ると、日光の放射熱を吸収しにくく液温が上がりにくい
解説: 放射は電磁波による熱の移動で、白や銀色の面は日光の放射を反射しやすく、黒い面は吸収しやすい。屋外タンクの外面を白や銀色にすると放射熱を吸収しにくくなり、液温の上昇を抑えられるので4が正しい。魔法びんの真空層は、物質がないため伝導と対流による熱の移動を防ぐもので、放射を防ぐのは鏡の…
関連キーワード: 伝導・対流・放射・真空
- 正解済みまだ正解していませんQ53中級
可燃物の燃えやすさを左右する条件に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 熱伝導率(熱の伝わりやすさ)が大きい物質ほど、燃えやすい
解説: 熱伝導率の大きい物質は、加えられた熱が周囲へすばやく逃げるため、熱を受けた部分の温度が上がりにくく、燃えにくい。燃えやすいのは熱伝導率の小さい物質であり、3が誤り。金属が塊では燃えにくく、粉にすると燃えやすくなるのも、表面積が大きくなり熱が逃げにくくなるためである。含水率が小さい…
関連キーワード: 燃えやすさ・熱伝導率・燃焼熱・表面積・含水率
- 正解済みまだ正解していませんQ54初級
物質が気体から液体、液体から固体などへ変わるときの熱の出入りと体積に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 加熱して溶かした硫黄が冷えて固体に戻るときは、周囲へ熱を放出する
解説: 気体→液体(凝縮)、液体→固体(凝固)、気体→固体の変化では、粒子どうしが結びつくときに熱を周囲へ放出する。溶かした硫黄が固まるのは凝固なので熱を放出し、4が正しい。水蒸気が凝縮するときは熱を放出する(1は誤り)。二酸化炭素の気体が直接固体(ドライアイス)になるときも熱を放出する…
関連キーワード: 凝縮・凝固・体積・硫黄
- 正解済みまだ正解していませんQ55初級
潜熱と顕熱に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 水の1gあたりの蒸発熱は、水の融解熱よりも大きい
解説: 潜熱は融解や蒸発などの状態変化に使われる熱で、出入りしている間は物質の温度が変わらない。顕熱は状態を変えずに温度を変化させる熱である。水の蒸発熱は1gあたり約2,260 J、融解熱は約334 Jで、蒸発熱のほうが大きいので3が正しい。0℃の氷が0℃の水になる間の熱は状態変化に使わ…
関連キーワード: 潜熱・顕熱・蒸発熱・融解熱
- 正解済みまだ正解していませんQ56初級
ある導体に100Vの電圧を加えたところ、2Aの電流が流れた。この導体の電気抵抗として、正しいものはどれか。
正解: 4. 50Ω
解説: オームの法則は「電圧V=電流I×抵抗R」で表されます。この式を変形すると「抵抗R=電圧V÷電流I」となるため、R=100V÷2A=50Ωです(選択肢4が正しい)。選択肢2の0.02Ωは電流÷電圧(2÷100)と逆に計算した誤りです。選択肢1の200Ωは電圧×電流(100×2)と掛…
関連キーワード: オームの法則・電圧・電流・電気抵抗・V=IR
- 正解済みまだ正解していませんQ57中級
水500グラムの温度を20℃から100℃まで上昇させるのに必要な熱量として、正しいものはどれか。ただし水の比熱は4.2 J/(g・K)とし、熱の損失はないものとする。
正解: 5. 168 kJ
解説: 物質の温度を上昇させるのに必要な熱量Qは「Q=質量m×比熱c×温度差ΔT」で計算できます。温度差はΔT=100℃−20℃=80K(温度差は℃でもKでも同じ値)です。したがってQ=500g×4.2 J/(g・K)×80K=168,000 J=168 kJとなります(選択肢5が正しい…
関連キーワード: 熱量計算・比熱・Q=mcΔT・温度上昇・水の比熱
- 正解済みまだ正解していませんQ58中級
同素体の組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 2. 酸素とオゾン
解説: 同素体とは、同じ1種類の元素からできている単体でありながら、原子の結びつき方が異なるために性質が異なる物質どうしのことです。酸素(O2)とオゾン(O3)はどちらも酸素元素のみからなる単体で、性質が異なるため同素体です(選択肢2が正しい)。ほかに黒鉛とダイヤモンド(炭素)、黄リンと…
関連キーワード: 同素体・酸素とオゾン・単体・同位体との違い
- 正解済みまだ正解していませんQ59中級
常温付近における物質の熱伝導率の大小に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 氷は、水よりも熱伝導率が大きい
解説: 熱伝導率は物質の中での熱の伝わりやすさを表す値で、一般に固体が大きく、液体、気体の順に小さくなる。値(W/(m・K))は、銅が約400、アルミニウムが約240、鉄が約80、0℃付近の氷が約2.2、ガラスが約1、水が約0.6、木材が約0.1〜0.2、空気が約0.026である。氷は同…
関連キーワード: 熱伝導率・銅・空気・氷
- 正解済みまだ正解していませんQ60中級
可燃性ガスの燃焼と、酸素(空気)の供給のされ方に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. ろうそくの炎では、芯に近い炎の内側の部分よりも、炎の外側の部分のほうが温度が高い
解説: 気体の燃焼は、酸素の供給のされ方によって二つに分けられる。可燃性ガスが周囲の空気と混ざりながら燃えるのが拡散燃焼で、ろうそくの炎もこれに当たる。拡散燃焼の炎では酸素が外側から供給されるので、外側の部分が最も温度が高く、芯に近い内側は酸素が足りず温度が低い(2が正しい)。空気と混ざ…
関連キーワード: 予混合燃焼・拡散燃焼・可燃性ガス・ろうそく
- 正解済みまだ正解していませんQ61中級
物質をつくる原子どうしの化学結合の種類に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. アンモニア分子の窒素原子と水素原子は、共有結合で結びついている
解説: 化学結合には、非金属元素の原子どうしが電子を共有する共有結合、金属元素と非金属元素の間で電子の授受により生じた陽イオンと陰イオンが引き合うイオン結合、金属原子どうしが自由電子を共有する金属結合がある。アンモニア(NH3)の窒素と水素はいずれも非金属元素で、共有結合で結びついている…
関連キーワード: 化学結合・共有結合・イオン結合・金属結合
- 正解済みまだ正解していませんQ62上級
ガソリン1,000リットルの温度が10℃から30℃に上昇したとき、体積の増加量として正しいものはどれか。ただしガソリンの体膨張率は1.35×10⁻³ K⁻¹とし、容器の膨張は考えないものとする。
正解: 5. 27リットル
解説: 液体の熱膨張による体積の増加量は「増加量=元の体積×体膨張率×温度差」で計算できます。温度差は30℃−10℃=20Kなので、増加量=1,000L×1.35×10⁻³×20=27リットルとなります(選択肢5が正しい)。選択肢3の2.7リットルは温度差を2Kと誤った値、選択肢4の13…
関連キーワード: 体膨張率・熱膨張・体積増加量・ガソリン・空間容積
- 正解済みまだ正解していませんQ63上級
静電容量200ピコファラド(200×10⁻¹² F)の物体が10,000ボルト(10 kV)に帯電しているとき、この物体に蓄えられている静電気エネルギーとして正しいものはどれか。ただし静電気エネルギーEは E=(1/2)CV²(C:静電容量、V:電圧)で求められるものとする。
正解: 3. 0.01 J
解説: 静電気エネルギーの公式 E=(1/2)CV² に数値を代入して計算します。C=200×10⁻¹² F、V=10,000 V=10⁴ Vなので、V²=(10⁴)²=10⁸となります。E=(1/2)×200×10⁻¹²×10⁸=(1/2)×200×10⁻⁴=(1/2)×0.02=0.…
関連キーワード: 静電気エネルギー・E=1/2CV²・静電容量・帯電・最小着火エネルギー
- 正解済みまだ正解していませんQ64中級
灯油2,000リットルの温度が15℃から35℃に上昇したとき、体積の増加量として正しいものはどれか。ただし灯油の体膨張率は1.0×10⁻³ K⁻¹(0.001/℃)とし、タンクの膨張は考えないものとする。
正解: 5. 約40リットル
解説: 液体の体積増加量は「元の体積 × 体膨張率 × 温度差」で求めます。温度差は35-15=20Kなので、増加量=2,000×0.001×20=40リットルです(選択肢5が正しい)。よくある誤りは、温度差を上昇後の35Kと取り違える(→70リットル・選択肢2)、温度差を40Kとする(…
関連キーワード: 体膨張・計算問題・空間容積
- 正解済みまだ正解していませんQ65中級
ベンゼン(分子量78)の蒸気比重(空気を1とした場合)として、最も近い値はどれか。ただし空気の平均分子量は29とする。
正解: 2. 約2.7
解説: 蒸気比重は「その物質の分子量 ÷ 空気の平均分子量」で求められます。ベンゼンは78÷29≒2.69で、約2.7です。分子量が29より大きい物質の蒸気はすべて空気より重くなり、第4類危険物の蒸気が低所に滞留するのはこのためです。逆に空気÷物質と分数を逆にすると0.37(選択肢4)と…
関連キーワード: 蒸気比重・計算問題・分子量
- 正解済みまだ正解していませんQ66上級
燃焼範囲が1.4〜7.6vol%の可燃性液体がある。空気100リットルにこの液体の蒸気3リットルを混合したとき、この混合気についての説明として正しいものはどれか。
正解: 1. 蒸気濃度は約2.9vol%で燃焼範囲内にあり、点火源があれば引火する
解説: 蒸気濃度(vol%)は「蒸気の体積 ÷ 混合気全体の体積 × 100」で求めます。混合気全体は空気100+蒸気3=103リットルなので、濃度は3÷103×100≒2.9vol%です。これは燃焼範囲1.4〜7.6vol%の範囲内にあるため、点火源があれば引火します。よくある誤りは、…
関連キーワード: 燃焼範囲・計算問題・蒸気濃度
- 正解済みまだ正解していませんQ67中級
質量2kgの液体の温度を10℃から30℃まで上昇させるのに必要な熱量として、正しいものはどれか。ただしこの液体の比熱は2.0J/(g・℃)とする。
正解: 1. 80kJ
解説: 熱量の公式は Q=mcΔt(質量×比熱×温度差)です。質量はグラムに直して2,000g、温度差は30-10=20℃なので、Q=2,000×2.0×20=80,000J=80kJです。単位の取り扱いが最大の落とし穴で、比熱がJ/(g・℃)で与えられているのに質量をkgのまま代入する…
関連キーワード: 熱量・計算問題・比熱
- 正解済みまだ正解していませんQ68中級
水500gに42,000Jの熱量を加えたとき、水の温度は約何℃上昇するか。ただし水の比熱は4.2J/(g・℃)とする。
正解: 4. 約20℃
解説: 熱量の公式 Q=mcΔt を温度差について解くと、Δt=Q÷(m×c) となります。Δt=42,000÷(500×4.2)=42,000÷2,100=20℃です。熱量を求める順方向の計算だけでなく、この問題のように温度上昇を逆算させる形でも出題されます。公式を「Q=」の形で丸暗記…
関連キーワード: 熱量・計算問題・温度上昇の逆算
- 正解済みまだ正解していませんQ69初級
エタノール40gを水60gに溶かした水溶液の質量パーセント濃度として、正しいものはどれか。
正解: 5. 40wt%
解説: 質量パーセント濃度は「溶質の質量 ÷ 溶液全体の質量 × 100」で求めます。溶液全体はエタノール40g+水60g=100gなので、濃度は40÷100×100=40wt%です(選択肢5が正しい)。分母を溶媒(水60g)にすると約67wt%(選択肢3)という誤答になります。「分母は…
関連キーワード: 質量パーセント濃度・計算問題・溶液
- 正解済みまだ正解していませんQ70上級
内容積1,050リットルのタンクに液体危険物1,000リットルが入っている。この液体の温度が何℃上昇すると、膨張した液体がタンクの内容積いっぱいに達するか。ただし体膨張率は1.0×10⁻³ K⁻¹(0.001/℃)とし、タンクの膨張と液体の蒸発は考えないものとする。
正解: 5. 約50℃
解説: タンクの余裕(空間容積)は1,050-1,000=50リットルです。液体の膨張量が50リットルに達する温度差を求めると、膨張量=1,000×0.001×Δt=Δt(リットル)なので、Δt=50℃です。この問題は体膨張の公式を「温度差について逆算」させる応用形で、タンクや容器に空間…
関連キーワード: 体膨張・計算問題・空間容積の逆算
- 正解済みまだ正解していませんQ71初級
比重0.70のガソリン1,000リットルの質量として、正しいものはどれか。
正解: 2. 700kg
解説: 比重0.70の液体は1リットルあたり0.70kgの質量を持ちます(水1リットル=1kgが基準)。したがって1,000リットルでは0.70×1,000=700kgです。「ガソリン1,000リットル=1トン」と思い込むのが典型的な誤りで、第4類危険物の多くは水より軽いため、体積の数字…
関連キーワード: 比重・計算問題・質量換算
- 正解済みまだ正解していませんQ72中級
炭素12gが完全燃焼するとき、必要な酸素の質量として正しいものはどれか。ただし原子量はC=12、O=16とし、反応は C+O₂→CO₂ とする。
正解: 3. 32g
解説: 化学反応式 C+O₂→CO₂ より、炭素1molと酸素1molが過不足なく反応します。炭素12gは12÷12=1molなので、必要な酸素も1mol=16×2=32gです。このとき生成する二酸化炭素は12+32=44g(1mol)で、質量保存の法則が成り立っていることも確認できます…
関連キーワード: 完全燃焼・計算問題・mol計算
増やしてほしいと送りました
送った後に 問増えました
この科目は 72 問。足りないと感じたら
この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスでは危険物取扱者 乙種第2類の問題を3カテゴリに分けています。基礎的な物理学及び基礎的な化学にはオリジナル予想問題を72問収録し、サイト内の危険物取扱者 乙種第2類全174問の約41%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには計算問題・燃焼範囲・静電気・分子量などがあります。本試験の情報は合格率66.0%(令和7年度)・試験時間2時間・受験料5,300円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。72問のうち3問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、危険物に関する法令・危険物の性質と消火などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
基礎的な物理学及び基礎的な化学の出題傾向 — 収録全72問の分析
ぴよパスに収録している危険物取扱者 乙種第2類「基礎的な物理学及び基礎的な化学」のオリジナル練習問題 全72問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級21問・中級34問・上級17問の全72問構成です。うち3問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 計算問題9問
- 燃焼範囲6問
- 静電気4問
- 分子量4問
- 理想気体4問
つまずきやすいポイント (解説からの抜粋)
44gを選ぶのは生成物のCO₂と混同した誤りです。
Q72 炭素12gが完全燃焼するとき、必要な酸素の質量として正しいものはどれか。ただし原子量はC=… で確認する
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危険物の性質と消火54 問学習に使える参考書 3 冊 PR
編集部の評価 (解説・演習・法令) と対象読者を並べました。
横にスクロールして 3 冊を比較できます
![]() #1 乙種第1・2・3・5・6類 危険物取扱者試験 令和8年版 | ![]() #2 この1冊で合格! 教育系YouTuberけみの乙種第1・2・3・5・6類 危険物取扱者 テキスト&問題集 | ![]() #3 らくらく突破 乙種第1・2・3・5・6類 危険物取扱者 合格テキスト+問題集 改訂新版 | |
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第2類は『可燃性固体』(硫黄・鉄粉・金属粉・マグネシウムなど、比較的低温で着火・燃焼しやすい固体)。乙4以外の第1・2・3・5・6類は試験範囲が重なるため、本書のように5類をまとめて1冊で対策するのが定番。公論出版シリーズは過去問演習に強く、令和8年版で最新法令に対応。乙種他類のテキスト・問題集では★4.7と最高評価。
- YouTube動画連動・レビュー最多(95件)の入門書この1冊で合格! 教育系YouTuberけみの乙種第1・2・3・5・6類 危険物取扱者 テキスト&問題集
けみ・KADOKAWA
教育系YouTuber『けみ』監修の1冊。乙種第1・2・3・5・6類を1冊でカバーし、YouTube動画と連動して初学者にもわかりやすい。レビュー95件と乙種他類本で最多の支持を集める。第2類(可燃性固体)の性質も図とゴロで覚えやすく、活字が苦手な人や動画で効率的に進めたい人に向く。
- 図解中心・要点整理のテキスト&問題集らくらく突破 乙種第1・2・3・5・6類 危険物取扱者 合格テキスト+問題集 改訂新版
飯島 晃良・技術評論社
技術評論社『らくらく突破』シリーズの乙種第1・2・3・5・6類版。テキストと問題集が一体で、図解中心に要点を整理。改訂新版で最新傾向に対応する。第2類を含む各類の性質を、表で横断比較しながら覚えられる構成が強み。★4.0(54件)。1 冊目(過去問)・2 冊目(動画)と組み合わせる3冊目に向く。
書籍情報の確認日: (3 冊とも)
書籍情報の確認日は、Amazon評価の時点を示すものではありません。最新の評価・版・対応年度・価格は商品ページでご確認ください。
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基礎的な物理学及び基礎的な化学 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 危険物取扱者 乙種第2類の基礎的な物理学及び基礎的な化学は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは危険物取扱者 乙種第2類の基礎的な物理学及び基礎的な化学に全72問のオリジナル練習問題を用意しています。危険物取扱者 乙種第2類の収録全174問のうち約41%です。回答後に解説を確認できます。初級・中級・上級のバッジは問題の難易度の目安で、解いた人の習熟度を示すものではありません。
- 基礎的な物理学及び基礎的な化学はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスでは危険物取扱者 乙種第2類の問題を3カテゴリ(基礎的な物理学及び基礎的な化学 / 危険物に関する法令・危険物の性質と消火)に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- 基礎的な物理学及び基礎的な化学の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 基礎的な物理学及び基礎的な化学は、ぴよパスで危険物取扱者 乙種第2類の問題を分けている3カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している基礎的な物理学及び基礎的な化学の問題数は72問 / 全174問で、収録全体の約41%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、基礎的な物理学及び基礎的な化学を全35問中10問(約29%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 基礎的な物理学及び基礎的な化学で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 危険物取扱者 乙種第2類の合格基準は「各科目60%以上」です。科目別の条件は「各科目60%以上(足切り)」です。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。基礎的な物理学及び基礎的な化学の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。


