危険物に関する法令
全48問
この科目の学習ポイントを読む
危険物に関する法令は危険物取扱者 乙種第2類を構成する2科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全48問 (試験全体の約47%相当) を収録しています。本試験は合格率約67.0%・試験時間2時間・受験料5,300円の試験で、危険物に関する法令は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは第2類危険物・引火性固体・鉄粉・市町村長等などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると危険物取扱者 乙種第2類受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
48問のうち47問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (危険物の性質と消火) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1初級危険物の定義・消防法第2条第7項・別表第一
消防法における「危険物」の定義に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法上の危険物は、同法別表第一の品名欄に掲げる物品のうち、定められた区分に応じ性質欄に掲げる性状を有するものと法律上定義される。経済産業大臣や労働基準監督署長、市町村長が個別に危険性を認定・指定する仕組みではなく、あらかじめ法律の別表で品名と性状が定められた法定の分類である点が…
根拠法令: 消防法第2条第7項
- Q2初級第2類危険物・可燃性固体・類別と性質
消防法別表第一における第2類の危険物に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法別表第一により、第2類の危険物の性質欄には可燃性固体と定められている。可燃性固体とは固体で、火炎により着火しやすい物品や比較的低温で引火しやすい物品をいう。自己反応性物質は第5類、酸化性固体は第1類、自然発火性物質及び禁水性物質は第3類、酸化性液体は第6類の性質であり、いず…
根拠法令: 消防法別表第一
- Q3初級指定数量・硫化りん・赤りん
第2類の危険物の指定数量に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の規制に関する政令別表第三により、第2類に属する硫化りん、赤りん及び硫黄の指定数量はいずれも100キログラムと定められている。500キログラムは鉄粉や第二種可燃性固体、1,000キログラムは引火性固体の指定数量であり、硫化りん・赤りん・硫黄の数値ではない。指定数量は品目ごと…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令別表第三
- Q4初級指定数量・鉄粉・引火性固体
第2類の危険物のうち、鉄粉及び引火性固体の指定数量の組み合わせとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の規制に関する政令別表第三により、鉄粉の指定数量は500キログラム、引火性固体の指定数量は1,000キログラムと定められている。鉄粉は可燃性固体の中でも中位の数量区分、引火性固体は第2類の中で最も大きい指定数量が設定された品目である。100キログラムは硫化りん・赤りん・硫黄…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令別表第三
- Q5初級引火性固体・別表第一備考・引火点
消防法別表第一の備考における「引火性固体」の定義に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法別表第一の備考により、引火性固体とは固形アルコールその他1気圧において引火点が40度未満のものをいうと定められている。引火点は物質が引火するのに十分な濃度の可燃性蒸気を発生する最低温度であり、発火点や沸点とは異なる概念である。引火点の基準値を70度や100度とする記述、発火…
根拠法令: 消防法別表第一
- Q6中級指定数量の倍数・倍数計算・複数品名
同一の場所で性質の異なる複数の危険物を貯蔵する場合における、指定数量の倍数の算出方法として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 指定数量の倍数を求める際、性質の異なる複数の危険物を同一の場所で貯蔵する場合は、品名ごとに貯蔵量を指定数量で割った値をそれぞれ算出し、それらの値をすべて合計して求める。全品名の貯蔵量を合計してから特定の品名の指定数量だけで割る方法や、貯蔵量が最も多い品名の倍数だけを代表として用い…
根拠法令: 消防法第10条第2項
- Q7中級指定数量の倍数・硫化りん・鉄粉
同一の場所で硫化りん300キログラムと鉄粉1,000キログラムを貯蔵する場合、指定数量の倍数の合計として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 硫化りんの指定数量は100キログラム、鉄粉の指定数量は500キログラムである。硫化りん300キログラム÷100キログラム=3、鉄粉1,000キログラム÷500キログラム=2となり、指定数量の倍数は品名ごとに算出した値を合計するため、3+2=5.0倍となる。貯蔵量の合計を一方の品名…
根拠法令: 消防法第10条第2項
- Q8中級仮貯蔵仮取扱・消防法第10条第1項・指定数量以上の危険物
消防法第10条第1項ただし書に定める仮貯蔵・仮取扱いに関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第10条第1項ただし書により、所轄消防長又は消防署長の承認を受けた場合に限り、10日以内の期間、指定数量以上の危険物を製造所等以外の場所で仮に貯蔵し又は取り扱うことが認められている。90日や30日を超えて認める記述、消防庁長官の承認により期間の制限なく認める記述、承認を受け…
根拠法令: 消防法第10条第1項ただし書
- Q9中級第2類危険物・黄りん・第3類危険物
消防法別表第一に定める危険物の類別に関する記述として、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法別表第一により、硫化りん、赤りん、鉄粉、マグネシウムはいずれも第2類(可燃性固体)に区分される品名である。一方、黄りんは自然発火性の性質を有することから、第2類ではなく第3類(自然発火性物質及び禁水性物質)に区分される。名称が赤りんと類似しているため混同しやすいが、類別上は…
根拠法令: 消防法別表第一
- Q10中級指定数量の倍数・硫黄・ガソリン
同一の場所で硫黄200キログラムとガソリン100リットルを貯蔵する場合、指定数量の倍数の合計として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 硫黄の指定数量は100キログラム、ガソリンの指定数量は200リットルである。硫黄200キログラム÷100キログラム=2、ガソリン100リットル÷200リットル=0.5となり、指定数量の倍数は品名ごとに算出した値を合計するため、2+0.5=2.5倍となる。類別が異なる危険物であって…
根拠法令: 消防法第10条第2項
- Q11上級指定数量の倍数・硫化りん・鉄粉
同一の場所で硫化りん250キログラム、鉄粉750キログラム及び引火性固体2,000キログラムを貯蔵する場合、指定数量の倍数の合計として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 硫化りんの指定数量は100キログラム、鉄粉の指定数量は500キログラム、引火性固体の指定数量は1,000キログラムである。硫化りん250キログラム÷100キログラム=2.5、鉄粉750キログラム÷500キログラム=1.5、引火性固体2,000キログラム÷1,000キログラム=2.…
根拠法令: 消防法第10条第2項
- Q12上級仮貯蔵仮取扱・消防法第10条第1項・承認
消防法第10条第1項の規定に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第10条第1項は、指定数量以上の危険物を製造所、貯蔵所及び取扱所以外の場所で貯蔵し、又は取り扱うことを原則として禁止しつつ、所轄消防長又は消防署長の承認を受けて10日以内の期間仮に貯蔵し又は取り扱う場合はこの限りでないと定めている。承認を受けずに自由に行えるとする記述、承認…
根拠法令: 消防法第10条第1項
- Q13初級貯蔵所の区分・給油取扱所・危険物の規制に関する政令第2条
次の施設のうち、危険物の規制に関する政令が定める貯蔵所の区分に該当しないものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の規制に関する政令第2条は、貯蔵所を屋内貯蔵所、屋外タンク貯蔵所、屋内タンク貯蔵所、地下タンク貯蔵所、簡易タンク貯蔵所、移動タンク貯蔵所及び屋外貯蔵所の7種類に区分している。「給油取扱所」はこの7区分に含まれず、政令第3条が定める取扱所の一区分である。屋内貯蔵所・簡易タンク…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第2条、第3条
- Q14初級販売取扱所・第一種販売取扱所・第二種販売取扱所
販売取扱所の第一種と第二種の区分基準に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の規制に関する政令第3条により、販売取扱所は指定数量の倍数が15以下の第一種販売取扱所と、15を超え40以下の第二種販売取扱所に区分される。区分は店舗の床面積や危険物取扱者の免状の種類によって定まるものではなく、指定数量の倍数のみを基準とする。「指定数量の倍数が40を超える…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第3条
- Q15初級設置許可・市町村長等・消防法第11条
製造所等を新たに設置しようとする者が受けなければならない許可に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第11条第1項により、製造所等を設置しようとする者は、政令で定める市町村長等(施設の所在等に応じ市町村長、都道府県知事又は総務大臣のいずれか)の許可を受けなければならない。消防署長や都道府県公安委員会には設置許可の権限はなく、総務大臣が許可権者となるのは移送取扱所など一部の…
根拠法令: 消防法第11条第1項
- Q16初級完成検査・完成検査済証・使用開始
製造所等の設置に係る完成検査に関する記述として、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第11条第5項により、製造所等の設置又は変更の工事を完了した後は、市町村長等の完成検査を受け、位置・構造及び設備が技術上の基準に適合していると認められ、検査済証の交付を受けなければ使用することができない。「完成検査は消防長が単独の判断で実施の要否を決定でき、申請がなくても行…
根拠法令: 消防法第11条第5項
- Q17中級変更の許可・市町村長等・位置構造設備
製造所等の位置、構造又は設備を変更しようとする場合の手続として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第11条第1項により、製造所等の位置、構造又は設備を変更しようとする者は、あらかじめ市町村長等の許可を受けなければならない。変更後の届出や変更工事着手後の届出で足りるものではなく、規模の大小にかかわらず許可が必要である。
根拠法令: 消防法第11条第1項
- Q18中級品名数量倍数の変更・10日前届出・消防法第11条の4
製造所等の位置、構造又は設備を変更しないで、貯蔵し、又は取り扱う危険物の品名、数量又は指定数量の倍数を変更しようとする場合の手続として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第11条の4により、製造所等の位置、構造又は設備を変更しないで、貯蔵し、又は取り扱う危険物の品名、数量又は指定数量の倍数を変更しようとする者は、変更しようとする日の10日前までにその旨を市町村長等に届け出なければならない。位置・構造・設備自体を変更する場合の許可(第11条第…
根拠法令: 消防法第11条の4
- Q19中級譲渡引渡し・遅滞なく届出・消防法第11条の3
製造所等の譲渡又は引渡しがあった場合の手続として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第11条第6項により、製造所等の譲渡又は引渡しがあったときは、譲受人又は引渡しを受けた者は、遅滞なくその旨を市町村長等に届け出なければならない。新たに設置許可を受け直す必要はなく、完成検査を再度受ける必要もない。届出を要しないとする記述も誤りであり、譲渡又は引渡しの事実を市…
根拠法令: 消防法第11条第6項
- Q20中級用途廃止・遅滞なく届出・消防法第12条の6
製造所等の用途を廃止した場合の手続として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第12条の6により、製造所等の用途を廃止したときは、当該製造所等の所有者、管理者又は占有者は、遅滞なくその旨を市町村長等に届け出なければならない。事前の許可を要する手続ではなく、また届出を不要とする、届出時期を1年以内で任意とする、危険物取扱者本人でなければ効力を生じないと…
根拠法令: 消防法第12条の6
- Q21中級仮使用・変更工事・市町村長等の承認
製造所等の変更工事を行う場合の仮使用に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第11条第5項により、製造所等の位置、構造又は設備を変更する場合、変更工事に係る部分以外の部分の全部又は一部について市町村長等の承認を受けたときは、完成検査を受ける前であっても仮にこれを使用することができる。承認の対象は変更工事に係る部分以外に限られ、施設全体を自由に使用で…
根拠法令: 消防法第11条第5項
- Q22中級屋外貯蔵所・第2類危険物・硫黄
屋外貯蔵所において貯蔵し、又は取り扱うことができる第2類の危険物として、政令上正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の規制に関する政令第2条第7号により、屋外貯蔵所で貯蔵し、又は取り扱うことができる第2類の危険物は、硫黄、硫黄のみを含有するもの及び引火性固体(引火点が零度以上のものに限る。)に限られる。硫化りん、鉄粉、マグネシウム、赤りんはいずれもこの範囲に含まれず、屋外貯蔵所では貯蔵す…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第2条第7号
- Q23上級屋外貯蔵所・鉄粉・第2類危険物
屋外貯蔵所における危険物の貯蔵に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の規制に関する政令第2条第7号により、屋外貯蔵所で貯蔵できる第2類の危険物は硫黄、硫黄のみを含有するもの及び引火点が零度以上の引火性固体に限られる。鉄粉は硫黄や引火性固体と異なりこの範囲に含まれておらず、屋外貯蔵所で貯蔵することはできない。引火性固体の引火点による制限や、貯…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第2条第7号
- Q24上級設置変更の許可・品名数量倍数の届出・消防法第11条
製造所等に関する手続についての記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第11条は、製造所等の位置、構造又は設備を変更する場合には市町村長等の許可を必要とする一方、これらを変更せず貯蔵し又は取り扱う危険物の品名、数量又は指定数量の倍数のみを変更する場合には、変更しようとする日の10日前までの届出で足りると定めている(第11条の4)。「品名、数量…
根拠法令: 消防法第11条、消防法第11条の4
- Q25初級運搬容器・注意事項の表示・鉄粉
危険物の運搬に関する技術上の基準において、第2類危険物のうち鉄粉、金属粉及びマグネシウムを収納する運搬容器の外部に表示しなければならない注意事項として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 運搬容器の外部に行う注意事項の表示は、収納する危険物の性質に応じて定められている。第2類危険物のうち鉄粉、金属粉及びマグネシウム並びにこれらのいずれかを含有するものは、燃焼のおそれに加え水と接触することで発熱又は可燃性ガスを発生するおそれがあるため、「火気注意」及び「禁水」の両方…
根拠法令: 危険物の規制に関する規則(運搬容器の注意事項の表示に関する規定)
- Q26初級運搬容器・注意事項の表示・引火性固体
危険物の運搬に関する技術上の基準において、第2類危険物のうち引火性固体を収納する運搬容器の外部に表示しなければならない注意事項として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 引火性固体は常温でも引火する危険性が高い性質を有することから、他の第2類危険物に用いる「火気注意」よりも強い警告である「火気厳禁」のみを運搬容器の外部に表示しなければならないとされている。引火性固体は水と接触して発熱するなどの性質を持たないため「禁水」の表示は不要であり、鉄粉、金…
根拠法令: 危険物の規制に関する規則(運搬容器の注意事項の表示に関する規定)
- Q27中級積載方法・被覆・防水性
危険物を運搬する場合の積載方法に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の運搬容器の積載方法に関する基準では、鉄粉、金属粉及びマグネシウム並びにこれらのいずれかを含有するものは、水と接触すると発熱し、又は可燃性ガスを発生するおそれがあるため、雨水の浸透を防止する防水性の被覆で覆うことが定められている。遮光性の被覆は日光の直射により変質するおそれ…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第29条
- Q28中級混載・指定数量の10分の1・第2類
指定数量の10分の1を超える危険物を運搬する場合の混載に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の規制に関する規則第46条・別表第四により、指定数量の10分の1を超える危険物を運搬する場合に混載できる類の組み合わせが定められている。第2類の危険物は第4類及び第5類の危険物とのみ混載が認められており、第1類、第3類及び第6類の危険物とは混載することができない。なお指定数…
根拠法令: 危険物の規制に関する規則別表第四
- Q29初級掲示板・火気注意・製造所等
危険物の規制に関する規則に定める製造所等の掲示板に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の規制に関する規則は、貯蔵し、又は取り扱う危険物の種類に応じて製造所等に設けるべき注意事項の掲示板を定めている。第2類危険物のうち引火性固体を除くもの、すなわち硫化りん、赤りん、硫黄、鉄粉、金属粉及びマグネシウム等を貯蔵し、又は取り扱う製造所等には「火気注意」を表示した掲示…
根拠法令: 危険物の規制に関する規則第18条
- Q30中級掲示板・火気厳禁・引火性固体
第2類危険物のうち引火性固体を貯蔵し、又は取り扱う製造所等に設ける掲示板に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 引火性固体は常温でも引火しやすい危険性を有することから、他の第2類危険物に定められた「火気注意」よりも強い警告である「火気厳禁」を表示した掲示板を製造所等に設けなければならないとされている。注意事項の掲示板として法令に定められているのは「禁水」「火気注意」「火気厳禁」の3種類だけ…
根拠法令: 危険物の規制に関する規則第18条
- Q31初級運搬・危険物取扱者・免状不要
危険物の運搬に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の運搬とは、トラック等の車両を用いて危険物を運ぶ行為をいい、運搬容器、積載方法及び運搬方法に関する技術上の基準を遵守すれば足り、運搬そのものについては危険物取扱者の資格を必要としない。したがって免状を持たない者が運搬を行っても差し支えない。これに対し、移動タンク貯蔵所 (タ…
- Q32中級移送・危険物取扱者の乗車・免状の携帯
危険物の移送に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 移送とは、タンクローリー等の車両を用いて危険物を移動させる行為をいい、消防法は移送を行う場合、当該移送する危険物を取り扱うことができる危険物取扱者を乗車させ、その者に危険物取扱者免状を携帯させなければならないと定めている。移送は走行中も危険物を取り扱う実態がある点で運搬と異なり、…
根拠法令: 消防法第16条の2
- Q33中級運搬車両の標識・危・反射塗料
危険物を運搬する車両に掲げる標識に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物を運搬する車両に掲げる標識は、0.3メートル平方の地が黒色の板に、黄色の反射塗料その他反射性を有する材料で「危」と表示したものと定められている (危険物の規制に関する規則第47条)。地と文字の色を逆にしたもの、反射性を備えないもの、規定と異なる寸法のものはいずれも基準に適合…
根拠法令: 危険物の規制に関する規則第47条
- Q34上級収納率・運搬容器・固体95パーセント
危険物を運搬容器に収納する場合の収納率に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の運搬容器への収納率は、固体の危険物にあっては内容積の95パーセント以下、液体の危険物にあっては内容積の98パーセント以下であって、かつ55度の温度において漏れないように十分な空間容積を有する状態で収納することと定められている。固体と液体で基準となる割合の数値が異なるうえ、…
根拠法令: 危険物の規制に関する規則(運搬容器への収納に関する基準)
- Q35中級貯蔵取扱いの共通基準・火気の使用制限・整理及び清掃
危険物の貯蔵及び取扱いの技術上の基準(共通基準)に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の貯蔵及び取扱いの共通基準では、危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所においてみだりに火気を使用することを禁じている。あわせて当該場所を常に整理及び清掃するとともにみだりに空箱その他の不必要な物件を置かないこと、危険物が漏れ、あふれ、又は飛散しないように必要な措置を講ずること、収…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第24条から第27条
- Q36上級運搬容器の注意事項表示・硫黄・赤りん
危険物の運搬容器の外部に行う注意事項の表示に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 運搬容器の外部に行う注意事項の表示は、収納する危険物の品目ごとに定められている。第2類危険物のうち硫化りん、赤りん、硫黄等、引火性固体並びに鉄粉、金属粉及びマグネシウム以外のものについては「火気注意」のみを表示すればよく、硫黄も同様である。「火気厳禁」は引火性固体に、「禁水」は鉄…
根拠法令: 危険物の規制に関する規則(運搬容器の注意事項の表示に関する規定)
- Q37初級危険物取扱者免状・都道府県知事・免状の効力
危険物取扱者免状に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物取扱者免状は都道府県知事が交付するものであり、いったん交付されればその効力は全国に及ぶ。免状は本人一身専属の資格証明であるため、交付を受けた者が死亡した場合に相続人がこれを用いて取扱作業に従事できるものではない。免状の種類は甲種・乙種・丙種の3種類があり、2種類のみとする記…
根拠法令: 消防法第13条の2
- Q38初級免状の書換え・本籍地・記載事項の変更
危険物取扱者免状の書換えに関する記述として、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物取扱者免状に記載される本籍地の情報は「属する都道府県」までであり、同一都道府県内で市区町村が変わっても記載事項自体は変わらないため、書換えの申請は不要である。したがって「市区町村へ変更した場合であっても必ず書換えを申請しなければならない」という記述は誤り。氏名の変更、本籍地…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第34条
- Q39初級免状の再交付・亡失・汚損
危険物取扱者免状の再交付に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 免状を亡失・滅失・汚損又は破損した場合、免状の交付又は書換えをした都道府県知事に再交付を申請することができる。汚損・破損は試験の再受験を要する事由ではなく、再交付手続きで対応する。申請先は居住地の知事であれば足りるものではなく、交付又は書換えをした知事に限られる。また再交付の手続…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第35条
- Q40初級保安講習・受講義務・従事開始
危険物取扱者が危険物の取扱作業に初めて従事することとなった場合、保安講習の受講時期に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の取扱作業に初めて従事することとなった危険物取扱者は、その日から1年以内に保安講習を受講しなければならない。従事開始から3年以内や6か月以内、免状交付から10年以内とする期間はいずれも法令上の基準と異なる。また保安講習の受講時期は法令で定められており、事業者の裁量に委ねられ…
根拠法令: 消防法第13条の23
- Q41中級免状の書換え・免状の再交付・破損
危険物取扱者免状の書換えと再交付の使い分けに関する記述として、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 免状の書換えは氏名、本籍地の属する都道府県、写真の経年など記載事項の変更に対応する手続きであり、免状そのものの物理的な滅失・破損・汚損には再交付の手続きが用いられる。「破損したときは再交付ではなく書換えを申請する」という記述は、破損という物理的な損傷に書換え手続きを当てはめている…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第34条、同政令第35条
- Q42中級免状の再交付・亡失免状の発見・提出義務
危険物取扱者が免状を亡失したためその再交付を受けた後、亡失した免状を発見した場合の対応として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 免状の再交付を受けた後に亡失していた免状を発見したときは、発見した日から10日以内に、再交付を受けた都道府県知事にこれを提出しなければならない。発見した免状を自分で処分したり、消防署へ提出したりする扱いは定められておらず、また再交付後の免状と発見した旧免状の2枚を並行して使用する…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第35条第3項
- Q43中級保安講習・受講義務・従事者
危険物の取扱作業に係る保安講習の受講義務に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 保安講習の受講義務は、免状の種類にかかわらず、現に危険物の取扱作業に従事している危険物取扱者に課される。したがって取扱作業に従事していない者には受講義務がなく、逆に従事している限り甲種・乙種・丙種のいずれの免状保持者にも義務が及ぶ。受講先は居住地を管轄する都道府県に限定されず全国…
根拠法令: 消防法第13条の23
- Q44中級立会い・乙種危険物取扱者・丙種
危険物取扱者以外の者による危険物の取扱いと立会いに関する記述として、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物取扱者以外の者が危険物を取り扱う際は、甲種危険物取扱者又は取り扱う類に応じた乙種危険物取扱者の立会いがあれば認められるが、丙種危険物取扱者にはそもそも立会いの資格が与えられていない。乙種免状は取得した類ごとに与えられるものであり、第2類の乙種免状を有する者の立会いで無資格者…
根拠法令: 消防法第13条
- Q45中級危険物保安監督者・実務経験・選任
危険物保安監督者の資格要件及び選任・解任の手続に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物保安監督者は、甲種危険物取扱者又は乙種危険物取扱者であって、危険物の取扱いに関して6か月以上の実務経験を有する者のうちから選任しなければならない。丙種危険物取扱者を保安監督者とすることはできず、実務経験の期間を3年以上とする記述も要件と異なる。選任及び解任のいずれについても…
根拠法令: 消防法第13条
- Q46中級予防規程・認可・市町村長等
予防規程の作成及び変更に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 予防規程は製造所等の所有者等が自主保安の基準として作成するものであるが、作成しただけでは足りず、また変更しようとするときも同様に、市町村長等の認可を受けなければ効力を生じない。作成時のみ認可を要し変更時は届出でよいとする扱いや、行政庁の認可を全く要しないとする扱い、危険物保安監督…
根拠法令: 消防法第14条の2
- Q47上級定期点検・点検の頻度・記録の保存
製造所等における定期点検に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 定期点検は原則として1年に1回以上実施し、その記録は3年間保存しなければならない。6か月に1回や記録の保存期間を1年とする記述は定められた頻度・期間と異なる。点検は危険物取扱者又は危険物施設保安員が実施することができ (施設保安員は免状の有無を問わない)、これらに当たらない者も危…
根拠法令: 危険物の規制に関する規則第62条の4、第62条の6、第62条の8
- Q48上級許可の取消し・使用停止命令・危険物保安監督者
市町村長等による製造所等の許可の取消し又は使用停止命令に関する記述として、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 市町村長等が許可の取消し又は使用停止のいずれかを選んで命ずることができるのは (消防法第12条の2第1項)、位置・構造・設備の無許可変更、完成検査前の使用、技術上の基準適合命令 (修理・改造・移転命令、法第12条第2項) への違反、保安検査の未受検、定期点検の未実施といった施設面…
根拠法令: 消防法第12条の2
危険物に関する法令の出題傾向 — 収録全48問の分析
ぴよパスに収録している危険物取扱者 乙種第2類「危険物に関する法令」のオリジナル練習問題 全48問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級17問・中級23問・上級8問の全48問構成です。うち47問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 第2類危険物12問
- 引火性固体7問
- 鉄粉6問
- 市町村長等6問
- 指定数量の倍数5問
つまずきやすいポイント (解説からの抜粋)
類別が異なる危険物であっても、同一の場所で貯蔵する場合は品名ごとの倍数を合算して判断する点に注意が必要である。
→ Q10 同一の場所で硫黄200キログラムとガソリン100リットルを貯蔵する場合、指定数量の倍数の合… で確認する固体と液体で基準となる割合の数値が異なるうえ、液体には温度に関する条件が付されている点を混同しないよう正確に区別する必要がある。
→ Q34 危険物を運搬容器に収納する場合の収納率に関する記述として、正しいものはどれか。 で確認する
危険物取扱者 乙種第2類の他のカテゴリ
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第2類は『可燃性固体』(硫黄・鉄粉・金属粉・マグネシウムなど、比較的低温で着火・燃焼しやすい固体)。乙4以外の第1・2・3・5・6類は試験範囲が重なるため、本書のように5類をまとめて1冊で対策するのが定番。公論出版シリーズは過去問演習に強く、令和8年版で最新法令に対応。乙種他類のテキスト・問題集では★4.7と最高評価。
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技術評論社『らくらく突破』シリーズの乙種第1・2・3・5・6類版。テキストと問題集が一体で、図解中心に要点を整理。改訂新版で最新傾向に対応する。第2類を含む各類の性質を、表で横断比較しながら覚えられる構成が強み。★4.0(54件)。Rank1(過去問)・Rank2(動画)と組み合わせる3冊目に向く。
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書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
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危険物に関する法令 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 危険物取扱者 乙種第2類の危険物に関する法令は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは危険物取扱者 乙種第2類の危険物に関する法令に全48問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。102問ある危険物取扱者 乙種第2類全体のうち危険物に関する法令は約47%を占める重要科目です。
- 危険物に関する法令はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 危険物に関する法令は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。危険物取扱者 乙種第2類は合計2科目 (危険物に関する法令 / 危険物の性質と消火) の構成なので、危険物に関する法令単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 危険物取扱者 乙種第2類全体で危険物に関する法令の出題比率はどのくらいですか?
- 危険物に関する法令は危険物取扱者 乙種第2類の2科目のうちの1科目で、ぴよパスでの危険物に関する法令の問題数は48問 / 全102問 ≈ 47%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、危険物に関する法令を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約67.0%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 危険物に関する法令で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 危険物取扱者 乙種第2類は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、危険物に関する法令で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間2時間の中で、ぴよパスの危険物に関する法令練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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