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第1類の危険物(酸化性固体)の一般的な性状として、正しいものはどれか。
正解: 1. 多くは無色の結晶か白色の粉末で、水に溶けるものが多い
解説: 第1類の多くは無色の結晶か白色の粉末で、水に溶けるものが多い。厚生労働省のモデルSDSでは、塩素酸カリウムは白色で水に73g/L、塩素酸ナトリウムは白色で916g/L、硝酸カリウムは無色〜白色で357g/L、硝酸アンモニウムは無〜白色で1,900g/L溶けます(1が正しい。過マン…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 酸化性固体・アルカリ金属の過酸化物・比重・有機化合物
塩素酸カリウム(KClO₃)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 1. 白色の結晶で、加熱すると分解して酸素を放出する
解説: 塩素酸カリウム(KClO₃)は白色の結晶性固体(粉末状または塊状)で、第1類危険物に分類されます。加熱すると約400℃付近で分解して酸素を放出し、可燃物と混合すると爆発的に燃焼する危険があります。塩素酸カリウムは第1類の不燃性の固体で、可燃性の蒸気を発生しないため引火点をもちませ…
関連キーワード: 塩素酸カリウム・KClO₃・白色結晶・酸素放出・第1類
第2類の危険物(可燃性固体)の一般的な性状として、正しいものはどれか。
正解: 3. 一般に、水にはほとんど溶けない性質をもつ
解説: 第2類の品名は硫化りん・赤りん・硫黄・鉄粉・金属粉・マグネシウム・引火性固体などで(消防法別表第一)、一般に水にほとんど溶けません。モデルSDSでは硫黄・赤りん・アルミニウムは水に不溶、鉄粉も水に不溶です(3が正しい)。引火点をもち、その値が低いのは固形アルコールなどの引火性固体…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 可燃性固体・引火点・有機化合物・酸化力
第3類の危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)の性状について、正しいものはどれか。
正解: 1. リチウム、ナトリウム、カリウムは、いずれも比重が1より小さい
解説: 厚生労働省のモデルSDSでは、比重はリチウム0.53、ナトリウム0.968、カリウム0.856で、いずれも1より小さい(1が正しい)。りん化カルシウムが水や湿った空気と反応して生じるのは有毒なホスフィン(りん化水素)です(モデルSDS、2は誤り)。二酸化炭素を放射する消火器や不活…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 禁水性物品・比重・りん化カルシウム・融点
第5類の危険物(自己反応性物質)の一般的な性状として、正しいものはどれか。
正解: 1. 多くは、分子の中に窒素原子を含む化合物である
解説: 第5類の品名は、有機過酸化物などを除くと、硝酸エステル類・ニトロ化合物・ニトロソ化合物・アゾ化合物・ジアゾ化合物・ヒドラジンの誘導体・ヒドロキシルアミン・金属のアジ化物・硝酸グアニジンなど、窒素を含むものが大部分です(消防法別表第一、危険物の規制に関する政令第1条第3項。1が正し…
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令第1条第3項、別表第五
関連キーワード: 自己反応性物質・硝酸エステル類・ニトロ化合物・比重
第6類の危険物(酸化性液体)の性状について、正しいものはどれか。
正解: 5. 過酸化水素、硝酸、過塩素酸は、いずれも比重が1より大きく、水と任意の割合で混ざる
解説: 厚生労働省のモデルSDSでは、過酸化水素の比重は1.4(90%)で水と混和し、硝酸は比重1.4で水と混和し、過塩素酸は比重1.76(50〜72%水溶液)で水と混和します(5が正しい)。過酸化水素は加温や光の影響で分解して酸素を生じます(1は誤り)。硝酸の蒸気密度は2.2(空気=1…
関連キーワード: 過酸化水素・硝酸・過塩素酸・比重
過マンガン酸カリウム(KMnO₄)の性状および取扱い上の注意として、正しいものはどれか。
正解: 3. 暗紫色(黒紫色)の結晶で、強い酸化力を持ち、有機物・硫酸などと混合すると発火の危険がある
解説: 過マンガン酸カリウム(KMnO₄)は暗紫色(黒紫色)の結晶で、第1類危険物(酸化性固体)に分類されます。水に溶けると鮮やかな赤紫色の水溶液になります。強い酸化力を持ち、有機物(グリセリン等)、硫黄、硫酸などと混合すると発火・爆発の危険があります。特に濃硫酸と接触すると激しく反応し…
関連キーワード: 過マンガン酸カリウム・KMnO₄・暗紫色結晶・酸化力・発火危険
硫黄(S)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 1. 黄色の固体で電気の不良導体であり、燃焼すると二酸化硫黄(SO₂)を生成する
解説: 硫黄(S)は第2類危険物(可燃性固体)に分類され、黄色の固体です。電気の不良導体であるため静電気が蓄積しやすく、粉末状になると静電気放電による発火の危険があります。燃焼すると有毒な二酸化硫黄(亜硫酸ガス、SO₂)を発生します。「常温で液体・引火点約40℃」は誤りで、硫黄は常温で固…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 硫黄・第2類危険物・黄色固体・二酸化硫黄・電気不良導体
カリウム(K)の性状および保管方法として、正しいものはどれか。
正解: 5. 銀白色の軟らかい固体で、空気中の水分と反応するため灯油中に保管する
解説: カリウム(K)は第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)の代表例で、銀白色の軟らかい金属です。空気中の水分・酸素と激しく反応して発火する自然発火性と、水と激しく反応して水素を発生する禁水性の両方を持ちます。そのため、空気・水との接触を防ぐために灯油(石油)中に浸して保管します…
関連キーワード: カリウム・第3類危険物・禁水性・自然発火性・灯油保管
ニトログリセリンの性状として、正しいものはどれか。
正解: 5. 無色ないし黄色の液体で、少量の酸が混ざっているだけでも分解する
解説: 厚生労働省のモデルSDSでは、ニトログリセリンは無色〜黄色の液体で、少量の酸があると分解するとされています(5が正しい)。比重は1.6で水より重い(1は誤り)。水への溶解度は1.3g/kgと小さく、アセトン・ベンゼン・エーテルなどとは混和します(2は誤り)。凝固点は安定体で13.…
関連キーワード: ニトログリセリン・比重・凝固点・分解
過酸化水素(H₂O₂)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 4. 無色の液体で、分解すると酸素を放出する
解説: 過酸化水素(H₂O₂)は第6類危険物(酸化性液体)に分類され、無色の液体です。強い酸化力を持ち、不安定で分解すると水(H₂O)と酸素(O₂)を放出します。この分解は加熱・光・触媒(MnO₂等)により促進されます。青色ではなく無色です。強い酸化剤であり還元剤ではありません。加熱や不…
関連キーワード: 過酸化水素・H₂O₂・第6類危険物・酸化力・酸素放出
赤りんの性状として、正しいものはどれか。
正解: 1. 黄りんの同素体で、加熱すると約400℃で昇華する
解説: 赤りんは黄りんと同じりんの単体(同素体)です。厚生労働省のモデルSDSでは、赤茶色ないし暗赤色の粉末で、沸点の欄に「416℃(昇華)」とあり、加熱すると約400℃で昇華します(1が正しい)。同SDSの自然発火温度は202℃で、常温の空気中で自然発火するものではなく、第2類の可燃性…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 赤りん・黄りん・同素体・昇華
黄りん(P₄)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 3. 淡黄色の有毒な固体で、空気中で自然発火するため水中に保管する
解説: 黄りん(P₄)は第3類危険物(自然発火性物質)に分類される淡黄色(白色〜淡黄色)のろう状固体です。発火点が約34℃と非常に低く、空気中に放置すると常温付近で自然発火します。また、非常に強い毒性(猛毒)があります。空気との接触を防ぐため水中に保管します。赤りん(第2類)とは異なり、…
関連キーワード: 黄りん・第3類危険物・自然発火性・水中保管・猛毒
硝酸(HNO₃)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 1. 無色または淡黄色の液体で、強い酸化力を持つ
解説: 硝酸(HNO₃)は第6類危険物(酸化性液体)に分類される無色または淡黄色の液体です。強い酸化力と腐食性を持ち、希硝酸は鉄や銅など多くの金属を溶解しますが、濃硝酸は鉄・アルミニウム・クロムの表面に不動態を形成するため、これらの金属は濃硝酸には侵されにくくなります。常温では液体であり…
関連キーワード: 硝酸・HNO₃・第6類危険物・酸化力・腐食性
自動車用ガソリンの発火点や引火点などの性状として、正しいものはどれか。
正解: 4. 自然発火温度(発火点)は約300℃である
解説: ガソリンの自然発火温度(発火点)は、厚生労働省のモデルSDS、出光興産のレギュラーガソリンSDSともに約300℃です(4が正しい)。ガソリンは炭化水素の混合物で、沸点は39〜204℃(モデルSDS)、17〜220℃(出光SDS)のように幅があります(1は誤り)。比重は0.72〜0…
関連キーワード: ガソリン・自然発火温度・引火点・燃焼範囲
第2類の危険物である鉄粉の性状として、正しいものはどれか。
正解: 3. 希アルカリにはほとんど溶けないが、希酸には水素を発生しながら溶ける
解説: 国産化学の鉄(粉末)のSDSでは、鉄粉は希アルカリに不溶で、希酸には水素を発して溶け、鉄(II)塩を生じるとされています(3が正しい)。鉄粉の火災には乾燥砂、膨張ひる石、炭酸水素塩類等の粉末消火器などが適応し、棒状や霧状の水を放射する消火器は適応しません(危険物の規制に関する政令…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 鉄粉・希酸・水素・比重
重クロム酸カリウム(K₂Cr₂O₇)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 5. 橙赤色の結晶で、強い酸化力を持つ第1類危険物である
解説: 重クロム酸カリウム(K₂Cr₂O₇)は第1類危険物(酸化性固体)で、橙赤色(橙色)の結晶です。強い酸化力を持ち、有機物・硫黄・硫化物などと接触すると発火・爆発する危険があります。また六価クロムを含むため毒性もあります。水には溶解し(水溶性)、水溶液も酸化性を示します。液体ではなく…
関連キーワード: 重クロム酸カリウム・K₂Cr₂O₇・橙赤色結晶・第1類危険物・六価クロム
アルコール類(メタノール・エタノール)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 2. 無色の液体で水と任意の割合で混合し、引火点はメタノールで約11℃、エタノールで約13℃である
解説: メタノール(CH₃OH)とエタノール(C₂H₅OH)はともに第4類危険物・アルコール類に分類される無色の液体です。いずれも水と任意の割合で混合する水溶性であり、比重は水より小さい(メタノール約0.79、エタノール約0.79)です。引火点はメタノールで約11℃、エタノールで約13℃…
関連キーワード: メタノール・エタノール・アルコール類・水溶性・引火点11℃13℃
過酸化ベンゾイル〔(C₆H₅CO)₂O₂〕の性状として、正しいものはどれか。
正解: 1. 白色の固体(粉末)で、加熱・衝撃・摩擦により爆発する危険がある第5類危険物である
解説: 過酸化ベンゾイル〔(C₆H₅CO)₂O₂〕は第5類危険物(自己反応性物質)に分類される白色の固体(粉末または顆粒)です。加熱・衝撃・摩擦・光などにより爆発する危険があります。有機過酸化物の一種で、ラジカル重合の開始剤として工業的に広く使用されます。常温では固体であり液体ではありま…
関連キーワード: 過酸化ベンゾイル・第5類危険物・有機過酸化物・白色固体・爆発危険
マグネシウム(Mg)の性状および消火方法として、正しいものはどれか。
正解: 5. 銀白色の金属で、粉末状では水・酸との反応で水素ガスを発生し、二酸化炭素消火剤は使用できない
解説: マグネシウム(Mg)は第2類危険物(可燃性固体)で、銀白色の金属です。粉末状のマグネシウムは水や酸と反応して水素(H₂)ガスを発生します。また、燃焼温度が非常に高く(約3000℃)、強烈な白色光を発します。二酸化炭素(CO₂)消火剤を使用すると、高温のマグネシウムがCO₂を還元し…
関連キーワード: マグネシウム・第2類危険物・水素発生・CO₂消火禁止・乾燥砂
過塩素酸カリウム(KClO₄)と塩素酸カリウム(KClO₃)を比較した説明として、正しいものはどれか。
正解: 3. 両者はともに第1類危険物(酸化性固体)であるが、過塩素酸カリウムの方が衝撃・摩擦に対する感度が低く、熱的にも安定している
解説: 過塩素酸カリウム(KClO₄)と塩素酸カリウム(KClO₃)はともに第1類危険物(酸化性固体)に分類されます。過塩素酸カリウムは塩素酸カリウムより衝撃・摩擦に対する感度が低く、熱的にも安定しているため、火工品の酸化剤として塩素酸カリウムより好まれることがあります。塩素酸カリウムは…
関連キーワード: 過塩素酸カリウム・塩素酸カリウム・第1類危険物・安定性比較・衝撃・摩擦感度
アルキルアルミニウム(例:トリエチルアルミニウム)の性状および取扱いとして、正しいものはどれか。
正解: 1. 液体または固体であり、空気中で自然発火し、水と爆発的に反応してアルカンガスを生成する
解説: アルキルアルミニウム(トリエチルアルミニウム等)は第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)の代表例です。液体または固体で、空気中で自然発火し(自然発火性)、水と接触すると爆発的に反応してアルカン系のガス(例:エタン)を発生します(禁水性)。固体のみではなく液体のものもあります…
関連キーワード: アルキルアルミニウム・第3類危険物・自然発火性・禁水性・不活性ガス保管
メタノールを主成分とする固形アルコール(固形燃料)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 3. 蒸気は空気よりわずかに重い
解説: メタノールを80〜92%含む固形燃料のSDS(ニイタカ・ニチネン)では、揮発したメタノールの蒸気密度は1.1(空気=1)で、空気よりわずかに重い(厚生労働省のメタノールのモデルSDSでも1.11。3が正しい)。製品の引火点は10〜14℃、メタノールの引火点は12℃です(1は誤り)…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第七号
関連キーワード: 固形アルコール・メタノール・引火点・燃焼範囲
ナトリウム(Na)の性状に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 銀白色の軟金属で、水と反応して水素を発生し、発熱・発火する危険がある
解説: ナトリウム(Na)は第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)で、銀白色の軟らかい金属です。水と激しく反応して水素(H₂)ガスを発生し、その際の発熱で水素が発火することがあります(2Na + 2H₂O → 2NaOH + H₂↑)。また、空気中の酸素・水分とも反応するため、空気…
関連キーワード: ナトリウム・第3類危険物・禁水性・水素発生・灯油保管
トリニトロトルエン(TNT)の性状と火災の際の対応に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 無色ないし黄色の結晶で、融点は約80℃である
解説: 厚生労働省のモデルSDSでは、2,4,6-トリニトロトルエンは無色〜黄色の固体で、融点は80.1℃とされている(4が正しい)。水への溶解度は23℃で115 mg/Lと小さく、水溶液のpHは5.8で強い酸性ではない(1は誤り)。臭いは無臭とされている(2は誤り)。密度は1.65 g…
関連キーワード: トリニトロトルエン・融点・密度・窒息消火
過塩素酸(HClO₄)の物理的性質と反応性に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 無水物は凝固点が−100℃より低く、ドライアイスで冷やしても固まらない
解説: 過塩素酸は消防法別表第一の第6類(酸化性液体)の品名です。無水物の融点(凝固点)は厚生労働省のモデルSDSで−102℃とされ、−112℃とする資料もありますが、どちらでもドライアイス(約−79℃)で冷やして固まることはありません(2が正しい)。一方、市販の70%水溶液はメーカーの…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 過塩素酸・第6類・比重・可燃物
特殊引火物であるジエチルエーテル(C₂H₅OC₂H₅)の性状や貯蔵に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 比重は約0.7で水より軽く、水にはわずかに溶ける無色の液体である
解説: ジエチルエーテルは第4類の特殊引火物です。厚生労働省のモデルSDSでは、無色の液体で比重は約0.71、水への溶解度は25℃で約6×10⁴mg/L(100mLに約6g)とされ、水より軽く水にわずかに溶けます(5が正しい)。蒸気密度は約2.55(空気=1)で空気より重く、低所に滞留し…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第11号、危険物の規制に関する政令第11条第1項第17号
関連キーワード: ジエチルエーテル・特殊引火物・蒸気密度・二硫化炭素
亜硝酸ナトリウム(NaNO₂)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 2. 白色または淡黄色の固体で、有機物・可燃物と混合すると爆発の危険がある第1類危険物である
解説: 亜硝酸ナトリウム(NaNO₂)は第1類危険物(酸化性固体)に分類される白色または淡黄色の固体です。酸化力を持ち、有機物や可燃物と混合すると加熱・衝撃・摩擦により発火・爆発する危険があります。水には溶けやすく(水溶性)、水溶液は弱アルカリ性を示します。加熱すると分解して亜硝酸ガスや…
関連キーワード: 亜硝酸ナトリウム・NaNO₂・第1類危険物・酸化性固体・爆発危険
炭化カルシウム(カーバイド、CaC₂)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 4. 灰色(灰白色)の固体で、水と反応してアセチレン(C₂H₂)を発生し、発熱する禁水性物質である
解説: 炭化カルシウム(CaC₂、カーバイド)は第3類危険物(禁水性物質)に分類される灰色(灰白色)の固体です。水と反応すると可燃性のアセチレンガス(C₂H₂)を発生し発熱します(CaC₂ + 2H₂O → Ca(OH)₂ + C₂H₂)。アセチレンは非常に引火しやすく、爆発範囲も広いた…
関連キーワード: 炭化カルシウム・カーバイド・第3類危険物・禁水性・アセチレン発生
ニトロセルロース(硝化綿)の性状と消防法上の品名に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 消防法上の品名は硝酸エステル類で、ニトログリセリンと同じ品名に属する
解説: ニトロセルロースはセルロースの水酸基を硝酸でエステル化したもので、消防法別表第一 第五類の項第二号の硝酸エステル類に属し、ニトログリセリンと同じ品名です(3が正しい)。ピクリン酸やトリニトロトルエンは炭素にニトロ基が直接結合したニトロ化合物(同項第三号)で、品名が異なります(1は…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: ニトロセルロース・品名・比重・自然発火温度
灯油の性状として、正しいものはどれか。
正解: 1. 無色または淡紫黄色(やや淡い黄色)の液体で、引火点は40〜70℃の範囲にある第2石油類である
解説: 灯油は第4類危険物・第2石油類(非水溶性)に分類されます。無色または淡紫黄色(やや淡い黄色)の液体で、特有の臭気があります。引火点は約40〜60℃の範囲(40℃以上70℃未満)で、第2石油類の引火点範囲(21℃以上70℃未満)に含まれます。引火点21℃未満は第1石油類(ガソリン等…
関連キーワード: 灯油・第2石油類・第4類危険物・引火点40〜60℃・非水溶性
硫化りん(三硫化四りん、P₄S₃)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 4. 淡黄色の固体で、約100℃で発火し、燃焼すると二酸化硫黄(SO₂)と五酸化二りん(P₄O₁₀)を生成する
解説: 硫化りん(三硫化四りん、P₄S₃)は第2類危険物(可燃性固体)に分類される淡黄色の固体です。比較的低温(約100℃)で発火する危険があり、燃焼すると二酸化硫黄(SO₂)と五酸化二りん(P₄O₁₀)を生成します。いずれも有毒な物質です。三硫化四りんは冷水とはほとんど反応しませんが、…
関連キーワード: 硫化りん・三硫化四りん・第2類危険物・可燃性固体・SO₂発生
アジ化ナトリウム(NaN₃)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 3. 白色の固体で、加熱すると分解して窒素と金属ナトリウムを生じる第5類危険物である
解説: アジ化ナトリウム(NaN₃)は第5類危険物(自己反応性物質)に分類される白色の固体で、消防法別表第一 第五類の項第十号を受けた危険物の規制に関する政令第1条第3項第一号の「金属のアジ化物」に当たります。約300℃に加熱すると分解して窒素と金属ナトリウムを生じます(2NaN₃ → …
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令第1条第3項
関連キーワード: アジ化ナトリウム・NaN₃・第5類危険物・窒素ガス発生・注水厳禁
重油(A重油・C重油)の性状に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 自然発火点はおよそ240〜250℃で、同じ第4類のガソリンの自然発火点よりも低い
解説: 重油は消防法別表第一備考第15号で第三石油類の例として掲げられており、ギヤー油・シリンダー油が例示される第4石油類(備考第16号)とは品名が異なります(1は誤り)。メーカーの安全データシートでは、自然発火点はA重油で約240℃、C重油で約250℃、レギュラーガソリンで約300℃と…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第15号
関連キーワード: 重油・第三石油類・引火点・亜硫酸ガス
アルカリ金属の過酸化物を除く第1類危険物(酸化性固体)の火災に対して、最も適切な消火方法はどれか。
正解: 1. 大量の水(注水)で冷却消火する
解説: 危険物の規制に関する政令別表第五(消火設備の適応性)は、第1類の危険物を「アルカリ金属の過酸化物又はこれを含有するもの」と「その他の第一類の危険物」に分けています。「その他の第一類の危険物」の欄では、棒状・霧状の水を放射する消火器、水バケツ又は水槽、屋内消火栓設備、スプリンクラー…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 第1類危険物・消火方法・注水消火・酸化性固体・冷却消火
リン化カルシウム(Ca₃P₂)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 1. 暗赤色の固体で、水や酸と反応して有毒なホスフィン(PH₃)を発生する第3類危険物である
解説: リン化カルシウム(Ca₃P₂)は第3類危険物(禁水性物質)に分類される暗赤色の固体です(総務省消防庁 危険物データベースは色を「赤色」、性状を「赤茶色の結晶」とする)。水や酸と反応して有毒なホスフィン(PH₃、リン化水素)を発生します(Ca₃P₂ + 6H₂O → 3Ca(OH)…
関連キーワード: リン化カルシウム・Ca₃P₂・第3類危険物・ホスフィン・禁水性
m-ジニトロベンゼン(1,3-ジニトロベンゼン、C₆H₄(NO₂)₂)の融点と、常温付近での状態に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 融点は約90℃で、常温や夏季の室温でも融けずに固体のままである
解説: 厚生労働省のモデルSDS(m-ジニトロベンゼン)では、融点は90℃、沸点は300〜303℃とされ、常温や夏季の室温では固体です(4が正しい)。約6℃は、ニトロ基を1個もつニトロベンゼンの融点(モデルSDSで6℃)に近い値で、ニトロベンゼンは常温で液体の第4類第3石油類です(1は誤…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: ジニトロベンゼン・融点・ニトロ化合物・ニトロベンゼン
第3類の危険物のうち禁水性物品の火災に適応しない消火設備はどれか(危険物の規制に関する政令別表第五による)。
正解: 3. りん酸塩類等を使用する消火粉末を放射する消火器
解説: 危険物の規制に関する政令別表第五の「禁水性物品」の欄で○が付くのは、炭酸水素塩類等を使用する粉末消火設備・消火器、その他の消火粉末を使用するもの、乾燥砂、膨張ひる石又は膨張真珠岩です。同じ粉末でも、りん酸塩類等を使用する消火粉末を放射する消火器や粉末消火設備はこの欄が空欄(不適応…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 禁水性物品・粉末消火設備・乾燥砂・膨張ひる石
酢酸(CH₃COOH)の性状に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 比重は約1.05で水よりわずかに重く、水とは任意の割合で混ざり合う
解説: 酢酸は第4類の第2石油類(水溶性液体)です。厚生労働省のモデルSDSでは、比重は1.0492(20℃)で水よりわずかに重く、水とは混和するとされています(5が正しく、比重を約0.8とする2は誤り)。引火点は39℃で、21℃未満の第1石油類には当たりません(1は誤り)。爆発範囲は5…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第14号
関連キーワード: 酢酸・第2石油類・引火点・凝固点
過酸化ナトリウム(Na₂O₂)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 5. 白色(淡黄色)の固体で、水と反応して酸素を放出しアルカリ溶液(NaOH)を生成する第1類危険物である
解説: 過酸化ナトリウム(Na₂O₂)は第1類危険物(酸化性固体)の中でも「アルカリ金属の過酸化物」に分類される白色(淡黄色)の固体です。水と激しく反応して酸素を放出し、水酸化ナトリウム(NaOH)を生成します(2Na₂O₂ + 2H₂O → 4NaOH + O₂)。この反応は発熱を伴い…
関連キーワード: 過酸化ナトリウム・Na₂O₂・第1類危険物・アルカリ金属過酸化物・水禁止
二硫化炭素(CS₂)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 2. 無色の液体で、引火点が約-30℃、発火点が約90℃と極めて低く、特殊引火物に分類される
解説: 二硫化炭素(CS₂)は第4類危険物・特殊引火物に分類される無色(純粋なものは無色透明)の液体です。消防法別表第一備考第11号は「特殊引火物とは、ジエチルエーテル、二硫化炭素その他一気圧において、発火点が一〇〇度以下のもの又は引火点が零下二〇度以下で沸点が四〇度以下のものをいう」と…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第11号
関連キーワード: 二硫化炭素・CS₂・特殊引火物・発火点約90℃・引火点-30℃
三酸化クロム(無水クロム酸、CrO₃)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 1. 暗赤色の結晶で、潮解性があり、強い酸化力をもち有機物と接触すると発火の危険がある第1類危険物である
解説: 三酸化クロム(無水クロム酸、CrO₃)は暗赤色の結晶で、消防法別表第一 第一類の項第十号を受けた危険物の規制に関する政令第1条第1項第三号「クロム、鉛又はよう素の酸化物」に当たる第1類危険物(酸化性固体)です。潮解性が強く水によく溶け、水溶液は強い酸化力と腐食性を示します。有機物…
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令第1条第1項
関連キーワード: 三酸化クロム・無水クロム酸・第1類危険物・暗赤色結晶・六価クロム
危険物の規制に関する政令別表第五に定める、第5類の危険物(自己反応性物質)の火災に対する消火設備の適応について、正しいものはどれか。
正解: 3. 乾燥砂や膨張ひる石は、第5類の危険物の火災に適応するとされている
解説: 危険物の規制に関する政令別表第五の第5類の欄では、屋内消火栓設備・スプリンクラー設備・水噴霧消火設備・泡消火設備、水や強化液・泡を放射する消火器、水バケツ又は水槽のほか、乾燥砂と膨張ひる石又は膨張真珠岩に○が付いています(3が正しい。泡消火設備と水バケツ又は水槽を不適応とする1・…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 第5類・自己反応性物質・泡消火設備・二酸化炭素
アセトン(CH₃COCH₃)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 5. 特有の臭気を持つ無色の液体で、水と任意の割合で混合し、引火点は約-20℃の第1石油類(水溶性)である
解説: アセトン(CH₃COCH₃)は第4類危険物・第1石油類(水溶性)に分類されます。無色で特有の芳香(甘い臭気)を持つ液体で、水・アルコール・エーテルと任意の割合で混合します。引火点は約-20℃と非常に低く、常温での引火の危険があります。水溶性(水によく溶ける)であり、泡消火剤を使用…
関連キーワード: アセトン・第1石油類・水溶性・引火点-20℃・第4類危険物
硝酸アンモニウム(NH₄NO₃)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 4. 白色の固体で、強い加熱や衝撃・可燃物との混合により爆発的に分解する第1類危険物である
解説: 硝酸アンモニウム(NH₄NO₃)は第1類危険物(酸化性固体)に分類される白色の固体です。潮解性があり吸湿しやすく水によく溶けます。約210℃で分解を始めて一酸化二窒素(N₂O)と水蒸気を生じ、さらに強く加熱するか、強い衝撃や可燃物(重油等)との混合(ANFO爆薬)があると爆発的に…
関連キーワード: 硝酸アンモニウム・NH₄NO₃・第1類危険物・ANFO爆薬・爆発的分解
引火性液体である第4類の危険物の火災について、危険物の規制に関する政令別表第五で適応するとされているものはどれか。なお、選択肢はいずれも水を主体とするものである。
正解: 3. 水噴霧消火設備
解説: 第4類の危険物は水より軽く水に溶けないものが多く、棒状の水をかけると燃えている液体が広がるおそれがあります。危険物の規制に関する政令別表第五の第4類の欄で、水系のうち○が付くのは水蒸気消火設備又は水噴霧消火設備、泡消火設備、霧状の強化液を放射する消火器、泡を放射する消火器で、3が…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 第4類・スプリンクラー設備・強化液・屋内消火栓設備
塩素酸カリウム(KClO₃)の性状と、他の物質と触れたときの危険性に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 強酸と接触すると分解し、二酸化塩素などの有毒なガスを生じる
解説: 厚生労働省のモデルSDSでは、塩素酸カリウムは強酸と接触すると分解し、酸素のほか二酸化塩素や塩素などの有毒なフュームを生じるとされている(1が正しい)。水には20℃で100 mLに約7.3 g溶けるが、SDSは水との危険な反応を挙げておらず、火災の際は周囲の容器を水で冷却するとし…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 塩素酸カリウム・強酸・融点・不燃性
アルキルアルミニウムの消火方法として、最も適切なものはどれか。
正解: 5. 乾燥砂・膨張ひる石・炭酸水素塩類粉末消火剤などを使用する。水・泡・CO₂は使用禁止である
解説: アルキルアルミニウム(トリエチルアルミニウム等)は第3類危険物(自然発火性・禁水性)の中でも特に危険度が高い物質です。水・泡消火剤(水系)と接触すると爆発的に反応してアルカンガスを発生し、火災が激化します。二酸化炭素消火剤も高温のアルキルアルミニウムと反応する可能性があり使用が難…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: アルキルアルミニウム・消火方法・乾燥砂・水禁止・CO₂禁止
危険物の類(区分)と、その火災に適応する消火器の組合せとして、正しいものはどれか(危険物の規制に関する政令別表第五による)。
正解: 4. 第6類(酸化性液体) ― りん酸塩類等の消火粉末を放射する消火器
解説: 危険物の規制に関する政令別表第五では、第6類の欄に、りん酸塩類等を使用する消火粉末を放射する消火器の○が付いています(4が正しい)。同じ粉末でも炭酸水素塩類等を使用するものは第6類には適応しません。鉄粉・金属粉・マグネシウムの欄は、霧状の強化液を放射する消火器が空欄で、乾燥砂や炭…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 消火器・消火粉末・アルカリ金属の過酸化物・禁水性物品
ジエチル亜鉛(Zn(C₂H₅)₂)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 2. 無色の液体で、空気中で自然発火し、水と激しく反応してエタンガスを発生する第3類危険物である
解説: ジエチル亜鉛(Zn(C₂H₅)₂)は第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)に分類される無色の液体です。空気(酸素)に触れると自然発火し(自然発火性)、水と激しく反応してエタン(C₂H₆)ガスを発生します(禁水性)。アルキルアルミニウムと同様の有機金属化合物で、非常に危険性が…
関連キーワード: ジエチル亜鉛・第3類危険物・有機金属化合物・自然発火性・禁水性
第1類危険物のうち、水との接触が特に危険なグループとその理由として、正しい組み合わせはどれか。
正解: 1. アルカリ金属の過酸化物(過酸化ナトリウム等)— 水と反応して酸素を放出し発熱するため、注水消火が禁止される
解説: 第1類危険物の中でも「アルカリ金属の過酸化物」(過酸化ナトリウムNa₂O₂・過酸化カリウムK₂O₂等)は水と激しく反応して酸素を放出し発熱します。この際、強アルカリ(NaOH等)も生成します。発生した酸素が周囲の可燃物の燃焼を促進するため、火災時に注水することは禁忌です。乾燥砂等…
関連キーワード: アルカリ金属過酸化物・過酸化ナトリウム・水禁止・第1類危険物・酸素放出
二クロム酸アンモニウム((NH₄)₂Cr₂O₇)の性状および危険性として、正しいものはどれか。
正解: 3. 橙色の固体で、加熱すると窒素・水蒸気・三酸化二クロム(Cr₂O₃)に分解し、その反応は発火・爆発的になりうる第1類危険物である
解説: 二クロム酸アンモニウム((NH₄)₂Cr₂O₇)は第1類危険物(酸化性固体)に分類される橙色の固体です。加熱すると約180℃付近から分解が始まり、窒素ガス(N₂)・水蒸気(H₂O)・三酸化二クロム(Cr₂O₃)を生成します。この分解反応は一旦開始すると自己加速的に進行し、いわゆる…
関連キーワード: 二クロム酸アンモニウム・第1類危険物・橙色固体・加熱分解・六価クロム
ピクリン酸(トリニトロフェノール、C₆H₂(NO₂)₃OH)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 5. 黄色の固体で、衝撃・加熱により爆発する第5類危険物であり、重金属塩(ピクリン酸鉛等)は特に感度が高く危険である
解説: ピクリン酸(トリニトロフェノール)は第5類危険物(自己反応性物質・ニトロ化合物)に分類される黄色の固体です。衝撃・加熱・摩擦などにより爆発します。水には若干溶け(水溶液は黄色の酸性)、金属と反応してピクリン酸塩(ピクリン酸鉛・ピクリン酸銅等)を生成します。これらの重金属塩は乾燥状…
関連キーワード: ピクリン酸・トリニトロフェノール・第5類危険物・黄色固体・重金属塩危険
黄りん(P₄)と赤りん(P)を同じ事業所で貯蔵する場合に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 屋内貯蔵所で類ごとに取りまとめて同一の貯蔵所に置くとき、赤りんと黄りんの相互の間隔は1メートル以上とされている
解説: 黄りんは第3類(自然発火性物品)、赤りんは第2類(可燃性固体)で類が異なります(1は誤り)。危険物の規制に関する政令第26条第1項第1号の2は類を異にする危険物を同一の貯蔵所で貯蔵しないとし、そのただし書を受けた規則第39条第1号ハは、屋内貯蔵所又は屋外貯蔵所で類ごとに取りまとめ…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第26条第1項第1号の2・第1号の3、危険物の規制に関する規則第39条第1号ハ
関連キーワード: 黄りん・赤りん・屋内貯蔵所・禁水性物品
過酸化水素(H₂O₂)の濃度と性状・消防法上の扱いに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 濃度90%のものは、濃度70%のものより凝固点が高い
解説: 厚生労働省のモデルSDS(過酸化水素)では、融点(凝固点)は濃度90%で約−11℃、70%で約−39℃とされ、90%のものの方が高い温度で凍ります(4が正しい)。比重は90%で約1.4、70%で約1.3と、濃度が高いほど大きく、いずれも水より重い液体です(2は誤り)。分解すると水…
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令第1条の8
関連キーワード: 過酸化水素・第6類・比重・燃焼時間
アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)の性状に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 融点は約105℃で、融けると同時に分解し、多量のガスを発生して発火することがある
解説: アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)は第5類のアゾ化合物です。厚生労働省のモデルSDSでは、融点は105℃(107℃で分解)とされ、分解は自己加速的で多量のガスを発生し、管理温度を超えると激しく分解して発火するとされています(2が正しい)。融点を約200℃とする5は誤りです。分…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: アゾビスイソブチロニトリル・アゾ化合物・融点・有毒なガス
発煙硝酸を、硝酸の含有量が60%程度の濃硝酸と比べた記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 濃硝酸より比重が大きく、液は淡赤褐色~赤褐色を帯びている
解説: 発煙硝酸は、硝酸の含有量が97%以上の高濃度の硝酸に二酸化窒素が溶け込んだもので(示性式HNO₃・χNO₂)、淡赤褐色~赤褐色を帯び、比重は約1.52です。含有量60%程度の濃硝酸は無色~黄色で比重は約1.38なので、5が正しい。硝酸の含有量は濃硝酸より高く、水分は少ない(3は誤…
関連キーワード: 発煙硝酸・濃硝酸・二酸化窒素・比重・第6類
次の危険物のうち、貯蔵・取扱い時に換気(蒸気の排出)が特に重要な理由として、最も正しいものはどれか。
正解: 3. 第4類危険物(引火性液体)は蒸気が空気より重く低所に滞留して爆発性混合気を形成するため、換気による蒸気濃度の低下が重要である
解説: 第4類危険物(引火性液体)は常温付近でも可燃性蒸気を発生します。ほとんどの第4類危険物の蒸気密度は1より大きく(空気より重い)、蒸気は床面付近や低所に滞留します。この蒸気が燃焼範囲(爆発範囲)内の濃度に達すると、わずかな火源(スイッチのスパーク・静電気等)でも引火・爆発します。換…
関連キーワード: 第4類危険物・換気・蒸気密度・燃焼範囲・爆発性混合気
硫黄の粉末の取扱いと、その粉じん爆発や火災に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 硫黄の自然発火温度は約230℃で、融けはじめる温度より100℃ほど高い
解説: 職場のあんぜんサイトのモデルSDS(硫黄)では、融点が約119℃、自然発火温度が約232℃とされ、自然発火温度は融けはじめる温度より100℃ほど高い(1が正しい)。同じSDSでは引火点も約207℃(密閉式)とされ、融かした硫黄から出る蒸気に引火することがある(5は誤り)。比重は約…
関連キーワード: 硫黄・粉じん爆発・自然発火温度・引火点・二酸化硫黄
第6類の危険物が紙や木くずなどの有機物にしみ込むと、火気がなくても発火することがある。その主な理由として、正しいものはどれか。
正解: 3. 第6類の危険物が有機物を酸化し、その反応で生じた熱がたまって有機物が発火点に達するため
解説: 第6類の危険物(酸化性液体)は、それ自体は燃えない酸化剤で、相手の有機物を酸化して自らは還元されます。有機物が酸化される反応は発熱反応なので、紙や木くずにしみ込むと熱がたまり、有機物が発火点に達して火気がなくても発火することがあります(3が正しい)。モデルSDS(硝酸)も、のこく…
関連キーワード: 第6類の危険物・有機物・酸化剤・発火点・自然発火
第1類危険物と第6類危険物を比較した際の共通点として、正しいものはどれか。
正解: 2. 両者ともに不燃性であり、酸化力(支燃性)を持つ
解説: 第1類危険物(酸化性固体)と第6類危険物(酸化性液体)の最大の共通点は、どちらも不燃性であり(それ自体は燃焼しない)、かつ強い酸化力(支燃性)を持つことです。第1類は固体で酸化性、第6類は液体で酸化性という違いがありますが、「不燃性・酸化性(支燃性)」という性質は共通しています。…
関連キーワード: 第1類と第6類の共通点・不燃性・酸化性・支燃性・比較問題
ナトリウムが水と反応した場合の現象として、正しいものの組み合わせはどれか。 ①水素ガスが発生する ②酸素ガスが発生する ③水酸化ナトリウムが生成する ④発熱して反応する ⑤生成した気体が発火する危険がある
正解: 2. ①③④⑤
解説: ナトリウム(Na)と水の反応は以下のとおりです(2Na + 2H₂O → 2NaOH + H₂↑)。①水素ガス(H₂)が発生する:正しい。②酸素ガスが発生する:誤り(水素が発生)。③水酸化ナトリウム(NaOH)が生成する:正しい。④発熱して反応する:正しい(発熱反応)。⑤生成した…
関連キーワード: ナトリウム・水との反応・水素発生・水酸化ナトリウム・発火危険
メタノールとエタノールを比較した際の毒性・危険性について、正しいものはどれか。
正解: 4. メタノールはエタノールに比べて毒性が著しく強く、少量(数mL〜数十mL)の摂取でも失明・死亡に至ることがある
解説: メタノール(CH₃OH)はエタノール(C₂H₅OH)に比べて毒性が著しく強く、数mL〜十数mLの摂取でも失明(視神経への障害)、数十mLで死亡に至ることがあります。体内でメタノールがホルムアルデヒドとギ酸に代謝されることが毒性の原因です。エタノールは飲料用アルコールとして使用され…
関連キーワード: メタノール・エタノール・毒性比較・失明・引火点比較
第2類危険物(可燃性固体)の消火方法について、マグネシウム・アルミニウム粉などの金属粉と、硫黄・赤りんなどの非金属固体とで異なる点として、正しいものはどれか。
正解: 1. 硫黄・赤りんの火災には注水が有効だが、マグネシウム・アルミニウム粉の火災には注水は禁止であり、乾燥砂・膨張ひる石等を使用する
解説: 第2類危険物の消火方法は物質によって大きく異なります。硫黄・赤りん・引火性固体などは注水(霧状水)や砂による消火が可能な場合があります。一方、マグネシウム・アルミニウム・亜鉛などの金属粉は水と反応して水素ガスを発生するため注水は禁止です。また、高温で燃焼するため二酸化炭素消火剤も…
関連キーワード: 第2類危険物・金属粉消火・マグネシウム・水禁止・乾燥砂
第1類の危険物と第5類の危険物の、燃え方にかかわる性質の違いとして、正しいものはどれか。
正解: 4. 第1類はそれ自体は燃えず可燃物の燃焼を激しくし、第5類はそれ自体が爆発的に燃えることがある
解説: 消防法別表第一は第1類を酸化性固体、第5類を自己反応性物質としています。第1類はそれ自体は燃えない不燃性の物質で、加熱などで分解して酸素を放出し、混ざった可燃物の燃焼を激しくします。第5類はそれ自体が燃える可燃物で、多くは分子内に酸素を含み、加熱や衝撃で分解して爆発的に燃えること…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 第1類・第5類・可燃物・酸化性固体・自己反応性物質
第3類の危険物であるナトリウムを、同じ第3類のリチウムやカリウムと比べた記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. ナトリウムの融点は、カリウムの融点より高い
解説: 厚生労働省のモデルSDSでは、融点はナトリウム98℃、カリウム63.4℃で、ナトリウムのほうが高い(4が正しい)。リチウムの融点は180.5℃で、3つの中で最も高い。沸点はリチウム1336℃、ナトリウム881℃で、ナトリウムのほうが低い(1は誤り)。ナトリウムは熱すると黄色い炎を…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: ナトリウム・融点・比重・炎色反応・灯油
第1類の危険物(酸化性固体)の品名として、消防法別表第一又は危険物の規制に関する政令第1条第1項に掲げられていないものはどれか。
正解: 2. 有機過酸化物
解説: 有機過酸化物は消防法別表第一の第5類第1号の品名で、第1類ではありません(2)。第1類は別表第一に塩素酸塩類・無機過酸化物・硝酸塩類など第1号から第9号を掲げ、第10号「その他のもので政令で定めるもの」を受けた政令第1条第1項が、過よう素酸塩類、過よう素酸、クロム・鉛又はよう素の…
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令第1条第1項
関連キーワード: 第1類・品名・有機過酸化物・塩素化イソシアヌル酸・過よう素酸
第3類の危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)の品名として、消防法別表第一又は危険物の規制に関する政令第1条第2項に掲げられていないものはどれか。
正解: 5. 硫化りん
解説: 硫化りんは消防法別表第一の第2類第1号の品名で、第3類ではありません(5)。第3類は別表第一に、カリウム、ナトリウム、アルキルアルミニウム、アルキルリチウム、黄りん(第5号)、アルカリ金属及びアルカリ土類金属、有機金属化合物、金属の水素化物、金属のりん化物(第9号)、カルシウム又…
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令第1条第2項
関連キーワード: 第3類・品名・硫化りん・黄りん・塩素化けい素化合物
消防法別表第一に掲げる第5類(自己反応性物質)の品名として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 無機過酸化物
解説: 無機過酸化物は消防法別表第一の第1類(酸化性固体)の第3号に掲げられており、第5類ではありません。第5類の品名は、有機過酸化物・硝酸エステル類・ニトロ化合物・ニトロソ化合物・アゾ化合物・ジアゾ化合物・ヒドラジンの誘導体・ヒドロキシルアミン・ヒドロキシルアミン塩類、その他政令で定め…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・別表第一・第5類・ジアゾ化合物
消防法別表第一に掲げる第6類(酸化性液体)の品名として、正しいものはどれか。
正解: 1. 過塩素酸、過酸化水素及び硝酸
解説: 消防法別表第一の第6類(酸化性液体)は、過塩素酸・過酸化水素・硝酸、その他政令で定めるもの、及びこれらを含有するものを掲げています。政令で定めるものにはハロゲン間化合物(三フッ化臭素・五フッ化臭素等)が入ります。硫酸と塩酸は強い酸ですが酸化力の点で第6類の要件を満たさず、危険物に…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・別表第一・第6類・酸化性液体
消防法別表第一の備考が定める「引火性固体」の定義として、正しいものはどれか。
正解: 4. 固形アルコールその他一気圧において引火点が40度未満のもの
解説: 消防法別表第一の備考第7号は、引火性固体を「固形アルコールその他一気圧において引火点が四十度未満のもの」と定めています。第2類(可燃性固体)の第9号に掲げられる品名で、常温付近で可燃性蒸気を出すため火気に近づけないことが求められます。21度未満は第一石油類、70度未満は第二石油類…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・備考・引火性固体・40度未満
消防法別表第一の備考は、金属粉を「アルカリ金属、アルカリ土類金属、鉄及びマグネシウム以外の金属の粉」とし、粒度等を勘案して総務省令で定めるものを除いている。危険物の規制に関する規則で、粒度にかかわらず金属粉から除かれているものの組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 3. 銅粉及びニッケル粉
解説: 消防法別表第一備考第5号は、金属粉を「アルカリ金属、アルカリ土類金属、鉄及びマグネシウム以外の金属の粉」とし、粒度等を勘案して総務省令で定めるものを除いています。これを受けた危険物の規制に関する規則第1条の3第2項は、①銅粉、②ニッケル粉、③目開き150マイクロメートルの網ふるい…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第5号、危険物の規制に関する規則第1条の3第2項
関連キーワード: 金属粉・銅粉・ニッケル粉・網ふるい・総務省令
消防法別表第一の備考が定める「特殊引火物」の定義として、正しいものはどれか。
正解: 5. 一気圧において発火点が100度以下のもの、又は引火点が零下20度以下で沸点が40度以下のもの
解説: 消防法別表第一の備考第11号は、特殊引火物を「ジエチルエーテル、二硫化炭素その他一気圧において、発火点が一〇〇度以下のもの又は引火点が零下二〇度以下で沸点が四〇度以下のもの」と定めています。2つの条件は「又は」で結ばれており、どちらか一方を満たせば特殊引火物になります。二硫化炭素…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・備考・特殊引火物・発火点
消防法別表第一の備考が定める第4類の区分と引火点の組み合わせとして、誤っているものはどれか。
正解: 2. 第三石油類 — 一気圧において引火点が70度以上250度未満のもの
解説: 消防法別表第一の備考第15号は、第三石油類を「重油、クレオソート油その他一気圧において引火点が七〇度以上二〇〇度未満のもの」と定めています。上限は250度ではなく200度です。200度以上250度未満が第四石油類(備考第16号)なので、第三石油類の上限を250度にすると第四石油類…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・備考・第三石油類・引火点
消防法別表第一の備考が定める「アルコール類」の定義として、正しいものはどれか。
正解: 2. 一分子を構成する炭素の原子の数が1個から3個までの飽和一価アルコール(変性アルコールを含む)
解説: 消防法別表第一の備考第13号は、アルコール類を「一分子を構成する炭素の原子の数が一個から三個までの飽和一価アルコール(変性アルコールを含む。)」と定義し、組成等を勘案して総務省令で定めるものを除いています。メタノール・エタノール・プロパノールが該当し、炭素数4のブタノールは第二石…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・備考・アルコール類・飽和一価
消防法別表第一の備考に照らして、第三石油類に該当するものとして正しいものはどれか。
正解: 2. グリセリン
解説: グリセリンは水酸基を3つもつ三価アルコールで、アルコール類(炭素数1〜3の飽和一価アルコール)の定義に当てはまらず、引火点が70度以上200度未満の範囲にあるため第三石油類(水溶性液体)に区分されます。エタノールはアルコール類、ブタノールは炭素数4なので第二石油類、ギヤー油は第四…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・第三石油類・グリセリン・多価アルコール
危険物の規制に関する政令別表第三が定める第4類危険物の指定数量の組み合わせとして、誤っているものはどれか。
正解: 1. 動植物油類 — 6,000リットル
解説: 動植物油類の指定数量は10,000リットルで、6,000リットルは第四石油類の指定数量です。政令別表第三が定める第4類の指定数量は、特殊引火物50リットル、第一石油類が非水溶性200リットル・水溶性400リットル、アルコール類400リットル、第二石油類が非水溶性1,000リットル…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・指定数量・動植物油類・別表第三
危険物の規制に関する政令別表第三において、指定数量が10キログラムと定められているものの組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 3. 第3類のカリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウムと、第5類の第一種自己反応性物質
解説: 政令別表第三は、第3類のカリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウム及び第一種自然発火性物質及び禁水性物質を10キログラム、第5類の第一種自己反応性物質を10キログラムと定めています。指定数量が小さいほど危険性が高い扱いになるので、最小の10キログラムに何が入るか…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・指定数量・10キログラム・第3類
ある製造所でガソリン(第一石油類・非水溶性)400リットルと灯油(第二石油類・非水溶性)2,000リットルを貯蔵している場合の指定数量の倍数として、正しいものはどれか。
正解: 2. 4倍
解説: 指定数量の倍数は、それぞれの危険物の数量をその指定数量で割った値の合計です。ガソリン(第一石油類・非水溶性)の指定数量は200リットルなので 400 ÷ 200 = 2、灯油(第二石油類・非水溶性)の指定数量は1,000リットルなので 2,000 ÷ 1,000 = 2 となり、…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・指定数量・倍数・計算
危険物の規制に関する政令別表第三が定める指定数量について、正しいものはどれか。
正解: 2. 第6類の危険物の指定数量は、品名にかかわらず300キログラムである
解説: 政令別表第三は、第6類の危険物について性質欄・品名欄の区分を設けず、指定数量を一律に300キログラムと定めています。第6類は液体ですが、指定数量はリットルではなくキログラムで定められている点も要注意です。指定数量がリットルで定められているのは第4類だけで、第1類・第2類・第3類・…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・指定数量・第6類・300キログラム
危険物の規制に関する規則が定める危険等級Ⅰに該当するものとして、誤っているものはどれか。
正解: 5. 第4類の危険物のうち第一石油類及びアルコール類
解説: 規則第39条の2第3項は、第4類の第一石油類及びアルコール類を危険等級Ⅱと定めています。危険等級Ⅰに入る第4類は特殊引火物だけです。危険等級Ⅰはほかに、第1類の第一種酸化性固体、第3類のカリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウム・黄りん及び第一種自然発火性物質及…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する規則第39条の2
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・危険等級・第39条の2・特殊引火物
布などに染み込んだときの自然発火の危険の目安となるヨウ素価について、植物油どうしを比べた記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. ナタネ油は、ツバキ油と比べてヨウ素価が大きい
解説: ヨウ素価は、油脂100 gと結び付くヨウ素の量をグラムで表した値です。動植物油類では、この値が大きい油ほど分子中の二重結合が多くて空気中の酸素と反応しやすく、布などに染み込んだときに自然発火する危険が大きくなります。東京消防庁の資料では、乾性油(ヨウ素価130以上)にアマニ油、半…
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危険物の規制に関する規則別表第4に照らして、運搬の際に混載することができる組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 5. 第1類と第6類
解説: 規則別表第4は混載の可否を○×で示しており、混載できるのは第1類と第6類、第2類と第4類、第2類と第5類、第3類と第4類、第4類と第5類の5通りだけです。第1類(酸化性固体)と第6類(酸化性液体)はどちらも酸化剤どうしなので混ぜても酸化剤と可燃物の組合せにならず、混載が認められて…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する規則第46条
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危険物の規制に関する規則別表第4に照らして、運搬の際に混載することができない組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 5. 第3類と第5類
解説: 規則別表第4では第3類と第5類は×で、混載できません。混載できるのは第1類と第6類、第2類と第4類、第2類と第5類、第3類と第4類、第4類と第5類の5通りです。第3類(自然発火性物質及び禁水性物質)と混載できるのは第4類だけである点が要点です。
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する規則第46条
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運搬の際の混載の制限に関する記述として、危険物の規制に関する規則上正しいものはどれか。
正解: 5. 混載の制限を定めた別表第4は、指定数量の10分の1以下の危険物については適用しない
解説: 規則別表第4の備考第3号は「この表は、指定数量の1/10以下の危険物については、適用しない」と定めています。ごく少量であれば混載の制限がかからないという趣旨です。なお備考第1号は×印が混載を禁止する印、第2号は○印が混載にさしつかえない印であることを定めています。表では、第4類と…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する規則第46条
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亜塩素酸ナトリウム(NaClO₂)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 4. 白色の結晶性粉末で水に溶け、加熱や衝撃、酸との接触により分解して二酸化塩素を発生する酸化性固体である
解説: 亜塩素酸ナトリウムは消防法別表第一の第1類(酸化性固体)に掲げる亜塩素酸塩類に属します。白色の結晶性粉末で水に溶け、それ自体は不燃性ですが強い酸化力をもち、加熱や衝撃、酸との接触で分解して有毒な二酸化塩素を発生します。可燃物との混合は避け、消火は水系の消火剤による大量注水で行いま…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
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臭素酸カリウム(KBrO₃)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 3. 無色または白色の結晶で、加熱すると分解して酸素を放出する酸化性固体である
解説: 臭素酸カリウムは消防法別表第一の第1類(酸化性固体)に掲げる臭素酸塩類に属します。無色または白色の結晶で、それ自体は不燃性ですが加熱により分解して酸素を放出し、可燃物の燃焼を著しく促進します。第1類に共通する性状として、不燃性であること・酸素を含むこと・加熱や衝撃や摩擦で分解しや…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
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アルキルリチウム(例:ノルマルブチルリチウム)の性状及び取扱いとして、正しいものはどれか。
正解: 1. 空気中で自然発火し、水と激しく反応するため、窒素等の不活性ガスの中で取り扱う
解説: アルキルリチウムは消防法別表第一の第3類に掲げられ、自然発火性と禁水性の両方をもちます。空気に触れると発火し、水と激しく反応するため、窒素などの不活性ガスの雰囲気で取り扱い、貯蔵容器も不活性ガスで封入します。消火に水や泡、二酸化炭素、ハロゲン化物は使えず、乾燥砂や膨張ひる石、膨張…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
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水素化ナトリウム(NaH)の性状及び取扱いとして、正しいものはどれか。
正解: 5. 市販品には、流動パラフィンに分散させて油性にした白~うすい灰色の粉末がある
解説: 水素化ナトリウムは消防法別表第一の第3類「金属の水素化物」に当たり、水と激しく反応して水素を発生し発熱します。市販品には流動パラフィンに分散させた油性のもの(水素化ナトリウム50〜72%)があり、SDSでは白色~うすい灰色の粉末で、不活性ガスを封入して保管するとされています(5が…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
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ジエチル亜鉛のような有機金属化合物の消火方法として、最も適切なものはどれか。
正解: 2. 乾燥砂、膨張ひる石又は膨張真珠岩で覆う
解説: 有機金属化合物は消防法別表第一の第3類に掲げられ、自然発火性と禁水性をあわせもつものが多くあります。水系の消火剤は禁水性のため使えず、二酸化炭素やハロゲン化物は物質によっては激しく反応するため適しません。乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩で覆って空気を遮断するか、炭酸水素塩類を用いた…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
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ヒドロキシルアミン及びその塩類の性状として、正しいものはどれか。
正解: 5. 第5類の自己反応性物質であり、加熱や衝撃で爆発的に分解するおそれがあるため、大量の水による冷却消火が原則である
解説: ヒドロキシルアミンとヒドロキシルアミン塩類は、消防法別表第一の第5類(自己反応性物質)に第8号・第9号として掲げられています。第5類の多くは分子内に酸素を含み、外部から酸素の供給がなくても自己燃焼するため窒息消火が効かず、大量の水や泡による冷却消火が原則です。ヒドロキシルアミンも…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
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三フッ化臭素(BrF₃)などのハロゲン間化合物の性状として、正しいものはどれか。
正解: 4. 第6類の酸化性液体であり、水と激しく反応してフッ化水素を生じるため、注水消火は避ける
解説: ハロゲン間化合物は消防法別表第一の第6類(酸化性液体)のうち「その他のもので政令で定めるもの」に含まれます。三フッ化臭素や五フッ化臭素が代表で、強い酸化力をもち多くの金属や有機物を侵します。水と激しく反応して有毒なフッ化水素などを生じるため、他の第6類と違って注水は避け、乾燥砂や…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
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エチレングリコールの性状として、正しいものはどれか。
正解: 4. 粘性のある無色の液体で水によく溶け、第三石油類(水溶性液体)に区分される
解説: エチレングリコールは水酸基を2つもつ二価アルコールで、消防法別表第一の備考第13号が定めるアルコール類(炭素数1〜3の飽和一価アルコール)には当てはまりません。引火点が70度以上200度未満の範囲にあるため第三石油類となり、水によく溶けるので水溶性液体として指定数量は4,000リ…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・第4類・第三石油類・エチレングリコール
第四石油類に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. ギヤー油やシリンダー油が代表で、引火点が高く常温では引火の危険が小さいが、いったん燃え始めると液温が高いため消火が難しい
解説: 消防法別表第一の備考第16号は、第四石油類を「ギヤー油、シリンダー油その他一気圧において引火点が二〇〇度以上二五〇度未満のもの」と定めています。引火点が高いので常温で引火するおそれは小さい一方、燃え始めたときには液温が非常に高くなっており、注水すると水が急激に沸騰して油が飛散する…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・第4類・第四石油類・ギヤー油
動植物油類に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 動物の脂肉等又は植物の種子若しくは果肉から抽出したもので、一気圧において引火点が250度未満のものをいい、指定数量は10,000リットルである
解説: 消防法別表第一の備考第17号は、動植物油類を「動物の脂肉等又は植物の種子若しくは果肉から抽出したものであつて、一気圧において引火点が二五〇度未満のもの」と定めています。指定数量は政令別表第三により10,000リットルです。引火点は高いのですが、乾性油(ヨウ素価130以上)は空気中…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
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クレオソート油の性状として、正しいものはどれか。
正解: 2. 特有の臭気をもつ暗緑褐色の液体で、水に溶けず、第三石油類に区分される
解説: クレオソート油は消防法別表第一の備考第15号が第三石油類の例として重油とともに挙げている物質です。コールタールを分留して得られる暗緑褐色の液体で、特有の臭気をもち、水に溶けません。木材の防腐剤として使われます。第三石油類の非水溶性液体なので指定数量は2,000リットルです。
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・第4類・第三石油類・クレオソート油
酢酸エチル(CH₃COOC₂H₅)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 5. 果実のような芳香をもつ無色の液体で、引火点が21度未満のため第一石油類に区分され、蒸気は空気より重い
解説: 酢酸エチルは酢酸とエタノールから得られるエステルで、果実のような芳香をもつ無色の液体です。引火点が21度未満なので消防法別表第一の備考第12号により第一石油類に区分されます。分子量が88と空気の平均分子量より大きいため蒸気は空気より重く、低所に滞留します。第4類に共通する対策とし…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・第4類・第一石油類・酢酸エチル
第2類の危険物に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 2. マグネシウムや金属粉も、試験によらず可燃性固体の性状を示すとみなされる
解説: 消防法別表第一備考第4号で、試験によらず可燃性固体の性状(備考第2号)を示すものとみなされるのは、硫化りん・赤りん・硫黄・鉄粉の4品名です。金属粉やマグネシウムは含まれず、政令で定める試験で性状を示したものが危険物になるので、2が誤り。硫黄の粉末は強い酸化剤と激しく反応します(1…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第2号・第4号・第7号、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 可燃性固体・引火性固体・指定数量・粉じん爆発・酸化剤
第1類の危険物のうち、アルカリ金属の過酸化物の消火方法として、最も適切なものはどれか。
正解: 4. 注水を避け、乾燥砂や炭酸水素塩類を用いた粉末消火剤で覆う
解説: 第1類の危険物は一般に注水による冷却消火が有効ですが、過酸化ナトリウムや過酸化カリウムなどのアルカリ金属の過酸化物は水と反応して酸素を発生し発熱するため、注水は禁物です。乾燥砂や膨張ひる石、炭酸水素塩類を用いた粉末消火剤で覆います。「第1類は注水」と一括りにすると、このグループで…
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・第1類・アルカリ金属の過酸化物・禁水
第5類の危険物の火災における消火の原則と、その理由の組合せとして、最も適切なものはどれか。
正解: 2. 分子内に酸素を含み、その酸素で燃え続けるものが多いため、大量の水を注いで温度を下げる冷却消火を原則とする
解説: 第5類の危険物(自己反応性物質)の多くは分子内に酸素を含み、その酸素で燃焼が続くので、外から空気を断つ窒息消火は効きにくく、大量の水で温度を下げる冷却消火が原則です(2)。危険物の規制に関する政令別表第五でも、第5類には消火栓・スプリンクラー・水噴霧・泡・水や強化液の消火器・乾燥…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 第5類・冷却消火・窒息消火・抑制消火・別表第五
第6類の危険物に共通する性状として、誤っているものはどれか。
正解: 2. いずれも可燃性の液体であり、それ自体がよく燃える
解説: 第6類(酸化性液体)はそれ自体は不燃性で、燃えるのは酸化される側の可燃物です。したがって「可燃性の液体でよく燃える」という記述が誤りです。第6類は強い酸化力をもち、可燃物や還元剤と混合すると発火・爆発のおそれがあります。いずれも比重が1より大きく、腐食性があるため皮膚に触れると薬…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・第6類・不燃性・酸化性液体
危険物の規制に関する政令別表第四が定める指定可燃物の品名と数量の組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 3. 綿花類 — 200キログラム
解説: 政令別表第四は指定可燃物の品名と数量を定めており、綿花類は200キログラムです。木毛及びかんなくずは400キログラム、ぼろ及び紙くず・糸類・わら類・再生資源燃料は各1,000キログラム、可燃性固体類は3,000キログラム、石炭・木炭類は10,000キログラム、可燃性液体類は2立方…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第四
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・指定可燃物・別表第四・綿花類
よう素酸ナトリウム(NaIO₃)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 3. 白色の結晶性粉末で、加熱により分解して酸素を放出する酸化性固体である
解説: よう素酸ナトリウムは消防法別表第一の第1類(酸化性固体)に掲げるよう素酸塩類に属します。白色の結晶性粉末で、それ自体は不燃性ですが加熱により分解して酸素を放出し、可燃物と混合すると加熱・衝撃・摩擦で発火・爆発するおそれがあります。第1類の一般的な貯蔵の注意として、火気や加熱を避け…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・第1類・よう素酸塩類・酸素放出
硫酸ヒドラジンなどのヒドラジンの誘導体に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 第5類の自己反応性物質であり、加熱すると分解して有害なガスを発生し、爆発のおそれがある
解説: ヒドラジンの誘導体は消防法別表第一の第5類(自己反応性物質)の第7号に掲げられています。硫酸ヒドラジンが代表で、加熱すると分解して有害なガスを発生し、爆発のおそれがあります。第5類は分子内に酸素を含むものが多く、自己燃焼するため窒息消火が効きにくく、大量の水による冷却消火が原則で…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・第5類・ヒドラジンの誘導体・硫酸ヒドラジン
ジアゾ化合物に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 第5類の自己反応性物質であり、ジアゾジニトロフェノールのように加熱・衝撃・摩擦で爆発するものがある
解説: ジアゾ化合物は消防法別表第一の第5類(自己反応性物質)の第6号に掲げられています。ジアゾジニトロフェノールが代表で、加熱・衝撃・摩擦によって爆発するおそれがあるため、水中や水とアルコールの混合液中で貯蔵されます。第5類に共通する取扱いとして、火気や加熱を避け、衝撃・摩擦を与えず、…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・第5類・ジアゾ化合物・ジアゾジニトロフェノール
危険物の類と、その性質に基づく火災予防上の注意の組合せとして、誤っているものはどれか。
正解: 2. 第4類 — 蒸気は空気より軽く高い所にたまりやすいので、高い位置で換気する
解説: 第4類の危険物の蒸気は、ほとんどが空気より重く(蒸気比重が1より大きい)、低い所に流れて滞留するので、低所の換気や蒸気の拡散防止に注意します(2が誤り)。消防庁の資料も、ガソリンの蒸気比重を3~4とし、空気中で下降して低い所に滞留するとしています。第1類のアルカリ金属の過酸化物は…
関連キーワード: 火災予防・蒸気比重・アルカリ金属の過酸化物・禁水性・金属粉
危険物の規制に関する政令別表第三の備考が定める区分について、正しいものはどれか。
正解: 5. 第1類の指定数量は、第一種酸化性固体が50キログラム、第二種が300キログラム、第三種が1,000キログラムと段階的に定められている
解説: 政令別表第三は、第1類の指定数量を第一種酸化性固体50キログラム、第二種酸化性固体300キログラム、第三種酸化性固体1,000キログラムと定めています。第1類では、第一種酸化性固体が危険等級Ⅰ、第二種が危険等級Ⅱ、第三種が危険等級Ⅲに対応します(危険物の規制に関する規則第39条の…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三、危険物の規制に関する規則第39条の2
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・指定数量・第1類・第一種酸化性固体
ガソリンと灯油を比べた記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 空気を1としたときの蒸気の比重は、灯油のほうがガソリンより大きい
解説: 蒸気の比重(空気を1とする)は、ガソリンが3~4、灯油が4~5で、灯油のほうが大きい(3が正しい)。どちらも空気より重く低所に滞留します。発火点はガソリンが約300℃、灯油が約220~250℃で、引火点とは逆に灯油のほうが低い(2は誤り)。沸騰が始まる温度はガソリンのほうが低く(…
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: ガソリン・灯油・蒸気の比重・発火点・指定数量
危険物の規制に関する規則が定める危険等級Ⅱに該当するものとして、誤っているものはどれか。
正解: 1. 第4類の危険物のうち第二石油類
解説: 規則第39条の2第3項が危険等級Ⅱとする第4類は第一石油類及びアルコール類だけで、第二石油類は危険等級Ⅰにも危険等級Ⅱにも挙げられていないため、同条第4項により危険等級Ⅲになります。危険等級Ⅱにはほかに、第1類の第二種酸化性固体、第2類の硫化りん・赤りん・硫黄及び第一種可燃性固体…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する規則第39条の2
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・危険等級・第39条の2・第二石油類
第3類の危険物に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 自然発火性のみを有するもの、禁水性のみを有するもの、両方を有するものがあり、黄りんは自然発火性のみを有する
解説: 第3類は「自然発火性物質及び禁水性物質」という類名ですが、両方の性質をもつものばかりではありません。黄りんは自然発火性のみをもち、水と反応しないため水中で貯蔵します。逆にリチウムは禁水性のみをもちます。カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウムは両方をもちます。…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・危険物の性質・第3類・黄りん・自然発火性
第1類の危険物である硝酸カリウムの性質と、その火災の際の対応に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 比重は約2.1で水より重く、加熱すると約330℃で融ける
解説: 厚生労働省のモデルSDS(硝酸カリウム)では、比重(密度)は2.11、融点は333〜334℃とされ、1が正しい。溶解度は25℃で357g/Lと大きく、水によく溶ける(2は誤り)。消火剤には水噴霧・泡・乾燥砂類と、炭酸水素塩のものを除く粉末消火剤を挙げている。危険物の規制に関する政…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 硝酸カリウム・消火剤・支燃性・溶解度
次の危険物がそれぞれ燃えている火災のうち、棒状の水を放射する消火器で消火するのに適さないものはどれか。
正解: 4. アニリン
解説: アニリンは第4類の第三石油類に当たる液体で、燃えている液体に棒状の水を当てると、液をかき乱して飛び散らせ、炎を広げるおそれがある。厚生労働省のモデルSDS(アニリン)も、使ってはならない消火剤に棒状注水を挙げているので、4が適さない。第4類の火災には、泡や霧状の強化液、粉末などを…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五、消防法別表第一
関連キーワード: 棒状の水・消火器・引火性固体・第三石油類
塩素酸アンモニウム(NH₄ClO₃)の性状や危険性に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 融点は約100℃と、塩素酸カリウムの融点よりはるかに低く、加熱や衝撃で爆発することがある
解説: 厚生労働省のモデルSDS(塩素酸アンモニウム)では、白色の固体で融点102℃、GHSでは不安定爆発物とされ、衝撃や摩擦を避けるよう求めています。塩素酸カリウムの融点は約368℃(同じくモデルSDS)なので、2が正しい。比重は1.80で水より重い(1は誤り)。消防法では第1類(酸化…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 塩素酸アンモニウム・塩素酸塩類・融点・比重
塩素酸ナトリウムの性状に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 無色の結晶で潮解性があり、水によく溶けるほか、除草剤などの用途にも用いられる
解説: 塩素酸ナトリウムは無色の結晶で潮解性を持ち、水によく溶けるという性質があり、工業的には除草剤などの原料として利用される。「淡黄色の粉末で水に溶けず殺菌剤に用いられる」という記述は色・溶解性・用途のいずれも実際と異なる。「昇華して気体となる」性質は塩素酸ナトリウムには見られない。「…
関連キーワード: 塩素酸ナトリウム・塩素酸塩類・潮解性・溶解性・除草剤
第2類の危険物であるマグネシウムの粉末の性状や、その火災の際の対応に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 自然発火温度は約470℃で、融点の約650℃より低い
解説: 厚生労働省のモデルSDS(マグネシウム粉)では、自然発火温度は473℃、融点は651℃とされ、融ける温度より低い温度で発火することがあります(2が正しい)。同じSDSでは水に不溶で(1は誤り)、酸や水と反応して引火性の水素ガスを生じるとされています(3は誤り)。使ってはならない消…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: マグネシウム・自然発火温度・泡消火剤・比重・粉じん爆発
硫化りんのうち三硫化りん(P₄S₃)の、溶け方や比重、融点などの性状に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 水には溶けないが、二硫化炭素やベンゼンには溶ける
解説: 厚生労働省のモデルSDS(三硫化四りん)では、水には不溶で、二硫化炭素やベンゼンには可溶とされています(1が正しい)。比重は2.03で水より重く(2は誤り)、融点は173℃です(3は誤り)。自然発火温度は100℃で、常温の空気に触れただけで発火する物質ではなく、水中に沈めて貯蔵す…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 三硫化りん・比重・融点・自然発火温度・硫化水素
過酸化カルシウムや過酸化バリウムなど、アルカリ土類金属の過酸化物に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 過酸化バリウムは、酸と反応すると分解して、過酸化水素を生じる
解説: 消防法別表第一は第1類の品名に無機過酸化物を掲げ、アルカリ金属の過酸化物もアルカリ土類金属の過酸化物もこれに当たります(1は誤り)。厚生労働省のモデルSDS(過酸化バリウム)では、加熱したり水や酸と接触したりすると分解して、酸素や過酸化水素を生じるとされています(3が正しい)。同…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: アルカリ土類金属・過酸化バリウム・過酸化カルシウム・無機過酸化物
水素化ナトリウム(NaH)が水と反応したときに生じる物質の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 5. 水酸化ナトリウムと水素
解説: 水素化ナトリウムは消防法別表第一の第3類「金属の水素化物」に当たり、水と激しく反応して水酸化ナトリウムと水素を生じ、発熱します(NaH+H₂O→NaOH+H₂。5が正しい)。厚生労働省のモデルSDS(水素化ナトリウム)も、水と接触すると爆発性のガスと熱を放出し、水やアルコール、希…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 水素化ナトリウム・金属の水素化物・第3類・乾燥砂
アルミニウム粉が両性元素としての性質を示す反応に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. アルミニウム粉は酸とも水酸化ナトリウム水溶液などのアルカリとも反応し、いずれも水素ガスを発生する
解説: アルミニウム粉は両性元素であるため、塩酸などの酸だけでなく水酸化ナトリウム水溶液などのアルカリとも反応し、いずれの場合も水素ガスを発生する性質を持つ。「アルカリとは全く反応しない」「酸には全く反応しない」はいずれも両性という性質の一部のみを述べており誤り。「酸ともアルカリとも反応…
関連キーワード: アルミニウム粉・両性元素・水素ガス・アルカリ反応・酸との反応
ニトロベンゼンの性状として、正しいものはどれか。
正解: 3. ニトロベンゼンは第3石油類(非水溶性)に分類され、比重は約1.2と水より重く、毒性がある
解説: ニトロベンゼン(C6H5NO2)は第3石油類(非水溶性)に分類される危険物です。引火点は約88℃(70℃以上200℃未満で第3石油類の基準内)、比重は約1.2で水より重く、淡黄色〜暗黄色の油状の液体で、特有の甘い臭いがあります。蒸気の吸入や皮膚からの吸収による毒性が強い物質です(…
関連キーワード: ニトロベンゼン・第3石油類非水溶性・比重1.2・水より重い・毒性
炭化アルミニウム (Al₄C₃) が水と反応したときに発生するガスとして、正しいものはどれか。
正解: 4. メタン (CH₄)
解説: 炭化アルミニウムが水と反応する式は: Al₄C₃ + 12H₂O → 4Al(OH)₃ + 3CH₄↑。発生するのはメタン (CH₄) である。アセチレンを発生するのは炭化カルシウム (CaC₂) であり (選択肢1)、ホスフィンはリン化カルシウム (Ca₃P₂) から (選択肢…
関連キーワード: 炭化アルミニウム・Al₄C₃・メタン・CH₄・水との反応
エチルメチルケトンパーオキサイド(MEKPO)の性状に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 無色透明の油状液体であり、市販品はフタル酸ジメチルなどで希釈されている
解説: エチルメチルケトンパーオキサイド(MEKPO)は無色透明の油状液体であり、市販されている製品はフタル酸ジメチルなどの希釈剤で薄められた状態で流通している。白色の結晶性固体である、常温で気体である、黒色の粘性固体で加熱しても分解しないといった記述は、いずれも実際の性状と異なる。赤褐…
関連キーワード: エチルメチルケトンパーオキサイド・MEKPO・有機過酸化物・希釈剤・フタル酸ジメチル
硫酸ヒドラジンの溶け方などの性状と、その火災の際の対応に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 温水には溶けやすいが、エタノールなどのアルコールにはほぼ溶けない
解説: 消防庁の危険物データ(硫酸ヒドラジン)は、比重1.37、融点254℃、温水に可溶でアルコールには不溶としています(3が正しい)。比重は1より大きく水に沈みます(5は誤り)。厚生労働省のモデルSDSは、適切な消火剤に水噴霧・泡・乾燥砂を挙げ、炭酸ガス・粉末・ハロゲン化物は使ってはな…
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令別表第五
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水素化カルシウム(CaH₂)が水と反応したときの化学反応式として、正しいものはどれか。
正解: 2. CaH₂ + 2H₂O → Ca(OH)₂ + 2H₂↑
解説: 水素化カルシウムは消防法別表第一の第3類「金属の水素化物」に当たり、水と反応すると水酸化カルシウムと水素を生じます(2が正しい)。カルシウムは2価なので水酸化物はCa(OH)₂となり、CaH₂ 1 molから水素2 molが発生します。この5本はどれも両辺の原子の数がそろっている…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
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硫酸ヒドラジンの性状に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 白色の結晶であり、還元性が強い性質を持つ物質である
解説: 硫酸ヒドラジンはヒドラジンの誘導体であり、白色の結晶として存在し、還元性が強い性質を持つ物質である。無色の油状液体である、酸化力の強い酸化性物質である、常温で気体である、あらゆる薬品に対して不活性であるといった記述はいずれも実際の性状とは異なる。還元性の強さは酸化性物質との混触時…
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ピリジンの性状として、正しいものはどれか。
正解: 4. ピリジンは第1石油類(水溶性)に分類され、水に任意の割合で溶け、特有の悪臭がある
解説: ピリジン(C5H5N)は第1石油類(水溶性)に分類される無色の液体です。引火点は約20℃(21℃未満のため第1石油類)で、水やエタノールに任意の割合で溶け、特有の強い悪臭を持ちます(選択肢4が正しい)。第1石油類(水溶性)の指定数量は400リットルです。ピリジンは水溶性であり、非…
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ハロゲン間化合物である三ふっ化臭素、五ふっ化臭素及び五ふっ化よう素の性状に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 1. 五ふっ化臭素の沸点は約130℃で、3つの中で最も高く、最も蒸発しにくい
解説: 政令第1条第4項は、消防法別表第一の第6類「その他のもので政令で定めるもの」をハロゲン間化合物としています。いずれも不燃性ですが強い酸化力をもつ液体です(4は正しい)。消防庁の危険物データでは、三ふっ化臭素の融点は8.8℃、沸点は127℃(2は正しい)、五ふっ化よう素の比重は3.…
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令第1条第4項
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硝酸と金属との反応に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 1. アルミニウムは希硝酸で不動態となり、濃硝酸にはよく溶ける
解説: 鉄・ニッケル・アルミニウムなどは、希硝酸には溶けますが、濃硝酸では表面に緻密な酸化物の膜(不動態)ができて内部が侵されにくくなり、ほとんど溶けません(4は正しい)。希硝酸で不動態になり濃硝酸に溶けるとする1は逆で、誤りです。銅や銀は希硝酸にも濃硝酸にも溶け、濃硝酸では主に赤褐色の…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
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特殊引火物のジエチルエーテル、二硫化炭素及びアセトアルデヒドの3つを比べた記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 3つのうち1気圧での沸点が最も低いのは、アセトアルデヒドである
解説: 厚生労働省のモデルSDSでは、沸点はアセトアルデヒド20.1℃、ジエチルエーテル35℃、二硫化炭素46℃で、アセトアルデヒドが最も低い(3が正しい)。比重は二硫化炭素1.26、アセトアルデヒド0.783、ジエチルエーテル0.71で、最も大きいのは二硫化炭素です(1は誤り)。燃焼範…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
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ハロゲン間化合物の反応性とフッ素原子の数との関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 2. 分子内のフッ素原子の数が多いものほど反応性が強く、五フッ化臭素(BrF₅)は三フッ化臭素(BrF₃)より反応性が強い。
解説: ハロゲン間化合物は、分子内に含まれるフッ素原子の数が多いものほど反応性が強くなる傾向があり、三フッ化臭素(BrF₃)と五フッ化臭素(BrF₅)を比較すると、フッ素原子を多く含む五フッ化臭素の方が反応性が強い。「フッ素原子の数と反応性の間には関係がない」「フッ素原子が少ないものほど…
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塩素酸カリウムの貯蔵や取扱い、火災の際の対応に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 二酸化マンガンなどが混ざると、より低い温度で分解して酸素を出すので、分解を促す物質と接触させない
解説: 政令第25条第1項第1号は、第1類の危険物について、可燃物との接触や混合、分解を促す物品との接近、過熱・衝撃・摩擦を避けるよう定めています。塩素酸カリウムに二酸化マンガンを加えると、触媒として働き、単独のときより低い温度で分解して酸素を出します(4が正しい)。灯油は可燃物で、酸化…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第25条第1項第1号、危険物の規制に関する政令別表第五
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無機過酸化物を加熱したときの分解に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 過酸化ナトリウムは、過酸化バリウムが分解する約800℃より低い温度で分解して、酸素を出す
解説: 厚生労働省のモデルSDSでは、過酸化バリウムは融点450℃・分解温度800℃(HSDB、ICSC)、過酸化ナトリウムは分解温度460℃(657℃で分解とする出典もある)とされ、過酸化ナトリウムの方が低い温度で分解します(2が正しい)。過酸化バリウムは融けた後、さらに高い温度で分解…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
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重クロム酸塩類に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 有毒性を有し、可燃物との混合により発火・爆発のおそれがあるため、消火には大量の水を用いる
解説: 重クロム酸カリウムや重クロム酸アンモニウムなどの重クロム酸塩類は有毒性を有し、可燃物と混合すると発火や爆発のおそれがあるため、消火には大量の水を用いる。「性質が大きく異なる」とする記述は、これらがいずれも重クロム酸塩類として共通の酸化性・有害性を持つことと整合しない。「水に溶けに…
関連キーワード: 重クロム酸塩類・有毒性・可燃物・注水消火
過酸化ナトリウムの性状に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 黄白色の粉末であり、橙色を呈する過酸化カリウムとは異なる色を持つ固体である
解説: 過酸化ナトリウムは黄白色の粉末であり、橙色の粉末である過酸化カリウムとは異なる色を呈する固体である。赤褐色の油状液体で水に浮くという記述、無色の針状結晶で常温で昇華して気体になるという記述、黒色の粉末で発光しながら分解するという記述、白色の気体で空気より軽く拡散するという記述は、…
関連キーワード: 過酸化ナトリウム・無機過酸化物・黄白色・過酸化カリウムとの比較・性状
亜塩素酸ナトリウムの貯蔵・取扱いと火災時の対応に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 酸のほか、硫酸アンモニウムなどのアンモニウム化合物とも激しく反応するので、離して貯蔵する
解説: 亜塩素酸ナトリウムのSDS(岸田化学、2023年改訂。ICSC 1045を引用)は、本物質を強酸化剤とし、酸のほか、アンモニウム化合物、りん、硫黄などと激しく反応して爆発の危険を生じるとしているので、1が正しい。同じSDSは消火剤に霧状水・泡・乾燥砂を挙げ、二酸化炭素消火器を使っ…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 亜塩素酸ナトリウム・第1類・窒息消火・二酸化炭素消火器・溶解度
過酸化ナトリウムを取り扱う作業場での、火災予防に関わる性質と対処に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 付着した衣類は火災の危険があるので、多量の水ですすぐ
解説: 厚生労働省のモデルSDS(過酸化ナトリウム)は、汚染された衣服は火災の危険があるため多量の水ですすぎ洗いするとしている。強い酸化剤がしみ込んだ衣類は燃えやすくなるためで、3が正しい。一方で同じSDSは、水や可燃性物質との接触を禁じ、こぼれた物はふた付きの容器に掃き入れるとしている…
関連キーワード: 過酸化ナトリウム・可燃物・有機物・分解温度
臭素酸カリウムが関与する火災の消火方法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 5. 無機過酸化物とは異なり、注水による冷却及び希釈が有効な消火方法となる
解説: 臭素酸カリウムは無機過酸化物とは異なり、水と接触しても激しく発熱するような危険な反応は起こさないため、注水による冷却及び希釈が有効な消火方法となる。無機過酸化物と同様に水との接触を避けて乾燥砂等で覆う必要があるという記述は事実に反する(政令別表第五でも、アルカリ金属の過酸化物等を…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 臭素酸カリウム・臭素酸塩類・消火方法・注水・無機過酸化物との違い
アルカリ金属の過酸化物の火災に適応する消火設備として、危険物の規制に関する政令別表第五に掲げられているものはどれか。
正解: 2. 炭酸水素塩類等を使用する粉末消火設備
解説: 危険物の規制に関する政令別表第五は、アルカリ金属の過酸化物又はこれを含有するものに適応する消火設備として、炭酸水素塩類等を使用する粉末消火設備のほか、乾燥砂、膨張ひる石又は膨張真珠岩を掲げている。アルカリ金属の過酸化物は水と激しく反応して発熱し酸素を放出するため、水を用いる屋内消…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: アルカリ金属の過酸化物・炭酸水素塩類等・粉末消火設備・政令別表第五
アルカリ金属の過酸化物以外の第1類の危険物(その他の第一類の危険物)の火災について、危険物の規制に関する政令別表第五で適応するものとされていない消火設備はどれか。
正解: 4. 不活性ガス消火設備
解説: 危険物の規制に関する政令別表第五は、その他の第一類の危険物に適応する消火設備として、屋内消火栓設備又は屋外消火栓設備、スプリンクラー設備、水蒸気消火設備又は水噴霧消火設備、泡消火設備、りん酸塩類等を使用する粉末消火設備などを掲げている。消火栓設備やスプリンクラー設備、泡消火設備は…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
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硝酸アンモニウムの反応性に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 2. アルカリと混合するとアンモニアを発生し、加熱すると分解して多量の気体を生じるおそれがある
解説: 硝酸アンモニウムはアンモニウム塩であるため、水酸化ナトリウムなどのアルカリと混合するとアンモニアを発生する。また加熱すると分解し、多量の気体を発生して体積が急激に増加するおそれがある。硝酸アンモニウムの水溶液は弱い酸性を示すので、強いアルカリ性を示すとする記述は誤りであり、アンモ…
関連キーワード: 硝酸アンモニウム・アンモニア・アルカリとの反応・分解・酸化性固体
鉄粉の自然発火の危険性に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 油の染み込んだ切削屑等は、酸化熱が蓄積して自然発火するおそれがある
解説: 鉄粉のうち油の染み込んだ切削屑等は、酸化反応による熱が蓄積しやすく、自然発火を起こすおそれがあるため取扱いや保管に注意が必要である。「完全に乾燥した状態ほど発火の危険が高まる」は乾燥と発火の関係が誤りであり、「湿気の有無のみが原因で油分とは無関係」も油分の関与を否定しており誤りで…
関連キーワード: 鉄粉・自然発火・酸化熱・切削屑・油
赤りんの性状を黄りんと比べた記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 赤りんは、黄りんと異なり有機溶媒に溶けない
解説: 消防庁の危険物データでは、赤りんは水にも有機溶媒にも溶けず、黄りんは有機溶媒に溶けるとされているので、3が正しい。比重は赤りんが2.34、黄りんが1.82で、赤りんの方が大きい(1は誤り)。モデルSDS(赤りん)は大火災の消火剤に散水・噴霧水を挙げ、危険物の規制に関する政令別表第…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 赤りん・黄りん・同素体・比重・十酸化四りん
固体の硫黄を貯蔵し、取り扱う際に知っておくべき性状として、正しいものはどれか。
正解: 1. 二硫化炭素にはよく溶けるが、水には溶けない
解説: 消防庁の危険物データでは、硫黄は二硫化炭素に溶け(20℃で100gに約42g)、職場のあんぜんサイトのモデルSDS(硫黄)では水に不溶とされているので、1が正しい。同じSDSの自然発火温度は約232℃で、法令に従った保管では安定とされ、常温で自然発火するものではない(2は誤り)。…
関連キーワード: 硫黄・自然発火・二酸化硫黄・比重・融点
鉄粉の貯蔵・取扱いと、火災時の措置に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 火災には泡消火剤は適さず、乾燥砂や膨張ひる石などで覆って消火する
解説: 危険物の規制に関する政令別表第五で、鉄粉・金属粉・マグネシウムの火災に適応するとされるのは、粉末消火設備と消火粉末を放射する消火器のうち炭酸水素塩類等を使用するもの及びその他のもの、乾燥砂、膨張ひる石・膨張真珠岩で、泡や水系の消火設備、ハロゲン化物の消火器は適応しない。鉄粉のSD…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 鉄粉・粉じん爆発・消火剤・ハロゲン化物消火器・水素
三硫化りん、五硫化りん及び七硫化りんの水に対する反応性の違いに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 三硫化りんは冷水とはほぼ反応せず熱湯と反応し、五硫化りん及び七硫化りんは冷水とも徐々に反応する
解説: 三硫化りんは常温の冷水とはほとんど反応しないが、熱湯と接触すると徐々に分解して硫化水素を生じる。一方、五硫化りん及び七硫化りんは冷水とも徐々に反応して分解が進む点で三硫化りんと異なる。「いずれも冷水・熱湯を問わずほとんど反応しない」「熱湯とは反応するが冷水や湿気とはほとんど反応し…
関連キーワード: 硫化りん・三硫化りん・五硫化りん・七硫化りん・水との反応性の違い
マグネシウムの燃焼に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. マグネシウムは点火すると白光を放って激しく燃焼し、酸化マグネシウムを生じる
解説: マグネシウムは点火すると白光を放って激しく燃焼し、酸化マグネシウムを生じる性質を持つ。「発光を伴わず静かに酸化が進行するのみ」は燃焼の激しさを否定しており誤り。「燃焼生成物は水素ガスである」も誤りで、水素が発生するのは水や酸との反応時であり、燃焼生成物は酸化マグネシウムである。「…
関連キーワード: マグネシウム・白光・酸化マグネシウム・燃焼・窒素中の燃焼
アルミニウム粉や亜鉛粉などの金属粉の性状に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 4. 亜鉛粉が酸と反応して発生する気体は、空気より重く、床面付近に滞留しやすい
解説: 亜鉛粉が酸と反応して発生するのは水素で(消防庁の危険物データ)、水素の蒸気比重は0.07と空気よりはるかに軽いので、床面付近に滞留しやすいとする4が誤り。職場のあんぜんサイトのモデルSDS(アルミニウム)は、アルミニウム粉がハロゲン元素と接触すると自然発火することがあるとし(1)…
関連キーワード: 金属粉・アルミニウム粉・亜鉛粉・静電気・水素
マグネシウムの性質に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 2. 二酸化炭素中では燃焼が直ちに停止するため、密閉容器内での貯蔵に適した金属である
解説: マグネシウムは二酸化炭素中でも燃焼を継続できるため、「二酸化炭素中では燃焼が直ちに停止する」という前段が誤りであり、選択肢2は記述全体として誤りとなる。なお容器を密封して乾燥した場所に貯蔵すること自体は正しい取扱いであるが、その理由は二酸化炭素による消炎ではなく、水又は酸との接触…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第25条第1項第2号
関連キーワード: マグネシウム・二酸化炭素中の燃焼・酸化マグネシウム・自然発火・消火方法
五硫化りんの貯蔵・取扱い上の危険に関わる性状として、正しいものはどれか。
正解: 4. 衝撃、摩擦、振動を加えると、爆発的に分解することがある
解説: 職場のあんぜんサイトのモデルSDS(五硫化りん)は、衝撃、摩擦、振動を加えると爆発的に分解することがあるとしているので、4が正しい。同じSDSは、使ってはならない消火剤に水を挙げ、水と接触すると火災や爆発の危険があるとしており、消火には乾燥粉末消火剤や乾燥砂などを用いる(1は誤り…
関連キーワード: 五硫化りん・硫化水素・二硫化炭素・消火剤
硫黄の火災と、その消火に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 二酸化炭素の消火剤は、硫黄の火災には適さない
解説: 職場のあんぜんサイトのモデルSDS(硫黄)は、使ってはならない消火剤に炭酸ガス(二酸化炭素)と炭酸水素塩類の粉末消火剤を挙げている。危険物の規制に関する政令別表第五でも、硫黄が属する「その他の第二類」には二酸化炭素や炭酸水素塩類等の消火器は適応しないとされるので、3が正しく、4は…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 硫黄・二酸化硫黄・消火剤・炭酸水素塩類・蒸気比重
第3類危険物のうち、禁水性のみを有し、自然発火性を有しない危険物として正しいものはどれか。
正解: 1. リチウム
解説: リチウムは第3類危険物の中で、禁水性のみを有し自然発火性を有しない代表的な危険物である (選択肢1が正しい)。水と反応して水素を発生するが、固形のリチウムは常温の乾燥した空気中では直ちに発火することはない。なお消防法別表第一の第三類にリチウムという品名はなく、リチウムは品名「アル…
関連キーワード: リチウム・禁水性のみ・自然発火性なし・黄りんとの対比・分類
黄りん (P₄) の火災で使う消火器や消火の方法の注意事項として、正しいものはどれか。
正解: 5. 黄りんの火災に、二酸化炭素消火器や粉末消火器は適応しないとされる
解説: 危険物の規制に関する政令別表第五では、黄りんが属する「その他の第三類」の火災に適応するのは水系の消火設備や泡、乾燥砂などで、二酸化炭素や消火粉末を放射する消火器は適応しないとされるので、5が正しい。黄りんの比重は約1.82で水より重い(1は誤り)。燃焼で生じる十酸化四りん(五酸化…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 黄りん・十酸化四りん・二酸化炭素消火器・発火点・比重
トリエチルアルミニウム ((C₂H₅)₃Al) が水と反応したときの化学反応式として、正しいものはどれか。
正解: 2. (C₂H₅)₃Al + 3H₂O → Al(OH)₃ + 3C₂H₆
解説: アルキルアルミニウムは水と激しく反応し、アルキル基が水の水素と結びついて炭化水素を生じ、アルミニウムは水酸化アルミニウムになる(危険物保安技術協会 Safety & Tomorrow No.166 の解説)。トリエチルアルミニウムでは3つのエチル基がそれぞれエタンになるので、2が…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
関連キーワード: トリエチルアルミニウム・アルキルアルミニウム・水酸化アルミニウム・炭化水素
危険物の規制に関する政令 別表第五は、第3類危険物を「禁水性物品」と「その他の第三類の危険物」に分けて適応する消火設備を定めている。この2つの区分に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 泡消火設備は「その他の第三類の危険物」には適応するが、「禁水性物品」には適応しない
解説: 危険物の規制に関する政令 別表第五は、第三類の危険物を「禁水性物品」と「その他の第三類の危険物」の2つの区分に分けて適応消火設備を定めています。泡消火設備・泡を放射する消火器・棒状及び霧状の水・強化液は、いずれも第三類については「その他の第三類の危険物」の欄にだけ○が付き、「禁水…
関連キーワード: 別表第五・禁水性物品・その他の第三類・泡消火設備・黄りん
第3類危険物に該当する金属と、その炎色反応の色の組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 3. ナトリウム — 黄色
解説: 第3類危険物に該当する金属の炎色反応は次のとおりである。リチウム: 深赤色、ナトリウム: 黄色、カリウム: 赤紫色、カルシウム: 橙赤色、バリウム: 黄緑色。したがって「ナトリウム — 黄色」の組み合わせ (選択肢3) が正しい。選択肢2の黄緑色はバリウム、選択肢4の橙赤色はカル…
関連キーワード: 炎色反応・ナトリウム黄色・カリウム赤紫・リチウム深赤・バリウム黄緑・カルシウム橙赤
トリクロロシラン (SiHCl₃) の貯蔵・取扱いに関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 沸点が約32℃と低く湿気とも反応するので、密閉して窒素ガス下の冷所に貯蔵する
解説: 職場のあんぜんサイトのモデルSDS(トリクロロシラン)では、沸点は約32℃で、水と激しく反応して塩化水素を生じ、保管は容器を密閉して湿気や熱源を避け、推奨保管温度2〜8℃、内容物を窒素ガス下で保管するとされているので、2が正しい。生じる有毒ガスは塩化水素で、塩素ではない(3は誤り…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
関連キーワード: トリクロロシラン・塩化水素・蒸気比重・沸点・引火点
アルキルアルミニウムの危険性 (反応性) を低減する方法として、正しいものはどれか。
正解: 1. ベンゼンやヘキサン等の炭化水素系溶媒で希釈する
解説: アルキルアルミニウムは、ベンゼンやヘキサン等の反応しない炭化水素系溶媒で希釈すると反応性 (危険性) が低減する (選択肢1が正しい)。実際の貯蔵・取扱いでも溶媒で希釈した状態で扱われることが多い。水で希釈する (選択肢3) のは厳禁であり、水と激しく反応してエタン等の可燃性ガス…
関連キーワード: アルキルアルミニウム・希釈・ヘキサン・ベンゼン・炭化水素溶媒・反応性低減
炭化カルシウム(カーバイド、CaC₂)の危険性に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 銅塩や硝酸銀と接触すると、衝撃に敏感な化合物を生じる
解説: 職場のあんぜんサイトのモデルSDS(炭化カルシウム)は、硝酸銀や銅塩により衝撃に敏感な化合物を生じるとしているので、4が正しい。同じSDSでは、炭化カルシウムは湿気や水と接触すると激しく分解して引火性・爆発性の高いアセチレンを生じるとされ、主に生じるのはりん化水素ではない(3は誤…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
関連キーワード: 炭化カルシウム・アセチレン・自然発火・泡消火剤・りん化水素
黄りんが空気中で燃焼するときの現象に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 黄りん(P₄)1 molが完全燃焼すると、酸素(O₂)を5 mol消費する
解説: 黄りんが空気中で燃焼すると、P₄ + 5O₂ → P₄O₁₀ の反応で十酸化四りん(五酸化二りん)を生じる。黄りん1 molに対して酸素5 molが消費されるので、5が正しい。沖縄県衛生環境研究所の資料は、黄りんが白い煙を出しながら燃え、その煙は腐食性や毒性のある五酸化二りんだと…
関連キーワード: 黄りん・十酸化四りん・五酸化二りん・発火点・融点
少量のナトリウムを廃棄処理する方法として、最も適切なものはどれか。
正解: 5. エタノール等のアルコール中で少量ずつ反応させ、完全に分解してから処理する
解説: 少量のナトリウムを廃棄する場合は、エタノール等のアルコール中で少量ずつ反応させて完全に分解する方法が適切です (選択肢5が正しい)。ナトリウムはアルコールとも水素を発生しながら反応しますが、水との反応に比べて穏やかであるため、制御しながら処理できます。水に一度に投入すると激しく反…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
関連キーワード: ナトリウム・廃棄処理・アルコール・少量ずつ分解・水投入厳禁
トルエンなどの第4類の危険物が屋内の床に漏れた場合の措置として、正しいものはどれか。
正解: 1. 漏れが多いときは、広がらないよう盛り土で囲み、ドラム缶などに回収する
解説: 職場のあんぜんサイトのモデルSDS(トルエン)は、漏れが多いときは盛り土で囲って流出を防ぎ、ドラムなどに回収するとしているので、1が正しい。同じSDSは、回収物を入れた容器は処分するまで密封しておくこと(2は誤り)、必要に応じて換気を確保すること(4は誤り)、防爆型の電気機器・換…
関連キーワード: 第4類・トルエン・防爆型・換気・蒸気
動植物油類の自然発火のメカニズムとして、正しいものはどれか。
正解: 4. 乾性油(アマニ油等)が布などに染み込んだ状態で空気中に置かれると、不飽和脂肪酸が酸化されて熱を発し、その熱が蓄積されることで自然発火に至ることがある
解説: 動植物油類(特に乾性油)の自然発火のメカニズムは次の通りです。乾性油(アマニ油・桐油・えごま油等)はヨウ素価(不飽和度)が高く、空気中の酸素と反応(酸化重合)しやすい性質があります。この酸化反応は発熱反応(酸化熱の発生)であり、布や繊維等に染み込んだ状態では熱が逃げにくく、蓄熱に…
関連キーワード: 動植物油類・自然発火・乾性油・酸化熱・アマニ油
第4類危険物の火災における「ボイルオーバー」の説明として、正しいものはどれか。
正解: 3. タンク火災時に水分を含む重質油が沸騰・膨張して燃焼中の油が溢れ出す現象である
解説: ボイルオーバー(boilover)は重質油(重油等)のタンク火災で発生する危険な現象です。火災が長時間継続すると、タンク底部の水分(遊離水・乳化水)が熱波(高温層)に達して急激に水蒸気化します。この急激な体積膨張により、燃焼中の油が激しく溢れ出し、周囲に広範囲の油火災を引き起こす…
関連キーワード: ボイルオーバー・タンク火災・重質油・水分・油の溢れ
トルエンの性状として、正しいものはどれか。
正解: 2. トルエンは第1石油類(非水溶性)に分類され、引火点は約4℃である
解説: トルエン(C6H5CH3、メチルベンゼン)は第1石油類(非水溶性)に分類される芳香族炭化水素です。引火点は約4℃であり常温付近での引火の危険性があります(選択肢2が正しい)。トルエンはアルコール類ではなく、水に溶けにくい非水溶性危険物です(選択肢1は誤り)。引火点は4℃であり21…
関連キーワード: トルエン・第1石油類非水溶性・引火点4℃・芳香族炭化水素
乾性油・半乾性油・不乾性油の分類として、正しいものはどれか。
正解: 2. アマニ油(亜麻仁油)は乾性油であり、自然発火の危険性が高い
解説: 動植物油類はヨウ素価(不飽和脂肪酸の含有度を示す指標)によって乾性油(ヨウ素価130以上)・半乾性油(ヨウ素価100〜130)・不乾性油(ヨウ素価100未満)に分類されます。乾性油は空気中の酸素と容易に反応(酸化重合)する性質があり、布等に染み込んだ状態では自然発火の危険性があり…
関連キーワード: 乾性油・不乾性油・半乾性油・アマニ油・ヨウ素価・自然発火
第4類の危険物の蒸気が滞留するおそれのある場所での火災予防に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 5. ガソリンの蒸気は空気のおよそ1.2倍の重さで、床面付近に流れて滞留しやすい
解説: ガソリンの蒸気比重は3~4で(消防庁「ガソリンの危険性について」・厚生労働省モデルSDS)、空気のおよそ1.2倍とする5が誤り。アセトアルデヒドの蒸気密度は1.5、酸化プロピレンは約2.05(いずれもモデルSDS)で、低い所に滞留しやすい(1・2は正しい)。シアン化水素は引火点が…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第9条第1項第11号
関連キーワード: 蒸気比重・滞留・屋外の高所・第1石油類
石油類のタンク火災などで発生する「スロップオーバー」の説明として、正しいものはどれか。
正解: 3. 燃焼している高温の油面に泡消火剤などに含まれる水分が入ると、水が急激に沸騰して燃えている油を飛散させる現象
解説: スロップオーバー(slopover)は、燃焼して高温になった油の表面に、泡消火剤や放水などによって水分が入ったとき、その水が急激に沸騰・水蒸気化して体積が膨張し、燃えている油を飛散させる現象です(選択肢3が正しい)。油火災への注水や不適切な泡放射が危険とされる理由の一つです。タン…
関連キーワード: スロップオーバー・油面への水分侵入・油の飛散・ボイルオーバーとの違い・タンク火災
第4類の危険物を取り扱うときに問題となる静電気の帯電と放電に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 接地していない金属製の容器にも、電荷がたまることがある
解説: 接地されていない金属の容器・パイプ・タンクのような絶縁された導体にも電荷は蓄積し、火花放電の原因になる(労働安全衛生総合研究所「静電気安全指針2007」。1が正しい)。放電エネルギーはW=½CV²で電位の2乗に比例し、電位が2倍なら4倍になる(2は誤り)。同指針はアルコール・ケト…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する規則第40条の7
関連キーワード: 静電気・接地・導電率・放電エネルギー・流速
キシレン(キシロール)の性状として、正しいものはどれか。
正解: 5. キシレンは第2石油類(非水溶性)に分類され、引火点は約27〜33℃、水より軽い
解説: キシレン(ジメチルベンゼン、C6H4(CH3)2)は第2石油類(非水溶性)に分類される芳香族炭化水素です。o(オルト)・m(メタ)・p(パラ)の3種の異性体があり、引火点は異性体によって異なりますが約27〜33℃の範囲にあり(21℃以上70℃未満で第2石油類の基準を満たす)、水よ…
関連キーワード: キシレン・第2石油類非水溶性・引火点27〜33℃・芳香族・水より軽い
ヤシ油の性状として、正しいものはどれか。
正解: 4. ヤシ油は動植物油類に分類され、不乾性油(ヨウ素価100未満)に属し、アマニ油より自然発火の危険性が低い
解説: ヤシ油(コプラ油)は動植物油類に分類されます。ヨウ素価が低い(100未満)不乾性油に属し、空気中での酸化が起きにくいため、乾性油(アマニ油等)と比べて自然発火の危険性は低い性質があります(選択肢4が正しい)。乾性油でないため自然発火の危険は低いです(選択肢5は誤り)。動植物油類の…
関連キーワード: ヤシ油・動植物油類・不乾性油・ヨウ素価100未満・自然発火の危険低
ジアゾ化合物であるジアゾジニトロフェノールの性状と、輸送・貯蔵上の注意に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 黄色の結晶性の固体で、日光に当たると色が暗くなる
解説: ジアゾジニトロフェノールは黄色の結晶性の固体で、日光に当たると色が暗くなる(PubChem 収載の CAMEO Chemicals の記載)。3が正しい。常温で液体ではなく固体である(1は誤り)。乾燥した状態では熱・衝撃・摩擦で爆発するおそれがあり、輸送は40%以上の水、または水…
関連キーワード: ジアゾ化合物・ジアゾジニトロフェノール・自己反応性物質・比重
アジ化ナトリウムを加熱した場合に生じる現象に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 分解して窒素ガスと金属ナトリウムを生じる
解説: アジ化ナトリウムは加熱すると分解し、窒素ガスとともに金属ナトリウムを生じる性質を持つ。この金属ナトリウムは水と激しく反応するため、分解後の残留物の取扱いには特別な注意が必要となる。分解せず昇華するだけ、酸素や二酸化炭素と水のみを生じるといった記述、単に融解するだけで化学変化を起こ…
関連キーワード: アジ化ナトリウム・加熱分解・金属ナトリウム・窒素ガス・危険性
ヒドロキシルアミン塩類(硫酸ヒドロキシルアミン等)の性状に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 水溶液は強い酸性を示し、金属製容器を腐食させるおそれがある
解説: 硫酸ヒドロキシルアミンなどのヒドロキシルアミン塩類は白色の結晶で水によく溶け、その水溶液は強い酸性を示す。この酸性の水溶液は金属を腐食させるおそれがあるため、金属製容器での取扱いには注意が必要である。アルカリ性や中性を示すという記述は性状に反し、液体として存在し結晶化しないという…
関連キーワード: ヒドロキシルアミン塩類・硫酸ヒドロキシルアミン・酸性・腐食・白色結晶
ピクリン酸と金属との反応に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. ピクリン酸は金属と反応し、衝撃に敏感な爆発性金属塩を生じるため金属製容器を避ける
解説: ピクリン酸は鉄や銅などの金属と反応し、衝撃や摩擦に敏感な爆発性の金属塩(ピクリン酸塩)を生じる性質があるため、貯蔵容器には金属を避ける必要がある。不活性で反応しない、不燃性ガスを発生して防火上有利になる、酸化被膜で腐食を防止する、水分があれば反応しないといった記述はいずれも実際の…
関連キーワード: ピクリン酸・金属塩・爆発性・金属製容器・第5類危険物
ニトログリセリンの火災時の対応と、温度による状態の変化に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 半ば凍った状態のものは、衝撃に鋭敏になる
解説: 厚生労働省のモデルSDS(ニトログリセリン)は、凍結したものは液体よりやや鈍感になるが、半解凍や部分解凍のものは鋭敏になるとしている(5が正しい)。分解は50~60℃で始まる(1は誤り)。着火した後は爆発の危険があるため直ちに避難し、炎が届いたら消火活動をしない(2は誤り)。蒸気…
関連キーワード: ニトログリセリン・硝酸エステル類・半解凍・再燃・蒸気密度
エチルメチルケトンパーオキサイド(MEKPO)の貯蔵と、他の物質との接触に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. ナフテン酸コバルトと直接混ざると、爆発するおそれがある
解説: 厚生労働省のモデルSDS(エチルメチルケトンペルオキシド)は、ナフテン酸コバルトと接すると爆発するとしている(3が正しい)。引火点は75℃(GESTIS)で、常温で容易に引火するものではない(1は誤り)。漏出時は散水して湿った状態を保つとされ、小火災の消火にも散水や水噴霧を用いる…
関連キーワード: エチルメチルケトンパーオキサイド・有機過酸化物・引火点・比重
次の第5類の危険物のうち、化学式に酸素原子(O)を含まないものはどれか。
正解: 2. アゾビスイソブチロニトリル
解説: アゾビスイソブチロニトリルの分子式はC₈H₁₂N₄で、酸素原子を含まない(厚生労働省モデルSDS。2が正しい)。消防法上は第5類のアゾ化合物に当たる。ヒドロキシルアミンはH₃NO(NH₂OH)、エチルメチルケトンパーオキサイドはC₈H₁₆O₄、ピクリン酸はC₆H₃N₃O₇で、いず…
関連キーワード: 第5類・酸素原子・自己反応性物質・化学式
ニトロセルロースの性状と貯蔵上の注意に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 湿らせた状態を保つため、容器は密閉して貯蔵する
解説: ニトロセルロースは乾燥すると爆発や自然発火の危険が増すため、適切な物質で湿らせて保管し、容器は密閉しておく(厚生労働省モデルSDS。1が正しい)。静電気に敏感なため、容器や受器は接地する(2は誤り)。酸化剤・塩基・酸と反応するので、酸やアルカリを加えて保存するのは誤り(3)。モデ…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: ニトロセルロース・接地・消火器・比重
ヒドロキシルアミン塩類(硫酸ヒドロキシルアミン、塩酸ヒドロキシルアミン)の貯蔵・取扱い上の危険性に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 鉄や銅などの金属イオンが混入すると、触媒作用で発熱分解が進みやすくなる
解説: 塩酸ヒドロキシルアミンのモデルSDSは、鉄・銅・ニッケル・クロムなどの金属イオンの触媒作用で発熱分解し、金属イオンの増加や加熱で促進されるとしている(4が正しい)。硫酸ヒドロキシルアミンは強い還元剤で、酸化剤や金属粉末などと激しく反応する(1は誤り)。どちらも吸湿性があり、塩酸塩…
関連キーワード: ヒドロキシルアミン塩類・還元剤・吸湿性・加熱分解
ニトロセルロースの分解・発火と、火災時の性状に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 自然発火温度は160~170℃程度で、灯油より低い
解説: 厚生労働省のモデルSDS(ニトロセルロース)では自然発火温度は160~170℃(Chapman)で、灯油(モデルSDSで220℃、ENEOSのSDSで約240℃)より低い(4が正しい)。燃焼すると急速に分解して窒素酸化物を生じ、火災や爆発の危険をもたらす(1・3は誤り)。消火剤に…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: ニトロセルロース・自然発火温度・窒素酸化物・乾燥
過酸化水素の酸化作用・還元作用及び人体への危険性に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 1. 過マンガン酸カリウムの硫酸酸性水溶液と反応するときは、酸化剤として働く
解説: 過酸化水素は通常は酸化剤として働くが、過マンガン酸カリウムのように自分より酸化力の強い物質に対しては還元剤として働くこともある。このとき過酸化水素は酸化されて酸素を発生し、過マンガン酸イオンはマンガン(Ⅱ)イオンに還元される。過マンガン酸カリウムの硫酸酸性水溶液と反応するときも酸…
関連キーワード: 過酸化水素・還元剤・酸化剤・総合理解・オキシドール
過酸化水素が漏えい・流出した場合の応急措置として、正しいものはどれか。
正解: 5. 大量の水で洗い流し、十分に希釈する
解説: 過酸化水素は水に任意の割合で溶けるため、漏えい・流出時は大量の水で洗い流して十分に希釈するのが基本的な応急措置となる。「乾燥砂で覆って密閉する」は可燃性固体等への対応であり、水に易溶な過酸化水素には適さず誤り。「濃塩酸を加えて中和する」も誤りで、酸を加える処置は定められていない。…
関連キーワード: 過酸化水素・流出・希釈・応急措置・水で洗浄
濃度60%程度の過塩素酸の性質と、その火災の予防・消火に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 火災の消火には、二酸化炭素を放射する消火器が適している
解説: 過塩素酸は強い酸化剤で、それ自体は燃えないが、可燃物の燃焼を激しくする。メーカーのSDS(キシダ化学 過塩素酸60%)は、適切な消火剤を霧状水・強化液・泡・乾燥砂とし、二酸化炭素やハロゲン化物を放射する消火器を使ってはならない消火剤に挙げているので、3が誤り(2は正しい)。危険物…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 過塩素酸・消火器・強塩基・フューム
過酸化水素の容器には、内部の気体を逃がす微細な穴の付いた栓が用いられる。この容器と保管に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 穴から液が漏れるおそれがあるため、容器は横に倒さず立てて保管する
解説: 内圧を調整する微細な穴の付いた栓(ガス抜き栓)の容器は、横に倒すとガス抜き部分から液が漏れるおそれがあるため、横置きにしない(昭和化学・キシダ化学の過酸化水素35%のSDS。2が正しい)。加温や光で分解して生じる気体は酸素である(1は誤り)。アンモニアと接すると爆発の危険があり、…
関連キーワード: 過酸化水素・ガス抜き・酸素・重金属
事業所で第6類の危険物の容器が破損し、内容物が床に流出した。このときの措置として、誤っているものはどれか。
正解: 5. 過酸化水素が流出したときは、液が広がらないよう、活性炭をまいて吸着させたうえで回収する
解説: 厚生労働省のモデルSDS(過酸化水素)は、炭素と接すると激しく分解して支燃性の酸素を発生するとし、炭素を混触危険物質に挙げている。活性炭に吸わせると激しい分解を招き、火災の危険を増すので、5が誤り。同じSDSは、漏洩物に触れたり、その中を歩いたりしないこととしている(4)。硝酸の…
関連キーワード: 第6類・流出・過酸化水素・硝酸・帯電防止工具
過酸化水素の用途に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. オキシドールは過酸化水素の約3%水溶液であり、消毒剤として用いられるほか、過酸化水素は漂白剤としても利用される
解説: オキシドールは過酸化水素の約3%水溶液で、消毒剤として広く用いられるほか、過酸化水素そのものも紙・パルプや繊維の漂白剤として利用される。約30%水溶液とする記述は濃度が一桁異なり誤りである。オキシドールは過酸化水素を希釈し、リン酸や尿酸などの安定剤を加えた水溶液であって、アルカリ…
関連キーワード: 過酸化水素・用途・オキシドール・消毒剤・漂白剤
実験室で濃度60%程度の過塩素酸を取り扱うときの注意として、正しいものはどれか。
正解: 5. 加熱を伴う作業は、過塩素酸専用のドラフトで行う
解説: 厚生労働省のモデルSDS(過塩素酸)は、ほかの用途向けに設計されたドラフトで過塩素酸を使うことを認めておらず、過塩素酸用に設計されたドラフトで扱う(5が正しい)。蒸気密度は約3.5で空気より重い(1は誤り)。過塩素酸に水を注いではならず、薄めるときは水の中に過塩素酸をゆっくり加え…
関連キーワード: 過塩素酸・ドラフト・蒸気密度・水噴霧
ハロゲン間化合物である三ふっ化臭素(BrF₃)の物理的性質と、有機物との反応性に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 融点は約9℃で、冬季の低温下では固体になることがある
解説: 消防庁の危険物災害等情報支援システムでは、三ふっ化臭素は液体で、融点8.8℃、沸点127℃、比重2.84とされる。融点が約9℃なので、冬季の低温下では固体になることがある(2が正しい。PubChem 収載の記載でも約9℃(48°F)で固化する)。沸点は約30℃ではない(1は誤り)…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第1条第4項
関連キーワード: ハロゲン間化合物・三ふっ化臭素・融点・比重・有機物
第6類危険物から発生する蒸気の性質に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 多くは刺激性や腐食性を持つ有毒な蒸気を発生し、吸入すると呼吸器等に悪影響を及ぼすおそれがある
解説: 第6類危険物の多くは刺激性・腐食性を持つ有毒な蒸気を発生し、吸入すると呼吸器や粘膜に悪影響を及ぼすおそれがあるため、密閉容器での貯蔵や換気、防毒マスクの着用など蒸気対策が必要である。第6類自体は不燃性であるため蒸気が引火するという記述、無臭・無害であるという記述、換気を行っても意…
関連キーワード: 蒸気・有毒性・刺激性・呼吸器影響
濃度60%程度の過塩素酸を長期間貯蔵するときの注意に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 元の容器のまま、他の容器に移し替えずに保管する
解説: 厚生労働省のモデルSDS(過塩素酸)とキシダ化学のSDSは、注意書きで「他の容器に移し替えないこと」とし、耐腐食性または耐腐食性の内張りのある容器で保管するとしている(1が正しい)。多くの金属を侵して生じるのは引火性・爆発性の水素である(2は誤り)。不安定になるのは濃度が72%を…
関連キーワード: 過塩素酸・貯蔵・容器・酸化剤
ぴよパスでは危険物取扱者 甲種の問題を3カテゴリに分けています。危険物の性質・火災予防・消火にはオリジナル予想問題を190問収録し、サイト内の危険物取扱者 甲種全405問の約47%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには危険物取扱者甲種・比重・融点・第1類などがあります。本試験の情報は合格率34.0%(令和7年度)・試験時間2時間30分・受験料7,200円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。190問のうち104問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、危険物に関する法令・物理学及び化学などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
ぴよパスに収録している危険物取扱者 甲種「危険物の性質・火災予防・消火」のオリジナル練習問題 全190問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級33問・中級86問・上級71問の全190問構成です。うち104問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
引火点は高いのですが、乾性油(ヨウ素価130以上)は空気中で酸化されやすく、布などにしみ込んで堆積すると酸化熱の蓄積で自然発火するため、注意が必要です。Q95 動植物油類に関する記述として、正しいものはどれか。 で確認する
鉄粉のうち油の染み込んだ切削屑等は、酸化反応による熱が蓄積しやすく、自然発火を起こすおそれがあるため取扱いや保管に注意が必要である。Q141 鉄粉の自然発火の危険性に関する記述として、正しいものはどれか。 で確認する
紹介文と対象読者を見比べて、学びたい内容に合う書籍を選んでください。
法令・物理化学・第1〜6類の性質と消火を扱い、共通点をまとめる説明とゴロ合わせで知識を整理する構成です。特急・急行の重要度マークと「先生」「博士」の補足解説があり、模擬テストも収録しています。
こんな人に: 共通点やゴロ合わせで知識を整理し、説明と問題演習を1冊で進めたい人。
令和7年から過去8年間に出題された735問を収録しています。項目ごとにテキスト・問題・正解と解説がまとまっているため、問題を解いた後に必要な説明へ戻りながら確認できます。
こんな人に: 項目ごとに問題を解き、間違えた内容を解説で確認したい人。
2026年刊のテキスト・問題集一体型で、学習教材を1冊に絞りたい受験者の選択肢になる。400ページに要点・練習問題・危険物データリストをまとめており、講義型テキストと大型過去問集の2冊構成が重い人でも学習を始めやすい。
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