危険物の性質・火災予防・消火
全66問
この科目の学習ポイントを読む
危険物の性質・火災予防・消火は危険物取扱者 甲種を構成する3科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全66問 (試験全体の約41%相当) を収録しています。本試験は合格率約35.2%・試験時間2時間30分・受験料7,200円の試験で、危険物の性質・火災予防・消火は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは第1類危険物・第5類危険物・第2類危険物・第3類危険物などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると危険物取扱者 甲種受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
66問のうち1問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (危険物に関する法令・物理学及び化学) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1初級第1類危険物・酸化性固体・酸素放出
第1類危険物(酸化性固体)に共通する性状として、正しいものはどれか。
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解説: 第1類危険物(酸化性固体)の最大の特徴は、それ自体は不燃性であるにもかかわらず、加熱・衝撃・摩擦などの刺激によって分解し、酸素を放出することです。放出された酸素が周囲の可燃物と反応して燃焼を促進(支燃)するため、混合した可燃物と接触すると爆発的に燃焼する危険があります。「それ自体…
- Q2初級塩素酸カリウム・KClO₃・白色結晶
塩素酸カリウム(KClO₃)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 塩素酸カリウム(KClO₃)は白色の結晶性固体(粉末状または塊状)で、第1類危険物に分類されます。加熱すると約400℃付近で分解して酸素を放出し、可燃物と混合すると爆発的に燃焼する危険があります。常温では固体であり、引火点という概念はありません。硫黄臭は第2類の硫黄に関連する性状…
- Q3初級第2類危険物・可燃性固体・着火しやすい
第2類危険物(可燃性固体)に共通する性状として、正しいものはどれか。
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解説: 第2類危険物(可燃性固体)は、比較的低温で着火しやすく、燃焼速度が速い可燃性の固体です。火源との接触により容易に引火・着火し、一旦燃焼すると消火が困難な場合もあります。自然発火性は第3類危険物の特性であり、第2類全体には当てはまりません。酸化性があるのは第1類・第6類の特性です。…
- Q4初級第3類危険物・自然発火性・禁水性
第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)の最大の特徴は、自然発火性物質は空気(酸素)に触れると自然に発火する危険があり、禁水性物質は水と接触すると発火したり可燃性ガス(水素など)を発生したりすることです。黄りんは自然発火性のみ、カリウム・ナトリウムは禁水性と自然発火性の両方を…
- Q5初級第5類危険物・自己反応性物質・分子内酸素
第5類危険物(自己反応性物質)に共通する性状として、正しいものはどれか。
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解説: 第5類危険物(自己反応性物質)は、分子内に酸素や窒素などを含み、加熱・衝撃・摩擦等の刺激により自己燃焼または爆発する危険性があります。外部からの酸素供給がなくても、分子内に燃焼に必要な酸素を持っているため、密閉空間でも燃焼・爆発します。これが第5類の最大の危険性です。第5類は可燃…
- Q6初級第6類危険物・酸化性液体・不燃性
第6類危険物(酸化性液体)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 第6類危険物(酸化性液体)は、それ自体は不燃性の液体ですが、強い酸化力を持ち、可燃物と接触すると燃焼を促進する性質(支燃性)があります。過塩素酸、過酸化水素、硝酸、ハロゲン間化合物などが代表例です。引火点を持つのは第4類危険物(引火性液体)の特性です。水と接触して可燃性ガスを発生…
- Q7初級過マンガン酸カリウム・KMnO₄・暗紫色結晶
過マンガン酸カリウム(KMnO₄)の性状および取扱い上の注意として、正しいものはどれか。
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解説: 過マンガン酸カリウム(KMnO₄)は暗紫色(黒紫色)の結晶で、第1類危険物(酸化性固体)に分類されます。水に溶けると鮮やかな赤紫色の水溶液になります。強い酸化力を持ち、有機物(グリセリン等)、硫黄、硫酸などと混合すると発火・爆発の危険があります。特に濃硫酸と接触すると激しく反応し…
- Q8初級硫黄・第2類危険物・黄色固体
硫黄(S)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 硫黄(S)は第2類危険物(可燃性固体)に分類され、黄色の固体です。電気の不良導体であるため静電気が蓄積しやすく、粉末状になると静電気放電による発火の危険があります。燃焼すると有毒な二酸化硫黄(亜硫酸ガス、SO₂)を発生します。「常温で液体・引火点約40℃」は誤りで、硫黄は常温で固…
- Q9初級カリウム・第3類危険物・禁水性
カリウム(K)の性状および保管方法として、正しいものはどれか。
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解説: カリウム(K)は第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)の代表例で、銀白色の軟らかい金属です。空気中の水分・酸素と激しく反応して発火する自然発火性と、水と激しく反応して水素を発生する禁水性の両方を持ちます。そのため、空気・水との接触を防ぐために灯油(石油)中に浸して保管します…
- Q10初級ニトログリセリン・第5類危険物・自己反応性物質
ニトログリセリン(C₃H₅N₃O₉)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: ニトログリセリン(C₃H₅N₃O₉)は第5類危険物(自己反応性物質)の代表例で、常温では無色または淡黄色の油状液体です。衝撃・加熱・摩擦・電気火花などに非常に鋭敏で、容易に爆発します。分子内に多数の酸素を含んでいるため、外部からの酸素供給なしに自己燃焼・爆発します。常温では液体で…
- Q11初級過酸化水素・H₂O₂・第6類危険物
過酸化水素(H₂O₂)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 過酸化水素(H₂O₂)は第6類危険物(酸化性液体)に分類され、無色の液体です。強い酸化力を持ち、不安定で分解すると水(H₂O)と酸素(O₂)を放出します。この分解は加熱・光・触媒(MnO₂等)により促進されます。青色ではなく無色です。強い酸化剤であり還元剤ではありません。加熱や不…
- Q12初級赤りん・第2類危険物・暗赤色固体
赤りん(P)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 赤りんは第2類危険物(可燃性固体)に分類される暗赤色の粉末状固体です。黄りん(第3類・自然発火性)と組成は同じリン(P)ですが、構造が異なるため性質が大きく違います。赤りんは黄りんに比べて安定しており、空気中での自然発火はなく、毒性も黄りんより格段に低いです。空気中で自然発火する…
- Q13初級黄りん・第3類危険物・自然発火性
黄りん(P₄)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 黄りん(P₄)は第3類危険物(自然発火性物質)に分類される淡黄色(白色〜淡黄色)のろう状固体です。発火点が約34℃と非常に低く、空気中に放置すると常温付近で自然発火します。また、非常に強い毒性(猛毒)があります。空気との接触を防ぐため水中に保管します。赤りん(第2類)とは異なり、…
- Q14初級硝酸・HNO₃・第6類危険物
硝酸(HNO₃)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 硝酸(HNO₃)は第6類危険物(酸化性液体)に分類される無色または淡黄色の液体です。強い酸化力と腐食性を持ち、多くの金属(鉄・銅等)を溶解します。ただし、鉄・アルミニウム・クロムに対しては不動態を形成して腐食しにくくなる例外があります。常温では液体であり固体ではありません。それ自…
- Q15初級ガソリン・第1石油類・引火点-40℃
ガソリンの性状として、正しいものはどれか。
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解説: ガソリンは第4類危険物・第1石油類(非水溶性)で、純粋なものは無色透明(市販品はオレンジ色に着色)の液体で特有の芳香があります。引火点は約-40℃以下と非常に低く、常温でも容易に引火する危険があります。「引火点約40℃」は灯油(第2石油類)の範囲に近い値であり、ガソリンについては…
- Q16初級鉄粉・第2類危険物・粉じん爆発
鉄粉の取扱い上の注意として、正しいものはどれか。
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解説: 鉄粉(Fe)は第2類危険物(可燃性固体)に分類されます。鉄粉は粒子が細かくなるほど(微粉末になるほど)単位体積あたりの表面積が大きくなり、酸素との接触面積が増えて発火・爆発(粉じん爆発)の危険性が高まります。鉄粉は水や酸と接触すると反応して水素ガスを発生し発熱するため、水中保管は…
- Q17初級重クロム酸カリウム・K₂Cr₂O₇・橙赤色結晶
重クロム酸カリウム(K₂Cr₂O₇)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 重クロム酸カリウム(K₂Cr₂O₇)は第1類危険物(酸化性固体)で、橙赤色(橙色)の結晶です。強い酸化力を持ち、有機物・硫黄・硫化物などと接触すると発火・爆発する危険があります。また六価クロムを含むため毒性もあります。水には溶解し(水溶性)、水溶液も酸化性を示します。液体ではなく…
- Q18初級メタノール・エタノール・アルコール類
アルコール類(メタノール・エタノール)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: メタノール(CH₃OH)とエタノール(C₂H₅OH)はともに第4類危険物・アルコール類に分類される無色の液体です。いずれも水と任意の割合で混合する水溶性であり、比重は水より小さい(メタノール約0.79、エタノール約0.79)です。引火点はメタノールで約11℃、エタノールで約13℃…
- Q19初級過酸化ベンゾイル・第5類危険物・有機過酸化物
過酸化ベンゾイル〔(C₆H₅CO)₂O₂〕の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 過酸化ベンゾイル〔(C₆H₅CO)₂O₂〕は第5類危険物(自己反応性物質)に分類される白色の固体(粉末または顆粒)です。加熱(70℃以上で分解が加速)・衝撃・摩擦・光などにより爆発する危険があります。有機過酸化物の一種で、ラジカル重合の開始剤として工業的に広く使用されます。常温で…
- Q20初級マグネシウム・第2類危険物・水素発生
マグネシウム(Mg)の性状および消火方法として、正しいものはどれか。
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解説: マグネシウム(Mg)は第2類危険物(可燃性固体)で、銀白色の金属です。粉末状のマグネシウムは水や酸と反応して水素(H₂)ガスを発生します。また、燃焼温度が非常に高く(約3000℃)、強烈な白色光を発します。二酸化炭素(CO₂)消火剤を使用すると、高温のマグネシウムがCO₂を還元し…
- Q21中級過塩素酸カリウム・塩素酸カリウム・第1類危険物
過塩素酸カリウム(KClO₄)と塩素酸カリウム(KClO₃)を比較した説明として、正しいものはどれか。
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解説: 過塩素酸カリウム(KClO₄)と塩素酸カリウム(KClO₃)はともに第1類危険物(酸化性固体)に分類されます。過塩素酸カリウムは塩素酸カリウムより安定しており、分解温度が約600℃以上と高く、感度(衝撃・摩擦への感応性)も低いため、火工品の酸化剤として塩素酸カリウムより好まれるこ…
- Q22中級アルキルアルミニウム・第3類危険物・自然発火性
アルキルアルミニウム(例:トリエチルアルミニウム)の性状および取扱いとして、正しいものはどれか。
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解説: アルキルアルミニウム(トリエチルアルミニウム等)は第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)の代表例です。液体または固体で、空気中で自然発火し(自然発火性)、水と接触すると爆発的に反応してアルカン系のガス(例:エタン)を発生します(禁水性)。固体のみではなく液体のものもあります…
- Q23中級引火性固体・固形アルコール・第2類危険物
引火性固体(第2類危険物)の固形アルコールに関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: 引火性固体とは、固形アルコールその他1気圧において引火点が40℃未満のものをいい、第2類危険物に分類されます。固体でありながら常温付近(40℃未満)で引火する危険があるため、火気から遠ざけることが重要です。固形アルコールはエタノールなどを固化したものであり、引火点は低く常温でも引…
- Q24中級ナトリウム・第3類危険物・禁水性
ナトリウム(Na)の性状に関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: ナトリウム(Na)は第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)で、銀白色の軟らかい金属です。水と激しく反応して水素(H₂)ガスを発生し、その際の発熱で水素が発火することがあります(2Na + 2H₂O → 2NaOH + H₂↑)。また、空気中の酸素・水分とも反応するため、空気…
- Q25中級TNT・トリニトロトルエン・第5類危険物
TNT(トリニトロトルエン、C₇H₅N₃O₆)の性状として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: TNT(トリニトロトルエン)は第5類危険物(自己反応性物質)の代表例で、白色または淡黄色の固体です。分子内に多数のニトロ基(-NO₂)を含み、衝撃・加熱・摩擦などにより爆発します。ニトロ化合物(爆薬)の代表的な物質です。常温では固体(融点約80℃)であり液体ではありません。水には…
- Q26中級過塩素酸・HClO₄・第6類危険物
過塩素酸(HClO₄)の性状として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 過塩素酸(HClO₄)は第6類危険物(酸化性液体)で、無色の発煙性液体です。既知の酸の中で最も強い酸の一つであり、強い酸化力を持ちます。有機物・可燃物と接触すると発火・爆発の危険があります。それ自体は不燃性ですが引火点という概念は適用されません。水には任意の割合で混合し、混合時に…
- Q27中級ジエチルエーテル・特殊引火物・第4類危険物
特殊引火物(第4類)であるジエチルエーテル(C₂H₅OC₂H₅)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: ジエチルエーテルは第4類危険物・特殊引火物に分類される無色の液体です。引火点は約-45℃、発火点は約160℃と非常に低く(特殊引火物の基準:発火点100℃以下または引火点-20℃以下かつ沸点40℃以下)、常温どころか低温でも容易に引火します。沸点は約34.5℃で非常に揮発しやすく…
- Q28中級亜硝酸ナトリウム・NaNO₂・第1類危険物
亜硝酸ナトリウム(NaNO₂)の性状として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 亜硝酸ナトリウム(NaNO₂)は第1類危険物(酸化性固体)に分類される白色または淡黄色の固体です。酸化力を持ち、有機物や可燃物と混合すると加熱・衝撃・摩擦により発火・爆発する危険があります。水には溶けやすく(水溶性)、水溶液は弱アルカリ性を示します。加熱すると分解して亜硝酸ガスや…
- Q29中級炭化カルシウム・カーバイド・第3類危険物
炭化カルシウム(カーバイド、CaC₂)の性状として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 炭化カルシウム(CaC₂、カーバイド)は第3類危険物(禁水性物質)に分類される灰色(灰白色)の固体です。水と反応すると可燃性のアセチレンガス(C₂H₂)を発生し発熱します(CaC₂ + 2H₂O → Ca(OH)₂ + C₂H₂)。アセチレンは非常に引火しやすく、爆発範囲も広いた…
- Q30中級ニトロセルロース・硝化綿・第5類危険物
ニトロセルロース(硝化綿)の性状として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: ニトロセルロース(硝化綿)は第5類危険物(自己反応性物質)に分類される白色の繊維状(綿状)固体です。セルロースを硝酸でニトロ化したもので、分子内にニトロ基(-ONO₂)を多数含み、乾燥状態では衝撃・加熱・摩擦・静電気などにより爆発する危険が非常に高くなります。そのため、通常はエタ…
- Q31中級灯油・第2石油類・第4類危険物
灯油の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 灯油は第4類危険物・第2石油類(非水溶性)に分類されます。無色または淡青色の液体(市販品は淡青または無色)で、特有の臭気があります。引火点は約40〜60℃の範囲(40℃以上70℃未満)で、第2石油類の引火点範囲(21℃以上70℃未満)に含まれます。引火点21℃未満は第1石油類(ガ…
- Q32中級硫化りん・三硫化四りん・第2類危険物
硫化りん(三硫化四りん、P₄S₃)の性状として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 硫化りん(三硫化四りん、P₄S₃)は第2類危険物(可燃性固体)に分類される淡黄色の固体です。比較的低温(約100℃)で発火する危険があり、燃焼すると二酸化硫黄(SO₂)と五酸化二りん(P₄O₁₀)を生成します。いずれも有毒な物質です。水とは緩やかに反応して有毒なリン化水素(ホスフ…
- Q33中級アジ化ナトリウム・NaN₃・第5類危険物
アジ化ナトリウム(NaN₃)の性状として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: アジ化ナトリウム(NaN₃)は第5類危険物(自己反応性物質)に分類される白色の固体です。加熱(約300℃)や衝撃により分解して大量の窒素ガス(N₂)を急速に放出し爆発します(2NaN₃ → 2Na + 3N₂)。この反応を利用して自動車のエアバッグ用ガス発生剤として使用されていま…
- Q34中級重油・第3石油類・第4類危険物
重油の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 重油は第4類危険物・第3石油類(非水溶性)に分類される暗褐色(黒褐色)の粘性液体です。引火点は70℃以上250℃未満の範囲にあります(A重油は約60〜70℃、C重油は約70℃以上)。引火点が高いため常温では引火しにくいですが、加熱した状態では危険です。引火点21℃未満は第1石油類…
- Q35中級第1類危険物・消火方法・注水消火
次のうち、第1類危険物(酸化性固体)の火災に対して適切な消火方法はどれか。
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解説: 第1類危険物(酸化性固体)は、物質自体が酸素を持っているため、二酸化炭素や窒素などで酸素を遮断する窒息消火は効果が薄いです。また、ハロゲン化物消火剤も同様に窒息消火を原理とするため十分な効果がありません。第1類の火災に対しては大量の水(注水)による冷却消火が最も有効です。水で冷却…
- Q36中級リン化カルシウム・Ca₃P₂・第3類危険物
リン化カルシウム(Ca₃P₂)の性状として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: リン化カルシウム(Ca₃P₂)は第3類危険物(禁水性物質)に分類される灰褐色の固体です。水や酸と反応して有毒なホスフィン(PH₃、リン化水素)を発生します(Ca₃P₂ + 6H₂O → 3Ca(OH)₂ + 2PH₃)。ホスフィンは自然発火性があり(発火点が非常に低い)、空気中で…
- Q37中級ジニトロベンゼン・第5類危険物・ニトロ化合物
ジニトロベンゼン(C₆H₄(NO₂)₂)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: ジニトロベンゼン(C₆H₄(NO₂)₂)は第5類危険物(自己反応性物質・ニトロ化合物)に分類される淡黄色の固体です。ベンゼン環にニトロ基(-NO₂)が2個結合した化合物で、加熱・衝撃・摩擦などにより爆発する危険があります。気体ではなく固体(常温)です。第6類(酸化性液体)ではなく…
- Q38中級第3類危険物・消火方法・禁水性
次のうち、第3類危険物の火災に使用できない消火剤として適切なものはどれか。
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解説: 第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)の多くは禁水性を持ちます。カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・炭化カルシウム・リン化カルシウムなどは水と激しく反応し、水素やアセチレン・ホスフィンなどの可燃性・有毒ガスを発生させます。そのため、水(注水)は使用できません。適切な…
- Q39中級酢酸・第2石油類・第4類危険物
酢酸(CH₃COOH)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 酢酸(CH₃COOH)は第4類危険物・第2石油類(水溶性)に分類されます。特有の強い刺激臭(酢の臭い)を持つ無色の液体です。引火点は約39℃(純酢酸の場合)で、第2石油類の引火点範囲(21℃以上70℃未満)に属します。水と任意の割合で混合する水溶性があります。無臭ではなく特有の刺…
- Q40中級過酸化ナトリウム・Na₂O₂・第1類危険物
過酸化ナトリウム(Na₂O₂)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 過酸化ナトリウム(Na₂O₂)は第1類危険物(酸化性固体)の中でも「アルカリ金属の過酸化物」に分類される白色(淡黄色)の固体です。水と激しく反応して酸素を放出し、水酸化ナトリウム(NaOH)を生成します(2Na₂O₂ + 2H₂O → 4NaOH + O₂)。この反応は発熱を伴い…
- Q41中級二硫化炭素・CS₂・特殊引火物
二硫化炭素(CS₂)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: 二硫化炭素(CS₂)は第4類危険物・特殊引火物に分類される無色(純粋なものは無色透明)の液体です。消防法上、二硫化炭素の発火点は90℃と定められており(危険物の規制に関する規則別表第一)、特殊引火物の指定基準「発火点が100℃以下」を満たしています(なお文献によっては測定条件の違…
根拠法令: 危険物の規制に関する規則別表第一
- Q42中級クロム酸カリウム・K₂CrO₄・第1類危険物
クロム酸カリウム(K₂CrO₄)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: クロム酸カリウム(K₂CrO₄)は第1類危険物(酸化性固体)に分類される黄色の結晶です。六価クロムを含み、酸化力を持ちます。有機物や硫黄などの可燃物と混合すると発火・爆発の危険があります。また六価クロムは発がん性・毒性があります。白色ではなく黄色の結晶です。酸化剤として作用し還元…
- Q43中級第5類危険物・自己燃焼・分子内酸素
第5類危険物(自己反応性物質)の燃焼・消火の特徴として、正しいものはどれか。
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解説: 第5類危険物(自己反応性物質)は、有機過酸化物・硝酸エステル類・ニトロ化合物など分子内に酸素を含む物質です。この分子内酸素を使って自己燃焼(外部からの酸素供給がなくても燃焼)するため、窒息消火(酸素遮断)は効果が薄いです。一方、大量の注水による冷却消火は物質の温度を下げて自己分解…
- Q44中級アセトン・第1石油類・水溶性
アセトン(CH₃COCH₃)の性状として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: アセトン(CH₃COCH₃)は第4類危険物・第1石油類(水溶性)に分類されます。無色で特有の芳香(甘い臭気)を持つ液体で、水・アルコール・エーテルと任意の割合で混合します。引火点は約-20℃と非常に低く、常温での引火の危険があります。水溶性(水によく溶ける)であり、泡消火剤を使用…
- Q45中級硝酸アンモニウム・NH₄NO₃・第1類危険物
硝酸アンモニウム(NH₄NO₃)の性状として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 硝酸アンモニウム(NH₄NO₃)は第1類危険物(酸化性固体)に分類される白色の固体です。潮解性があり吸湿しやすく水によく溶けます。強い加熱(約400℃以上)や強い衝撃、または可燃物(重油等)との混合物(ANFO爆薬)は爆発的に分解し、大量の窒素酸化物・水蒸気を放出します。液体では…
- Q46中級第4類危険物・消火方法・泡消火剤
次のうち、第4類危険物に共通する消火方法として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第4類危険物(引火性液体)は一般に水より比重が小さく、水をかけると液面に広がって火災が拡大する危険があります。そのため大量棒状注水は禁忌です。適切な消火方法は、泡消火剤(液体表面を覆って窒息)・粉末消火剤(燃焼反応を化学的に抑制)・二酸化炭素消火剤(酸素濃度低下による窒息)・ハロ…
- Q47上級塩素酸カリウム・混合危険性・硫黄
塩素酸カリウム(KClO₃)と可燃物の混合危険性について、最も正しく説明しているものはどれか。
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解説: 塩素酸カリウム(KClO₃)は第1類危険物の中でも特に危険性が高い物質で、硫黄・赤りん・活性炭・有機物などのあらゆる可燃物と混合すると、摩擦・衝撃・わずかな加熱だけで爆発的に燃焼する極めて危険な混合物となります。特に塩素酸カリウムと硫黄・赤りんの混合物は非常に鋭敏な爆薬に近い性質…
- Q48上級アルキルアルミニウム・消火方法・乾燥砂
アルキルアルミニウムの消火方法として、最も適切なものはどれか。
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解説: アルキルアルミニウム(トリエチルアルミニウム等)は第3類危険物(自然発火性・禁水性)の中でも特に危険度が高い物質です。水・泡消火剤(水系)と接触すると爆発的に反応してアルカンガスを発生し、火災が激化します。二酸化炭素消火剤も高温のアルキルアルミニウムと反応する可能性があり使用が難…
- Q49上級各類消火方法・第6類危険物・注水消火
各類の危険物とその主な消火方法の組み合わせとして、正しいものはどれか。
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解説: 第6類危険物(酸化性液体:過塩素酸・過酸化水素・硝酸等)は不燃性の酸化性液体であり、自体が燃えているわけではありません。火災時は大量の水(注水)で希釈・冷却することが有効です。各類の正しい消火法:第2類(可燃性固体)は水・泡が基本(ただし金属粉は乾燥砂)。第4類(引火性液体)は泡…
- Q50上級ジエチル亜鉛・第3類危険物・有機金属化合物
ジエチル亜鉛(Zn(C₂H₅)₂)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: ジエチル亜鉛(Zn(C₂H₅)₂)は第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)に分類される無色の液体です。空気(酸素)に触れると自然発火し(自然発火性)、水と激しく反応してエタン(C₂H₆)ガスを発生します(禁水性)。アルキルアルミニウムと同様の有機金属化合物で、非常に危険性が…
- Q51上級アルカリ金属過酸化物・過酸化ナトリウム・水禁止
第1類危険物のうち、水との接触が特に危険なグループとその理由として、正しい組み合わせはどれか。
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解説: 第1類危険物の中でも「アルカリ金属の過酸化物」(過酸化ナトリウムNa₂O₂・過酸化カリウムK₂O₂等)は水と激しく反応して酸素を放出し発熱します。この際、強アルカリ(NaOH等)も生成します。発生した酸素が周囲の可燃物の燃焼を促進するため、火災時に注水することは禁忌です。乾燥砂等…
- Q52上級二クロム酸アンモニウム・第1類危険物・橙色固体
二クロム酸アンモニウム((NH₄)₂Cr₂O₇)の性状および危険性として、正しいものはどれか。
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解説: 二クロム酸アンモニウム((NH₄)₂Cr₂O₇)は第1類危険物(酸化性固体)に分類される橙色の固体です。加熱すると約180℃付近から分解が始まり、窒素ガス(N₂)・水蒸気(H₂O)・三酸化二クロム(Cr₂O₃)を生成します。この分解反応は一旦開始すると自己加速的に進行し、「火山の…
- Q53上級ピクリン酸・トリニトロフェノール・第5類危険物
ピクリン酸(トリニトロフェノール、C₆H₂(NO₂)₃OH)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: ピクリン酸(トリニトロフェノール)は第5類危険物(自己反応性物質・ニトロ化合物)に分類される黄色の固体です。衝撃・加熱・摩擦などにより爆発します。水には若干溶け(水溶液は黄色の酸性)、金属と反応してピクリン酸塩(ピクリン酸鉛・ピクリン酸銅等)を生成します。これらの重金属塩は乾燥状…
- Q54上級黄りん・赤りん・同素体
黄りん(P₄)と赤りん(P)を同一施設で貯蔵する場合の取扱い上の注意として、正しいものはどれか。
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解説: 黄りん(P₄)は第3類危険物(自然発火性物質)、赤りん(P)は第2類危険物(可燃性固体)に分類されます。類が異なるため、危険物の規制に関する政令に基づく混載禁止の規定が適用され、原則として別々の貯蔵所に分けて保管する必要があります。同一容器への混合は絶対に禁止です(黄りんと赤りん…
- Q55上級過酸化水素・濃度規制・36重量%
過酸化水素(H₂O₂)の濃度と危険性・規制の関係として、正しいものはどれか。
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解説: 過酸化水素(H₂O₂)は消防法上、濃度が36重量%を超えるものが第6類危険物(酸化性液体)に該当します。市販の消毒用オキシドール(3%程度)や低濃度品は危険物には該当しません。高濃度になるほど酸化力が強くなり、有機物との接触による発火・爆発の危険性が増します。また、不純物(金属イ…
- Q56上級アゾビスイソブチロニトリル・AIBN・第5類危険物
アゾ化合物(第5類危険物)の代表例であるアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)の性状として、正しいものはどれか。
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解説: アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)は第5類危険物(自己反応性物質・アゾ化合物)に分類される白色の固体(粉末)です。約65℃以上に加熱すると分解を開始し、窒素ガス(N₂)を発生するとともにイソブチロニトリルラジカルを生成します。このラジカルがビニルモノマーの重合開始剤(ラジカル…
- Q57上級発煙硝酸・硝酸・第6類危険物
硝酸(HNO₃)と発煙硝酸(fuming HNO₃)の違いとして、正しいものはどれか。
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解説: 発煙硝酸は過剰の二酸化窒素(NO₂)を溶解した高濃度硝酸で、赤褐色の蒸気(NO₂)を発生することから「発煙」と呼ばれます。通常の硝酸より酸化力・腐食性が強く、有機物と接触すると発火・爆発の危険が著しく高まります。いずれも第6類危険物(酸化性液体)に分類されます。水で希釈したものは…
- Q58上級第4類危険物・換気・蒸気密度
次の危険物のうち、貯蔵・取扱い時に換気(蒸気の排出)が特に重要な理由として、最も正しいものはどれか。
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解説: 第4類危険物(引火性液体)は常温付近でも可燃性蒸気を発生します。ほとんどの第4類危険物の蒸気密度は1より大きく(空気より重い)、蒸気は床面付近や低所に滞留します。この蒸気が燃焼範囲(爆発範囲)内の濃度に達すると、わずかな火源(スイッチのスパーク・静電気等)でも引火・爆発します。換…
- Q59上級硫黄・粉じん爆発・微粉末
硫黄(S)の粉末を貯蔵・取扱う際に発生しうる粉じん爆発について、正しい説明はどれか。
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解説: 粉じん爆発は可燃性の固体(粉末)が空気中に一定以上の濃度で浮遊している状態で着火源に触れることで起こります。硫黄の微粉末は電気の不良導体であり静電気が蓄積しやすく、空気中に飛散した際に静電気放電等の着火源で粉じん爆発が起こります。粉じん爆発は粒子が細かくなるほど(表面積が大きくな…
- Q60上級第6類危険物・有機物との接触・発火危険
第6類危険物(酸化性液体)と有機物が接触した場合の危険性を正しく説明しているものはどれか。
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解説: 第6類危険物(酸化性液体)は強い酸化力(支燃性)を持ちます。過塩素酸・硝酸・過酸化水素などは有機物(紙・木材・油脂・有機溶剤等)と接触すると、酸化反応により発熱し発火・爆発する危険があります。不燃性ではありますが「有機物と接触しても燃焼の危険はない」は誤りで、むしろ有機物の燃焼を…
- Q61上級第1類と第6類の共通点・不燃性・酸化性
第1類危険物と第6類危険物を比較した際の共通点として、正しいものはどれか。
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解説: 第1類危険物(酸化性固体)と第6類危険物(酸化性液体)の最大の共通点は、どちらも不燃性であり(それ自体は燃焼しない)、かつ強い酸化力(支燃性)を持つことです。第1類は固体で酸化性、第6類は液体で酸化性という違いがありますが、「不燃性・酸化性(支燃性)」という性質は共通しています。…
- Q62上級ナトリウム・水との反応・水素発生
ナトリウムが水と反応した場合の現象として、正しいものの組み合わせはどれか。 ①水素ガスが発生する ②酸素ガスが発生する ③水酸化ナトリウムが生成する ④発熱して反応する ⑤生成した気体が発火する危険がある
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解説: ナトリウム(Na)と水の反応は以下のとおりです(2Na + 2H₂O → 2NaOH + H₂↑)。①水素ガス(H₂)が発生する:正しい。②酸素ガスが発生する:誤り(水素が発生)。③水酸化ナトリウム(NaOH)が生成する:正しい。④発熱して反応する:正しい(発熱反応)。⑤生成した…
- Q63上級メタノール・エタノール・毒性比較
メタノールとエタノールを比較した際の毒性・危険性について、正しいものはどれか。
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解説: メタノール(CH₃OH)はエタノール(C₂H₅OH)に比べて毒性が著しく強く、数mL〜十数mLの摂取でも失明(視神経への障害)、数十mLで死亡に至ることがあります。体内でメタノールがホルムアルデヒドとギ酸に代謝されることが毒性の原因です。エタノールは飲料用アルコールとして使用され…
- Q64上級第2類危険物・金属粉消火・マグネシウム
第2類危険物(可燃性固体)の消火方法について、マグネシウム・アルミニウム粉などの金属粉と、硫黄・赤りんなどの非金属固体とで異なる点として、正しいものはどれか。
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解説: 第2類危険物の消火方法は物質によって大きく異なります。硫黄・赤りん・引火性固体などは注水(霧状水)や砂による消火が可能な場合があります。一方、マグネシウム・アルミニウム・亜鉛などの金属粉は水と反応して水素ガスを発生するため注水は禁止です。また、高温で燃焼するため二酸化炭素消火剤も…
- Q65上級第5類と第1類の比較・自己燃焼性・酸化性
第5類危険物の自己反応性物質と第1類危険物の酸化性固体の危険性の違いとして、最も正しいものはどれか。
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解説: 第5類危険物(自己反応性物質)はニトロ基等として分子内に酸素(支燃成分)を含んでおり、外部から酸素を供給しなくても自己燃焼・爆発が可能です。そのため二酸化炭素等による酸素遮断(窒息消火)は効果が薄く、大量注水による冷却消火が基本です。第1類危険物(酸化性固体)は不燃性であり自らは…
- Q66上級混載禁止・第1類と第5類・屋内貯蔵所
甲種危険物取扱者として、第1類から第6類の危険物を同一の貯蔵所に混在(混載)させる場合、消防法令上の禁止組み合わせとして正しいものはどれか。
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解説: 危険物の規制に関する政令では、屋内貯蔵所等において類の異なる危険物を混在させる場合の規制があります。第1類(酸化性固体)と第5類(自己反応性物質)の組み合わせは特に危険であり、酸化剤(第1類)が自己反応性物質(第5類)の爆発的反応を激化させる恐れがあるため原則として混在が禁止され…
危険物取扱者 甲種の他のカテゴリ
危険物の性質・火災予防・消火 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 危険物取扱者 甲種の危険物の性質・火災予防・消火は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは危険物取扱者 甲種の危険物の性質・火災予防・消火に全66問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。160問ある危険物取扱者 甲種全体のうち危険物の性質・火災予防・消火は約41%を占める重要科目です。
- 危険物の性質・火災予防・消火はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 危険物の性質・火災予防・消火は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。危険物取扱者 甲種は合計3科目 (危険物の性質・火災予防・消火 / 危険物に関する法令・物理学及び化学) の構成なので、危険物の性質・火災予防・消火単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 危険物取扱者 甲種全体で危険物の性質・火災予防・消火の出題比率はどのくらいですか?
- 危険物の性質・火災予防・消火は危険物取扱者 甲種の3科目のうちの1科目で、ぴよパスでの危険物の性質・火災予防・消火の問題数は66問 / 全160問 ≈ 41%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、危険物の性質・火災予防・消火を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約35.2%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 危険物の性質・火災予防・消火で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 危険物取扱者 甲種は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、危険物の性質・火災予防・消火で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間2時間30分の中で、ぴよパスの危険物の性質・火災予防・消火練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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