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物質の状態変化に伴って見られる現象に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 2. 過冷却の水に振動を与えて凝固が始まると、凝固が終わるまで水温は0℃より低いまま保たれる
解説: 過冷却の水で凝固が始まると、放出される凝固熱によって水温は凝固点の0℃まで上がり、その後は凝固が終わるまで0℃に保たれる。0℃より低いままとする2が誤り。1のナフタレンは、固体から直接気体になる昇華をする。3の氷も0℃より低い温度で昇華するので、冷凍庫の氷は次第に小さくなる。4の…
関連キーワード: 状態変化・昇華・過冷却・凝固熱・三重点
気体の性質に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 1. 理想気体では、温度が一定のとき圧力と体積は反比例の関係にある
解説: ボイルの法則により、温度一定のとき気体の圧力Pと体積Vの積PVは一定(P₁V₁ = P₂V₂)であり、圧力と体積は反比例します。「温度一定でPVが物質量によらず一定」は誤りで、同温同圧なら物質量が多いほど体積が大きい(PV = nRTの通り)。蒸気密度が1より大きい気体は空気より…
関連キーワード: ボイルの法則・シャルルの法則・理想気体・蒸気密度・気体の状態方程式
比熱に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 5. 比熱とは、物質1gを1℃(または1K)上昇させるのに必要な熱量のことである
解説: 比熱とは、物質1gを1℃(または1K)上昇させるのに必要な熱量[J/(g·K)]のことで、物質固有の値です。水の比熱(約4.18 J/g·K)は多くの金属(鉄:約0.45 J/g·K など)より大きいため、水は温まりにくく冷めにくい物質です。比熱が大きいほど同じ熱量では温度が上が…
関連キーワード: 比熱・熱容量・熱量計算・水の比熱
燃焼の三要素(可燃物・酸素供給源・点火源)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 2. 窒素が可燃物に当たらないのは、酸素と化合しない物質だからである
解説: 窒素は高温では酸素と化合して一酸化窒素などの窒素酸化物を生じるが、この反応は熱を吸収する吸熱反応なので燃焼にならず、窒素は可燃物に当たらない。「酸素と化合しない」とする2が誤り。1の二酸化炭素は完全に酸化された物質で、それ以上は燃えない。3のマグネシウムは二酸化炭素から酸素を奪っ…
関連キーワード: 燃焼の三要素・可燃物・酸素供給源・点火源・吸熱反応
次の反応式において、[ ]内の物質が還元剤として働いているものはどれか。
正解: 2. 2FeCl₂ + Cl₂ → 2FeCl₃ [FeCl₂]
解説: 還元剤は相手を還元し、自身は電子を失って酸化される(酸化数が増える)物質である。2では FeCl₂ の鉄の酸化数が +2 から +3 に増え、Cl₂ の塩素(0→−1)を還元しているので、FeCl₂ は還元剤である。1の N₂ の窒素は 0→−3、3の HNO₃ の窒素は +5→…
関連キーワード: 還元剤・酸化剤・酸化数・反応式
可燃性液体の引火点・燃焼点・発火点に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 4. 発火点は、試料の量や容器の大きさ、加熱時間などの測定条件によって値が変わる
解説: 発火点は、加熱の時間、試料の量、容器の大きさや器壁の状態などの測定条件によって値が変わるので、4が正しい。1は誤りで、引火点は可燃性液体の液温で表す。2は向きが逆で、開放式では蒸気が拡散しやすいため、同じ試料でも開放式の値は密閉式より高くなる傾向がある。3の燃焼点は、引火した後に…
関連キーワード: 引火点・燃焼点・発火点・開放式・密閉式
イオン結合と共有結合に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 3. 塩化水素は共有結合の分子なので、水に溶けても電離しない
解説: 共有結合でできた分子性物質でも、水に溶けて電離するものがあります。塩化水素(HCl)は共有結合の分子ですが、水に溶けると電離して塩酸(強酸)となり電気を通します。アンモニア(NH₃)も水に溶けて弱塩基性を示します。一方で、エタノール・砂糖などの有機分子は水に溶けても電離しないため…
関連キーワード: イオン結合・共有結合・金属結合・イオン結晶・電解質
熱の移動(伝導・対流・放射)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 2. 同じ温度の物体では、表面がつや消しの黒色のものほど、放射によって出す熱量が多い
解説: 放射で出す熱量は表面の状態で変わり、放射をよく吸収する面ほど放射もよく出す。つや消しの黒色の面は放射率が大きく、磨いた金属の面は小さいので、同じ温度なら黒色の面のほうが多く放射し、2が正しい。1は誤りで、絶対零度でない物体はすべて放射を出しており、低温の物体も放射を出す。高温の物…
関連キーワード: 伝導・対流・放射・放射率・絶対温度
ある可燃性ガス(分子量30)の燃焼範囲を3.0〜12.5 vol%とする。0℃・1.013×10⁵ Paのもとで、空気100 Lにこのガスを混ぜて混合気をつくるとき、混合気が燃焼範囲に入るガスの質量はどれか。ただし、気体は理想気体とし、混ぜても温度と圧力は変わらないものとする。
正解: 2. 18 g
解説: 0℃・1.013×10⁵ Paで気体1 molの体積は22.4 Lである。2の18 gは物質量 18÷30=0.60 mol、体積 0.60×22.4=13.44 Lで、混合気全体に対する濃度は 13.44÷(100+13.44)×100≒11.8 vol%となり、3.0〜12.…
関連キーワード: 燃焼範囲・可燃性ガス・混合気・物質量
次の塩と、その水溶液の液性(酸性・中性・塩基性)の組み合わせとして、誤っているものはどれか。
正解: 4. 炭酸カリウム ― 中性
解説: 炭酸カリウム K₂CO₃ は、弱酸の炭酸と強塩基の水酸化カリウムからできた塩で、水溶液中で炭酸イオンが加水分解して OH⁻ を生じるので塩基性を示す。中性とする4が誤り。1の酢酸ナトリウムも弱酸(酢酸)と強塩基の塩で、酢酸イオンの加水分解により塩基性。2の硫酸水素ナトリウムは酸性…
関連キーワード: 加水分解・水溶液・酸性塩・弱酸・強塩基
官能基をもつ有機化合物の性質に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 3. アミノ基をもつアニリンは、水溶液が弱い塩基性を示し、塩酸と反応して塩をつくる
解説: アミノ基をもつアニリンは弱い塩基で、水溶液は弱い塩基性を示し(モデルSDSでpH約8.8)、塩酸などの強酸と反応して塩(アニリン塩酸塩)をつくるので、3が正しい。1は誤りで、フェノールの酸性は炭酸より弱く、炭酸水素ナトリウムとは反応しない(これと反応して二酸化炭素を出すのは酢酸な…
関連キーワード: 官能基・ヒドロキシ基・ホルミル基・アミノ基・カルボキシ基
消火剤とその主な消火作用の組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 5. 強化液消火剤(霧状に放射) ― 主に冷却作用と抑制作用
解説: 強化液消火剤は炭酸カリウムの濃い水溶液で、水と同じ冷却作用に加え、霧状に放射すると燃焼の連鎖反応を抑える抑制作用(負触媒作用)も働くので、5が正しい。1の二酸化炭素消火剤は主に窒息作用による。2のハロゲン化物消火剤は主に抑制作用と窒息作用による。3の泡消火剤は泡で表面を覆う窒息作…
関連キーワード: 消火剤・冷却作用・窒息作用・抑制作用・除去作用
ボイル・シャルルの法則を用いた計算問題として、次の問いに答えよ。27℃、1.0×10⁵ Paのとき体積が2.0 Lの気体を、127℃まで加熱しながら圧力を2.0×10⁵ Paに高めた。このときの体積はいくらか。
正解: 4. 1.33 L
解説: ボイル・シャルルの法則 P₁V₁/T₁ = P₂V₂/T₂ を用います。初期状態:P₁=1.0×10⁵ Pa、V₁=2.0 L、T₁=27+273=300 K。最終状態:P₂=2.0×10⁵ Pa、T₂=127+273=400 K、V₂=?。式を変形するとV₂ = P₁V₁T₂/…
関連キーワード: ボイルの法則・シャルルの法則・ボイル・シャルルの法則・気体計算・絶対温度
化学結合と物質の性質に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 1. 水(H₂O)の沸点がH₂SやH₂Seより著しく高いのは、水分子間に水素結合が形成されるためである
解説: 水(H₂O)の沸点が同族のH₂S(沸点約−61℃)やH₂Se(沸点約−41℃)よりはるかに高い(沸点100℃)のは、電気陰性度の高い酸素原子と水素原子の間に形成される水素結合(分子間引力の一種)が非常に強いためです。水素結合は分子間力の一種であり共有結合ではなく、共有結合より結合…
関連キーワード: 水素結合・ファンデルワールス力・極性分子・無極性分子・分子間力
化学反応速度に影響する因子に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 3. 触媒を加えると反応の平衡定数(K)が変化するため、生成物の最終収率を高めることができる
解説: 触媒は活性化エネルギーを低下させることで反応速度を大きくしますが、反応の平衡定数(K)には影響を与えません。平衡定数は温度のみによって決まる値であり、触媒を加えても平衡における最終収率(正反応と逆反応の比率)は変わりません。触媒は平衡に早く到達させるだけで、平衡の位置(生成物の最…
関連キーワード: 反応速度・活性化エネルギー・触媒・平衡定数・温度の影響
炭化水素の種類と性質に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 2. アルケンは炭素-炭素間の二重結合を少なくとも1つ持つ不飽和炭化水素である
解説: アルケンは分子内に炭素-炭素二重結合(C=C)を少なくとも1つ持つ不飽和炭化水素で、付加反応を起こしやすいです(例:エチレン CH₂=CH₂)。アルカンは炭素-炭素間の単結合のみを持つ飽和炭化水素であり、付加反応ではなく置換反応を起こします。芳香族炭化水素(ベンゼンなど)は不飽和…
関連キーワード: アルカン・アルケン・アルキン・芳香族炭化水素・飽和炭化水素・不飽和炭化水素
酸化還元反応の酸化数に関する問題として、次の反応式において Mn の酸化数変化として正しいものはどれか。MnO₂ + 4HCl → MnCl₂ + Cl₂ + 2H₂O
正解: 4. Mn の酸化数は +4 から +2 に変化する(還元される)
解説: MnO₂中のMnの酸化数を求めます。O の酸化数は−2なので、Mn + 2×(−2) = 0 より Mn = +4。MnCl₂ 中の Mn の酸化数は Mn + 2×(−1) = 0 より Mn = +2。よってMnの酸化数は +4 → +2 と減少しており、Mnは還元されていま…
関連キーワード: 酸化数・酸化還元・二酸化マンガン・酸化剤・還元剤
アルコールの構造と反応に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 1. 一般に、分子中の炭素数が多いアルコールほど、水に溶けやすくなる
解説: アルコールは炭素数が多くなるほど水になじまない炭化水素基の割合が大きくなり、水に溶けにくくなる(メタノールやエタノールは水とよく混ざるが、1-ブタノールは20℃で水1 Lに約77 gしか溶けない)ので、1が誤り。2の第二級アルコールを酸化するとケトンが生じ、2-プロパノールからは…
関連キーワード: アルコール・第二級アルコール・ヒドロキシ基・水素結合・脱水
20℃の水 1.0 kg を加熱して 313 K にするのに必要な熱量として、最も近いものはどれか。ただし、熱の損失はなく、水の比熱は温度によらず一定とする。
正解: 5. 84,000 J
解説: 313 Kをセルシウス温度に直すと313−273=40℃なので、温度差は40−20=20 Kである(絶対温度どうしで求めても313−293=20 K)。水の比熱は約4.2 J/(g·K)(4.19 J/(g·K))なので、必要な熱量は質量×比熱×温度差=1,000 g×4.2 J…
関連キーワード: 比熱・熱量・温度差・絶対温度
物質の自然発火の起こりやすさに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 4. 湿度の高い場所に貯蔵すると、物質の自然発火は起こりにくくなる
解説: 水分は、自然発火にかかわる酸化などの反応の多くで触媒のように働いて反応を速めるので、湿度の高い場所では自然発火が起こりやすくなる。起こりにくくなるとする4が誤りで、湿気の多い場所に貯蔵しないことが防止策になる。1の油が付いた布は、乾燥機の熱で油の酸化が進み、積み重ねると熱がこもっ…
関連キーワード: 自然発火・蓄熱・湿度・不活性ガス・表面積
中和反応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 3. 0.1 mol/L の塩酸(HCl)100 mL を完全に中和するには、0.1 mol/L の水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液100 mL が必要である
解説: HCl は1価の酸なので 0.1 mol/L × 0.1 L = 0.01 mol の H⁺ を生じます。NaOH は1価の塩基なので 0.1 mol/L × 0.1 L = 0.01 mol の OH⁻ を生じます。H⁺ と OH⁻ が等量で中和反応が完了します。硫酸(H₂SO…
関連キーワード: 中和反応・当量点・酸塩基・pH・硫酸・塩酸
液体の蒸気圧に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 5. 液体の沸点は、液体の蒸気圧が外圧(大気圧)と等しくなる温度である
解説: 沸点とは、液体の蒸気圧が外圧(大気圧)と等しくなる温度であり、液体の内部からも気化(沸騰)が起こります。これが沸点の正確な定義です。蒸気圧は温度が上昇すると増大(低下ではない)します。揮発性が高い液体ほど蒸気圧が高く、引火点は低い傾向があります。蒸気圧は平衡状態の圧力であり、液体…
関連キーワード: 蒸気圧・沸点・揮発性・ラウールの法則・引火点
可燃物とその主な燃焼の形式の組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 2. 硫黄 ― 蒸発燃焼
解説: 硫黄は固体であるが、加熱されると融解・蒸発し、その蒸気が燃える蒸発燃焼をするので、2が正しい(ナフタレンも同じ)。1の木炭は、熱分解を起こさずに表面で赤熱して燃える表面燃焼。3の木材は、加熱で分解して生じた可燃性ガスが燃える分解燃焼。4の石炭も分解燃焼であり、表面燃焼をするのは石…
関連キーワード: 燃焼の形式・分解燃焼・表面燃焼・自己燃焼・内部燃焼
可燃性液体をタンクに注入するときの静電気の発生と対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 1. 注入した後、検尺までにおく静置時間の目安は、遊離した水分を含む低導電率の液体のほうが、水分を含まない液体より短い
解説: 低導電率の液体に遊離した水分が混ざっていると、注入を終えた後も水滴が沈む間に帯電が起こる(沈降帯電)。そのため静電気安全指針(JNIOSH-TR-42)8.9では、検尺などの前の静置時間を、低導電率の液体で少なくとも10分、遊離水分などを含む液体で少なくとも30分としており、水分…
関連キーワード: 静電気・静置時間・沈降帯電・帯電防止剤・流速
化学平衡に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 3. 温度を高めると、吸熱反応を含む方向に平衡が移動する
解説: ルシャトリエの原理により、温度を上昇させると吸熱方向(外部から熱を吸収する方向)に平衡が移動します。これは温度上昇という変化を打ち消す方向に系が変化するためです。化学平衡状態では、正反応と逆反応の速度が等しく、反応は継続していますが巨視的には変化がない状態です(両方停止ではない)…
関連キーワード: 化学平衡・ルシャトリエの原理・平衡定数・温度・圧力
有機化合物の異性体の具体例について、次の記述のうち正しいものはどれか。
正解: 3. エタノールとジメチルエーテルは、互いに構造異性体の関係にある
解説: エタノール(C₂H₅OH)とジメチルエーテル(CH₃OCH₃)はどちらも分子式がC₂H₆Oで、原子のつながり方だけが異なるので、互いに構造異性体である。分子式C₄H₁₀のアルカンの構造異性体は、ブタンと2-メチルプロパンの2種類で、3種類ではない。1-ブテンは二重結合の端の炭素原…
関連キーワード: 構造異性体・幾何異性体・鏡像異性体・不斉炭素原子
燃焼熱に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 4. 燃焼熱とは、物質1 molが完全燃焼するときに放出される熱量のことで、常に正の値を持つ
解説: 燃焼熱とは、物質1 molが完全燃焼するときに放出される熱量(kJ/mol)のことで、燃焼は発熱反応であるため常に正の値(放熱量)として定義されます。燃焼熱が大きいほど、燃焼したときに多くのエネルギーを放出するため火災危険性は高まります。プロパンの完全燃焼式は C₃H₈ + 5O…
関連キーワード: 燃焼熱・ヘスの法則・プロパン燃焼式・発熱反応・反応熱
消火器が放射する消火剤と、それが適応する火災の区分について、次の記述のうち誤っているものはどれか。ただし、普通火災は建築物その他の工作物の火災、油火災は第4類の危険物の火災、電気火災は電気設備の火災とし、適応の区分は消防法施行令別表第二によるものとする。
正解: 2. 二酸化炭素を放射する消火器は、普通火災に適応する
解説: 消防法施行令別表第二では、二酸化炭素を放射する消火器は電気設備と第4類の危険物に適応するが、建築物その他の工作物の欄に○がなく、普通火災には適応しない。よって2が誤り。水を霧状に放射する消火器は建築物その他の工作物と電気設備に適応する(第4類には適応しない)。強化液を霧状に放射す…
根拠・参照資料: 消防法施行令 別表第二
関連キーワード: 消火器・二酸化炭素・強化液・消火粉末・電気火災
状態方程式の応用として、モル質量 28 g/mol の気体は、27℃・標準大気圧(1.013×10⁵ Pa)のもとで密度が何 g/L になるか。気体定数 R = 8.31 J/(mol·K) として計算せよ。
正解: 5. 約1.14 g/L
解説: 理想気体の状態方程式 PV = nRT を変形します。密度 ρ = m/V = PM/(RT) の式を使います(M:モル質量)。P = 1.013×10⁵ Pa、M = 28 g/mol = 0.028 kg/mol、R = 8.31 J/(mol·K)、T = 27+273 =…
関連キーワード: 状態方程式・気体密度・分子量・気体定数・理想気体
硫酸で酸性にした過マンガン酸カリウム(KMnO₄)水溶液に過酸化水素(H₂O₂)水を加えると、過マンガン酸イオンはマンガン(Ⅱ)イオンに、過酸化水素は酸素に変化する。KMnO₄ 0.040 molが過不足なく反応したとき、発生する酸素の物質量はいくらか。
正解: 2. 0.10 mol
解説: この酸化還元反応で、過マンガン酸イオンMnO₄⁻がMn²⁺になるとき、Mnの酸化数は+7から+2に下がり、KMnO₄ 1 molは電子5 molを受け取る。過酸化水素H₂O₂がO₂になるとき、Oの酸化数は−1から0に上がり、H₂O₂ 1 molは電子2 molを放出してO₂ 1 …
関連キーワード: 過マンガン酸カリウム・過酸化水素・酸化数・酸化還元反応・物質量
アンモニア(NH₃)の燃焼性と気体としての性質について、次の記述のうち正しいものはどれか。
正解: 4. アンモニアの燃焼範囲の幅は、トルエンの燃焼範囲の幅よりも広い
解説: 厚生労働省のモデルSDSによると、アンモニアの爆発範囲は15~28 vol%で幅は13 vol%、トルエンは1.27~7 vol%で幅は約5.7 vol%なので、アンモニアの燃焼範囲の幅の方が広く、4が正しい(燃焼範囲の幅は上限界と下限界の差)。アンモニアの燃焼範囲の下限界15 …
関連キーワード: アンモニア・燃焼範囲・下限界・発火点・相対ガス密度
メタン(CH₄)80 gとプロパン(C₃H₈)176 gを混合した可燃性ガスがある。この混合ガスの燃焼下限界L〔vol%〕を、ルシャトリエの式 100/L=C₁/L₁+C₂/L₂ で求めるとき、Lとして最も近いものはどれか。ただし、C₁、C₂は混合ガス中のメタンとプロパンの体積百分率〔%〕、L₁、L₂はメタンとプロパンの燃焼下限界でL₁=5.0 vol%、L₂=2.0 vol%とし、原子量はH=1、C=12、気体は理想気体とする。
正解: 3. 約3 vol%
解説: 分子量はメタン16、プロパン44なので、物質量はメタン80/16=5.0 mol、プロパン176/44=4.0 mol。同じ温度・圧力の気体では体積の比は物質量の比に等しいので、体積百分率はC₁=5/9×100≒55.6%、C₂≒44.4%。100/L=55.6/5.0+44.4…
関連キーワード: 混合ガス・燃焼下限界・ルシャトリエの式・体積百分率・物質量
エントロピーと熱力学第二法則について、次の記述のうち正しいものはどれか。
正解: 3. 0℃より低い温度に置かれた水が自然に凍って氷になる変化では、水とその周囲を合わせた全体のエントロピーは増加する
解説: 0℃より低い温度で水が自然に凍るとき、水自体は規則正しい固体になってエントロピーが減少するが、放出された凝固熱で周囲のエントロピーがそれ以上に増えるため、水と周囲を合わせた全体のエントロピーは増加し、変化は自発的に進む(熱力学第二法則)。よって3が正しい。同じ物質では一般に気体の…
関連キーワード: エントロピー・熱力学第二法則・孤立系・熱平衡・凝固熱
芳香族化合物の特性に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 2. トルエン(メチルベンゼン)はベンゼンよりも沸点が高く、第1石油類(非水溶性)に分類される
解説: トルエン(メチルベンゼン、C₆H₅CH₃)の沸点は約111℃でベンゼンの沸点(約80℃)より高く、引火点は約4℃で危険物第4類第1石油類(非水溶性)に分類されます。ベンゼンの炭素は sp²混成軌道をとる不飽和の環状炭化水素です。ベンゼン環の炭素-炭素結合はすべて同じ中間的な長さの…
関連キーワード: ベンゼン・芳香族化合物・トルエン・sp²混成・共鳴・ニトロベンゼン
コロイド溶液と高分子化合物に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 4. 透析とは、半透膜を利用してコロイド粒子と低分子物質を分離する操作であり、コロイド粒子は半透膜を通過しない
解説: 透析は半透膜(セロハン膜など)を利用して、コロイド粒子と低分子物質(イオン・小分子)を分離する操作です。コロイド粒子は半透膜を通過しませんが、低分子物質は通過するため分離できます。コロイド粒子は10⁻⁹〜10⁻⁷ m(1〜100 nm)程度の大きさで、真の溶液の溶質より大きい(こ…
関連キーワード: コロイド・透析・チンダル現象・半透膜・疎水コロイド・塩析
電気化学と腐食に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 3. 亜鉛メッキ鋼板は、鉄が露出しても亜鉛が先に腐食するため鉄の腐食は進まない
解説: 亜鉛メッキ鋼板(亜鉛めっきスチール)では、亜鉛のイオン化傾向が鉄より大きいため、たとえメッキが剥がれて鉄が露出しても亜鉛が犠牲陽極として先に酸化(腐食)され、鉄の腐食を電気化学的に抑制します(犠牲防食)。これが選択肢3の正しい記述です。鉄が錆びる反応は、鉄が電子を失って(酸化され…
関連キーワード: 腐食・ガルバニック腐食・イオン化傾向・犠牲防食・亜鉛めっき・電気化学
反応速度と活性化エネルギーに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 1. 活性化エネルギーが大きいほど、温度変化に対する反応速度の変化率(温度係数)が大きい
解説: アレニウスの式 k = Aexp(−Ea/RT) により、活性化エネルギー Ea が大きいほど温度変化に対する反応速度定数の変化率が大きくなります。Ea が大きい反応ほど、温度上昇の効果が顕著に現れます。アレニウスの式において、温度上昇で k が増大するのは活性化エネルギーが低下…
関連キーワード: 反応速度・活性化エネルギー・アレニウスの式・触媒・van't Hoffの規則
自己反応性物質をはじめとする爆発性・反応性の高い有機化合物の危険物分類に関して、次の記述のうち正しいものはどれか。
正解: 4. ニトログリセリンは分子内に硝酸エステル基(−ONO₂)を持ち、加熱・衝撃・摩擦によって爆発する危険性がある
解説: ニトログリセリン(C₃H₅N₃O₉)は硝酸エステル構造(−ONO₂)を持つ第5類危険物(自己反応性物質)であり、加熱・衝撃・摩擦で爆発する極めて危険な物質で、ダイナマイトの主成分として知られています。ニトロセルロース(硝化綿)も第5類危険物(自己反応性物質)であり、第1類(酸化性…
関連キーワード: ニトログリセリン・硝酸エステル・第5類危険物・自己反応性物質・有機過酸化物
混合液の気液平衡と蒸留の方法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 4. 水と混じり合わない液体に水蒸気を吹き込みながら加熱すると、その液体は単独の沸点より低い温度で水とともに留出する
解説: 水と混じり合わない液体に水蒸気を吹き込んで加熱すると、水とその液体の蒸気圧の和が外圧に等しくなった温度で沸騰するので、その液体は単独の沸点より(また100℃より)低い温度で水とともに留出する(水蒸気蒸留)。よって4が正しい。理想溶液とみなせる混合液から生じる蒸気には、沸点の低い(…
関連キーワード: 水蒸気蒸留・ラウールの法則・共沸混合物・減圧蒸留・モル分率
可燃性ガスの燃焼範囲や着火、火炎の伝わり方に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 3. 空気より酸素の濃度が高い雰囲気では、可燃性ガスの燃焼範囲は、主に下限界が低い濃度の側へ移ることで広がる
解説: 空気より酸素濃度が高い雰囲気では燃焼範囲が広がるが、可燃性ガスの下限界は酸素中でも空気中とほとんど変わらず、広がるのは主に上限界が大きく上がるためである。よって3が誤り。混合気の温度が高くなると燃焼範囲は広がり、下限界は低い濃度の側へ、上限界は高い濃度の側へ移る。爆ごうは、火炎面…
関連キーワード: 燃焼範囲・下限界・最小着火エネルギー・爆ごう・引火防止装置
危険物の取扱いや実験でみられる次の変化のうち、物理変化ではなく化学変化に該当するものはどれか。
正解: 5. 酸化カルシウムの固体に水を加えると、温度が上がる
解説: 酸化カルシウム(生石灰)に水を加えると、CaO+H₂O→Ca(OH)₂の反応で水酸化カルシウムという別の物質ができて多量の熱を出すので、化学変化である(モデルSDSにも、水に溶け水酸化カルシウムを生成し大量の熱を発生するとある)。水酸化ナトリウムの固体が水に溶けて温度が上がるのは…
関連キーワード: 化学変化・物理変化・酸化カルシウム・昇華・溶解熱
次の物質を単体・化合物・混合物に分類したとき、混合物に当たるものはどれか。
正解: 1. 黄銅
解説: 黄銅(真ちゅう)は銅に亜鉛を加えた合金で、七三黄銅・六四黄銅のように亜鉛の割合が違う製品があり、一定の化学式では表せないので混合物である(1が正しい)。硫酸銅(Ⅱ)五水和物(CuSO₄・5H₂O)は、水分子を結晶水として一定の割合で含む結晶で、1種類の物質(化合物)であり、硫酸銅…
関連キーワード: 混合物・化合物・単体・合金・結晶水
硫酸銅(Ⅱ)五水和物の結晶30 gを水170 gに溶かした。この水溶液の、無水の硫酸銅(Ⅱ)としての質量パーセント濃度はいくらか。ただし、原子量はH=1、O=16、S=32、Cu=64とする。
正解: 5. 9.6%
解説: 硫酸銅(Ⅱ)はCuSO₄(式量64+32+16×4=160)、五水和物はCuSO₄・5H₂O(式量160+5×18=250)なので、30 g中のCuSO₄は30×160/250=19.2 g。結晶水は溶かすと溶媒の水に加わり、水溶液全体の質量は30+170=200 gになる。よっ…
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気体の量論計算問題として、標準状態(0℃、1.013×10⁵ Pa)で11.2 Lのメタン(CH₄)を完全燃焼させるのに必要な酸素の体積は、標準状態で何Lか。ただし、標準状態における気体1 molの体積は22.4 Lとする。
正解: 3. 22.4 L
解説: メタンの完全燃焼の化学反応式は CH₄ + 2O₂ → CO₂ + 2H₂O であり、メタンと酸素は 1 : 2 のモル比で反応します。標準状態で11.2 Lのメタンの物質量は 11.2 ÷ 22.4 = 0.5 mol です。必要な酸素は 0.5 × 2 = 1.0 mol で…
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希薄溶液の性質(束一的性質)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 1. 不揮発性の物質を溶かした溶液の沸点は、純粋な溶媒の沸点より高くなる
解説: 不揮発性の溶質を溶かすと溶液の蒸気圧が純溶媒より低くなり(蒸気圧降下)、蒸気圧が外圧に達するにはより高い温度が必要になるため、沸点は純溶媒より高くなります(沸点上昇)。選択肢2は蒸気圧が「高くなる」としており誤りです(低くなる)。溶液の凝固点は純溶媒より低くなる(凝固点降下)ため…
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金属のイオン化傾向と、酸・塩基・水との反応に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 4. 鉄は、濃硝酸にはよく溶けるが、希硝酸に入れると表面に酸化物の膜ができてほとんど溶けない
解説: 鉄は希硝酸には溶けるが、濃硝酸に入れると表面に緻密な酸化物の膜ができる不動態となり、内部まで溶けなくなる(アルミニウム・ニッケルも同様)。濃と希を逆にした4が誤り。鉛は水素よりイオン化傾向が大きいが、希塩酸や希硫酸とは水に溶けにくい塩化鉛(Ⅱ)や硫酸鉛(Ⅱ)が表面をおおうため、ほ…
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物質の水への溶解と溶解度の温度・圧力による変化について、次の記述のうち正しいものはどれか。
正解: 2. 水酸化カルシウムの水に対する溶解度は、温度が高くなるほど小さくなる
解説: 水酸化カルシウムは、温度が高いほど水に溶けにくくなる珍しい固体である(PubChemのHSDB: 20℃で水1 Lに1,730 mg、沸騰水にはごくわずかしか溶けない)。よって2が正しい。塩化ナトリウムの溶解度は温度でほとんど変わらず(25℃で水2.8 mLに1 g、沸騰水で2.…
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pHの計算問題として、0.01 mol/Lの塩酸(完全に電離するものとする)を純水で100倍に希釈した水溶液のpHはいくらか。
正解: 1. pH 4
解説: 0.01 mol/L(= 1×10⁻² mol/L)の塩酸を100倍に希釈すると、濃度は 1×10⁻² ÷ 100 = 1×10⁻⁴ mol/L になります。塩酸は強酸で完全に電離するため [H⁺] = 1×10⁻⁴ mol/L となり、pH = −log₁₀(1×10⁻⁴) =…
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電気分解の計算問題として、硫酸銅(II)水溶液を白金電極を用いて電気分解したところ、9650 Cの電気量が流れた。このとき陰極に析出する銅の質量はいくらか。ただし、ファラデー定数を96500 C/mol、銅の原子量を64とする。
正解: 2. 3.2 g
解説: 流れた電子の物質量は、電気量 ÷ ファラデー定数 = 9650 ÷ 96500 = 0.1 mol です。陰極では Cu²⁺ + 2e⁻ → Cu の反応が起こり、電子2 molにつき銅1 molが析出します。よって析出する銅は 0.1 ÷ 2 = 0.05 mol であり、質量…
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黒鉛(C)の燃焼熱を394 kJ/mol、一酸化炭素(CO)の生成熱を111 kJ/molとする。ヘスの法則を用いて、0℃、1.013×10⁵ Paで89.6 Lの一酸化炭素が完全燃焼して二酸化炭素になるときに発生する熱量を求めると、いくらになるか。ただし、原子量はC=12、O=16、0℃、1.013×10⁵ Paでの気体1 molの体積は22.4 Lとし、燃焼熱と生成熱はいずれも発熱を正の値で表したものとする。
正解: 5. 1132 kJ
解説: 熱化学方程式で表すと、一酸化炭素の生成熱はC(黒鉛)+1/2O₂=CO+111 kJ、黒鉛の燃焼熱はC(黒鉛)+O₂=CO₂+394 kJ。ヘスの法則により、後の式から前の式を引くとCO+1/2O₂=CO₂+283 kJとなり、COの燃焼熱は394−111=283 kJ/mol。…
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原子の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 4. 電子1個の質量は陽子1個の質量とほぼ等しく、原子の質量の大部分は電子が占める
解説: 電子の質量は陽子の質量の約1840分の1と非常に小さく、原子の質量の大部分は原子核(陽子と中性子)が占めます。「電子の質量が陽子とほぼ等しい」「原子の質量の大部分を電子が占める」という記述は誤りです。原子が原子核と電子から構成されること、原子核が正電荷の陽子と電荷を持たない中性子…
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金属元素と炎色反応の色の組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 4. 銅(Cu) ― 青緑色
解説: 銅(Cu)の炎色反応は青緑色であり、これが正しい組み合わせです。炎色反応は、特定の金属元素を炎の中に入れたときに元素固有の色を示す現象で、花火の発色にも利用されます。主な炎色反応は、リチウム(Li)が赤色、ナトリウム(Na)が黄色、カリウム(K)が赤紫色、カルシウム(Ca)が橙赤…
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標準状態(0℃、1.013×10⁵ Pa)で5.6 Lを占めるプロパンの質量として、正しいものはどれか。ただし、原子量はH=1.0、C=12とし、プロパンは理想気体とみなす。
正解: 5. 11 g
解説: 標準状態では、理想気体1 molの体積は気体の種類によらず22.4 Lです。物質量は5.6 L÷22.4 L/mol=0.25 molとなります。プロパンの分子式はC₃H₈なので分子量は12×3+1.0×8=44で、質量は0.25 mol×44 g/mol=11 gです。7.5 …
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質量パーセント濃度20%の水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液の密度が1.2 g/cm³であるとき、この水溶液のモル濃度はいくらか。ただし、NaOHの式量は40とする。
正解: 1. 6.0 mol/L
解説: 水溶液1 L(= 1000 cm³)について考えます。密度が1.2 g/cm³なので、水溶液1 Lの質量は 1000 cm³ × 1.2 g/cm³ = 1200 g です。質量パーセント濃度が20%なので、この中に含まれるNaOHの質量は 1200 g × 0.20 = 240…
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可燃性の粉じんが空気中に浮遊して起こる粉じん爆発に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 1. 粉じん爆発は、可燃性ガスの爆発と比べると、着火に必要となる最小のエネルギーが小さい
解説: 可燃性ガスの最小着火エネルギーが0.01〜0.3 mJ程度であるのに対し、粉じんの最小着火エネルギーは一般にそれより大きく、粉じん爆発は可燃性ガスの爆発より大きな着火エネルギーを必要とします。したがって1が誤りです。2は正しく、粉体の量に対して周囲の空気が不足しがちなため不完全燃…
関連キーワード: 粉じん爆発・最小着火エネルギー・二次爆発・不完全燃焼・一酸化炭素
次の物質のうち、硫黄(S)原子の酸化数が +6 であるものはどれか。
正解: 3. 硫酸(H₂SO₄)
解説: 酸化数は、水素を +1、酸素を −2、単体を 0、化合物全体を 0(または多原子イオンでは電荷)として計算します。硫酸(H₂SO₄)では、H が +1×2 = +2、O が −2×4 = −8 なので、S + 2 − 8 = 0 より S = +6 となり、これが正解です。硫化水…
関連キーワード: 酸化数・硫黄・硫酸・二酸化硫黄・酸化数の計算
モル濃度の計算問題として、水酸化ナトリウム(NaOH、式量40)8.0 g を水に溶かし、水溶液全体の体積を 500 mL にした。この水溶液のモル濃度はいくらか。
正解: 2. 0.40 mol/L
解説: モル濃度は「溶質の物質量(mol)÷ 溶液の体積(L)」で求めます。まず NaOH の物質量は、8.0 g ÷ 40 g/mol = 0.20 mol です。次に溶液の体積は 500 mL = 0.50 L なので、モル濃度 = 0.20 mol ÷ 0.50 L = 0.40 …
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金属のイオンを含む水溶液に別の金属の板を浸す実験で、次の組合せのうち、板の表面に金属が析出するものはどれか。
正解: 4. 硝酸銀水溶液と鉛板
解説: 板の金属のイオン化傾向が、水溶液中の金属イオンのもとの金属より大きいときだけ、板の金属が陽イオンとなって溶け出し、水溶液中の金属イオンが還元されて板の表面に析出します。イオン化傾向は大きい順にAl>Zn>Fe>Ni>Pb>Cu>Agです。4は鉛のほうが銀よりイオン化傾向が大きいの…
関連キーワード: イオン化傾向・析出・金属イオン・水溶液
アンモニアの合成反応 N₂ + 3H₂ ⇌ 2NH₃(正反応は発熱反応)が平衡状態にあるとき、アンモニア(NH₃)の生成割合(収率)を高めるための条件として、ルシャトリエの原理から正しいものはどれか。
正解: 1. 圧力を高くし、温度を低くする
解説: ルシャトリエの原理により、平衡は加えられた変化を打ち消す方向へ移動します。この反応は左辺の気体分子が 4 mol(N₂ 1 + H₂ 3)、右辺が 2 mol(NH₃ 2)で、正反応で気体の総モル数が減少します。したがって圧力を高くすると、圧力を下げる方向、すなわち気体分子数が減…
関連キーワード: ルシャトリエの原理・化学平衡・アンモニア合成・圧力・温度・触媒
化学反応の速さと温度の関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 1. 温度を上げると反応が速くなるのは、主に、活性化エネルギー以上のエネルギーをもつ分子の割合が増えるためである
解説: 反応が起こるには、衝突する分子が活性化エネルギー以上のエネルギーをもつ必要があります。温度を上げると、その条件を満たす分子の割合が大きく増えるため反応速度が大きくなります(1が正しい)。衝突の回数も増えますが、絶対温度の平方根に比例する程度で、300 Kから10 K上げても約2%…
関連キーワード: 反応速度・活性化エネルギー・発熱反応・衝突
気体の状態方程式を用いた計算問題として、ある気体 1.32 g が 27℃、1.0×10⁵ Pa のもとで 0.75 L を占めた。この気体の分子量はおよそいくらか。気体定数 R = 8.31 J/(mol·K) とする。
正解: 3. 約44
解説: 理想気体の状態方程式 PV = nRT に、物質量 n = 質量 w ÷ 分子量 M を代入すると PV = (w/M)RT となり、分子量は M = wRT/(PV) で求められます。ここで w = 1.32 g、R = 8.31 J/(mol·K)、T = 27 + 273 …
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質量パーセント濃度36.5%、密度1.20 g/cm³の濃塩酸を水で薄めて、1.5 mol/Lの希塩酸を500 mLつくりたい。必要な濃塩酸の体積として、最も近いものはどれか。
正解: 2. 62.5 mL
解説: 濃塩酸1 L(1,000 cm³)の質量は1.20×1,000=1,200 g、そのうち塩化水素は1,200×0.365=438 gです。HClのモル質量は1.0+35.5=36.5 g/molなので438÷36.5=12.0 molとなり、濃塩酸のモル濃度は12.0 mol/L…
関連キーワード: 質量パーセント濃度・モル濃度・希釈・密度
静電容量150 pFの金属製の容器が、静電気によって大地との間の電位差8.0 kVに帯電している。この容器が放電したときに放出されるエネルギーとして、正しいものはどれか。ただし、容器にたまっていた静電エネルギーがすべて放電で放出されるものとする。
正解: 2. 4.8 mJ
解説: 帯電した導体の放電エネルギーWは、静電容量C、電位差V、電気量Qを用いてW=1/2×CV²=1/2×QVで表されます。C=150 pF=1.5×10⁻¹⁰ F、V=8.0×10³ Vなので、W=1/2×1.5×10⁻¹⁰×(8.0×10³)²=4.8×10⁻³ J=4.8 mJで…
関連キーワード: 静電気・放電エネルギー・静電容量・最小着火エネルギー
生成熱を用いた熱化学の計算問題として、次の生成熱の値をもとに、メタン(CH₄)1 mol の燃焼熱を求めよ。燃焼式は CH₄ + 2O₂ → CO₂ + 2H₂O(液体)とし、生成熱は CO₂ = 394 kJ/mol、H₂O(液)= 286 kJ/mol、CH₄ = 75 kJ/mol とする。
正解: 4. 891 kJ
解説: 反応熱は「(生成物の生成熱の総和)−(反応物の生成熱の総和)」で求められます(ヘスの法則を生成熱に適用した関係)。生成物側は CO₂ が 394 kJ、H₂O(液)が 2 mol 分で 286 × 2 = 572 kJ なので、合計 394 + 572 = 966 kJ です。反…
関連キーワード: 生成熱・燃焼熱・ヘスの法則・熱化学・メタン・反応熱
化学平衡の平衡定数に関する計算問題として、反応 H₂ + I₂ ⇌ 2HI が一定温度で平衡に達したとき、各成分のモル濃度が [H₂] = 0.50 mol/L、[I₂] = 0.50 mol/L、[HI] = 2.0 mol/L であった。この反応の平衡定数 K の値はいくらか。
正解: 5. 16
解説: 反応 H₂ + I₂ ⇌ 2HI の平衡定数は、生成物の濃度の積を反応物の濃度の積で割った値であり、各成分の係数を指数として K = [HI]² /([H₂] × [I₂])で表されます。値を代入すると、K = (2.0)² /(0.50 × 0.50)= 4.0 ÷ 0.25 …
関連キーワード: 平衡定数・化学平衡・質量作用の法則・モル濃度・ヨウ化水素
物体の熱膨張に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 5. 一様な金属の板に円形の穴を開けておき、板全体を一様に加熱すると、穴の直径は小さくなる
解説: 一様な板を一様に加熱すると、板は形を保ったまま全体が同じ割合で拡大する。穴の部分にも板が詰まっていたと考えると、その部分も外へ広がるので、穴の直径も同じ割合で大きくなる。したがって5が誤り。1は正しく、線膨張率の大きい金属のほうが長く伸びるので、その金属が外側(凸側)になるように…
関連キーワード: 熱膨張・線膨張率・バイメタル・体膨張率
圧力を一定に保ったまま、57℃で900 Lの気体を167℃まで加熱した。このときの気体の体積の増加量として、最も近いものはどれか。ただし、気体は理想気体とみなす。
正解: 3. 300 L
解説: 圧力が一定のとき、一定量の気体の体積は絶対温度に比例します(シャルルの法則)。57℃=330 K、167℃=440 Kなので、加熱後の体積は900 L×440÷330=1,200 L、体積の増加量は300 Lです。363 Lは「1 K上がるごとに体積が1/273ずつ増える」という…
関連キーワード: シャルルの法則・絶対温度・理想気体・体積
1気圧のもとでの水の密度と体積の温度による変化に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 5. 0℃の水は4℃の水より密度が小さい
解説: 水は約4℃で密度が最大になり、それより温度が低くても高くても密度は小さくなります(水の異常膨張)。1気圧の水の密度は0℃で約0.99984 g/cm³、4℃で約0.99997 g/cm³なので、5が正しいものです。1は誤りで、0℃から4℃までは温めると密度が大きくなる、つまり体積…
関連キーワード: 水の異常膨張・密度・体積・氷
可燃性液体の蒸気の蒸気比重に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。ただし、蒸気と空気はいずれも理想気体とみなす。
正解: 1. 蒸気比重は同じ温度・圧力の空気を基準とする値なので、温度を変えてもほぼ同じ値になる
解説: 蒸気比重は、蒸気の密度を同じ温度・圧力の空気の密度で割った値です。理想気体では、同温同圧の気体の密度は分子量に比例するので、蒸気比重は「その物質の分子量÷空気の平均分子量」で表され、温度を変えてもほぼ変わりません(1が正しい)。2は誤りで、平方根ではなく分子量そのものに比例します…
関連キーワード: 蒸気比重・分子量・理想気体・アボガドロの法則
トルエンの蒸気比重として、最も近いものはどれか。ただし、原子量はH=1.0、C=12とし、トルエンの蒸気と空気は理想気体とみなす。
正解: 1. 約3.2
解説: トルエンはベンゼンの水素原子1個をメチル基に置き換えたC₆H₅CH₃(分子式C₇H₈)で、分子量は12×7+1.0×8=92です。蒸気比重は同温同圧の空気に対する密度の比で、理想気体では分子量の比になります。空気の平均分子量は、窒素と酸素がおよそ4:1で混ざっていることから約29…
関連キーワード: 蒸気比重・トルエン・分子量・空気の平均分子量
表面張力に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 3. 温度が上がると表面張力は大きくなる
解説: 温度が上がると分子の熱運動が激しくなって分子間力の効果が弱まるため、表面張力は小さくなります。したがって「大きくなる」という記述が誤りです。表面張力は液体が表面積を最小にしようとする性質から生じる単位長さあたりの力で、単位は N/m(=J/m²)です。水は水素結合のため20℃で約…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・表面張力・温度・界面活性剤
毛管現象に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 1. 細い管ほど液面の上昇高さは高くなり、上昇高さは管の半径に反比例する
解説: 毛管現象による液面の上昇高さは h = 2γcosθ /(ρgr)で表され、管の半径 r に反比例します。したがって管が細いほど高く上がります。また、表面張力 γ が大きいほど高く、液体の密度 ρ が大きいほど低くなります(肢4・5は誤り)。危険物では、こぼれた油がウエスや保温材…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・毛管現象・表面張力・自然発火
質量2.5 kgの鉄製の容器に水1.0 kgを入れた。容器と水を合わせた全体の熱容量として、最も近いものはどれか。ただし、鉄の比熱は0.45 J/(g·K)とする。
正解: 1. 5,300 J/K
解説: 熱容量は物体全体の温度を1 K上げるのに必要な熱量で、質量×比熱で求めます。いくつかの物体をまとめた熱容量は、それぞれの熱容量の和です。鉄の容器は2,500 g×0.45 J/(g·K)=1,125 J/K、水は比熱が約4.2 J/(g·K)なので1,000 g×4.2 J/(g…
関連キーワード: 熱容量・比熱・水の比熱・質量
水の潜熱に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 4. 100℃における蒸発熱は約2,257 kJ/kg で、0℃における融解熱の約334 kJ/kg より大きい
解説: 水の蒸発熱は約2,257 kJ/kg、融解熱は約334 kJ/kg で、蒸発熱は融解熱の約6.8倍あります。水が優れた冷却消火剤である最大の理由がこの大きな蒸発熱で、水が水蒸気に変わるときに周囲から大量の熱を奪います。比熱が大きい(約4.19 kJ/(kg·K))ことも冷却効果に…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・潜熱・蒸発熱・融解熱
物質の状態変化に伴って出入りする熱に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 1. 同じ温度で比べると、固体が直接気体になるときの昇華熱は、融解熱と蒸発熱の和にほぼ等しい
解説: 出入りする熱量は始めと終わりの状態だけで決まり、途中の経路によりません(ヘスの法則)。固体から直接気体にしても、固体→液体→気体と変えても同じなので、同じ温度の昇華熱は融解熱と蒸発熱の和にほぼ等しくなります(1が正しい)。2は誤りで、凝縮のときは潜熱(凝縮熱)を放出し、物の表面は…
関連キーワード: 顕熱・潜熱・昇華熱・融解熱・蒸発熱
熱の伝導と熱伝導率に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 3. 熱伝導率の単位は、W/(m·K)で表される
解説: 熱伝導率は、厚さ1 mの板の両面に1 Kの温度差があるとき、面積1 m²を1秒間に伝わる熱量に当たる量で、単位はW/(m·K)です(3が正しい)。1は誤りで、粉末はすき間に熱伝導率の小さい空気を多く含むので、表面積が大きくても見かけの熱伝導率は塊より小さくなり、熱がこもりやすくな…
関連キーワード: 熱伝導率・見かけの熱伝導率・水蒸気・板の厚さ
断熱された容器の中で、20℃の水 200 g に、80℃に温めたある液体 100 g を加えてよくかき混ぜたところ、全体の温度が 35℃ で一定になった。水の比熱を 4.2 J/(g·K) とすると、この液体の比熱はいくらか。ただし、容器との熱のやり取りと蒸発は無視する。
正解: 5. 2.8 J/(g·K)
解説: 熱量の保存より、液体が失った熱量と水が得た熱量は等しくなります。水が得た熱量は 200 g × 4.2 J/(g·K) × (35 − 20) K = 12,600 J、液体が失った熱量は 100 g × c × (80 − 35) K = 4,500c J なので、c = 12…
関連キーワード: 比熱・熱量の保存・温度変化・断熱
気体の比熱に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 5. 定圧比熱は定容比熱より必ず大きい
解説: 圧力を一定に保ったまま気体を加熱すると気体は膨張して外部に仕事をするため、温度を1 K 上げるのに、体積を一定に保つ場合より余分な熱が必要になります。したがって定圧比熱 Cp は定容比熱 Cv より必ず大きくなります。密閉容器内(定容)と大気開放(定圧)で必要な熱量が違う、と理解…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・定圧比熱・定容比熱・気体
一定量の気体の体積・圧力と温度の関係、および温度の目盛りに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、気体は理想気体とみなす。
正解: 2. 体積を一定に保って 20℃ の気体を 40℃ に加熱すると、圧力はおよそ 2 倍になる
解説: 体積を一定に保つと、一定量の気体の圧力は絶対温度に比例する。20℃は約293 K、40℃は約313 Kなので、圧力は313÷293≒1.07倍にしかならず、およそ2倍とする2が誤り。セルシウス温度が2倍になっても、絶対温度は2倍にならない。1の絶対零度は−273.15℃にあたる。…
関連キーワード: 絶対温度・セルシウス温度・絶対零度・シャルルの法則
体積を一定に保った密閉容器内の気体を 27℃ から 87℃ に加熱したとき、圧力は何倍になるか。
正解: 2. 1.2倍
解説: 体積一定のとき圧力は絶対温度に比例します(ボイル・シャルルの法則の特別な場合)。27℃ = 300 K、87℃ = 360 K なので、圧力は 360 ÷ 300 = 1.2 倍になります。セルシウス温度のまま 87 ÷ 27 = 3.2 と計算すると誤りです。密閉容器に入れた危…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・ボイル・シャルルの法則・計算・絶対温度
アボガドロ定数と物質量に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 5. 標準状態における気体1 mol の体積は、気体の種類によって大きく異なる
解説: アボガドロの法則により、同温同圧では同体積の気体に同数の分子が含まれます。したがって標準状態における気体1 mol の体積は種類によらず約22.4 L で、「種類によって大きく異なる」という記述が誤りです。理想気体からのずれはありますが、試験の計算では22.4 L を用います。
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・アボガドロ定数・モル体積・22.4L
容積が一定の容器に酸素 16 g と窒素 42 g を入れたところ、混合気体の全圧が 1.0×10⁵ Pa になった。このときの酸素の分圧として最も近い値はどれか。ただし、原子量は O = 16、N = 14 とし、気体はすべて理想気体とする。
正解: 5. 2.5×10⁴ Pa
解説: 混合気体の各成分の分圧は、全圧 × モル分率 で求めます。酸素 O₂ のモル質量は 32 g/mol なので 16 g は 0.50 mol、窒素 N₂ は 28 g/mol なので 42 g は 1.5 mol です。酸素のモル分率は 0.50 ÷ (0.50 + 1.5) =…
関連キーワード: 分圧・全圧・モル分率・物質量
典型元素の価電子に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 4. 18族の貴ガスは価電子を8個もつため、他の元素と結合しやすい
解説: 18族の貴ガスは最外殻が閉殻になっていて安定なため、価電子の数は0個と数え、他の元素とほとんど結合しません。したがって「価電子8個で結合しやすい」という記述が誤りです。最外殻電子は8個(ヘリウムは2個)ですが、結合に関与しないので価電子は0とするのが決まりです。第2類の金属粉や第…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・周期表・価電子・貴ガス
ポーリングの電気陰性度の値で元素どうしを比べた次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 3. 酸素の電気陰性度は、塩素の電気陰性度より大きい
解説: 電気陰性度は、共有結合している原子が共有電子対を自分の側へ引き寄せる強さの尺度で、貴ガスを除くと、周期表の同じ周期では右の元素ほど、同じ族では上の元素ほど大きくなる傾向がある(例外もある)。ポーリングの値は酸素が約3.4、塩素が約3.2で、酸素のほうが大きいので3が正しい。1は誤…
関連キーワード: 電気陰性度・共有電子対・ポーリング・周期表
同素体をもつ元素の単体の性質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 1. 硫黄の同素体のうち、常温で安定なのは単斜硫黄で、斜方硫黄は約 95℃ 以上で安定になる
解説: 硫黄の同素体のうち常温で安定なのは斜方硫黄で、約 95℃ を超えると単斜硫黄が安定になります。単斜硫黄を常温に置くと、ゆっくり斜方硫黄に変わります。1 は斜方硫黄と単斜硫黄を取り違えており誤りです。黄リンは湿った空気中では約 30℃ で発火するおそれがありますが、赤リンの自然発火…
関連キーワード: 同素体・斜方硫黄・単斜硫黄・黄リン・赤リン
炎色反応の色の組み合わせとして、正しいものはどれか。
正解: 3. ストロンチウム — 深赤(紅)、バリウム — 黄緑
解説: 炎色反応の色はストロンチウムが深赤(紅)、バリウムが黄緑です。あわせてリチウムが赤、ナトリウムが黄、カリウムが紫、銅が青緑、カルシウムが橙赤を示します。第1類の酸化性固体には硝酸バリウムや過塩素酸ストロンチウムのような金属塩が含まれるため、識別の手がかりとして問われます。
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・炎色反応・ストロンチウム・バリウム
潮解性または風解性を示す物質に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 2. 塩化マグネシウム六水和物には潮解性がある
解説: 潮解は、固体が空気中の水分を吸収してその水に溶ける現象、風解は、水和物の結晶が空気中で結晶水を失って粉末状になる現象です。塩化マグネシウム六水和物は水和物ですが潮解性をもつので、2 が正しい記述です。1 の炭酸ナトリウム十水和物は、空気中で結晶水を失う風解を起こします。3 の水酸…
関連キーワード: 潮解・風解・水和物・結晶水
代表的な金属の単体の性質について、金属の中で最も大きい・小さいものに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 2. 金属の単体の中で密度が最も小さいのはアルミニウムで、1 円硬貨の材料に使われる
解説: 金属の単体の中で密度が最も小さいのはリチウム (約 0.53 g/cm³) で、アルミニウム (約 2.7 g/cm³) より小さいので、2 が誤りです。アルミニウムは軽金属の一つで 1 円硬貨にも使われますが、最も軽い金属ではありません。金は展性が最も大きく、ごく薄い金箔は光を…
関連キーワード: 展性・密度・電気伝導率・融点・軽金属
濃硫酸を水で薄めるときの操作として、正しいものはどれか。
正解: 1. 水をかき混ぜながら、そこへ濃硫酸を少量ずつ加える
解説: 濃硫酸を水で薄めると大きな溶解熱(発熱)が生じます。濃硫酸に水を注ぐと、密度の小さい水が上に乗ったまま局所的に沸騰して硫酸が飛散し、非常に危険です。水に濃硫酸を少量ずつ加えれば熱が大量の水全体に分散されるので安全になります。「酸に水」ではなく「水に酸」と覚えます。
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・溶解熱・濃硫酸・希釈
0.10 mol/L の硫酸 10 mL を中和するのに必要な 0.10 mol/L の水酸化ナトリウム水溶液の体積として、正しいものはどれか。
正解: 5. 20 mL
解説: 中和では 酸の価数 × モル濃度 × 体積 = 塩基の価数 × モル濃度 × 体積 が成り立ちます。硫酸は2価なので 2 × 0.10 × 10 = 1 × 0.10 × V となり、V = 20 mL です。価数を掛け忘れると10 mL としてしまうので、酸・塩基が何価かを最初…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・中和滴定・計算・価数
中和滴定に用いる指示薬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 4. フェノールフタレインの変色域は塩基性側にあり、弱酸を強塩基で滴定するときに適する
解説: フェノールフタレインの変色域は pH 8.0〜9.8 で塩基性側、メチルオレンジは pH 3.1〜4.4 で酸性側にあります。弱酸を強塩基で滴定すると中和点で生じる塩が加水分解して塩基性になるため、変色域が塩基性側にあるフェノールフタレインが適します。逆に弱塩基を強酸で滴定する場…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・中和滴定・指示薬・フェノールフタレイン
ダニエル電池に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 2. イオン化傾向の大きい亜鉛が負極で酸化されて溶け出し、銅が正極で銅(II)イオンが還元されて析出する
解説: ダニエル電池では、イオン化傾向の大きい亜鉛が電子を放出して亜鉛イオンとなって溶け出すので亜鉛が負極(酸化)、銅(II)イオンが電子を受け取って銅として析出する銅板が正極(還元)になります。起電力は約1.1 V です。電池では常に「イオン化傾向の大きい金属が負極」で、負極で酸化、正…
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水のモル沸点上昇とモル凝固点降下に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 5. 沸点上昇度も凝固点降下度も、溶質粒子の質量モル濃度に比例する
解説: 沸点上昇と凝固点降下は溶質の種類によらず溶質粒子の数だけで決まる束一的性質で、質量モル濃度に比例します。比例定数は溶媒ごとに決まっており、水ではモル沸点上昇が 0.52 K·kg/mol、モル凝固点降下が 1.86 K·kg/mol です。電解質は電離して粒子数が増えるため、同じ…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・沸点上昇・凝固点降下・束一的性質
官能基とその構造の組み合わせとして、誤っているものはどれか。
正解: 3. スルホ基 — −NH₂
解説: スルホ基は −SO₃H で、−NH₂ はアミノ基です。したがってスルホ基と −NH₂ の組み合わせが誤りです。アミノ基をもつ化合物(アニリン等)は塩基性を示し、スルホ基やカルボキシ基をもつ化合物は酸性を示します。官能基は化合物の性質を決めるので、危険物の性状を判断する手がかりにな…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・官能基・スルホ基・アミノ基
アルデヒドとケトンに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 5. アルデヒドは還元性をもち銀鏡反応を示すが、ケトンは示さない
解説: アルデヒドはカルボニル基に水素が結合しているため還元性をもち、アンモニア性硝酸銀水溶液を還元して銀を析出させる銀鏡反応を示し、フェーリング液を還元して酸化銅(I)の赤色沈殿を生じます。ケトンはカルボニル基の両側が炭素なのでこれらの反応を示しません。アセトアルデヒドは特殊引火物、ア…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・アルデヒド・ケトン・銀鏡反応
エステル化とけん化の反応の条件や生成物に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 4. エステル化の触媒には濃硫酸が用いられる
解説: カルボン酸とアルコールに濃硫酸を少量加えて加熱すると、濃硫酸が触媒としてはたらき、水が取れてエステルができます (エステル化)。したがって 4 が正しい記述です。5 は誤りで、同時に生じるのは水素ではなく水です。2 は誤りで、酢酸とメタノールからは酢酸メチルが、酢酸とエタノールか…
関連キーワード: エステル化・けん化・濃硫酸・グリセリン
付加重合と縮合重合に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 1. 付加重合は二重結合をもつ単量体がつながる重合で副生成物を出さず、縮合重合は水などの小分子が取れながらつながる重合である
解説: 付加重合はエチレンからポリエチレンができるように、二重結合が開いて単量体どうしが次々につながる反応で、副生成物を出しません。縮合重合はナイロン66やポリエステルのように、水などの小分子が取れながらつながる反応です。重合は一般に発熱反応で、スチレンなどの単量体は重合熱の蓄積によって…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・付加重合・縮合重合・重合熱
有機化合物の一般的な性質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 3. 水に溶けやすく有機溶媒に溶けにくいものが多い
解説: 有機化合物は一般に水に溶けにくく、有機溶媒に溶けやすい性質をもつため、記述の向きが逆です。第4類の危険物の多くが非水溶性で、水に浮いて広がるために棒状注水では消火できず、泡消火剤による窒息消火が用いられます。ただしメタノールやアセトンのように水溶性のものもあり、その場合は水溶性液…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・有機化合物・非水溶性・共有結合
可燃物の燃えやすさに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 2. 熱伝導率が大きいものほど燃えやすい
解説: 熱伝導率が大きいと発生した熱が周囲へ逃げてしまい温度が上がりにくいため、燃えにくくなります。したがって記述の向きが逆です。逆に熱伝導率が小さいものは熱がこもって蓄熱しやすく、燃えやすくなります。ほかに、酸素との接触面積が大きい・発熱量が大きい・含水量が少ない・可燃性蒸気を発生しや…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・燃焼・熱伝導率・燃えやすさ
自然発火の熱源による分類に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 5. 活性炭や木炭粉の自然発火は、重合熱の蓄積によるものである
解説: 活性炭や木炭粉の自然発火は、表面に気体や水分が吸着するときに発生する吸着熱の蓄積によるものです。したがって重合熱とする記述が誤りです。自然発火は発熱の原因によって、酸化熱(乾性油・石炭)、分解熱(セルロイド・ニトロセルロース)、吸着熱(活性炭・木炭粉)、重合熱(スチレン等の単量体…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・自然発火・吸着熱・酸化熱
乾性油とヨウ素価に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 4. ヨウ素価が130以上の油脂を乾性油といい、ヨウ素価が大きいほど酸化されやすく自然発火の危険が高い
解説: ヨウ素価は油脂100 g に付加するヨウ素のグラム数で、油脂の不飽和度(二重結合の多さ)を表します。130以上のものを乾性油、100以下を不乾性油、その間を半乾性油といいます。ヨウ素価が大きいほど二重結合が多く酸化されやすいため、布やウエスにしみ込んで堆積すると酸化熱が蓄積して自…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・ヨウ素価・乾性油・自然発火
標準状態でメタン(CH₄)1 mol を完全燃焼させるのに必要な空気の体積として、最も近い値はどれか。ただし空気中の酸素は21 vol%とする。
正解: 3. 約213 L
解説: メタンの完全燃焼は CH₄ + 2O₂ → CO₂ + 2H₂O なので、1 mol のメタンには2 mol の酸素が必要です。標準状態で 2 mol = 44.8 L の酸素が要り、空気中の酸素は21 vol% なので必要な空気は 44.8 ÷ 0.21 ≒ 213 L です。…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・理論空気量・計算・完全燃焼
気体の燃焼の形態である予混合燃焼と拡散燃焼に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 1. ガソリンエンジンの燃焼は、燃料と空気をあらかじめ混ぜた混合気に点火する予混合燃焼である
解説: 予混合燃焼は、可燃性ガスと空気があらかじめ混ざった混合気が燃える形態、拡散燃焼は、可燃性ガスが周りの空気と混ざり合いながら燃える形態である。ガソリンエンジンはシリンダー内の混合気に点火プラグで点火して燃やすので予混合燃焼であり、1が正しい。2は誤りで、ろうそくは芯で気化したろうの…
関連キーワード: 予混合燃焼・拡散燃焼・混合気・燃焼範囲・ろうそく
可燃性液体の引火点の意味と、引火点と発火点の大小に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 5. 灯油はアセトンより引火点が高いが、発火点はアセトンより低い
解説: 引火点は、液面付近の蒸気の濃度が燃焼範囲の下限値に達し、点火源を近づけると引火する最低の液温です。1 は上限値としているので誤りです。着火した炎が燃え続けるようになる最低の液温は燃焼点で、引火点より高いので 3 も誤りです。液体が霧状になっていると、液温が引火点より低くても点火源…
関連キーワード: 引火点・発火点・燃焼点・燃焼範囲
一酸化炭素に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 4. 可燃性ガスであり、燃焼範囲は約12.5〜74 vol% と非常に広い
解説: 一酸化炭素は酸素の供給が不足したときの不完全燃焼で生じる有毒ガスで、それ自体も可燃性であり燃焼範囲は約12.5〜74 vol% と非常に広くなっています。無色無臭のため発生に気づきにくく、血液中のヘモグロビンと強く結合して酸素の運搬を妨げます。酸素が十分にあれば完全燃焼して二酸化…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・一酸化炭素・燃焼範囲・不完全燃焼
窒息消火に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 3. 第5類の自己反応性物質の火災には、二酸化炭素消火剤による窒息消火が有効である
解説: 第5類の自己反応性物質は分子内に酸素を含むものが多く、外部から酸素を断っても燃焼を継続できるため、二酸化炭素のようなガス系消火剤による窒息消火は効果がありません。危険物の規制に関する政令 別表第五でも、第五類の列は不活性ガス消火設備・ハロゲン化物消火設備・二酸化炭素を放射する消火…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・窒息消火・限界酸素濃度・第5類
大量の水を加えて可燃性液体の濃度を下げる希釈消火について、次の液体の火災のうち、この方法で消火できるものはどれか。
正解: 1. アセトン
解説: 希釈消火は、水溶性の可燃性液体に大量の水を加えて濃度を下げ、液面上の蒸気の濃度を燃焼範囲の下限値未満にする方法です。アセトンは水に任意の割合で溶けるので、この方法が使えます。ジエチルエーテルは水に少し溶けるだけ (約 6 g/100 mL) で、ベンゼンとトルエンは水にほとんど溶…
関連キーワード: 希釈消火・燃焼範囲・水溶性・窒息
油火災に水や強化液を霧状にして高圧で放射したときに得られる乳化効果に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 3. 乳化効果は、重油のように粘度が大きく引火点の高い油の火災で得られる
解説: 重油のように粘度が大きく引火点の高い油の火災に、水や強化液を霧状にして高圧で放射すると、油の表面で水と油が混じり合った乳濁液 (エマルジョン) の層ができ、可燃性蒸気の発生が抑えられます。これを乳化効果といい、3 が正しい記述です。ガソリンのような粘度が小さく引火点の低い油ではこ…
関連キーワード: 乳化効果・粘度・引火点・乳濁液
コロイド溶液に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 2. コロイド溶液に横から強い光を当てると、光の通路が明るく見える
解説: コロイド粒子は光を散乱するため、横から強い光を当てると光の通路が明るく見えます。これをチンダル現象といいます。コロイド粒子の大きさはおよそ 10⁻⁹〜10⁻⁷ m で、分子やイオンより大きくろ紙は通過できますが半透膜は通れません。多くのコロイド粒子は電荷をもつため電気泳動が起こり…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・コロイド・チンダル現象・保護コロイド
異性体の種類と、具体的な化合物どうしの関係に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 4. キシレンには、ベンゼン環上の 2 つのメチル基の位置が異なる、オルト・メタ・パラの 3 種類の異性体がある
解説: 異性体は、分子式が同じで構造や立体配置が異なる化合物です。キシレン C₆H₄(CH₃)₂ には、2 つのメチル基の位置の違いによるオルト・メタ・パラの 3 種類の異性体があり、4 が正しい記述です。1 は誤りで、1-プロパノールと 2-プロパノールはヒドロキシ基を 1 つずつもち…
関連キーワード: 異性体・構造異性体・幾何異性体・光学異性体・キシレン
触媒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 2. 触媒は活性化エネルギーを下げて反応速度を大きくするが、反応の前後で自身は変化せず、平衡の位置も動かさない
解説: 触媒は反応の経路を変えて活性化エネルギーを下げることで反応速度を大きくします。反応の前後で自身は変化せず、正反応と逆反応の速度をどちらも同じ割合で大きくするため、平衡の位置(収率)は変わりません。反応熱も変えません。平衡を動かすのは温度・圧力・濃度の変化であり、これはルシャトリエ…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・触媒・活性化エネルギー・化学平衡
酸化と還元に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
正解: 4. 物質が水素と化合することを酸化という
解説: 物質が水素と化合するのは還元であり、水素を失うのが酸化です。したがって記述が逆になっています。酸化は「酸素と化合する」「水素を失う」「電子を失う」「酸化数が増加する」のいずれでも定義でき、還元はその逆です。ある物質が酸化されるときには必ず別の物質が還元されており、酸化と還元は同時…
関連キーワード: 危険物取扱者甲種・物理学及び化学・酸化・還元・酸化数
帯電した物体からの放電と、静電気による可燃性蒸気への引火に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 1. 帯電した物体の電荷の量が同じであれば、静電容量の小さい物体ほど電位が高くなり、放電のエネルギーも大きくなる
解説: 帯電した物体の電荷を Q、静電容量を C、電位を V とすると Q = CV で、放電のエネルギー E は E = ½QV = ½CV² = Q²/(2C) です。Q が同じなら C が小さいほど V が高く、E も大きくなるので 1 が正しい記述です。E は C と V の 2…
関連キーワード: 静電容量・電位・放電のエネルギー・最小着火エネルギー
酸化還元反応において、反応する物質が酸化剤と還元剤のどちらとして働くかに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
正解: 5. 硫化水素が水溶液中で二酸化硫黄と反応して硫黄と水を生じるとき、硫化水素は還元剤として働く
解説: 還元剤は相手を還元し、自らは酸化される(酸化数が増加する)物質です。硫化水素と二酸化硫黄の反応(2H₂S+SO₂→3S+2H₂O)では、硫化水素中の硫黄の酸化数が−2から0に増加するので硫化水素が還元剤、+4から0に減少する二酸化硫黄が酸化剤です(5が正しい)。塩素とヨウ化カリウ…
関連キーワード: 酸化還元反応・還元剤・酸化剤・酸化数
ぴよパスでは危険物取扱者 甲種の問題を3カテゴリに分けています。物理学及び化学にはオリジナル予想問題を114問収録し、サイト内の危険物取扱者 甲種全405問の約28%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには危険物取扱者甲種・燃焼範囲・酸化数・絶対温度などがあります。本試験の情報は合格率34.0%(令和7年度)・試験時間2時間30分・受験料7,200円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。114問のうち1問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、危険物に関する法令・危険物の性質・火災予防・消火などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
ぴよパスに収録している危険物取扱者 甲種「物理学及び化学」のオリジナル練習問題 全114問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級22問・中級57問・上級35問の全114問構成です。うち1問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
体積をリットルのまま(m³ に直さず)計算したり、温度を摂氏のまま用いたりすると誤った値になるため、単位の変換と絶対温度への換算に注意が必要です。Q61 気体の状態方程式を用いた計算問題として、ある気体 1.32 g が 27℃、1.0×10⁵… で確認する
水を液体とするか気体(水蒸気)とするかで生成熱の値が変わるため、燃焼式の状態表記にも注意が必要です。Q64 生成熱を用いた熱化学の計算問題として、次の生成熱の値をもとに、メタン(CH₄)1 mol … で確認する
紹介文と対象読者を見比べて、学びたい内容に合う書籍を選んでください。
法令・物理化学・第1〜6類の性質と消火を扱い、共通点をまとめる説明とゴロ合わせで知識を整理する構成です。特急・急行の重要度マークと「先生」「博士」の補足解説があり、模擬テストも収録しています。
こんな人に: 共通点やゴロ合わせで知識を整理し、説明と問題演習を1冊で進めたい人。
令和7年から過去8年間に出題された735問を収録しています。項目ごとにテキスト・問題・正解と解説がまとまっているため、問題を解いた後に必要な説明へ戻りながら確認できます。
こんな人に: 項目ごとに問題を解き、間違えた内容を解説で確認したい人。
2026年刊のテキスト・問題集一体型で、学習教材を1冊に絞りたい受験者の選択肢になる。400ページに要点・練習問題・危険物データリストをまとめており、講義型テキストと大型過去問集の2冊構成が重い人でも学習を始めやすい。
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