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第4類危険物に共通する性状として、正しいものはどれか。
解説: 第4類危険物は引火性液体で、蒸気は一般に空気より重く、低い場所に滞留しやすい性質があります(選択肢2が正しい)。固体が多いという説明は誤りです(選択肢1)。水に溶けにくく、水より軽いものが多い一方、水溶性のアルコール類などの例外もあります(選択肢3は誤り)。電気の不良導体が多く、…
関連キーワード: 第4類危険物・共通性状・引火性液体・蒸気密度・電気の不良導体
第4類危険物の品名と引火点の組み合わせとして、正しいものはどれか。
解説: 第4類危険物の品名と引火点の基準は次のとおりです。特殊引火物は引火点-20℃以下かつ沸点40℃以下、または発火点100℃以下のもの(選択肢4は誤り)。第1石油類は引火点21℃未満(選択肢5が正しい)。第2石油類は引火点21℃以上70℃未満(選択肢1は誤り;70℃以上200℃未満は…
関連キーワード: 品名・引火点・第1石油類・21℃未満・分類境界
自動車用ガソリンの性状として、正しいものはどれか。
解説: 自動車用ガソリンは第1石油類(非水溶性)に分類され、引火点は約-40℃以下と非常に低く、常温においても常に引火の危険性があります(選択肢1が正しい)。ガソリンそのものは無色透明ですが、自動車用ガソリンは揮発油等の品質の確保等に関する法律施行規則第10条が揮発油の規格として「オレン…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: ガソリン・引火点・第1石油類・オレンジ色の着色義務・静電気
灯油と軽油の性状に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 灯油は第2石油類(非水溶性)、軽油も第2石油類(非水溶性)に分類されます(選択肢2は誤り)。各物質の引火点を比較すると、ガソリン(約-40℃以下)< 灯油(約40〜60℃)< 軽油(約45〜70℃)の順に引火点が高くなります(選択肢3が正しい)。灯油の引火点は約40〜60℃であり…
関連キーワード: 灯油・軽油・第2石油類・引火点比較
二硫化炭素の特殊な貯蔵・取扱方法として、正しいものはどれか。
解説: 二硫化炭素(CS2)は特殊引火物に分類される極めて危険な物質です。発火点が約90℃と非常に低く(蒸気が熱いお湯の水温程度で発火する可能性がある)、引火点は約-30℃以下と極めて低いです。このため蒸気の発生を抑制するために水中(または不活性液体中)に貯蔵します(選択肢5が正しい)。…
関連キーワード: 二硫化炭素・水中貯蔵・特殊引火物・発火点90℃
アルコール類の危険物に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: アルコール類は第4類危険物の中で独立した品名として分類されており(第1石油類には含まれない)、指定数量は400リットルです(選択肢5は誤り)。エタノールは水に任意の割合で溶ける水溶性の危険物であり、指定数量は400リットルです(選択肢3が正しい)。消防法上のアルコール類は1分子を…
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: アルコール類・エタノール・水溶性・指定数量400L
次の第4類の危険物のうち、1気圧での凝固点(融点)が0℃より高く、冬の寒い時期には容器の中で固まることがあるものはどれか。
解説: ベンゼンの凝固点(融点)は約5.5℃で、0℃より高いので、5が正しい。気温が5℃を下回るような冬の屋外や倉庫では、容器の中で固まることがある。ベンゼンは第1石油類の非水溶性液体で、常温ではふつう液体である。ジエチルエーテル(凝固点約−116℃)、トルエン(約−95℃)、アセトン(…
関連キーワード: 凝固点・融点・第1石油類・第4類の危険物
ジエチルエーテルの性状と取扱上の注意事項として、正しいものはどれか。
解説: ジエチルエーテル(エチルエーテル)は特殊引火物に分類される危険性の高い物質です(選択肢5は誤り)。長期間空気中(特に光や熱の存在下)に保存すると、空気中の酸素と反応して過酸化物(エーテルパーオキシド)が生成されます。この過酸化物は加熱・衝撃・摩擦により爆発する危険性があります(選…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: ジエチルエーテル・特殊引火物・過酸化物・引火点-45℃
重油(A重油・C重油など)の性状について述べたもののうち、誤っているものはどれか。
解説: 重油の粘度は、A重油よりC重油のほうが高いので、4が誤り。石油会社のSDSでも、40℃の動粘性率はA重油が20.5cSt以下、C重油が20.5cSt超とされている。重油は硫黄分を含み、燃えると一酸化炭素や亜硫酸ガス(二酸化硫黄)などを生じる(1)。色は淡褐色から黒褐色である(2)…
根拠・参照資料: 消防法別表第一 備考十四・十五、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 重油・第3石油類・指定数量・亜硫酸ガス
アセトンの性状として、正しいものはどれか。
解説: アセトン(ジメチルケトン、CH3COCH3)は第1石油類(水溶性)に分類されます。引火点は約-20℃と低く、常温でも引火の危険性があります(選択肢4が正しい)。アセトンは水に任意の割合で溶ける水溶性の危険物で、引火点も21℃未満です(選択肢3は誤り)。引火点が21℃以上70℃未満…
関連キーワード: アセトン・第1石油類水溶性・引火点-20℃・指定数量400L
可燃性蒸気の燃焼範囲(爆発範囲)は、換気で蒸気の濃度をどこまで下げればよいかなど、火災予防を考えるうえで重要である。第4類の危険物の燃焼範囲を比べた記述として、誤っているものはどれか。
解説: 燃焼範囲の下限値は、テレビン油が約0.8vol%、アセトンが約2.2〜2.5vol%で、テレビン油のほうが低い。したがって1が誤り。引火点はテレビン油のほうがずっと高いが、いったん蒸気が出ると、テレビン油の蒸気はアセトンより薄い濃度でも燃える。2の二硫化炭素の上限値は約50〜60…
関連キーワード: 燃焼範囲・下限値・上限値・火災予防・第4類の危険物
メタノール(メチルアルコール)の性状と危険性として、正しいものはどれか。
解説: メタノール(CH3OH)はアルコール類に分類される危険物です。毒性が非常に強く、少量の飲用や皮膚・粘膜からの吸収でも失明や最悪の場合死亡に至る危険性があります(選択肢5が正しい)。これはエタノール(飲料アルコール)と外見が全く同じであるため特に注意が必要です。メタノールは水に任意…
関連キーワード: メタノール・アルコール類・毒性・失明・水溶性
動植物油類の性状として、正しいものはどれか。
解説: 動植物油類は引火点が250℃未満(消防法上の基準)の動植物油脂で、第4類危険物に含まれます(選択肢3は誤り;含まれる)。アマニ油は乾性油の代表的なものであり、布や紙に染み込んだ状態で空気中に放置すると酸化熱が蓄積し自然発火する危険性があります(選択肢5が正しい)。動植物油類は一般…
関連キーワード: 動植物油類・アマニ油・乾性油・自然発火・指定数量10000L
第4石油類の性状として、正しいものはどれか。
解説: 第4石油類は引火点200℃以上250℃未満の引火性液体であり(選択肢4が正しい)、ギヤー油・シリンダー油・潤滑油などが代表的物質です。引火点が高いため常温での引火の危険性は比較的低いですが、加熱等の条件下では危険です。ガソリンは第1石油類、灯油は第2石油類に分類されます(選択肢3…
関連キーワード: 第4石油類・引火点200℃以上250℃未満・潤滑油・指定数量6000L
石油タンクの火災などで用いる泡消火薬剤の種類と性質について、正しいものはどれか。
解説: 泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令第2条第4号は、水成膜泡消火薬剤を、合成界面活性剤を基剤とし油面上に水成膜を生成する泡消火薬剤と定めているので、1が正しい。同条第1号は、泡消火薬剤を、水(海水を含む)と一定の濃度に混合し、空気又は不活性気体を機械的に混入して泡を発生させる薬剤…
根拠・参照資料: 泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令第2条
関連キーワード: 泡消火薬剤・水成膜泡・たん白泡・合成界面活性剤・発泡倍率
ガソリンとベンゼンの性状の違いとして、正しいものはどれか。
解説: ベンゼン(C6H6)は第1石油類(非水溶性)に分類され、引火点は約-11℃と低く常温での引火危険性があります。また発がん性物質として知られており、長期的な暴露による健康被害への注意が必要です(選択肢3が正しい)。ベンゼンは第2石油類ではなく第1石油類です(選択肢2は誤り)。ガソリ…
関連キーワード: ベンゼン・第1石油類非水溶性・引火点-11℃・発がん性・ガソリンとの比較
アセトアルデヒドや酸化プロピレン(アセトアルデヒド等)を貯蔵し、又は取り扱う製造所の設備や屋外貯蔵タンクの設備について、危険物の規制に関する規則で、その設備を造る材料に用いてはならないとされている金属はどれか。
解説: 規則第13条の9第1号(製造所)と第22条の2の6第1号(屋外タンク貯蔵所)は、アセトアルデヒド等を取り扱う設備や屋外貯蔵タンクの設備を、銅、マグネシウム、銀若しくは水銀又はこれらを成分とする合金で造らないこととしているので、1が正しい。炭素鋼・ニッケル・チタン・亜鉛は、この4つ…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する規則第13条の7、第13条の9第1号、第2号、第22条の2の6第1号、第2号
関連キーワード: アセトアルデヒド・酸化プロピレン・屋外貯蔵タンク・特殊引火物
トルエンの性状として、正しいものはどれか。
解説: トルエン(C6H5CH3、メチルベンゼン)は第1石油類(非水溶性)に分類される芳香族炭化水素です。引火点は約4℃であり常温付近での引火の危険性があります(選択肢2が正しい)。トルエンはアルコール類ではなく、水に溶けにくい非水溶性危険物です(選択肢1は誤り)。引火点は4℃であり21…
関連キーワード: トルエン・第1石油類非水溶性・引火点4℃・芳香族炭化水素
第4類危険物の各品名と代表的物質・指定数量の組み合わせとして、正しいものはどれか。
解説: 特殊引火物の代表的物質にはジエチルエーテル・二硫化炭素・アセトアルデヒドなどがあり、指定数量は50リットルです(選択肢2が正しい)。アルコール類にはメタノール・エタノール・1-プロパノールなどが含まれますが、ベンゼンはアルコール類ではなく第1石油類(非水溶性)です(選択肢1は誤り…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 特殊引火物・指定数量50L・ジエチルエーテル・二硫化炭素・品名と指定数量
強化液消火剤は、霧状に放射すれば第4類の危険物の火災にも使える。消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令で、強化液消火薬剤(アルカリ金属塩類等の水溶液)の凝固点の上限とされている温度はどれか。
解説: 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第3条第1項は、強化液消火薬剤を、凝固点が零下二十度以下であるアルカリ金属塩類等の水溶液(アルカリ金属塩類の水溶液ではアルカリ性反応を呈するもの)と定めている。凝固点の上限は零下20度なので、2が正しい。化学反応で生じるガスを放射の圧力源…
根拠・参照資料: 消火器用消火薬剤の技術上の規格を定める省令第3条、危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 強化液消火薬剤・凝固点・消火器・別表第五
アセトアルデヒドの性状として、正しいものはどれか。
解説: アセトアルデヒド(CH3CHO)は特殊引火物に分類される危険物です。引火点は約-39℃と極めて低く、沸点は約20℃と常温付近であるため非常に揮発しやすく引火の危険性が高い物質です(選択肢2が正しい)。アセトアルデヒドは第1石油類ではなく特殊引火物です(選択肢1は誤り)。アセトアル…
関連キーワード: アセトアルデヒド・特殊引火物・引火点-39℃・沸点20℃
特殊引火物として分類される危険物として、正しいものはどれか。
解説: 特殊引火物は「発火点が100℃以下のもの、または引火点が-20℃以下かつ沸点が40℃以下のもの」という基準で分類されます。ジエチルエーテル(引火点-45℃、沸点35℃)、二硫化炭素(発火点約90℃)、アセトアルデヒド(引火点-39℃、沸点20℃)はいずれも特殊引火物に該当します(…
関連キーワード: 特殊引火物・ジエチルエーテル・二硫化炭素・アセトアルデヒド・指定数量50L
二硫化炭素の性状として、正しいものはどれか。
解説: 二硫化炭素(CS2)は特殊引火物に分類される最も危険性の高い物質の一つです。発火点が約90℃と非常に低く(熱湯の温度でも発火するおそれがある)、引火点は約-30℃以下、蒸気密度は約2.64で空気より重いです(選択肢5が正しい)。このため蒸気が低い場所に滞留しやすい特徴があります。…
関連キーワード: 二硫化炭素・発火点90℃・蒸気密度2.64・特殊引火物・水中貯蔵
第1石油類の非水溶性と水溶性の違いについて、正しい記述はどれか。
解説: 第1石油類の代表的な物質を分類すると、非水溶性にはガソリン・ベンゼン・トルエン・酢酸エチル等、水溶性にはアセトン(ジメチルケトン)・ピリジン等があります(選択肢2が正しい)。指定数量は非水溶性が200リットル、水溶性が400リットルです(選択肢1は逆で誤り)。水溶性危険物の火災に…
関連キーワード: 第1石油類・非水溶性200L・水溶性400L・ガソリン・アセトン
メタノールとエタノールの性状比較として、正しいものはどれか。
解説: メタノール(CH3OH、炭素数1)とエタノール(C2H5OH、炭素数2)はどちらもアルコール類に分類され、水に任意の割合で溶ける水溶性危険物です。どちらも可燃性であり毒性を持ちます。特にメタノールは少量の摂取でも失明・死亡に至るほどの強い毒性を持ちます(選択肢3が正しい)。メタノ…
関連キーワード: メタノール・エタノール・炭素数・水溶性・毒性比較
灯油と軽油の詳細な性状比較として、正しいものはどれか。
解説: 灯油の引火点は約40〜60℃、軽油の引火点は約45〜70℃であり、軽油のほうがやや高い引火点を持つ傾向があります(選択肢4が正しい)。ただし両者とも第2石油類(引火点21℃以上70℃未満)に分類され、どちらも非水溶性です。灯油も軽油も第2石油類(非水溶性)であり、軽油が第3石油類…
関連キーワード: 灯油・軽油・第2石油類・引火点比較・指定数量1000L
第3石油類の性状として、正しいものはどれか。
解説: 第3石油類の引火点の基準は70℃以上200℃未満です(選択肢5の「21℃以上70℃未満」は第2石油類の基準であり誤り)。第3石油類(非水溶性)の指定数量は2,000リットルであり、代表的な物質として重油・クレオソート油が挙げられます(選択肢2が正しい)。第3石油類には水溶性の物質…
関連キーワード: 第3石油類・引火点70℃以上200℃未満・重油・指定数量2000L
グリセリンとエチレングリコールの性状として、正しいものはどれか。
解説: グリセリン(グリセロール)とエチレングリコールはどちらも第3石油類(水溶性)に分類される引火性液体です。いずれも水に任意の割合で溶ける水溶性の危険物です(選択肢1が正しい)。グリセリンは第2石油類ではなく第3石油類に分類されます(選択肢4は誤り)。エチレングリコールも水溶性であり…
関連キーワード: グリセリン・エチレングリコール・第3石油類水溶性・指定数量4000L
第4石油類の代表的な物質として、正しいものはどれか。
解説: 第4石油類(引火点200℃以上250℃未満)の代表的な物質は、ギヤー油(歯車用潤滑油)・シリンダー油(シリンダー用潤滑油)・マシン油・タービン油などの潤滑油類です(選択肢3が正しい)。ガソリンは第1石油類、軽油は第2石油類です(選択肢4は誤り)。アセトンは第1石油類(水溶性)、メ…
関連キーワード: 第4石油類・潤滑油・ギヤー油・シリンダー油・引火点200℃以上250℃未満
動植物油類の自然発火のメカニズムとして、正しいものはどれか。
解説: 動植物油類(特に乾性油)の自然発火のメカニズムは次の通りです。乾性油(アマニ油・桐油・えごま油等)はヨウ素価(不飽和度)が高く、空気中の酸素と反応(酸化重合)しやすい性質があります。この酸化反応は発熱反応(酸化熱の発生)であり、布や繊維等に染み込んだ状態では熱が逃げにくく、蓄熱に…
関連キーワード: 動植物油類・自然発火・乾性油・酸化熱・アマニ油
乾性油・半乾性油・不乾性油の分類として、正しいものはどれか。
解説: 動植物油類はヨウ素価(不飽和脂肪酸の含有度を示す指標)によって乾性油(ヨウ素価130以上)・半乾性油(ヨウ素価100〜130)・不乾性油(ヨウ素価100未満)に分類されます。乾性油は空気中の酸素と容易に反応(酸化重合)する性質があり、布等に染み込んだ状態では自然発火の危険性があり…
関連キーワード: 乾性油・不乾性油・半乾性油・アマニ油・ヨウ素価・自然発火
危険物の混載禁止の組み合わせとして、正しいものはどれか。
解説: 危険物の運搬における混載(異なる類の危険物を同一車両に積み合わせること)については、危険物の規制に関する規則別表第4に基づく混載基準があります(指定数量の1/10以下の場合は適用外)。混載が認められるのは「第1類と第6類」「第2類と第4類・第5類」「第3類と第4類」「第4類と第5…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第29条第6号、危険物の規制に関する規則第46条、同規則別表第4
関連キーワード: 混載禁止・第1類と第4類・運搬基準・積み合わせ禁止
メタノール、エタノール、2-プロパノールなどアルコール類の性状を比べた記述として、誤っているものはどれか。
解説: 蒸気比重(空気=1)はメタノールが約1.1、エタノールが約1.6で、メタノールの蒸気のほうが軽いので、1が誤り。どちらも空気よりは重い。メタノールの炎は淡く、明るい場所では見えにくいので、火災に気付くのが遅れるおそれがある(2)。発火点はエタノールが約363℃、メタノールが約46…
関連キーワード: アルコール類・メタノール・エタノール・蒸気比重・発火点
ガソリンの色と臭いに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 自動車用ガソリンは、揮発油等の品質の確保等に関する法律施行規則第10条が揮発油の規格として「オレンジ色であること」と定めているため、オレンジ色(橙色)に着色されています。これにより無色の灯油や淡黄色の軽油と外観で識別できます。また特有の刺激臭・芳香を持ちます(選択肢1が正しい)。…
関連キーワード: ガソリン・オレンジ色・着色・外観・臭い
石油類のタンクで起こる「ボイルオーバー」の説明として、正しいものはどれか。
解説: 原油や重油などのタンク火災が長時間続くと、液面付近に高温の油の層(ヒートウェーブ)ができ、これが油の中を下がってタンク底部の水の層に達すると、水が急激に気化して体積が大きく増え、燃えている油を噴き上げる。これがボイルオーバーなので、2が正しい。1は、燃えている油面に放水や泡の水分…
関連キーワード: ボイルオーバー・スロップオーバー・フロスオーバー・タンク火災・重油
氷酢酸(濃度の高い酢酸)の性状として、正しいものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: 氷酢酸の沸点は約118℃で、水の沸点(100℃)より高いので、3が正しい。蒸気比重は約2.1で、蒸気は空気より重い(1は誤り)。凝固点(融点)は約17℃で、寒い時期には固まることがあり、これが氷酢酸という名の由来である(2は誤り)。引火点は約39℃で、消防法別表第一の備考で引火点…
根拠・参照資料: 消防法別表第一 備考十四
関連キーワード: 氷酢酸・沸点・凝固点・引火点・第2石油類
冬の屋外(気温・液温とも0℃)で、次の第4類の危険物がそれぞれ容器から流出した。液温がその物品の引火点より高く、近くに火源があれば引火するおそれがあるものはどれか。ただし、引火点は1気圧における値とする。
解説: n-ヘキサンの引火点は約−22℃で、液温0℃はこれより高い。流出した液の表面には燃焼範囲に入る濃度の蒸気ができ、火源があれば引火するおそれがあるので、2が正しい。クロロベンゼン(引火点約28℃)、メタノール(約12℃)、エチレングリコール(約111℃)、ピリジン(約20℃)は、い…
関連キーワード: 引火点・液温・流出・第4類の危険物
第4類危険物の品名と指定数量について、水溶性・非水溶性の対応として正しいものはどれか。
解説: 第3石油類の指定数量は非水溶性(重油・クレオソート油等)が2,000リットル、水溶性(グリセリン・エチレングリコール等)が4,000リットルです(選択肢5が正しい)。第2石油類の指定数量は非水溶性(灯油・軽油等)が1,000リットル、水溶性(氷酢酸等)が2,000リットルです(選…
関連キーワード: 指定数量・非水溶性・水溶性・第3石油類・2000L・4000L
クレオソート油の性状として、正しいものはどれか。
解説: クレオソート油(コールタール(石炭タール)を蒸留して得られる油)は第3石油類(非水溶性)に分類されます。木タールから得られる木クレオソートとは別物です。引火点は約74℃(第3石油類の基準である70℃以上200℃未満の範囲内)であり、黄色〜暗褐色または黒色を帯びた液体で特有の臭いを…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: クレオソート油・第3石油類非水溶性・引火点74℃・防腐剤
第4類危険物全体に適用される火災予防と消火の原則として、正しいものはどれか。
解説: 第4類危険物(引火性液体)全体に共通する原則として、①蒸気密度が1より大きく空気より重いため、蒸気は床付近の低い場所に滞留し低位置の換気が重要、②水より軽いものが多く(比重1未満)注水すると浮いて広がり火災が拡大するため、棒状・霧状の注水による消火は適しません(選択肢4が正しい)…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 第4類共通原則・換気・蒸気密度・水系消火不適・火災予防
ベンゼンの性状と危険性として、正しいものはどれか。
解説: ベンゼン(C6H6)は第1石油類(非水溶性)に分類される芳香族炭化水素です。引火点は約-11℃と低く常温での引火危険性があります。また国際がん研究機関(IARC)によりグループ1の発がん性物質(白血病等との関連)として認定されており、取扱いには特別な注意が必要です(選択肢4が正し…
関連キーワード: ベンゼン・第1石油類非水溶性・引火点-11℃・発がん性・芳香族
酢酸エチルの性状として、正しいものはどれか。
解説: 酢酸エチル(CH3COOC2H5、酢酸エステル)は第1石油類(非水溶性)に分類される有機溶剤です。引火点は約-4℃と低く常温での引火の危険性があります。果実様の芳香(マニキュアの除光液等に使われる甘い香り)を持ちます(選択肢5が正しい)。引火点が21℃未満であるため第2石油類では…
関連キーワード: 酢酸エチル・第1石油類非水溶性・引火点-4℃・果実様の香り・有機溶剤
キシレン(キシロール)の性状として、正しいものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: キシレンはベンゼン環に2つのメチル基が付いた芳香族炭化水素で、メチル基の位置の違いによりオルト(o-)・メタ(m-)・パラ(p-)の3種類の異性体があるので、5が正しい。引火点が21℃以上70℃未満なので第2石油類に分類され、第1石油類のベンゼンとは品名が異なる(1は誤り)。液比…
根拠・参照資料: 消防法別表第一 備考十四、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: キシレン・第2石油類・異性体・指定数量・沸点
イソプロパノール(2-プロパノール、IPA)の性状として、正しいものはどれか。
解説: イソプロパノール(2-プロパノール、IPA:Isopropyl Alcohol)は炭素数3のアルコールであり、アルコール類(消防法上の危険物の品名)に分類されます。水に任意の割合で溶ける水溶性危険物であり、引火点は約12℃です(選択肢2が正しい)。アルコール類であり第1石油類には…
関連キーワード: イソプロパノール・IPA・アルコール類・引火点12℃・水溶性
第4類危険物のうち水溶性液体と非水溶性液体の分類について、正しいものはどれか。
解説: メタノール・エタノール(アルコール類)、アセトン(第1石油類・水溶性)はいずれも水に任意の割合で溶ける水溶性危険物です。危険物の規制に関する政令別表第三では、同じ品名の中で水溶性の指定数量が非水溶性の2倍に設定されており、第1石油類は非水溶性200L・水溶性400Lです(選択肢3…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 水溶性・非水溶性・指定数量の差・メタノール・アセトン
重油の引火点と火災予防の注意事項として、正しいものはどれか。
解説: 重油は消防法別表第一 備考十五で「第三石油類とは、重油、クレオソート油その他一気圧において引火点が七〇度以上二〇〇度未満のもの」と品名に名指しされており、JISでいう1種(A重油)・2種(B重油)のように実測の引火点が60℃以上70℃未満のものも含めて一律に第3石油類として扱われ…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 重油・第3石油類・引火点70℃以上・加熱危険・スロップオーバー
第4類の危険物の移送や充填における静電気の対策について、労働安全衛生総合研究所の静電気安全指針の内容として、正しいものはどれか。
解説: 労働安全衛生総合研究所の静電気安全指針は、液体を導電率でクラス分けし、水やアルコール、ケトンなどを高導電率(1000pS/m超)、無鉛ガソリンや灯油、トルエンなどを低導電率(50pS/m未満)としている。導電率が大きいほど電荷は早く緩和するので、4が正しい。同指針は、検尺やサンプ…
関連キーワード: 静電気・導電率・静置時間・マイクロフィルタ・注入管
ヤシ油の性状として、正しいものはどれか。
解説: ヤシ油(コプラ油)は動植物油類に分類されます。ヨウ素価が低い(100未満)不乾性油に属し、空気中での酸化が起きにくいため、乾性油(アマニ油等)と比べて自然発火の危険性は低い性質があります(選択肢5が正しい)。乾性油でないため自然発火の危険は低いです(選択肢4は誤り)。動植物油類の…
関連キーワード: ヤシ油・動植物油類・不乾性油・ヨウ素価100未満・自然発火の危険低
自動車ガソリン、灯油、軽油の性状を比べた記述として、正しいものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: 発火点は、灯油が約220〜250℃、ガソリンが約300℃で、灯油のほうが低いので、2が正しい。引火点は灯油のほうがずっと高いが、発火点は逆に灯油のほうが低い。蒸気比重(空気=1)は、ガソリンが約3〜4、灯油が約4〜5で、灯油の蒸気のほうが重い(1は誤り)。液比重は、ガソリンが約0…
関連キーワード: ガソリン・灯油・軽油・発火点・引火点
次の第4類の危険物のうち、その火災を泡で消火するときに、水溶性液体用の泡消火剤を用いる必要があるものはどれか。
解説: アセトアルデヒドは水と任意の割合で混ざり合う水溶性の液体です(職場のあんぜんサイトのモデルSDSでは、水への溶解度は1kg/L)。水溶性の液体が燃えているところに通常の泡を放射すると、泡の水分に液体が溶け込んで泡が壊れ、液面を覆うことができません。このため、水溶性液体用の泡消火剤…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三備考第十号
関連キーワード: 泡消火剤・水溶性液体・非水溶性液体・第4類の危険物
酢酸エチルを容器に入れて屋内で貯蔵するときに知っておくべき性状の値として、正しいものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: 酢酸エチルの蒸気比重は約3.0(空気=1)で、漏れた蒸気は床付近などの低い所にたまりやすいので、貯蔵場所では低所の換気に注意が要ります(選択肢1が正しい)。燃焼範囲はおよそ2.0〜11.5vol%で、下限値は約2vol%です(選択肢2は誤り)。引火点は約-4℃(密閉式)と常温より…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第十二号
関連キーワード: 酢酸エチル・燃焼範囲・引火点・換気
ガソリンの比重と蒸気比重に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: ガソリンは多成分の炭化水素混合物です。液体比重は約0.65〜0.75であり、水(比重1)より軽いため水面に浮く性質があります。一方、蒸気はオクタン等の炭化水素の蒸気であり、空気の平均分子量(約29)より大きい分子量を持つため蒸気比重は約3〜4と空気より重く、床付近・低い場所に滞留…
関連キーワード: ガソリン・液比重0.65〜0.75・蒸気比重・空気より重い・床付近に滞留
第4類の危険物が流出して水路に流れ込んだ。次のうち、水にほとんど溶けず、水路の底に沈んで広がるおそれがあるものはどれか。
解説: クロロベンゼンは液比重が約1.11と水より大きく、水への溶解度は20℃で0.05g/100gとごくわずかなので、水に溶けずに水路の底に沈んで広がります(選択肢1が正しい)。エチレングリコールも液比重は約1.11と水より大きいものの、水と任意の割合で混ざり合うので、底に沈んだ層には…
関連キーワード: 流出・液比重・水溶性・第4類の危険物
第4類危険物の燃焼の仕方として、正しいものはどれか。
解説: 第4類危険物(引火性液体)の燃焼形態は蒸発燃焼です。液体そのものが燃えるのではなく、液面から蒸発した可燃性蒸気が空気と混合し、燃焼範囲内の濃度になったところに点火源があると燃焼します(選択肢4が正しい)。表面燃焼は木炭・コークスなどの燃え方です(選択肢2は誤り)。分解燃焼は木材・…
関連キーワード: 蒸発燃焼・燃焼形態・可燃性蒸気・表面燃焼・分解燃焼
灯油の性状を、ほかの第4類の危険物と比べた記述として、正しいものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: 灯油の蒸気比重は約4.5(空気=1)で、アセトンの約2.0より大きい値です(選択肢5が正しい)。灯油の燃焼範囲はおよそ0.7〜5vol%で、下限値はエタノールの約3.3vol%より低い値です(選択肢1は誤り)。灯油の引火点は約40〜60℃で、メタノールの約11℃より高く、灯油は消…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第十四号
関連キーワード: 灯油・燃焼範囲・引火点・発火点・液比重
ピリジンの性状として、正しいものはどれか。
解説: ピリジン(C5H5N)は第1石油類(水溶性)に分類される無色の液体です。引火点は約20℃(21℃未満のため第1石油類)で、水やエタノールに任意の割合で溶け、特有の強い悪臭を持ちます(選択肢4が正しい)。第1石油類(水溶性)の指定数量は400リットルです。ピリジンは水溶性であり、非…
関連キーワード: ピリジン・第1石油類水溶性・引火点20℃・悪臭・指定数量400L
酸化プロピレンの性状と貯蔵方法として、正しいものはどれか。
解説: 酸化プロピレン(プロピレンオキシド)は特殊引火物に分類される危険性の高い物質です。引火点は約-37℃と極めて低く、沸点は約35℃と低いため常温でも活発に蒸発します。また重合反応を起こしやすく、重合の際に発生する熱で発火・爆発するおそれがあるため、貯蔵の際は容器やタンクに窒素等の不…
関連キーワード: 酸化プロピレン・特殊引火物・重合・不活性ガス封入・沸点35℃
消防法上の「アルコール類」に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消防法上のアルコール類とは、1分子を構成する炭素原子の数が1個から3個までの飽和一価アルコール(変性アルコールを含む)をいいます。メタノール(炭素数1)・エタノール(炭素数2)・1-プロパノールおよび2-プロパノール(炭素数3)が該当し、指定数量は400リットルです。炭素数4の1…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考
関連キーワード: アルコール類の定義・炭素数1〜3・飽和一価アルコール・1-ブタノール・60%未満除外
ニトロベンゼンの性状として、正しいものはどれか。
解説: ニトロベンゼン(C6H5NO2)は第3石油類(非水溶性)に分類される危険物です。引火点は約88℃(70℃以上200℃未満で第3石油類の基準内)、比重は約1.2で水より重く、淡黄色〜暗黄色の油状の液体で、特有の甘い臭いがあります。蒸気の吸入や皮膚からの吸収による毒性が強い物質です(…
関連キーワード: ニトロベンゼン・第3石油類非水溶性・比重1.2・水より重い・毒性
二硫化炭素が空気中で完全燃焼するときの化学反応式で、生成物として表される硫黄の化合物はどれか。
解説: 二硫化炭素(CS2)は炭素と硫黄だけからなる物質で、完全燃焼すると炭素は二酸化炭素に、硫黄は二酸化硫黄(亜硫酸ガス)になります(CS2+3O2→CO2+2SO2)。PubChemの収録データにも、青い炎を出して燃え、二酸化炭素と二酸化硫黄を生じると記されています(選択肢4が正しい…
関連キーワード: 二硫化炭素・完全燃焼・化学反応式・硫黄
石油類のタンク火災などで発生する「スロップオーバー」の説明として、正しいものはどれか。
解説: スロップオーバー(slopover)は、燃焼して高温になった油の表面に、泡消火剤や放水などによって水分が入ったとき、その水が急激に沸騰・水蒸気化して体積が膨張し、燃えている油を飛散させる現象です(選択肢4が正しい)。油火災への注水や不適切な泡放射が危険とされる理由の一つです。タン…
関連キーワード: スロップオーバー・油面への水分侵入・油の飛散・ボイルオーバーとの違い・タンク火災
屋内の作業場でシクロヘキサンを取り扱う。シクロヘキサンの性状と火災の予防に関する記述として、誤っているものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: シクロヘキサンの発火点(自然発火温度)はモデルSDSで260℃、PubChemで245〜270℃で、約450℃とする3が誤りで、これが正解です。発火点が点火源なしに加熱だけで発火する最低の温度であるという3の後半は正しく、誤りは値です。引火点は約-18℃で、液温10℃は引火点より…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第十二号
関連キーワード: シクロヘキサン・引火点・発火点・燃焼範囲・融点
特殊引火物のジエチルエーテル・二硫化炭素・アセトアルデヒドの3つを比べた記述として、正しいものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: 燃焼範囲の下限値は、アセトアルデヒドが約4vol%で、ジエチルエーテル(約1.7〜1.9vol%)や二硫化炭素(約0.6〜1.3vol%)より高い値です(選択肢2が正しい)。沸点は、アセトアルデヒドが約20℃で最も低く、ジエチルエーテルは約35℃、二硫化炭素は約46℃です(選択肢…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第十一号
関連キーワード: 特殊引火物・ジエチルエーテル・二硫化炭素・アセトアルデヒド
メチルエチルケトン(2-ブタノン)の性状として、正しいものはどれか。
解説: メチルエチルケトン(MEK、C4H8O)は第4類の第1石油類です。厚生労働省「職場のあんぜんサイト」のモデルSDS(CAS 78-93-3)では、引火点-9℃(密閉式)、沸点80℃、比重0.805、蒸気密度2.41(空気=1)、水への溶解度27.5%とされています。水にある程度は…
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: メチルエチルケトン・第1石油類非水溶性・引火点-9℃・蒸気比重
メチルエチルケトンの性状と、その火災の消火について、正しいものはどれか。
解説: 2が正しい。メチルエチルケトンの燃焼範囲は、下限値が約1.8vol%、上限値が約11.5vol%で、下限値は低く、わずかな蒸気でも引火するおそれがあります。1の沸点は約80℃です。3の消火には、二酸化炭素、粉末消火剤のほか、耐アルコール性の泡消火剤が適し、棒状注水は使いません。4…
関連キーワード: メチルエチルケトン・燃焼範囲・沸点・発火点・泡消火剤
ジエチルアミンは、1気圧における引火点が-26℃以下と低いが、消防法上は特殊引火物ではなく第1石油類に分類される。ジエチルアミンの性状と、消防法別表第一備考の品名の定義について、正しいものはどれか。
解説: 5が正しい。ジエチルアミンの沸点は約56℃(55.5℃)です。特殊引火物は、1気圧において発火点が100℃以下のもの、又は引火点が-20℃以下で沸点が40℃以下のものをいいます(消防法別表第一備考第11号)。ジエチルアミンは引火点の条件を満たしますが、沸点が40℃を超え、発火点も…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第11号、第12号、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: ジエチルアミン・特殊引火物・第1石油類・沸点・発火点
ジエチルアミンの性状と指定数量について、正しいものはどれか。
解説: 2が正しい。ジエチルアミンの燃焼範囲は、下限値が約1.8vol%、上限値が約10.1vol%です。1の液比重は約0.71で、水より軽い液体です。3の蒸気比重は約2.5で、蒸気は空気より重く、低い所に滞留しやすくなります。4のジエチルアミンは第1石油類の水溶性液体なので、指定数量は…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: ジエチルアミン・燃焼範囲・蒸気比重・指定数量・塩基性
n-ヘキサン(ノルマルヘキサン)の性状として、正しいものはどれか。
解説: モデルSDS(CAS 110-54-3)では、n-ヘキサンの水への溶解度は9.5mg/L(25℃)とごくわずかで、密度は0.66g/cm3(20℃)と水より軽く、相対ガス密度は3.0(空気=1)で蒸気は空気より重いとされています(選択肢3が正しい)。引火点は-22℃(密閉式)で-…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: n-ヘキサン・第1石油類非水溶性・静電気・蒸気比重
消防法上のアルコール類に当たる1-プロパノール(ノルマルプロピルアルコール)の性状として、誤っているものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: 厚生労働省「職場のあんぜんサイト」のモデルSDS(CAS 71-23-8)では、1-プロパノールの爆発範囲は2.1〜13.5vol%で、およそ6〜36vol%とする2が誤りです(これが正解)。6〜36vol%は、メタノールのモデルSDS(CAS 67-56-1)の爆発範囲6.0〜…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第十三号
関連キーワード: 1-プロパノール・燃焼範囲・沸点・発火点・蒸気比重
1気圧における引火点・沸点・発火点が次のとおりである第4類の液体A〜Dのうち、特殊引火物に該当するものの組合せとして、正しいものはどれか。 A 引火点 -30℃、沸点 35℃、発火点 400℃ B 引火点 -25℃、沸点 60℃、発火点 300℃ C 引火点 -5℃、沸点 70℃、発火点 95℃ D 引火点 -15℃、沸点 30℃、発火点 450℃
解説: 消防法別表第一備考第十一号により、特殊引火物は、1気圧において①発火点が100℃以下のもの、又は②引火点が-20℃以下で、かつ沸点が40℃以下のもの、のいずれかに当たる液体です。Aは引火点-30℃・沸点35℃で②を満たします。Cは引火点・沸点では②に当たりませんが、発火点95℃で…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 特殊引火物の定義・発火点100℃以下・引火点-20℃以下・沸点40℃以下
1気圧における性状が次のとおりである第4類の液体A〜Eのうち、消防法上の品名が第1石油類となるものはいくつあるか。ただし、いずれも単一の物質とする。 A 引火点 -30℃、沸点 50℃、発火点 300℃ B 引火点 -40℃、沸点 30℃、発火点 250℃ C 引火点 10℃、沸点 90℃、発火点 95℃ D 炭素数2の飽和一価アルコールで、引火点 13℃ E 引火点 30℃、沸点 140℃、発火点 460℃
解説: 品名は消防法別表第一備考の定義に当てはめて判定します。Aは引火点-30℃ですが沸点50℃が40℃を超え、発火点も300℃なので特殊引火物に当たらず、引火点21℃未満の第1石油類です(備考第十二号)。Bは引火点-40℃・沸点30℃で特殊引火物(備考第十一号)、Cは発火点95℃で特殊…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 品名の判定・第1石油類・特殊引火物・アルコール類・第2石油類
第4類の液体について、1気圧における性状と品名の判定の組合せとして、誤っているものはどれか。ただし、いずれもアルコール類に当たらない単一の物質とする。
解説: 第1石油類は、1気圧において引火点が21℃未満のものです(消防法別表第一備考第十二号)。引火点がちょうど21℃の液体は21℃未満に当たらず、引火点21℃以上70℃未満の第2石油類(備考第十四号)に該当します(選択肢3が誤りで、これが正解)。特殊引火物(備考第十一号)の条件は「以下…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: 品名の判定・引火点21℃未満・第2石油類・特殊引火物・以下と未満
危険物の規制に関する政令別表第三に定める指定数量について、2つの物質の指定数量が等しくなる組合せはどれか。
解説: 政令別表第三では、第4類の指定数量は、特殊引火物50L、第1石油類の非水溶性液体200L・水溶性液体400L、アルコール類400L、第2石油類の非水溶性液体1,000L・水溶性液体2,000L、第3石油類の非水溶性液体2,000L・水溶性液体4,000Lです。モデルSDSの適用法…
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 指定数量・第2石油類・第3石油類・水溶性液体・非水溶性液体
危険物の規制に関する政令別表第三の備考に定める、第4類の危険物の水溶性液体の判定のしかたについて、正しいものはどれか。
解説: 政令別表第三の備考第十号は、水溶性液体を「一気圧において、温度二〇度で同容量の純水と緩やかにかき混ぜた場合に、流動がおさまつた後も当該混合液が均一な外観を維持するもの」と定めています。かき混ぜる純水は液体と同容量なので、4が正しい。1の温度は20℃です。2は「緩やかにかき混ぜた場…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三備考第九号、第十号
関連キーワード: 水溶性液体・非水溶性液体・純水・別表第三
次の物質A〜Dを、1気圧における引火点の低いものから順に並べたものとして、正しいものはどれか。 A トルエン B n-ヘキサン C 1-プロパノール D メチルエチルケトン
解説: モデルSDSの引火点(密閉式)は、n-ヘキサン-22℃(CAS 110-54-3)、メチルエチルケトン-9℃(78-93-3)、トルエン4.4℃(108-88-3)、1-プロパノール15℃(71-23-8)です。低い順に並べるとB→D→A→Cとなります(選択肢1が正しい)。隣り合…
関連キーワード: 引火点の比較・n-ヘキサン・メチルエチルケトン・トルエン・1-プロパノール
1気圧における引火点と沸点の大小関係に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: モデルSDSの値は、メタノールが引火点12℃・沸点65℃(CAS 67-56-1)、ベンゼンが引火点-11℃(密閉式)・沸点80℃(71-43-2)です。メタノールは引火点がベンゼンより高い一方、沸点はベンゼンより低く、引火点の順と沸点の順は一致しないことがあります(選択肢4が正…
関連キーワード: 引火点・沸点・メタノール・ベンゼン
ベンゼン、トルエン及びキシレンの性状を比べた記述として、誤っているものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: モデルSDSの蒸気密度(空気=1)は、トルエン3.1(CAS 108-88-3)、キシレン3.66(CAS 1330-20-7)で、キシレンのほうが大きい値です。2つの値を入れ替えた3が誤りです(これが正解)。比重はベンゼン0.8788(CAS 71-43-2)、トルエン0.86…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: ベンゼン・トルエン・キシレン・液比重・沸点
1-ブタノール(ノルマルブチルアルコール)の性状として、正しいものはどれか。
解説: 1-ブタノール(C4H9OH)は1分子中の炭素原子が4個なので、消防法別表第一備考第十三号の「アルコール類」(1分子を構成する炭素の原子の数が1個から3個までの飽和一価アルコール)には当たりません。厚生労働省「職場のあんぜんサイト」のモデルSDS(CAS 71-36-3)では、引…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 1-ブタノール・第2石油類非水溶性・アルコール類の定義・指定数量1,000L
スチレンの性状として、誤っているものはどれか。
解説: モデルSDS(CAS 100-42-5)では、スチレンの水への溶解度は0.03g/100mL(20℃)とごくわずかで、適用法令欄は「第二石油類非水溶性液体」です(指定数量1,000リットル)。水によく溶ける水溶性液体とする記述は誤りです(選択肢3が誤りで、これが正解)。同じSDS…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: スチレン・第2石油類非水溶性・重合・水溶性液体の定義
プロピオン酸の性状として、正しいものはどれか。
解説: プロピオン酸(C2H5COOH)はカルボキシ基をもつカルボン酸で、アルコールではありません。モデルSDS(CAS 79-09-4)では、水への溶解度は1000g/L、引火点は52℃(密閉式)で、適用法令欄は「第二石油類水溶性液体」です(選択肢5が正しい)。危険物の規制に関する政令…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: プロピオン酸・第2石油類水溶性・カルボン酸・指定数量2,000L
アクリル酸の性状と貯蔵に関する記述として、誤っているものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: モデルSDS(CAS 79-10-7)では、アクリル酸の比重は1.0511(20℃/4℃)で水よりわずかに重く、水とは混和します。液比重を約0.85として水より軽いとする4が誤りです(これが正解)。同じSDSでは、融点は14℃(ICSC)・12.5℃(HSDB)で、気温が下がると…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: アクリル酸・重合・融点・液比重・燃焼範囲
アニリンの性状として、正しいものはどれか。
解説: アニリン(C6H5NH2)は、ベンゼン環にアミノ基(-NH2)が結合した芳香族アミンです。モデルSDS(CAS 62-53-3)では、引火点は76℃(密閉式、ICSC・GESTIS)・70℃(密閉式、危険物災害等支援システム)で、いずれも第3石油類の範囲(70℃以上200℃未満)…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: アニリン・第3石油類非水溶性・アミノ基・指定数量2,000L
アニリンの性状と危険性に関する記述として、誤っているものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: モデルSDS(CAS 62-53-3)では、アニリンの沸点は184℃で、水の沸点より高い値です。沸点を約84℃とする5が誤りです(これが正解)。同じSDSには、色は無色〜淡黄色で空気または光に曝露すると茶色になること、皮膚から吸収されやすく、吸入では紫色(チアノーゼ)の唇・爪・皮…
関連キーワード: アニリン・沸点・燃焼範囲・蒸気比重・チアノーゼ
テレビン油(テレピン油)の性状として、正しいものはどれか。
解説: モデルSDS(CAS 8006-64-2)では、テレビン油の引火点は30〜46℃(密閉式)で、21℃以上70℃未満の第2石油類の範囲にあります。水への溶解度は0.65〜2.1mg/L(25℃)とごくわずかで、適用法令欄は「第二石油類非水溶性液体」です(選択肢3が正しい)。危険物の…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: テレビン油・第2石油類非水溶性・指定数量1,000L・比重
酢酸、プロピオン酸、アクリル酸の3物質を比較した記述として、誤っているものはどれか。
解説: モデルSDSの引火点(密閉式)は、酢酸39℃(CAS 64-19-7)、プロピオン酸52℃(CAS 79-09-4)、アクリル酸54℃(CAS 79-10-7)で、3物質のうち最も低いのは酢酸です(選択肢2が誤りで、これが正解)。同じSDSでは、適用法令欄はいずれも「第二石油類水…
関連キーワード: 酢酸・プロピオン酸・アクリル酸・引火点の比較
次の第2石油類の物質A〜Eのうち、指定数量が2,000リットルとなるものの組合せとして、正しいものはどれか。 A スチレン B 酢酸 C テレビン油 D プロピオン酸 E 1-ブタノール
解説: 危険物の規制に関する政令別表第三により、第2石油類の指定数量は非水溶性液体が1,000リットル、水溶性液体が2,000リットルです。モデルSDSの適用法令欄では、酢酸(CAS 64-19-7)とプロピオン酸(CAS 79-09-4)が「第二石油類水溶性液体」、スチレン(CAS 1…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 第2石油類・水溶性液体・指定数量2,000L・指定数量1,000L
次の第4類危険物A〜Eのうち、液比重が1より大きい(水より重い)ものの組合せとして、正しいものはどれか。 A アニリン B キシレン C エチレングリコール D スチレン E 1-ブタノール
解説: モデルSDSの比重(密度)は、アニリン1.02g/cm3(20℃、CAS 62-53-3)、エチレングリコール1.1(CAS 107-21-1)で、いずれも1より大きく水より重い液体です(選択肢1が正しい)。一方、キシレン0.8801(20℃/4℃、CAS 1330-20-7)、…
関連キーワード: 液比重・アニリン・エチレングリコール・水より重い
1気圧における引火点が次のとおりである液体A〜Eを消防法上の品名に分けたとき、第2石油類・第3石油類・第4石油類に該当するものの数の組合せ(この順)として、正しいものはどれか。ただし、いずれも1気圧・20℃で液状の単一の物質で、特殊引火物・アルコール類・動植物油類には該当しないものとする。 A 引火点 70℃ B 引火点 65℃ C 引火点 150℃ D 引火点 200℃ E 引火点 120℃
解説: 消防法別表第一備考により、1気圧における引火点が21℃以上70℃未満のものは第2石油類(第十四号)、70℃以上200℃未満のものは第3石油類(第十五号)、200℃以上250℃未満のものは第4石油類(第十六号)です。B(65℃)は第2石油類、A(70℃)は「70℃以上」に当たるので…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考
関連キーワード: 品名の判定・第2石油類・第3石油類・第4石油類・境界値
第4類の品名の判定に関する記述として、誤っているものはどれか。ただし、引火点はいずれも1気圧における値とし、特殊引火物・アルコール類・動植物油類には該当しないものとする。
解説: 危険物の規制に関する規則第1条の3第6項により、第3石油類・第4石油類から除かれるのは可燃性液体量が40%以下のものです。可燃性液体量30%の塗料はこれに当たり、引火点が100℃でも第3石油類には該当しません(選択肢1が誤りで、これが正解)。第4石油類は引火点200℃以上250℃…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考、危険物の規制に関する規則第1条の3
関連キーワード: 品名の判定・可燃性液体量40%・燃焼点・20℃で液状
第4類の危険物の引火点と発火点を、2つの物質の間で比べた記述として、誤っているものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: モデルSDSの値(引火点・発火点の順)は、トルエン4.4℃・480℃、エタノール13℃・363℃、アセトン−20℃・465℃、ジエチルエーテル−45℃・175℃、ジエチレングリコール124℃・229℃、テレビン油30〜46℃・220℃、n-ヘキサン−22℃・225℃です。テレビン…
関連キーワード: 引火点・発火点・トルエン・エタノール・第4類
消防法上の動植物油類に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消防法別表第一備考第十七号は、動植物油類を「動物の脂肉等又は植物の種子若しくは果肉から抽出したものであつて、一気圧において引火点が二五〇度未満のもの」とし、総務省令で定めるところにより貯蔵保管されているものを除いています。危険物の規制に関する規則第1条の3第7項第1号は、その一つ…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考、危険物の規制に関する規則第1条の3第7項
関連キーワード: 動植物油類・引火点250℃未満・貯蔵保管の除外・火気厳禁の表示
給油取扱所で、移動タンク貯蔵所から地下の専用タンクへ荷卸しをした際、灯油用の専用タンクの注入口にレギュラーガソリンを誤って注入する事故が起きた(架空の設例)。灯油とガソリンの性状と、この事故への対応に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 灯油のモデルSDS(CAS 8008-20-6)は灯油を「他の石油系溶剤に混和」としており、灯油とガソリンは互いによく溶け合います。静置しても2層に分かれず、上の層を抜き取ってガソリンを除くことはできないので、2が正しい。品名は混ざった量ではなく液体の引火点で決まり、引火点が21…
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第十二号、第十四号、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 灯油・ガソリン・誤注入・燃焼範囲・静電気
空気が乾燥した日に、ドラム缶のn-ペンタンを手動ポンプで金属製の携行缶に詰め替えていたところ、携行缶の口で静電気の放電火花が飛び、蒸気に着火した(架空の設例)。n-ペンタンの性状に関する記述として、正しいものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: モデルSDS(CAS 109-66-0)では、n-ペンタンの沸点は36.06℃、引火点は-40℃未満(密閉式)で、適用法令欄は「第4類引火性液体、特殊引火物」です。消防法別表第一備考第十一号は、1気圧において引火点が-20℃以下で沸点が40℃以下のものを特殊引火物としており、n-…
根拠・参照資料: 消防法別表第一
関連キーワード: n-ペンタン・特殊引火物・沸点・蒸気比重・燃焼範囲
夏の午後、給油取扱所(顧客に自ら給油させるものではない)で、従業員が乗用車にガソリンを給油していた。給油ノズルの自動停止が作動した後も継ぎ足し給油を続けたところ、給油口からガソリンが噴きこぼれた(架空の設例)。ガソリンの性状と、この場面の火災予防や消火に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: ENEOSのSDS(レギュラーガソリン)では、ガソリンの蒸気圧は37.8℃で50〜93kPa、爆発範囲は1〜7容量%(推定値)です。液面のすぐ上の蒸気の濃さは、蒸気圧を大気圧で割ったおよそ50〜90vol%にもなり、燃焼範囲の上限値を超えることがあるので、1が正しい。燃えるのは、…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: ガソリン・噴きこぼれ・燃焼範囲・静電気・強化液
移動タンク貯蔵所から地下タンク貯蔵所へ灯油を荷卸ししている間に、運転者が注入口の付近を離れたため、地下タンクが満量になって灯油があふれ、周囲に流出した(架空の設例)。灯油の性状と、この種の事故の火災予防に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 労働安全衛生総合研究所は、灯油のような高引火点の液体でもミスト(霧状)になると常温で着火するようになり、各種の静電気放電で着火しうると報告しています。霧状に噴き出した灯油は液温が引火点より低くても着火するおそれがあり、液温と引火点の比較では判定できないので、3が誤りです(これが正…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第27条第6項第4号ヘ
関連キーワード: 灯油・荷卸し・引火点・燃焼範囲・静電気
重油を取り扱う製造所で、地下に埋設した鋼製の配管から重油が長期間少しずつ漏れていた(架空の設例)。調べると、配管の外面の塗覆装が一部はがれ、その部分で腐食が進んでいた。重油の性状と、この種の漏えいや火災の予防に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 出光興産のSDSでは、重油の自然発火点はA重油が約240℃、C重油が約250℃で、600℃以上ではないので、5が誤りです(これが正解)。同じSDSで密度はA重油0.82〜0.90、C重油0.87〜1.00g/cm3(15℃)、水に不溶で、液比重はおおむね0.8〜1.0です。蒸気圧…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第9条第1項第21号、危険物の規制に関する規則第13条の4
関連キーワード: 重油・配管・腐食・塗覆装・蒸気圧
メタノールを貯蔵していた屋外貯蔵タンクを空にして、作業員が内部を清掃する(架空の設例)。メタノールの性状と、この作業に関する記述として、誤っているものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: モデルSDS(CAS 67-56-1)では、メタノールの爆発範囲は6.0〜36.5vol%で、上限値は約36vol%です。上限値を約12vol%とする3が誤りです(これが正解)。同じSDSでは、蒸気密度は1.11(空気=1)で空気よりわずかに重く、水への溶解度は1.00×10^6…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第24条第10号
関連キーワード: メタノール・燃焼範囲・蒸気比重・融点・屋外貯蔵タンク
屋内の作業場で、ドラム缶の酢酸エチルを小分け用の金属製容器に詰め替える(架空の設例)。酢酸エチルの性状と、詰め替えのときの火災の予防に関する記述として、誤っているものはどれか。ただし、圧力は1気圧とする。
解説: モデルSDS(CAS 141-78-6)では、酢酸エチルの密度は0.9003g/cm3(20℃)で、液比重を約0.70とする5が誤りです(これが正解)。水より軽いという後半は正しく、誤りは値です。同じSDSでは、引火点は-4℃(密閉式)、爆発範囲は2.0〜11.5vol%で、0℃…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第24条第13号、第27条第3項第2号
関連キーワード: 酢酸エチル・引火点・発火点・蒸気比重・詰め替え
危険物の規制に関する政令別表第五で、第4類の危険物の火災に適応するとされていない消火設備はどれか。
解説: 政令別表第五の第4類の危険物の欄に○(適応する)がないのは、第2種のスプリンクラー設備なので、4が正しい。第1種の屋内消火栓設備・屋外消火栓設備、第4種・第5種のうち棒状の水・霧状の水・棒状の強化液を放射する消火器、第5種の水バケツ又は水槽にも○はない。一方、第3種の水蒸気消火設…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 別表第五・消火設備・水噴霧消火設備・霧状の強化液・第4類の危険物
危険物の規制に関する政令別表第五で、電気設備の火災と第4類の危険物の火災のいずれにも適応するとされている消火設備はどれか。
解説: 別表第五では、第3種の「水蒸気消火設備又は水噴霧消火設備」が、電気設備と第4類の危険物のいずれにも適応するとされています(選択肢2が正しい)。水を使う設備でも、水噴霧消火設備は第4類に適応する点に注意しましょう。泡消火設備と乾燥砂は第4類には適応しますが電気設備には適応するとされ…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 消火設備の適応・電気設備・水噴霧消火設備・別表第五
危険物の規制に関する政令別表第五に定める、第4類の危険物に対する消火設備の適応に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 別表第五の第4類の危険物の欄をみると、粉末消火設備のうち「りん酸塩類等を使用するもの」と「炭酸水素塩類等を使用するもの」には○がありますが、「その他のもの」には○がありません(選択肢5が誤りで、これが正解)。その他のものに○があるのは、第1類のアルカリ金属の過酸化物等、第2類の鉄…
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令別表第五
関連キーワード: 消火設備の適応・粉末消火設備・別表第五・第4類
第4類の危険物の性状に関する次のA〜Eの記述のうち、正しいものはいくつあるか。ただし、圧力は1気圧とする。 A アセトアルデヒドは沸点が約20℃なので、気温の高い夏の室内では沸騰するおそれがある。 B ジエチルエーテルの燃焼範囲は、アセトンの燃焼範囲より広い。 C エタノールの燃焼範囲の下限値は、トルエンの燃焼範囲の下限値より低い。 D 酢酸は水と任意の割合で混ざり合い、引火点は20℃より高い。 E 酸化プロピレンの沸点は40℃より低い。
解説: モデルSDSの値で確かめます。Aはアセトアルデヒドの沸点が20.1℃(CAS 75-07-0)で、正しい記述です。Bはジエチルエーテル1.7〜48vol%(60-29-7)、アセトン2.2〜13vol%(67-64-1)で、エーテルのほうが広く、正しい記述です。Cはエタノールの下…
関連キーワード: 燃焼範囲・沸点・引火点・水溶性・性状の比較
次の物質A〜Dを、発火点の低いものから順に並べたものとして、正しいものはどれか。 A トルエン B 二硫化炭素 C エチレングリコール D 灯油
解説: モデルSDSの発火点(自然発火温度)は、二硫化炭素90℃(CAS 75-15-0)、灯油220〜254℃(8008-20-6。出典により幅がある)、エチレングリコール398℃(107-21-1)、トルエン480℃(108-88-3)です。低い順に並べるとB→D→C→Aとなります(…
関連キーワード: 発火点・引火点・二硫化炭素・灯油・性状の比較
次のA〜Eの第4類の危険物のうち、1気圧・液温20℃において液温が引火点を上回っており、点火源があれば引火するおそれがあるものはいくつあるか。 A 酢酸エチル B エチレングリコール C メタノール D ニトロベンゼン E 灯油
解説: モデルSDSの引火点は、酢酸エチル-4℃(CAS 141-78-6、密閉式)、メタノール12℃(67-56-1)、ニトロベンゼン88℃(98-95-3、密閉式)、エチレングリコール111℃(107-21-1、密閉式)、灯油37〜65℃(8008-20-6。出典により幅がある)です…
関連キーワード: 引火点・液温・酢酸エチル・メタノール・性状の比較
第4類の危険物の蒸気の重さ(蒸気比重、空気=1)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: モデルSDSの蒸気密度(空気=1)は、ジエチルエーテル2.55(CAS 60-29-7)、二硫化炭素2.67(75-15-0)、トルエン3.1(108-88-3)、エタノール1.59(64-17-5)、アセトアルデヒド1.5(75-07-0)、メタノール1.11(67-56-1)…
関連キーワード: 蒸気比重・ジエチルエーテル・メタノール・二硫化炭素・性状の比較
ぴよパスでは危険物取扱者 乙種第4類の問題を3カテゴリに分けています。危険物の性質と消火にはオリジナル予想問題を105問収録し、サイト内の危険物取扱者 乙種第4類全345問の約30%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには引火点・燃焼範囲・特殊引火物・蒸気比重などがあります。本試験の情報は合格率31.9%(令和7年度)・試験時間2時間・受験料5,300円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。105問のうち52問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、危険物に関する法令・基礎的な物理学及び基礎的な化学などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
ぴよパスに収録している危険物取扱者 乙種第4類「危険物の性質と消火」のオリジナル練習問題 全105問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級32問・中級46問・上級27問の全105問構成です。うち52問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
アセトンは有機溶剤として塗料・樹脂の溶解などに使用されますが、引火点が低いため取扱いに注意が必要です。Q10 アセトンの性状として、正しいものはどれか。 で確認する
また国際がん研究機関(IARC)によりグループ1の発がん性物質(白血病等との関連)として認定されており、取扱いには特別な注意が必要です(選択肢4が正しい)。Q41 ベンゼンの性状と危険性として、正しいものはどれか。 で確認する
紹介文と対象読者を見比べて、学びたい内容に合う書籍を選んでください。
テーマ別に重要ポイントを確認してから精選問題を解く構成です。項目や問題の重要度をマークで示し、イラスト・図解・ゴロ合わせで要点を整理しています。模擬テストも収録しているので、基礎の確認から演習まで1冊で進めたい人に向きます。
こんな人に: 図解やゴロ合わせを使って、化学・法令の基礎から確認したい初学者・独習者。
令和7年までの過去10年間に出題された558問を収録し、新問は約100題です。項目別にテキスト・問題・正解と解説を配置しています。問題を解き、分からなかった項目の説明へ戻りながら演習したい人に向きます。
こんな人に: 項目ごとに問題を解き、解説とテキストを往復しながら知識を確認したい人。
要点をまとめた携帯用の丸暗記ノートが付いています。増補改訂4版では化学問題の解説を増補し、図解で内容を確認できる構成です。本体で学んだ内容を、持ち歩けるノートでも見直したい人に向きます。
こんな人に: 移動中や休憩時間に要点を確認したい人。化学分野の説明を図解で読みたい人。
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