危険物に関する法令
全54問
この科目の学習ポイントを読む
危険物に関する法令は危険物取扱者 乙種第4類を構成する3科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全54問 (試験全体の約34%相当) を収録しています。本試験は合格率約31.6%・試験時間2時間・受験料5,300円の試験で、危険物に関する法令は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは市町村長等・給油取扱所・製造所・危険物保安監督者などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると危険物取扱者 乙種第4類受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
54問のうち54問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (基礎的な物理学及び化学・危険物の性質と消火) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1初級危険物の定義・消防法別表第一・第4類危険物
消防法において、危険物の定義として正しいものはどれか。
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解説: 消防法第2条第7項において、危険物とは「別表第一の品名欄に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ同表の性質欄に掲げる性状を有するものをいう」と定義されています。危険物は消防法の別表第一によって第1類〜第6類に分類されており、消防長が個別に指定するものではありません。また、引火性・爆…
根拠法令: 消防法第2条第7項
- Q2初級危険物の類別・第4類引火性液体・第3類自然発火性
危険物の類別と性質の組み合わせとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法別表第一による危険物の類別と性質は次のとおりです。第1類は酸化性固体、第2類は可燃性固体、第3類は自然発火性物質及び禁水性物質、第4類は引火性液体、第5類は自己反応性物質、第6類は酸化性液体です。乙種第4類が取り扱う第4類危険物は「引火性液体」であり、第1類は「酸化性固体」…
根拠法令: 消防法別表第一
- Q3初級指定数量・ガソリン・第1石油類
第4類危険物のうち、ガソリンの指定数量として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: ガソリンは第1石油類(非水溶性)に分類されます。第1石油類の指定数量は非水溶性が200リットル、水溶性が400リットルです。50リットルは特殊引火物の指定数量、1,000リットルは第2石油類(非水溶性)の指定数量、2,000リットルは第2石油類(水溶性)または第3石油類(非水溶性…
根拠法令: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令別表第三
- Q4初級危険物施設・製造所・貯蔵所
危険物施設の種類として、誤っているものはどれか。
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解説: 消防法第10条において、危険物施設は製造所、貯蔵所、取扱所の3種類に区分されています。「輸送所」という区分は存在しません。製造所は危険物を製造する施設、貯蔵所は危険物を貯蔵する施設(屋内・屋外・タンク・地下タンクなど)、取扱所は危険物を取り扱う施設(給油取扱所・販売取扱所・移送取…
根拠法令: 消防法第10条第1項
- Q5初級危険物取扱者・甲種・乙種
危険物取扱者の免状の種類として、正しい組み合わせはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物取扱者の免状は、消防法第13条の2に基づき甲種・乙種・丙種の3種類があります。甲種は全種類の危険物を取り扱うことができ、乙種は取得した類の危険物を取り扱うことができます(乙種第4類は第4類危険物のみ)。丙種は第4類危険物のうち特定の品名(ガソリン・灯油・軽油など)に限定して…
根拠法令: 消防法第13条の2
- Q6初級危険物保安監督者・選任義務・給油取扱所
次の施設のうち、危険物保安監督者を必ず選任しなければならない施設はどれか。
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解説: 危険物保安監督者の選任が義務付けられる施設は、消防法第13条に基づき、製造所(第6類以外で指定数量の30倍を超えるもの)、屋外タンク貯蔵所(第6類以外で指定数量の100倍を超えるもの)、給油取扱所、移送取扱所などです。給油取扱所(ガソリンスタンド)は数量に関わらず必ず危険物保安監…
根拠法令: 消防法第13条、危険物の規制に関する政令第34条
- Q7初級指定数量の倍数・倍数計算・複数品名
指定数量の倍数の計算方法として、正しいものはどれか。複数の品名の危険物を同一の場所で貯蔵する場合はどのように計算するか。
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解説: 複数品名の危険物を同一の場所で貯蔵する場合の指定数量の倍数は、各品名ごとに「貯蔵量÷指定数量」を計算し、それらの値を合計します。例えば、ガソリン100リットル(指定数量200L)と灯油500リットル(指定数量1,000L)を同時に貯蔵する場合、100/200 + 500/1,00…
根拠法令: 消防法第10条第1項
- Q8中級貯蔵・取扱基準・溶接作業・残存危険物
次の危険物の貯蔵・取扱いに関する記述のうち、誤っているものはどれか。
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解説: 危険物が残存している(または残存しているおそれのある)タンクや容器に対して、溶接・切断・研磨等の火花を生じる作業を行うことは厳禁です。たとえ残存量が少量であっても、気化した蒸気が残っている可能性があり、引火・爆発の危険性があります。そのため、作業前には完全な危険物の除去と容器内の…
根拠法令: 危険物の規制に関する規則第39条の2、第40条
- Q9中級危険物の運搬・運搬容器・表示義務
危険物の運搬に関する基準として、正しいものはどれか。
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解説: 危険物の運搬容器には、品名・危険等級・化学名・数量・注意事項(火気厳禁・禁水など)を表示することが義務付けられています(危険物の規制に関する規則第44条)。選択肢1は誤りで、危険物の「運搬」(車両等での移動)には危険物取扱者の同乗義務はありません(「移送」とは異なります)。選択肢…
根拠法令: 消防法第16条、危険物の規制に関する規則第44条
- Q10中級移送・運搬・移動タンク貯蔵所
危険物の「移送」と「運搬」の違いに関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: 消防法では「移送」と「運搬」を区別しています。移送とは移動タンク貯蔵所(タンクローリー等)によって危険物を移動させる行為であり(消防法第16条の2)、運搬とは車両等の荷台に容器に入った危険物を積載して運ぶ行為です(消防法第16条)。移送の場合、危険物取扱者が乗車して移送しなければ…
根拠法令: 消防法第16条、第16条の2
- Q11中級予防規程・給油取扱所・製造所10倍以上
予防規程を定めなければならない危険物施設として、正しいものはどれか。
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解説: 予防規程の作成・認可が必要な施設は、消防法第14条の2および危険物の規制に関する政令第37条に定められています。給油取扱所(ガソリンスタンド)は指定数量の倍数に関わらず全て予防規程の作成が義務付けられており、この記述は正しいです。製造所は予防規程が必要ですが、その閾値は指定数量の…
根拠法令: 消防法第14条の2、危険物の規制に関する政令第37条
- Q12中級定期点検・移動タンク貯蔵所・地下タンク貯蔵所
定期点検の実施義務がある危険物施設として、正しいものはどれか。
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解説: 定期点検は、消防法第14条の3の2に基づき特定の危険物施設に義務付けられています。移動タンク貯蔵所(タンクローリー)は定期点検の実施義務があります。地下タンク貯蔵所も定期点検の義務対象です(選択肢2は誤り)。定期点検の記録は原則として3年間保存が必要です(選択肢4の1年間は誤り)…
根拠法令: 消防法第14条の3の2、危険物の規制に関する政令第8条の4
- Q13中級保安講習・受講義務・3年に1回
保安講習に関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: 保安講習は、消防法第13条の23に基づき、危険物の取扱作業に現に従事している危険物取扱者が受講義務を負います。受講頻度は原則として継続して取扱作業に従事する場合は3年に1回です(免状取得後または前回講習から3年以内に従事を開始した場合は、その時から3年以内に受講)。免状を持ってい…
根拠法令: 消防法第13条の23
- Q14中級設置許可・市町村長等・製造所
製造所等の設置または変更に関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: 製造所等の設置または変更(位置・構造・設備の変更)には、消防法第11条に基づき、市町村長等(市町村長・都道府県知事・総務大臣のいずれかで施設の状況による)の許可が必要です。消防署長ではなく市町村長等である点に注意が必要です。設置後は完成検査を受け、検査済証の交付を受けてから使用を…
根拠法令: 消防法第11条第1項
- Q15上級危険物取扱者の立会い・甲種・乙種
ガソリンスタンド(給油取扱所)において、危険物取扱者免状を持たない者が危険物の取扱作業を行う場合の条件として、正しいものはどれか。
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解説: 消防法第13条第3項により、危険物取扱者でない者が危険物の取扱作業を行う場合は、甲種危険物取扱者または乙種危険物取扱者(取り扱う危険物の類に対応した免状保有者)が立会わなければなりません。丙種危険物取扱者は立会い権限を持ちません(選択肢2は誤り)。また乙種の立会いはその者が免状を…
根拠法令: 消防法第13条第3項
- Q16上級指定数量の倍数計算・複数品名・ガソリン
次の数量の第4類危険物を同一の屋内貯蔵所に貯蔵する場合、指定数量の倍数はいくつか。ガソリン300リットル、灯油1,000リットル、エタノール200リットル。
答えと解説を先に見る
解説: 各品名の指定数量はガソリン(第1石油類・非水溶性)200リットル、灯油(第2石油類・非水溶性)1,000リットル、エタノール(アルコール類)400リットルです。それぞれの倍数を計算すると、ガソリン:300÷200=1.5倍、灯油:1,000÷1,000=1.0倍、エタノール:20…
根拠法令: 消防法第10条第1項
- Q17中級屋外タンク貯蔵所・防油堤・容量110%
屋外タンク貯蔵所の防油堤に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 屋外タンク貯蔵所の防油堤については、危険物の規制に関する政令第11条に規定があります。防油堤の容量はタンク容量の110%以上が必要であり、「110%以上」という記述は正しいです。防油堤の高さは0.5メートル以上が必要であり、これも正しい記述です。防油堤には排水口を設け、開閉弁を堤…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第11条第1項第9号
- Q18上級措置命令・許可取消・修理・改造・移転命令
消防法に基づく措置命令に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第12条の2に基づき、市町村長等は製造所等の位置・構造・設備が技術上の基準に適合していない場合、所有者・管理者・占有者に対して修理・改造・移転を命ずることができます(選択肢2が正しい)。選択肢1は誤りで、基準不適合の場合に直ちに許可を取り消すのではなく、まず措置命令を発し、…
根拠法令: 消防法第12条の2
- Q19上級危険物保安統括管理者・選任義務・大規模事業所
危険物保安統括管理者の選任に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物保安統括管理者は、消防法第14条の3に基づき、多数の製造所等を設置している事業所で指定数量の3,000倍以上の危険物を取り扱う事業所(政令で定めるもの)の所有者等が選任義務を負います。事業所全体の危険物保安に関する業務を統括管理します。すべての製造所等が対象ではなく(選択肢…
根拠法令: 消防法第14条の3
- Q20上級指定数量の倍数・複数施設・倍数合算
灯油1,500リットル(指定数量1,000リットル)を屋外タンク貯蔵所で貯蔵し、かつガソリン200リットル(指定数量200リットル)を別の屋内貯蔵所で貯蔵している場合、同一事業所内での指定数量の倍数の合計として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 同一の事業所内に複数の製造所等がある場合でも、指定数量の倍数は事業所全体で合算して計算します。灯油1,500L÷1,000L=1.5倍、ガソリン200L÷200L=1.0倍。合計は1.5+1.0=2.5倍です。この合計値が指定数量の倍数となります。製造所等が別々の場所にあっても、…
根拠法令: 消防法第10条第1項
- Q21初級仮貯蔵・仮取扱い・10日以内
危険物の仮貯蔵・仮取扱いについて、正しい記述はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第10条第1項ただし書きに基づき、指定数量以上の危険物を製造所等以外の場所で貯蔵・取扱う場合は、所轄消防長または消防署長の承認を受け、かつ10日以内の期間に限られます。承認なしに製造所等以外の場所で指定数量以上の危険物を貯蔵・取扱うことは消防法違反となります。期間は10日以…
根拠法令: 消防法第10条第1項ただし書き
- Q22初級地下タンク貯蔵所・地盤面下0.6m・タンク室
地下タンク貯蔵所の構造基準として、正しいものはどれか。
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解説: 地下タンク貯蔵所の基準は危険物の規制に関する政令第13条第1項第3号に規定されており、地下貯蔵タンクの頂部は地盤面から0.6メートル以上下になるように設置しなければなりません(「地盤面から0.6メートル以上下」が正しい記述)。タンク室はコンクリートで造ることが基準に定められており…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第13条第1項第3号
- Q23初級給油取扱所・固定給油設備・直接給油
給油取扱所(ガソリンスタンド)の業務に関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: 給油取扱所(ガソリンスタンド)は、固定した給油設備によって自動車等の燃料タンクに直接給油することを目的とする施設です(選択肢2が正しい)。給油取扱所では、灯油・軽油等の容器販売(詰め替え販売)も一定の基準の下で認められています(選択肢3は誤り)。また顧客が自ら給油を行うセルフスタ…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第17条
- Q24初級セルフスタンド・顧客自己給油・制御卓
セルフスタンド(顧客に自ら給油させる給油取扱所)に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 顧客に自ら給油させる給油取扱所(セルフスタンド)は、危険物の規制に関する政令第17条の3の2等の規定に基づき、顧客の給油作業を監視するための制御卓(監視装置)を設置し、従業員が常時監視・制御を行うことが義務付けられています(選択肢2が正しい)。従業員が不在でよいわけではなく(選択…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第17条の3の2
- Q25中級移動タンク貯蔵所・タンク室4000L以下・タンクローリー
移動タンク貯蔵所(タンクローリー)の基準として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 移動タンク貯蔵所の基準は危険物の規制に関する政令第15条に規定されています。移動タンクを間仕切りで区切ってタンク室を設ける場合、各タンク室の容量は4,000リットル以下でなければならないという記述は正しいです。移動タンク全体の容量は原則として「30,000リットル以下」とされてお…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第15条
- Q26中級保安距離・製造所・学校・病院
製造所の保安距離に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 製造所等(製造所・屋内貯蔵所・屋外タンク貯蔵所・屋外貯蔵所・一般取扱所など)は、住居・学校・病院・文化財等の保安対象物から一定の距離(保安距離)を確保しなければなりません(選択肢1が正しい)。保安距離は保安対象物の種類によって異なります(例:一般住宅は10m以上、学校・病院等は3…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第9条
- Q27中級保有空地・製造所・延焼防止
製造所の保有空地に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 保有空地とは、製造所等の周囲に設けなければならない空き地のことです。火災発生時の延焼防止や消火活動のためのスペースとして機能します(選択肢1が正しい)。保有空地の幅は施設の種類や危険物の指定数量の倍数に応じて定められており(例:製造所は取り扱う危険物の指定数量の倍数により3〜5m…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第9条
- Q28中級危険物保安監督者・職務・応急措置
危険物保安監督者の業務として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物保安監督者の職務は消防法第13条第1項に基づき、危険物の取扱作業の立会いや保安の監督を行うことであり、火災等の災害が発生した場合には作業者を指揮して応急措置を講ずることも含まれます(選択肢2が正しい)。設置許可申請書の作成は所有者・管理者等が行うものであり保安監督者の義務で…
根拠法令: 消防法第13条第1項
- Q29中級使用停止命令・市町村長等・貯蔵取扱基準違反
危険物施設の使用停止命令に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第12条の2に基づき、市町村長等は製造所等が貯蔵・取扱基準に違反している場合、所有者・管理者・占有者に対して危険物の貯蔵・取扱いを停止すべきことを命ずることができます(使用停止命令)(選択肢2が正しい)。使用停止命令の発動権者は市町村長等であり、消防署員のみが発動するもので…
根拠法令: 消防法第12条の2
- Q30中級消火設備・設置基準・製造所等
消火設備の設置基準に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法および危険物の規制に関する政令に基づき、製造所等には危険物の種類・指定数量の倍数・施設の規模・構造に応じた適切な消火設備(第1種〜第5種消火設備)の設置が義務付けられています(選択肢2が正しい)。第4類危険物に対して有効な消火設備には、泡消火設備・粉末消火設備・不活性ガス消…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第20条
- Q31初級第1類危険物・酸化性固体・燃焼促進
第1類危険物の性質として、正しいものはどれか。
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解説: 消防法別表第一によると、第1類危険物は「酸化性固体」に分類されます。自身は燃焼しませんが、他の可燃物と混合した場合にその燃焼を激しく促進させる(酸化作用による)性質があります(選択肢2が正しい)。引火性液体は第4類危険物の性質です(選択肢1は誤り)。水と反応して発火する禁水性物質…
根拠法令: 消防法別表第一
- Q32初級第5類危険物・自己反応性物質・爆発的分解
第5類危険物の性質として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第5類危険物(自己反応性物質)は、分子内に酸素等の酸化成分を含んでおり、外部からの酸素供給がなくても加熱・衝撃・摩擦等によって爆発的に分解・燃焼する性質を持ちます(選択肢2が正しい)。第6類危険物が酸化性液体(選択肢1)で他の可燃物の燃焼を助けます。第3類危険物が空気・水に反応す…
根拠法令: 消防法別表第一
- Q33中級屋外タンク貯蔵所・防油堤・設置基準
屋外タンク貯蔵所の位置・構造の基準として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 屋外タンク貯蔵所の基準は危険物の規制に関する政令第11条に規定されています。屋外貯蔵タンクの周囲には、タンクから危険物が漏れた場合に外部への流出を防ぐための防油堤を設けなければなりません(選択肢2が正しい)。屋外タンク貯蔵所は地上に設置するものを指しますが、地中に埋設するタンクは…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第11条
- Q34中級危険物施設保安員・保安監督者補佐・製造所等
危険物施設保安員に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物施設保安員は消防法第14条に基づき、政令で定める製造所等(一定規模以上)に置かれる者で、危険物保安監督者を補佐して危険物の保安に関する業務を行います(選択肢2が正しい)。危険物施設保安員には危険物取扱者免状は必ずしも必要ではなく(選択肢1は誤り)、危険物保安監督者とは異なる…
根拠法令: 消防法第14条
- Q35中級危険物の運搬・混載禁止・積み合わせ基準
危険物の運搬に関する基準として、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の運搬基準(消防法第16条・危険物の規制に関する規則第41条〜49条)において、類の異なる危険物の積み合わせ(混載)については、一定の組み合わせが禁止されています。例えば第1類と第6類の混載は可能ですが、第1類と第4類の混載は原則禁止です。すべての組み合わせで認められている…
根拠法令: 消防法第16条、危険物の規制に関する規則第41条
- Q36初級免状の書換え・記載事項変更・氏名変更
危険物取扱者免状の書換えが必要な場合として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物取扱者免状の書換えは、消防法第13条の7に基づき、免状の記載事項に変更が生じた場合(氏名・本籍地の都道府県名の変更等)に必要です(選択肢2が正しい)。定期的な書換え義務はありません(選択肢1は誤り)。書換え申請は免状を交付した都道府県知事または居住地・勤務地の都道府県知事に…
根拠法令: 消防法第13条の7
- Q37中級自衛消防組織・設置義務・大規模施設
自衛消防組織の設置義務がある施設として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 自衛消防組織は消防法第14条の5に基づき、一定規模以上の大規模な危険物施設(一般取扱所・製造所等のうち政令で定めるもの)に設置が義務付けられています(選択肢2が正しい)。指定数量以上のすべての施設に設置義務があるわけではありません(選択肢1は誤り)。移動タンク貯蔵所に設置義務はあ…
根拠法令: 消防法第14条の5
- Q38上級完成検査・検査済証・使用開始条件
製造所等の完成検査に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 製造所等の設置または変更(位置・構造・設備の変更)の工事が完了した後、消防法第11条第5項に基づき市町村長等の完成検査を受け、検査済証(完成検査済証)の交付を受けた後でなければ施設を使用することができません(選択肢2が正しい)。完成検査は申請が必要であり、自動的に実施されるもので…
根拠法令: 消防法第11条第5項
- Q39上級危険物保安監督者・選任義務施設・給油取扱所
次のうち、危険物保安監督者の選任義務がある施設の組み合わせとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物保安監督者の選任義務がある施設は消防法第13条および政令第34条に規定されており、代表的なものとして給油取扱所(数量不問)・移送取扱所・製造所(第6類以外で指定数量30倍超)・屋外タンク貯蔵所(第6類以外で指定数量100倍超)等があります(選択肢2が正しい)。移動タンク貯蔵…
根拠法令: 消防法第13条、危険物の規制に関する政令第34条
- Q40上級許可の取消し・使用停止命令・行政処分
危険物の許可の取消しと使用停止命令の違いとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法上の行政処分として、使用停止命令(第12条の2)は違反事実に対して施設の使用停止を命じる命令であり、違反が是正されれば使用を再開できる可能性があります。一方、許可の取消し(第12条の2第2項)は製造所等の設置許可そのものを取り消す処分であり、施設の存続自体が認められなくなる…
根拠法令: 消防法第12条の2
- Q41初級取扱所・給油取扱所・貯蔵所
危険物施設のうち「取扱所」に含まれるものとして、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物施設の種類は製造所・貯蔵所・取扱所の3区分に分けられます。「取扱所」には給油取扱所・販売取扱所・移送取扱所・一般取扱所の4種類があります。選択肢1(屋内貯蔵所)・選択肢2(地下タンク貯蔵所)・選択肢4(屋外タンク貯蔵所)・選択肢5(移動タンク貯蔵所)はいずれも「貯蔵所」に分…
根拠法令: 消防法第10条第1項
- Q42初級保安距離・一般住宅・10メートル
製造所の保安距離について、一般住宅から確保しなければならない距離として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 製造所等から保安対象物までの保安距離は、保安対象物の種類によって異なります。一般住宅(住居)からは10メートル以上の保安距離が必要です。学校・病院・劇場等の多数の者が集合する施設からは30メートル以上、高圧ガス施設からは20メートル以上、重要文化財・史跡等からは50メートル以上が…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第9条第1項第1号
- Q43初級免状返納命令・消防法違反・都道府県知事
危険物取扱者免状の返納を命じられる場合として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物取扱者免状の返納命令は、消防法第13条の19に基づき、消防法またはその命令の規定に違反した場合に都道府県知事から発せられることがあります(選択肢3が正しい)。保安講習の不受講は免状の自動無効ではなく、返納命令の原因となり得ます(選択肢1は誤り)。取扱作業への従事期間は返納命…
根拠法令: 消防法第13条の19
- Q44初級保安講習・初めて従事・1年以内
危険物の取扱作業に初めて従事することになった危険物取扱者が、保安講習を受講しなければならない期限として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物の取扱作業に新たに従事することになった危険物取扱者は、消防法第13条の23に基づき、従事開始後1年以内に保安講習を受講しなければなりません。ただし、従事開始前の2年以内に保安講習を受けている場合はその次の3年以内が期限となります。継続して従事している場合の受講サイクルは3年…
根拠法令: 消防法第13条の23
- Q45中級危険物保安監督者・選任要件・6か月以上の実務経験
危険物保安統括管理者・危険物保安監督者・危険物施設保安員の選任要件に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 危険物保安監督者は、消防法第13条第1項に基づき、甲種または乙種危険物取扱者であって、6か月以上の危険物取扱いの実務経験を有する者でなければなりません(選択肢2が正しい)。危険物保安統括管理者(第14条の3)には危険物取扱者免状は必要とされていません(選択肢1は誤り、選択肢5のほ…
根拠法令: 消防法第13条第1項、第14条、第14条の3
- Q46中級定期点検・記録保存・3年間
定期点検の記録の保存期間として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 定期点検の記録は、消防法第14条の3の2および危険物の規制に関する政令第8条の4に基づき、3年間保存しなければなりません(選択肢3が正しい)。定期点検は地下タンク貯蔵所・移動タンク貯蔵所・一定規模以上の施設等に義務付けられており、点検を実施したら記録を作成して3年間保存することが…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第8条の4
- Q47中級防油堤・容量110%・屋外タンク貯蔵所
屋外タンク貯蔵所の防油堤の容量として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 屋外タンク貯蔵所の防油堤は、危険物の規制に関する政令第11条に基づき、タンク容量(複数タンクがある場合は最大容量のタンクの容量)の110%以上の容量を確保しなければなりません(選択肢4が正しい)。防油堤はタンクから危険物が漏れた際に外部への流出を防ぐ堤であり、万一のタンク全量漏洩…
根拠法令: 危険物の規制に関する政令第11条第1項第9号
- Q48中級移動タンク貯蔵所・移送・危険物取扱者免状携帯
移動タンク貯蔵所(タンクローリー)を移送中に必要な書類として、正しいものはどれか。
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解説: 移動タンク貯蔵所による危険物の移送に際し、消防法第16条の2に基づき危険物取扱者が乗車しなければなりません。その際、危険物取扱者は危険物取扱者免状を携帯し、提示を求められたときは提示しなければなりません(選択肢3が正しい)。移送計画書は法律上の義務書類ではありません(選択肢1は誤…
根拠法令: 消防法第16条の2
- Q49中級予防規程・認可申請・市町村長等
予防規程を定めなければならない施設と、その認可申請先の組み合わせとして正しいものはどれか。
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解説: 予防規程は消防法第14条の2に基づき、政令で定める製造所等(製造所・屋内貯蔵所・屋外タンク貯蔵所・給油取扱所等のうち一定規模以上のもの)に作成・認可が義務付けられています。予防規程の認可申請先は市町村長等です(選択肢2が正しい)。すべての施設が対象ではなく(選択肢1は誤り)、移動…
根拠法令: 消防法第14条の2
- Q50中級譲渡・引渡し・届出義務・遅滞なく
危険物施設の譲渡または引渡しが行われた場合の手続きとして、正しいものはどれか。
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解説: 製造所等の譲渡または引渡しについては、消防法第11条の4に基づき、譲渡または引渡しを受けた者は遅滞なくその旨を市町村長等に届け出なければなりません(選択肢3が正しい)。事前許可は不要です(選択肢1は誤り)。「30日以内」という期限の規定はなく、「遅滞なく」の届出が求められます(選…
根拠法令: 消防法第11条の4
- Q51上級完成検査前検査・水張検査・屋外貯蔵タンク
完成検査前検査(水張検査・水圧検査等)の対象となる施設として、正しいものはどれか。
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解説: 完成検査前検査は、消防法第11条第3項および政令第8条の2に基づき、一定の要件を満たすタンク(液体危険物タンク)に対して行われます。代表的な対象として、容量が1,000キロリットル以上の屋外貯蔵タンク(基礎・溶接・水張り等の検査)・移動タンク貯蔵所のタンク・地下タンク(水圧検査等…
根拠法令: 消防法第11条第3項、危険物の規制に関する政令第8条の2
- Q52上級立入検査・質問権・消防職員
消防法に基づく立入検査に関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: 消防法第16条の5に基づき、市町村長等は消防職員に製造所等その他危険物を貯蔵・取扱う場所に立ち入り、施設・書類等を検査させ、関係者に質問させることができます。消防職員は関係者に対して危険物の品名・数量・貯蔵取扱状況等について質問する権限を持ちます(選択肢2が正しい)。立入検査は事…
根拠法令: 消防法第16条の5
- Q53上級許可取消し・市町村長等・行政処分
危険物の許可取消しが命じられる場合として、正しいものはどれか。
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解説: 製造所等の許可取消しは消防法第12条の2に基づき、市町村長等が重大な違反(設置許可の条件に反する施設の使用、使用停止命令違反、設置許可取得後に位置・構造・設備の基準不適合が判明した場合等)に対して行う行政処分です(選択肢2が正しい)。指定数量の変動は許可取消しの要因ではありません…
根拠法令: 消防法第12条の2
- Q54上級所有者・管理者・占有者・技術上の基準・義務
危険物施設の所有者・管理者・占有者が負う義務に関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: 製造所等の所有者・管理者・占有者は、消防法第11条の5・第12条等に基づき、施設の位置・構造・設備を技術上の基準に適合させ、かつ危険物の貯蔵・取扱いを技術上の基準に従って行う義務があります(選択肢2が正しい)。基準不適合の状態が発生した場合は是正する義務があります。技術上の基準に…
根拠法令: 消防法第11条の5、第12条
危険物取扱者 乙種第4類の他のカテゴリ
危険物に関する法令 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 危険物取扱者 乙種第4類の危険物に関する法令は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは危険物取扱者 乙種第4類の危険物に関する法令に全54問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。160問ある危険物取扱者 乙種第4類全体のうち危険物に関する法令は約34%を占める重要科目です。
- 危険物に関する法令はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 危険物に関する法令は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。危険物取扱者 乙種第4類は合計3科目 (危険物に関する法令 / 基礎的な物理学及び化学・危険物の性質と消火) の構成なので、危険物に関する法令単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 危険物取扱者 乙種第4類全体で危険物に関する法令の出題比率はどのくらいですか?
- 危険物に関する法令は危険物取扱者 乙種第4類の3科目のうちの1科目で、ぴよパスでの危険物に関する法令の問題数は54問 / 全160問 ≈ 34%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、危険物に関する法令を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約31.6%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 危険物に関する法令で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 危険物取扱者 乙種第4類は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、危険物に関する法令で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間2時間の中で、ぴよパスの危険物に関する法令練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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