食品衛生学
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- 正解済みまだ正解していませんQ1初級
細菌性食中毒のうち、毒素型に分類されるものの原因菌の組み合わせとして正しいものはどれか。
正解: 3. 黄色ブドウ球菌とボツリヌス菌
解説: 細菌性食中毒は、菌が食品中で増殖する際に作った毒素を食品とともに摂取して発症する毒素型と、食品とともに取り込まれた菌が腸管内で増殖するなどして発症する感染型に大別されます。黄色ブドウ球菌(毒素はエンテロトキシン)とボツリヌス菌(毒素は神経毒)は毒素型の代表です。サルモネラ属菌と腸…
関連キーワード: 細菌性食中毒・毒素型・感染型・原因菌
- 正解済みまだ正解していませんQ2中級
黄色ブドウ球菌による食中毒の特徴として正しいものはどれか。
正解: 2. 産生する毒素(エンテロトキシン)は熱に強く、通常の加熱調理では分解されない
解説: 黄色ブドウ球菌が産生するエンテロトキシンは耐熱性が高く、通常の加熱調理では分解されません。そのため菌を殺しても毒素が残り食中毒が起こります。予防の要点は、毒素を作らせないこと、すなわち手指の傷や化膿巣から食品を汚染させないことと、調理後に低温で保存して菌を増やさないことです。潜伏…
関連キーワード: 黄色ブドウ球菌・エンテロトキシン・耐熱性毒素
- 正解済みまだ正解していませんQ3中級
ボツリヌス菌とボツリヌス食中毒に関する記述として正しいものはどれか。
正解: 1. 菌が産生する毒素は熱に弱く、80℃で20分程度の加熱で失活する
解説: ボツリヌス菌は酸素があると増殖できない偏性嫌気性菌で、芽胞を作り、缶詰・瓶詰・真空包装食品・いずしなど酸素の少ない食品が原因になります(4は誤り)。芽胞には熱に強いものがありますが、菌が産生する神経毒そのものは熱に弱く、80℃で20分程度または100℃で1〜2分程度の加熱で失活し…
関連キーワード: ボツリヌス菌・ボツリヌス食中毒・乳児ボツリヌス症・潜伏期間・偏性嫌気性
- 正解済みまだ正解していませんQ4初級
腸炎ビブリオによる食中毒に関する記述として正しいものはどれか。
正解: 4. 好塩性の細菌で、主な原因食品は生の海産魚介類である
解説: 腸炎ビブリオは生育に3%程度の塩分を必要とする好塩性の細菌で、海水や汽水域に分布し、水温の高い夏場に生の海産魚介類や、それから二次汚染した食品を原因として発生します(4は正しい)。真水では増殖しにくいため、魚介類を真水の流水でよく洗うことが予防の一つになり、1は誤りです。芽胞は作…
関連キーワード: 腸炎ビブリオ・真水・芽胞・神経症状
- 正解済みまだ正解していませんQ5中級
カンピロバクターによる食中毒に関する記述として正しいものはどれか。
正解: 2. 主な原因食品は加熱不足の鶏肉や、生肉から二次汚染した食品である
解説: カンピロバクターは鶏や牛などの腸管に広く分布し、生や加熱不十分な鶏肉・鶏レバーや、生肉から調理器具などを介して二次汚染した食品が主な原因です。数百個程度の少ない菌量でも感染します(2は正しい)。酸素濃度5〜15%程度の環境で増える微好気性菌で、大気中や乾燥状態では徐々に菌数が減る…
関連キーワード: カンピロバクター・微好気性・潜伏期間・感染型
- 正解済みまだ正解していませんQ6中級
ノロウイルスに関する記述として正しいものはどれか。
正解: 4. 人の腸管でのみ増殖し、食品中では増殖しない
解説: ノロウイルスは人の腸管でのみ増殖し、食品中では増殖しません。少量のウイルスでも発症し、二枚貝の生食や、感染した調理従事者を介した食品の汚染が主な感染経路です。エタノールなどのアルコールは効きにくく、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒や、中心部まで十分に加熱することが有効です。したがっ…
関連キーワード: ノロウイルス・二枚貝・次亜塩素酸ナトリウム
- 正解済みまだ正解していませんQ7中級
カレーやシチューなどを大量に調理したときに起こりやすいウエルシュ菌食中毒に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 原因となる毒素は、食品とともに取り込まれた菌が腸管内で芽胞を作るときに産生される
解説: ウエルシュ菌食中毒は、食品中で増えた菌を食べ、その菌が腸管内で増えて芽胞を作るときに産生されるエンテロトキシンによって起こります(3は正しい)。1は誤りで、ウエルシュ菌は酸素があると増殖できない偏性嫌気性菌で、加熱で酸素が追い出された大鍋の底のほうで増えます。2は誤りで、エンテロ…
関連キーワード: ウエルシュ菌・偏性嫌気性・芽胞・エンテロトキシン
- 正解済みまだ正解していませんQ8初級
細菌による食中毒を防ぐための「食中毒予防の三原則」として正しい組み合わせはどれか。
正解: 1. つけない・増やさない・やっつける
解説: 厚生労働省は、細菌による食中毒を防ぐ基本として、食中毒菌を「つけない」(手洗い、器具の洗浄や使い分け)、「増やさない」(低温での保存、速やかな調理と喫食)、「やっつける」(加熱、殺菌)の三原則を示しています(1は正しい)。「持ち込まない」「広げない」は、食品中では増えずに人を介し…
関連キーワード: 食中毒予防の三原則・つけない・増やさない・やっつける
- 正解済みまだ正解していませんQ9上級
食品衛生法第51条に定める、営業者が講じる公衆衛生上必要な措置(衛生管理)に関する記述として正しいものはどれか。
正解: 1. 措置の基準は、厚生労働大臣が厚生労働省令で定める
解説: 食品衛生法第51条第1項は、厚生労働大臣が厚生労働省令で、施設の内外の清潔保持、ねずみ及び昆虫の駆除その他一般的な衛生管理に関すること(第1号)と、食品衛生上の危害の発生を防止するために特に重要な工程を管理するための取組に関すること(第2号)について基準を定めるとしています(1は…
根拠・参照資料: 食品衛生法第51条、第52条
関連キーワード: 食品衛生法・公衆衛生上必要な措置・衛生管理・小規模な営業者
- 正解済みまだ正解していませんQ10初級
大量調理施設衛生管理マニュアルの手洗いの手順を参考にした、菓子製造の現場での手洗いと手指の消毒に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 消毒用アルコールは、手を拭く前のぬれた手にすり込む
解説: 大量調理施設衛生管理マニュアルの手洗いマニュアル(別添2)は、石けんで洗い、洗い流した後に使い捨てペーパータオル等で拭き、それから消毒用のアルコールをすり込む順としています。ぬれた手に使うとアルコールが薄まって効果が落ちるため、3が誤りです。1は正しく、作業開始前や用便後などマニ…
関連キーワード: 手洗い・手指の消毒・消毒用アルコール・逆性石けん
- 正解済みまだ正解していませんQ11中級
アニサキスによる食中毒の予防に関する記述として正しいものはどれか。
正解: 2. マイナス20℃で24時間以上冷凍すると、幼虫は死滅する
解説: アニサキスはサバ・アジ・イカなどの海産魚介類に寄生する線虫で、近年は原因物質別の食中毒事件数で最も多い部類に入ります。幼虫は酢・塩・わさび・しょうゆでは死滅しないため、しめ鯖でも発症例があります。予防の基本は、マイナス20℃で24時間以上の冷凍、または70℃以上(60℃なら1分以…
関連キーワード: アニサキス・寄生虫・食中毒・冷凍・予防
- 正解済みまだ正解していませんQ12中級
ヒスタミンによる食中毒(アレルギー様食中毒)に関する記述として正しいものはどれか。
正解: 4. 魚のヒスチジンが、細菌の酵素でヒスタミンに変わって起こる
解説: ヒスタミン食中毒は、魚肉などに含まれるアミノ酸のヒスチジンに、ヒスタミン産生菌の酵素が作用してヒスタミンに変わることで起こります(4は正しい)。主な原因食品は、ヒスチジンを多く含むマグロ・カツオ・サバ・イワシ・ブリなどの赤身魚とその加工品で、1は誤りです。一度生成されたヒスタミン…
関連キーワード: ヒスタミン・アレルギー様食中毒・赤身魚・温度管理
- 正解済みまだ正解していませんQ13初級
ジャガイモの天然毒素(ソラニンやチャコニン)による食中毒に関する記述として正しいものはどれか。
正解: 2. 芽の部分や、光に当たって緑色になった皮の部分に多く含まれる
解説: ジャガイモに含まれるソラニンやチャコニンは、芽や皮の部分で増えやすく、長時間光に当たったり傷が付いたりすると増えます(2は正しい、1は誤り)。光に当たると葉緑素(クロロフィル)が増えて皮が緑色になるため、緑色になったイモには毒素が多いと考えられますが、緑色は葉緑素の色で、毒素の色…
関連キーワード: ジャガイモ・ソラニン・チャコニン・未熟
- 正解済みまだ正解していませんQ14中級
動物性自然毒に関する記述として正しいものはどれか。
正解: 4. フグ毒(テトロドトキシン)は、加熱しても分解されない
解説: テトロドトキシンは神経毒で、煮る・焼くなどの通常の加熱調理では分解されません。フグ毒は卵巣や肝臓などの内臓に多く蓄積するため、フグの処理には都道府県の定める資格・認定が必要です。ホタテガイやアサリなどの二枚貝が持つ麻痺性貝毒・下痢性貝毒は、餌である有毒プランクトンに由来して貝の体…
関連キーワード: テトロドトキシン・フグ毒・貝毒・動物性自然毒
- 正解済みまだ正解していませんQ15中級
食品添加物とその主な用途の組み合わせとして正しいものはどれか。
正解: 3. 亜硝酸ナトリウム ── 発色剤
解説: 亜硝酸ナトリウムはハム・ソーセージなどの色調を保つ発色剤として使用されます。アスパルテームはアミノ酸系の甘味料で、L-フェニルアラニン化合物を含む旨の表示が必要です。ソルビン酸は微生物の増殖を抑える保存料、次亜塩素酸ナトリウムは殺菌料です。添加物は「物質名」と「用途」の組み合わせ…
関連キーワード: 食品添加物・発色剤・保存料・甘味料・亜硝酸ナトリウム
- 正解済みまだ正解していませんQ16中級
食品表示基準により、アレルゲンとして表示が義務付けられている「特定原材料」に該当しないものはどれか。
正解: 1. 大豆
解説: 表示が義務付けられている特定原材料は、食品表示基準別表第14に掲げる、えび・カシューナッツ・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生の9品目です。くるみとカシューナッツは、木の実類によるアレルギーの増加を受けて近年の改正で順次追加されました(改正直後は経過措置により旧表示の製品も…
根拠・参照資料: 食品表示基準第3条
関連キーワード: 特定原材料・アレルゲン・食品表示基準・カシューナッツ・くるみ
- 正解済みまだ正解していませんQ17中級
菓子製造施設で用いる殺菌・消毒の方法に関する記述として正しいものはどれか。
正解: 1. エタノールは、無水のものより、水で70〜80%前後に薄めたもののほうが殺菌力が高い
解説: エタノールは、水を含まない無水エタノールよりも、水で薄めた70〜80%前後(消毒用エタノールの濃度)のほうが一般の細菌に対する殺菌力が高くなります(1は正しい)。2は誤りで、殺菌灯の紫外線は直進して物の表面で吸収され、一般のガラスもほとんど通らないため、容器の内側や物の陰には効果…
関連キーワード: 殺菌・紫外線殺菌灯・エタノール・逆性石けん・次亜塩素酸ナトリウム
- 正解済みまだ正解していませんQ18上級
食品用の器具・容器包装に関する記述として正しいものはどれか。
正解: 4. 合成樹脂製の器具・容器包装には、安全性が評価された物質のみ使用を認めるポジティブリスト制度が導入されている
解説: 食品衛生法第18条第3項に基づき、合成樹脂製の器具・容器包装については、安全性が評価されて規格に収載された物質でなければ原則として使用できないポジティブリスト制度が導入されています。対象材質は合成樹脂であり、金属ではありません。同条第2項により、定められた規格に合わない器具・容器…
根拠・参照資料: 食品衛生法第18条
関連キーワード: 器具・容器包装・ポジティブリスト・合成樹脂・食品衛生法
- 正解済みまだ正解していませんQ19中級
セレウス菌による嘔吐型の食中毒に関する記述として正しいものはどれか。
正解: 3. 主な原因食品は、チャーハンやピラフなどの米飯類やめん類である
解説: セレウス菌は土壌などに広く分布し、熱に強い芽胞をつくる菌です。嘔吐型は、菌が食品の中で増殖する間に嘔吐毒(セレウリド)を産生する毒素型の食中毒で、主な原因食品はチャーハンやピラフなどの米飯類や、焼きそば・スパゲッティなどのめん類です。したがって3が正しい記述です。1は誤りで、芽胞…
関連キーワード: セレウス菌・嘔吐型・芽胞・潜伏期間・下痢型
- 正解済みまだ正解していませんQ20初級
食品の温度管理と微生物の増殖に関する記述として正しいものはどれか。
正解: 2. 冷凍食品の保存温度の基準は、−15℃以下である
解説: 冷凍食品の保存基準は、食品衛生法に基づく「食品、添加物等の規格基準」(昭和34年厚生省告示第370号)で−15℃以下と定められています。したがって2が正しい記述です。業界の自主的な基準や国際規格では−18℃以下で管理されることが多いものの、法令上の保存基準は−15℃以下です。1は…
根拠・参照資料: 食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)冷凍食品の保存基準
関連キーワード: 冷凍食品・保存基準・中心温度・大量調理施設衛生管理マニュアル・食中毒菌
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この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスでは製菓衛生師試験の問題を6カテゴリに分けています。食品衛生学にはオリジナル予想問題を20問収録し、サイト内の製菓衛生師試験全103問の約19%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには潜伏期間・芽胞・感染型・エンテロトキシンなどがあります。本試験の情報は合格率令和8年度 東京都60.8%・岡山県58.1%(実施団体ごとの公表値。公的機関による全国集計はありません)・試験時間実施団体により異なる (四肢択一のマークシート)・受験料9,400円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。20問のうち4問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、衛生法規・公衆衛生学・栄養学などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
食品衛生学の出題傾向 — 収録全20問の分析
ぴよパスに収録している製菓衛生師試験「食品衛生学」のオリジナル練習問題 全20問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級6問・中級12問・上級2問の全20問構成です。うち4問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 潜伏期間3問
- 芽胞3問
- 感染型2問
- エンテロトキシン2問
- 偏性嫌気性2問
次の科目へ
製菓理論24 問Premium 限定
学んだ範囲を30問で確認
全30問・制限時間1時間の独自の演習です。本試験の問題数・科目配分・合否判定を再現するものではありません。受験地の公表問題と併用してください。
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紹介文と対象読者を見比べて、学びたい内容に合う書籍を選んでください。
各地の過去3年分の問題を分析し、似た内容をまとめて出題頻度のアイコンを付けた問題集。頻出問題を選んで解説しているため、科目ごとに復習する問題を選ぶ際に使える。
こんな人に: 科目ごとに出題傾向を確認し、問題演習を進めたい受験者。
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食品衛生学 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 製菓衛生師試験の食品衛生学は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは製菓衛生師試験の食品衛生学に全20問のオリジナル練習問題を用意しています。製菓衛生師試験の収録全103問のうち約19%です。回答後に解説を確認できます。初級・中級・上級のバッジは問題の難易度の目安で、解いた人の習熟度を示すものではありません。
- 食品衛生学はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスでは製菓衛生師試験の問題を6カテゴリ(食品衛生学 / 衛生法規・公衆衛生学・栄養学・食品学)に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- 食品衛生学の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 食品衛生学は、ぴよパスで製菓衛生師試験の問題を分けている6カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している食品衛生学の問題数は20問 / 全103問で、収録全体の約19%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、食品衛生学を全30問中6問(約20%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 食品衛生学で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 製菓衛生師試験の合格基準は「原則として全科目の合計得点が満点の6割以上。ただし1科目でも得点が当該科目の平均点を著しく下回る場合は不合格(実施団体が公表する基準)」です。科目別の条件は「科目ごとの足切りがあり、出題数の少ない衛生法規のような科目でも大きく失点すると合計6割でも不合格になり得ます。基準の詳細は受験する都道府県・実施団体の受験案内で確認してください」です。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。食品衛生学の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。
