メインコンテンツへスキップ
ぴよパス

製菓衛生師試験の過去問はどこで見られる|都道府県ごとの公開先と科目別の問題数

約8分で読めます
広告(PR) 本ページにはAmazon アソシエイト等の広告リンクが含まれます。リンク経由の購入・申込みにより、当サイトが紹介料を受け取る場合があります。
製菓衛生師試験の過去問はどこで見られる|都道府県ごとの公開先と科目別の問題数
目次

製菓衛生師試験の過去問は、多くの都道府県が、公式サイトで問題をPDFで無料公開しています(この記事で確かめたのは下の表の8つの自治体です)。製菓衛生師試験は都道府県知事が行う試験で、滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・徳島県の分は関西広域連合がまとめて行っています。自治体ごとに別の問題が出るので、受験する都道府県の過去問から解く のが基本です。

都道府県ごとの公開先(2026年10月11日時点)

実施する自治体令和8年度の試験公開されている過去問
東京都6月20日(土)に実施済み令和6〜8年度の問題と正答一覧(「東京都製菓衛生師試験Q&A」のQ6)
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・徳島県)7月12日(日)に実施済み令和3〜8年度の問題と解答、令和6年度の不適切問題
神奈川県8月25日(火)に実施済み令和6〜8年度の問題と解答
愛知県8月9日(日)に実施済み令和6年・令和7年の問題と解答
福岡県(令和8年度・7年度・6年度・5年度・4年度)9月4日(金)に実施済み令和4〜8年度の問題と解答(令和4〜7年度は問題と解答が1つのPDF、令和8年度は問題と正答表。年度ごとに別のページ)
埼玉県10月2日(金)に実施済み令和5〜7年度の問題と正解(各年度の「衛生試験結果」のページ)
千葉県10月7日(水)に実施済み令和5〜7年度の問題と解答
北海道10月14日(水)13時30分〜15時30分令和5〜7年度の問題だけ(正答は公開していません)
  • 東京都は、都庁第一本庁舎3階の都民情報ルームでも、過去3年分の問題と正答を閲覧でき、コピー(有料)もできます。
  • 埼玉県は、平成20年度〜令和4年度の問題と正答を、県政情報センター内の県政資料センターで開示しています。
  • 愛知県は、試験問題と解答についての照会には応じないとしています。
  • 関西広域連合が奈良県の試験を行うのは令和7年度からです(ほかの6府県は平成25年度から)。令和3〜6年度の関西広域連合の問題は、奈良県の試験ではありません。
  • 関西広域連合は、令和6年度の試験の不適切問題を別のPDFで載せています。福岡県も、令和8年度の食品衛生学の問21を出題誤りとして全員正解にしたと、正答表に書いています。公式の正答でも、あとから扱いが変わることがあります。

この表にない県は、県の製菓衛生師試験のページで、問題の公開の有無を確かめてください。

科目ごとの問題数は、自治体によって違う

下の表の4つの自治体は、どれも衛生法規・公衆衛生学・食品学・食品衛生学・栄養学・製菓理論及び実技の範囲から、60問の四肢択一 で出題しています。ただし、科目ごとの問題数は自治体によって違います。令和8年度の問題と案内で数えた結果です。

科目東京都関西広域連合福岡県千葉県
衛生法規5問4問3問4点
公衆衛生学9問9問9問9点
食品学6問6問6問6点
食品衛生学12問11問12問12点
栄養学7問6問6問6点
製菓理論15問18問12問17点
製菓実技(3分野から1つを選ぶ)6問6問12問6点
合計60問60問60問60点
試験時間2時間2時間2時間2時間
  • 東京都と福岡県は、公開されている令和8年度の問題と正答を数えました。関西広域連合は令和8年度の受験案内の出題数、千葉県は令和8年度の合格基準に書かれた科目ごとの満点です。
  • 東京都と関西広域連合は「製菓理論及び実技」を1科目として6科目、福岡県は製菓理論と製菓実技を分けて7科目と数えています。
  • 試験時間は令和8年度の案内によります(東京都 11時〜13時、関西広域連合 13時30分〜15時30分、福岡県 13時〜15時、千葉県 14時〜16時)。

表の4つの自治体では、製菓理論と製菓実技を合わせると21〜24問 で、60問の3分の1を超えます。次に多いのが食品衛生学の11〜12問です。一方で、衛生法規は3〜5問しかありません。

PR科目別に復習する、過去3年分の分析を基にした問題集

これで合格 製菓衛生師試験問題集 2026

Amazon でテキストを見る
対象の参考書・問題集も読み放題 — Kindle Unlimited 30日無料(PR)

合格基準は「合計で6割」と、科目ごとの最低点

東京都は国の通知(昭和42年4月7日付の通知「製菓衛生師試験について」の別添「製菓衛生師試験実施要領」)に基づく基準として、関西広域連合も同じ文言で、次のように示しています。

  • 原則として、全科目の合計点が満点の6割以上 で合格
  • ただし、1科目でも得点がその科目の平均点を著しく下回る と不合格

千葉県は、令和8年度の受験案内のページで、科目ごとの最低点を数字で示しています。

科目満点最低点
衛生法規4点1点以上
公衆衛生学9点3点以上
食品学6点2点以上
食品衛生学12点4点以上
栄養学6点2点以上
製菓理論17点5点以上
製菓実技6点2点以上

あわせて、6科目の合計が36点以上(60点の6割)であることが必要です(「製菓理論及び実技」を免除された人は、5科目の合計が23点以上)。製菓理論と製菓実技には、別々に最低点があります。東京都は、国の通知に基づいて毎年、試験委員会で合格点を決めるとしています。受験する都道府県の基準は、その年の案内で確かめてください。どこで受けるにしても、問題数の少ない衛生法規や製菓実技を捨てない ことが安全です。

技能検定に合格していると、製菓理論と製菓実技が免除される

菓子製造の1級・2級の技能検定に合格している人は(東京都・関西広域連合・愛知県の案内では、パン製造の特級・1級・2級も対象。神奈川県・千葉県・福岡県の案内は菓子製造の1級・2級だけ)、申請すると「製菓理論及び実技」の試験が免除されます。福岡県では、免除を受ける人の試験時間は1時間30分です。埼玉県の令和6年度は、免除を受ける人用の問題も別に公開しています。

解説のない過去問を、どう使うか

公開されているのは問題と正答(解答番号)だけで、解説はありません。次の順番で使うと、1回分から得られるものが増えます。

  1. 受験する都道府県の最新の年度を、本番と同じ2時間で解く — 製菓実技は、自分が選ぶ分野(和菓子・洋菓子・製パン)の問題だけを解きます。問題用紙には3分野すべてが載っています。
  2. 間違えた問題を科目に分ける — 製菓理論と食品衛生学は問題数が多いので、ここで落とした問題を先に直します。衛生法規のような問題数の少ない科目は、最低点を割らないかを見ます。
  3. 理由を確かめる — 解説がないので、テキストや、法令・厚生労働省などの資料で、なぜその選択肢が正しいかを確かめます。
  4. ほかの年度・ほかの自治体の問題で量を増やす — 範囲と形は同じなので、練習の量を増やすのに使えます。北海道の問題は正答が公開されていないので、正答がある自治体の問題を先に解きます。

法令の問題は、古い年度ほど今の法令とずれることがあります。 たとえば菓子製造業の許可は、令和3年6月に施行された食品衛生法の改正で、今の第55条第1項の許可になりました(それまでは第52条)。公開されている中でいちばん古い関西広域連合の令和3年度は、ちょうどこの改正のころの試験です。古い年度の衛生法規の問題で条文の番号や制度が出てきたら、いまの法令で確かめてから覚えます。

例題: ぴよパスの予想問題から2問

過去問で論点の形をつかんだら、科目ごとの演習で量を補います。ぴよパスでは、製菓実技を除く6分野(衛生法規・公衆衛生学・食品学・食品衛生学・栄養学・製菓理論)のオリジナル予想問題を登録不要・無料で公開しています。本番と同じ四肢択一で、全問に解説が付いています。2問を紹介します。

例題1(製菓理論) 折り込みパイ生地で、生地で油脂を包んだ後、三つ折りにしてのばす操作を4回行ったときの、油脂の層の数を選ぶ問題です。

答え: 81層 です。包んだ直後の油脂は1層で、三つ折りを1回行うごとに3倍になるので、3×3×3×3=81層です。関西広域連合の令和8年度にも、製菓実技(洋菓子)でフィユタージュ(折り込みパイ生地)の問題が出ています(層の数ではなく、製法の種類を選ぶ問題です)。 この問題を解く →

例題2(衛生法規) 製菓衛生師試験の受験資格のうち、実務経験のルートで必要な菓子製造業への従事期間を選ぶ問題です。

答え: 2年以上 です(製菓衛生師法第5条第2号)。養成施設のルートは1年以上(同条第1号)なので、取り違えやすいところです。東京都の案内では、証明日の時点で従事期間が2年以上あることが必要で、いまは製菓の仕事をしていなくても、過去に2年以上の従事期間があれば受験できるとしています。 この問題を解く →

模擬試験は Premium です

ぴよパスの6分野をまとめて、時間を計って解く模擬試験は Premium(月480円)の機能です。本試験は60問で、科目ごとの配分は自治体ごとに違います。この模擬試験は、それを再現するものではありません。本番の形は、上の公式の過去問で確かめてください。科目ごとの練習問題と解説は、登録しなくても無料のまま解けます。

広告

当サイトの問題について

ぴよパスの問題は、公開されている過去問を写したものではなく、製菓衛生師法・食品衛生法などの法令や行政の資料をもとに独自に作った オリジナルの予想問題 です。製菓実技(和菓子・洋菓子・製パン)の分野の問題はまだありません。製菓実技は、上の公式の過去問で練習してください。

出典

次に読む

製菓衛生師試験の予想問題を無料で解けます

全 103 問の練習問題と解説は登録不要・無料 / 進捗の保存は無料登録 / 模試は Premium (月480円)

合格率
令和8年度 東京都60.8%・岡山県58.1%(実施団体ごとの公表値。公的機関による全国集計はありません)
受験料
おおむね 9,400〜10,900円 (令和8年度の公表例: 関西広域連合9,400円・東京都9,500円・埼玉県9,600円・北海道10,900円。都道府県により異なるため公式の受験案内で要確認)
試験時間
実施団体により異なる (四肢択一のマークシート)

ここまで読めたら、オリジナル予想問題を 1 問だけ解いて、今の理解度を 30 秒で確認しましょう。

対象の参考書・問題集も読み放題 — Kindle Unlimited 30日無料(PR)

この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士、危険物取扱者、衛生管理者、ボイラー技士、冷凍機械責任者、 電気工事士、FP 技能検定、IT パスポート、宅地建物取引士、登録販売者 など 103 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照し、 記事の正確性を担保しています。問題はすべて編集部によるオリジナルで、12 項目の自動ガード (スキーマ検証、正答一意性、計算問題の再検算ほか) + 編集長による最終承認を経て公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

この記事をシェア

LINE で送るX でポスト
広告

この記事は に最終更新されました