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全130問
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ぴよパスでは消防設備士 乙種4類の問題を4カテゴリに分けています。構造・機能及び整備にはオリジナル予想問題を130問収録し、サイト内の消防設備士 乙種4類全345問の約38%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには自動火災報知設備・消防設備士乙種4類・受信機・発信機などがあります。本試験の情報は合格率約34.0% (令和7年度)・試験時間1時間45分・受験料4,400円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。130問のうち95問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、消防関係法令・基礎的知識(電気)・実技(鑑別)などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
自動火災報知設備を構成する主要機器として、正しい組み合わせはどれか。
解説: 自動火災報知設備の主要構成機器は、感知器(火災を自動検知)・受信機(感知器からの信号を受信・表示)・発信機(人が手動で火災を知らせる押しボタン)・地区音響装置(ベル・スピーカー等で在館者に警報を伝える)である。消火ポンプ・放水銃はスプリンクラー設備等の消火設備の機器であり、スプリ…
差動式スポット型感知器の動作原理として正しいものはどれか。
解説: 差動式スポット型感知器は温度の上昇速度(温度変化率)を検知する感知器であり、急激に温度が上昇したとき(例:火災発生時の急激な加熱)に動作する。一定温度に達したときに動作するのは定温式感知器である。煙の濃度で検知するのは光電式またはイオン化式感知器、炎(紫外線・赤外線)で検知するの…
定温式スポット型感知器について、正しい説明はどれか。
解説: 定温式スポット型感知器は設定された公称作動温度以上の温度になったときに動作する感知器である。バイメタル式・可溶合金式・半導体式などの方式がある。公称作動温度は火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第14条第1項により60度以上150度以下(60度以上80度以…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条第4項第6号/火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第14条
光電式スポット型感知器の動作原理として正しいものはどれか。
解説: 光電式スポット型感知器は、感知器内部の暗箱に発光素子(LED等)と受光素子(フォトダイオード等)が配置されており、煙が侵入すると煙粒子による光の散乱が起こり、受光素子に散乱光が届いて検知する(散乱光式)。または煙による光量の減少を検知する方式(減光式)もある。炎の赤外線を検知する…
P型1級受信機の基本機能として、備えていなければならないものはどれか。
解説: P型1級受信機は、受信機に係る技術上の規格を定める省令により、火災表示機能(火災信号を受信したとき赤色の火災灯及び主音響装置により火災の発生を、地区表示装置により当該火災の発生した警戒区域を自動的に表示する。第6条第1項)・音響警報機能(主音響装置の音圧は無響室で前方1mにおいて…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第3条第13号・第4条第1号・第8条第1項第1号
差動式分布型感知器(空気管式)の構造と動作について、正しいものはどれか。
解説: 差動式分布型感知器(空気管式)は、検出部(リレー・ダイヤフラム等を含む本体)と、天井等に配管される細い銅管(空気管)から構成される。火災発生時に空気管内の空気が急激に加熱されて膨張し、検出部内のダイヤフラムが押し上げられて接点が閉じ、火災信号が送出される。広い倉庫・工場・地下駐車…
イオン化式スポット型感知器の動作原理として正しいものはどれか。
解説: イオン化式スポット型感知器は、センサー内部に微量の放射性物質(アメリシウム241)を配置し、放射線によって空気をイオン化させて微弱電流(イオン電流)を流す。煙粒子が侵入するとイオンに付着して電離電流が減少し、この変化を検知して動作する。煙の粒子径が小さい(見えない煙・初期の燃焼ガ…
自動火災報知設備の発信機(P型)の機能として正しいものはどれか。
解説: 発信機(P型)は人が火災を発見したときに手動で押しボタンを操作することにより、受信機に火災信号(発信機作動信号)を送る手動の起動装置である。自動で火災を検知するのは感知器の役割であり、発信機は人が主体となって操作する装置である。発信機のボタンを押すと受信機に信号が送られると同時に…
受信機の「蓄積機能」について、正しい説明はどれか。
解説: 受信機の蓄積機能(アキュムレーター機能)とは、感知器から火災信号が入力されたとき、即時に火災として扱わずに一定時間(5〜60秒程度)保留し、その時間内に信号が継続して入力されている場合のみ火災として表示・警報する機能である。調理の煙や工事の粉塵など一時的な現象による誤動作(非火災…
感知器の「取付け面の高さ」と使用できる感知器の種別について、取付け面の高さが8m以上15m未満の場所に設けることができる感知器の組み合わせとして正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条第4項第2号の表は、取付け面の高さに応じて設けるべき感知器の種別を定めている。8メートル以上15メートル未満の行は「差動式分布型、イオン化式スポット型一種若しくは二種又は光電式スポット型一種若しくは二種」であり、選択肢4がこれにあたる。差動式スポット型・補償…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条第4項第2号
自動火災報知設備の中継器の役割として正しいものはどれか。
解説: 中継器は感知器や発信機からの信号を受けて、受信機への信号伝達や他の消防設備(防火扉・防排煙設備・スプリンクラー設備等)への連動制御信号の中継を行う機器である。大規模建物では感知器から受信機まで直接配線が困難な場合に中継器を経由させる。中継器は受信機の機能の一部を分散させた機器とも…
差動式スポット型感知器の構造について、空気室とリーク孔の役割を正しく説明したものはどれか。
解説: 差動式スポット型感知器の空気室は感知器内部の密閉空間であり、温度が上昇すると内部の空気が膨張してダイヤフラムを押す。リーク孔(小さな穴)は、緩やかな温度上昇の際に膨張した空気をゆっくり外部に逃がすことで、誤作動を防ぐ役割がある。急激な温度上昇(火災時)ではリーク孔から逃げる空気量…
受信機の「地区表示灯」の役割として正しいものはどれか。
解説: 受信機の地区表示灯(地区表示装置)は、火災の発生した警戒区域を自動的に表示するための装置である(受信機に係る技術上の規格を定める省令第6条第1項。アナログ式受信機では注意表示に係る警戒区域、GP型・GR型受信機ではガス漏れの発生した警戒区域も表示する)。この表示によって、どの警戒…
感知器の「作動試験」を行う方法として正しいものはどれか。
解説: 感知器の作動試験は、差動式・定温式等の熱感知器には加熱試験器(ドライヤー形の熱試験器)を使用して加熱し、煙感知器(光電式・イオン化式)には加煙試験器(試験煙を発生させる器具)を使用して煙を充てんし、感知器が正常に動作するかを確認する。受信機のテストボタンは受信機機能の確認であり、…
感知器を設けないことができる場所(感知器の設置除外場所)として、正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条第4項第1号ロは「上屋その他外部の気流が流通する場所で、感知器によつては当該場所における火災の発生を有効に感知することができないもの」を、感知器を設けない部分として掲げている(選択肢3が正しい)。外気が流通して煙や熱が滞留せず、感知器が有効に働かないためであ…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条第4項第1号ロ
自動火災報知設備の受信機に表示される「断線表示」が意味することとして正しいものはどれか。
解説: 受信機の断線表示(障害表示)は、感知器回路の配線が断線したり、感知器との接続が外れるなどして終端抵抗を通じた監視電流が流れなくなった状態を示す。断線を放置すると感知器が動作しても受信機に信号が届かなくなるため、速やかに補修する必要がある。火災表示は別途火災灯・音響で表示され、断線…
光電式分離型感知器の構成と動作について正しいものはどれか。
解説: 光電式分離型感知器は送光部(発光器)と受光部(受光器)が離れて対向配置された感知器である。通常時は送光部から出た光ビームが受光部で受光されているが、火災の煙が光路に侵入すると光が遮断・減衰し受光量が低下することで火災を検知する。光軸の長さは当該感知器の公称監視距離の範囲内としなけ…
炎感知器(紫外線式スポット型)の特徴として正しいものはどれか。
解説: 炎感知器(紫外線式スポット型)は、炎が燃焼する際に放射される紫外線を紫外線検出素子(UV管等)で検知して動作する。応答速度が速く、爆発的な燃焼を伴う火災の早期検知に優れている。一方、炎を上げない無炎燃焼(くすぶり)は検知しにくい特性がある。飛行機格納庫・危険物の貯蔵取扱所のほか、…
自動火災報知設備の「非蓄積型受信機」と「蓄積型受信機」の違いとして正しいものはどれか。
解説: 非蓄積型受信機は感知器からの火災信号を受信すると即時に火災表示と音響警報を行う。蓄積式(蓄積型)受信機は信号を受信してもすぐには火災表示・警報を行わず、一定時間継続して信号が入力されている場合のみ火災として扱う。この蓄積時間は「5秒を超え60秒以内」と定められており、発信機からの…
自動火災報知設備の点検において、受信機の「火災表示試験」の手順として正しいものはどれか。
解説: 受信機の火災表示試験は、受信機本体に設けられた火災試験スイッチを操作することにより、各警戒区域の地区表示灯・主火災灯・音響警報装置が正常に作動することを確認する試験である。実際に火災を起こすことはしない。感知器端子の短絡による確認方法は感知器回路の試験方法の一つだが、受信機の火災…
R型受信機とP型受信機の最大の違いとして正しいものはどれか。
解説: R型受信機は、火災信号・火災表示信号・火災情報信号を「固有の信号」として受信する受信機であり(受信機に係る技術上の規格を定める省令第2条第9号)、感知器・中継器との通信に多重伝送方式を用いて各機器に個別のアドレス(識別番号)を割り当てて管理する。これに対しP型受信機は火災信号・火…
自動火災報知設備の感知器の設置について、差動式スポット型2種感知器の取り付け面の高さ(天井高さ)の上限として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条第4項第2号の表は、取付け面の高さ4メートル以上8メートル未満の行に「差動式スポット型、差動式分布型、補償式スポット型、定温式特種若しくは一種、イオン化式スポット型一種若しくは二種又は光電式スポット型一種若しくは二種」を掲げている。差動式スポット型はここで種…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条第4項第2号
自動火災報知設備の電源について、受信機の常用電源と予備電源に関して正しい記述はどれか。
解説: 自動火災報知設備の受信機の常用電源は交流100V(商用電源)から供給される。停電時には蓄電池(予備電源)に自動的に切り替わる(受信機に係る技術上の規格を定める省令第4条第8号ロ「主電源が停止したときは主電源から予備電源に、主電源が復旧したときは予備電源から主電源に自動的に切り替え…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第3条第13号・第4条第8号
感知器の設置において、「感知区域」と「警戒区域」の関係として正しいものはどれか。
解説: 感知区域とは、壁又は取付け面から0.4メートル(差動式分布型感知器又は煙感知器を設ける場合にあっては0.6メートル)以上突出したはり等によって区画された部分をいう(消防法施行規則第23条第4項第3号ロの括弧書き)。感知器の設置個数を算定するための天井の単位である。一方、警戒区域は…
差動式スポット型感知器の設置個数の算定において、1個の感知器が監視できる床面積(感知面積)として正しいものはどれか。ただし、感知器の種別は2種、取り付け面の高さは4m未満とする。
解説: 消防法施行規則第23条第4項第3号ロの表により、差動式スポット型2種感知器を取付け面の高さ4メートル未満に設ける場合の1個あたりの感知面積は、特定主要構造部を耐火構造とした防火対象物又はその部分で70m²、その他の構造の防火対象物又はその部分で40m²である。同じ表の4メートル以…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条第4項第3号ロ
自動火災報知設備の配線において「P型1級受信機」に接続する感知器回路の電線として適切でないものはどれか。
解説: 消防法施行規則第24条第1号の柱書は「配線は、電気工作物に係る法令の規定によるほか、次に定めるところにより設けること」としており、電気設備に関する技術基準では低圧屋内配線に裸電線を用いることは原則として認められていない。裸電線は感電・短絡の危険があるため感知器回路には使用できず、…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条
総合点検における自動火災報知設備の確認項目として、正しいものはどれか。
解説: 総合点検は、消防用設備等を実際に作動させて総合的な機能を確認する点検である。自動火災報知設備では、感知器を作動させたときに受信機の火災表示と地区音響装置の鳴動まで一連で行われるか、同時作動が正常かといった、設備全体としての動作を確かめる。書類の確認だけ(選択肢1)・外観の確認だけ…
自動火災報知設備において、火災信号を受信してから地区音響装置(ベル等)が鳴動するまでの一般的な動作の流れとして正しいものはどれか。
解説: 自動火災報知設備の動作の流れは、感知器(または発信機)が火災を検知・操作して受信機に信号を送り、受信機がその信号を受信して火災表示(地区表示灯・主火災灯等の点灯)を行うとともに地区音響装置(ベル・チャイム・スピーカー等)を鳴動させる、という順序が基本である。受信機が感知器を起動す…
感知器の「誤報(非火災報)」の主な原因として正しくないものはどれか。
解説: 防火管理者が月次点検を行うこと自体は誤報の原因にはならない(点検において試験スイッチを操作する場合は関係者に周知して行う)。誤報(非火災報)の主な原因は、調理の蒸気・煙による煙感知器の誤動作、工事作業時の粉塵・煙、暖房による急激な温度変化での差動式感知器の誤動作、タバコの煙、虫の…
自動火災報知設備の「アナログ式感知器」の特徴として正しいものはどれか。
解説: アナログ式感知器は温度値または煙濃度値をリアルタイムで受信機(R型対応受信機)に送信し、受信機側で設定された閾値に基づいて注意(警戒)・火災の段階的な判断を行う高機能な感知器である。通常の感知器が閾値を超えた時点のみ信号を送るのに対し、アナログ式は連続的な現在値を送信するため、環…
感知器の「感度種別」(1種・2種・特種)について、最も感度が高いものはどれか。
解説: 感知器の感度種別において、特種が最も感度が高く(より低い温度・煙濃度で作動する)、次いで1種、2種の順に感度が低くなる。感度が高い(鋭敏な)感知器ほど小さな変化で動作するが、誤作動のリスクも高まる。使用場所の用途・環境に合わせた感度種別の選択が重要である。特種は特に正確な検知が求…
自動火災報知設備の保守・点検において、感知器の「汚損・変形」を発見した場合の対処として正しいものはどれか。
解説: 感知器の点検で汚損を発見した場合、軽微な汚れ(埃・虫の付着等)は清掃(エアブロー・軽拭き等)して動作確認を行い継続使用できる場合がある。しかし変形・腐食・著しい損傷・清掃後も動作不良となる場合は感知器を交換する必要がある。汚れが効いてくる部位は感知器の種別で異なるので、一括りにし…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第8条
自動火災報知設備の「熱電対式差動式分布型感知器」の構造として正しいものはどれか。
解説: 熱電対式差動式分布型感知器は、ゼーベック効果(熱電効果)を利用した感知器である。異なる2種類の金属(熱電対素子)を接続した回路において、2点間の温度差が生じると起電力が発生する。この起電力が一定値を超えると(温度上昇率が大きいと)検出部の回路が動作して火災信号を送出する。空気管式…
自動火災報知設備の「空気管式差動式分布型感知器」の点検方法として、「作動試験」の正しい手順はどれか。
解説: 空気管式差動式分布型感知器の火災作動試験は、検出部の試験孔にテストポンプ(空気注入試験器。5cc用の注射器形のもの)を接続し、試験コック等を作動試験の位置に合わせたうえで、検出部に表示された空気量を注入して、ダイヤフラムが押し上げられて接点が動作し受信機に火災信号が届くまでの時間…
自動火災報知設備の感知器を設置する際の「梁(はり)の影響」について正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条第4項第3号ロは、感知区域を「それぞれ壁又は取付け面から〇・四メートル(差動式分布型感知器又は煙感知器を設ける場合にあっては〇・六メートル)以上突出したはり等によって区画された部分」と定義している。したがって梁・換気ダクト等の突出しが0.4メートル以上(差動…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条第4項第3号ロ
自動火災報知設備の「警戒区域一覧図(系統図)」を受信機の付近に備えておく目的(機能上の必要性)として、最も適切なものはどれか。
解説: 消防法施行規則第24条の2第1号ハは「受信機の付近に警戒区域一覧図を備えておくこと」と定めている(同号ただし書により、総合操作盤が設置されている場合はこの限りでない)。その機能上の目的は、受信機の地区表示灯に示された警戒区域番号と、建物上の実際の場所(フロア・部屋)とを対応させる…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条の2第1号ハ
自動火災報知設備の点検票(点検結果報告書)の保存について正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第31条の6第3項は、点検結果を維持台帳に記録することを求めている。非特定防火対象物の報告周期が3年に1回であることから、点検票は少なくとも次の報告まで(3年間)保存しておく必要がある。点検票は消防署への報告(特定防火対象物は1年に1回、非特定防火対象物は3年に1回…
根拠・参照資料: 消防法第17条の3の3、消防法施行規則第31条の6第3項
「複合式感知器」として正しいものはどれか。
解説: 複合式感知器とは、2種類以上の性能を併せもつ感知器である。火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第2条は、差動式スポット型感知器の性能及び定温式スポット型感知器の性能を併せもつもののうち二以上の火災信号を発信するものを熱複合式スポット型感知器(第6号)、同じ…
ガス漏れ火災警報設備に使用するガス検知器の設置について、液化石油ガス(LPG)用のガス検知器を設置する高さとして正しいものはどれか。
解説: 液化石油ガス(LPG:プロパンガス等)は空気より重い(比重が大きい)ため、漏洩した場合は床面付近に滞留する。このため、LPG用のガス検知器は床面から30cm以内の位置に設置する。一方、都市ガス(13A・天然ガス等)は空気より軽いため天井付近に滞留し、都市ガス用のガス検知器は天井面…
自動火災報知設備の受信機に設けられた「主音響装置」と「地区音響装置」の違いとして正しいものはどれか。
解説: 主音響装置は受信機本体に内蔵または受信機の近傍に設置されるブザー・ベル等であり、主に防災センターや管理人室の担当者(防火管理者・警備員等)に火災信号受信を知らせるものである。地区音響装置はベル・チャイム・スピーカー等であり、各階・各区域に分散配置されて建物内の在館者に対して避難を…
定温式感知線型感知器の構造・特徴として正しいものはどれか。
解説: 定温式感知線型感知器は、外観が電線状の感知器であり、ピアノ線などの導体に一定温度で溶融する絶縁物を被覆して2本より合わせた構造をもつ。周囲温度が公称作動温度に達すると絶縁物が溶けて2本の導体が短絡し、火災信号が送出される。絶縁物が溶けた部分は元に戻らないため、一度作動した部分は再…
自動火災報知設備の発信機(押しボタン)の設置高さとして正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第24条の規定により、発信機は床面からの高さが0.8m以上1.5m以下の箇所に設けることとされている。これは大人が立った状態で無理なく押しボタンを操作できる高さである。0.3m以上0.8m以下や1.5m以上2.0m以下では操作しにくく、基準に適合しない。天井面からの…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条
自動火災報知設備の地区音響装置(ベル等)の音圧について、取り付けられた音響装置の中心から1m離れた位置で必要とされる音圧として正しいものはどれか。ただし音声により警報を発するものを除く。
解説: 消防法施行規則第24条の規定により、地区音響装置の音圧は、取り付けられた音響装置の中心から1m離れた位置で90dB以上(音声により警報を発するものは92dB以上)でなければならない。在館者に確実に警報を伝えるための基準である。70dBはP型3級受信機の主音響装置の基準値、85dB…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条
受信機の規格において、火災信号の受信を開始してから火災表示(地区表示・火災灯の点灯等)までの所要時間として定められているものはどれか。
解説: 受信機に係る技術上の規格を定める省令により、受信機は火災信号または火災表示信号の受信を開始してから火災表示までの所要時間が5秒以内でなければならないと定められている(蓄積機能による蓄積時間は除く)。火災の発生を遅滞なく関係者に知らせるための基準である。1秒以内という規定はなく、3…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第8条第1項第3号、受信機に係る技術上の規格を定める省令第11条第5号
感知器の取り付け角度(傾斜)に関する設置基準として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条の規定により、スポット型感知器(炎感知器を除く)は45度以上傾斜させないように設け、差動式分布型感知器の検出部は5度以上傾斜させないように設けることとされている。スポット型は45度・分布型検出部は5度という数値の組み合わせを逆にした出題が多いため確実に区別す…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条
煙感知器(光電式スポット型)を居室の天井に設置する場合の基準として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条の規定により、煙感知器(スポット型)は換気口等の空気吹出し口から1.5m以上離れた位置に設けなければならない。吹出し口の気流により煙が感知器に到達しにくくなるのを防ぐためである。壁または梁からは0.6m以上(0.3mではない)離れた位置に設ける必要がある。感…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条
P型2級受信機(多回線用)に接続できる警戒区域の回線数の上限として正しいものはどれか。
解説: 受信機に係る技術上の規格を定める省令により、P型2級受信機は接続することができる回線の数が5以下と定められている。小規模な防火対象物向けの受信機であり、回線導通試験装置や火災灯の省略など、P型1級よりも一部の機能が簡略化されている。1回線が上限なのはP型3級受信機(およびP型2級…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第8条第2項第1号
地区音響装置の配置に関する設置基準として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第24条の規定により、地区音響装置は各階ごとに、その階の各部分から一の地区音響装置までの水平距離が25m以下となるように設けることとされている。建物内のどこにいても警報音が聞こえるようにするための配置基準である。歩行距離50m以下は発信機の設置基準であり、地区音響装…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条
差動式分布型感知器(空気管式)の空気管の規格・設置に関する記述として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条の規定により、一の検出部に接続する空気管の長さは100m以下としなければならない。空気管が長すぎると空気の膨張が検出部に伝わりにくくなり感度が低下するためである。空気管の露出部分は感知区域ごとに20m以上(5m以上ではない)必要であり、短すぎると火災時の空気…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条
P型受信機の「火災表示の保持機能」に関する説明として正しいものはどれか。
解説: 火災表示の保持機能とは、受信機が火災信号を受信していったん火災表示(火災灯・地区表示灯の点灯、主音響装置の鳴動等)を行うと、その後に感知器が自動復旧しても、火災復旧スイッチによる手動復旧操作をするまで火災表示を保持し続ける機能である(受信機に係る技術上の規格を定める省令第6条第5…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第6条第5項
P型1級受信機(多回線)に備えられている「回線導通試験装置」の目的と仕組みとして正しいものはどれか。
解説: 回線導通試験装置は、感知器回路(配線)が断線していないかを受信機側から確認するための装置である(正解は選択肢1)。感知器回路の末端には終端器(終端抵抗)が接続されており、平常時は微弱な監視電流が流れている。導通試験スイッチと回線選択スイッチを操作して各警戒区域の回線に電流が流れる…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第8条第1項第1号
自動火災報知設備の受信機に内蔵する予備電源の機能・要件として正しいものはどれか。
解説: 受信機の予備電源は、常用電源(交流100V)が停電した場合に自動的に予備電源へ切り替わり、常用電源が復旧すれば自動的に予備電源から常用電源へ復帰する「自動切替・自動復旧」の機能を備えていなければならない(正解は選択肢4)。切替を手動で行う必要はない(選択肢1は誤り)。予備電源には…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第4条第8号
自動火災報知設備のP型発信機の「押しボタン」の構造に関する説明として正しいものはどれか。
解説: P型発信機の押しボタンスイッチは、いたずらや不用意な接触による誤発信を防ぐため、その前方に透明の有機ガラス等でできた保護板が設けられている。火災を発見した人が保護板を破壊し、または押し外すことで押しボタンを押し、接点が閉じて受信機に火災信号を送る構造である(正解は選択肢2)。わず…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第32条
P型1級発信機がP型2級発信機と比べて備えている部品・機能として正しいものはどれか。
解説: P型1級発信機には、受信機との間で相互に通話するための電話ジャック(送受話器を差し込む端子)と、押しボタンを押した際に受信機がその信号を受信したことを発信者に知らせる確認灯(応答ランプ)が備えられている(正解は選択肢1)。これにより発信者は自分の操作が受信機に伝わったことを確認で…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第32条
光電式スポット型感知器(散乱光式)の内部構造に関する説明として正しいものはどれか。
解説: 光電式スポット型感知器(散乱光式)の内部は暗箱(ラビリンス構造)になっており、発光素子(LED等)と受光素子(フォトダイオード等)が、平常時は発光素子の光が受光素子に直接入らない角度で配置されている。火災の煙が暗箱内に入ると煙粒子によって光が散乱し、その散乱光が受光素子に届いて受…
煙感知器のうち光電式スポット型とイオン化式スポット型の検知特性の比較として正しいものはどれか。
解説: 光電式スポット型は煙粒子による光の散乱を利用するため、光を散乱させやすい比較的大きな粒子(可視的な白い煙、木材や繊維のくん焼で生じる煙など)に感度が高い。一方、イオン化式スポット型はイオン電流の変化を利用するため、光を散乱させにくい微小な粒子(燃焼初期に発生する見えにくい煙・燃焼…
「蓄積式(蓄積型)感知器」に関する説明として正しいものはどれか。
解説: 蓄積式(蓄積型)感知器は、煙などが一定濃度以上である状態が一定時間(蓄積時間)継続して初めて火災信号を発する感知器であり、たばこ・調理・粉じん等による一時的・瞬間的な煙での非火災報(誤報)を低減する目的で用いられる(正解は選択肢2)。電気を蓄えて停電時に発報する機能(選択肢1)や…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条第7号・第8号
定温式感知線型感知器の設置上の特徴として正しいものはどれか。
解説: 定温式感知線型感知器は電線(感知線)状の外観をもち、線に沿ったどの部分でも周囲が公称作動温度に達すれば作動する「線」で警戒する感知器である。自在に引き回して配線できるため、ケーブルラック・ベルトコンベア沿い・トンネル・不整形な倉庫など、点で警戒するスポット型感知器では設置・警戒が…
炎感知器の「赤外線式スポット型」の検知原理に関する説明として最も適切なものはどれか。
解説: 赤外線式スポット型炎感知器は、炎の燃焼で生じる二酸化炭素(CO₂)が放射する特定波長付近(およそ4.4μm帯)の赤外線と、炎特有のゆらぎ(ちらつき・フリッカ)を検知して作動する(正解は選択肢1)。単なる赤外線の量だけでなく炎に固有のちらつき成分を捉えることで、暖房器具や太陽光など…
P型受信機に設けられる「スイッチ注意灯(スイッチ注意表示)」の機能として正しいものはどれか。
解説: 受信機に係る技術上の規格を定める省令により、受信機は機能に支障を及ぼすおそれのある操作スイッチ(音響停止スイッチ・火災復旧スイッチ・導通試験スイッチ等)が定位置に戻っていないとき、点滅する注意灯または音響によってその旨を伝達する装置(スイッチ注意灯)を備えなければならない(正解は…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第3条第17号
受信機の「主音響装置」の音圧について、規格上定められている値として正しいものはどれか(火災報知設備に用いるもので、P型3級受信機及びGP型3級受信機に設けるものを除く)。
解説: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第4条第1号ロは、定格電圧における音圧について「無響室で音響装置の中心から前方一メートル離れた地点で測定した値が、火災報知設備に用いる主音響装置にあつては八十五デシベル(P型三級受信機及びGP型三級受信機に設けるものにあつては、七十デシベル)以…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第4条第1号ロ
受信機の「地区音響停止スイッチ」を停止状態にしている間に、新たな警戒区域から火災信号を受信した場合の動作として、規格上正しいものはどれか。
解説: 第3条第18号イは、地区音響停止スイッチが停止状態にある間に受信機が火災信号・火災表示信号又は火災表示をする程度に達した火災情報信号を受信したときは、当該スイッチが一定時間以内に自動的に鳴動状態へ移行することを求めています(正解は選択肢1)。最初の火災で音響を一時停止していても、…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第3条第18号イ
自動火災報知設備の発信機の直近に設ける「表示灯」の基準として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第24条第8号の2ハ・ニの規定により、発信機の直近の箇所には表示灯を設け、その表示灯は赤色の灯火で、取付け面と15度以上の角度となる方向に沿って10メートル離れたところから点灯していることが容易に識別できるものでなければならない(正解は選択肢4)。この表示灯は平常時…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条
自動火災報知設備の「T型発信機」の構造・操作方法として、P型発信機と異なる点はどれか。
解説: T型発信機は電話型の送受話器を備えた発信機で、送受話器を取り上げると自動的に火災信号が受信機へ送られると同時に、受信機のある場所(防災センター等)と相互に通話ができる構造である(正解は選択肢1)。押しボタンを押して発信するP型発信機とは操作方法が異なり、保護板を破って押す方式(選…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第34条
自動火災報知設備の中継器の「予備電源」に関する規格上の扱いとして正しいものはどれか。
解説: 中継器に係る技術上の規格を定める省令により、中継器のうち受信機から電力の供給を受ける方式のものは、停電時にも受信機側の予備電源によってバックアップされるため予備電源を設けなくてよい。一方、自ら常用電源(交流100V等)を必要とし、感知器や他の機器に電力を供給する方式の中継器には予…
根拠・参照資料: 中継器に係る技術上の規格を定める省令第3条
イオン化式スポット型感知器の内部構造として正しいものはどれか。
解説: イオン化式スポット型感知器は、微量の放射性物質(アメリシウム241)で空気をイオン化した2つのイオン室、すなわち外気(煙)が入りやすい外部イオン室(検出側)と、外気が入りにくい内部イオン室(基準側)をもつ構造である。平常時は両室のイオン電流が釣り合っているが、煙が外部イオン室に入…
光電式スポット型(散乱光式)と光電式分離型(減光式)の検知原理の違いとして正しいものはどれか。
解説: 光電式スポット型(散乱光式)は、平常時は発光素子の光が受光素子に直接当たらない角度で配置されており、煙が入ると煙粒子で光が散乱してその散乱光が受光素子に届き、受光量が増加することで作動する。一方、光電式分離型(減光式)は送光部と受光部が離れて対向配置され、平常時は受光部が光ビーム…
炎感知器(紫外線式・赤外線式スポット型)の型式区分および設置上の特徴として正しいものはどれか。
解説: 炎感知器(紫外線式・赤外線式スポット型)には、設置環境に応じて屋内型・屋外型・道路型の区分があり、感知器にはこのうち該当する型式を表示しなければならない(火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第43条第1項第1号ヲ)。道路型は道路トンネルなど道路の用に供され…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第43条第1項第1号ヲ
受信機の「予備電源試験」の方法として正しいものはどれか。
解説: 受信機の予備電源試験は、受信機に設けられた予備電源試験スイッチを操作して電源を予備電源側に切り替え、受信機の電圧計の指示値が良否の判定範囲(規定の電圧範囲)内にあるかを確認するとともに、常用電源と予備電源の切替が正常に行われるかを確認する方法で行う(正解は選択肢3)。受信機の予備…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第4条第8号
感知器の接点圧力及び構造に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 感知器規格省令第9条第2項は、不活性ガス中に密封されたものを除く感知器の接点について、接点を接触させるために要する力の2倍の力を加えた場合における接点圧力が0.05ニュートン以上であることを求めています。わずかな振動などで接点が離れて信号が途切れないようにするための規定です。さら…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第9条
イオン化式スポット型感知器の気流試験に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 感知器規格省令第10条は、イオン化式スポット型感知器の性能を有する感知器について、通電状態で風速5メートル毎秒の気流に5分間投入したときに火災信号を発しないことを求めています。イオン化式は空気の流れでイオン電流が変化しやすいため、空調の風などで誤報を出さないことを確かめる試験です…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第10条
光電式分離型感知器の設置に関する消防法施行規則の定めとして、誤っているものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条第4項第7号の3ホは、光電式分離型感知器の光軸の高さを天井等の高さの80パーセント以上となるように設けることを求めており、50パーセントではありません。煙は天井付近に溜まるため、光軸を天井に近い位置に置く必要があります。同号はほかに、受光面が日光を受けないこ…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条
感知器又は発信機に電球を用いる場合の規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 感知器規格省令第4条第1号は、感知器又は発信機に電球を用いる場合、使用される回路の定格電圧の130パーセントの交流電圧を20時間連続して加えた場合に、断線・著しい光束変化・黒化・著しい電流の低下を生じないことを求めています。定格より3割高い電圧を長時間かけても劣化しないことを確か…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第4条
感知器の絶縁抵抗試験に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 感知器規格省令第30条は、感知器の絶縁された端子の間及び充電部と金属製外箱との間の絶縁抵抗について、直流500ボルトの絶縁抵抗計で測定した値が50メガオーム以上(定温式感知線型感知器は線間で1メートル当たり1,000メガオーム)であることを求めています。0.1メガオームは電気設備…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第30条
感知器の絶縁耐力試験に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 感知器規格省令第31条は、充電部と金属製外箱との間の絶縁耐力について、50ヘルツ又は60ヘルツの正弦波に近い実効電圧500ボルト(定格電圧が60ボルトを超え150ボルト以下のものは1,000ボルト、150ボルトを超えるものは定格電圧の2倍に1,000ボルトを加えた値)の交流電圧を…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第31条
感知器の衝撃電圧試験に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 感知器規格省令第27条は、通電状態において内部抵抗50オームの電源から500ボルトの電圧を、パルス幅1マイクロ秒・繰返し周期100ヘルツ、及びパルス幅0.1マイクロ秒・繰返し周期100ヘルツで加える試験を15秒間行った場合に機能に異常を生じないことを求めています。雷サージなど瞬間…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第27条
P型1級発信機とP型2級発信機の違いに関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 感知器規格省令第32条は、P型1級発信機には第1号から第8号までのすべてを、P型2級発信機には第1号から第5号まで及び第8号だけを適用しています。適用されない第6号・第7号が、火災信号が受信機に伝わったことを確認できる装置(確認灯)と、受信機との間で相互に電話連絡ができる装置にあ…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第32条
T型発信機の構造及び機能に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 感知器規格省令第34条は、T型発信機について、火災信号が送受話器を取り上げたときに伝達されること、送受話器の取扱いが容易にできること、受信機との間で同時通話をすることができる装置を有することを定めています。押しボタンを押すP型発信機と違い、受話器を上げるだけで信号が出て、そのまま…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第34条
発信機に表示しなければならない事項として、規格省令上定められていないものはどれか。
解説: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第43条第1項第2号は、発信機に表示する事項として、同項第1号ヘからリまで(ヘ=型式及び型式番号、ト=製造年、チ=製造事業者の氏名又は名称、リ=取扱方法の概要)のほか、P型一級・P型二級・T型又はM型の別及び「発信機」と…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第43条第1項第2号
R型受信機に求められる機能として、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第9条は、R型受信機について火災表示試験装置のほか、終端器に至る外部配線の断線及び受信機から中継器(感知器からの火災信号を直接受信するものは感知器)に至る外部配線の短絡を検出する装置を有することを求めています。R型は中継器や感知器が固有の信号を返す方式なので、P型の…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第9条
P型1級受信機の機能に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第8条第1号は、P型1級受信機に火災表示試験装置と導通試験装置による試験機能を求め、さらにこれらの装置の操作中に他の警戒区域から火災信号又は火災表示信号を受信したときにも火災表示ができることを求めています。試験中に本当の火災を見逃さないための規定です。ただし接続でき…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第8条
受信機の電源電圧変動試験に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第14条は、主電源については定格電圧の90パーセント以上110パーセント以下、予備電源については定格電圧の85パーセント以上110パーセント以下の範囲内で電圧が変動した場合に機能に異常を生じないことを求めています。予備電源のほうが下限が低く設定されているのは、蓄電池…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第14条
受信機の地区音響鳴動装置に関する規格省令の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第6条の4は、受信機において地区音響装置を鳴動させる装置(地区音響鳴動装置)の要件を定めています。第1号は、ベル、ブザー等の音響による警報を発する地区音響装置に係るものについて「地区音響装置を確実に鳴動させる機能を有すること」としており、これが…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第6条の4
廊下及び通路に煙感知器を設置する場合の基準として、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条第4項第7号ヘは、廊下及び通路に設ける煙感知器について、歩行距離30メートル(3種の感知器にあっては20メートル)につき1個以上の個数を設けることを求めています。距離は水平距離ではなく歩行距離で、感度の低い3種は間隔が短くなります。階段及び傾斜路の垂直距離1…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条
階段及び傾斜路に煙感知器を設置する場合の基準として、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条第4項第7号ヘは、階段及び傾斜路に設ける煙感知器について、垂直距離15メートル(3種の感知器にあっては10メートル)につき1個以上の個数を設けることを求めています。階段は縦に貫通する空間なので、床面積ではなく垂直方向の距離で個数を決めます。廊下・通路の歩行距…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条
自動火災報知設備の感知器回路に共通線を設ける場合の基準として、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第24条第1号ヘは、感知器回路に共通線を設ける場合、共通線1本につき7警戒区域以下とすることを定めています。1本の共通線が断線すると、それが受け持つ警戒区域がまとめて機能を失うため、影響範囲に上限を設けています。ただしR型受信機及びGR型受信機に接続される固有の信号…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条
P型受信機及びGP型受信機に接続する感知器回路の電路の抵抗に関する消防法施行規則の定めとして、正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第24条第1号トは、P型受信機及びGP型受信機の感知器回路の電路の抵抗を50オーム以下となるように設けることを定めています。抵抗が大きすぎると感知器が作動しても受信機側で電流の変化を検出できなくなるため、上限が置かれています。感知器の絶縁抵抗(規格省令で50メガオー…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条
差動式分布型感知器の定義として、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第2条第3号は、差動式分布型感知器を、周囲の温度の上昇率が一定の率以上になったときに火災信号を発信するもので広範囲の熱効果の累積により作動するものと定義している。一局所の熱効果によるものは同条第2号の差動式スポット型、外観が電線状のものは同条第4号の定温式感知線型…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第2条第3号
多信号感知器について、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第2条第19号の2は多信号感知器を異なる二以上の火災信号を発信するものと定義し、第8条第10号は、その有する性能、種別、公称作動温度又は公称蓄積時間の別ごとに異なる二以上の火災信号を発信できることを求めている。一の火災信号を発信するものは補償式スポット型、温度に対…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第2条第19号の2・第8条第10号
イオン化式スポット型感知器や光電式スポット型感知器に講じなければならない虫の侵入防止のための措置として、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第8条第9号は、イオン化式スポット型感知器の性能を有する感知器、光電式スポット型感知器の性能を有する感知器、イオン化アナログ式スポット型感知器及び光電アナログ式スポット型感知器について、目開き1ミリメートル以下の網、円孔板等により虫の侵入防止のための措置を講ずるこ…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第8条第9号
光電式感知器の性能を有する感知器の構造について、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第8条第8号は、光電式感知器の性能を有する感知器等について、光源を半導体素子とすること及び作動表示装置を設けることを定めている。ただし、当該感知器が信号を発信した旨を表示する受信機に接続することができるものは、作動表示装置を設けないことができる。白熱電球や放電灯を…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第8条第8号
放射性物質を使用する感知器の構造について、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第8条第11号は、放射性物質を使用する感知器について、当該放射性物質を密封線源とし、その線源が外部から直接触れることができず、かつ、火災の際容易に破壊されないものであることを求めている。同号は、使用する放射性物質の核種をアメリシウムに限定する規定ではない。
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第8条第11号
炎感知器の構造について、規格省令が定める内容として誤っているものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第8条第12号は、炎感知器について受光素子の耐久性、検知部の清掃の容易さ、作動表示装置を設けること、汚れ監視型のものでは検知部の汚れを受信機へ自動的に送信できることを求めている。作動表示装置は設けてはならないものではなく原則として設けるべきもので、火災信号を発信し…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第8条第12号
自動試験機能等対応型感知器について、感知器の発信機能の状態を確認するのに要する時間として、規格省令が定めるものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第8条第13号は、自動試験機能等対応型感知器について、自動試験機能等に対応する機能が感知器の発信機能の状態を確認できるものであること、及びその確認に要する時間が30秒以内であることを定めている。蓄積型のものは公称蓄積時間を加えた時間まで認められる。同条第16号の無…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第8条第13号
無線式感知器の機能について、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第8条第16号ハ(1)は、火災を感知した感知器の無線設備が火災信号を受信してから発信するまでの所要時間を5秒以内と定めている。同号ホの発信状態信号は168時間以内ごとに自動発信できる装置を設けるのが原則だが、受信機から発信状態を確認できるもの又は連動型警報機能付感…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第8条第16号ロ・ハ(1)・ホ
警報機能付感知器の機能について、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第8条第17号は、警報機能付感知器について警報を10分間以上継続できることを求める。警報音の音圧は、原則として定格電圧の85パーセントの電圧で測定するが、供給電力の電圧変動範囲を指定する受信機若しくは中継器に接続するもの又はこれらから電力を供給されないものは、指定…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第8条第17号イからハまで
差動式分布型感知器の線状感熱部及び定温式感知線型感知器の引張試験について、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第11条第2項は、差動式分布型感知器の線状感熱部及び定温式感知線型感知器について、25センチメートル当たり100ニュートンの引張荷重を加えた場合に切断せず、機能に異常を生じないことを求めている。20ニュートンは同条第1項の、端子に代えて電線を用いる感知器の電線1本…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第11条第2項
感知器及び発信機の電源電圧変動試験について、規格省令が定める電圧の範囲として正しいものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第6条は、感知器及び発信機について、電源電圧が原則として定格電圧の85パーセント以上110パーセント以下の範囲内で変動しても機能に異常を生じないことを求めている。ただし、供給電力の電圧変動範囲を指定する受信機若しくは中継器に接続するもの又はこれらから電力を供給され…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第6条
定温式感知器の不作動試験について、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第14条第2項第2号は、定温式感知器の不作動試験について、公称作動温度より10度低い風速1メートル毎秒の垂直気流に投入したとき10分以内で作動しないことを定めている。公称作動温度の125パーセントの温度の気流に投入するのは同項第1号の作動試験の条件であり、こちらは…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第14条第2項
炎感知器の公称監視距離及び視野角について、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 感知器等規格省令第17条の8は、炎感知器の公称監視距離を視野角5度ごとに定めるものとし、20メートル未満は1メートル刻み、20メートル以上は5メートル刻みとしている。また同条第3項は道路型の炎感知器の最大視野角を180度以上と定める。5メートル以上100メートル以下で5メートル刻…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第17条の8
感知器の周囲温度試験について、規格省令が定める温度の範囲として正しいものはどれか。ただし、定温式感知器の性能を有するもの及び熱アナログ式スポット型のものを除く。
解説: 感知器等規格省令第19条は、屋外型又は道路型の炎感知器について零下20度以上50度以下、これらと定温式感知器の性能を有するもの等を除く感知器について零下10度以上50度以下の周囲温度で機能に異常を生じないことを求めている。屋外型の発信機や受信機の周囲温度試験は別の条で定められてお…
根拠・参照資料: 火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令第19条
受信機の電源スイッチについて、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第3条第11号は、主電源の両極を同時に開閉できる電源スイッチを受信機の内部に設けることを定めている。ただし、P型3級受信機、接続することができる回線の数が1のG型受信機及びGP型3級受信機のうちG型受信機の機能としての接続回線数が1であるものは除かれる。
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第3条第11号
受信機に復旧スイッチ又は音響装置の鳴動を停止するスイッチを設ける場合の取扱いとして、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第3条第16号は、復旧スイッチ又は音響装置の鳴動を停止するスイッチを設けるものについて、当該スイッチを専用のものとすることを定めている。他の機能と兼用すると誤操作で監視状態が失われるためである。当該スイッチを受信機の内部に設ける場合、及びP型3級受信機又はGP型3級…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第3条第16号
受信機に蓄積時間を調整する装置を設ける場合、その装置を設ける位置として規格省令上正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第3条第19号は、蓄積時間を調整する装置を設けるものについて、当該装置を受信機の内部に設けることを定めている。蓄積時間は非火災報の防止と火災の早期発見の均衡を決める値であり、外から容易に変更できると設計した性能が保てなくなるためである。中継器についても中継器規格省令…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第3条第19号
受信機に用いる音響装置について、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第4条第1号は、音響装置が定格電圧の90パーセント、予備電源が設けられているものは当該予備電源の定格電圧の85パーセントの電圧で音響を発することを求めている。あわせて定格電圧で連続8時間鳴動しても構造又は機能に異常を生じないこと、火災表示に係る音響を優先して発し他の…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第4条第1号
受信機に用いる表示灯について、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第4条第4号は、表示灯の電球を2以上並列に接続すること、周囲の明るさが300ルクスの状態において前方3メートル離れた地点で点灯していることを明確に識別できることを定めている。並列接続は1個が断線しても表示が消えないようにするためで、放電灯又は発光ダイオードを用いるも…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第4条第4号
G型受信機用の予備電源の容量について、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第4条第8号は、G型受信機用の予備電源の容量を、2回線を1分間有効に作動させ同時にその他の回線を1分間監視状態にすることができる容量以上と定めている。監視状態を60分間継続した後に2の警戒区域の回線を作動させる容量はP型受信機用又はR型受信機用のもので、GP型受信機…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第4条第8号
火災灯を設けないことができる受信機として、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第6条の2第1号は、P型受信機について火災灯を設けず、火災灯に係る火災表示を行わないことができると定めている。ただし接続することができる回線の数が2以上のP型1級受信機は除かれるため、多回線のP型1級受信機には赤色の火災灯が必要である。同条は接続回線数が1の受信機に…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第6条の2第1号
P型1級受信機が2回線から火災信号又は火災表示信号を同時に受信した場合の動作について、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第8条第1項第4号は、2回線から火災信号又は火災表示信号を同時に受信したときに火災表示をすることができることを求めている。同時受信で表示が行われないと、複数の警戒区域で同時に火災が発生した場合や試験装置の操作中に受信した場合に報知が失われるためである。P型2級受信機…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第8条第1項第4号
G型受信機がガス漏れ信号を受信したときの表示について、規格省令上正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第6条第4項は、G型受信機、GP型受信機及びGR型受信機について、ガス漏れ信号を受信したとき黄色のガス漏れ灯及び主音響装置によりガス漏れの発生を、地区表示装置により発生した警戒区域を自動的に表示することを定めている。赤色の火災灯は同条第1項の火災表示に用いるもので、…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第6条第4項
受信機及び中継器の周囲温度試験について、規格省令が定める温度の範囲として正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第15条は受信機について周囲の温度が零度以上40度以下の場合に、中継器規格省令第8条は中継器について零下10度以上50度以下の場合に、それぞれ機能に異常を生じないことを求めている。受信機は防災センター等の室内に設けられるのに対し、中継器は天井裏など環境の厳しい場所に…
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第15条・中継器に係る技術上の規格を定める省令第8条
受信機及び中継器の繰返し試験の回数について、規格省令が定めるものとして正しいものはどれか。
解説: 受信機規格省令第16条は、火災報知設備に使用する受信機の火災表示の作動を定格電圧で10,000回繰り返した場合に構造又は機能に異常を生じないことを求めている。中継器規格省令第9条は中継器について2,000回の作動の繰返しを定めており、機器ごとに回数が異なる。
根拠・参照資料: 受信機に係る技術上の規格を定める省令第16条・中継器に係る技術上の規格を定める省令第9条
地区音響装置を鳴動させる中継器の構造について、規格省令が定める内容として正しいものはどれか。
解説: 中継器規格省令第3条第1項第11号は、地区音響装置を鳴動させる中継器について、受信機において操作しない限り鳴動を継続させることを定めている。中継器の側で警報を止められると、受信機を監視している者の知らないところで在館者への報知が失われるため、鳴動の制御は受信機に一元化されている。
根拠・参照資料: 中継器に係る技術上の規格を定める省令第3条第1項第11号
差動式スポット型感知器と煙感知器の下端を設ける位置について、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第23条第4項第3号イは、差動式スポット型感知器、定温式スポット型感知器及び補償式スポット型その他の熱複合式スポット型感知器の下端を取付け面の下方0.3メートル以内に設けることを定めている。同項第7号は光電式分離型感知器を適用対象から除き、同号ハで対象となる煙感知器の下端を取…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条第4項第3号イ・第7号ハ・第7号の3
差動式分布型感知器(熱半導体式のもの)について、1の検出器に接続することができる感熱部の数として、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第23条第4項第4号の3ハは、差動式分布型感知器のうち熱半導体式のものについて、1の検出器に接続する感熱部の数を2以上15以下とすることを定めている。熱電対式のものでは同項第4号の2ハにより1の検出部に接続する熱電対部の数が20以下とされており、方式によって上限が異なる点に注…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条第4項第4号の3
定温式感知線型感知器の設置について、感知区域ごとに取付け面の各部分から感知器のいずれかの部分までの水平距離として、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第23条第4項第5号ロは、定温式感知線型感知器について、感知区域ごとに取付け面の各部分から感知器のいずれかの部分までの水平距離を、特種又は1種で3メートル以下、耐火構造では4.5メートル以下、2種で1メートル以下、耐火構造では3メートル以下と定めている。取付け面の各辺から1.…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条第4項第5号
定温式感知器の性能を有する感知器を設ける場所の温度の条件について、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第23条第4項第6号は、定温式感知器の性能を有する感知器を、正常時の最高周囲温度が基準温度より20度以上低い場所に設けるよう定めている。基準温度は、補償式スポット型感知器では公称定温点、その他では公称作動温度であり、二以上の公称作動温度を有するものは最も低い公称作動温度を用い…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条第4項第6号
炎感知器(道路の用に供される部分に設けられるものを除く。)の設置基準にいう監視空間について、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第23条第4項第7号の4ロは、炎感知器について、壁によって区画された区域ごとに、当該区域の床面から高さ1.2メートルまでの空間を監視空間とし、その各部分から当該感知器までの距離が公称監視距離の範囲内となるように設けることを定めている。床面近くの燃焼を確実にとらえるための考え方…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条第4項第7号の4
自動火災報知設備の感知器の信号回路の配線について、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第24条第1号イは、感知器の信号回路を容易に導通試験できるよう送り配線とし、回路の末端に発信機、押しボタン又は終端器を設けることを定めている。途中で配線を分岐すると、分岐側が断線しても受信機から本線を経て回路末端までの導通が残り、分岐側の断線を導通試験で発見できないおそれがあ…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条第1号
自動火災報知設備の配線に使用する電線とその他の電線との関係について、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第24条第1号ニは、自動火災報知設備の配線に使用する電線とその他の電線とを同一の管、ダクト、線ぴ又はプルボックス等の中に設けないことを定めている。他の電線からの誘導や地絡の影響で火災信号の伝達に支障が生じるのを防ぐためである。ただし、60ボルト以下の弱電流回路に使用する電線は…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条第1号ニ
受信機の操作スイッチを設ける高さについて、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第24条第2号ロは、受信機の操作スイッチを床面からの高さが0.8メートル以上1.5メートル以下の箇所に設けることを定めており、いすに座って操作するものは下限が0.6メートルとなる。立った姿勢でも座った姿勢でも無理なく操作できる範囲に収めるための基準で、ガス漏れ火災警報設備の受…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条第2号
P型・GP型受信機の適用面積による設置制限について、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第24条第2号チは、1回線のP型2級・GP型2級受信機を、延べ面積が350平方メートルを超える防火対象物に設けないことを定める。ただし、令第21条第1項第10号・第11号・第13号に係る階に設ける場合は、延べ面積ではなく当該階の床面積で判定する。同号リのP型3級・GP型3級受…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条第2号チ・リ
音声により警報を発する地区音響装置の音圧について、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第24条第5号の2イは、音声により警報を発する地区音響装置について、取り付けられた音響装置の中心から1メートル離れた位置で92デシベル以上であることを定めている。ベル、ブザー等の音響による地区音響装置は同条第5号イにより90デシベル以上とされており、音声のほうが要求値が高い。…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条第5号の2
一の警戒区域に蓄積型の感知器又は蓄積式中継器を設ける場合の受信機の要件として、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第24条第8号は、一の警戒区域に蓄積型の感知器又は蓄積式中継器を設ける場合、受信機は当該警戒区域において二信号式の機能を有しないものであることを定めている。蓄積と二信号式はいずれも火災表示を遅らせて非火災報を防ぐ仕組みであり、重ねて用いると火災の報知が過度に遅れるためである。
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条第8号
自動火災報知設備の受信機に接続する発信機の種別の組合せについて、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第24条第8号の2ホは、P型1級・GP型1級・R型・GR型受信機に接続するものをP型1級発信機とし、P型2級・GP型2級受信機に接続するものをP型2級発信機とする。ただし、同号の柱書きにより、1回線のP型2級受信機、P型3級受信機、1回線のGP型2級受信機若しくはGP型3級受…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条第8号の2柱書き・ホ
ガス漏れ検知器を燃焼器又は貫通部から設ける水平距離について、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第24条の2の3第1号イは比重が1未満のガスについて燃焼器又は貫通部から水平距離8メートル以内に、同号ロは比重が1を超えるガスについて水平距離4メートル以内に検知器を設けることを定めている。比重が1未満のガスは天井付近に広がるため有効に検知できる範囲が広く、比重が1を超えるガ…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条の2の3第1号
ガス漏れ火災警報設備の検知区域警報装置の音圧について、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第24条の2の3第4号ハは、検知区域警報装置について、当該装置から1メートル離れた位置で音圧が70デシベル以上となるものであることを定めている。警報機能を有する検知器を設置する場合並びに機械室その他常時人がいない場所及び貫通部には、検知区域警報装置を設けないことができる。自動…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条の2の3第4号
ガス漏れ火災警報設備のガス漏れ表示灯について、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第24条の2の3第4号ロは、ガス漏れ表示灯について、検知器を設ける室が通路に面している場合は当該通路に面する部分の出入口付近に設けること、前方3メートル離れた地点で点灯していることを明確に識別できるように設けることを定め、一の警戒区域が一の室からなる場合は設けないことができる…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条の2の3第4号
ガス漏れ火災警報設備における検知器の標準遅延時間と受信機の標準遅延時間の合計について、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第24条の2の3第1項第8号は、検知器がガス漏れ信号を発する濃度のガスを検知してからガス漏れ信号を発するまでの標準遅延時間と、受信機がガス漏れ信号を受信してからガス漏れが発生した旨を表示するまでの標準遅延時間の合計を60秒以内と定めている。これは二つの標準遅延時間の合計につい…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条の2の3第1項第8号
消防機関へ通報する火災報知設備のうち火災通報装置について、消防法施行規則上正しいものはどれか。
解説: 規則第25条第2項第1号は、一の押しボタンの操作等により消防機関へ通報できる火災通報装置を防災センター等に設置することを定める。同条第3項第5号は、令別表第一(6)項イ(1)・(2)及びロ、並びにこれらの用途に供される部分がある(16)項イ・(16の2)項・(16の3)項の防火対…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第25条第2項第1号・第3項第5号
ぴよパスに収録している消防設備士 乙種4類「構造・機能及び整備」のオリジナル練習問題 全130問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級40問・中級53問・上級37問の全130問構成です。うち95問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
60秒以内はガス漏れ火災警報設備の受信機におけるガス漏れ表示までの所要時間の基準であり、火災表示の5秒以内と混同しないよう注意が必要である。→ Q44 受信機の規格において、火災信号の受信を開始してから火災表示(地区表示・火災灯の点灯等)まで… で確認する
熱電対式のものでは同項第4号の2ハにより1の検出部に接続する熱電対部の数が20以下とされており、方式によって上限が異なる点に注意が必要である。→ Q115 差動式分布型感知器(熱半導体式のもの)について、1の検出器に接続することができる感熱部の数… で確認する
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