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消防法施行規則第33条の3に定める甲種消防設備士免状の指定区分と、その区分で工事又は整備を行うことができる消防用設備等の組合せとして、正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の6第2項は、甲種消防設備士が行える工事又は整備の種類と乙種消防設備士が行える整備の種類を総務省令に委ね、消防法施行規則第33条の3第1項の表が甲種の指定区分ごとの対象を定めている。第5類は金属製避難はしご、救助袋又は緩降機であり、1が正しい。2:漏電火災警報器は甲…
根拠・参照資料: 消防法第17条の6第2項、消防法施行規則第33条の3第1項・第3項
関連キーワード: 甲種消防設備士免状・指定区分・金属製避難はしご・漏電火災警報器・粉末消火設備
消防設備士免状を交付する権限を持つ者として正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の7第1項の規定により、消防設備士免状は試験に合格した者が試験を行った都道府県の知事から交付を受ける。消防庁長官や総務大臣は交付権限を持たない。試験を実施するのは一般財団法人消防試験研究センターであるが、免状の交付は都道府県知事が行う。消防長や消防署長、消防本部を置…
根拠・参照資料: 消防法第17条の7第1項
関連キーワード: 免状交付・都道府県知事・消防設備士
消防法施行令第7条に定める消防用設備等の区分について、正しいものはどれか。
解説: 消防法施行令第7条は、消防用設備等を消火設備・警報設備・避難設備(第1項)、消防用水(第5項)、消火活動上必要な施設(第6項)に分けている。同条第3項第4号は、警鐘、携帯用拡声器、手動式サイレンその他の非常警報器具を警報設備に含めており、1が正しい。2:連結送水管は第6項の消火活…
根拠・参照資料: 消防法施行令第7条
関連キーワード: 消防用設備等・警報設備・非常警報器具・消火活動上必要な施設・消防用水
消防設備士が甲種4類の免状で工事できる設備として正しいものはどれか。
解説: 甲種4類の消防設備士免状で工事・整備できる設備は、自動火災報知設備・ガス漏れ火災警報設備・消防機関へ通報する火災報知設備(火災通報装置)の3種類である。スプリンクラー設備・屋内消火栓設備は甲種1類の業務範囲。泡消火設備は甲種2類。ハロゲン化物消火設備は甲種3類の業務範囲となる。
根拠・参照資料: 消防法第17条の6第2項、消防法施行規則第33条の3、消防法施行令第36条の2
関連キーワード: 甲種4類・業務範囲・自動火災報知設備
工事整備対象設備等着工届(着工届)について、消防法令に定める内容として正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の14により、甲種消防設備士は、令第36条の2の工事をしようとするときは、着手しようとする日の10日前までに、工事整備対象設備等の種類、工事の場所その他必要な事項を消防長又は消防署長に届け出る(消防本部を置かない市町村では法第3条第1項により市町村長)。5が正しい。…
根拠・参照資料: 消防法第17条の14、消防法第3条第1項、消防法第17条の3の2、消防法施行令第36条の2
関連キーワード: 着工届・甲種消防設備士・設置届・工事整備対象設備等・電源の部分
消防設備士の再講習(定期講習)の受講義務について、正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の10及び消防法施行規則第33条の17の規定により、消防設備士は免状の交付を受けた日以後における最初の4月1日から2年以内に講習を受け(同条第1項)、その後は講習を受けた日以後における最初の4月1日から5年以内に講習を受けなければならない(同条第2項)。起算点は「免…
根拠・参照資料: 消防法第17条の10、消防法施行規則第33条の17第1項・第2項
関連キーワード: 再講習・定期講習・最初の4月1日・2年以内・5年以内
消防設備士免状について、消防法令に定める内容として正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の7第2項で準用する第13条の2第4項第1号により、都道府県知事は、免状の返納を命ぜられ、その日から起算して1年を経過しない者に免状の交付を行わないことができる。3が正しい。1:書換えの申請先は、交付した都道府県知事又は居住地若しくは勤務地を管轄する都道府県知事で、…
根拠・参照資料: 消防法第17条の7第2項、消防法第13条の2第4項~第6項、消防法施行令第36条の3、第36条の5、第36条の6
関連キーワード: 消防設備士免状・返納命令・書換え・再交付・都道府県知事
甲種消防設備士試験の受験資格として、消防法令に定められていないものはどれか。
解説: 甲種消防設備士試験の受験資格は、消防法第17条の8第4項と消防法施行規則第33条の8第1項に定められている。乙種免状に係る資格は、免状の交付を受けた後2年以上、工事整備対象設備等の整備の経験を有する者(法第17条の8第4項第2号)であり、交付後に年数が経過しただけでは受験資格にな…
根拠・参照資料: 消防法第17条の8第4項、消防法施行規則第33条の8第1項
関連キーワード: 受験資格・甲種消防設備士試験・乙種消防設備士免状・第二種電気工事士・実務経験
消防法施行令別表第1に掲げる防火対象物のうち、「特定防火対象物」に該当するものとして正しいものはどれか。
解説: 消防法施行令別表第1により、特定防火対象物とは不特定多数の者が利用する施設で、火災発生時に危険性が高いものをいう。カラオケボックス(同令別表第1(2)項ニ)は特定防火対象物に該当する。共同住宅((5)項ロ)は非特定防火対象物。工場((12)項イ)・倉庫((14)項)・神社・寺院(…
根拠・参照資料: 消防法施行令別表第1
関連キーワード: 特定防火対象物・カラオケボックス・別表第1
消防法施行令第21条第1項は、令別表第一(9)項イの防火対象物(蒸気浴場、熱気浴場その他これらに類する公衆浴場)のうち、延べ面積が一定以上のものに自動火災報知設備を設置するとしている。この延べ面積の下限として、正しいものはどれか。
解説: 消防法施行令第21条第1項は用途ごとに号を分けて自動火災報知設備の設置対象を定めており、(9)項イの蒸気浴場・熱気浴場などは第2号により延べ面積200m²以上のものが設置対象となる。4が正しい。1:150m²は同項の延べ面積の基準に無い値である。2:300m²は第3号で、劇場・飲…
根拠・参照資料: 消防法施行令第21条第1項
関連キーワード: 自動火災報知設備・延べ面積・蒸気浴場・熱気浴場・特定防火対象物
防火管理者を選任しなければならない防火対象物として、次のうち誤っているものはどれか。
解説: 防火管理者の選任義務が生じる収容人員は、消防法施行令第1条の2第3項が用途ごとに定めている。特定防火対象物は原則30人以上、そのうち自力避難が困難な者が入所する福祉施設等は10人以上、非特定防火対象物は50人以上である。神社・寺院は非特定防火対象物なので基準は50人以上であり、「…
根拠・参照資料: 消防法第8条、消防法施行令第1条の2
関連キーワード: 防火管理者・収容人員・選任義務
消防用設備等の点検結果報告について、特定防火対象物の報告周期として正しいものはどれか。
解説: 報告の周期を定めているのは消防法施行規則第31条の6第3項で、特定防火対象物は1年に1回、それ以外の防火対象物は3年に1回と定められている(法第17条の3の3は報告義務そのものを定めた条で、周期は総務省令に委ねている)。点検自体は消防庁長官の告示により機器点検(6か月ごと)と総合…
根拠・参照資料: 消防法第17条の3の3、消防法施行規則第31条の6第3項
関連キーワード: 点検報告・特定防火対象物・1年ごと・報告周期
甲種消防設備士が自動火災報知設備の工事着手届を提出する期限として正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の14の規定により、甲種消防設備士は消防用設備等の設置工事に着手しようとする日の10日前までに、消防長または消防署長に届け出なければならない(着工届)。この届出は事前の行政チェックを可能にするための制度であり、着手後の届出や着手当日の届出は認められない。乙種消防設備…
根拠・参照資料: 消防法第17条の14
関連キーワード: 着工届・10日前・甲種特有
消防設備士に関する記述として、消防法令に照らし誤っているものはどれか。
解説: 消防法施行規則第33条の17第1項により、消防設備士は、免状の交付を受けた日以後における最初の4月1日から2年以内に講習(法第17条の10)を受けなければならず、その後は講習を受けた日以後における最初の4月1日から5年以内ごとに受ける(同条第2項)。3年とする5が誤り。1:受験資…
根拠・参照資料: 消防法第17条の8第4項、第17条の10、第17条の13、消防法施行規則第33条の3、第33条の4の2第2項、第33条の17
関連キーワード: 講習・受験資格・指定区分・既得免状・乙種消防設備士免状
消防法施行令別表第一に掲げる防火対象物の用途のうち、特定防火対象物に該当しないものはどれか。
解説: 特定防火対象物は、消防法第17条の2の5第2項第4号と消防法施行令第34条の4により、令別表第一(1)項から(4)項まで、(5)項イ、(6)項、(9)項イ、(16)項イ、(16の2)項及び(16の3)項の防火対象物をいう。車両の停車場(旅客の乗降又は待合いの用に供する建築物)は(…
根拠・参照資料: 消防法第17条の2の5第2項第4号、消防法施行令第34条の4、消防法施行令別表第一
関連キーワード: 特定防火対象物・車両の停車場・カラオケボックス・特別養護老人ホーム・地下街
消防機関へ通報する火災報知設備(火災通報装置)について、消防設備士甲種4類の免状で工事が行えるかどうか、正しい記述はどれか。
解説: 消防法施行令第36条の2第1項第10号により火災通報装置の設置工事は消防設備士でなければ行えず、消防法施行規則第33条の3第1項の表の規定により、甲種4類の消防設備士が工事・整備できる設備は「自動火災報知設備」「ガス漏れ火災警報設備」「消防機関へ通報する火災報知設備(火災通報装置…
根拠・参照資料: 消防法第17条の6第2項、消防法施行規則第33条の3第1項、消防法施行令第36条の2
関連キーワード: 甲種4類・火災通報装置・業務範囲
管理について権原が分かれている防火対象物の統括防火管理者について、消防法令に定める内容として正しいものはどれか。
解説: 消防法第8条の2第1項は、高層建築物(高さ31mを超える建築物)その他政令で定める防火対象物で、管理について権原が分かれているものなどに、統括防火管理者を協議して定めることを義務付けている(2が正しい)。1:消防法施行令第3条の3第3号により、(16)項ロは地階を除く階数5以上か…
根拠・参照資料: 消防法第8条の2第1項、消防法施行令第3条の3
関連キーワード: 統括防火管理者・高層建築物・地下街・収容人員・物品販売店舗
自動火災報知設備の受信機の操作スイッチは、床面から一定の範囲の高さの箇所に設けることとされている。消防法施行規則が定めるこの高さの上限として、正しいものはどれか。ただし、いすに座って操作するものを除く。
解説: 消防法施行規則第24条第2号ロにより、受信機の操作スイッチは、床面からの高さが0.8m(いすに座って操作するものにあっては0.6m)以上1.5m以下の箇所に設ける。上限は1.5mで、3が正しい。1.2m・1.6m・1.8m・2.0mはいずれも規定の値と異なる。なお受信機は、同号ニ…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条第2号ロ・ニ、消防法施行規則第12条第1項第8号
関連キーワード: 受信機・操作スイッチ・防災センター等・常時人がいる場所
自動火災報知設備の非常電源について、消防法施行規則に定められている内容として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第24条第4号ロは「その容量は、自動火災報知設備を有効に10分間作動することができる容量以上であること」と定めるのみで、防火対象物の規模による容量の加重は無い(選択肢4が正しい)。延べ面積1,000m²以上の特定防火対象物について同号イが課しているのは容量ではなく種…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第24条第4号
関連キーワード: 非常電源・蓄電池・自家発電・60分以上・施行規則第24条
防火管理について、消防法令に定める内容として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第3条第1項により、防火管理者は、管理について権原を有する者の指示を受けて消防計画を作成し、所轄消防長又は消防署長に届け出る。消防計画を変更するときも同様で、2が正しい(令第3条の2第1項も参照)。1:防火管理者を定めたときに届け出るのは、管理について権原を有する者…
根拠・参照資料: 消防法第8条第2項・第4項、消防法施行令第3条の2第1項、消防法施行規則第3条第1項・第10項
関連キーワード: 防火管理者・消防計画・消火訓練・避難訓練・管理について権原を有する者
ガス漏れ火災警報設備の設置が義務付けられる防火対象物について、正しいものはどれか。
解説: 消防法施行令第21条の2第1項により、ガス漏れ火災警報設備の設置が義務付けられる防火対象物は、延べ面積1,000m²以上の地下街(同項第1号)、延べ面積1,000m²以上で特定用途部分の床面積の合計が500m²以上の準地下街(第2号)、内部に温泉の採取のための設備(総務省令で定め…
根拠・参照資料: 消防法施行令第21条の2、消防法施行規則第24条の2の2
関連キーワード: ガス漏れ火災警報設備・設置基準・地下街
自動火災報知設備の警戒区域に関する記述として、消防法令上正しいものはどれか。
解説: 令第21条第2項第2号は、一の警戒区域の面積を600m²以下、一辺の長さを50m以下 (光電式分離型感知器を設置する場合は100m以下) とし、ただし書で、主要な出入口から内部を見通すことができる場合は面積を1,000m²以下にできると定めている (1が正しい)。2の60m、3の…
根拠・参照資料: 消防法施行令第21条第2項、消防法施行規則第23条第1項
関連キーワード: 警戒区域・主要な出入口・一辺の長さ・光電式分離型感知器・二の階
消防設備士免状の書換えが必要となる場合として、次のうち正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の7第2項が準用する第13条の2第7項の委任を受けた消防法施行令第36条の5により、消防設備士は氏名または本籍地の属する都道府県に変更が生じたときは、遅滞なく免状の書換えを申請しなければならない。現住所(居住地)の変更は書換え事由に該当しない(選択肢2は誤り)。勤務…
根拠・参照資料: 消防法第17条の7、消防法施行令第36条の5
関連キーワード: 免状書換え・氏名変更・本籍地
自衛消防組織について、消防法令に定める内容として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行令第4条の2の4第1号は、百貨店や事務所など同号の用途の防火対象物のうち、地階を除く階数が11以上で延べ面積1万m²以上、5以上10以下で2万m²以上、4以下で5万m²以上のものに自衛消防組織の設置を義務付けている(3が正しい)。1:階数5以上10以下の下限は2万m²で…
根拠・参照資料: 消防法第8条の2の5、消防法施行令第4条の2の4、第4条の2の5
関連キーワード: 自衛消防組織・延べ面積・地下街・百貨店・権原を有する者
消防用設備等の総合点検の実施周期として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第31条の6第1項は、消防用設備等の点検を「種類及び点検内容に応じて、1年以内で消防庁長官が定める期間ごとに行う」と定めるにとどまり、具体的な期間は消防庁長官の告示に委ねられています。つまり条文上の要点は「上限は1年」「定めるのは消防庁長官」の2点で、告示により機器…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第31条の6第1項(具体的な期間は消防庁長官の告示)
関連キーワード: 総合点検・1年ごと・機器点検・点検周期
消防法令により設置が義務付けられている消防用設備等について、消防設備士免状の交付を受けていない者が行うことができるものとして、正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の5により、消防設備士免状の交付を受けていない者は、技術上の基準に従って設置しなければならない消防用設備等の工事(設置に係るものに限る)又は整備のうち、政令で定めるものを行ってはならない。政令で定めるものは消防法施行令第36条の2にあり、自動火災報知設備は工事・整備…
根拠・参照資料: 消防法第17条の5、消防法施行令第36条の2、消防法施行規則第33条の2の2
関連キーワード: 業務独占・軽微な整備・表示灯
差動式スポット型感知器の設置について、消防法施行規則に定める内容として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行規則第23条第4項第3号イにより、差動式スポット型・定温式スポット型・補償式スポット型などの感知器は、下端が取付け面の下方0.3m以内の位置になるように設ける。5が正しい。1:同号ロの表で、耐火構造・4m未満の床面積は1種が90m²、2種が70m²である。2:同項第2号…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第23条第4項第2号・第3号・第8号
関連キーワード: 差動式スポット型感知器・感知区域・取付け面・空気吹出し口・特定主要構造部
消防設備士甲種4類の免状を取得するために必要な受験資格として認められているものはどれか。
解説: 消防法第17条の8第4項第3号および消防法施行規則第33条の8第1項第5号により、第一種・第二種電気工事士免状を持つ者は甲種消防設備士試験の受験資格が認められる。危険物取扱者甲種(選択肢1)は甲種消防設備士の受験資格に含まれない。防火管理講習の修了者(選択肢3)・衛生管理者(選択…
根拠・参照資料: 消防法第17条の8第4項第3号、消防法施行規則第33条の8第1項第5号、消防法施行規則第33条の8第2項、消防法施行規則第33条の11第2項
関連キーワード: 甲種受験資格・電気工事士・受験資格
消防用設備等の設置・維持義務について定める消防法の条文として正しいものはどれか。
解説: 消防用設備等の設置・維持義務の根本規定は消防法第17条第1項で、「学校、病院、工場、事業場、興行場、百貨店、旅館、飲食店、地下街、複合用途防火対象物その他の防火対象物で政令で定めるものの関係者は、…政令で定める技術上の基準に従つて、設置し、及び維持しなければならない」と定めている…
根拠・参照資料: 消防法第17条第1項、消防法第2条第4項
関連キーワード: 消防法第17条・設置維持義務・管理権原者
自動火災報知設備の一の警戒区域の面積について、消防法施行令が定める上限として正しいものはどれか。ただし、防火対象物の主要な出入口からその内部を見通すことができる場合を除く。
解説: 消防法施行令第21条第2項第2号により、一の警戒区域の面積は600m²以下とし、一辺の長さは50m以下(光電式分離型感知器を設置する場合は100m以下)とする。ただし主要な出入口から内部を見通すことができる場合は、面積を1,000m²以下とすることができる。設問の場合の上限は60…
根拠・参照資料: 消防法施行令第21条第2項第1号・第2号、消防法施行規則第23条第1項
関連キーワード: 警戒区域・自動火災報知設備・光電式分離型感知器・主要な出入口
消防法施行令第21条に規定される自動火災報知設備の設置対象物のうち、延べ面積にかかわらず設置が義務付けられる防火対象物の用途として、次のうち誤っているものはどれか。
解説: 消防法施行令第21条第1項第1号は、(2)項ニ、(5)項イ、(6)項イ(1)~(3)及びロ、(13)項ロ並びに(17)項の防火対象物と、(6)項ハのうち利用者を入居させ又は宿泊させるものに、延べ面積にかかわらず自動火災報知設備を設置するとしている。幼稚園又は特別支援学校は(6)項…
根拠・参照資料: 消防法施行令第21条第1項第1号・第3号、消防法施行令別表第一
関連キーワード: 自動火災報知設備・延べ面積・幼稚園・特別支援学校・老人短期入所施設
工事整備対象設備等着工届出書(着工届)に添付することとされている書類として、消防法施行規則第33条の18に定められていないものはどれか。ただし、特殊消防用設備等に係るものを含む。
解説: 消防法施行規則第33条の18は、着工届(別記様式第1号の7)に添付する書類の写しを定めている。消防用設備等では工事の設計に関する図書として平面図、配管及び配線の系統図、計算書を(第1号)、特殊消防用設備等ではこれらの図書のほか、設備等設置維持計画、法第17条の2第3項の評価結果を…
根拠・参照資料: 消防法第17条の14、消防法施行規則第33条の18
関連キーワード: 着工届・特殊消防用設備等・設備等設置維持計画・計算書・系統図
消防法第17条の3の3に定める消防用設備等の点検及び報告について、消防法令に定める内容として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行令第36条第1項により、法第17条の3の3の点検を要しない防火対象物は令別表第一(20)項(総務省令で定める舟車)とされており、3が正しい。1:消防設備士等に点検させなければならない特定防火対象物は、延べ面積1,000m²以上のもの(令第36条第2項第1号。特定一階段等…
根拠・参照資料: 消防法第17条の3の3、消防法施行令第36条、消防法施行規則第31条の6、第31条の6の2
関連キーワード: 消防設備点検資格者・点検及び報告・舟車・特定防火対象物・全域放出方式
令別表第1(16)項イの防火対象物では、自動火災報知設備について、用途部分ごとではなく防火対象物全体の延べ面積で設置の要否を判断する規定がある(消防法施行令第21条第1項第3号)。この規定で全体が設置対象となる延べ面積の下限について、正しいものはどれか。
解説: 消防法施行令第9条は、(16)項の防火対象物の用途部分を、原則としてそれぞれ一の防火対象物とみなして基準を当てはめると定める。ただし同条は、第21条第1項第3号・第7号・第10号・第14号をこのみなしから除いている。このため(16)項イの防火対象物は、第21条第1項第3号により、…
根拠・参照資料: 消防法施行令第9条、消防法施行令第21条第1項
関連キーワード: 自動火災報知設備・(16)項イの防火対象物・延べ面積・用途部分
消防設備士の業務と、消防用設備等の工事に係る手続について、消防法令に定める内容として誤っているものはどれか。
解説: 消防法施行規則第33条の17第1項により、消防設備士は免状の交付を受けた日以後の最初の4月1日から2年以内に講習を受けなければならず、その後は講習を受けた日以後の最初の4月1日から5年以内ごとに受ける(同条第2項)。最初の期限を5年以内とする5が誤り。1は消防法第17条の14(着…
根拠・参照資料: 消防法第17条の6、第17条の10、第17条の14、消防法施行令第36条の2第1項、消防法施行規則第31条の3、第33条の3、第33条の17
関連キーワード: 講習・着工届・設置の届出・甲種消防設備士・電源の部分
消防設備士免状の返納命令に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 免状の返納命令を発することができるのは、その免状を交付した都道府県知事である(消防法第17条の7第2項で準用する第13条の2第5項)。消防庁長官に返納命令の権限はない(選択肢5が誤り)。消防設備士が消防関係法令に違反しているときが返納命令の対象であり(選択肢2)、返納を命ぜられた…
根拠・参照資料: 消防法第17条の7、消防法第13条の2
関連キーワード: 免状返納命令・都道府県知事・1年間の免状交付制限
抵抗に電圧を加えて電流を流すときの、電圧・電流・抵抗・電力の関係について、正しいものはどれか。ただし、抵抗の値は温度によって変わらないものとする。
解説: オームの法則 V=IR(I=V/R)と、電力の式 P=VI から導かれる P=V²/R=I²R を使って判断する。電圧 V を一定にすると P=V²/R より、消費電力は抵抗に反比例する(3が正しい)。抵抗が大きいほど発熱が増えると考えがちだが、それは電流を一定にした場合(P=I…
関連キーワード: オームの法則・電力の式・消費電力・抵抗
抵抗R₁=6Ω、R₂=12Ωを並列接続したときの合成抵抗として正しいものはどれか。
解説: 並列接続の合成抵抗の計算式は 1/R = 1/R₁ + 1/R₂ である。1/R = 1/6 + 1/12 = 2/12 + 1/12 = 3/12 = 1/4 より、R = 4Ω となる。また、2つの抵抗の並列合成は R = R₁×R₂ / (R₁+R₂) でも計算できる:R …
関連キーワード: 並列回路・合成抵抗・計算問題・電気基礎
電気・磁気に関する量とその単位の組合せとして、正しいものはどれか。
解説: 電気・磁気の量の単位は、静電容量がファラド(F)、磁束がウェーバ(Wb)、磁束密度がテスラ(T)、インダクタンスがヘンリー(H)、コンダクタンスがジーメンス(S)である。したがって、インダクタンスとヘンリーの組合せの4が正しい。1のウェーバは磁束の単位、2のテスラは磁束密度の単位…
関連キーワード: インダクタンス・ヘンリー・磁束密度・コンダクタンス・静電容量
直流電源に10Ωの抵抗を接続したとき、2Aの電流が流れた。このときの電圧として正しいものはどれか。
解説: オームの法則 V = I × R より、V = 2A × 10Ω = 20V となる。選択肢1(5V)は10÷2の誤り、選択肢2(8V)は10−2の誤り、選択肢3(12V)は10+2の誤り、選択肢5(100V)は計算根拠が不明。V = I × R の公式を確実に使いこなすことが自…
関連キーワード: オームの法則・電圧計算・計算問題
正弦波交流電圧の実効値と最大値(波高値)の関係について正しいものはどれか。
解説: 正弦波交流における実効値(V)と最大値(Vm)の関係は V = Vm / √2 ≒ Vm × 0.707 である。日本の家庭用電源100Vは実効値100Vであり、最大値は100 × √2 ≒ 141Vとなる。選択肢1(実効値 = 最大値 × √2)は逆の関係(最大値の求め方)。選…
関連キーワード: 交流・実効値・最大値・√2・電気基礎
抵抗R₁=4Ω、R₂=6Ωが直列接続された回路に12Vの電圧を加えたとき、この回路で消費する電力として正しいものはどれか。
解説: 直列接続の合成抵抗は R = R₁ + R₂ = 4 + 6 = 10Ω。電流は I = V / R = 12 / 10 = 1.2A。消費電力は P = V × I = 12 × 1.2 = 14.4W。または P = V² / R = 144 / 10 = 14.4W として…
関連キーワード: 電力計算・直列回路・合成抵抗・計算問題
コンデンサC₁=4μF、C₂=6μFを直列接続したときの合成静電容量として正しいものはどれか。
解説: コンデンサの直列接続の合成静電容量の計算式は 1/C = 1/C₁ + 1/C₂ である(抵抗の並列接続と同じ形式)。1/C = 1/4 + 1/6 = 3/12 + 2/12 = 5/12 より C = 12/5 = 2.4μF。選択肢1(10μF)は並列接続(C₁+C₂)の値…
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電気計測器に関する記述として、次のうち正しいものはどれか。
解説: 電力計 (電流力計形) は、負荷電流を流す電流コイルを負荷と直列に、負荷の電圧を加える電圧コイルを負荷と並列に接続する (3が正しい)。1:電圧計の測定範囲を広げるには、倍率器 (抵抗) を電圧計と直列に接続し、電圧の一部を倍率器に分担させる。並列に接続するのは、電流計の範囲を広…
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交流回路の力率に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 力率(cosθ)は有効電力(W)を皮相電力(VA)で割った値であり、0から1の間の値をとる。力率1.0(cosθ=1)のとき位相差ゼロで、回路に無効電力がなく有効電力のみが消費される(選択肢2は無効電力が皮相電力に等しいとしており誤り。それは力率0のときである)。力率は高いほど効…
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絶縁抵抗計で、ある配線と大地との間に直流250Vの電圧を加えたところ、50μAの電流が流れた。この配線と大地との間の絶縁抵抗の値として、正しいものはどれか。
解説: 絶縁抵抗計は、測る部分に直流の電圧を加え、流れる電流から絶縁抵抗を求める計器である。オームの法則 R=V/I に、V=250V、I=50μA=50×10⁻⁶A=5×10⁻⁵A を入れると、R=250÷(5×10⁻⁵)=5×10⁶Ω=5MΩ(2が正しい)。μ(マイクロ)は10⁻⁶、…
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ダイオードの特性について正しいものはどれか。
解説: ダイオードはアノード(A)からカソード(K)方向(順方向)にのみ電流を流す整流作用を持つ半導体素子である(選択肢1・3は誤り)。シリコンダイオードの順方向電圧降下は約0.6〜0.7V(選択肢4の3Vは誤り)。NPN型・PNP型の分類はトランジスタの分類であり、ダイオードの分類では…
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損失のない理想的な変圧器があり、1次巻線の巻数は600、2次巻線の巻数は30である。2次側に負荷をつないだところ、2次電流は10Aであった。このときの1次電流の値として、正しいものはどれか。
解説: 理想的な変圧器では1次側と2次側の電力が等しく(V₁I₁=V₂I₂)、電圧の比は巻数の比に等しい(V₁/V₂=N₁/N₂)。このため電流の比は巻数の比の逆数になり、I₁/I₂=N₂/N₁ である。I₁=10×30/600=0.5A(5が正しい)。巻数の多い1次側は電圧が高く、その…
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RLC直列回路において共振が起こる条件と共振時の特性として、正しいものはどれか。
解説: RLC直列回路の共振条件は誘導リアクタンスXL=容量リアクタンスXC、すなわちωL = 1/(ωC) となるときである。共振周波数は f₀ = 1/(2π√LC) で表され、LとC両方に依存する(選択肢2は誤り)。共振時はXLとXCが打ち消し合い、回路のインピーダンスは純抵抗Rの…
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トランジスタの増幅作用について正しいものはどれか。
解説: トランジスタはエミッタ(E)・コレクタ(C)・ベース(B)の3端子を持ち、微小なベース電流でコレクタ電流を制御する増幅素子である。NPN型では、ベースにエミッタより高い電位を与えてベース電流を流すとコレクタ電流が流れる(選択肢2の記述は方向が誤り)。直流電流増幅率hFE=IC/I…
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コイル(インダクタンスL=0.1H)に周波数50Hzの交流を流すとき、誘導リアクタンスXLとして正しいものはどれか。(π=3.14とする)
解説: 誘導リアクタンスの計算式は XL = 2πfL である。XL = 2 × 3.14 × 50 × 0.1 = 2 × 3.14 × 5 = 31.4Ω となる。選択肢1(5Ω)はLのみ、選択肢2(10Ω)はf×L/5の誤算、選択肢4(50Ω)はfのみ、選択肢5(314Ω)はπ×f…
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電磁誘導に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: ファラデーの電磁誘導の法則により、コイルに生じる誘導起電力の大きさは、巻数Nと磁束の時間変化の割合ΔΦ/Δtの積に比例する(e = NΔΦ/Δt。3が正しい)。1:磁界中を運動する導体に生じる誘導起電力の向きはフレミングの右手の法則で示され、左手の法則は電流が磁界から受ける力の向…
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サイリスタ(SCR)の特性として正しいものはどれか。
解説: サイリスタ(SCR:シリコン制御整流素子)はゲート(G)・アノード(A)・カソード(K)の3端子を持ち、ゲートに信号を加えてターンオンすると、ゲート信号を切ってもアノード電流が保持電流以上流れている限り導通を維持する(ラッチング特性)。これがダイオードとの大きな違いである。選択肢…
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消防設備士でなければ行ってはならない工事又は整備(消防法第17条の5、消防法施行令第36条の2)について、誤っているものはどれか。
解説: 消防法第17条の5を受けて、消防法施行令第36条の2第1項は消防設備士でなければ行ってはならない設置工事を、第2項は整備を定めている。連結送水管(消火活動上必要な施設)は第1項にも第2項にも挙げられていないので、3が誤り。1:自動火災報知設備(第1項第9号)は電源の部分が除かれ、…
根拠・参照資料: 消防法第17条の5、消防法施行令第36条の2、電気工事士法第3条
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消防法施行令第21条第3項により、総務省令で定める閉鎖型のヘッドを備えたものを技術上の基準に従って設置したとき、その有効範囲内の部分について自動火災報知設備を設置しないことができる設備として、正しいものはどれか。
解説: 消防法施行令第21条第3項は、スプリンクラー設備・水噴霧消火設備・泡消火設備(いずれも総務省令で定める閉鎖型スプリンクラーヘッドを備えているものに限る)を技術上の基準に従って設置したとき、その有効範囲内の部分について自動火災報知設備を設置しないことができると定める(2が正しい)。…
根拠・参照資料: 消防法施行令第21条第3項、消防法施行規則第23条第2項・第3項
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消防用設備等を設置したときに防火対象物の関係者が提出する設置届の提出期限として、正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の3の2および消防法施行規則第31条の3の規定により、政令(消防法施行令第35条)で定める防火対象物の関係者は、消防用設備等を設置したときは、工事が完了した日から4日以内に消防長または消防署長に届け出て、検査を受けなければならない。選択肢3の「着手しようとする日の1…
根拠・参照資料: 消防法第17条の3の2、消防法施行規則第31条の3、消防法施行令第35条
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消防用設備等を設置したときの届出と消防機関の検査について、消防法令に定める内容として正しいものはどれか。
解説: 消防法施行令第35条第1項第1号イにより、(5)項イの旅館・ホテルなどは、延べ面積にかかわらず、消防用設備等を設置したときに消防長又は消防署長に届け出て検査を受けなければならない防火対象物とされている(2が正しい。設置した設備のうち同条第2項の簡易消火用具と非常警報器具は除かれる…
根拠・参照資料: 消防法第17条の3の2、消防法施行令第35条、消防法施行規則第31条の3
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建築確認の際の消防同意に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消防法第7条の規定により、建築主事等(建築主事または指定確認検査機関等)は建築物の確認等を行う場合、あらかじめその建築物の工事施工地または所在地を管轄する消防長または消防署長の同意を得なければならない。同意を求めるのは建築主ではなく建築主事等であり(選択肢1は誤り)、同意権者は都…
根拠・参照資料: 消防法第7条
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消防用設備等の技術上の基準が改正された場合の、既存の防火対象物への適用(遡及適用)について、消防法令に定める内容として正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の2の5第1項により、既存の防火対象物の消防用設備等が改正後の基準に適合しないときは、原則として従前の基準が適用される。ただし同条第2項第4号により、特定防火対象物の消防用設備等には、種類にかかわらず改正後の基準が適用される(2が正しい)。1:消防法施行令第34条の…
根拠・参照資料: 消防法第17条の2の5、消防法施行令第34条、第34条の2、第34条の3
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消防の用に供する機械器具等の検定制度において、検定対象機械器具等の型式承認を行う者として正しいものはどれか。
解説: 消防法第21条の4の規定により、検定対象機械器具等の型式承認(形状等が総務省令で定める技術上の規格に適合している旨の承認)は総務大臣が行う。一方、個々の製品が承認を受けた型式と同一であるかを確認する型式適合検定は、日本消防検定協会または総務大臣の登録を受けた検定機関が行う。選択肢…
根拠・参照資料: 消防法第21条の4
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消防用設備等が技術上の基準に従って設置・維持されていない場合の措置命令(設置維持命令)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の4第1項は、消防長又は消防署長が、第17条第1項の防火対象物の消防用設備等が設備等技術基準に従って設置・維持されていないと認めるとき、防火対象物の関係者で権原を有するものに、設置すべきこと又は維持のため必要な措置をなすべきことを命ずることができると定める。設置命令…
根拠・参照資料: 消防法第17条の4、第41条、第44条、第45条
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消防設備士免状の再交付に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消防法施行令第36条の6の規定により、消防設備士免状を亡失・滅失・汚損・破損した場合は、当該免状の交付または書換えをした都道府県知事に再交付を申請することができる。再交付は「申請することができる」という任意の規定であり、氏名変更時等の書換えのような義務ではない(選択肢5は誤り)。…
根拠・参照資料: 消防法施行令第36条の6
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指示電気計器の動作原理と用途に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 可動コイル形計器は、永久磁石の磁界中に置いたコイルに電流を流したときの電磁力で指針を振らせるもので、直流の測定に用いられ、目盛は平等目盛である(1が正しい)。2:可動鉄片形計器は主に商用周波数の交流の測定に用いられるが、指針の振れが電流の2乗に比例するため、目盛は不平等目盛(2乗…
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最大目盛が1A、内部抵抗が1.2Ωの電流計で、最大4Aまでの電流を測定できるようにしたい。電流計と並列に接続する分流器の抵抗値として、正しいものはどれか。
解説: 分流器は電流計と並列に接続し、測定する電流の大部分を流す抵抗である。電流計に最大目盛の1Aが流れるとき、電流計の両端の電圧は1A×1.2Ω=1.2Vで、並列の分流器にも同じ1.2Vがかかる。分流器には4A−1A=3Aを流すので、抵抗値は1.2V÷3A=0.4Ω(1が正しい)。一般…
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5Ωの抵抗に2Aの電流を10分間流したときに発生する熱量(ジュール熱)として、正しいものはどれか。
解説: ジュールの法則により、発熱量は Q = I²Rt(Iは電流[A]、Rは抵抗[Ω]、tは時間[秒])で求められる。時間を秒に換算すると10分 = 600秒。Q = 2² × 5 × 600 = 4 × 5 × 600 = 12,000J となる。消費電力から検算すると P = I²…
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消防用設備等の技術上の基準に関する政令が改正された。改正の際に現に存する事務所 (令別表第一 (十五) 項の防火対象物) に設置されている次の消防用設備等のうち、改正後の規定に適合させなければならないものはどれか。ただし、いずれの設備も従前の規定には適合しており、改正の後に増築・改築・大規模の修繕などは行っていないものとする。
解説: 法第17条の2の5第1項により、技術上の基準の改正の際に現に存する防火対象物の消防用設備等が新しい規定に適合しないときは、従前の規定を適用する。ただし、消火器、避難器具その他政令で定めるものはこの扱いから除かれ、改正後の規定に従う。政令で定めるものは令第34条に列挙され、非常警報…
根拠・参照資料: 消防法第17条の2の5、消防法施行令第34条
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消防法第17条の2の5第1項の括弧書きと消防法施行令第34条により、既存不遡及の規定の対象から除かれ、既存の防火対象物にも常に現行の技術上の基準が適用される消防用設備等として、正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の2の5第1項は、基準の施行又は適用の際に現に存する防火対象物等の消防用設備等には従前の規定を適用すると定めるが、括弧書きで「消火器、避難器具その他政令で定めるもの」を除いている。消防法施行令第34条はこれに当たるものとして、簡易消火用具、不活性ガス消火設備の一部、…
根拠・参照資料: 消防法第17条の2の5第1項、消防法施行令第34条
関連キーワード: 既存不遡及・漏電火災警報器・簡易消火用具・避難器具・特定防火対象物
既存の防火対象物の消防用設備等に、改正後の技術上の基準が適用される場合(消防法第17条の2の5第2項)として、誤っているものはどれか。
解説: 消防法第17条の2の5第2項は、既存不遡及(第1項)を適用しない場合として、従前の規定に適合せず違反しているもの(第1号)、施行又は適用の後に工事に着手した政令で定める増築・改築・大規模の修繕若しくは模様替えに係るもの(第2号)、改正後の規定に適合するに至ったもの(第3号)、現に…
根拠・参照資料: 消防法第17条の2の5第2項、消防法施行令第34条の3
関連キーワード: 既存不遡及・特定防火対象物・大規模の修繕・主要構造部・増築
防火対象物の用途が変更された場合の消防用設備等の技術上の基準の適用について、消防法が定める原則として正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の3第1項は、防火対象物の用途が変更されたことにより変更後の消防用設備等が技術上の基準に適合しないこととなるときは、当該規定を適用せず、用途が変更される前の基準に関する規定を適用すると定めています。基準の改正の場合(第17条の2の5)と同じ考え方が、用途変更の場合に…
根拠・参照資料: 消防法第17条の3
関連キーワード: 消防設備士甲種4類・消防関係法令・用途変更・第17条の3
事務所として使われ、消防用設備等が事務所の基準に適合している建物の全体を、次の用途に変更した。変更後の用途の基準に適合しないこととなった消防用設備等(消火器、避難器具その他政令で定めるものを除く。)について、増築等の工事を行わなくても変更後の基準が適用されるものとして、正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の3第1項は、用途変更によって基準に適合しないこととなった消防用設備等には、変更前の用途の基準を適用すると定める。ただし同条第2項は、変更の際に既に違反していたもの、変更後に政令で定める増築等に着手したもの、変更後の基準に適合するに至ったもの、変更後の用途が特定防火…
根拠・参照資料: 消防法第17条の3、消防法施行令第34条の4
関連キーワード: 用途変更・特定防火対象物・物品販売店舗・消防用設備等
消防設備士の講習(消防法第17条の10)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の10は、消防設備士が、総務省令で定めるところにより、都道府県知事(総務大臣が指定する市町村長その他の機関を含む。)が行う工事整備対象設備等の工事又は整備に関する講習を受けなければならないと定める(5が正しい)。甲種・乙種を問わない。消防法施行規則第33条の17によ…
根拠・参照資料: 消防法第17条の10、消防法第17条の7第2項、消防法施行規則第33条の17
関連キーワード: 講習・都道府県知事・工事整備対象設備等・消防庁長官・免状の返納
消防設備士の義務と免状の手続について、消防法令に定める内容として正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の13は、消防設備士がその業務に従事するときは免状を携帯していなければならないと定めている(2が正しい)。1:消防法施行令第36条の5により、書換えの申請先は免状を交付した都道府県知事又は居住地若しくは勤務地を管轄する都道府県知事で、市町村長ではない。3:令第36条…
根拠・参照資料: 消防法第17条の7、第17条の13、消防法施行令第36条の5、第36条の6
関連キーワード: 消防設備士免状・書換え・再交付・亡失・都道府県知事
消防設備士に課される義務又は責務として、消防法令に定められているものはどれか。
解説: 消防法第17条の12は、消防設備士はその業務を誠実に行い、工事整備対象設備等の質の向上に努めなければならないと定める(3が正しい)。甲種・乙種を問わない。1:第17条の13が定めるのは、業務に従事するときに免状を携帯する義務で、掲示ではない。2:消防法令に消防設備士の守秘義務の規…
根拠・参照資料: 消防法第17条の12、消防法第17条の13、消防法第17条の3の3、消防法施行令第36条の5
関連キーワード: 責務・誠実・質の向上・守秘義務・工事整備対象設備等
工事整備対象設備等の着工届に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の14は、甲種消防設備士が第17条の5に基づく政令で定める工事をしようとするときに、その工事に着手しようとする日の10日前までに、工事整備対象設備等の種類、工事の場所その他必要な事項を消防長又は消防署長に届け出なければならないと定めています。届け出るのは工事を行える…
根拠・参照資料: 消防法第17条の14
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甲種消防設備士が行う着工届(消防法第17条の14)について、正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の14は、甲種消防設備士が第17条の5の政令で定める工事をしようとするときは、工事に着手しようとする日の10日前までに、工事整備対象設備等の種類、工事の場所その他必要な事項を消防長又は消防署長に届け出なければならないと定める(3が正しい)。1:届け出るのは工事をする…
根拠・参照資料: 消防法第17条の14、消防法施行規則第33条の18
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既存不遡及の規定(消防法第17条の2の5第1項)の対象に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の2の5第1項は、技術上の基準を定める政令・命令又は市町村の条例の規定の施行又は適用の際、現に存する防火対象物の消防用設備等と、現に新築・増築・改築・移転・修繕・模様替えの工事中の防火対象物に係る消防用設備等が新しい規定に適合しないときは、従前の規定を適用すると定め…
根拠・参照資料: 消防法第17条の2の5、消防法施行令第34条、消防法施行令第34条の4
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消防用設備等の技術上の基準が改正された際に現に存する防火対象物の消防用設備等について、消防法令に定める内容として正しいものはどれか。
解説: 消防法第17条の2の5第1項は、基準の改正の際に現に存する防火対象物の消防用設備等が改正後の規定に適合しないとき、従前の規定を適用するとしている。ただし同条第2項第2号により、改正後に着手した政令で定める増築・改築には改正後の規定が適用され、消防法施行令第34条の2第1項第2号は…
根拠・参照資料: 消防法第17条の2の5、消防法施行令第34条、第34条の2、第34条の3、第34条の4
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電気抵抗と抵抗率に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: シリコンやゲルマニウムなどの半導体は、温度が上昇すると電気を運ぶ電子や正孔が増えるため、抵抗率が小さくなる(負の温度係数。3が正しい)。1:導電率は抵抗率の逆数だが、単位はジーメンス毎メートル(S/m)で、Ω·mは抵抗率の単位である。2:常温で抵抗率が最も小さい金属は銀で、銅は銀…
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金属導体の抵抗の温度による変化に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 金属導体では温度が上がると原子の熱振動が激しくなって自由電子の移動が妨げられるため、抵抗は大きくなります(正の温度係数)。これに対し半導体やサーミスタは温度が上がると抵抗が小さくなる負の温度係数をもち、この性質が温度センサとして利用されます。金属と半導体で向きが逆である点が要点で…
関連キーワード: 消防設備士甲種4類・基礎的知識・電気・温度係数・金属・半導体
キルヒホッフの第1法則に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: キルヒホッフの第1法則は、回路の任意の接続点について、流れ込む電流と流れ出る電流の代数和が0になることを表す。電荷が接続点にたまらないこと(電荷保存)に基づく法則で、交流回路でも各瞬間の値(瞬時値)について成り立つ(4が正しい)。1:基づくのはエネルギー保存ではなく電荷保存の法則…
関連キーワード: キルヒホッフの第1法則・接続点・電荷保存・瞬時値・代数和
キルヒホッフの第2法則(電圧則)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: キルヒホッフの第2法則(電圧則)は、回路中の任意の閉回路をひと回りしたとき、起電力の総和と電圧降下の総和が等しいことを述べます。エネルギー保存則の回路における表現です。複数の電源や分岐がある回路を解くときは、第1法則で接続点の式を、第2法則で閉回路の式を立てて連立させます。
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ホイートストンブリッジ回路が平衡(検流計に電流が流れない状態)になる条件として、正しいものはどれか。ただし4つの抵抗をP、Q、R、Xとし、PとX、QとRがそれぞれ向かい合う辺とする。
解説: ホイートストンブリッジは、向かい合う辺の抵抗の積が等しいとき(P×X=Q×R)に平衡し、検流計に電流が流れなくなります。この条件から未知の抵抗を精密に測定できます。「和」ではなく「積」で、「隣り合う」ではなく「向かい合う」辺どうしである点が要点です。
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抵抗R₁=3Ω、R₂=6Ωを並列に接続し、さらにR₃=8Ωを直列に接続した回路の合成抵抗として、正しいものはどれか。
解説: まず並列部分の合成抵抗を求めます。R₁とR₂の並列合成は (3×6)÷(3+6) = 18÷9 = 2Ωです。これにR₃=8Ωが直列に入るので、回路全体の合成抵抗は 2 + 8 = 10Ωになります。直並列回路では、並列部分を先にまとめてから直列で足す、という順序で計算します。
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静電容量C₁=3μFとC₂=6μFのコンデンサを並列に接続し、これにC₃=18μFのコンデンサを直列に接続した。この回路全体の合成静電容量として、正しいものはどれか。
解説: 並列に接続したコンデンサの合成静電容量は各静電容量の和になるので、C₁とC₂の部分は3+6=9μFである。これにC₃=18μFを直列に接続すると、2個の直列の合成静電容量は「積÷和」で求められ、9×18÷(9+18)=162÷27=6μFとなる(2が正しい)。1の1.8μFは3個…
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クーロンの法則に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: クーロンの法則は、2つの点電荷の間に働く静電力 F が電荷の積に比例し、距離の2乗に反比例することを述べます(F = k・Q₁Q₂ / r²)。距離が2倍になれば力は4分の1になります。同じ符号の電荷の間には反発力、異なる符号の間には吸引力が働きます。磁極の間に働く力についても同…
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直線状の導体に電流を流したときにできる磁界の向きを表す法則として、正しいものはどれか。
解説: 直線状の導体に電流を流すと、導体を中心とする同心円状の磁界ができ、その向きは右ねじの進む向きを電流の向きに合わせたときのねじの回る向きと一致します。これを右ねじの法則といいます。フレミングの左手の法則は磁界中の電流に働く力(電磁力)の向き、右手の法則は導体を動かしたときに生じる誘…
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フレミングの左手の法則に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: フレミングの左手の法則は、磁界中を流れる電流に働く力(電磁力)の向きを表し、親指が力、人差し指が磁界、中指が電流の向きに対応します。電動機(モータ)の原理です。これに対しフレミングの右手の法則は導体を磁界中で動かしたときの誘導起電力の向きを表し、発電機の原理にあたります。「左手は…
関連キーワード: 消防設備士甲種4類・基礎的知識・電気・フレミング左手の法則・電磁力・電動機
自己誘導と相互誘導に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 自己インダクタンスL1、L2、相互インダクタンスMの2つのコイルを、互いの磁束が強め合う和動接続で直列にすると、合成インダクタンスはL1+L2+2Mとなる。弱め合う差動接続ではL1+L2-2Mである(4が正しい)。1:環状鉄心のコイルの自己インダクタンスはL=μN²S/lで、巻数…
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周波数50Hzの交流の周期として、正しいものはどれか。
解説: 周期 T と周波数 f の間には T = 1 / f の関係があるので、50Hz の交流の周期は 1 ÷ 50 = 0.02秒です。1秒間に50回の波が繰り返されるということで、東日本の商用電源が50Hz、西日本が60Hz(周期は約0.0167秒)です。角周波数はω = 2πf …
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正弦波交流の平均値と最大値(波高値)の関係として、正しいものはどれか。
解説: 正弦波交流の平均値は最大値の 2/π 倍(約0.637倍)で、実効値は最大値の 1/√2 倍(約0.707倍)です。0.707倍は実効値のほうなので、平均値と実効値を取り違えると誤ります。実効値は抵抗に同じ熱量を生じさせる直流の値として定義され、日本の家庭用電源100Vというのは…
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静電容量Cのコンデンサに周波数fの交流を加えたときの容量リアクタンスXcに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 容量リアクタンスは Xc = 1 / (2πfC) で表され、周波数が高いほど、また静電容量が大きいほど小さくなります。したがってコンデンサは高い周波数の信号を通しやすく、直流(周波数0)は通しません。これに対し誘導リアクタンスは XL = 2πfL で、周波数が高いほど大きくな…
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抵抗R=30Ω、誘導リアクタンスXL=40ΩのRL直列回路のインピーダンスとして、正しいものはどれか。
解説: RL直列回路のインピーダンスは Z = √(R² + XL²) で求めます。√(30² + 40²) = √(900 + 1600) = √2500 = 50Ω です。抵抗とリアクタンスは位相が90度ずれるため単純に足すことはできず、直角三角形の斜辺として合成します。30と40と…
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交流回路における皮相電力、有効電力及び無効電力の関係として、正しいものはどれか。
解説: 皮相電力 S[V·A]は電圧と電流の積、有効電力 P[W]は実際に消費される電力で、P = S × cosθ(cosθが力率)の関係があります。無効電力 Q[var]は Q = S × sinθ で表され、皮相電力は有効電力と無効電力の単純な和ではなく S = √(P² + Q²…
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三相交流のY結線(星形結線)における線間電圧と相電圧の関係として、正しいものはどれか。
解説: 三相交流のY結線では、線間電圧が相電圧の√3倍(約1.73倍)になり、線電流と相電流は等しくなります。これに対しΔ結線(三角結線)では線間電圧と相電圧が等しく、線電流が相電流の√3倍になります。Y結線は電圧が√3倍、Δ結線は電流が√3倍、と対で覚えると取り違えません。
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三相交流のΔ結線(三角結線)における線電流と相電流の関係として、正しいものはどれか。
解説: 三相交流のΔ結線では、線間電圧と相電圧が等しく、線電流が相電流の√3倍(約1.73倍)になります。Y結線とはちょうど逆の関係で、Y結線は線間電圧が相電圧の√3倍、線電流と相電流が等しくなります。どちらの√3が電圧側でどちらが電流側かを確認するのが、この論点の要点です。
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内部抵抗が0.02Ωの電流計に、0.005Ωの分流器を並列に接続したときの測定範囲の倍率として、最も近いものはどれか。
解説: 分流器を用いたときの倍率は m = 1 + (電流計の内部抵抗 ÷ 分流器の抵抗) で求めます。1 + (0.02 ÷ 0.005) = 1 + 4 = 5倍です。分流器の抵抗を小さくするほど倍率が大きくなります。なお電圧計の測定範囲を広げるには倍率器を直列に接続し、その倍率は …
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ゼーベック効果の説明として、正しいものはどれか。
解説: ゼーベック効果は、異なる2種類の金属で閉回路をつくり、2つの接合部に温度差を与えると熱起電力が生じる現象で、熱電対の原理である。差動式分布型感知器(熱電対式)は、火災の熱で熱電対部に生じた熱起電力を検出部が検出して作動する(5が正しい)。1は、異種金属の接合部に電流を流すと電流の…
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鉛蓄電池に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 鉛蓄電池は正極に二酸化鉛、負極に鉛、電解液に希硫酸を用いる二次電池で、放電すると両極に硫酸鉛が生じて希硫酸が薄まるため電解液の比重が下がります。公称電圧は1セルあたり約2Vです。充電すれば繰り返し使えるので一次電池ではありません。水酸化カリウム水溶液を電解液とし公称電圧1.2Vな…
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電気材料の性質に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 不純物を加えないシリコンやゲルマニウムなどの真性半導体は、温度が上がると自由に動ける電子や正孔が増えるため、抵抗率が小さくなる (負の温度係数。1が正しい)。2:常温の抵抗率は銅が約1.7×10⁻⁸Ω·m、アルミニウムが約2.7×10⁻⁸Ω·mで、アルミニウムのほうが大きい。3:…
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皮相電力が13kV·A、無効電力が5kvarの交流負荷を6時間使用したときの消費電力量として、正しいものはどれか。
解説: 消費電力量は、有効電力と使用時間の積で求める。皮相電力S、有効電力P、無効電力Qの間にはS² = P² + Q²の関係があるので、P = √(13² − 5²) = √144 = 12kWとなり、電力量は12kW × 6h = 72kW·hである(1が正しい)。2の48kW·hは…
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三相3線式の配線で、電線1本の抵抗が0.2Ω、線電流が20Aのとき、線路の電圧降下(送電端と受電端の線間電圧の差)として、正しいものはどれか。ただし、負荷の力率は1とし、電線のリアクタンスは無視する。
解説: 三相3線式の線路で、電線1本の抵抗をr、線電流をIとすると、負荷の力率が1でリアクタンスを無視できるときの電圧降下(線間電圧の降下)は e = √3Ir で表される。したがって e = √3 × 20 × 0.2 ≒ 6.9Vである(4が正しい)。各相の電線の電圧降下Irが線間で…
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特殊消防用設備等について、消防法に定める認定手続の原則として正しいものはどれか。
解説: 特殊消防用設備等の認定を受けようとする者は、原則として、あらかじめ日本消防検定協会又は総務大臣の登録を受けた法人による性能評価を受けます。その評価結果と設備等設置維持計画を添えて総務大臣に申請し、通常の消防用設備等と同等以上の性能があると認められると認定されます。「市町村長の性能…
根拠・参照資料: 消防法第17条第3項、第17条の2、第17条の2の2
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検定対象機械器具等の検定について、消防法に定める内容として正しいものはどれか。
解説: 型式承認は、検定対象機械器具等の型式に係る形状等が総務省令で定める技術上の規格に適合している旨の承認で(消防法第21条の2第2項)、総務大臣が行う(第21条の4第2項。2が正しい)。1:合格の表示は、型式適合検定に合格したものに日本消防検定協会又は登録を受けた法人が付し(第21条…
根拠・参照資料: 消防法第21条の2、第21条の4、第21条の5、第21条の9、第21条の12
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消防設備士又は消防設備点検資格者による点検が特に必要な防火対象物として、消防法施行規則に定められているものはどれか。
解説: 消防法施行規則第31条の6の2は、消防設備士等による点検が特に必要な防火対象物として、全域放出方式の不活性ガス消火設備のうち二酸化炭素を放射するものが設置されている防火対象物を定めています。「局所放出方式の二酸化炭素消火設備」は、ここで指定される方式が全域放出方式である点と異なり…
根拠・参照資料: 消防法第17条の3の3、消防法施行令第36条第2項第4号、消防法施行規則第31条の6の2
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電圧源と電流源に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 理想電流源は負荷によらず一定の電流Iを流すので、負荷抵抗Rをつなぐと端子電圧はV=IRとなり、負荷抵抗の大きさに比例して変わる(4が正しい)。1:理想電圧源の内部抵抗は0として扱う。無限大として扱うのは理想電流源である。2:起電力E、内部抵抗rの電圧源は、E÷rの電流源に抵抗rを…
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2Ωと4Ωの抵抗を並列に接続した回路へ、全体で6Aの電流が流れている。4Ωの抵抗に流れる電流として、正しいものはどれか。
解説: 並列回路では各抵抗に同じ電圧が加わり、電流は抵抗に反比例して分かれます。2Ω側と4Ω側の電流比は2対1なので、全電流6Aのうち4Ω側には6A×1÷3=2Aが流れます。「0.5A」と「1A」と「1.5A」は電流比と全電流の関係を満たしません。「3A」は抵抗値の違う二つの枝へ電流を等…
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抵抗値が5Ωである抵抗のコンダクタンスとして、正しいものはどれか。
解説: コンダクタンスGは抵抗Rの逆数で、G=1÷Rです。したがって、1÷5Ω=0.2Sとなります。「2.5S」「10S」「25S」は抵抗値との逆数関係を満たしません。「5S」は抵抗値の数値をそのまま用いたもので、抵抗の単位Ωとコンダクタンスの単位Sを取り違えています。抵抗が大きいほど電…
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静電容量20μFのコンデンサに50Vの直流電圧を加えたとき、蓄えられる電気量として正しいものはどれか。
解説: コンデンサに蓄えられる電気量QはQ=CVで求めます。20μF×50V=1,000μC=1mCです。「0.4mC」と「2.5mC」は静電容量と電圧の積ではなく、商を基にした値です。「20mC」はμFからFへの換算を正しく扱っていません。「50mC」は電圧の数値を電気量へそのまま置き…
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同じ誘電体を用いる平行板コンデンサで、極板面積を2倍、極板間距離を2分の1にした。変更後の静電容量は変更前の何倍になるか。
解説: 平行板コンデンサの静電容量は、誘電率と極板面積に比例し、極板間距離に反比例します。極板面積を2倍にすると2倍、極板間距離を2分の1にするとさらに2倍になるため、全体では4倍です。「2分の1倍」は距離だけを比例関係として逆に扱っています。「1倍」は二つの変更が相殺すると誤認していま…
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抵抗100kΩと静電容量20μFのコンデンサからなるRC回路の時定数として、正しいものはどれか。
解説: RC回路の時定数τはτ=RCです。100kΩ=100,000Ω、20μF=20×10のマイナス6乗Fなので、両者の積は2秒となります。「0.02秒」「0.2秒」「0.5秒」「5秒」はいずれも、kとμの換算又は乗算が一致しません。時定数はコンデンサの充放電速度の目安であり、抵抗又は…
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抵抗Rとコンデンサ(静電容量C)を直列にした理想的な回路に直流電圧Eを加えて充電するときの記述として、正しいものはどれか。ただし、コンデンサは最初に電荷をもたないものとする。
解説: コンデンサの電圧は時定数τ=RCで指数関数的に上昇し、時刻tでE(1-e^(-t/τ))となる。t=τでは E(1-1/e)≒0.632E で、Eの約63%になる(5が正しい)。1:電圧を加えた直後はコンデンサの電圧が0なので電流はE÷Rで最大となり、時間とともに0に近づく。0か…
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電界と電気力線に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 電気力線は電位の高い方から低い方へ向かい、等電位面とは各点で直交する(1が正しい)。2:ガウスの定理により、真空中で電荷Q[C]から出る電気力線の総数はQ/ε0本であり、Q×ε0本ではない。3:静電平衡の状態にある導体の内部では電界は0で、電荷は導体の表面に分布する。4:電束密度…
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正弦波交流における電圧と電流の位相関係について、正しいものはどれか。
解説: 正弦波交流では、理想抵抗の電流と電圧は同相です。理想コイルでは電流が電圧より90度遅れ、理想コンデンサでは電流が電圧より90度進みます。「理想抵抗で90度遅れる」は抵抗の同相関係と異なります。「理想コイルで90度進む」は進みと遅れが逆です。「理想コンデンサで同相」も容量性回路の位…
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周波数50Hzの正弦波交流の角周波数として、最も近いものはどれか。
解説: 角周波数ωはω=2πfで表されます。f=50Hz、πを約3.14とすると、ω=2×3.14×50=314rad/sです。「約25rad/s」は周波数を2で割った値、「約50rad/s」は周波数の数値をそのまま用いた値です。「約628rad/s」は正しい値をさらに2倍しています。「…
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平衡三相交流回路で、各相に抵抗8Ωと誘導性リアクタンス6Ωを直列に接続した負荷をΔ結線とし、線間電圧200Vの電源に接続した。この負荷が消費する有効電力として、正しいものはどれか。
解説: Δ結線では相電圧が線間電圧に等しく200Vである。1相のインピーダンスは√(8²+6²)=10Ωなので、相電流は200÷10=20A、有効電力は3×20²×8=9,600W=9.60kWとなる(力率8÷10=0.8を使い、3×200×20×0.8としても同じ)。「3.20kW」は…
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磁束密度0.5Tの一様な磁界中で、磁界と直角に置かれた長さ0.4mの導線に2Aの電流を流した。導線に働く電磁力の大きさとして、正しいものはどれか。
解説: 磁界と導線が直角の場合、導線に働く電磁力FはF=BIlです。したがって、0.5T×2A×0.4m=0.4Nとなります。「0.05N」「0.1N」「0.2N」「0.25N」は、磁束密度、電流、導線の長さのいずれかを掛けていないか、数値の積を誤った値です。導線が磁界と平行なら力は0で…
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50Hzの正弦波交流を理想的な全波整流回路で整流した。整流後の脈流に現れる山の繰返し周波数として、正しいものはどれか。
解説: 全波整流では、交流の正半周期だけでなく負半周期も同じ極性の出力として利用します。このため、入力交流の1周期につき脈流の山が2回現れ、50Hz×2=100Hzとなります。「25Hz」は入力周波数を半分にした値です。「50Hz」は半波整流の場合の繰返しと混同しています。「150Hz」…
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ツェナーダイオードに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: ツェナーダイオードは、逆方向電圧が降伏電圧(ツェナー電圧)に達すると電流が急に増え、端子電圧がほぼ一定に保たれる性質を利用する。定電圧回路では、負荷と並列に逆方向の向きで接続し、過大な電流が流れないように電流を制限する抵抗を直列に入れて用いる(2が正しい)。1:ツェナーダイオード…
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電磁リレーのa接点の動作として、正しいものはどれか。
解説: 一般的な電磁リレーのa接点は、コイルを励磁していない通常状態では開いており、コイルを励磁すると閉じます。励磁状態にかかわらず閉じたまま変化しない接点ではありません。「励磁すると開き、励磁を解くと元の閉じた状態に戻る」のはb接点の動作です。「励磁のたびに交互の状態を保持する」はラッ…
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一次巻線の巻数が3、二次巻線の巻数が120の変流器に、一次電流180Aが流れている。理想的な変流器とみなしたときの二次電流として、正しいものはどれか。
解説: 理想的な変流器では、一次側と二次側の起磁力(電流と巻数の積)が等しく、I1N1 = I2N2 が成り立つ。電流は巻数に反比例するので、二次電流は I2 = 180 × 3 ÷ 120 = 4.5Aである(5が正しい)。3の7,200Aは巻数の比を逆に掛けた値、1の1.5Aは一次電…
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ぴよパスでは消防設備士 甲種4類の問題を3カテゴリに分けています。消防関係法令・基礎知識にはオリジナル予想問題を120問収録し、サイト内の消防設備士 甲種4類全345問の約35%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには消防設備士甲種4類・基礎的知識・電気・特定防火対象物などがあります。本試験の情報は合格率約34.5% (令和7年度)・試験時間3時間15分・受験料6,600円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。120問のうち60問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、構造・機能・工事・整備・実技(鑑別・製図)などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
ぴよパスに収録している消防設備士 甲種4類「消防関係法令・基礎知識」のオリジナル練習問題 全120問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級36問・中級58問・上級26問の全120問構成です。うち60問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
1:届け出るのは工事をする甲種消防設備士である(関係者が工事の完了後4日以内に届け出る設置の届出(法第17条の3の2、規則第31条の3)と混同しない)。Q75 甲種消防設備士が行う着工届(消防法第17条の14)について、正しいものはどれか。 で確認する
「50Hz」は半波整流の場合の繰返しと混同しています。Q117 50Hzの正弦波交流を理想的な全波整流回路で整流した。整流後の脈流に現れる山の繰返し周波数… で確認する
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法令・基礎14問、構造・機能15問、実技の知識11問を解く独自の五肢択一演習です。正誤と分野別の成績から、次に復習する範囲を確認できます。
40問の模擬試験を始める紹介文と対象読者を見比べて、学びたい内容に合う書籍を選んでください。
電気基礎、消防関係法令、規格、電気、鑑別等、製図の章を収録。甲種・乙種併用のため、自分の受験範囲に合わせて使います。目次と解説を確認し、筆記と実技の練習を一緒に進めたい人の候補です。
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あわせて:製図2問の対策と専用テキスト →
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