消防関係法令・基礎知識
全55問
この科目の学習ポイントを読む
消防関係法令・基礎知識は消防設備士 甲種4類を構成する3科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全55問 (試験全体の約34%相当) を収録しています。本試験は合格率約34%・試験時間3時間15分・受験料6,600円の試験で、消防関係法令・基礎知識は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは自動火災報知設備・甲種特有・特定防火対象物・電気基礎などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると消防設備士 甲種4類受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
55問のうち38問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (構造・機能・工事・整備・実技(鑑別・製図)) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1初級甲種乙種の違い・業務独占・工事
消防設備士の甲種と乙種の業務範囲について、次のうち正しいものはどれか。
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解説: 消防法第17条の5の規定により、消防用設備等の工事は甲種消防設備士のみが行える業務独占行為である。乙種消防設備士は整備(点検を含む)のみで、工事を行うことはできない。甲種は上位免状として工事・整備・点検の三業務すべてをカバーする。選択肢2は誤り(点検も消防設備士の業務)。選択肢3…
根拠法令: 消防法第17条の5
- Q2初級免状交付・都道府県知事・消防設備士
消防設備士免状を交付する権限を持つ者として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第17条の7第1項の規定により、消防設備士免状は試験に合格した者が試験を行った都道府県の知事から交付を受ける。消防庁長官や総務大臣は交付権限を持たない。試験を実施するのは一般財団法人消防試験研究センターであるが、免状の交付は都道府県知事が行う。消防長や消防署長は免状交付の権…
根拠法令: 消防法第17条の7第1項
- Q3初級消防用設備等・警報設備・自動火災報知設備
自動火災報知設備が属する消防用設備等の区分として正しいものはどれか。
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解説: 消防法施行令第7条の規定により、消防用設備等は消火設備・警報設備・避難設備・消防用水・消火活動上必要な施設の5区分に分類される。自動火災報知設備は「警報設備」に含まれる。消火設備はスプリンクラー設備・屋内消火栓設備など。避難設備は誘導灯・避難はしごなど。消火活動上必要な施設は排煙…
根拠法令: 消防法施行令第7条
- Q4初級甲種4類・業務範囲・自動火災報知設備
消防設備士が甲種4類の免状で工事できる設備として正しいものはどれか。
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解説: 甲種4類の消防設備士免状で工事・整備できる設備は、自動火災報知設備・ガス漏れ火災警報設備・消防機関へ通報する火災報知設備(火災通報装置)の3種類である。スプリンクラー設備・屋内消火栓設備は甲種1類の業務範囲。泡消火設備は甲種2類。ハロゲン化物消火設備は甲種3類の業務範囲となる。
根拠法令: 消防法施行令第36条の2
- Q5初級工事計画届・甲種特有・消防長
消防設備士が消防用設備等の工事着手の届出(工事計画届)を提出する相手先として正しいものはどれか。
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解説: 消防法第17条の14の規定により、甲種消防設備士は工事に着手しようとする日の10日前までに、工事の内容等を消防長または消防署長に届け出なければならない(工事計画届)。これは甲種特有の義務で、乙種消防設備士には工事計画届の義務がない。消防庁長官・都道府県知事・総務大臣・市町村長は届…
根拠法令: 消防法第17条の14
- Q6初級再講習・定期講習・2年以内
消防設備士の再講習(定期講習)の受講義務について、正しいものはどれか。
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解説: 消防法第17条の10の規定により、消防設備士は免状の交付を受けた後の最初の4月1日から2年以内に講習を受け、その後は5年ごとに講習を受けなければならない。これを怠ると免状の返納命令の対象になりうる。再講習は消防試験研究センターが各都道府県で実施しており、居住地・勤務地にかかわらず…
根拠法令: 消防法第17条の10
- Q7初級免状返納命令・消防庁長官・甲種特有
消防設備士免状の返納命令を行う権限を持つ者として正しいものはどれか。
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解説: 消防法第17条の9の規定により、消防設備士が消防関係法令に違反した場合や不正に免状を取得した場合等は、消防庁長官が免状の返納を命ずることができる。免状の交付は都道府県知事が行うが、返納命令の権限は消防庁長官にある点に注意が必要である。消防長・消防署長・市町村長・消防試験研究センタ…
根拠法令: 消防法第17条の9
- Q8初級甲種受験資格・受験資格・甲種特有
消防設備士試験において甲種の受験資格として認められていないものはどれか。
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解説: 甲種消防設備士試験の受験資格は消防法施行規則に定められており、乙種消防設備士+実務経験2年以上、電気工事士、大学等で指定学科修了、など複数の条件がある。普通自動車運転免許は甲種の受験資格として認められておらず、選択肢4が誤り(受験資格なし)である。選択肢5の消防団員による講習修了…
根拠法令: 消防法施行規則第33条の3
- Q9初級特定防火対象物・カラオケボックス・別表第1
消防法施行令別表第1に掲げる防火対象物のうち、「特定防火対象物」に該当するものとして正しいものはどれか。
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解説: 消防法施行令別表第1により、特定防火対象物とは不特定多数の者が利用する施設で、火災発生時に危険性が高いものをいう。カラオケボックス(同令別表第1(2)項ニ)は特定防火対象物に該当する。共同住宅((5)項ロ)は非特定防火対象物。工場((12)項イ)・倉庫((14)項)・神社・寺院(…
根拠法令: 消防法施行令別表第1
- Q10初級自動火災報知設備・設置義務・特定防火対象物
自動火災報知設備の設置が義務付けられる防火対象物の基準に関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: 消防法施行令第21条により、自動火災報知設備の設置基準は用途によって異なる。特定防火対象物のうち(1)項〜(4)項、(5)項イ、(6)項、(9)項イなどは延べ面積にかかわらず設置義務がある用途が多い一方、非特定防火対象物は延べ面積1000m²以上等の面積要件が設けられている。選択…
根拠法令: 消防法施行令第21条
- Q11初級防火管理者・収容人員・選任義務
防火管理者を選任しなければならない防火対象物として、次のうち誤っているものはどれか。
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解説: 消防法第8条および消防法施行令第1条の2の規定により、防火管理者の選任が必要な対象物は、特定防火対象物で収容人員30人以上、非特定防火対象物で収容人員50人以上が原則である。選択肢5の神社・寺院(非特定)は収容人員50人以上で選任義務が生じるため、「500人以上」という記述は誤り…
根拠法令: 消防法第8条、消防法施行令第1条の2
- Q12初級点検報告・特定防火対象物・1年ごと
消防用設備等の点検結果報告について、特定防火対象物の報告周期として正しいものはどれか。
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解説: 消防法第17条の3の3の規定により、特定防火対象物の管理権原者は消防用設備等の点検結果を1年ごとに消防長または消防署長に報告しなければならない。非特定防火対象物は3年ごとの報告が義務付けられている。点検自体は機器点検(6か月ごと)と総合点検(1年ごと)が必要だが、消防署への報告周…
根拠法令: 消防法第17条の3の3
- Q13中級工事計画届・10日前・甲種特有
甲種消防設備士が自動火災報知設備の工事着手届を提出する期限として正しいものはどれか。
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解説: 消防法第17条の14の規定により、甲種消防設備士は消防用設備等の設置工事に着手しようとする日の10日前までに、消防長または消防署長に届け出なければならない(工事計画届)。この届出は事前の行政チェックを可能にするための制度であり、着手後の届出や着手当日の届出は認められない。乙種消防…
根拠法令: 消防法第17条の14
- Q14中級甲種乙種の違い・業務独占・受験資格
甲種消防設備士と乙種消防設備士の違いに関する記述として、次のうち誤っているものはどれか。
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解説: 選択肢5が誤り。甲種消防設備士と乙種消防設備士は別個の免状であり、甲種を取得することで乙種が「自動的に付与」されるわけではない。ただし、同じ類の甲種免状を持つ者が乙種の業務範囲(整備・点検)を行うことは実態として可能(甲種は乙種業務を包含)。選択肢1〜4はいずれも正しい記述。再講…
根拠法令: 消防法第17条の5、第17条の10、第17条の14
- Q15中級特定防火対象物・非特定防火対象物・用途区分
消防法施行令別表第1において、次の防火対象物の用途のうち特定防火対象物((1)〜(4)項、(5)項イ、(6)項等)に分類されないものはどれか。
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解説: 消防法施行令別表第1による分類では、映画館((1)項イ)・料理店((3)項ロ)・百貨店((4)項)・病院((6)項イ)はいずれも特定防火対象物に該当し、不特定多数または要配慮者が利用する施設として規制が厳しい。一般事務所は(15)項に分類される非特定防火対象物であり、規制水準が異…
根拠法令: 消防法施行令別表第1
- Q16初級甲種4類・火災通報装置・業務範囲
消防機関へ通報する火災報知設備(火災通報装置)について、消防設備士甲種4類の免状で工事が行えるかどうか、正しい記述はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行令第36条の2の規定により、甲種4類の消防設備士が工事・整備できる設備は「自動火災報知設備」「ガス漏れ火災警報設備」「消防機関へ通報する火災報知設備(火災通報装置)」の3種類である。火災通報装置は4類の業務範囲に明確に含まれており、甲種4類免状があれば工事・整備が可能。…
根拠法令: 消防法施行令第36条の2
- Q17初級統括防火管理者・高層建築物・管理権原者
統括防火管理者を選任しなければならない防火対象物として、次のうち正しいものはどれか。
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解説: 消防法第8条の2の規定により、複数の管理権原者が存在する防火対象物のうち、高層建築物(高さ31m超)・地下街・準地下街・特定防火対象物で収容人員が一定数以上のもの等では、統括防火管理者の選任が義務付けられる。管理権原が一つの場合(選択肢1)は統括防火管理者制度の対象外。単なる延べ…
根拠法令: 消防法第8条の2
- Q18中級受信機・設置場所・常時人がいる場所
自動火災報知設備の受信機の設置場所に関する規定として、消防法施行規則で定められている要件として正しいものはどれか。
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解説: 消防法施行規則第24条の規定により、自動火災報知設備の受信機は常時人のいる場所(常時人が存在する管理室・守衛室・防災センター等)に設置しなければならない。火災の警報を確実に人が認知できる環境に設置することが目的である。「1階限定」や「屋外設置」の要件はなく、選択肢1・2・4・5は…
根拠法令: 消防法施行規則第24条
- Q19中級非常電源・蓄電池・自家発電
自動火災報知設備の非常電源について、消防法施行規則に定められている内容として正しいものはどれか。
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解説: 消防法施行規則第24条第1号の規定により、自動火災報知設備の非常電源は蓄電池設備または自家発電設備とし、有効に10分間以上作動できる容量を確保しなければならない。さらに、特定防火対象物で延べ面積1,000m²以上のものや、地階・無窓階・11階以上の部分を有する建築物などの総務省令…
根拠法令: 消防法施行規則第24条第1号
- Q20初級消防計画・防火管理者・届出
消防計画に関する記述として、次のうち正しいものはどれか。
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解説: 消防法第8条第1項の規定により、防火管理者は消防計画を作成し、遅滞なく消防長または消防署長に届け出なければならない。消防計画には自衛消防の組織・訓練・設備の点検等に関する事項が含まれる。作成義務者は防火管理者であり、消防長や市町村長が作成するものではない(選択肢1・3は誤り)。消…
根拠法令: 消防法第8条第1項
- Q21初級ガス漏れ火災警報設備・設置基準・地下街
ガス漏れ火災警報設備の設置が義務付けられる防火対象物について、正しいものはどれか。
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解説: 消防法施行令第21条の2の規定により、ガス漏れ火災警報設備の設置が義務付けられる防火対象物は主に地下街、地下を有する温泉施設(旅館・ホテル等の地下部分)、準地下街等に限定される。すべての特定防火対象物や延べ面積・収容人員による一律の基準ではなく、地下の閉鎖空間など特定の場所に限っ…
根拠法令: 消防法施行令第21条の2
- Q22初級警戒区域・600m²以下・一辺50m以下
消防法施行令に定める自動火災報知設備の警戒区域の設定に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行令第21条第2項の規定により、自動火災報知設備の警戒区域は、一の警戒区域の面積が原則として600m²以下、かつ一辺の長さが50m以下となるよう設定しなければならない。ただし、主要な出入口から内部を見通すことができる場合は1,000m²以下まで拡大が認められる。「2以上の…
根拠法令: 消防法施行令第21条第2項
- Q23中級免状書換え・氏名変更・本籍地
消防設備士免状の書換えが必要となる場合として、次のうち正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第17条の8の規定により、消防設備士は氏名または本籍地の属する都道府県に変更が生じたときは、遅滞なく免状の書換えを申請しなければならない。現住所(居住地)の変更は書換え事由に該当しない(選択肢2は誤り)。勤務先の変更も同様(選択肢1は誤り)。免状の種類を追加した場合は新たな…
根拠法令: 消防法第17条の8
- Q24中級自衛消防組織・延べ面積1万m²・高さ31m超
消防法に基づく自衛消防組織の設置義務について、正しいものはどれか。
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解説: 消防法第8条の2の5の規定により、自衛消防組織の設置が義務付けられるのは政令で定める規模以上の大規模な特定防火対象物に限られる。消防法施行令第4条の2の4により、具体的には延べ面積1万m²以上の特定防火対象物、または高さ31m(おおむね地上10階建て相当)を超える特定防火対象物が…
根拠法令: 消防法第8条の2の5、消防法施行令第4条の2の4
- Q25中級総合点検・1年ごと・機器点検
消防用設備等の総合点検の実施周期として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第31条の6の規定により、消防用設備等の点検は機器点検(6か月ごと)と総合点検(1年ごと)の2種類がある。機器点検は設備の外観や機能を簡易に確認するもの、総合点検は実際に設備を作動させて総合的な機能を確認するものである。消防署への点検結果報告は特定防火対象物が1年ご…
根拠法令: 消防法施行規則第31条の6
- Q26中級業務独占・補助作業・監督
甲種消防設備士として消防用設備等の工事を行う場合、消防設備士でない者(補助者)が作業を補助することについて正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第17条の5の規定における業務独占は、消防用設備等の工事・整備を「行う」ことを消防設備士に限定しているが、消防設備士の監督下で補助作業に従事することは一般作業員も可能である。電気工事士の場合と同様に、責任ある立場での施工は資格者が担い、付帯的な補助作業は資格なしの者が行うこ…
根拠法令: 消防法第17条の5
- Q27中級差動式スポット型・感知器・設置不適切場所
差動式スポット型感知器の設置が適さない場所として、消防法施行規則上正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 差動式スポット型感知器は周囲温度の上昇率が一定以上になると作動する感知器である。厨房や調理室など調理時に急激な温度変化が生じる場所では、火災以外の原因で容易に誤作動(非火災報)を起こす。このような場所には、差動式ではなく定温式スポット型感知器や定温式感知線型感知器の設置が適してい…
根拠法令: 消防法施行規則第23条
- Q28中級甲種受験資格・電気工事士・受験資格
消防設備士甲種4類の免状を取得するために必要な受験資格として認められているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第33条の3の規定により、第一種・第二種電気工事士免状を持つ者は甲種消防設備士試験の受験資格が認められる。危険物取扱者甲種(選択肢1)は甲種消防設備士の受験資格に含まれない。防火管理者(選択肢3)・衛生管理者(選択肢4)・宅地建物取引士(選択肢5)も受験資格に該当し…
根拠法令: 消防法施行規則第33条の3
- Q29中級消防法第17条・設置維持義務・管理権原者
消防用設備等の設置・維持義務について定める消防法の条文として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第17条第1項が消防用設備等の設置・維持義務の根本規定であり、「学校、病院、工場その他の防火対象物において、その管理の権原を有する者(管理権原者)は、政令で定める技術上の基準に従い、消防用設備等を設置し、及び維持しなければならない」と定めている。消防法第6条は防火地域等、第…
根拠法令: 消防法第17条第1項
- Q30中級警戒区域・600m²・50m
自動火災報知設備の警戒区域の設定に関する規定として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第23条第1項の規定により、自動火災報知設備の警戒区域は原則として1つの防火対象物について2以上の階にわたってはならず、面積600m²以下、かつ1辺の長さ50m以下(光電式分離型感知器を設けた場合は100m以下)としなければならない。選択肢2(500m²)・選択肢3…
根拠法令: 消防法施行規則第23条第1項
- Q31中級自動火災報知設備・設置義務・面積要件
消防法施行令第21条に規定される自動火災報知設備の設置対象物のうち、延べ面積にかかわらず設置が義務付けられる防火対象物の用途として、次のうち誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行令第21条により、延べ面積にかかわらず自動火災報知設備の設置が義務付けられる用途には、カラオケボックス((2)項ニ)、病院・診療所((6)項イ)、老人福祉施設等((6)項ロ)、地下街((16の2)項)などが含まれる。倉庫((14)項)は延べ面積500m²以上で設置義務が…
根拠法令: 消防法施行令第21条
- Q32中級工事計画届・記載事項・甲種特有
甲種消防設備士の工事計画届に記載しなければならない事項として、消防法施行規則が定める内容として誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第33条の18の規定により、工事計画届(甲種消防設備士が提出)には工事の種別・場所・予定期間、防火対象物の情報、担当消防設備士の氏名・免状番号、設置する設備の種類等を記載する。機器・材料の製造者名や単価(選択肢4)は法令上の記載必須事項には含まれない。これは見積書や…
根拠法令: 消防法施行規則第33条の18
- Q33中級点検基準・機器点検・総合点検
消防法第17条の3の3に定める消防用設備等の点検基準について、次の記述のうち正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第31条の6の規定により、機器点検は6か月ごと・総合点検は1年ごとに実施する。消防機関への結果報告は特定防火対象物が1年ごと、非特定が3年ごとである。選択肢1は誤り(消防設備点検資格者も点検実施者として認められている)。選択肢2は誤り(不備があれば改善措置が必要だが…
根拠法令: 消防法第17条の3の3、消防法施行規則第31条の6
- Q34中級複合用途防火対象物・16項・設置基準
複合用途防火対象物(令別表第1(16)項)において自動火災報知設備の設置基準を判断するとき、正しい考え方はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行令第21条および複合用途防火対象物に関する規定により、複合用途防火対象物では特定用途部分(例:飲食店・店舗等)の床面積が一定以上であれば、その用途区分に応じた設置基準が棟全体に適用される場合がある。各用途を個別に判断せず、特定用途部分が存在することで規制が強化されるのが…
根拠法令: 消防法施行令第21条
- Q35上級甲種乙種の違い・業務範囲・工事
甲種消防設備士と乙種消防設備士の業務範囲の違いについて、次の5つの記述のうち誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 選択肢5が誤り。甲種消防設備士の免状は整備業務も包含しており、乙種の免状を別途取得する必要は一切ない。甲種は工事・整備・点検のすべてをカバーする上位の資格である。選択肢1〜4はいずれも正しい記述。なお選択肢3について補足すると、軽微な作業(電気工事士が行える範囲内の電気的接続のみ…
根拠法令: 消防法第17条の5、第17条の14
- Q36上級免状返納命令・消防庁長官・2年間受験禁止
消防設備士免状の返納命令に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法第17条の9の規定により、免状の返納命令を発することができるのは消防庁長官のみであり、都道府県知事には返納命令の権限がない(選択肢5が誤り)。免状の交付は都道府県知事が行うが、返納命令は消防庁長官の専権事項である。選択肢1・2・3・4はいずれも正しい記述。返納命令後2年間は…
根拠法令: 消防法第17条の9
- Q37初級オームの法則・電流・電圧
オームの法則について正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: オームの法則は I = V / R(電流 = 電圧 ÷ 抵抗)で表される。よって電流(I)は電圧(V)に比例し、抵抗(R)に反比例する。選択肢1・2・4・5はこの関係を誤って記述している。選択肢2(電圧は電流×抵抗)も数式としては正しいが、「電圧は抵抗に反比例する」という部分が誤…
- Q38初級並列回路・合成抵抗・計算問題
抵抗R₁=6Ω、R₂=12Ωを並列接続したときの合成抵抗として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 並列接続の合成抵抗の計算式は 1/R = 1/R₁ + 1/R₂ である。1/R = 1/6 + 1/12 = 2/12 + 1/12 = 3/12 = 1/4 より、R = 4Ω となる。また、2つの抵抗の並列合成は R = R₁×R₂ / (R₁+R₂) でも計算できる:R …
- Q39初級電力・ワット・単位
電力の単位として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 電力の単位はワット(W)で表され、P = V × I(電力 = 電圧 × 電流)の関係がある。ジュール(J)は電力量(エネルギー)の単位。ボルト(V)は電圧の単位。アンペア(A)は電流の単位。オーム(Ω)は電抵抗の単位。自動火災報知設備の消費電力を計算する際はP = V × I …
- Q40初級オームの法則・電圧計算・計算問題
直流電源に10Ωの抵抗を接続したとき、2Aの電流が流れた。このときの電圧として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: オームの法則 V = I × R より、V = 2A × 10Ω = 20V となる。選択肢1(5V)は10÷2の誤り、選択肢2(8V)は10−2の誤り、選択肢3(12V)は10+2の誤り、選択肢5(100V)は計算根拠が不明。V = I × R の公式を確実に使いこなすことが自…
- Q41初級交流・実効値・最大値
交流電圧の実効値と最大値(波高値)の関係について正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正弦波交流における実効値(V)と最大値(Vm)の関係は V = Vm / √2 ≒ Vm × 0.707 である。日本の家庭用電源100Vは実効値100Vであり、最大値は100 × √2 ≒ 141Vとなる。選択肢1(実効値 = 最大値 × √2)は逆の関係(最大値の求め方)。選…
- Q42中級電力計算・直列回路・合成抵抗
抵抗R₁=4Ω、R₂=6Ωが直列接続された回路に12Vの電圧を加えたとき、この回路で消費する電力として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 直列接続の合成抵抗は R = R₁ + R₂ = 4 + 6 = 10Ω。電流は I = V / R = 12 / 10 = 1.2A。消費電力は P = V × I = 12 × 1.2 = 14.4W。または P = V² / R = 144 / 10 = 14.4W として…
- Q43中級コンデンサ・直列接続・静電容量
コンデンサC₁=4μF、C₂=6μFを直列接続したときの合成静電容量として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: コンデンサの直列接続の合成静電容量の計算式は 1/C = 1/C₁ + 1/C₂ である(抵抗の並列接続と同じ形式)。1/C = 1/4 + 1/6 = 3/12 + 2/12 = 5/12 より C = 12/5 = 2.4μF。選択肢1(10μF)は並列接続(C₁+C₂)の値…
- Q44中級電圧計・電流計・電気計測器
電気計測器に関する記述として、次のうち正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 電圧計は高内部抵抗を持ち(回路に影響を与えないため)、測定対象に並列に接続して電圧降下を測定する。電流計(選択肢2)は低内部抵抗を持ち、回路に直列に接続する。絶縁抵抗計(メガー、選択肢4)は被測定物の電源を切った状態(無電圧)で高電圧を印加して絶縁抵抗を測定する。電力計(選択肢5…
- Q45中級力率・有効電力・皮相電力
交流回路の力率に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 力率(cosθ)は有効電力(W)を皮相電力(VA)で割った値であり、0から1の間の値をとる。力率1.0(cosθ=1)のとき位相差ゼロで、回路に無効電力がなく有効電力のみが消費される(選択肢2は逆の記述で誤り)。力率は高いほど効率がよく(選択肢3は逆で誤り)、純容量性回路の力率は…
- Q46中級絶縁抵抗計・メガー・測定手順
絶縁抵抗計(メガー)を使用して絶縁抵抗を測定する場合の正しい手順として、次のうち正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 絶縁抵抗計(メガー)による測定は、測定対象の電源をすべて切り、コンデンサ等に蓄積した電荷を放電させた状態で行う。通電状態での測定は機器の損傷や感電の危険がある(選択肢1・3は誤り)。メガーはアース端子(E端子)を接地させて使用するのが基本(選択肢4は誤り)。絶縁抵抗は高いほど絶縁…
- Q47中級ダイオード・整流・半導体
ダイオードの特性について正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: ダイオードはアノード(A)からカソード(K)方向(順方向)にのみ電流を流す整流作用を持つ半導体素子である(選択肢1・3は誤り)。シリコンダイオードの順方向電圧降下は約0.6〜0.7V(選択肢4の3Vは誤り)。NPN型・PNP型の分類はトランジスタの分類であり、ダイオードの分類では…
- Q48中級変圧器・巻数比・電圧比
変圧器(トランス)の1次側と2次側の電圧・巻数の関係について正しいものはどれか。
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解説: 変圧器の巻数比と電圧比の関係は V₁/V₂ = N₁/N₂(1次電圧/2次電圧 = 1次巻数/2次巻数)である。例えば1次巻数100、2次巻数10なら、1次電圧100Vのとき2次電圧は10Vとなる。選択肢1は分母と分子が逆の誤り。選択肢2は積の形で誤り(正しくはV₁×N₂ではなく…
- Q49上級RLC回路・共振・インピーダンス
RLC直列回路において共振が起こる条件と共振時の特性として、正しいものはどれか。
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解説: RLC直列回路の共振条件は誘導リアクタンスXL=容量リアクタンスXC、すなわちωL = 1/(ωC) となるときである。共振周波数は f₀ = 1/(2π√LC) で表され、LとC両方に依存する(選択肢2は誤り)。共振時はXLとXCが打ち消し合い、回路のインピーダンスは純抵抗Rの…
- Q50上級トランジスタ・増幅作用・NPN型
トランジスタの増幅作用について正しいものはどれか。
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解説: トランジスタはエミッタ(E)・コレクタ(C)・ベース(B)の3端子を持ち、微小なベース電流でコレクタ電流を制御する増幅素子である。NPN型では、ベースにエミッタより高い電位を与えてベース電流を流すとコレクタ電流が流れる(選択肢2の記述は方向が誤り)。直流電流増幅率hFE=IC/I…
- Q51上級誘導リアクタンス・計算問題・交流回路
コイル(インダクタンスL=0.1H)に周波数50Hzの交流を流すとき、誘導リアクタンスXLとして正しいものはどれか。(π=3.14とする)
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解説: 誘導リアクタンスの計算式は XL = 2πfL である。XL = 2 × 3.14 × 50 × 0.1 = 2 × 3.14 × 5 = 31.4Ω となる。選択肢1(5Ω)はLのみ、選択肢2(10Ω)はf×L/5の誤算、選択肢4(50Ω)はfのみ、選択肢5(314Ω)はπ×f…
- Q52上級電磁誘導・ファラデーの法則・レンツの法則
電磁誘導(ファラデーの法則)に基づく記述として正しいものはどれか。
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解説: 電磁誘導に関するファラデーの法則では、誘導起電力は磁束の「変化の速さ(時間変化率)」に比例する。選択肢2は「磁束の大きさそのもの」に比例するとしており、これは誤り。磁束が一定(変化なし)であれば起電力は誘導されない。選択肢3のレンツの法則は「誘導起電力の方向は磁束の変化を妨げる向…
- Q53上級サイリスタ・SCR・ゲート
サイリスタ(SCR)の特性として正しいものはどれか。
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解説: サイリスタ(SCR:シリコン制御整流素子)はゲート(G)・アノード(A)・カソード(K)の3端子を持ち、ゲートに信号を加えてターンオンすると、ゲート信号を切ってもアノード電流が保持電流以上流れている限り導通を維持する(ラッチング特性)。これがダイオードとの大きな違いである。選択肢…
- Q54上級甲種4類・電気工事士・業務区分
消防設備士甲種4類が行う自動火災報知設備の工事において、電気工事士が担当すべき部分と消防設備士が担当すべき部分の区分について正しいものはどれか。
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解説: 自動火災報知設備の工事における業務区分は複合的である。商用電源からの分岐・幹線引き込み等の「屋内配線工事」は電気工事士法に基づく電気工事士の業務範囲(一般用電気工作物)。一方、感知器・発信機・受信機間の専用回路(弱電回路)の工事は消防法に基づく消防設備士(甲種4類)の業務範囲とな…
根拠法令: 消防法第17条の5、電気工事士法第3条
- Q55上級設置免除・スプリンクラー設備・特例
消防法施行令第21条に定める自動火災報知設備の設置が免除される場合について、正しいものはどれか。
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解説: 消防法施行令第32条の特例規定および消防法施行規則の技術基準により、閉鎖型スプリンクラー設備が設置され、当該設備に火災を感知して自動的に警報を発する機能(SP連動型警報装置)が付加されている場合には、自動火災報知設備の設置を一部緩和または免除できる場合がある。ただし、すべてのスプ…
根拠法令: 消防法施行令第32条
消防設備士 甲種4類の他のカテゴリ
消防関係法令・基礎知識 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 消防設備士 甲種4類の消防関係法令・基礎知識は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは消防設備士 甲種4類の消防関係法令・基礎知識に全55問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。160問ある消防設備士 甲種4類全体のうち消防関係法令・基礎知識は約34%を占める重要科目です。
- 消防関係法令・基礎知識はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 消防関係法令・基礎知識は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。消防設備士 甲種4類は合計3科目 (消防関係法令・基礎知識 / 構造・機能・工事・整備・実技(鑑別・製図)) の構成なので、消防関係法令・基礎知識単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 消防設備士 甲種4類全体で消防関係法令・基礎知識の出題比率はどのくらいですか?
- 消防関係法令・基礎知識は消防設備士 甲種4類の3科目のうちの1科目で、ぴよパスでの消防関係法令・基礎知識の問題数は55問 / 全160問 ≈ 34%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、消防関係法令・基礎知識を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約34%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 消防関係法令・基礎知識で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 消防設備士 甲種4類は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、消防関係法令・基礎知識で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間3時間15分の中で、ぴよパスの消防関係法令・基礎知識練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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