地域環境・化学物質・放射性物質
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- 正解済みまだ正解していませんQ1初級
環境基本法が公害として挙げる7つ(典型七公害)のうち、同法第16条に基づく環境基準の対象とされているのは、大気の汚染・水質の汚濁・土壌の汚染・騒音の4つである。
解説: 正しい記述です。環境基本法第2条第3項は、大気の汚染・水質の汚濁・土壌の汚染・騒音・振動・地盤の沈下・悪臭の7つによる被害を公害と定義しています。このうち、政府が人の健康の保護と生活環境の保全の上で維持されることが望ましい基準(環境基準)を定めるとしているのは、大気の汚染・水質の…
根拠・参照資料: 環境基本法第2条、第16条
関連キーワード: 典型七公害・環境基準・環境基本法・公害
- 正解済みまだ正解していませんQ2中級
水質汚濁の指標のうち、BODは主に河川に、CODは主に湖沼や海域に用いられる。
解説: 正しい記述です。BOD(生物化学的酸素要求量)は微生物が有機物を分解するときに消費する酸素の量で、流れがあり微生物による分解が進む河川に適しています。COD(化学的酸素要求量)は酸化剤で有機物を分解したときの酸素消費量で、藻類などが多く測定に時間をかけられない湖沼・海域に用いられ…
関連キーワード: BOD・COD・水質汚濁・有機汚濁
- 正解済みまだ正解していませんQ3初級
四大公害病のひとつである四日市ぜんそくは、石油化学コンビナートから排出された窒素酸化物を主な原因とする大気汚染によって起きた。
解説: 誤りです。四日市ぜんそくは、昭和30年代に三重県四日市市で石油化学コンビナートが本格的に稼働したことに伴い、主として硫黄酸化物を含む排煙による大気汚染で、ぜんそくなどの呼吸器の病気が多発したものです。硫黄分を含む石油や石炭の燃焼で出る二酸化硫黄が中心で、その後、排煙脱硫装置の導入…
関連キーワード: 四大公害病・四日市ぜんそく・硫黄酸化物・大気汚染
- 正解済みまだ正解していませんQ4中級
赤潮は、窒素やリンの流入によって富栄養化した水域でプランクトンが異常に増殖する現象である。
解説: 正しい記述です。生活排水や農地からの肥料成分が流れ込んで窒素・リンが過剰になると、これを栄養源とするプランクトンが大量に発生し、水面が赤褐色に見えます。増えたプランクトンが死んで分解される際に酸素が大量に消費されるため、魚介類の大量死につながります。閉鎖性水域で起こりやすいことか…
関連キーワード: 赤潮・富栄養化・窒素・リン・閉鎖性水域
- 正解済みまだ正解していませんQ5上級
環境基本法は、環境基準について、少なくとも5年ごとに科学的な知見に基づいて見直さなければならないと定めている。
解説: 誤りです。環境基本法第16条第3項は、環境基準について「常に適切な科学的判断が加えられ、必要な改定がなされなければならない」と定めており、5年ごとといった見直しの周期は定めていません。環境基準は、政府が人の健康の保護と生活環境の保全の上で維持されることが望ましい基準として定める行…
根拠・参照資料: 環境基本法第16条
関連キーワード: 環境基準・環境基本法・排出基準・科学的判断
- 正解済みまだ正解していませんQ6中級
化管法(化学物質排出把握管理促進法)のPRTR制度では、対象となる事業者は、第一種指定化学物質の排出量と移動量を、全社分を合算して毎年度国に届け出る。
解説: 誤りです。化管法第5条第2項は、第一種指定化学物質等取扱事業者に対し、第一種指定化学物質ごと、かつ事業所ごとに、毎年度、前年度の排出量と移動量を主務大臣に届け出ることを求めています。全社分を合算するのではなく、事業所単位で把握・届出をすることで、地域ごとの排出の状況が分かるように…
根拠・参照資料: 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律第5条
関連キーワード: 化管法・PRTR・排出量・移動量・第一種指定化学物質
- 正解済みまだ正解していませんQ7中級
環境省の化学物質の環境リスク初期評価(2025年12月公表の第24次取りまとめ)では、健康リスクについて、無毒性量等を予測最大ばく露量で割った値(MOE)が100以上であれば、現時点では作業は必要ないと判定する。
解説: 正しい記述です。化学物質のリスクは、物質の有害性の強さと、人や環境がさらされる量(ばく露量)の組み合わせで決まります。環境省の初期評価では、健康リスクについて無毒性量等を予測最大ばく露量(または濃度)で割ったMOEを求め、10未満なら詳細な評価を行う候補、10以上100未満なら情…
関連キーワード: 環境リスク初期評価・MOE・無毒性量・ばく露量・健康リスク
- 正解済みまだ正解していませんQ8上級
PRTR制度では、国が事業所に立ち入って化学物質の排出量を測定し、その結果を公表する。
解説: 誤りです。PRTR制度は、対象となる化学物質をどれだけ環境に排出し、廃棄物としてどれだけ事業所の外に移動させたかを、事業者自身が把握して国に届け出る仕組みです。国は届出を集計し、届出のない小規模な排出源の推計と合わせて公表します。事業者が自ら把握することで管理の改善を促す点にねら…
関連キーワード: PRTR・化管法・届出・排出量の把握
- 正解済みまだ正解していませんQ9中級
化管法のSDS(安全データシート)の制度では、主として一般消費者の生活の用に供される製品は、SDSによる情報提供の対象となる製品から除かれている。
解説: 正しい記述です。化管法第14条は、指定化学物質等を他の事業者に譲渡・提供するときに、その時までに性状と取扱いに関する情報を文書などで相手方に提供することを義務づけています。対象となる製品は、施行令で、第一種指定化学物質を質量で1パーセント以上(特定第一種指定化学物質は0.1パーセ…
根拠・参照資料: 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律第2条、第14条、同法施行令第5条、第6条
関連キーワード: SDS・安全データシート・化管法・一般消費者・指定化学物質
- 正解済みまだ正解していませんQ10上級
化審法(化学物質審査規制法)では、新規化学物質であっても、試験研究のために製造・輸入する場合は、厚生労働・経済産業・環境の3大臣への事前の届出をしなくてよい。
解説: 正しい記述です。化審法第3条第1項は、新規化学物質を製造・輸入しようとする者に、あらかじめ厚生労働大臣・経済産業大臣・環境大臣へ届け出ることを求め、3大臣は分解性・蓄積性・毒性などを審査します(第4条)。ただし、試験研究のための製造・輸入(同項第2号)や試薬としての製造・輸入(第…
根拠・参照資料: 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律第3条、第4条
関連キーワード: 化審法・新規化学物質・試験研究・事前審査・届出
- 正解済みまだ正解していませんQ11初級
放射性セシウム137の半減期は約8日である。
解説: 誤りです。セシウム137の半減期は約30年で、環境中に長く残るため事故後の対策で中心的な課題となります。約8日なのはヨウ素131で、こちらは短期間で減る一方、甲状腺に集まりやすいため事故直後の防護が重要になります。セシウム134の半減期は約2年で、時間が経つほどセシウム137の比…
関連キーワード: 半減期・セシウム137・ヨウ素131・放射性物質
- 正解済みまだ正解していませんQ12中級
ベクレル(Bq)は、人体が受ける放射線の影響の大きさを表す単位である。
解説: 誤りです。ベクレルは放射性物質が放射線を出す能力、すなわち放射能の強さを表す単位です。人体が受ける影響の大きさを表すのはシーベルト(Sv)で、食品の基準値がベクレル毎キログラムで示されるのに対し、被ばく線量はミリシーベルトで示されます。「放射線を出す側がベクレル、受ける側がシーベ…
関連キーワード: ベクレル・シーベルト・放射能・被ばく線量
- 正解済みまだ正解していませんQ13上級
環境基本法は2012年の改正により、放射性物質による大気・水・土壌の汚染を適用除外としていた規定が削除された。
解説: 正しい記述です。従来、放射性物質による環境汚染の防止は原子力関係の法律にゆだねられ、環境基本法の対象から外されていました。東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて2012年に適用除外規定が削除され、翌年には大気汚染防止法や水質汚濁防止法にも放射性物質の常時監視に関する規定が加え…
関連キーワード: 環境基本法・放射性物質・適用除外・2012年改正
- 正解済みまだ正解していませんQ14上級
中間貯蔵・環境安全事業株式会社法では、国は、福島県内の除去土壌等について、中間貯蔵の開始後50年以内に福島県外で最終処分を完了するために必要な措置を講ずるものとされている。
解説: 誤りです。中間貯蔵・環境安全事業株式会社法第3条第2項は、国が中間貯蔵のための施設を整備して安全を確保し、周辺の住民などの理解と協力を得る措置を講ずるほか、中間貯蔵開始後30年以内に福島県外で最終処分を完了するために必要な措置を講ずると定めています。期限は50年ではなく30年です…
根拠・参照資料: 中間貯蔵・環境安全事業株式会社法第3条
関連キーワード: 中間貯蔵・除去土壌・最終処分・福島県外
- 正解済みまだ正解していませんQ15中級
地盤沈下とは、地震によって地面が沈み込む現象のことをいう。
解説: 誤りです。典型七公害としての地盤沈下は、工業用水や農業用水として地下水を大量に汲み上げたことで地層が収縮し、地面が沈む現象を指します。いったん沈むと元には戻らず、建物の傾きや浸水しやすい土地の拡大といった被害が残ります。地下水の採取を規制することで沈下は収まりましたが、失われた高…
関連キーワード: 地盤沈下・地下水の採取・典型七公害・不可逆性
- 正解済みまだ正解していませんQ16上級
大気汚染防止法で、都道府県が条例により国の排出基準より厳しい許容限度の排出基準を定めることができるのは、ばいじんと有害物質であり、硫黄酸化物はその対象とされていない。
解説: 正しい記述です。大気汚染防止法第4条第1項は、国の排出基準では人の健康の保護や生活環境の保全に十分でない区域について、都道府県が条例で、より厳しい許容限度の排出基準(上乗せ排出基準)を定めることができるとしていますが、対象はばいじんと有害物質に限られています。硫黄酸化物は、排出口…
根拠・参照資料: 大気汚染防止法第3条、第4条、第5条の2、水質汚濁防止法第3条
関連キーワード: 大気汚染防止法・排出基準・ばいじん・有害物質・硫黄酸化物
- 正解済みまだ正解していませんQ17中級
原子力安全研究協会の推計(2011年)によると、日本人が自然放射線から受ける年間の線量の内訳のうち、最も大きいのは、食品を通じて放射性物質を体内に取り込むことによる内部被ばくである。
解説: 正しい記述です。環境省の「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料」が引く原子力安全研究協会「生活環境放射線」(2011年)の推計では、日本人の自然放射線による年間線量は合計約2.1ミリシーベルトで、そのうち食品の摂取による内部被ばくが約0.99ミリシーベルトと最も大きく、…
関連キーワード: 自然放射線・内部被ばく・ラドン・生活環境放射線
- 正解済みまだ正解していませんQ18上級
GHSに基づくラベルに記載する注意喚起語は、危険有害性の重大さに応じて「危険」「警告」「注意」の3種類が使い分けられる。
解説: 誤りです。GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)の注意喚起語は「危険(danger)」と「警告(warning)」の2種類です。重大な危険有害性がある場合には「危険」を、それより重大性の低い場合には「警告」を用い、危険有害性のクラスと区分ごとにどちらを使うかが割…
関連キーワード: GHS・注意喚起語・ラベル・危険有害性
- 正解済みまだ正解していませんQ19中級
2012年10月に施行された政令改正により、環境影響評価法の対象事業に新たに加えられた発電所の種類は、太陽電池発電所である。
解説: 誤りです。2012年10月1日の改正施行令の施行で環境影響評価法の対象事業に加えられたのは、風力発電所の設置や変更の工事の事業です。太陽電池発電所が対象事業に加えられたのはその後で、2019年7月に公布された改正施行令により2020年4月1日から対象となりました。どちらも再生可能…
根拠・参照資料: 環境影響評価法第2条、環境影響評価法施行令別表第一
関連キーワード: 環境影響評価法・対象事業・風力発電所・太陽電池発電所
- 正解済みまだ正解していませんQ20上級
PCB(ポリ塩化ビフェニル)は、かつて絶縁油などに広く使われたが、食用油への混入事件を契機に製造が禁止され、保管する事業者に処分が義務づけられている。
解説: 正しい記述です。熱に強く電気を通しにくいという性質から変圧器やコンデンサの絶縁油に使われましたが、分解されにくく生物に蓄積しやすいことが判明し、健康被害を招きました。製造を止めても既存の機器の中に残り続けるため、保管している事業者に期限を定めて処分を義務づける法律が設けられていま…
関連キーワード: PCB・絶縁油・残留性・処分義務
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- 正解済みまだ正解していませんQ21上級
化管法施行令の改正(2023年4月1日施行)により、PRTR制度の対象となる第一種指定化学物質は462物質となった。
解説: 誤りです。2021年10月に公布され2023年4月1日に施行された改正政令で、第一種指定化学物質は従来の462物質から515物質に見直されました。462物質は改正前の数です。あわせて、発がん性などをもち届出の取扱量のすそ切りが年0.5トンと低い特定第一種指定化学物質は15物質から…
関連キーワード: 化管法・PRTR・第一種指定化学物質・特定第一種指定化学物質
- 正解済みまだ正解していませんQ22初級
気象庁のヒートアイランド監視報告によると、1931年から2017年までの期間で、大都市の年間の霧日数は各都市で有意な減少傾向を示している。
解説: 正しい記述です。気象庁のヒートアイランド監視報告(平成30年)は、1931〜2017年の観測から、大都市の年間の霧日数に各都市で有意な減少が見られるとしています。要因の一つとして、都市化に伴って地面が舗装され緑地が減り、水が蒸発しにくくなって相対湿度が下がったことが指摘されていま…
関連キーワード: ヒートアイランド・霧日数・相対湿度・都市化
- 正解済みまだ正解していませんQ23初級
都市・生活型公害のひとつである生活排水による水質汚濁と、水質汚濁防止法によるその対策に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説: 生活排水は、炊事・洗濯・入浴など人の生活に伴って出る排水(第2条第9項)で、自動車の排出ガスなどと並ぶ都市・生活型公害の原因です。生活排水対策重点地域を指定するのは都道府県知事です(第14条の8第1項)。1:指導員の育成は、第14条の5第1項で市町村が努める施策とされ、国の役割は…
根拠・参照資料: 水質汚濁防止法 第2条第9項・第14条の5・第14条の8第1項・第14条の9第1項
関連キーワード: 生活排水・水質汚濁防止法・生活排水対策重点地域・生活排水対策推進計画
- 正解済みまだ正解していませんQ24中級
光化学オキシダントは、窒素酸化物と、ある物質群とが混ざった大気に太陽光の紫外線が当たり、反応が進むことで二次的に生じる。この物質群として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は4です。環境省の資料では、光化学オキシダントは、工場・事業場や自動車などから出る揮発性有機化合物(VOC)と窒素酸化物の混じった大気に、太陽光(特に紫外線)が当たって光化学反応が進むことで生じる酸化性の物質とされ、その大部分はオゾンです。1のクロロフルオロカーボン(CFC)…
関連キーワード: 光化学オキシダント・揮発性有機化合物・窒素酸化物・浮遊粒子状物質・硫黄酸化物
- 正解済みまだ正解していませんQ25中級
日本のダイオキシン類対策に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は1です。ダイオキシン類対策特別措置法第6条は耐容一日摂取量を体重1キログラム当たり4ピコグラム以下で政令で定める値とし、施行令第2条がこれを4ピコグラム(TEQ換算)と定めています。2は誤りで、関係省庁のパンフレット(2012年)によれば、2010年の排出総量は1997年と…
根拠・参照資料: ダイオキシン類対策特別措置法第6条・第7条、同法施行令第2条
関連キーワード: ダイオキシン類・耐容一日摂取量・排出総量・環境基準・底質
- 正解済みまだ正解していませんQ26中級
「水銀に関する水俣条約」の内容として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は3です。条約は、各締約国について条約が効力を生じた後の新たな水銀鉱山の開発を認めず、既存の鉱山からの産出も効力発生から15年以内に終えることを求めています(第3条)。したがって4の「5年以内」は誤りです。1は、2013年10月に熊本市と水俣市で開かれた外交会議で採択された点…
関連キーワード: 水俣条約・一次採掘・鉱山・体温計・発効
- 正解済みまだ正解していませんQ27上級
食品中の放射性セシウムについて、日本が定めている一般食品の基準値として正しいものはどれか。
解説: 正解は4です。食品からの被ばく線量が年間1ミリシーベルトを超えないように設定されており、一般食品は100ベクレル毎キログラムです。摂取量が多く代わりがきかない飲料水は10、影響を受けやすい乳児用食品と牛乳はそれぞれ50と、より低い値が定められています。「飲料水10・乳児用食品と牛…
関連キーワード: 放射性セシウム・食品の基準値・ベクレル・内部被ばく
- 正解済みまだ正解していませんQ28中級
環境影響評価法に定める、第二種事業の判定(スクリーニング)や配慮書・方法書の手続に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は2です。第二種事業を実施しようとする者は、判定を受けずに、自ら環境影響評価の手続を行うこととしてもよく、その場合は手続が必要と判定されたものとみなされます(環境影響評価法第4条第6項・第8項)。1は誤りで、免許等を行う者などが判定にあたって意見を求める相手は、事業の区域を管…
根拠・参照資料: 環境影響評価法第3条の2・第3条の3・第3条の10・第4条・第10条
関連キーワード: 環境影響評価法・第二種事業・配慮書・方法書・都道府県知事
- 正解済みまだ正解していませんQ29上級
水質汚濁防止法に基づく水質の総量削減(総量規制)で、汚濁負荷量を削減する指定項目として政令で定められているものの組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は3です。水質汚濁防止法第4条の2は、人口や産業の集中で汚れた水が大量に流れ込む広域の公共用水域のうち、排水基準による濃度の規制だけでは環境基準の確保が難しい水域について、汚濁負荷量の総量を削減する仕組みを定めています。同法施行令第4条の2は、その指定項目を化学的酸素要求量(…
根拠・参照資料: 水質汚濁防止法第4条の2、同法施行令第3条・第4条の2
関連キーワード: 総量削減・水質汚濁防止法・指定項目・化学的酸素要求量・汚濁負荷量
- 正解済みまだ正解していませんQ30中級
内部被ばくの線量の評価に用いる預託実効線量に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は1です。体に取り込まれた放射性物質は、壊変と排せつによって時間とともに減っていくため、内部被ばくは、1回の摂取で将来にわたって受ける量を一生分まとめた預託実効線量で評価します。この一生分は、大人では50年、子どもでは70歳に達するまでの年数とされています。したがって3の「8…
関連キーワード: 内部被ばく・預託実効線量・セシウム137・ベクレル
- 正解済みまだ正解していませんQ31上級
環境省の資料(原子力安全研究協会「生活環境放射線」2011年による推計)で、日本に住む人が自然放射線から1年間に受ける実効線量の平均とされている値として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は4です。環境省「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料」は、宇宙線と大地からの外部被ばく、空気中のラドンなどの吸入と食物の摂取による内部被ばくを合わせた自然放射線の線量を、日本平均で年間約2.1ミリシーベルトとしています。3の約2.4ミリシーベルトは世界平均の値です…
関連キーワード: 自然放射線・実効線量・ミリシーベルト・ラドン
- 正解済みまだ正解していませんQ32上級
土壌汚染対策法に定められた仕組みに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は3です。土壌汚染対策法第4条第1項は、面積が環境省令で定める規模以上の土地の形質の変更をしようとする者に、着手する日の30日前までに都道府県知事へ届け出ることを求めています。1は誤りで、汚染があり健康被害が生ずるおそれもある土地は「要措置区域」に指定され(第6条)、形質変更…
根拠・参照資料: 土壌汚染対策法第2条第1項・第3条・第4条第1項・第6条・第11条
関連キーワード: 土壌汚染対策法・特定有害物質・形質変更時要届出区域・要措置区域・有害物質使用特定施設
- 正解済みまだ正解していませんQ33上級
環境政策における「予防原則(予防的な取組方法)」の説明として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は1です。1992年のリオ宣言第15原則は、深刻な、あるいは不可逆的な被害のおそれがある場合には、完全な科学的確実性の欠如を、費用対効果の大きな対策を延期する理由として使ってはならないとしており、これが予防原則(予防的な取組方法)の代表的な定義です。2は、科学的知見の充実の下…
根拠・参照資料: 環境基本法第4条
関連キーワード: 予防原則・未然防止原則・リオ宣言・環境リスク管理
- 正解済みまだ正解していませんQ34中級
アスベスト(石綿)に関する記述として、2022年4月以降の日本の制度に照らして最も適切なものはどれか。
解説: 正解は2です。大気汚染防止法の改正により、2022年4月1日から、床面積の合計が80平方メートル以上の建築物の解体工事などでは、石綿含有建材の有無の事前調査結果を都道府県等に報告することが義務づけられました。1は誤りで、石綿は天然に産出する繊維状の鉱物です。3は、石綿健康被害救済…
根拠・参照資料: 大気汚染防止法第18条の15(2022年4月施行の事前調査結果の報告制度)
関連キーワード: 石綿・アスベスト・事前調査・石綿健康被害救済法・成形板
- 正解済みまだ正解していませんQ35上級
1970年のいわゆる「公害国会」(第64回臨時国会)で行われたこととして、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は3です。公害国会では公害関係の14法が成立し、公害対策基本法などから生活環境の保全と経済の健全な発展との調和に関する規定(いわゆる調和条項)が削除されました。1は誤りで、このとき典型公害に新たに加えられたのは「土壌の汚染」です。騒音と振動は1967年の制定時から含まれていま…
関連キーワード: 公害国会・公害対策基本法・典型公害・環境庁・水質汚濁防止法
- 正解済みまだ正解していませんQ36中級
地下水の採取による地盤沈下とその対策に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は1です。環境省「全国の地盤沈下地域の概況」によると、地盤沈下の多くは、地下水のくみ上げすぎで地下水位が下がり、粘土層の間隙水が帯水層へ出ていって粘土層が収縮することで起こり、いったん沈んだ地盤は元に戻りません。2は誤りで、工業用水法は、指定地域内の一定規模以上の工業用井戸に…
根拠・参照資料: 工業用水法第3条・建築物用地下水の採取の規制に関する法律(ビル用水法)
関連キーワード: 地盤沈下・地下水・粘土層・工業用水法・ビル用水法
- 正解済みまだ正解していませんQ37上級
地方公共団体が条例で、国の定める基準より厳しい基準を設けることを何というか。最も適切なものはどれか。
解説: 正解は2です。法令に定めのない項目を条例で新たに加えることは横出し規制と呼ばれ、あわせて地域の実情に応じた上積みができるようになっています。1は地域全体で排出できる汚濁物質の総量に上限を設ける別の手法、3は国が定める行政上の目標です。汚染の状況は地域によって大きく違うため、全国一…
関連キーワード: 上乗せ基準・横出し規制・条例・総量規制
- 正解済みまだ正解していませんQ38中級
放射線の種類ごとの透過力や遮へいに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は3です。電荷を持たない中性子は、原子核とぶつかってエネルギーを失い、質量がほぼ同じ水素の原子核(陽子)と衝突するときに最も効率よく減速します。そのため、水やコンクリートのように水素を多く含む物質が遮へいに向いています。1は誤りで、空気中を数メートル程度進み、プラスチック1セ…
関連キーワード: 放射線・透過力・中性子線・ベータ線・ガンマ線
- 正解済みまだ正解していませんQ39上級
化学品の分類と表示に関する世界調和システム(GHS)についての記述として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は1です。GHSの絵表示(ピクトグラム)は記号を赤い枠で囲んだもので、炎、円上の炎、爆弾の爆発、腐食性、ガスボンベ、どくろ、感嘆符、環境、健康有害性の9種類があります。2は誤りで、GHSは2003年7月に国連勧告として採択されたもので、条約ではありません。3も誤りで、どくろは…
関連キーワード: GHS・絵表示・SDS・急性毒性
- 正解済みまだ正解していませんQ40中級
環境影響評価法(2026年10月時点で施行されている規定)に定める、方法書や準備書をめぐる手続の期間・時期として、正しいものはどれか。
解説: 正解は4です。事業者は準備書を作成した旨を公告し、公告の日から起算して1月間、準備書と要約書を関係地域内で縦覧に供し、インターネットなどでも公表します(第16条)。1は誤りで、方法書についての意見書を出せるのは、縦覧期間満了の日の翌日から起算して2週間を経過する日までです(第8条…
根拠・参照資料: 環境影響評価法第7条、第7条の2、第8条、第12条、第16条、第17条、第18条
関連キーワード: 環境影響評価法・方法書・準備書・縦覧・意見書
- 正解済みまだ正解していませんQ41上級
PCB(ポリ塩化ビフェニル)と、その廃棄物の処理を進めるPCB特別措置法などの規制に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 正解は3です。PCB特別措置法第17条は、PCB廃棄物の確実で適正な処理の妨げにならないとして環境省令で定める場合のほかは、何人もPCB廃棄物を譲り渡したり譲り受けたりしてはならないとしています。1は誤りで、保管事業者などが毎年度、高濃度PCB廃棄物の保管と処分の状況を届け出る先…
根拠・参照資料: ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法第8条、第10条、第17条、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律第17条、第22条、同法施行令第1条
関連キーワード: PCB・保管事業者・処分期間・第一種特定化学物質・化審法
- 正解済みまだ正解していませんQ42上級
化学物質のリスクコミュニケーションの土台となる、化管法に基づくPRTR制度の情報の扱いとして、正しいものはどれか。
解説: 正解は2です。化管法第8条第4項による集計結果の公表があった後は、何人も、主務大臣に対し、集計に用いた個別の届出データの開示を請求でき(第10条)、主務大臣は速やかに開示しなければなりません(第11条)。1は誤りで、届出は事業所の所在地を管轄する都道府県知事を経由して主務大臣に行…
根拠・参照資料: 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律第4条、第5条、第8条、第10条、第11条
関連キーワード: リスクコミュニケーション・化管法・PRTR・開示・集計
- 正解済みまだ正解していませんQ43初級
気象庁のヒートアイランド監視報告(2018年公表、1931〜2017年の観測を分析)が示した、国内の大都市の気温の長期的な傾向として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は1です。日中は混合層が発達して都市の余分な熱が上空へ広がるのに対し、夜間は地表付近の薄い層に熱がこもるため、上昇率は日最低気温のほうが大きくなります。2は誤りで、平均・最高・最低のいずれの気温でも、上昇率が最も小さい季節が夏である都市が多いとされています(夏は対流が盛んで熱…
関連キーワード: ヒートアイランド・日最低気温・日最高気温・冬日・気象庁
- 正解済みまだ正解していませんQ44中級
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて定められた放射性物質汚染対処特措法に基づく除染の仕組みとして、正しいものはどれか。
解説: 正解は4です。汚染状況重点調査地域では、都道府県知事または政令で定める市町村の長(都道府県知事等)が調査測定を行い、要件に適合しない区域について除染実施計画を定めます(第34条、第36条)。1は誤りで、除染特別地域では環境大臣が特別地域内除染実施計画を定め、国が除染等の措置を実施…
根拠・参照資料: 平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法第28条、第30条、第32条、第34条、第36条、第44条
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この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスではeco検定の問題を6カテゴリに分けています。地域環境・化学物質・放射性物質にはオリジナル予想問題を44問収録し、サイト内のeco検定全260問の約17%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには化管法・PRTR・環境基準・環境基本法などがあります。本試験の情報は合格率54.7%(2025年度)・試験時間90分・受験料5,500円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。44問のうち20問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、持続可能な社会と地球の基礎・いま地球で起きていること・気候変動とエネルギーなどのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
地域環境・化学物質・放射性物質の出題傾向 — 収録全44問の分析
ぴよパスに収録しているeco検定「地域環境・化学物質・放射性物質」のオリジナル練習問題 全44問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級6問・中級19問・上級19問の全44問構成です。うち20問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 化管法5問
- PRTR4問
- 環境基準3問
- 環境基本法3問
- 硫黄酸化物3問
つまずきやすいポイント (解説からの抜粋)
7つのうちどれに環境基準があるかは、混同しやすい区別です。
Q1 環境基本法が公害として挙げる7つ(典型七公害)のうち、同法第16条に基づく環境基準の対象と… で確認する
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持続可能な社会への取り組みと各主体の役割44 問学習に使える参考書 3 冊 PR
編集部の評価 (解説・演習・法令) と対象読者を並べました。
横にスクロールして 3 冊を比較できます
![]() #1 改訂10版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト | ![]() #2 2026年版 環境社会検定試験eco検定公式問題集 | ![]() #3 環境社会教科書 eco検定 テキスト&問題集 改訂10版公式テキスト対応版 | |
|---|---|---|---|
| 役割 | 出題範囲を確定できる唯一の資料 | 実施団体が出す唯一の問題集(過去問集は存在しない) | 1冊で通したい人向け(公式テキストの代わりに選ぶ) |
| 解説 | |||
| 演習 | |||
| 法令 | |||
| こんな人に | はじめて受ける人。何が出るのかを最初に押さえたい人。演習で間違えた分野を調べ直したい人。 | 公式テキストを一通り読んだ人。本番の形式で通しで解いておきたい人。紙で解きたい人。 | 独学で短期間に仕上げたい人。読むだけでなく問題を挟みながら進めたい人。公式テキストが厚く感じる人。 |
| Amazonで価格を見る | Amazon で見る | Amazon で見る |
3 冊の紹介文を読む
- 出題範囲を確定できる唯一の資料改訂10版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト
東京商工会議所 編著・日本能率協会マネジメントセンター
この試験は出題範囲が「公式テキストの記載内容と時事」と公式に示されており、範囲を確定できる資料が事実上これしかない。市販の対策書もすべて公式テキストの改訂版に合わせて作られるため、まず手元に置くのはこの1冊になる。ぴよパスの練習問題も公式テキストの章立てに沿って分野を切ってあるので、演習で間違えた分野をそのまま引ける。
- 実施団体が出す唯一の問題集(過去問集は存在しない)2026年版 環境社会検定試験eco検定公式問題集
東京商工会議所 編著・日本能率協会マネジメントセンター
2021年度からIBT・CBT方式になり試験問題が非公開になったため、市販の過去問集は存在しない。実施団体が出すこの問題集が、出題のされ方に最も近い形で数をこなせる資料になる。改訂10版の公式テキストに対応しており、模擬問題が収録されている。ぴよパスの演習で分野ごとに固めたあと、通しで解く用途に向く。
- 1冊で通したい人向け(公式テキストの代わりに選ぶ)環境社会教科書 eco検定 テキスト&問題集 改訂10版公式テキスト対応版
鈴木 和男・翔泳社
公式テキストは範囲を示すことが目的で、覚えるための整理は読み手に委ねられている。この本は改訂10版に対応させたうえで要点を絞り、問題を挟みながら進む構成なので、独学で1冊にまとめたい場合の受け皿になる。公式テキストと役割が重なるため、両方買うより、範囲を確定したい人は公式・効率よく通したい人はこちら、と選ぶのが実際的。
書籍情報の確認日: (3 冊とも)
書籍情報の確認日は、Amazon評価の時点を示すものではありません。最新の評価・版・対応年度・価格は商品ページでご確認ください。
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地域環境・化学物質・放射性物質 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- eco検定の地域環境・化学物質・放射性物質は何問用意されていますか?
- ぴよパスではeco検定の地域環境・化学物質・放射性物質に全44問のオリジナル練習問題を用意しています。eco検定の収録全260問のうち約17%です。回答後に解説を確認できます。初級・中級・上級のバッジは問題の難易度の目安で、解いた人の習熟度を示すものではありません。
- 地域環境・化学物質・放射性物質はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスではeco検定の問題を6カテゴリ(地域環境・化学物質・放射性物質 / 持続可能な社会と地球の基礎・いま地球で起きていること・気候変動とエネルギー・生物多様性と循環型社会)に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- 地域環境・化学物質・放射性物質の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 地域環境・化学物質・放射性物質は、ぴよパスでeco検定の問題を分けている6カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している地域環境・化学物質・放射性物質の問題数は44問 / 全260問で、収録全体の約17%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、地域環境・化学物質・放射性物質を全60問中10問(約17%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 地域環境・化学物質・放射性物質で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- eco検定の合格基準は「100点満点の70点以上」です。科目別の足切りはなく、合否は総合得点で決まります。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。地域環境・化学物質・放射性物質の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。


