登録販売者 医薬品の基礎知識・人体 練習問題 第14問: スモン(SMON)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
スモン(SMON)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. スモンは、整腸剤として使用されていたキノホルムによって引き起こされた神経障害であり、主に視神経・脊髄・末梢神経に障害をもたらした
スモン(SMON:subacute myelo-optico-neuropathy、亜急性脊髄視神経症)は、整腸剤・アメーバ赤痢治療薬として使用されていたキノホルム(クリオキノール)によって引き起こされた神経障害です。主に脊髄・視神経・末梢神経を侵し、下半身の麻痺・視力障害などの症状をもたらしました。
感染症ではなく薬剤性の疾患です。キノホルム製剤は1924年から整腸剤として売られていましたが、1958年頃から消化器症状を伴う特異な神経症状の報告が出始め、日本では1970年8月に原因はキノホルムとする説が発表されて同年9月に販売が停止されました。
問題は販売開始から30年以上たってからの報告で明らかになったもので、「発売前の毒性試験で確認されていたのに販売が続けられた」という記述は誤りです。日本では1万人を超える患者が発生しており、軽微な事件ではありません。
また、スモン患者に対しては治療研究施設の整備や施術費・医療費の自己負担分の公費負担などの恒久対策が講じられているため、「恒久対策は講じられていない」という記述も誤りです。スモンは感染症ではなく、整腸剤などとして使われていたキノホルムが脊髄・視神経・末梢神経を侵した薬剤性の神経障害です。
関連キーワード: スモン・SMON・キノホルム・神経障害・薬害
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