実技(鑑別)
全60問
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この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスでは消防設備士 乙種第1類の問題を4カテゴリに分けています。実技(鑑別)にはオリジナル予想問題を60問収録し、サイト内の消防設備士 乙種第1類全249問の約24%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには放水圧力・加圧送水装置・流水検知装置・スプリンクラーなどがあります。本試験の情報は合格率約28.5% (令和7年度)・試験時間1時間45分・受験料4,400円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。60問のうち16問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、消防関係法令・基礎的知識(機械・電気)・構造・機能及び工事・整備などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
- 正解済みまだ正解していませんQ1初級
スプリンクラーヘッド・ペンダント型・閉鎖型
次のスプリンクラーヘッドの説明を読み、該当する種類として正しいものはどれか。 「天井面に取り付けられ、感熱体としてガラス球が使用されている。デフレクター(散水板)は下向きに取り付けられており、放水時には天井面に水を衝突させることなく、直接下方へ散水するタイプである。一般的なオフィスビルや商業施設の天井に広く使用されている。」
答えと解説を先に見る
解説: 天井面から下方へ突出して取り付けられ、デフレクターが下向きに配置されているスプリンクラーヘッドは、閉鎖型下向き型(ペンダント型)ヘッドです。ペンダント型は最も普及しているタイプで、放水時に天井に衝突させず下方に直接散水する構造です。ガラス球は感熱体として一定温度に達すると破裂し、…
- 正解済みまだ正解していませんQ2初級
表示灯・赤色灯・屋内消火栓
屋内消火栓設備の構成部品について、次の説明に該当するものはどれか。 「屋内消火栓箱の上部に設けられた赤色の灯火で、消火栓の位置を示すために設けられている。設置基準では、取付け面と15度以上の角度となる方向に沿って10m離れたところから容易に識別できるものとされている。」
答えと解説を先に見る
解説: 消火栓の位置を示すために屋内消火栓箱の上部に設けられ、取付け面と15度以上の角度となる方向に沿って10m離れたところから容易に識別できる赤色の灯火が表示灯(赤色灯)です(消防法施行規則第12条第1項第3号ロ)。常時点灯し、暗い場所でも消火栓の設置場所が容易に識別できるようにする目…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第12条第1項第2号・第3号ロ
- 正解済みまだ正解していませんQ3初級
逆止弁・チェックバルブ・加圧送水装置
加圧送水装置の構成部品について、次の説明に該当するものはどれか。 「ポンプの吐出側に設けられ、ポンプ停止時に配管内の水が逆流してポンプ側に戻ることを防止する弁である。弁体はスイング式やリフト式があり、水流の方向によって自動的に開閉する構造となっている。」
答えと解説を先に見る
解説: ポンプの吐出側に設けられ、水の逆流を防止する弁は逆止弁(チェックバルブ・チャッキ弁)です。逆止弁はスイング式やリフト式の構造があり、流体が正方向に流れるときは弁体が開き、逆方向に流れようとすると弁体が自動的に閉じる仕組みです。仕切弁は流路を完全に開閉するための弁で手動操作が基本で…
- 正解済みまだ正解していませんQ4中級
流水検知装置・パドル型・スプリンクラー
次の配管部材の説明を読み、該当するものとして正しいものはどれか。 「配管の途中に設けられ、配管内の水流が一定量以上になると内部のパドル(羽根板)が水流を受けて傾き、マイクロスイッチを作動させて信号を発する装置である。スプリンクラー設備では、ヘッドの開放による放水を検知するために用いられる。」
答えと解説を先に見る
解説: パドル(羽根板)が水流を受けて傾き、マイクロスイッチを作動させて信号を発する装置はパドル型流水検知装置です。スプリンクラーヘッドの開放に伴う配管内の流水を、羽根板の傾きという機械的な動きで検知する仕組みで、パドルが一定以上傾くと接点が閉じて警報信号を発します。湿式流水検知装置(ア…
- 正解済みまだ正解していませんQ5中級
設置状況・障害物・散水妨害
次のスプリンクラーヘッドの設置状況に関する説明を読み、不適切な点として正しいものはどれか。 「耐火建築物である事務室の天井に、閉鎖型下向き型の標準型スプリンクラーヘッド(有効散水半径2.3)が設置されている。ヘッドの直下30cmの位置に、天井から吊り下げられた空調ダクトが水平に通っている。ヘッドのデフレクターから天井面までの距離は30cmである。また、ヘッドは3m間隔の正方形に配置されている。」
答えと解説を先に見る
解説: スプリンクラーヘッドのデフレクターから下方0.45メートル以内で、かつ水平方向0.3メートル以内には、何も設けられ、又は置かれていないこととされています(消防法施行規則第13条の2第4項第1号ホ)。ヘッドの直下30cmを空調ダクトが水平に通っている状態はこの範囲に物が置かれている…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第13条の2第4項第1号ホ・ハ、消防法施行令第12条第2項第2号イ
- 正解済みまだ正解していませんQ6初級
フート弁・フートバルブ・ストレーナ
次の機器の説明を読み、該当するものとして正しいものはどれか。 「消火ポンプの吸込側配管の先端に取り付けられる弁で、弁体にストレーナ(ろ過器)が一体化されている。ポンプ停止時に吸込管内の水が水源側に落下することを防ぐとともに、異物がポンプ内に吸い込まれることを防ぐ機能を持つ。」
答えと解説を先に見る
解説: ポンプの吸込側配管の先端に取り付けられ、落水防止とろ過の機能を兼ね備えた弁はフート弁(フートバルブ)です。フート弁はストレーナと逆止弁の機能を一体化した構造で、水源から異物を吸い込むことを防ぎつつ、ポンプ停止時に吸込管内の水が落下しないようにします。バタフライ弁は流量調整に用いる…
- 正解済みまだ正解していませんQ7初級
平ホース・屋内消火栓・1号消火栓
次の説明に該当する消防用設備の部品として正しいものはどれか。 「屋内消火栓箱の内部に格納されている長さ15mまたは20mのホースで、使用時にはバルブを開放してノズルから放水する。1号消火栓に使用されるものは保形ホースではなく、平たく折り畳んだ状態で格納されている。使用する際には完全に延ばしてから放水する必要がある。」
答えと解説を先に見る
解説: 1号消火栓に使用され、平たく折り畳んだ状態で消火栓箱に格納されているホースは消防用平ホースです。平ホースは使用時に完全に延ばす必要があり、折り畳まれた状態で放水すると水圧によりホースが暴れて危険です。保形ホースは2号消火栓や易操作性1号消火栓で使用されるもので、折り曲がってもつぶ…
- 正解済みまだ正解していませんQ8中級
圧力計・漏水・湿式スプリンクラー
次の圧力計の状態に関する説明を読み、考えられる原因として最も適切なものはどれか。 「スプリンクラー設備の配管系統に設置されている圧力計を確認したところ、加圧送水装置が停止している状態であるにもかかわらず、圧力計の指示値が0MPaを示していた。なお、この配管系統は湿式であり、配管内には常時充水されているはずである。」
答えと解説を先に見る
解説: 湿式スプリンクラー設備では、配管内に常時充水されているため、ポンプ停止時でも配管内には水圧が残っているのが正常です。圧力計が0MPaを示している場合、配管系統のどこかに漏水が発生して充水が維持できていない可能性が高いと考えられます。ポンプ停止時でも水頭圧や補助加圧装置の圧力により…
- 正解済みまだ正解していませんQ9初級
開放型ヘッド・一斉開放弁・感熱体
次のスプリンクラーヘッドの説明を読み、該当する種類として正しいものはどれか。 「感熱体を持たず、常時開口した状態のヘッドである。一斉開放弁が開放されると、このヘッドが接続された配管の全てのヘッドから同時に放水される。舞台部や危険物施設など、火災の急速な拡大が予測される場所で使用される。」
答えと解説を先に見る
解説: 感熱体を持たず常時開口した状態であり、一斉開放弁の動作により全ヘッドが同時放水するのは開放型ヘッドです。開放型スプリンクラー設備は、劇場の舞台部や危険物の取扱施設など、火災が急速に拡大するおそれがある場所に設置されます。閉鎖型ヘッドは感熱体(ガラス球やヒュージブルリンク)を持ち、…
- 正解済みまだ正解していませんQ10中級
ピトーゲージ・放水圧力・総合点検
屋内消火栓設備の点検に使用する器具について、次の説明に該当するものはどれか。 「ノズルの先端から放水される水流に直接あてて使用する計測器で、放水時の圧力を測定することができる。ノズルの先端圧力が規定値以上であるかを確認するために、総合点検時に使用される。ブルドン管式の機構で、放水中の圧力を指針で表示する。」
答えと解説を先に見る
解説: 放水時のノズル先端圧力を測定するための計測器はピトーゲージ(放水圧力測定器)です。ピトーゲージはブルドン管式の圧力計にピトー管を組み合わせたもので、ノズルの先端から放水される水流に直接あてて圧力を読み取ります。屋内消火栓設備の総合点検では、放水試験時にノズル先端圧力が規定値(1号…
根拠・参照資料: 消防法施行令第11条第3項
- 正解済みまだ正解していませんQ11初級
バタフライ弁・弁体・配管部材
次の配管部材の説明を読み、該当する名称として正しいものはどれか。 「配管の途中に設けられる弁で、弁体が円板状(ディスク状)をしており、弁軸を中心に90度回転させることで全開・全閉する。構造が簡単で操作が軽く、大口径の配管にも使用できるが、流量の微調整には向かない。」
答えと解説を先に見る
解説: 円板状の弁体を弁軸中心に90度回転させて開閉するのはバタフライ弁(バタフライバルブ)です。バタフライ弁は構造が簡単で軽量、操作性が良く、大口径の配管に適しています。ただし、弁体が常に流路内にあるため流量の微調整には不向きです。仕切弁は楔形の弁体を上下させて開閉する弁で、全開時の圧…
- 正解済みまだ正解していませんQ12中級
ガラス球・標示温度・オレンジ色
次のスプリンクラーヘッドの感熱体に関する説明を読み、標示温度として正しいものはどれか。 「グラスバルブ型のスプリンクラーヘッドで、ガラス球内部に封入された液体がオレンジ色である。このヘッドの標示温度はどれか。」
答えと解説を先に見る
解説: グラスバルブ型ヘッドで一般に用いられている封入液の色と標示温度の対応は、オレンジ色が57℃、赤色が68℃、黄色が79℃、緑色が93℃、青色が141℃、紫色が182℃、黒色が227℃です。したがってガラス球がオレンジ色であれば標示温度57℃が正解です。標示温度68℃は赤色、79℃は…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第14条第1項第7号
- 正解済みまだ正解していませんQ13上級
故障診断・吐出圧力・連成計
スプリンクラー設備の加圧送水装置に関する次の説明のうち、故障の診断として最も適切なものはどれか。 「消火ポンプを起動したところ、ポンプは回転しているが吐出圧力が全く上がらない。吸込側の連成計は大きな負圧を示している。ポンプ室内で異常な騒音や振動は確認されない。呼水槽の水位を確認したところ、呼水槽は満水であった。」
答えと解説を先に見る
解説: ポンプが回転しているにもかかわらず吐出圧力が上がらず、吸込側の連成計が大きな負圧を示す場合は、水源から水を吸い上げられていない状態を意味します。呼水槽が満水であっても、実際の水源(地下水槽など)の水位が低下していれば吸水できません。連成計が大きな負圧を示すことは、ポンプが水を吸お…
- 正解済みまだ正解していませんQ14初級
エルボ・管継手・配管部材
消防用の配管接続に使用される継手について、次の説明に該当するものはどれか。 「配管の方向を直角(90度)に変えるために使用される管継手で、L字型の形状をしている。ねじ込み式や溶接式があり、消防用配管では最も頻繁に使用される継手の一つである。」
答えと解説を先に見る
解説: 配管の方向を90度に変えるL字型の継手はエルボ(曲がり管)です。エルボは90度エルボと45度エルボがあり、消防配管では方向転換が必要な箇所に多用されます。ティーはT字型で配管を分岐させるための継手です。レジューサーは異なる口径の配管を接続するための継手で、径を変換する際に使用しま…
- 正解済みまだ正解していませんQ15中級
末端試験弁・オリフィス・放水口径
スプリンクラー設備の末端試験弁について、次の説明のうち正しいものはどれか。 「末端試験弁装置の構成と使用目的について確認する。末端試験弁装置には、試験弁のほかにオリフィス(制限孔)と圧力計が設けられている。」
答えと解説を先に見る
解説: 末端試験弁装置に設けられたオリフィスは、スプリンクラーヘッド1個の放水口径と同一の口径を持ち、ヘッド1個分の放水を模擬する目的で設けられています。末端試験弁を開放すると、ヘッド1個分の流水が発生し、流水検知装置が正常に作動するか、加圧送水装置が自動起動するかを確認できます。末端試…
- 正解済みまだ正解していませんQ16初級
連成計・正圧・負圧
次の機器の説明を読み、該当するものとして正しいものはどれか。 「消火ポンプの吸込側に設けられる圧力計の一種で、正圧(プラス圧力)と負圧(真空圧力)の両方を一つの計器で測定できる。ポンプの吸込性能を確認するために不可欠な計器であり、通常はポンプの吸込口付近に取り付けられている。」
答えと解説を先に見る
解説: 正圧と負圧の両方を一つの計器で測定できるのは連成計です。消火ポンプの吸込側には連成計が設けられ、ポンプ運転時の吸込圧力(通常は負圧)を確認できます。ポンプが正常に稼働しているかの判断材料として重要な計器です。ブルドン管圧力計は正圧のみを測定する圧力計で、吐出側に設けられます。真空…
- 正解済みまだ正解していませんQ17中級
放水不良・仕切弁・半開き
次の故障状態に関する説明を読み、原因として最も適切なものはどれか。 「屋内消火栓設備の放水試験を実施したところ、ノズルからの放水量が著しく少なく、規定の放水圧力に達しなかった。消火ポンプは正常に起動しており、ポンプ吐出側の圧力計は正常値を示している。消火栓箱内のバルブは全開にしている。」
答えと解説を先に見る
解説: ポンプの吐出圧力は正常であるにもかかわらず、ノズルでの放水量と放水圧力が不足している場合、ポンプから消火栓までの間に圧力損失の原因があると考えられます。配管途中の仕切弁が半開きの状態では、弁の部分で大きな圧力損失が生じ、消火栓での放水圧力が低下します。ポンプの羽根車摩耗であれば吐…
- 正解済みまだ正解していませんQ18初級
制御盤・切替スイッチ・自動
次の機器の説明を読み、該当するものとして正しいものはどれか。 「消火ポンプの制御盤に設けられたスイッチの一つで、ポンプの運転モードを「自動」と「手動」に切り替えるためのものである。通常は「自動」の位置にセットされており、火災信号や圧力低下信号を受けてポンプが自動起動する。」
答えと解説を先に見る
解説: ポンプの運転モードを「自動」と「手動」に切り替えるスイッチは自動・手動切替スイッチです。消火設備の制御盤には必ずこの切替スイッチが設けられており、通常運用時は「自動」に設定します。自動モードでは火災信号や配管内の圧力低下を検知して自動的にポンプが起動します。手動モードは点検時やメ…
- 正解済みまだ正解していませんQ19上級
リターディングチャンバー・遅延装置・流水検知装置
スプリンクラー設備の流水検知装置(アラーム弁)に関する次の説明を読み、構成部品の名称として正しいものはどれか。 「流水検知装置の二次側の警報用配管の途中に設けられる小容量の容器で、弁の作動から一定の遅延時間を設けた後に警報を発するために設けられている。底部に小孔(オリフィス)があり、たまった少量の水を自動的に排水する構造で、少量の漏水や圧力変動による誤報を防止する役割を持つ。」
答えと解説を先に見る
解説: 流水検知装置の二次側の警報用配管の途中に設けられ、警報を発するまでの遅延時間を確保するための容器はリターディングチャンバー(遅延装置)です。リターディングチャンバーは配管内の一時的な圧力変動や微小な漏水による誤作動を防止する目的で設置されます。底部の小孔から水が少しずつ自動的に排…
- 正解済みまだ正解していませんQ20中級
2号消火栓・保形ホース・リール式
屋内消火栓設備の設置状況について、次の説明を読み、不適切な点として正しいものはどれか。 「2号消火栓(広範囲型を除く)が設置された防火対象物において、消火栓箱の扉を開けて内部を確認した。ホースはリール式で保形ホースが使用されている。ノズルは棒状放水と噴霧放水の切替式である。消火栓開閉弁は回転式ハンドルが使用されている。」
答えと解説を先に見る
解説: 2号消火栓は一人で操作できることを前提としており、保形ホースをリール式で格納し、ノズルは棒状・噴霧の切替式が使用されます。開閉弁は回転式ハンドルでもレバー式でも問題ありません。したがって、説明された全ての構成は2号消火栓として適切です。なお、1号消火栓では平ホースを折り畳んで格納…
- 正解済みまだ正解していませんQ21初級
パイプレンチ・工具・配管工事
次の工具の説明を読み、該当する名称として正しいものはどれか。 「配管のねじ込み接続部を締め付けたり緩めたりするために使用する工具で、一般にチェーン式やストラップ式がある。管の外周を挟み込んで固定し、回転力を加えることで管を回すことができる。消防設備の配管工事や修繕の際に用いる。」
答えと解説を先に見る
解説: 配管のねじ込み部を回すために使用し、チェーン式やストラップ式の種類があるのはパイプレンチ(パイプ回し)です。パイプレンチは管の外周を掴んで回転させる専用工具で、配管工事において必須の工具です。モンキーレンチはボルトやナットを回す工具で、配管そのものを回す用途には適しません。パイプ…
- 正解済みまだ正解していませんQ22中級
逃がし弁・リリーフ弁・締切運転
次の加圧送水装置の構成部品の説明を読み、該当するものとして正しいものはどれか。 「消火ポンプの締切運転時に、吐出された水が行き場を失って温度上昇することを防ぐために設けられている。ポンプの吐出圧力が設定値を超えると弁が開き、余剰水を水源側に戻す機能を持つ。」
答えと解説を先に見る
解説: ポンプの締切運転時に発生する過剰圧力を逃がし、水温上昇を防止するために設けられる弁は逃がし弁(リリーフ弁)です。締切運転とはポンプが回転しているが水の出口が塞がれた状態で、このときポンプのエネルギーが熱に変換されて水温が上昇し、ポンプが損傷するおそれがあります。逃がし弁は設定圧力…
- 正解済みまだ正解していませんQ23上級
乾式スプリンクラー・結露・凍結
スプリンクラー設備の点検時に発見された次の状態について、是正が必要な事項として最も重要なものはどれか。 「乾式スプリンクラー設備の点検を実施した。加速装置のエキゾースター(排気装置)が正常に作動することを確認した。乾式流水検知装置の一次側圧力は0.5MPa、二次側の空気圧は0.3MPaであった。制御弁は全開で、圧縮空気供給装置(コンプレッサー)は正常に作動していた。二次側配管の一部にわずかな結露による水滴の付着が確認された。」
答えと解説を先に見る
解説: 乾式スプリンクラー設備は、二次側配管内が水ではなく圧縮空気で充填されており、凍結のおそれがある場所に設置されます。二次側配管に結露による水滴が付着している場合、低温環境下で凍結してヘッドの開放や配管の通水を妨げるおそれがあるため、排水措置を講じることが最も重要な是正事項です。乾式…
- 正解済みまだ正解していませんQ24初級
差込式結合金具・町野式・消防ホース
屋内消火栓設備のホース接続部に使用される金具について、次の説明に該当するものはどれか。 「消防ホースとノズル、またはホースとホースを接続するための金具で、受け口に差し口を差し込むだけで受け口のつめがかみ合って接続でき、外すときは押し輪を離脱する方向に操作する構造である。消防用ホースの結合金具として広く使用されており、迅速な接続と確実なロックが特徴である。」
答えと解説を先に見る
解説: 差し込むだけでつめがかみ合って素早く接続でき、外すときは押し輪を操作するのが差込式結合金具(町野式)です。差込式結合金具は差込みの方法によってかん合するものと定義されており、接続時に回転させる操作は必要ありません。町野式結合金具は日本の消防用ホースに標準的に使用されている金具で、…
- 正解済みまだ正解していませんQ25中級
圧力水槽方式・加圧送水装置・圧縮空気
次の加圧送水装置の説明を読み、該当するものとして正しいものはどれか。 「加圧送水装置の一種で、ポンプを使用せず、あらかじめ水槽内に規定量の水と圧縮空気を封入しておき、その空気圧力により送水するものである。小規模な防火対象物や水源が限定される場所で使用される。」
答えと解説を先に見る
解説: 水と圧縮空気をあらかじめ封入し、空気圧力で送水する方式は圧力水槽方式です。圧力水槽方式はポンプが不要であり、電源喪失時でも送水可能という利点があります。ただし、蓄えられる水量に限りがあるため、大規模な建物には適しません。法令が定める加圧送水装置は、高架水槽を用いるもの、圧力水槽を…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第12条第1項第7号
- 正解済みまだ正解していませんQ26上級
性能試験・性能曲線・吐出量
消火ポンプの性能試験に関する次の説明を読み、試験方法として正しいものはどれか。 「消火ポンプの性能試験配管を使用して、ポンプの吐出量と吐出圧力の関係(性能曲線)が規定値を満たしているかを確認する試験を行いたい。」
答えと解説を先に見る
解説: 消火ポンプの性能試験は、性能試験配管に設けられた流量調整弁(絞りに適した玉形弁が用いられ、開閉用に仕切弁を併設することがあります)の開度を段階的に変化させ、締切運転から定格流量まで、各開度における吐出圧力と流量を測定して行います。測定した結果をプロットすることで性能曲線が得られ、…
- 正解済みまだ正解していませんQ27初級
ヒュージブルリンク・易融性金属・感熱体
次のスプリンクラーヘッドの感熱体の説明を読み、該当するものとして正しいものはどれか。 「二つの金属片を低融点合金(はんだ)で接合した構造の感熱体で、所定の温度に達すると合金が溶融して金属片が分離し、ヘッドが開放される。ガラス球方式と並んでスプリンクラーヘッドに広く使用されている。」
答えと解説を先に見る
解説: 低融点合金(はんだ)で二つの金属片を接合し、温度上昇で合金が溶融して分離する感熱体はヒュージブルリンク(易融性金属片)です。ヒュージブルリンクはガラス球と並んでスプリンクラーヘッドの代表的な感熱方式です。ガラス球方式は、膨張性の液体が封入されたガラス球が熱で破裂する仕組みです。バ…
- 正解済みまだ正解していませんQ28中級
送水口・消防ポンプ自動車・双口型
次のスプリンクラー設備の構成機器の説明を読み、該当するものとして正しいものはどれか。 「スプリンクラー設備において、消防ポンプ自動車が建物の外部から配管系統に直接送水できるようにするために、建物の外壁面に設けられた接続口である。双口型が一般的で、65mm口径の結合金具が取り付けられている。」
答えと解説を先に見る
解説: 建物の外壁面に設けられ、消防ポンプ自動車から配管系統に送水するための接続口は送水口です。スプリンクラー設備の送水口は双口型が一般的で、消防ポンプ自動車のホースを直接接続できる65mm口径の結合金具が設けられています。加圧送水装置が故障した場合や、より高い圧力が必要な場合に消防隊が…
- 正解済みまだ正解していませんQ29中級
補助散水栓・放水圧力・0.25MPa
スプリンクラー設備の補助散水栓について、次の説明のうち正しいものはどれか。 「スプリンクラー設備が設置された防火対象物において、スプリンクラーヘッドだけでは防護しきれない部分を補うために設けられる補助散水栓の仕様を確認する。」
答えと解説を先に見る
解説: 補助散水栓はスプリンクラー設備の一部として設けられ、ヘッドで防護できない範囲をカバーする目的の設備です。補助散水栓のノズル先端における放水圧力は0.25MPa以上、放水量は60L/min以上が基準です(消防法施行規則第13条の6第4項第2号)。選択肢1が誤りである理由は放水圧力で…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第13条の6第4項
- 正解済みまだ正解していませんQ30上級
誤報・オートドリップ・リターディングチャンバー
次の故障状態に関する説明を読み、対応として最も適切なものはどれか。 「スプリンクラー設備の定期点検中に、流水検知装置(アラーム弁)が作動していないにもかかわらず、警報用の圧力スイッチが断続的に作動し、ベル(音響装置)が短く鳴ったり止まったりを繰り返す現象が発生した。末端試験弁は閉じており、スプリンクラーヘッドの開放もない。」
答えと解説を先に見る
解説: 流水検知装置が作動していないにもかかわらず圧力スイッチが断続的に作動する場合、リターディングチャンバーの排水機能に異常がある可能性が高いと考えられます。オートドリップ(自動排水弁)が詰まったり劣化したりすると、チャンバー内に少量の水が排出されずに溜まり、圧力スイッチを誤動作させま…
- 正解済みまだ正解していませんQ31初級
白管・亜鉛めっき・炭素鋼鋼管
次の配管に関する説明を読み、配管材料として該当するものはどれか。 「消火設備の配管に使用される金属管で、外面に亜鉛めっきを施したものである。耐食性に優れ、屋内消火栓設備やスプリンクラー設備の配管として広く使用されている。JIS規格では白管(白ガス管)とも呼ばれる。」
答えと解説を先に見る
解説: 外面に亜鉛めっきを施し、白管とも呼ばれる配管材料は配管用炭素鋼鋼管(白管・亜鉛めっき鋼管)です。亜鉛めっきにより耐食性が向上しており、消防用設備の配管として最も一般的に使用されています。白管(めっき管)と黒管(めっきなし)があり、消火設備では白管が標準です。銅管は給湯配管等に使用…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第12条第1項第6号ニ
- 正解済みまだ正解していませんQ32中級
送水口・障害物・消防活動
次の設置状況の説明を読み、不適切な点として正しいものはどれか。 「スプリンクラー設備の送水口を点検した。送水口は建物の1階外壁面に設置されており、地盤面からの高さは約0.8mである。送水口の直近の見やすい箇所には、スプリンクラー用送水口である旨と送水圧力範囲を表示した標識があり、呼称65の双口型結合金具が取り付けられている。ただし、送水口の直前に大型のプランター(植木鉢)が常設されており、ホースの接続作業にやや支障がある状態であった。」
答えと解説を先に見る
解説: 送水口は消防ポンプ自動車からの送水を受けるための重要な接続口であり、その前面には消防隊がホースを接続する際に支障となる障害物があってはなりません。プランターが常設されている状態は、緊急時に迅速なホース接続ができなくなるおそれがあり、不適切です。送水口の結合金具は地盤面からの高さが…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第14条第1項第6号、消防法施行令第12条第2項第7号
- 正解済みまだ正解していませんQ33初級
呼水槽・呼び水・エアバインディング
加圧送水装置の構成部品について、次の説明に該当するものはどれか。 「消火ポンプの運転に先立ち、ポンプケーシング内を水で満たしておくために設けられる水槽である。ポンプケーシング内に空気が入った状態で起動すると揚水できない(エアバインディング)ため、常にポンプ内を充水状態に維持する目的で使用される。」
答えと解説を先に見る
解説: ポンプケーシング内を常に充水状態に保つための水槽は呼水槽(呼び水タンク)です。渦巻ポンプは自吸能力がないため、ケーシング内に空気が入った状態では揚水できません(エアバインディング)。呼水槽はポンプよりも高い位置に設置され、重力によりポンプ内を常に水で満たします。消火水槽は消火用水…
- 正解済みまだ正解していませんQ34上級
漏水・自動起動・圧力低下
次の故障状態に関する説明を読み、最も考えられる原因はどれか。 「屋内消火栓設備の消火ポンプが、火災でもないのに頻繁に起動する。屋内消火栓設備の加圧送水装置は直接操作によってのみ停止する構造のため、そのつど制御盤で停止させているが、しばらくすると起動用水圧開閉装置が再び作動してポンプが起動することを繰り返している。」
答えと解説を先に見る
解説: 火災でもないのにポンプが繰り返し起動するのは、配管系統のどこかに少量の漏水がある場合に典型的に生じる現象です。漏水によって配管内の圧力が徐々に低下し、起動用水圧開閉装置の圧力スイッチの起動設定値まで下がるとポンプが起動します。停止させても漏水が続く限り再び圧力が低下するため、起動…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第12条第1項第7号ト
- 正解済みまだ正解していませんQ35中級
フラッシュ型・コンシールド型・美観
スプリンクラーヘッドの設置に関する次の説明を読み、ヘッドの種類として最も適切なものはどれか。 「天井面に取り付けられるが、ヘッド本体が天井面から突出せず、天井面と同一面か、わずかに天井面内に収まるように取り付けられるタイプのスプリンクラーヘッドである。天井面の美観を損なわないため、ホテルの客室や高級オフィスビルのロビーなどで採用される。」
答えと解説を先に見る
解説: 天井面から突出せず、天井面と同一面またはやや埋め込まれた状態で設置されるのはフラッシュ型ヘッドです。コンシールド型はフラッシュ型の一種で、感熱カバープレートで覆われており、火災時にカバーが脱落してヘッドが露出し作動する構造です。これらは美観を重視する場所(ホテル客室、高級オフィス…
- 正解済みまだ正解していませんQ36初級
制御弁・止水・分岐配管
次の説明に該当する消火設備の構成部品はどれか。 「スプリンクラー設備の配管系統において、各階の分岐配管の起点に設けられる弁である。点検・整備時に特定の階の配管系統だけを止水して作業ができるようにするためのもので、常時は全開の状態で使用される。」
答えと解説を先に見る
解説: 各階の分岐配管の起点に設けられ、特定の階の配管系統を止水するための弁は制御弁です。制御弁は常時全開で使用され、点検や修繕時に対象階の配管のみを止水する目的で設けられています。制御弁が閉止されたままだとその階のスプリンクラー設備が機能しなくなるため、開閉状態の管理が重要です。末端試…
- 正解済みまだ正解していませんQ37上級
予作動式・火災感知器・二段階
予作動式スプリンクラー設備について、次の説明を読み、この方式の特徴として正しいものはどれか。 「あるコンピュータサーバールームにスプリンクラー設備を設置することになった。水損の被害を最小限にする必要があるため、ヘッドの誤作動による不用意な放水を防止できる方式が求められている。」
答えと解説を先に見る
解説: 予作動式スプリンクラー設備は、火災感知器が作動して予作動弁が開放された後、さらにスプリンクラーヘッドが熱で開放されて初めて放水が行われる二段階の安全機構を持つ方式です。火災感知器の作動だけ、またはヘッドの開放だけでは放水されないため、ヘッドの物理的な破損や誤動作による不用意な放水…
- 正解済みまだ正解していませんQ38中級
加熱試験器・作動試験・熱感知器
スプリンクラー設備の点検に使用する器具について、次の説明に該当するものはどれか。 「開放型スプリンクラー設備の自動式の起動装置は、自動火災報知設備の感知器の作動と連動して加圧送水装置および一斉開放弁を起動する。この連動を確認する点検で、天井に設けられた熱感知器の感熱部に規定の熱気を局所的に当て、感知器が正常に作動するかを確かめるために用いる器具である。」
答えと解説を先に見る
解説: 熱感知器の作動試験に用いるのは加熱試験器です。加熱試験器は感知器の感熱部に規定の熱気を局所的に当て、感知器が正常に作動するかを確認する器具です。開放型スプリンクラーヘッドを用いるスプリンクラー設備の自動式の起動装置は、自動火災報知設備の感知器の作動又は火災感知用ヘッドの作動若しく…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第14条第1項第8号イ
- 正解済みまだ正解していませんQ39上級
キャビテーション・吸込抵抗・異常振動
次の消火ポンプの異常に関する説明を読み、最も適切な対処方法はどれか。 「消火ポンプの試運転時に、ポンプ本体から異常な振動と「キャビテーション」と思われる金属的な騒音が発生した。吸込側の連成計はやや大きな負圧を示しており、吐出圧力は定格値を下回っている。」
答えと解説を先に見る
解説: キャビテーションはポンプの吸込側の圧力が液体の飽和蒸気圧以下に低下した際に気泡が発生し、これが崩壊する際の衝撃で金属的な騒音と振動が生じる現象です。吸込側の連成計が大きな負圧を示していることから、吸込抵抗が過大であることが原因と考えられます。対処としては、吸込管の詰まり除去、スト…
- 正解済みまだ正解していませんQ40中級
1号消火栓・2号消火栓・ホースリール
屋内消火栓設備の1号消火栓と2号消火栓の外観上の相違について、次の説明のうち正しいものはどれか。 「屋内消火栓箱を開けて、格納されている機器の外観から1号消火栓と2号消火栓を判別する。」
答えと解説を先に見る
解説: 2号消火栓はホースリール(巻取機構)を備え、保形ホースをリール式で格納しており、一人で操作できる構造が特徴です。従来型の1号消火栓は平ホースを折り畳んで格納しており、ホースリールは通常設けられていません。したがって選択肢1はホースの種別が逆で、保形ホースを用いるのは2号消火栓の側…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第12条第1項第7号ヘ
- 正解済みまだ正解していませんQ41初級
起動用水圧開閉装置・圧力タンク・圧力スイッチ
加圧送水装置の構成部品について、次の説明に該当するものはどれか。 「配管内の圧力を常時監視し、スプリンクラーヘッドの開放や消火栓弁の開放によって配管内の圧力が低下すると、これを圧力スイッチが検知して消火ポンプを自動的に起動させるための装置である。圧力タンクと圧力スイッチを組み合わせた構造をしている。」
答えと解説を先に見る
解説: 配管内の圧力低下を圧力スイッチで検知して消火ポンプを自動起動させる装置は起動用水圧開閉装置(圧力タンク)です。圧力タンク内には空気と水が入っており、配管圧力の変動を圧力スイッチに伝えます。ヘッドや消火栓弁の開放で配管圧力が起動設定値まで下がると、圧力スイッチが接点を閉じてポンプに…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第12条第1項第7号ハ
- 正解済みまだ正解していませんQ42初級
一斉開放弁・開放型スプリンクラー・火災感知器
次のスプリンクラー設備の構成機器の説明を読み、該当するものとして正しいものはどれか。 「開放型スプリンクラー設備に用いられる弁で、火災感知器の作動信号または手動起動装置の操作を受けて開放し、その弁より二次側の配管に接続された全ての開放型ヘッドへ一斉に送水するものである。」
答えと解説を先に見る
解説: 火災感知器の作動や手動起動装置の操作により開放し、二次側の全ての開放型ヘッドへ一斉に送水する弁は一斉開放弁です。開放型スプリンクラー設備は舞台部や危険物施設など火災が急速に拡大する場所に用いられ、感熱体を持たない開放型ヘッドと一斉開放弁を組み合わせて放水区域全体に同時放水します。…
- 正解済みまだ正解していませんQ43初級
開閉装置付きノズル・開閉弁・2号消火栓
屋内消火栓設備のノズルについて、次の説明に該当するものはどれか。 「ノズルの手元部分に開閉機構(バルブ)を備えており、放水と停止をノズルを持つ操作者自身が手元で行うことができる。一人でも操作できるように工夫されており、2号消火栓や易操作性1号消火栓で用いられる。」
答えと解説を先に見る
解説: 手元で放水・停止を操作できる開閉機構を備えたノズルは開閉装置付きノズル(開閉弁付きノズル)です。2号消火栓や易操作性1号消火栓は一人での操作を前提としているため、操作者がノズル手元で放水を開始・停止できる開閉機構が不可欠です。開閉機構のない棒状放水専用の固定ノズルは、放水の開始・…
- 正解済みまだ正解していませんQ44初級
デフレクター・散水板・スプリンクラーヘッド
閉鎖型スプリンクラーヘッドの構成部品について、次の説明に該当するものはどれか。 「ヘッドの放水口から放出された水流を受け止め、水を細かい粒子に分散させて一定の範囲に均一に散水させるための部品である。ヘッド先端に取り付けられた板状の部品で、その形状によって散水パターンが決まる。」
答えと解説を先に見る
解説: 放水口から出た水流を受けて細かい粒子に分散させ、均一に散水させる板状の部品はデフレクター(散水板)です。デフレクターの形状によって散水の広がり方や水滴の粒径が決まり、下向き型・上向き型・側壁型などヘッドの種類に応じて形状が異なります。フレーム(枠)はヘッド本体を構成する枠部分で、…
- 正解済みまだ正解していませんQ45中級
側壁型ヘッド・サイドウォール型・壁面設置
次のスプリンクラーヘッドの説明を読み、該当する種類として正しいものはどれか。 「壁面の上部に取り付けられ、デフレクターの形状により室内側の一方向へ半円状に散水するタイプのヘッドである。天井内に配管を通すことが構造上困難な場所や、意匠上の理由で天井面にヘッドを設けたくない廊下・ホテル客室・病室などで用いられる。」
答えと解説を先に見る
解説: 壁面上部に取り付けられ、室内側の一方向へ半円状に散水するのは閉鎖型側壁型(サイドウォール型)ヘッドです。天井内に配管を通しにくい場所や、廊下・ホテル客室・病室のように意匠や構造の都合で壁面設置が有利な場所に用いられます。下向き型(ペンダント型)は天井面から下向きに、上向き型(アッ…
- 正解済みまだ正解していませんQ46中級
グラスバルブ・ガラス球・感熱体
閉鎖型スプリンクラーヘッドの感熱体であるガラス球(グラスバルブ)の作動原理について、次の説明のうち正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: ガラス球(グラスバルブ)は、内部に膨張率の高い液体が封入され、わずかに気泡(空隙)が残された構造になっています。周囲の温度が上昇すると液体が膨張して気泡が液体に溶け込んで消滅し、さらに温度が上がると液体の膨張により内圧が急激に上昇して、ガラス球が破裂しヘッドが開放され放水が始まり…
- 正解済みまだ正解していませんQ47中級
呼水槽・減水警報装置・ボールタップ
加圧送水装置の呼水槽に設けられる付属装置について、次の説明のうち正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 呼水槽には、水位が一定以下に低下したことを検知して警報を発する減水警報装置と、呼水槽へ水を自動的に補給するための装置を設けることとされています(消防法施行規則第12条第1項第3号の2ハ)。呼水槽はポンプケーシング内を常時充水状態に保つための水槽であり、水位が低下するとポンプの揚水…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第12条第1項第3号の2ハ・第7号ハ
- 正解済みまだ正解していませんQ48中級
一斉開放弁・減圧開放式・加圧開放式
スプリンクラー設備の一斉開放弁の作動方式について、次の説明に該当するものはどれか。 「一斉開放弁のうち、弁体を押さえているシリンダ室(ピストン室)の圧力を、電磁弁や手動起動弁の操作によって抜いて低下させることで、一次側の圧力によって弁体が押し開かれる方式である。」
答えと解説を先に見る
解説: 弁体を押さえているシリンダ室(ピストン室)の圧力を抜いて低下させ、一次側の圧力で弁体を押し開く方式は減圧開放式です。シリンダ室には通常、一次側から加圧水が導かれており、電磁弁や手動起動弁を開いてこの水を排出すると圧力のつり合いが崩れ、一次側の給水圧力によって弁が開放されます。一斉…
- 正解済みまだ正解していませんQ49上級
乾式流水検知装置・ドライバルブ・圧縮空気
スプリンクラー設備の流水検知装置に関する次の説明を読み、該当する種類として正しいものはどれか。 「この流水検知装置は、弁の二次側配管内が加圧された圧縮空気で満たされている。スプリンクラーヘッドが開放されて二次側の空気圧が低下すると、一次側の水圧により弁が開いて配管に充水され放水される。暖房のない駐車場や倉庫など、凍結のおそれがある場所で用いられる。」
答えと解説を先に見る
解説: 二次側配管内を圧縮空気で満たしておき、ヘッド開放による空気圧低下で弁が開いて放水される流水検知装置は乾式流水検知装置(ドライバルブ)です。二次側に水を満たさないため、暖房のない駐車場や倉庫など凍結のおそれがある場所に適しています。湿式流水検知装置は一次側・二次側ともに常時充水され…
- 正解済みまだ正解していませんQ50上級
放水圧力・減圧弁・減圧オリフィス
屋内消火栓設備の放水圧力について、次の状況を読み、必要な措置として最も適切なものはどれか。 「高層の建築物に1号消火栓を設置したところ、加圧送水装置に近い低層階の消火栓では、ノズル先端の放水圧力が0.7MPaを大きく超えることが判明した。このままでは放水時の反動力が過大となり、操作者がホースやノズルを保持しきれず危険である。」
答えと解説を先に見る
解説: 1号消火栓のノズル先端における放水圧力は、消火に必要な下限(0.17MPa以上。消防法施行令第11条第3項第1号ニ)を満たしつつ、放水反動力が過大にならないよう上限(0.7MPa以下。消防法施行規則第12条第1項第7号ホ)に収める必要があります。高層建築物では加圧送水装置に近い低…
根拠・参照資料: 消防法施行令第11条第3項第1号ニ、消防法施行規則第12条第1項第7号ホ
- 正解済みまだ正解していませんQ51初級
1号消火栓・放水圧力・0.17MPa
屋内消火栓設備(1号消火栓)の放水試験を実施し、ノズル先端の放水圧力と放水量を測定した。この設備が技術上の基準に適合していると判定できる測定値の組み合わせとして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 1号消火栓は、ノズル先端の放水圧力が0.17MPa以上0.7MPa以下、放水量が130L/min以上であることが判定基準です。選択肢1は放水圧力0.17MPa・放水量130L/minでいずれも下限を満たすため適合と判定できます。選択肢2は放水圧力が0.10MPaで0.17MPaの…
- 正解済みまだ正解していませんQ52初級
絶縁抵抗計・メガー・電動機
消火ポンプを駆動する電動機の点検において、巻線と大地(接地)間の絶縁抵抗を測定したい。この測定に使用する計器として最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 電動機の巻線と大地間の絶縁抵抗(絶縁の劣化度合い)を測定する計器は絶縁抵抗計(メガー)です。絶縁抵抗計は被測定物に直流の高電圧を印加し、絶縁抵抗をMΩ単位で読み取るもので、巻線の絶縁劣化や地絡の有無を確認できます。クランプメーターは電線に流れる電流を非接触で測定する計器で、絶縁抵…
- 正解済みまだ正解していませんQ53初級
リーマ・バリ取り・かえり
金属管を切断した後、管の内面に生じたかえり(バリ)を削り取るために使用する工具として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 管を切断した後に内面へ生じたかえり(バリ)を削り取る工具はリーマです。切断面のバリを除去せずに放置すると、流水抵抗の増加や乱流の原因となるため、通水前にリーマで仕上げます。パイプカッターは管を切断する工具で、切断時にこのバリを生じさせる側の工具です。ダイス(ねじ切り器)は管端の外…
- 正解済みまだ正解していませんQ54中級
放水量・放水圧力・平方根
ノズルからの放水において、ノズル口径が一定であるとき、放水圧力と放水量の関係について正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: ノズル口径が一定のとき、放水量は放水圧力の平方根に比例します(放水量∝√放水圧力)。したがって放水圧力を2倍にしても放水量は約1.41倍にしかならず、2倍にはなりません。これは流出速度が圧力の平方根に比例するというトリチェリの定理に基づく関係です。選択肢1の正比例や選択肢2の2乗…
- 正解済みまだ正解していませんQ55中級
末端試験弁・作動試験・流水検知装置
湿式スプリンクラー設備の末端試験弁を開放して行う作動試験について、確認する事項として誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 末端試験弁の開放は、その二次側に取り付けられたスプリンクラーヘッドと同等の放水性能を有するオリフィス等の試験用放水口を通じてヘッド1個分の放水を模擬するもので(消防法施行規則第14条第1項第5号の2ロ)、実際のスプリンクラーヘッドは開放されず、そこから放水されることはありません。…
根拠・参照資料: 消防法施行規則第14条第1項第5号の2ロ
- 正解済みまだ正解していませんQ56中級
2号消火栓・放水圧力・0.25MPa
屋内消火栓設備(2号消火栓)の放水試験における、ノズル先端の放水圧力および放水量の判定基準として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 2号消火栓は、ノズル先端の放水圧力が0.25MPa以上0.7MPa以下、放水量が60L/min以上であることが判定基準です(消防法施行令第11条第3項第2号イ)。2号消火栓は一人での操作を前提とした小型の設備で、1号消火栓(放水圧力0.17MPa以上・放水量130L/min以上)…
根拠・参照資料: 消防法施行令第11条第3項、消防法施行規則第13条の6第2項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ57初級
起動試験・圧力スイッチ・自動起動
屋内消火栓設備(1号消火栓)の起動試験に関する次の説明のうち、消火ポンプの起動を確認する方法として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 1号消火栓のポンプ起動試験は、消火栓の開閉弁を開いて放水(または通水)させ、配管内の圧力が低下することで圧力タンクの圧力スイッチが動作し、ポンプが自動起動することを確認する方法が正しいものです。消火栓箱に起動用押しボタンを備え、これを押して起動を確認する方式もあります。選択肢1の…
- 正解済みまだ正解していませんQ58中級
放水量・ピトーゲージ・ノズル口径
屋内消火栓やスプリンクラー設備の放水試験における放水量の測定・算出方法について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 放水量は、ピトーゲージでノズル先端の放水圧力(動圧)を測定し、ノズル口径(放水口径)を用いた換算式によって算出するのが基本的な方法です(流量計を用いて直接測定する方法もあります)。放水量はノズル口径の2乗と放水圧力の平方根に比例するため、選択肢4のように口径が変われば放水量も変化…
- 正解済みまだ正解していませんQ59上級
締切運転・締切全揚程・140%以下
加圧送水装置(消火ポンプ)の性能試験における締切運転時の判定に関する次の説明のうち、技術上の基準として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 加圧送水装置の技術上の基準では、締切運転時(吐出量0)の全揚程は、定格吐出量における全揚程の140%以下であることと定められています。締切揚程が過大になると配管等に過大な圧力がかかるため、上限として140%以下が規定されています。選択肢2は上限と下限を取り違えており誤りです。選択…
- 正解済みまだ正解していませんQ60上級
性能試験・性能曲線・150%吐出量
消火ポンプの性能試験において、性能曲線が技術上の基準に適合しているかを判定する。定格吐出量の150%の吐出量で運転したときの全揚程に関する判定基準として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 加圧送水装置の技術上の基準では、定格吐出量の150%の吐出量で運転したときの全揚程は、定格吐出量における全揚程の65%以上でなければならないと定められています。これは、多数のヘッドが開放して大量の放水が必要となった場合にも、ポンプが必要な揚程を維持できることを担保するための規定で…
実技(鑑別)の出題傾向 — 収録全60問の分析
ぴよパスに収録している消防設備士 乙種第1類「実技(鑑別)」のオリジナル練習問題 全60問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級24問・中級24問・上級12問の全60問構成です。うち16問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 放水圧力7問
- 加圧送水装置4問
- 流水検知装置4問
- スプリンクラー4問
- 1号消火栓4問
つまずきやすいポイント (解説からの抜粋)
閉鎖型スプリンクラーヘッドの技術上の規格を定める省令が表示を義務付けているのは、標示温度の区分に応じたヘッド本体の色別(60℃未満は黒、60℃以上75℃未満は無着色、75℃以上121℃未満は白、121℃以上162℃未満は…
→ Q12 次のスプリンクラーヘッドの感熱体に関する説明を読み、標示温度として正しいものはどれか。 … で確認する
消防設備士 乙種第1類の他のカテゴリ
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