健康・障害のとらえ方と状態像
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- 正解済みまだ正解していませんQ1初級
ICF(国際生活機能分類)は、2001年にWHO総会において、ICIDH(国際障害分類)の改訂版として採択されたものである。
解説: 正しい記述です。ICIDHが1980年に発表され、その改訂版として2001年にICFが採択されました。21年の間隔があります。ICIDHは疾病の帰結、つまり病気によって何が失われたかを分類する枠組みでしたが、ICFはその見方を大きく転換しました。名称が国際障害分類から国際生活機能…
関連キーワード: ICF・ICIDH・2001年
- 正解済みまだ正解していませんQ2中級
ICFにおいて、「生活機能」とは、心身機能・身体構造、活動、参加の3つを含む包括的な用語である。
解説: 正しい記述です。生活機能はこの3つをまとめた言葉で、それぞれ生命レベル、生活レベル、人生レベルに対応すると説明されます。心身機能・身体構造は手足の動きや内臓の働きといった生物としてのレベル、活動は生活上の目的を持った一連の動作、参加は社会の中で役割を果たすことです。同じ人の状態を…
関連キーワード: ICF・生活機能・心身機能・活動・参加
- 正解済みまだ正解していませんQ3中級
ICFにおける「背景因子」は、環境因子と個人因子の2つで構成される。
解説: 正しい記述です。背景因子は生活機能そのものではありませんが、生活機能に大きな影響を与えるものとして位置づけられています。環境因子は住宅の構造、福祉用具、制度、周囲の人々の態度など本人の外側にあるもの、個人因子は年齢、性別、生活歴、価値観など本人に属するがその健康状態とは直接関係し…
関連キーワード: ICF・背景因子・環境因子と個人因子
- 正解済みまだ正解していませんQ4上級
ICIDHからICFへの発展における最大の特徴は、「背景因子」、特に環境因子が導入されたことである。
解説: 正しい記述です。ICIDHでは、障害は個人の心身の問題として捉えられていました。環境因子が導入されたことで、同じ心身の状態であっても、住まいや制度や周囲の態度によって生活のしにくさが変わるという見方が可能になります。階段しかない家では2階へ上がれないが、エレベーターがあれば上がれ…
関連キーワード: ICIDH・ICF・環境因子の導入
- 正解済みまだ正解していませんQ5上級
ICIDHとICFはいずれも、心身の状態をマイナスの面からのみ捉える点で共通している。
解説: 誤りです。ICIDHがマイナスの3つのレベルの関係だけを見るのに対し、ICFは3つのレベルのそれぞれにおいてプラスとマイナスの両方を捉えるという点で根本的に異なります。何ができないかだけでなく、何ができるかも同じ枠組みで記述するということです。これは支援の実務に直接効いてきます。…
関連キーワード: ICF・ICIDH・プラスとマイナス
- 正解済みまだ正解していませんQ6上級
障害者基本法において、「障害者」とは、身体障害、知的障害、精神障害その他の心身の機能の障害がある者であって、その障害のみにより継続的に日常生活または社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。
解説: 誤りです。条文は「障害及び社会的障壁により」制限を受ける状態としており、障害のみではありません。この一語の違いが決定的です。制限を生んでいるのは本人の心身の状態だけではなく、社会の側にある障壁も原因だという捉え方だからです。ICFが環境因子を導入したのと同じ発想がここにあります。…
関連キーワード: 障害者基本法・障害及び社会的障壁・社会モデル
- 正解済みまだ正解していませんQ7上級
障害者基本法において、「社会的障壁」とは、障害がある者にとって日常生活または社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のものをいう。
解説: 正しい記述です。並んでいる4つの言葉に注目してください。事物は段差や狭い通路といった物理的なもの、制度は利用を妨げる仕組み、慣行は慣習として続いている取扱い、観念は人々の意識や偏見です。物理的な障壁だけを指すのではなく、目に見えないものまで含めて社会的障壁と呼んでいます。しかも「…
関連キーワード: 社会的障壁・事物・制度・慣行・観念・障害者基本法
- 正解済みまだ正解していませんQ8上級
障害者基本法における「障害者」の定義には、発達障害が含まれている。
解説: 正しい記述です。条文では精神障害のかっこ書きとして「発達障害を含む」と明記されています。また、身体障害、知的障害、精神障害という3つの類型に加えて「その他の心身の機能の障害」という受け皿も置かれており、3類型に収まらないものも対象となりうる書き方になっています。制度が想定していな…
関連キーワード: 障害者基本法・発達障害・定義
- 正解済みまだ正解していませんQ9上級
障害者基本法では、社会的障壁の除去について、その実施に伴う負担が過重でないときは、必要かつ合理的な配慮がされなければならないとされている。
解説: 正しい記述です。いわゆる合理的配慮の規定です。ここには2つの条件が置かれています。それを必要としている障害者が現に存すること、そして実施に伴う負担が過重でないことです。前者があるので、誰も必要としていない配慮まで求められるわけではありません。後者があるので、事業者に無制限の負担を…
関連キーワード: 合理的配慮・社会的障壁の除去・過重な負担
- 正解済みまだ正解していませんQ10上級
身体障害者福祉法において、「身体障害者」とは、別表に掲げる身体上の障害がある20歳以上の者であって、市町村長から身体障害者手帳の交付を受けたものをいう。
解説: 誤りです。年齢と交付者の2か所が違います。正しくは18歳以上の者であって、都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けたものです。18歳未満については児童福祉法が担当するため、この法律の対象は18歳以上とされています。また、手帳の交付を受けていることが要件に入っている点も重要で、身…
関連キーワード: 身体障害者福祉法・18歳以上・都道府県知事
- 正解済みまだ正解していませんQ11上級
身体障害者福祉法の別表では、心臓、じん臓または呼吸器の機能の障害その他政令で定める障害が、身体障害の一つとして掲げられている。
解説: 正しい記述です。これがいわゆる内部障害にあたり、別表の5番目に置かれています。永続し、かつ日常生活が著しい制限を受ける程度であると認められるものという条件が付いています。内部障害は外見からは分かりにくく、周囲から理解されにくい障害です。福祉住環境整備の場面でも、見た目には歩けてい…
関連キーワード: 内部障害・身体障害者福祉法・別表
- 正解済みまだ正解していませんQ12上級
ICFにおける「活動」とは、生物レベル・生命レベルにおける身体や精神の機能および構造を指す。
解説: 誤りです。生物レベル・生命レベルの機能や構造は「心身機能・身体構造」のほうです。活動は個人レベル・生活レベルのもので、生活上の目的をもち、一連の動作からなる具体的な行動を指します。たとえば、股関節が動くことは心身機能ですが、それを使って立ち上がり、歩いてトイレへ行くことが活動です…
関連キーワード: ICF・活動・心身機能・身体構造
- 正解済みまだ正解していませんQ13上級
ICFにおける「環境因子」とは、年齢、性別、生活歴、価値観など、本人に属する事柄を指す。
解説: 誤りです。年齢や性別、生活歴、価値観などは「個人因子」です。環境因子は、住宅の構造、福祉用具、制度、周囲の人々の態度など、本人の外側にあるものを指します。この2つはどちらも背景因子ですが、働きかけられるかどうかが大きく異なります。個人因子は変えられませんが、環境因子は変えられます…
関連キーワード: ICF・環境因子・個人因子
- 正解済みまだ正解していませんQ14中級
ICFにおける「心身機能・身体構造」には、手足の動き、精神の働き、視覚・聴覚、内臓の働きなどが含まれる。
解説: 正しい記述です。心身機能は身体と精神の働きを、身体構造は手足の一部や心臓の弁といった身体の部分を指します。この層は生物レベル・生命レベルと説明されます。ここに含まれるものを見ると、医学的な検査や診察で捉えられる事柄が並んでいることが分かります。ICFの3つの層のうち、最も医学に近…
関連キーワード: ICF・心身機能・身体構造・生命レベル
- 正解済みまだ正解していませんQ15中級
ICIDH(国際障害分類)は、1990年にWHOから発表されたものである。
解説: 誤りです。ICIDHが発表されたのは1980年で、ICDの補助分類として作成されました。その改訂版としてICFが採択されたのが2001年ですから、両者の間には21年の隔たりがあります。1980年と2001年という2つの年号は、この分野で最も問われやすい数字の一つです。10年ではな…
関連キーワード: ICIDH・1980年・WHO
- 正解済みまだ正解していませんQ16上級
障害者基本法における「社会的障壁」は、段差や狭い通路といった物理的な事物に限られる。
解説: 誤りです。条文は事物、制度、慣行、観念その他一切のものと定めており、物理的なものに限られません。制度は利用を妨げる仕組み、慣行は慣習として続いている取扱い、観念は人々の意識や偏見を指します。段差をなくしても、車いすでは入店をお断りしますという慣行や、危ないから外出しないほうがよい…
関連キーワード: 社会的障壁・制度・慣行・観念・障害者基本法
- 正解済みまだ正解していませんQ17中級
障害者基本法は、何人も、障害者に対して、障害を理由として差別することその他の権利利益を侵害する行為をしてはならないと定めている。
解説: 正しい記述です。主語が「何人も」となっている点に注目してください。国や地方公共団体、事業者に限らず、すべての人に向けられた規定です。またこの条文の次の項に、社会的障壁の除去について合理的配慮を求める規定が置かれています。差別をしてはならないという禁止と、障壁を取り除くために配慮せ…
関連キーワード: 差別の禁止・何人も・障害者基本法
- 正解済みまだ正解していませんQ18上級
障害者基本法において、社会的障壁の除去のための合理的配慮は、その実施に伴う負担が過重であるかどうかにかかわらず、常にされなければならないとされている。
解説: 誤りです。条文は「その実施に伴う負担が過重でないとき」という条件を付しています。あわせて、それを必要としている障害者が現に存することも要件です。この2つの条件があるため、誰も必要としていない配慮まで求められるわけではなく、また事業者に無制限の負担を課すものでもありません。配慮とい…
関連キーワード: 合理的配慮・過重な負担・要件
- 正解済みまだ正解していませんQ19上級
身体障害者福祉法の別表には、視覚障害、聴覚又は平衡機能の障害、肢体不自由のほか、知的障害が掲げられている。
解説: 誤りです。身体障害者福祉法の別表は身体上の障害を掲げるものなので、知的障害は含まれません。別表に掲げられているのは、視覚障害、聴覚又は平衡機能の障害、音声機能・言語機能又はそしゃく機能の障害、肢体不自由、そして心臓・じん臓・呼吸器の機能の障害その他政令で定める障害の5つです。知的…
関連キーワード: 身体障害者福祉法・別表・知的障害
- 正解済みまだ正解していませんQ20中級
身体障害者福祉法の別表には、音声機能、言語機能またはそしゃく機能の障害が掲げられている。
解説: 正しい記述です。別表の3番目に置かれています。音声機能と言語機能はいずれも話すことに関わり、そしゃく機能は食べることに関わるものですが、これらが一つの号にまとめられているのは、口や喉という同じ器官の働きに由来するためです。話すことと食べることは生活の質に直結し、また他者との関わり…
関連キーワード: 音声機能・言語機能・そしゃく機能
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- 正解済みまだ正解していませんQ21上級
ICFにおいて、住宅の構造や福祉用具は「個人因子」に分類される。
解説: 誤りです。住宅の構造や福祉用具は「環境因子」に分類されます。本人の外側にあり、働きかけて変えることができるものだからです。この区別は福祉住環境コーディネーターにとって特に重要です。環境因子に含まれるということは、住環境を整えることが本人の生活機能そのものを変えうるということを意味…
関連キーワード: ICF・環境因子・福祉用具
- 正解済みまだ正解していませんQ22上級
障害者基本法における「障害者」の定義は、身体障害、知的障害、精神障害の3つの類型に限定して列挙されている。
解説: 誤りです。条文は3類型に続けて「その他の心身の機能の障害」という受け皿を置いており、限定列挙ではありません。また精神障害には発達障害を含むと明記されています。この書き方は、制度が想定していなかった障害が後から認識されることを見込んだものです。障害の理解は時代とともに変わっていくた…
関連キーワード: 障害者基本法・その他の心身の機能の障害・限定列挙ではない
- 正解済みまだ正解していませんQ23中級
ICF(国際生活機能分類)で、「障害」(disability)という包括用語に含まれるものの組合せとして、正しいものはどれか。
解説: ICFでは、心身機能・身体構造、活動、参加をまとめて「生活機能」と呼ぶのに対し、それぞれに問題が生じた状態である機能障害(構造障害を含む)、活動制限、参加制約をまとめて「障害」と呼びます。よって肢1が正しい。能力障害と社会的不利は、1980年のICIDHで使われていた用語で、IC…
関連キーワード: ICF・障害・機能障害・活動制限・参加制約
- 正解済みまだ正解していませんQ24上級
ICFにおける背景因子とその分類のしかたについての説明として、正しいものはどれか。
解説: ICFの序論は、個人因子も背景因子の構成要素であるとしつつ、社会的・文化的な相違が大きいことから分類としては含めていないと説明しています。よって肢1が正しい。肢2は誤りで、背景因子は環境因子と個人因子の2つから成り、健康状態(病気、変調、傷害など)は背景因子とは別に置かれています…
関連キーワード: ICF・背景因子・個人因子・環境因子・健康状態
- 正解済みまだ正解していませんQ25上級
ICIDHの改訂版として採択されたICFにおける、構成要素どうしの関係や記述のしかたについての説明として、正しいものはどれか。
解説: ICFでは、生活機能は健康状態と背景因子との相互作用とされ、この相互作用は双方向で、障害の結果によって健康状態それ自体が変わることもあると説明されています。よって1が正しい。2は誤りで、機能障害から能力の制限を推し量ることは理にかなって見える場合があっても、構成要素ごとのデータは…
関連キーワード: ICF・ICIDH・相互作用・健康状態・健康の構成要素
- 正解済みまだ正解していませんQ26上級
ICFが記述の対象とする人の範囲と、記述する側面についての説明として、正しいものはどれか。
解説: ICFの序論は、ICFは障害のある人だけに関するものだという誤解が広まっているが、全ての人に関する分類であり、あらゆる健康状態に関連した状況を記述できると述べています。また厚生労働省の公表資料は、ICIDHでは障害というマイナスの面の分類が中心だったが、ICFでは生活機能というプ…
関連キーワード: ICF・生活機能・健康状態・ICIDH
- 正解済みまだ正解していませんQ27上級
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)第5条の「精神障害者」の定義において、統合失調症や精神作用物質による依存症と並んで、名称が明記されているものはどれか。
解説: 精神保健福祉法第5条第1項は、精神障害者を「統合失調症、精神作用物質による急性中毒又はその依存症、知的障害その他の精神疾患を有する者」と定めています。名称が条文に書かれているのは知的障害です。知的障害は知的障害者福祉法の対象として知られていますが、精神保健福祉法の精神障害者の定義…
根拠・参照資料: 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第5条第1項
関連キーワード: 精神保健福祉法・精神障害者・統合失調症・精神疾患
- 正解済みまだ正解していませんQ28上級
ICFにおいて、生活機能に否定的な影響を及ぼしている環境因子を表す用語として、正しいものはどれか。
解説: ICFでは、環境因子の影響を肯定的な側面と否定的な側面の両方から捉え、生活機能に肯定的に働く環境因子を促進因子、否定的に働く環境因子を阻害因子と呼びます。たとえば段差の多い住まいは移動にとって否定的に働き、手すりやスロープは肯定的に働き得ます。社会的障壁は障害者基本法第2条第2号…
関連キーワード: ICF・環境因子・生活機能・促進因子
- 正解済みまだ正解していませんQ29上級
障害者基本法第4条第2項で、社会的障壁の除去について合理的な配慮が求められる要件として、その実施に伴う負担が過重でないことと並んで定められているものはどれか。
解説: 障害者基本法第4条第2項は、社会的障壁の除去は、それを必要としている障害者が現に存し、かつ、その実施に伴う負担が過重でないときは、その実施について必要かつ合理的な配慮がされなければならないと定めています。要件はこの2つです。本人からの意思の表明は、障害者差別解消法第7条第2項・第…
根拠・参照資料: 障害者基本法第4条第2項
関連キーワード: 障害者基本法・合理的配慮・社会的障壁・過重
- 正解済みまだ正解していませんQ30上級
身体障害者福祉法における「身体障害者」の定義として正しいものはどれか。
解説: 18歳以上であることと、都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けていることの2つが要件です。18歳未満については児童福祉法が担当するため対象が18歳以上とされています。また選択肢3のように、身体上の障害があるだけではこの法律上の身体障害者には当たりません。手帳の交付という行政上…
関連キーワード: 身体障害者福祉法・18歳以上・身体障害者手帳
- 正解済みまだ正解していませんQ31上級
身体障害者福祉法の別表第5号にいう「政令で定める障害」として、身体障害者福祉法施行令第36条に定められていないものはどれか。
解説: 身体障害者福祉法の別表第5号は「心臓、じん臓又は呼吸器の機能の障害その他政令で定める障害」を掲げ、その政令で定める障害を身体障害者福祉法施行令第36条が定めています。挙げられているのは、ぼうこう又は直腸の機能、小腸の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能、肝臓の機能の4つの障…
根拠・参照資料: 身体障害者福祉法別表第5号、身体障害者福祉法施行令第36条
関連キーワード: 身体障害者福祉法・別表・施行令・内部障害
- 正解済みまだ正解していませんQ32上級
身体障害者福祉法第15条で、身体障害者手帳の交付を申請するときに添えることとされている診断書は、どの医師が作成するものか。
解説: 身体障害者福祉法第15条第1項は、身体に障害のある者は、都道府県知事の定める医師の診断書を添えて、居住地の都道府県知事に身体障害者手帳の交付を申請できると定めています。都道府県知事がこの医師を定めるときは、地方社会福祉審議会の意見を聴くこととされています(同条第2項)。診断書を交…
根拠・参照資料: 身体障害者福祉法第15条第1項・第2項
関連キーワード: 身体障害者福祉法・身体障害者手帳・診断書・意見書
- 正解済みまだ正解していませんQ33上級
ICFの構成要素の図で、環境因子が相互作用する相手として示されている生活機能の要素の範囲について、正しいものはどれか。
解説: ICFでは、環境因子は心身機能、身体構造、活動、参加のいずれの構成要素とも相互作用するとされ、図でも生活機能の3つの要素のそれぞれと結ばれています。心身機能との関わりの例として、光と視覚、音と聴覚、床面の性状とバランスの保持、外気温と体温調節などが挙げられています。よって3が正し…
関連キーワード: ICF・環境因子・相互作用・心身機能・健康状態
- 正解済みまだ正解していませんQ34中級
ICIDHが発表された年と、ICFが採択された年の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 1980年と2001年です。ICIDHはICDの補助分類として1980年に発表され、その改訂版としてICFが2001年にWHO総会で採択されました。21年の隔たりがあります。10年ではなく20年以上かかっていることには、障害の捉え方が根本から変わるには時間を要したという意味も読み…
関連キーワード: ICIDH・ICF・1980年と2001年
- 正解済みまだ正解していませんQ35上級
脳梗塞の後遺症で右半身にまひがある人の状況を、ICFの考え方で整理したとき、「活動制限」に当たるものはどれか。
解説: ICFでは、心身機能や身体構造の問題を機能障害、個人が課題や行為をやり遂げるときの難しさを活動制限、家庭や社会などの生活・人生の場面に関わるときの難しさを参加制約と呼びます(厚生労働省 ICF日本語版)。着替えという身の回りの行為を一人で行うことの難しさは活動制限にあたるので、4…
関連キーワード: ICF・活動制限・参加制約・機能障害・環境因子
- 正解済みまだ正解していませんQ36上級
障害者基本法における差別の禁止の規定について、その名宛人として条文に定められているものはどれか。
解説: 何人も、とされています。国や地方公共団体、事業者に限らず、すべての人に向けられた規定です。差別が制度の側だけでなく、日常の場面で個人によっても行われうるという認識に立っているためです。あわせて、この条文の次の項に社会的障壁の除去についての合理的配慮の規定が置かれています。差別をし…
関連キーワード: 差別の禁止・何人も・障害者基本法
- 正解済みまだ正解していませんQ37上級
発達障害者支援法第2条第1項の「発達障害」の定義において、障害の名称として列挙されているものの組合せとして、正しいものはどれか。
解説: 発達障害者支援法第2条第1項は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と定めています。列挙されている名称のうち、選択肢にあるの…
根拠・参照資料: 発達障害者支援法第2条第1項
関連キーワード: 発達障害者支援法・発達障害・広汎性発達障害・注意欠陥多動性障害
- 正解済みまだ正解していませんQ38上級
ICFは、障害を個人の問題とみる「医学モデル」と、社会によって作られた問題とみる「社会モデル」という対立する2つのモデルの統合に基づくとされている。その統合のためにICFが用いるとされているアプローチはどれか。
解説: ICFの序論は、障害と生活機能を説明するモデルを「医学モデル」と「社会モデル」の対立として整理しています。医学モデルは、障害を病気や外傷などから直接生じる個人の問題とみて、専門職による個別の治療を求めます。社会モデルは、障害を主として社会が作り出した問題とみて、完全な参加に必要な…
関連キーワード: ICF・医学モデル・社会モデル・アプローチ・統合
- 正解済みまだ正解していませんQ39上級
ICFで活動と参加を評価する2つの構成概念のうち、「能力」の説明として正しいものはどれか。
解説: ICFでは、活動と参加を「能力」と「実行状況」の2つの構成概念で評価します。能力は、ある領域についてある時点で達成できる最も高い生活機能の水準を示すもので、環境の違いによる影響をならすため、標準化された環境を想定して評価します。よって2が正しい。実行状況は、本人が現在暮らしている…
関連キーワード: ICF・能力・実行状況・活動・参加
- 正解済みまだ正解していませんQ40中級
身体障害者福祉法の別表に掲げられている身体障害の種類はいくつか。
解説: 5種類です。視覚障害、聴覚又は平衡機能の障害、音声機能・言語機能又はそしゃく機能の障害、肢体不自由、そして心臓・じん臓・呼吸器の機能の障害その他政令で定める障害が並びます。最後の一つがいわゆる内部障害で、その他政令で定める障害という受け皿があるため、実際に対象となる疾患は条文に書…
関連キーワード: 身体障害者福祉法・別表・5種類
- 正解済みまだ正解していませんQ41上級
膝の関節の病気がある70歳の人の状況を、ICFの考え方で整理したとき、「参加制約」に当たるものはどれか。
解説: ICFの参加制約は、家庭や地域、職場などの生活・人生の場面に関わるときに本人が経験する難しさを指します(厚生労働省 ICF日本語版)。地域の自治会で役員という役割を担い続けられなくなったことは、社会の場面への関わりの難しさなので、2が正しい。1の膝の痛みや関節の動く範囲の狭まりは…
関連キーワード: ICF・参加制約・活動制限・機能障害・環境因子
- 正解済みまだ正解していませんQ42上級
障害者基本法の「障害者」の定義において、精神障害について条文が明記している内容はどれか。
解説: 発達障害を含む、とかっこ書きで明記されています。発達障害はかつて制度上の位置づけがあいまいで、支援の対象から外れがちでした。定義の中にあえて書き込まれているのは、その経緯を踏まえたものです。かっこ書きに明記されているのは発達障害で、1の高次脳機能障害や2の難病に起因するものは書か…
関連キーワード: 障害者基本法・精神障害・発達障害を含む
- 正解済みまだ正解していませんQ43上級
ICFに照らして、下肢に機能障害のある人が福祉用具を使い、屋内の移動に支障がなくなった場合の捉え方として、正しいものはどれか。
解説: ICFでは、福祉用具は本人の外にある環境因子の「生産品と用具」に分類されます。また、福祉用具や人的な支援によって機能障害がなくなるわけではないが、ある領域の生活機能の制限は取り除けると説明されています。移動の制限のある人が福祉用具の提供を受けている場合は、介助なしでは能力の制限が…
関連キーワード: ICF・福祉用具・環境因子・機能障害
- 正解済みまだ正解していませんQ44上級
障害者に関する各法律の定義規定の置き方について、正しいものはどれか。
解説: 知的障害者福祉法には、知的障害者を定義する規定がありません。身体障害者福祉法が第4条で身体障害者を定義しているのとは異なる点です。発達障害者支援法第2条第2項は、発達障害児を発達障害者のうち18歳未満のものと定めています。障害者総合支援法第4条第1項の障害者は、身体障害者福祉法の…
根拠・参照資料: 知的障害者福祉法、発達障害者支援法第2条第2項、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律第4条第1項、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第5条第1項
関連キーワード: 知的障害者福祉法・発達障害者支援法・障害者総合支援法・精神保健福祉法・定義規定
この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスでは福祉住環境コーディネーター2級の問題を6カテゴリに分けています。健康・障害のとらえ方と状態像にはオリジナル予想問題を44問収録し、サイト内の福祉住環境コーディネーター2級全264問の約17%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマにはICF・障害者基本法・環境因子・ICIDHなどがあります。本試験の情報は合格率23.0%(2025年度)・試験時間90分・受験料7,700円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。44問のうち6問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、社会状況と福祉住環境コーディネーターの意義・相談援助と福祉住環境整備の進め方・福祉住環境整備の基本技術などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
健康・障害のとらえ方と状態像の出題傾向 — 収録全44問の分析
ぴよパスに収録している福祉住環境コーディネーター2級「健康・障害のとらえ方と状態像」のオリジナル練習問題 全44問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級1問・中級9問・上級34問の全44問構成です。うち6問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- ICF21問
- 障害者基本法9問
- 環境因子8問
- ICIDH7問
- 身体障害者福祉法7問
つまずきやすいポイント (解説からの抜粋)
障害者基本法の定義に手帳の要件がないのとは対照的で、法律ごとの違いに注意が必要です。
Q30 身体障害者福祉法における「身体障害者」の定義として正しいものはどれか。 で確認する
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相談援助と福祉住環境整備の進め方44 問学習に使える参考書 3 冊 PR
編集部の評価 (解説・演習・法令) と対象読者を並べました。
横にスクロールして 3 冊を比較できます
![]() #1 福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト 改訂7版 | ![]() #2 福祉住環境コーディネーター検定試験2級テキスト&問題集 | ![]() #3 本試験型 福祉住環境コーディネーター検定試験2級問題集 | |
|---|---|---|---|
| 役割 | 出題範囲の定義そのもの | 読んで解くを1冊で回す主教材 | 仕上げの演習量を積む1冊 |
| 解説 | |||
| 演習 | |||
| 法令 | |||
| こんな人に | 2級を本気で一発合格したい人。特に、市販本の記述が食い違ったときに自分で裁定したい人。 | 公式テキストを買ったが分量に圧倒された人。独学で範囲を一周させたい社会人。 | テキストを一周し終えて、時間内に解き切る練習に移りたい人。 |
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3 冊の紹介文を読む
- 出題範囲の定義そのもの福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト 改訂7版
東京商工会議所編・中央経済社
この試験は出題範囲が「公式テキスト(改訂7版)に該当する知識」と受験要項で名指しされており、しかも東京商工会議所は過去問題を公開していない。つまり出題の当たり判定が公式テキストの記述そのものにあり、市販本だけで受けると『どこまでが範囲か』の線引きを他人の解釈に委ねることになる。2級は合格率23.0%で、範囲の外側を勉強しても落ちる試験なので、まず範囲そのものを手元に置く価値が最も高い。
- 読んで解くを1冊で回す主教材福祉住環境コーディネーター検定試験2級テキスト&問題集
成田すみれ監修/コンデックス情報研究所編著・成美堂出版
公式テキストはB5判368ページで範囲の定義としては正確だが、通読して覚える形にはなっていない。この1冊は改訂7版に完全対応したうえでテキストと問題を同じ本にまとめており、読んだ直後に解いて定着させる回し方ができる。公式テキストを持ったうえで、実際に手を動かす主教材として使うのが噛み合う。
- 仕上げの演習量を積む1冊本試験型 福祉住環境コーディネーター検定試験2級問題集
成田すみれ監修/コンデックス情報研究所編著・成美堂出版
2級はIBT/CBT方式で90分・100点満点の70点以上という時間の制約がはっきりしており、知識があっても時間配分で落ちる。この本は本試験と同じ形式で解く演習に絞ってあるので、範囲を一周したあとの仕上げに向く。注意 ただし東京商工会議所は試験問題を公表していないため、市販のどの本も本物の過去問ではなく予想問題である点は理解して使うこと。
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健康・障害のとらえ方と状態像 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 福祉住環境コーディネーター2級の健康・障害のとらえ方と状態像は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは福祉住環境コーディネーター2級の健康・障害のとらえ方と状態像に全44問のオリジナル練習問題を用意しています。福祉住環境コーディネーター2級の収録全264問のうち約17%です。回答後に解説を確認できます。初級・中級・上級のバッジは問題の難易度の目安で、解いた人の習熟度を示すものではありません。
- 健康・障害のとらえ方と状態像はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスでは福祉住環境コーディネーター2級の問題を6カテゴリ(健康・障害のとらえ方と状態像 / 社会状況と福祉住環境コーディネーターの意義・相談援助と福祉住環境整備の進め方・福祉住環境整備の基本技術・部位別の福祉住環境整備)に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- 健康・障害のとらえ方と状態像の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 健康・障害のとらえ方と状態像は、ぴよパスで福祉住環境コーディネーター2級の問題を分けている6カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している健康・障害のとらえ方と状態像の問題数は44問 / 全264問で、収録全体の約17%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、健康・障害のとらえ方と状態像を全60問中10問(約17%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 健康・障害のとらえ方と状態像で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 福祉住環境コーディネーター2級の合格基準は「100点満点の70点以上」です。科目別の足切りはなく、合否は総合得点で決まります。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。健康・障害のとらえ方と状態像の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。


