健康・障害のとらえ方と状態像
全44問
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健康・障害のとらえ方と状態像は福祉住環境コーディネーター2級を構成する6科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全44問 (試験全体の約17%相当) を収録しています。本試験は合格率23.0%(2025年度)・試験時間90分・受験料7,700円の試験で、健康・障害のとらえ方と状態像は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマはICF・障害者基本法・身体障害者福祉法・ICIDHなどです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると福祉住環境コーディネーター2級受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
各問題に正解の根拠と用語の説明を付し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (社会状況と福祉住環境コーディネーターの意義・相談援助と福祉住環境整備の進め方・福祉住環境整備の基本技術) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- 正解済みまだ正解していませんQ1初級ICF・ICIDH・2001年
ICF(国際生活機能分類)は、2001年にWHO総会において、ICIDH(国際障害分類)の改訂版として採択されたものである。
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解説: 正しい記述です。ICIDHが1980年に発表され、その改訂版として2001年にICFが採択されました。21年の間隔があります。ICIDHは疾病の帰結、つまり病気によって何が失われたかを分類する枠組みでしたが、ICFはその見方を大きく転換しました。名称が国際障害分類から国際生活機能…
- 正解済みまだ正解していませんQ2中級ICF・生活機能・心身機能・活動・参加
ICFにおいて、「生活機能」とは、心身機能・身体構造、活動、参加の3つを含む包括的な用語である。
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解説: 正しい記述です。生活機能はこの3つをまとめた言葉で、それぞれ生命レベル、生活レベル、人生レベルに対応すると説明されます。心身機能・身体構造は手足の動きや内臓の働きといった生物としてのレベル、活動は生活上の目的を持った一連の動作、参加は社会の中で役割を果たすことです。同じ人の状態を…
- 正解済みまだ正解していませんQ3中級ICF・背景因子・環境因子と個人因子
ICFにおける「背景因子」は、環境因子と個人因子の2つで構成される。
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解説: 正しい記述です。背景因子は生活機能そのものではありませんが、生活機能に大きな影響を与えるものとして位置づけられています。環境因子は住宅の構造、福祉用具、制度、周囲の人々の態度など本人の外側にあるもの、個人因子は年齢、性別、生活歴、価値観など本人に属するがその健康状態とは直接関係し…
- 正解済みまだ正解していませんQ4上級ICIDH・ICF・環境因子の導入
ICIDHからICFへの発展における最大の特徴は、「背景因子」、特に環境因子が導入されたことである。
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解説: 正しい記述です。ICIDHでは、障害は個人の心身の問題として捉えられていました。環境因子が導入されたことで、同じ心身の状態であっても、住まいや制度や周囲の態度によって生活のしにくさが変わるという見方が可能になります。階段しかない家では2階へ上がれないが、エレベーターがあれば上がれ…
- 正解済みまだ正解していませんQ5上級ICF・ICIDH・プラスとマイナス
ICIDHとICFはいずれも、心身の状態をマイナスの面からのみ捉える点で共通している。
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解説: 誤りです。ICIDHがマイナスの3つのレベルの関係だけを見るのに対し、ICFは3つのレベルのそれぞれにおいてプラスとマイナスの両方を捉えるという点で根本的に異なります。何ができないかだけでなく、何ができるかも同じ枠組みで記述するということです。これは支援の実務に直接効いてきます。…
- 正解済みまだ正解していませんQ6上級障害者基本法・障害及び社会的障壁・社会モデル
障害者基本法において、「障害者」とは、身体障害、知的障害、精神障害その他の心身の機能の障害がある者であって、その障害のみにより継続的に日常生活または社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。
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解説: 誤りです。条文は「障害及び社会的障壁により」制限を受ける状態としており、障害のみではありません。この一語の違いが決定的です。制限を生んでいるのは本人の心身の状態だけではなく、社会の側にある障壁も原因だという捉え方だからです。ICFが環境因子を導入したのと同じ発想がここにあります。…
- 正解済みまだ正解していませんQ7上級社会的障壁・事物・制度・慣行・観念・障害者基本法
障害者基本法において、「社会的障壁」とは、障害がある者にとって日常生活または社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のものをいう。
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解説: 正しい記述です。並んでいる4つの言葉に注目してください。事物は段差や狭い通路といった物理的なもの、制度は利用を妨げる仕組み、慣行は慣習として続いている取扱い、観念は人々の意識や偏見です。物理的な障壁だけを指すのではなく、目に見えないものまで含めて社会的障壁と呼んでいます。しかも「…
- 正解済みまだ正解していませんQ8上級障害者基本法・発達障害・定義
障害者基本法における「障害者」の定義には、発達障害が含まれている。
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解説: 正しい記述です。条文では精神障害のかっこ書きとして「発達障害を含む」と明記されています。また、身体障害、知的障害、精神障害という3つの類型に加えて「その他の心身の機能の障害」という受け皿も置かれており、3類型に収まらないものも対象となりうる書き方になっています。制度が想定していな…
- 正解済みまだ正解していませんQ9上級合理的配慮・社会的障壁の除去・過重な負担
障害者基本法では、社会的障壁の除去について、その実施に伴う負担が過重でないときは、必要かつ合理的な配慮がされなければならないとされている。
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解説: 正しい記述です。いわゆる合理的配慮の規定です。ここには2つの条件が置かれています。それを必要としている障害者が現に存すること、そして実施に伴う負担が過重でないことです。前者があるので、誰も必要としていない配慮まで求められるわけではありません。後者があるので、事業者に無制限の負担を…
- 正解済みまだ正解していませんQ10上級身体障害者福祉法・18歳以上・都道府県知事
身体障害者福祉法において、「身体障害者」とは、別表に掲げる身体上の障害がある20歳以上の者であって、市町村長から身体障害者手帳の交付を受けたものをいう。
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解説: 誤りです。年齢と交付者の2か所が違います。正しくは18歳以上の者であって、都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けたものです。18歳未満については児童福祉法が担当するため、この法律の対象は18歳以上とされています。また、手帳の交付を受けていることが要件に入っている点も重要で、身…
- 正解済みまだ正解していませんQ11上級内部障害・身体障害者福祉法・別表
身体障害者福祉法の別表では、心臓、じん臓または呼吸器の機能の障害その他政令で定める障害が、身体障害の一つとして掲げられている。
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解説: 正しい記述です。これがいわゆる内部障害にあたり、別表の5番目に置かれています。永続し、かつ日常生活が著しい制限を受ける程度であると認められるものという条件が付いています。内部障害は外見からは分かりにくく、周囲から理解されにくい障害です。福祉住環境整備の場面でも、見た目には歩けてい…
- 正解済みまだ正解していませんQ12上級ICF・活動・心身機能・身体構造
ICFにおける「活動」とは、生物レベル・生命レベルにおける身体や精神の機能および構造を指す。
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解説: 誤りです。生物レベル・生命レベルの機能や構造は「心身機能・身体構造」のほうです。活動は個人レベル・生活レベルのもので、生活上の目的をもち、一連の動作からなる具体的な行動を指します。たとえば、股関節が動くことは心身機能ですが、それを使って立ち上がり、歩いてトイレへ行くことが活動です…
- 正解済みまだ正解していませんQ13上級ICF・環境因子・個人因子
ICFにおける「環境因子」とは、年齢、性別、生活歴、価値観など、本人に属する事柄を指す。
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解説: 誤りです。年齢や性別、生活歴、価値観などは「個人因子」です。環境因子は、住宅の構造、福祉用具、制度、周囲の人々の態度など、本人の外側にあるものを指します。この2つはどちらも背景因子ですが、働きかけられるかどうかが大きく異なります。個人因子は変えられませんが、環境因子は変えられます…
- 正解済みまだ正解していませんQ14中級ICF・心身機能・身体構造・生命レベル
ICFにおける「心身機能・身体構造」には、手足の動き、精神の働き、視覚・聴覚、内臓の働きなどが含まれる。
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解説: 正しい記述です。心身機能は身体と精神の働きを、身体構造は手足の一部や心臓の弁といった身体の部分を指します。この層は生物レベル・生命レベルと説明されます。ここに含まれるものを見ると、医学的な検査や診察で捉えられる事柄が並んでいることが分かります。ICFの3つの層のうち、最も医学に近…
- 正解済みまだ正解していませんQ15中級ICIDH・1980年・WHO
ICIDH(国際障害分類)は、1990年にWHOから発表されたものである。
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解説: 誤りです。ICIDHが発表されたのは1980年で、ICDの補助分類として作成されました。その改訂版としてICFが採択されたのが2001年ですから、両者の間には21年の隔たりがあります。1980年と2001年という2つの年号は、この分野で最も問われやすい数字の一つです。10年ではな…
- 正解済みまだ正解していませんQ16上級社会的障壁・制度・慣行・観念・障害者基本法
障害者基本法における「社会的障壁」は、段差や狭い通路といった物理的な事物に限られる。
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解説: 誤りです。条文は事物、制度、慣行、観念その他一切のものと定めており、物理的なものに限られません。制度は利用を妨げる仕組み、慣行は慣習として続いている取扱い、観念は人々の意識や偏見を指します。段差をなくしても、車いすでは入店をお断りしますという慣行や、危ないから外出しないほうがよい…
- 正解済みまだ正解していませんQ17中級差別の禁止・何人も・障害者基本法
障害者基本法は、何人も、障害者に対して、障害を理由として差別することその他の権利利益を侵害する行為をしてはならないと定めている。
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解説: 正しい記述です。主語が「何人も」となっている点に注目してください。国や地方公共団体、事業者に限らず、すべての人に向けられた規定です。またこの条文の次の項に、社会的障壁の除去について合理的配慮を求める規定が置かれています。差別をしてはならないという禁止と、障壁を取り除くために配慮せ…
- 正解済みまだ正解していませんQ18上級合理的配慮・過重な負担・要件
障害者基本法において、社会的障壁の除去のための合理的配慮は、その実施に伴う負担が過重であるかどうかにかかわらず、常にされなければならないとされている。
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解説: 誤りです。条文は「その実施に伴う負担が過重でないとき」という条件を付しています。あわせて、それを必要としている障害者が現に存することも要件です。この2つの条件があるため、誰も必要としていない配慮まで求められるわけではなく、また事業者に無制限の負担を課すものでもありません。配慮とい…
- 正解済みまだ正解していませんQ19上級身体障害者福祉法・別表・知的障害
身体障害者福祉法の別表には、視覚障害、聴覚又は平衡機能の障害、肢体不自由のほか、知的障害が掲げられている。
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解説: 誤りです。身体障害者福祉法の別表は身体上の障害を掲げるものなので、知的障害は含まれません。別表に掲げられているのは、視覚障害、聴覚又は平衡機能の障害、音声機能・言語機能又はそしゃく機能の障害、肢体不自由、そして心臓・じん臓・呼吸器の機能の障害その他政令で定める障害の5つです。知的…
- 正解済みまだ正解していませんQ20中級音声機能・言語機能・そしゃく機能
身体障害者福祉法の別表には、音声機能、言語機能またはそしゃく機能の障害が掲げられている。
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解説: 正しい記述です。別表の3番目に置かれています。音声機能と言語機能はいずれも話すことに関わり、そしゃく機能は食べることに関わるものですが、これらが一つの号にまとめられているのは、口や喉という同じ器官の働きに由来するためです。話すことと食べることは生活の質に直結し、また他者との関わり…
- 正解済みまだ正解していませんQ21上級ICF・環境因子・福祉用具
ICFにおいて、住宅の構造や福祉用具は「個人因子」に分類される。
答えと解説を先に見る
解説: 誤りです。住宅の構造や福祉用具は「環境因子」に分類されます。本人の外側にあり、働きかけて変えることができるものだからです。この区別は福祉住環境コーディネーターにとって特に重要です。環境因子に含まれるということは、住環境を整えることが本人の生活機能そのものを変えうるということを意味…
- 正解済みまだ正解していませんQ22上級障害者基本法・その他の心身の機能の障害・限定列挙ではない
障害者基本法における「障害者」の定義は、身体障害、知的障害、精神障害の3つの類型に限定して列挙されている。
答えと解説を先に見る
解説: 誤りです。条文は3類型に続けて「その他の心身の機能の障害」という受け皿を置いており、限定列挙ではありません。また精神障害には発達障害を含むと明記されています。この書き方は、制度が想定していなかった障害が後から認識されることを見込んだものです。障害の理解は時代とともに変わっていくた…
- 正解済みまだ正解していませんQ23中級ICF・生活機能・3要素
ICFにおいて「生活機能」に含まれる要素の組合せとして正しいものはどれか。
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解説: 心身機能・身体構造、活動、参加の3つです。環境因子と個人因子は背景因子であって生活機能には含まれず、健康状態も別に置かれます。生活機能の3要素は、生命レベル、生活レベル、人生レベルに対応すると説明されます。同じ人の状態を3つの層で捉えるという構造で、どれか一つの層だけを見ても全体…
- 正解済みまだ正解していませんQ24上級ICF・環境因子・住宅の構造
ICFにおいて、住宅の構造、福祉用具、制度、周囲の人々の態度が分類される要素はどれか。
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解説: 環境因子です。いずれも本人の外側にあり、働きかけて変えることができるものだという点で共通しています。この区別は福祉住環境コーディネーターにとって特に重要です。年齢や生活歴といった個人因子は変えられませんが、環境因子は変えられます。住環境を整えることが本人の生活機能そのものを変えう…
- 正解済みまだ正解していませんQ25上級ICIDH・ICF・背景因子の導入
ICIDHからICFへの改訂における最も大きな変更点はどれか。
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解説: 背景因子、特に環境因子の導入です。ICIDHでは障害が個人の心身の問題として捉えられていましたが、環境因子が入ったことで、同じ心身の状態でも住まいや制度や周囲の態度によって生活のしにくさが変わるという見方が可能になりました。階段しかない家では2階に上がれないが、エレベーターがあれ…
- 正解済みまだ正解していませんQ26上級ICF・プラスとマイナス・ICIDHとの違い
ICIDHとICFの捉え方の違いについての説明として正しいものはどれか。
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解説: ICFは各レベルでプラスとマイナスの両方を捉えます。何ができないかだけでなく、何ができるかも同じ枠組みで記述するということです。これは支援の実務に直接効いてきます。できないことだけを並べれば支援は本人の代わりに行うものになりますが、できることを見れば、それを活かす方向で環境を整え…
- 正解済みまだ正解していませんQ27上級障害者基本法・障害及び社会的障壁・社会モデル
障害者基本法における「障害者」の定義について、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 障害および社会的障壁により、という点が要です。制限を生んでいるのは本人の心身の状態だけでなく、社会の側にある障壁も原因だという捉え方で、社会モデルと呼ばれます。ICFが環境因子を導入したのと同じ発想です。選択肢3も誤りで、障害者基本法の定義に手帳の要件はありません。手帳が要件にな…
- 正解済みまだ正解していませんQ28上級社会的障壁・事物・制度・慣行・観念・一切のもの
障害者基本法における「社会的障壁」に含まれるものとして条文に挙げられている組合せはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 事物、制度、慣行、観念その他一切のものです。事物は段差や狭い通路といった物理的なもの、制度は利用を妨げる仕組み、慣行は慣習として続いている取扱い、観念は人々の意識や偏見を指します。段差をなくしても、車いすでの入店をお断りしますという慣行や、危ないから外出しないほうがよいという観念…
- 正解済みまだ正解していませんQ29上級合理的配慮・要件・過重な負担
障害者基本法が定める合理的配慮について、条文上の要件の組合せとして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 2つの要件が条文に置かれています。前者があるため、誰も必要としていない配慮まで求められるわけではありません。後者があるため、事業者に無制限の負担を課すものでもありません。配慮という言葉は柔らかく聞こえますが、条文上は要件の定まった具体的な義務です。なお選択肢2にあるような手帳の交…
- 正解済みまだ正解していませんQ30上級身体障害者福祉法・18歳以上・身体障害者手帳
身体障害者福祉法における「身体障害者」の定義として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 18歳以上であることと、都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けていることの2つが要件です。18歳未満については児童福祉法が担当するため対象が18歳以上とされています。また選択肢3のように、身体上の障害があるだけではこの法律上の身体障害者には当たりません。手帳の交付という行政上…
- 正解済みまだ正解していませんQ31上級身体障害者福祉法・別表・知的障害
次のうち、身体障害者福祉法の別表に掲げられていないものはどれか。
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解説: 知的障害は掲げられていません。身体障害者福祉法の別表は身体上の障害を掲げるものだからです。別表にあるのは、視覚障害、聴覚又は平衡機能の障害、音声機能・言語機能又はそしゃく機能の障害、肢体不自由、そして心臓・じん臓・呼吸器の機能の障害その他政令で定める障害の5つです。知的障害は知的…
- 正解済みまだ正解していませんQ32上級内部障害・永続・著しい制限
身体障害者福祉法の別表において、心臓、じん臓または呼吸器の機能の障害その他政令で定める障害について付されている条件はどれか。
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解説: 永続することと、日常生活が著しい制限を受ける程度であることの2つです。この分類はいわゆる内部障害にあたります。内部障害は外見から分かりにくく、周囲に理解されにくい障害です。福祉住環境整備の場面でも、見た目には歩けているように見える人が、実は少し動くだけで息切れするといったことがあ…
- 正解済みまだ正解していませんQ33上級ICF・3つのレベル・心身機能・活動・参加
ICFにおいて、股関節が動くこと、それを使って立ち上がって歩くこと、地域の集まりに出かけることは、それぞれどの要素に対応するか。
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解説: 心身機能、活動、参加の順です。それぞれ生命レベル、生活レベル、人生レベルに対応します。関節が動くという生物としての働きが心身機能、それを使って目的をもった一連の動作を行うことが活動、そして社会の中で役割を果たすことが参加です。同じ人の同じ身体について、見る層を変えると別の言葉で記…
- 正解済みまだ正解していませんQ34中級ICIDH・ICF・1980年と2001年
ICIDHが発表された年と、ICFが採択された年の組合せとして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 1980年と2001年です。ICIDHはICDの補助分類として1980年に発表され、その改訂版としてICFが2001年にWHO総会で採択されました。21年の隔たりがあります。10年ではなく20年以上かかっていることには、障害の捉え方が根本から変わるには時間を要したという意味も読み…
- 正解済みまだ正解していませんQ35上級ICF・個人因子・環境因子との区別
ICFにおける「個人因子」に分類されるものはどれか。
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解説: 年齢や生活歴、価値観が個人因子です。本人に属するものの、その健康状態とは直接の関係がない事柄を指します。選択肢1から3はいずれも本人の外側にあるもので、環境因子に分類されます。この2つを区別する意味は、働きかけられるかどうかにあります。個人因子は変えられませんが、環境因子は変えら…
- 正解済みまだ正解していませんQ36上級差別の禁止・何人も・障害者基本法
障害者基本法における差別の禁止の規定について、その名宛人として条文に定められているものはどれか。
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解説: 何人も、とされています。国や地方公共団体、事業者に限らず、すべての人に向けられた規定です。差別が制度の側だけでなく、日常の場面で個人によっても行われうるという認識に立っているためです。あわせて、この条文の次の項に社会的障壁の除去についての合理的配慮の規定が置かれています。差別をし…
- 正解済みまだ正解していませんQ37上級障害者基本法・その他の心身の機能の障害・受け皿
障害者基本法における「障害者」の定義で、身体障害、知的障害、精神障害に続けて置かれている文言はどれか。
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解説: その他の心身の機能の障害、という受け皿が置かれています。したがって3類型の限定列挙ではありません。また精神障害には発達障害を含むと明記されています。この書き方は、制度が想定していなかった障害が後から認識されることを見込んだものです。障害の理解は時代とともに変わっていくため、条文の…
- 正解済みまだ正解していませんQ38上級社会モデル・環境因子・共通する発想
障害者基本法の「障害者」の定義とICFの考え方に共通する発想として、最も適切なものはどれか。
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解説: 本人の外側にも原因を見る発想が共通しています。障害者基本法は「障害及び社会的障壁により」制限を受ける状態と定義し、ICFはICIDHになかった環境因子を導入しました。どちらも、同じ心身の状態であっても環境次第で生活のしにくさは変わるという理解に立っています。福祉住環境整備がなぜ意…
- 正解済みまだ正解していませんQ39上級ICF・身体構造・心身機能
ICFにおける「身体構造」の説明として正しいものはどれか。
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解説: 体の部分そのものを指します。心身機能が働きを指すのに対し、身体構造は構造を指すという対になっています。両者は「心身機能・身体構造」として一つの要素にまとめられており、いずれも生物レベル・生命レベルに位置づけられます。選択肢1は活動、選択肢3は参加、選択肢4は環境因子の説明です。I…
- 正解済みまだ正解していませんQ40中級身体障害者福祉法・別表・5種類
身体障害者福祉法の別表に掲げられている身体障害の種類はいくつか。
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解説: 5種類です。視覚障害、聴覚又は平衡機能の障害、音声機能・言語機能又はそしゃく機能の障害、肢体不自由、そして心臓・じん臓・呼吸器の機能の障害その他政令で定める障害が並びます。最後の一つがいわゆる内部障害で、その他政令で定める障害という受け皿があるため、実際に対象となる疾患は条文に書…
- 正解済みまだ正解していませんQ41上級ICF・背景因子・位置づけ
ICFにおける「背景因子」の位置づけとして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 生活機能そのものではないが、生活機能に大きな影響を与えるものと位置づけられています。生活機能に含まれるのは心身機能・身体構造、活動、参加の3つで、背景因子である環境因子と個人因子はそこには入りません。含まれないが影響を与えるという微妙な位置づけを正確に理解しておくことが、ICFの…
- 正解済みまだ正解していませんQ42上級障害者基本法・精神障害・発達障害を含む
障害者基本法の「障害者」の定義において、精神障害について条文が明記している内容はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 発達障害を含む、とかっこ書きで明記されています。発達障害はかつて制度上の位置づけがあいまいで、支援の対象から外れがちでした。定義の中にあえて書き込まれているのは、その経緯を踏まえたものです。選択肢1、2、4のような限定は付されていません。障害者基本法の定義には手帳の要件がなく、こ…
- 正解済みまだ正解していませんQ43上級福祉住環境整備・環境因子・活動と参加
福祉住環境整備が働きかける対象を、ICFの枠組みで説明したものとして最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 環境因子への働きかけです。住宅の構造や福祉用具は環境因子に分類され、これらを整えることで、これまでできなかった活動が可能になり、外出や地域との関わりといった参加のあり方も変わります。選択肢1は理学療法や作業療法、選択肢4は医療が担う領域です。福祉住環境コーディネーターの仕事が、本…
- 正解済みまだ正解していませんQ44上級障害者基本法・身体障害者福祉法・手帳の要否
障害者基本法と身体障害者福祉法の定義の違いについての説明として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 手帳の要否が分かれます。障害者基本法は、障害および社会的障壁により継続的に相当な制限を受ける状態にある者という実態に着目した定義で、手帳を要件としていません。一方、身体障害者福祉法の身体障害者は、18歳以上であることと都道府県知事から身体障害者手帳の交付を受けていることの2つが要…
健康・障害のとらえ方と状態像の出題傾向 — 収録全44問の分析
ぴよパスに収録している福祉住環境コーディネーター2級「健康・障害のとらえ方と状態像」のオリジナル練習問題 全44問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級1問・中級9問・上級34問の全44問構成です。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- ICF18問
- 障害者基本法11問
- 身体障害者福祉法7問
- ICIDH6問
- 環境因子5問
つまずきやすいポイント (解説からの抜粋)
障害者基本法の定義に手帳の要件がないのとは対照的で、法律ごとの違いに注意が必要です。
→ Q30 身体障害者福祉法における「身体障害者」の定義として正しいものはどれか。 で確認する
福祉住環境コーディネーター2級の他のカテゴリ
編集部が選んだ「合格に直結する 3 冊」 PR
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健康・障害のとらえ方と状態像 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 福祉住環境コーディネーター2級の健康・障害のとらえ方と状態像は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは福祉住環境コーディネーター2級の健康・障害のとらえ方と状態像に全44問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。264問ある福祉住環境コーディネーター2級全体のうち健康・障害のとらえ方と状態像は約17%を占める重要科目です。
- 健康・障害のとらえ方と状態像はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 健康・障害のとらえ方と状態像は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。福祉住環境コーディネーター2級は合計6科目 (健康・障害のとらえ方と状態像 / 社会状況と福祉住環境コーディネーターの意義・相談援助と福祉住環境整備の進め方・福祉住環境整備の基本技術・部位別の福祉住環境整備) の構成なので、健康・障害のとらえ方と状態像単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 福祉住環境コーディネーター2級全体で健康・障害のとらえ方と状態像の出題比率はどのくらいですか?
- 健康・障害のとらえ方と状態像は福祉住環境コーディネーター2級の6科目のうちの1科目です。ぴよパスに収録している健康・障害のとらえ方と状態像の問題数は44問 / 全264問で、収録全体の約17%にあたります。本試験での健康・障害のとらえ方と状態像の出題比率は約17%で、ぴよパスの模擬試験もこの配分で出題します。収録比率は演習量の都合で本試験の配分とは一致しないため、配分どおりに解きたいときは模擬試験を使ってください。合格率23.0%(2025年度)の試験なので、どの科目も一定の得点力を確保しておくのが結果として最短ルートになります。
- 健康・障害のとらえ方と状態像で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 福祉住環境コーディネーター2級に科目別の足切りはなく、合否は総合得点で決まります。ただし健康・障害のとらえ方と状態像を捨て科目にすると総合点でその分を取り返す必要が出るため、最低ラインは確保しておくのが安全です。試験時間90分の中で、ぴよパスの健康・障害のとらえ方と状態像練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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