福祉住環境コーディネーター3級は、用語の定義を正確に区別できるかでほぼ決まる試験です。バリアフリーとユニバーサルデザイン、ノーマライゼーションとインクルージョン、自助・互助・共助・公助 —— 似た概念の境界線を引けるかどうかが、多肢選択の誤答肢を消す力に直結します。予想問題 220 問は、この定義の境界線を引く練習台として使ってください。
結論: 定義 → 分野別 7 割 → 通し演習の 3 段
確定している公式情報:
- IBT / CBT、90 分
- 100 点満点・70 点以上で合格
- 出題数・分野別配点は非公表。年度別過去問も出回らない
福祉住環境コーディネーター3級の練習問題は 5 分野 × 44 問 = 220 問を無料公開しています。
5 分野の構成
| 分野 | 問数 | 中心テーマ |
|---|---|---|
| 暮らしやすい生活環境 | 44 問 | 高齢社会の現状・住環境の課題 |
| 健康と障害のとらえ方 | 44 問 | ICF・加齢による心身の変化 |
| バリアフリーとユニバーサルデザイン | 44 問 | 定義問題の主戦場 |
| 安全・安心・快適な住まい | 44 問 | 家庭内事故と部屋別の対策 |
| 住生活とまちづくり | 44 問 | 移動・交通・地域の仕組み |
定義問題の攻め方 — 「違いを一言で言える」まで
3級の誤答肢は、似た用語を入れ替える形が典型です。
- バリアフリー = 既にある障壁を取り除く / ユニバーサルデザイン = 最初から誰もが使えるよう設計する
- ICF は「生活機能」のプラス面から見る枠組み(旧 ICIDH のマイナス面分類との対比)
予想問題で定義問題を間違えたら、正しい定義を覚え直すだけでなく「対になる用語との違いを一言で言う」ところまでやってください。それが次の言い換え問題への耐性になります。
住まいの安全は「場所 × 事故 × 対策」の 3 点セット
家庭内事故の分野は、浴室のヒートショック、階段の転落、玄関の段差といった「場所ごとの定番」があります。場所 → 起きやすい事故 → 対策(手すり・照明・温度差の解消)の 3 点をセットで覚えると、どこから問われても復元できます。
分野別 7 割ルール
出題配分が非公表なので、5 分野すべてを 70% に載せることが合格の再現性を作ります。分野が 5 つと少ないぶん、1 分野の穴の影響が相対的に大きいことに注意してください。
2級への接続
3級の「健康と障害のとらえ方」は、2級で疾患別の状態像として深掘りされます。併願するなら、3級を先に 7 割へ固めてから2級の予想問題へ進むのが二度手間のない順路です。
チェックリスト
- [ ] バリアフリーとユニバーサルデザインの違いを一言で言える
- [ ] ICF の考え方を旧分類との対比で説明できる
- [ ] 家庭内事故の「場所 × 事故 × 対策」を 3 か所以上言える
- [ ] 220 問を 1 周し、分野別正答率を出した
- [ ] 70% 未満の分野を潰した
- [ ] 90 分の通し演習をした
まとめ
3級は定義の試験です。予想問題 220 問で「似た用語の境界線」を引く練習を積めば、非公表の出題配分がどう転んでも 70 点は安定します。そしてここで引いた境界線は、2級・実務のどちらへ進んでも土台としてそのまま使えます。
出典
- 東京商工会議所検定サイト(福祉住環境コーディネーター検定試験)— 試験方式・満点・合格基準・試験時間(2026 年 8 月確認)





