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呼吸器の構造と、肺でのガス交換・ガスの運搬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 肺は肺葉に分かれ、右肺は上葉・中葉・下葉の3葉、左肺は心臓があるぶん小さく上葉・下葉の2葉です(5が正しい)。右主気管支は左より太く短く、垂直に近い角度で分かれるため、誤嚥した異物は右肺に入りやすくなります(1は誤り)。胸膜腔の内圧は安静呼吸の吸気・呼気を通じて大気圧より低い陰圧…
関連キーワード: 肺葉・主気管支・胸膜腔・ガス交換・二酸化炭素
心臓の構造と血管・血液の流れに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 肺静脈は肺で酸素を受け取った血液を心臓へ戻す血管で、静脈という名前ですが中を流れるのは動脈血であり、この血液は左心房に戻ります(4が正しい)。右心房と右心室の間の弁は三尖弁で、僧帽弁(二尖弁)は左心房と左心室の間にあります(1は誤り)。冠状動脈は大動脈の起始部から分かれて心筋に血…
関連キーワード: 肺静脈・冠状動脈・三尖弁・僧帽弁・大動脈弁
消化管の各部の構造と、消化・吸収の働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 飲食物と消化液に含まれる水分は1日に数リットルにのぼりますが、その大部分は小腸で吸収され、大腸で吸収されるのは残りの一部です(1が正しい)。ビタミンB12は胃の壁細胞から出る内因子と結合し、小腸の終わりの部分である回腸で吸収されます(2は誤り)。小腸のうち十二指腸は短く、残りのお…
関連キーワード: 小腸・十二指腸・回腸・内因子・幽門
交感神経の働きが副交感神経より強まったときに起こる体の変化の組合せとして、正しいものはどれか。
解説: 交感神経は、体を活動や緊張に備えさせる方向に働きます。交感神経の働きが強まると、気管支の平滑筋がゆるんで気管支は拡張し、空気を通しやすくなります。一方、消化管の蠕動運動や消化液の分泌は抑制されます。また、体温調節のための汗腺は交感神経の支配を受けており、交感神経の働きが強まると発…
関連キーワード: 交感神経・副交感神経・気管支・消化管・発汗
体温と、体からの熱の出入りに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 安静時に快適な室温の中では、体からの放熱は放射(輻射)による割合が最も大きく、蒸発や伝導・対流はそれより小さくなります(2が正しい)。体温は早朝に最も低く、夕方に最も高くなる日内変動を示します(1は誤り)。体温調節のための発汗はほぼ全身に分布するエクリン汗腺によるもので、アポクリ…
関連キーワード: 体温・放熱・発汗・エクリン汗腺・直腸温
筋肉と骨の構造・働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 血球をつくる造血の場は骨髄のうち赤色骨髄で、成長とともに四肢の長い骨などでは脂肪の多い黄色骨髄に置き換わり、成人では胸骨・椎骨・骨盤などの赤色骨髄が主に造血を担います(4が正しい)。骨と骨をつなぐのは靭帯、筋肉を骨に付着させるのは腱です(1は誤り)。酸素が不足した状態でグリコーゲ…
関連キーワード: 骨髄・靭帯・筋線維・断面積・骨膜
血液の成分とその働き・寿命に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 古くなった赤血球は主に脾臓のマクロファージに取り込まれて壊され、ヘモグロビンから取り出された鉄は骨髄に運ばれて、新しい赤血球のヘモグロビンをつくる材料として再び使われます(4が正しい)。血小板は骨髄の巨核球の細胞質がちぎれてできる核のない成分ですが、寿命はおよそ10日で、120日…
関連キーワード: 赤血球・血小板・血漿たんぱく質・アルブミン・脾臓
眼の構造と、網膜に像が結ばれるしくみに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 角膜と水晶体で屈折した光は、網膜の上に上下左右が逆になった倒立した像を結び、脳で正しい向きとして認識されます(3が正しい)。視神経が眼球から出ていく部分(視神経乳頭)には視細胞がなく盲点となり、視力が最も高いのは網膜の中心にある黄斑の中心窩です(1は誤り)。眼球の前後の長さが長す…
関連キーワード: 網膜・視神経・近視・乱視・錐体
腎臓の構造と、腎臓での血液のろ過に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 腎臓の働きの単位であるネフロン(腎単位)は、糸球体とボウマン嚢からなる腎小体と、それに続く尿細管で構成され、腎臓1個あたりおよそ100万個あります(5が正しい)。糸球体でろ過される原尿は1日に約150Lで、その約99%が再吸収され、尿として出るのは約1.5Lです(1は誤り)。糸球…
関連キーワード: ネフロン・糸球体・原尿・尿細管・皮質
ホルモンの分泌部位と主な働きの組合せに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 成長ホルモンは下垂体前葉から分泌され、骨や筋肉の成長を促すほか、インスリンの働きに対抗して血糖値を上昇させる作用もあります(4が正しい)。パラソルモン(副甲状腺ホルモン)は甲状腺の裏側にある副甲状腺から分泌され、血液中のカルシウム濃度を上昇させます(1は誤り)。膵臓のランゲルハン…
関連キーワード: ホルモン・成長ホルモン・下垂体前葉・ランゲルハンス島・血糖値
ストレッサーに対する生体の反応とその仕組みに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ストレッサーにさらされると、視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンが出て、下垂体前葉から副腎皮質刺激ホルモンが分泌され、副腎皮質からのコルチゾールの分泌が増えます(4が正しい)。汎適応症候群は警告反応期・抵抗期・疲憊期に分けられ、ショック相と反ショック相は警告反応期に含まれ…
関連キーワード: ストレッサー・汎適応症候群・警告反応期・コルチゾール・副腎皮質刺激ホルモン
睡眠の段階と睡眠中の生理的な変化に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 成長ホルモンは、入眠後まもなく現れる深いノンレム睡眠(徐波睡眠)の時期にまとまって分泌されます(2が正しい)。ノンレム睡眠は脳波によって段階が分けられ、眠りが深い段階ほど周波数の低い大きな波(徐波)が多くなります(1は誤り)。夢を見ていることが多く、急速な眼球運動がみられるのはレ…
関連キーワード: 睡眠・レム睡眠・ノンレム睡眠・成長ホルモン・脳波
エネルギー代謝と栄養素の利用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 食事をした後に代謝が高まる食事誘発性熱産生は栄養素によって大きさが異なり、たんぱく質では摂取エネルギーの約30%、糖質や脂質ではそれより小さくなります(2が正しい)。呼吸商は糖質だけの燃焼でおよそ1.0、脂質だけの燃焼でおよそ0.7で、肢1は逆です(1は誤り)。栄養素を分解してエ…
関連キーワード: エネルギー代謝・呼吸商・食事誘発性熱産生・基礎代謝量
成人の肝臓の働きに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 肝臓は、アミノ酸の分解で生じた有害なアンモニアを尿素回路で毒性の低い尿素に変えます。尿酸はプリン体が分解されてできる別の物質で、アンモニアからつくられるものではありません(4が誤り)。肝臓は、血漿たんぱく質の中で最も多いアルブミンを合成し(1は正しい)、ホルモンや薬物、アルコール…
関連キーワード: 肝臓・アンモニア・尿素・アルブミン・グリコーゲン
血圧と循環の調節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 血圧は、心拍出量(心拍数×1回拍出量)と末梢血管抵抗の積で決まり、どちらが増えても血圧は上がります(選択肢3は正しい)。血圧が急に上がると、頸動脈洞や大動脈弓の圧受容器からの信号で迷走神経の働きが強まり、心拍数は減少します(選択肢1は誤り)。血流への抵抗が最も大きく、血圧が大きく…
関連キーワード: 血圧・心拍出量・末梢血管抵抗・圧受容器・脈圧
体液性免疫と抗体の働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 体液性免疫は、B細胞から分化した細胞がつくる抗体によって働く免疫で、多くの抗原では、B細胞が抗体をつくる細胞へ分化するのにヘルパーT細胞の働きかけを必要とします(4は正しい)。同じ抗原に2回目にさらされると、記憶細胞の働きで1回目より早く、多くの抗体がつくられます(1は誤り)。抗…
関連キーワード: 体液性免疫・抗体・ヘルパーT細胞・記憶細胞・細胞性免疫
作業や身体活動の強度を表す指標と酸素の需給に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: メッツは身体活動の強度の単位で、安静に座っているときの消費エネルギーを1とし、活動時がその何倍にあたるかで強さを示します(選択肢1は正しい)。エネルギー代謝率は、作業時と安静時の消費エネルギーの差を基礎代謝量で割って求めます(選択肢2は分母が誤り)。作業の開始直後に生じた酸素の不…
関連キーワード: メッツ・エネルギー代謝率・最大酸素摂取量・酸素負債・基礎代謝量
精神的ストレスに対する体の反応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ストレスを受けると視床下部と下垂体を介して副腎皮質からのコルチゾールの分泌が増えます。コルチゾールは炎症や免疫の反応を抑える方向に働きます(1が正しい)。コルチゾールは筋肉などのたんぱく質の分解を促し、生じたアミノ酸を糖新生に回すので、筋肉を増やす方向には働きません(2は誤り)。…
関連キーワード: コルチゾール・迷走神経・視床下部・免疫・ストレス
脊柱と椎間板の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 脊柱を横から見ると、頸椎と腰椎の部分は前方に凸の前弯を、胸椎の部分は後方に凸の後弯を示し、全体としてゆるやかなS字状に弯曲しています(3が正しい)。腰椎は通常5個の椎骨からなり、7個からなるのは頸椎です(1は誤り)。椎間板は、中心にあるゼリー状の髄核と、それを何層にも取り巻く線維…
関連キーワード: 腰椎・椎間板・髄核・椎間板ヘルニア・前弯
筋作業のエネルギー源と代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 酸素が不足する強い筋作業では、ブドウ糖が酸素を使わずに分解されて乳酸が生じます。乳酸は血液で肝臓に運ばれ、糖新生によってブドウ糖に再合成されます(コリ回路。2が正しい)。筋収縮に直接使われるのはATPで、クレアチンリン酸はATPを素早く再合成するために使われます(1は誤り)。ブド…
関連キーワード: 乳酸・ATP・クレアチンリン酸・ブドウ糖・ミトコンドリア
骨と関節の組織、骨に含まれる成分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 関節面を覆う関節軟骨には血管が通っておらず、周りを満たす関節液から栄養を受け取っています。そのため傷ついたときに修復されにくい組織です(2が正しい)。体内のカルシウムの約99%は骨と歯にあり、血液や細胞の中にあるのはごく一部です(1は誤り)。骨の硬さを担う無機質の主成分はリン酸カ…
関連キーワード: 骨・カルシウム・関節軟骨・コラーゲン・破骨細胞
ヒトの概日リズム(サーカディアンリズム)をつくる体内時計の中枢(主時計)がある部位として、正しいものはどれか。
解説: 体内時計の中枢は、脳の視床下部にある視交叉上核という神経細胞の集まりで、網膜から届く光の情報によって外界の明暗に合わせられます(1が正しい)。松果体は、視交叉上核からの信号を受けて夜間にメラトニンを分泌する器官で、時計の中枢そのものではありません(2は誤り)。下垂体前葉は成長ホル…
関連キーワード: 概日リズム・体内時計・視交叉上核・松果体・メラトニン
瞳孔の反射と明暗への順応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 片方の眼だけに光を当てても、光を当てていない反対側の眼の瞳孔も同時に小さくなります(間接対光反射。3が正しい)。光の情報が左右両方の動眼神経の核に伝わるためです。色を感じ取るのは錐体で、暗い所で色が見分けにくくなるのは錐体が働きにくくなるためです(1は誤り)。瞳孔括約筋は副交感神…
関連キーワード: 瞳孔・暗順応・明順応・桿体・錐体
自然免疫と獲得免疫を担う細胞の働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: マクロファージは、取り込んだ病原体を分解するとともに、その抗原の情報をT細胞に示して(抗原提示)獲得免疫の始動に関わります(選択肢5は正しい)。好中球が病原体を取り込んで分解する食作用は、生まれつき備わった自然免疫の働きです(選択肢1は誤り)。NK細胞は自然免疫を担うリンパ球で、…
関連キーワード: 自然免疫・獲得免疫・マクロファージ・NK細胞・好中球
睡眠時無呼吸症候群の特徴と原因に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 厚生労働省の健康づくりのための睡眠ガイド2023は、肥満が閉塞性睡眠時無呼吸の最大の発症危険因子であるとしています(選択肢1は正しい)。閉塞性睡眠時無呼吸は、睡眠中にのどなどの上気道が繰り返し狭まり、ふさがることで起こります(選択肢2は誤り)。無呼吸は10秒以上続く呼吸の停止とし…
関連キーワード: 睡眠時無呼吸症候群・閉塞性睡眠時無呼吸・肥満・上気道・覚醒反応
飲酒したアルコールの吸収と肝臓での代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 飲んだアルコールの代謝のほとんどは肝臓で行われ、呼気・汗・尿からそのまま排出されるのはごくわずかです(選択肢3は正しい)。アルコールは胃にある間はゆっくり吸収され、小腸に入ると速やかに吸収されます(選択肢1は誤り)。エタノールは肝臓でまずアルコール脱水素酵素によりアセトアルデヒド…
関連キーワード: アルコール・アセトアルデヒド・酢酸・肝臓・エタノール
腎臓で働くホルモンと尿の性状・生成の経路に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 健康な成人の尿は、食事の内容などで幅はあるものの、通常はpH6前後の弱酸性を示します(3が正しい)。糸球体では血球や血漿中のたんぱく質のような大きな成分はほとんどろ過されず、健康な人の原尿にたんぱく質はごくわずかしか含まれません(1は誤り)。糸球体でろ過された原尿は、ボウマン嚢か…
関連キーワード: 腎臓・原尿・尿細管・レニン・尿の比重
聴覚と平衡感覚を担う耳のしくみに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 蝸牛の基底膜は場所によってよく反応する音の高さが異なり、入口(卵円窓)に近い基部は高い音に、奥の頂部は低い音によく反応します(2が正しい)。1は半規管と耳石器の働きが逆です。半規管は頭の回転の加速度を、前庭の耳石器(卵形嚢・球形嚢)は直線の加速度や重力の向き(頭の傾き)を感じ取り…
関連キーワード: 蝸牛・基底膜・半規管・耳小骨・内耳神経
内分泌器官とそこから分泌されるホルモンの働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 甲状腺から分泌されるサイロキシン(甲状腺ホルモン)は、全身の細胞の酸素消費を高めて基礎代謝を上げ、心拍数も増やします(3が正しい)。1のノルアドレナリンは副腎髄質や交感神経の末端から分泌され、血管を収縮させて血圧を上げる方向に働くので、「拡張させて下げる」が誤りです。2のバソプレ…
関連キーワード: 内分泌器官・ホルモン・下垂体・副腎・基礎代謝
筋肉の種類と筋収縮のしくみに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 心筋は骨格筋と同じく横紋をもつ横紋筋ですが、自律神経などの調節を受けて拍動し、自分の意思では動かせない不随意筋です(4が正しい)。筋肉の中で酸素をたくわえるのはミオグロビンで、ヘモグロビンは赤血球の中で酸素を運ぶたんぱく質です(1は誤り)。骨格筋の収縮の引き金は、筋小胞体から放出…
関連キーワード: 筋収縮・筋小胞体・心筋・ミオグロビン・ATP
脊髄の構造と反射のしくみに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 膝蓋腱反射は伸張反射の一つで、大腿四頭筋の伸びを感じた感覚ニューロンが脊髄で運動ニューロンに直接つながる単シナプス反射です(2が正しい)。筋の伸びを感じ取る受容器は、筋の中にある筋紡錘で、腱のゴルジ腱器官ではありません(1は誤り)。手を引っ込める屈曲反射も脊髄を中枢とする反射で、…
関連キーワード: 脊髄・膝蓋腱反射・灰白質・屈曲反射・反射弓
糖質・脂質の代謝とエネルギーの貯蔵に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 脂質1gが体内で燃焼して生じるエネルギーはおよそ9kcalで、糖質やたんぱく質の1gあたり約4kcalの2倍を超えます。このため、余ったエネルギーは主に中性脂肪として脂肪組織に蓄えられます(4が正しい)。ヒトの体内では、脂肪酸からブドウ糖をつくり変えることはできず、血糖値の維持に…
関連キーワード: 脂質・グリコーゲン・血糖値・基礎代謝量
呼吸の調節と血液による酸素の受け渡しに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 血液中の二酸化炭素分圧が上がると、延髄の化学受容器を通じて呼吸中枢が刺激され、呼吸は深く速くなります(5が正しい)。1の呼吸の基本的なリズムをつくる呼吸中枢は、延髄(と橋)にあり、間脳の視床下部ではありません。2は逆で、安静時の呼吸の調節で最も強く働く化学的な刺激は血液中の二酸化…
関連キーワード: 呼吸中枢・二酸化炭素分圧・ヘモグロビン・横隔膜
皮膚の感覚点と皮膚感覚の伝わり方に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 皮膚の感覚点のうち単位面積あたりの数が最も多いのは痛覚を感じる痛点で、圧点(触点)、冷点、温点の順に少なくなります(5が正しい)。1は逆で、冷点の数のほうが温点より多いです。2の二点弁別閾は指先で数mmと小さく、背中では数十mmと大きいため、背中のほうが小さいとするのは誤りです。…
関連キーワード: 感覚点・痛点・二点弁別閾・冷覚・温覚
血液のpHと酸塩基平衡の乱れに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 健康な人の動脈血のpHは、おおよそ7.35〜7.45の狭い範囲に保たれており、中性の7よりわずかにアルカリ性です(3が正しい)。過換気で二酸化炭素が減るとpHは上がり、この状態は呼吸性アルカローシスです(1は誤り)。静脈血は組織で二酸化炭素を受け取っているため、二酸化炭素と水から…
関連キーワード: pH・アシドーシス・重炭酸イオン・過換気
体内時計(概日リズム)と睡眠のリズムに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 時刻の手がかりのない環境で測ると、健康な成人の体内時計の周期は平均して24時間10分前後で、24時間よりわずかに長いことが分かっています。そのため毎朝の光などで時刻合わせが必要になります(1が正しい)。2は逆で、体内時計の周期が長い人ほど夜型、短い人ほど朝型の傾向が強くなります。…
関連キーワード: 体内時計・概日リズム・メラトニン・レム睡眠・ノンレム睡眠
眼のピントの調節と、感覚の順応・疲労の評価に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 近くの物を見るときは、毛様体筋が収縮して水晶体を引いている毛様体小帯がゆるみ、水晶体が自らの弾力で厚くなって焦点が合います(2が正しい)。嗅覚は順応が速く、同じにおいの中にいると短い時間で感じにくくなります(1は誤り)。フリッカー値は、光のちらつきを見分けられる限界の周波数で、疲…
関連キーワード: 毛様体筋・水晶体・フリッカー値・順応・明順応
消化管ホルモンとその主な働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: セクレチンは、酸性の胃の内容物が十二指腸に入ると十二指腸の粘膜から血液中に分泌され、膵臓に働いて重炭酸塩に富む膵液を出させ、胃酸を中和します(1が正しい)。重炭酸塩に富む膵液の分泌を促すのはセクレチンで、ガストリンの働きではありません(2は誤り)。胃の壁細胞からの胃酸の分泌を促す…
関連キーワード: 消化管ホルモン・セクレチン・ガストリン・コレシストキニン・膵液
生活習慣病の診断に用いられる基準に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 日本のメタボリックシンドロームの診断基準では、腹囲(ウエスト周囲径)が男性85cm以上、女性90cm以上であることが必須で、女性のほうが大きい値です(4が正しい)。1は、腹囲の基準に加えて血圧・血糖・脂質のうち2つ以上が基準から外れていることが条件で、「1つ以上」が誤りです。2の…
関連キーワード: メタボリックシンドローム・腹囲・高血圧・HbA1c
加齢に伴う身体と心の機能の変化に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 加齢に伴い肺の弾力(弾性収縮力)が低下すると、息を吐き切っても肺がしぼみにくくなり、最大限に息を吐いた後に残る残気量は若い成人のころより増えます(2が正しい)。経験で蓄えた知識を使う結晶性知能は、高齢になるまで比較的保たれ、新しい場面に対応する流動性知能のほうが早くから低下します…
関連キーワード: 加齢・残気量・結晶性知能・水晶体・細胞内液
ABO式血液型の凝集原(抗原)と凝集素(抗体)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ABO式血液型の凝集素(抗A抗体・抗B抗体)は、輸血などで異なる型の血液に触れたことがなくても、生まれてから3〜6か月ほどで血漿中に現れます(自然抗体。3が正しい)。新生児のころはまだもっていません。1と5の凝集原は、赤血球の表面にある糖鎖の抗原で、白血球の表面の抗原やヘモグロビ…
関連キーワード: ABO式血液型・凝集原・凝集素・赤血球・血漿
体液の量と分布に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 体重に占める体液(水分)の割合は、成人男性で約60%、成人女性で約55%とされ、脂肪の多い女性のほうが小さくなります(1が正しい)。細胞外液のうち間質液(組織液)は体重の約15%、血漿は約5%で、間質液のほうが多いので2は誤りです。細胞外液に最も多い陰イオンは塩化物イオンで、リン…
関連キーワード: 体液・細胞外液・間質液・血漿・浸透圧
味覚と嗅覚の受容のしくみに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 味覚の基本味は甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の5種類とされています(1が正しい)。辛味は痛覚や温覚に近い刺激として受け取られ、基本味には含めません。嗅細胞は鼻腔の天井側(上部)の嗅上皮にあり、下部ではありません(2は誤り)。嗅細胞の信号を受け取る嗅球は大脳の一部で、延髄ではありま…
関連キーワード: 基本味・嗅細胞・嗅球・味蕾・糸状乳頭
神経線維における興奮の伝導に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 神経線維(軸索)の途中を刺激すると、興奮は刺激点から両方向へ伝わります(両方向性伝導。3が正しい)。生体の中で興奮が細胞体の側から軸索の末端へ向かうのは、シナプスで一方向にしか伝達されないためです。有髄神経線維で興奮が跳ぶように伝わる髄鞘の切れ目はランビエ絞輪で、これを跳躍伝導と…
関連キーワード: 有髄神経線維・跳躍伝導・ランビエ絞輪・伝導速度・軸索
脳と脊髄の構造や位置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 成人の脊髄は脊柱管の全長には及ばず、下端はおよそ第1〜第2腰椎の高さで終わり、それより下は脊髄神経の束が続きます(4が正しい)。脳と脊髄を包む髄膜は外側から硬膜・くも膜・軟膜の3層で、脳脊髄液が満たしているのはくも膜と軟膜の間のくも膜下腔です(1は誤り)。小脳は大脳の後頭葉の下方…
関連キーワード: 髄膜・脳脊髄液・小脳・脊髄
肺でのガス交換と血液によるガスの運搬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 一酸化炭素がヘモグロビンと結びつく力は酸素の200倍以上強く、わずかな濃度でも酸素の運搬を妨げます(3が正しい)。肺胞と毛細血管の間のガス交換は、分圧の差による拡散で行われ、エネルギーを使う能動輸送ではありません(1は誤り)。血液中の二酸化炭素の大部分(約7割)は炭酸水素イオンの…
関連キーワード: ガス交換・ヘモグロビン・一酸化炭素・酸素分圧・二酸化炭素
血液の凝固と血清に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 血液が凝固するときは、血漿中の可溶性のフィブリノゲンが不溶性のフィブリンに変わり、網目状になって血球を絡め取ります(1が正しい)。凝固の過程に欠かせないのはカルシウムイオンで、ナトリウムイオンではありません(2は誤り)。血清は血漿からフィブリノゲンなど凝固に使われた成分を除いた液…
関連キーワード: 血液の凝固・フィブリノゲン・血清・血漿・凝固因子
タンパク質とアミノ酸の栄養・代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 成人の必須アミノ酸は、体内で十分に合成できないため食物から取る必要があるアミノ酸で、ロイシン、リシン、ヒスチジンなど9種類とされています(5が正しい)。体のタンパク質をつくるアミノ酸は主に20種類です(1は誤り)。成長期の子どもは体タンパク質が増えていくため、窒素の摂取量が排泄量…
関連キーワード: タンパク質・必須アミノ酸・アミノ酸価・糖新生・窒素出納
暑熱順化によって起こる体温調節の変化に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 暑熱順化が進むと、暑い環境で汗をかき始めるのが早まり、かく汗の量も増えて、汗の蒸発による放熱で体温を下げやすくなります(2が正しい)。一方で、汗に余分な塩分を出さないようになるため、汗に含まれる塩分の濃度は低くなります(1は誤り)。また、全身を循環する血液の量(循環血液量)は増え…
関連キーワード: 暑熱順化・塩分・循環血液量・心拍数
ABO式血液型とRh式血液型に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: Rh陰性の人は、通常は抗D抗体を持っていません。Rh陽性の赤血球が輸血や妊娠・出産で体内に入ると、それに反応して抗D抗体がつくられ、次にRh陽性の血液が入ったときに溶血の原因になることがあります(5が正しい)。Rh式血液型の陽性と陰性は、赤血球の表面のD抗原の有無で分けられます(…
関連キーワード: ABO式血液型・Rh陰性・抗D抗体・D抗原・赤血球
心臓の刺激伝導系と心電図に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 心臓の拍動のリズムは、右心房の壁(上大静脈が入る付近)にある洞房結節で周期的に生じる興奮によってつくられます(1が正しい)。興奮は心房から房室結節に伝わり、ヒス束・左右の脚を通って、心室の内側の壁に網目状に分布するプルキンエ線維から心室の筋に広がります(2は誤り)。心電図のQRS…
関連キーワード: 洞房結節・房室結節・プルキンエ線維・自動能・心電図
肺気量の区分と換気機能の検査に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 肺活量は、安静時の1回換気量に、そこから更に吸い込める予備吸気量と、更に吐き出せる予備呼気量を加えた量で、最大限に吸い込んだ後に吐き出せる空気の量にあたります(1が正しい)。安静時に息を吐き終えたときに肺に残る量は機能的残気量で、残気量は最大限に吐き出した後も残る量です(2は誤り…
関連キーワード: 肺活量・残気量・機能的残気量・1秒率・全肺気量
消化酵素の働きと分解される糖質に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 唾液や膵液に含まれるアミラーゼは、デンプンを麦芽糖(マルトース)などの小さな糖に分解します(5が正しい)。乳糖をブドウ糖とガラクトースに分解するのはラクターゼで、マルターゼではありません(1は誤り)。スクラーゼはショ糖をブドウ糖と果糖に分解します(2は誤り)。麦芽糖を2分子のブド…
関連キーワード: 消化酵素・アミラーゼ・マルターゼ・ラクターゼ・スクラーゼ
神経細胞どうしや神経と筋の間での興奮の伝達に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: シナプスでの伝達は、伝達物質の放出・拡散・受容体への結合という段階を経るため、軸索の中を伝わる伝導より疲労しやすく、薬物などの影響も受けやすい性質があります(2が正しい)。運動神経と骨格筋の接合部(神経筋接合部)で働く神経伝達物質はアセチルコリンです(1は誤り)。伝達物質は軸索の…
関連キーワード: シナプス・神経伝達物質・受容体・アセチルコリン・神経筋接合部
白血球の種類と働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 白血球のうち最も数が多いのは好中球で、白血球全体の半分程度以上を占め、体内に入った細菌などを取り込んで分解する食作用(貪食)をもちます(3が正しい)。アレルギー反応でヒスタミンを放出するのは主に好塩基球(組織では肥満細胞)です(1は誤り)。健康な成人の白血球数は血液1μL中におよ…
関連キーワード: 白血球・好中球・単球・形質細胞・ヒスタミン
体液に含まれる電解質と浸透圧に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 健康な成人の血漿の浸透圧は、およそ285mOsm/kg前後の狭い範囲に保たれています(4が正しい)。細胞内液に最も多い陽イオンはカリウムイオンで、ナトリウムイオンは細胞外液に最も多い陽イオンです(1は誤り)。血清カリウム濃度はおよそ3.5〜5.0mEq/Lで、140mEq/L前後…
関連キーワード: 細胞内液・細胞外液・浸透圧・ナトリウム-カリウムポンプ・電解質
大脳の機能局在(部位ごとの働き)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 大脳の後頭葉には視覚の中枢(視覚野)があり、目から入った視覚情報を認識します(選択肢5は正しい)。前頭葉は運動・思考・意欲・言語運動等を担う領域であり、視覚情報の処理中枢ではありません(選択肢4は誤り)。聴覚の中枢は側頭葉にあり、後頭葉ではありません(選択肢1は誤り)。大脳皮質は…
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暑熱環境での体の反応と熱中症に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 暑熱環境では、体の熱を皮膚から逃がすために皮膚の血管が広がって皮膚の血流が増え、その分、腎臓や消化管などの内臓へ回る血流は減ります(5が正しい)。熱疲労は脱水と循環不全によるもので、体温は平熱かやや高い程度にとどまり、40℃を超えて意識障害を伴う重い状態は熱射病です(1は誤り)。…
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ビタミンの分類(脂溶性・水溶性)と欠乏症の組合せに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ビタミンB1は水溶性ビタミンで、糖質の代謝に必要であり、不足すると末梢神経や心臓が障害される脚気が起こります(2が正しい)。ビタミンAは脂溶性ビタミンで、不足すると夜盲症が起こります(1は分類が誤り)。ビタミンDは脂溶性ビタミンで、不足すると成人では骨軟化症、小児ではくる病が起こ…
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神経細胞体が集まった部位(神経核・神経節)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 中枢神経系(脳と脊髄)の中で神経細胞体が集まった部分を神経核、中枢神経系の外で集まった部分を神経節といいます。脊髄神経の感覚ニューロンの細胞体は、後根の途中にある脊髄神経節に集まっています(1が正しい)。交感神経幹の神経節にあるのは節後ニューロンの細胞体で、節前ニューロンの細胞体…
関連キーワード: 神経核・神経節・脊髄神経節・交感神経幹・中枢神経系
ヘマトクリットの意味と、その値が変わる要因に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ヘマトクリットは、血液の容積に占める赤血球の容積の割合(%)です。大量の発汗などで脱水になると血漿の水分が減るため、赤血球の数そのものが変わらなくても割合は上がり、ヘマトクリットは高くなります(2が正しい)。遠心分離したときの白血球と血小板の層はごく薄く、ヘマトクリットはその割合…
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食物中の蛋白質の消化と吸収にかかわる酵素と細胞に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 蛋白質の化学的な消化は胃で始まり、唾液には蛋白質を分解する酵素はほとんど含まれません(1は誤り)。ペプシンは胃の主細胞からペプシノーゲンとして分泌され、壁細胞が分泌する塩酸によって活性化されます(2は誤り)。ペプシンは強い酸性の胃内でよく働き、中性に近いpHでは働きが弱まります(…
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骨格筋の収縮の様式と、そのときに発揮される張力に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 筋が引き伸ばされながら張力を発揮する遠心性収縮では、同じ速度の求心性収縮より大きな張力が発揮されます(4が正しい)。等張性収縮のうち、筋が短くなりながら張力を発揮するものは求心性収縮です(5は誤り)。階段を上るときの大腿四頭筋は短くなりながら体を持ち上げるので主に求心性収縮で、遠…
関連キーワード: 等尺性収縮・求心性収縮・遠心性収縮・張力
腎臓でのグルコース(ブドウ糖)の処理と尿糖に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: グルコースは糸球体で自由にろ過され(3は誤り)、正常ではそのほぼ全量が近位尿細管で再吸収されます(1は誤り)。尿細管の上皮細胞は、グルコースをナトリウムイオンとの共輸送によって取り込みます(2は誤り)。再吸収できる量には上限があり、血糖値がおよそ160〜180mg/dL(腎閾値)…
関連キーワード: グルコース・尿細管・再吸収・尿糖・血糖値
常温で安静にしている健康な成人について、1日の不感蒸泄の量と、皮膚からの分・呼気からの分の内訳の組合せとして、適切なものはどれか。
解説: 不感蒸泄は、汗腺からの発汗によらず、皮膚の表面からの水分の蒸発と呼気に含まれる水蒸気によって、本人が気づかないうちに失われる水分です。常温で安静にしている健康な成人では1日におよそ900mLで、そのうち皮膚からが約600mL、呼気からが約300mLと、皮膚からの分のほうが多くなり…
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抗体(免疫グロブリン)の種類ごとの特徴に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: IgAは唾液・涙・母乳・腸液などの分泌液に多く含まれ、粘膜の表面で病原体の侵入を防ぎます(2が正しい)。胎盤を通過して胎児へ移行するのはIgGで、生まれて間もない乳児を感染から守ります(1は誤り)。病原体が初めて侵入したときに最初につくられるのはIgMで、IgMは5つの単位が結合…
関連キーワード: 抗体・免疫グロブリン・IgA・IgG・IgM
アルドステロンの分泌部位と主な作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: アルドステロンは副腎皮質から分泌される鉱質コルチコイドで、腎臓の遠位尿細管や集合管に作用し、ナトリウムの再吸収とカリウムの排泄を促進します。ナトリウム保持に伴って水も保持されやすくなり、細胞外液量の維持に働きます。「副腎髄質から分泌」「膵臓のランゲルハンス島から分泌」は分泌器官が…
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分時換気量が7.2L/分、呼吸数が毎分15回、生理学的死腔量が1回当たり160mLであるとき、1分間の肺胞換気量として正しいものはどれか。
解説: 1回換気量は、分時換気量7.2L/分÷呼吸数15回/分=0.48L(480mL)です。死腔の空気はガス交換に加わらず、呼吸のたびに生じるため、1回当たり肺胞に届くのは480−160=320mLで、肺胞換気量は320mL×15回=4,800mL/分=4.8L/分です(5が正しい)。…
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血液の酸塩基平衡を保つしくみに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ヘモグロビンは水素イオンと結合することができ、赤血球内で重要な緩衝物質として働きます(4が正しい)。赤血球内で二酸化炭素と水から炭酸ができる反応を速める酵素は炭酸脱水酵素で、カタラーゼは過酸化水素を分解する酵素です(1は誤り)。血液のpHが正常に保たれているとき、血漿中の重炭酸イ…
関連キーワード: 酸塩基平衡・ヘモグロビン・炭酸脱水酵素・代謝性アシドーシス・重炭酸イオン
胆汁の成分と、胆汁が脂肪の消化・吸収を助ける仕組みに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 胆汁は肝臓でつくられ、胆汁酸が脂肪を細かく乳化して膵リパーゼの働きを助けますが、胆汁そのものには消化酵素は含まれません(1が正しい)。十二指腸に出た胆汁酸の大部分は小腸の終わりの回腸で再吸収され、門脈を通って肝臓に戻ります。これを腸肝循環といいます(2は誤り)。ビリルビンは、主に…
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小腸で吸収された栄養素が運ばれる経路に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 炭素数の少ない中鎖脂肪酸は、カイロミクロンをつくらずに毛細血管に入り、門脈を通って肝臓へ運ばれます(2が正しい)。単糖類やアミノ酸も、主に毛細血管から門脈を経て肝臓へ運ばれます(1は誤り)。長鎖脂肪酸は小腸の上皮細胞の中で中性脂肪に再合成され、カイロミクロンとして乳び管(リンパ管…
関連キーワード: 門脈・胸管・カイロミクロン・中鎖脂肪酸・リンパ管
心臓が送り出す血液の量と圧に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 体重70kg程度の健康な成人では、安静時の心拍出量(心臓が1分間に送り出す血液の量)は約5Lです(3が正しい)。心拍出量は1回拍出量と心拍数の積で、1回拍出量を心拍数で割るのではありません(1は誤り)。右心室と左心室は肺循環と体循環を通して直列につながっているため、1分間に送り出…
関連キーワード: 心拍出量・1回拍出量・心拍数・肺動脈
呼吸運動に働く筋と、安静時・努力時の呼吸のしくみに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 肺そのものには筋肉がなく、呼吸運動は横隔膜や肋間筋などが胸郭を動かすことで行われます。安静時の吸息では、横隔膜が収縮して下がり、外肋間筋が肋骨を引き上げて胸腔が広がります。安静時の呼息ではこれらの筋がゆるみ、広がった肺や胸郭が弾性で元に戻ることで空気が出ていくため、呼息筋はほとん…
関連キーワード: 呼吸運動・横隔膜・外肋間筋・1回換気量・呼息
ぴよパスでは第二種衛生管理者の問題を3カテゴリに分けています。労働生理にはオリジナル予想問題を73問収録し、サイト内の第二種衛生管理者全233問の約31%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには赤血球・発汗・尿細管・血糖値などがあります。本試験の情報は合格率48.7%(令和7年度)・試験時間3時間・受験料8,800円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。関連する用語や条件は、労働衛生・関係法令などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
ぴよパスに収録している第二種衛生管理者「労働生理」のオリジナル練習問題 全73問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級27問・中級29問・上級17問の全73問構成です。
編集部の評価 (解説・演習・法令) と対象読者を並べました。
横にスクロールして 3 冊を比較できます
![]() #1 2026年度版 スッキリわかる 第2種衛生管理者 テキスト&問題集 Amazon評価(参考) 4.7 (30件) | ![]() #2 詳解 第2種衛生管理者過去6回問題集 '26年版 | ![]() #3 改訂2版 この1冊で合格! 村中一英の第2種衛生管理者 テキスト&問題集 | |
|---|---|---|---|
| 役割 | 初学者の最初の1冊 | 過去問演習で仕上げる1冊 | 短期合格・直前期の1冊 |
| 解説 | |||
| 演習 | |||
| 法令 | |||
| こんな人に | 衛生管理に初めて触れる事務系受験者。図解とイラストで全体像をつかみ、項目ごとの過去問演習で即定着させたい人 | テキスト学習を一巡し、本試験形式で得点力を測りたい中盤以降の受験者。令和4年後期〜令和7年前期の直近6回を解いて出題傾向と時間配分を体得したい人 | 学習時間が限られる社会人で、試験まで1〜2か月の短期決戦。要点だけを図解で最速インプットし、巻末の本試験形式模試2回分で総仕上げしたい人 |
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2025年度版で勉強すると今期出題が予想される労働安全衛生法・安衛則の改正点を取りこぼし、本来1点で合否が分かれる試験で『勉強したのに落ちる』最悪パターンに直結する。最新2026年度版を選ぶだけでこの取りこぼしリスクを丸ごと回避できる。
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シリーズ累計10万部の社労士講師が『出るところだけ』に絞った構成で、分厚い基本書を読む時間がない人が網羅型テキストを買うと『途中で挫折→受験回避』という最大の損失に陥る。本書の図解と模試2回分で『仕事と両立できなかったから諦めた』を回避できる。
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