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全73問
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ぴよパスでは第二種衛生管理者の問題を3カテゴリに分けています。労働生理にはオリジナル予想問題を73問収録し、サイト内の第二種衛生管理者全233問の約31%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには肝臓・コルチゾール・外呼吸・発汗などがあります。本試験の情報は合格率48.7%(令和7年度)・試験時間3時間・受験料8,800円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。関連する用語や条件は、労働衛生・関係法令などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
呼吸器系の構造と機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 肺胞(alveoli)は肺の末端部にある微小な袋状の構造で、周囲を毛細血管が取り囲んでいます。肺胞膜を通じて血液中の二酸化炭素と空気中の酸素のガス交換(外呼吸)が行われます(選択肢5は正しい)。吸気時には横隔膜が収縮して下降し(弛緩ではない)、肋骨が持ち上がることで胸腔が広がり肺…
循環器系(心臓と血液循環)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 心臓は右心房・右心室・左心房・左心室の4つの部屋から構成されており、右側と左側は中隔によって隔てられています(選択肢4は正しい)。右心室からは静脈血(酸素が少なく二酸化炭素が多い)が肺動脈を通じて肺に送られます(選択肢3の「動脈血が右心室から肺へ」は誤り)。心拍数は運動・体温・感…
消化器系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 選択肢1が正しい。三大栄養素の消化産物は主に小腸から吸収されます。単糖類やアミノ酸は毛細血管へ入り、長鎖脂肪酸などから小腸の細胞内で再形成された中性脂肪は、カイロミクロンとして主にリンパ管へ入ります。短鎖脂肪酸など、血管へ入る脂質の消化産物もあります。選択肢2は誤り。大腸では主に…
神経系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 自律神経系は交感神経と副交感神経の2系統から構成され、循環器・消化器・分泌腺等の内臓器官の機能を意識とは無関係に調節します(選択肢5は正しい)。交感神経が優位(活動・緊張状態)になると、心拍数増加・気管支拡張・消化管活動抑制・瞳孔散大等が起こります(選択肢2は誤り)。闘争・逃走反…
体温調節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 体温調節の中枢は視床下部(間脳)にあり、産熱と放熱のバランスを調節して体温を一定(約36〜37℃)に維持するホメオスタシスの一環として機能します(選択肢2は正しい)。体温が上昇すると皮膚血管が拡張して放熱量が増加します(選択肢3は逆で誤り)。発汗は体温上昇時に体温を下げるための反…
筋骨格系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 骨格筋(横紋筋)は骨に付着して身体運動を行う筋肉で、大脳の意志によって随意的に動かすことができる随意筋です(選択肢4は正しい)。平滑筋は内臓・血管壁等にある不随意筋で、意識的に動かせません(選択肢5は誤り)。腱は筋肉と骨を結合する結合組織です。骨と骨を結合するのは靭帯です(選択肢…
血液の成分と機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 赤血球(erythrocyte)はヘモグロビン(ヘム鉄タンパク質)を多量に含み、肺で酸素と結合して全身の組織に運搬し、組織で酸素を放出して二酸化炭素を受け取る機能を担います(選択肢4は正しい)。白血球は免疫機能(細菌・ウイルスへの防御)を担い(選択肢3は誤り)、血小板は血液凝固(…
感覚器(視覚・聴覚)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 網膜には光を感知する視細胞(桿体細胞・錐体細胞)があり、光刺激を電気信号に変換して視神経を通じて大脳視覚野に伝えます(選択肢3は正しい)。有毛細胞は内耳の蝸牛(コルチ器)にあり、音波の振動を電気信号に変換します(選択肢1の「中耳」は誤り)。瞳孔は明るいと縮小(縮瞳)し、暗いと散大…
泌尿器系(腎臓・尿)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 腎臓はネフロン(糸球体+尿細管)が機能単位であり、血液の糸球体ろ過→尿細管での選択的再吸収→尿の生成という過程を通じて老廃物を排泄するとともに、体液の浸透圧・電解質・酸塩基平衡を調節します(選択肢5は正しい)。糸球体でろ過された原尿の約99%は尿細管で再吸収されますが、残りが尿と…
内分泌系(ホルモン)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: インスリンは膵臓のランゲルハンス島(膵島)のβ細胞(B細胞)から分泌されるホルモンで、細胞への糖の取り込みを促進し血糖値を低下させる唯一のホルモンです(選択肢4は正しい)。アドレナリン(エピネフリン)は副腎髄質から分泌され(副腎皮質ではない)、血糖値を上昇させます(選択肢5は誤り…
疲労とストレスの生理学的機序に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ハンス・セリエの汎適応症候群(GAS: General Adaptation Syndrome)は、ストレッサーの種類に関係なく起こる非特異的な適応反応で、①警告反応期(アラーム反応:ショック相→反ショック相)②抵抗期(ストレスへの抵抗力が高まる)③疲弊期(抵抗力が枯渇し疾患が生…
睡眠の生理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 睡眠はREM(Rapid Eye Movement:急速眼球運動)睡眠とノンレム睡眠に大別され、一晩の睡眠では約90分周期でこれらが交互に繰り返されます(選択肢2は正しい)。レム睡眠は脳が活発(夢を見ることが多い)である一方、骨格筋の緊張は消失して体はほとんど動きません。寝返りな…
栄養と代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 基礎代謝量(BMR: Basal Metabolic Rate)は、安静覚醒状態・空腹・中立体温環境(快適な室温)で測定された生命維持に必要な最低限のエネルギー消費量です(選択肢2は正しい)。基礎代謝量は加齢とともに低下する傾向があります(選択肢4は誤り)。1gあたりのエネルギー…
肝臓の機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 肝臓は「免疫機能のみを持つ臓器」ではなく、多岐にわたる機能を持つ臓器です(選択肢4が誤り)。クッパー細胞による貪食作用で免疫機能も担いますが、それ以外にも多くの機能があります。グリコーゲンの合成・貯蔵・分解による血糖調節(選択肢5は正しい)、尿素回路によるアンモニアの尿素変換(解…
血圧と循環調節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 血圧は心拍出量(心拍数×1回拍出量)×末梢血管抵抗によって決まります。心拍出量が増加しても末梢血管抵抗が増加しても血圧は上昇します(選択肢3は正しい)。収縮期血圧(最高血圧)は心臓が収縮したときの血圧であり、拡張期血圧(最低血圧)が心臓の拡張(弛緩)時の血圧です(選択肢4は逆で誤…
免疫系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 免疫系は、①自然免疫(非特異的:皮膚・粘膜バリア・食細胞・NK細胞等、即時的)と②獲得免疫(適応免疫・特異的:T細胞・B細胞による抗原特異的反応、免疫記憶あり)の2系統から構成されます(選択肢4は正しい)。抗体(免疫グロブリン)を産生するのはB細胞(形質細胞に分化したもの)です(…
作業負荷と生理的変化に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: エネルギー代謝率(RMR: Relative Metabolic Rate)は、(作業時エネルギー消費量 - 安静時エネルギー消費量)÷ 基礎代謝量 で算出され、作業強度の評価指標として使用されます(選択肢1は正しい)。MET(metabolic equivalent of ta…
精神的ストレスと身体への影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 精神的ストレスに対して、脳(大脳辺縁系・視床下部)→下垂体(ACTH分泌)→副腎皮質(コルチゾール分泌)というHPA軸が活性化し、コルチゾールが増加します(選択肢1は正しい)。コルチゾールの慢性的高値は免疫抑制・骨密度低下・糖代謝異常・うつ病リスク増加等の悪影響があります(選択肢…
作業関連疾患(職業性腰痛・頸肩腕症候群・VDT作業障害)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: VDT(Visual Display Terminals)作業、現在は情報機器作業と呼ばれますが、継続的な作業により眼精疲労・視力低下・肩こり・腰痛・精神的疲労等が生じることがあります。適切な照明環境・モニターの位置・椅子の高さ・定期的な休憩(1時間ごとに10〜15分の休憩等)の…
作業強度と生体反応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 作業生理学では、最大酸素摂取量(VO₂max)の約50%程度以下の強度の作業であれば、酸素供給と消費がバランスして定常状態(steady state)が維持され、長時間の継続が可能とされています(選択肢2は正しい)。乳酸(乳酸塩)は筋肉から肝臓に運ばれ、コリ回路でグルコースに再合…
骨格系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 骨は①無機質(ハイドロキシアパタイトなどのリン酸カルシウム)が骨の硬さ・剛性を担い②有機質(主にコラーゲン:タイプI)が骨の柔軟性・靭性を担う複合組織です(選択肢2は正しい)。成人の骨は約206本ですが、これは成長とともに骨が癒合するため年齢によって変化します(選択肢1の「生涯変…
概日リズム(サーカディアンリズム)と生体時計に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 体内時計(生物時計)の主時計(マスタークロック)は、脳の視床下部にある視交叉上核(SCN)に存在します。眼の網膜から光の情報を受け取り、約24時間周期の概日リズムをリセット・調節します(正しい記述)。概日リズムの周期は厳密には24時間より少し長く(約24.5時間)、光などの環境信…
瞳孔反射と暗順応・明順応の仕組みに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 瞳孔(虹彩の開口部)は、明るい環境では虹彩の括約筋が収縮して瞳孔が小さくなり(縮瞳)、暗い環境では散大筋が収縮して瞳孔が広がります(散瞳)。これにより網膜に入る光量を調節します(正しい記述)。明順応(暗所から明所への適応)は数秒〜1分程度で速やかに完了しますが、暗順応(明所から暗…
免疫の仕組みに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 獲得免疫(適応免疫)はT細胞・B細胞等のリンパ球が関与し、特定の抗原(病原体等)を記憶することで、2回目以降の感染時に素早く強力な免疫応答(2次免疫応答)を発揮する仕組みです(正しい記述)。自然免疫(非特異的防御)は病原体を記憶する機能を持たず、好中球・マクロファージ・NK細胞等…
睡眠障害と職場への影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 睡眠時無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome)は睡眠中に気道が閉塞して呼吸が繰り返し停止・低下する疾患で、熟睡できないため日中の過度な眠気・集中力・判断力の低下が生じます。乗り物の運転やプラント操作等での事故リスクが増大することが知られており、職場安全衛…
肝臓のアルコール代謝と解毒作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 慢性的な大量飲酒は肝細胞に酸化ストレスや炎症を起こし、脂肪肝→アルコール性肝炎→肝線維化→肝硬変という経過をたどることがあります(正しい記述)。アルコールは主に肝臓でアルコール脱水素酵素(ADH)によりアセトアルデヒドに変換され、さらにアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)により…
腎臓と尿の生成に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 腎臓は①血液のろ過による老廃物(尿素・クレアチニン等)の排泄②体液の浸透圧・水分量・電解質(ナトリウム・カリウム等)のバランス維持③エリスロポエチン(赤血球産生を促すホルモン)の産生④レニンの産生(血圧調節)⑤活性型ビタミンDの産生等の多彩な機能を担います(選択肢3は正しい)。糸…
聴覚と平衡感覚に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 音の伝達経路は、外耳道→鼓膜(振動)→耳小骨(ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨)→内耳の蝸牛(基底膜の有毛細胞が刺激される)→聴神経(第VIII脳神経)→大脳聴覚野(側頭葉)の順です(選択肢2は正しい)。平衡感覚を担う器官(半規管・耳石器)は内耳に存在します(選択肢3の「中耳」は誤り)…
ホルモンと内分泌系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 甲状腺ホルモン(チロキシンT4・トリヨードサイロニンT3)は、全身の細胞の代謝(基礎代謝)を亢進させ、心拍数増加・体温上昇・消化管運動促進等の作用を持ちます。甲状腺機能亢進症(バセドウ病等)ではこれらの症状が過剰に現れます(選択肢3は正しい)。インスリンは膵臓ランゲルハンス島β(…
筋肉の種類と特性に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 平滑筋は消化管・血管・膀胱・子宮等の内臓器官に存在する不随意筋(自律神経・ホルモンによって調節される)であり、横紋構造を持たない(非横紋筋)点が特徴です(選択肢4は正しい)。骨格筋は横紋構造を持つ随意筋です(選択肢3の「不随意筋」は誤り)。心筋は横紋構造を持つ不随意筋であり、随意…
脊髄と反射に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 膝蓋腱反射は、膝蓋腱が伸張される刺激が求心性神経(Ia線維)を通じて脊髄前角の運動ニューロンに直接伝わり、大腿四頭筋が収縮する脊髄レベルで完結する単シナプス反射(伸張反射)です。大脳を介さず瞬時に行われます(選択肢2は正しい)。脊髄反射は脳を介さない、より単純で速い応答です(選択…
栄養素と代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 基礎代謝量(BMR)は、空腹状態・快適な環境温度・安静仰臥位での生命維持(呼吸・心拍・体温維持等)に必要な最低限のエネルギー消費量であり、体表面積(体格)に比例することが知られています。成人男性の基礎代謝量は1,500kcal/日程度です(正しい記述)。脂質は1gあたり9kcal…
呼吸の調節機構に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 呼吸の基本リズムを形成する呼吸中枢は、脳幹(延髄と橋)に存在しています。延髄の呼吸ニューロン群が吸気・呼気の基本リズムを生成し、橋の呼吸調整中枢がこれを調整します(選択肢5は正しい)。呼吸中枢は延髄・橋にあり(選択肢2の「大脳皮質」は誤り)。血液中のCO₂分圧の上昇(高CO₂血症…
皮膚感覚に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 二点弁別閾(2点識別閾)は皮膚感度の指標であり、指先では約2〜3mm程度ときわめて小さく(感度が高く)、背中では数十mmと大きく(感度が低く)なります。これは体性感覚野における皮質領域の大きさ(ホムンクルス)と対応しています(選択肢5は正しい)。皮膚の感覚受容器は、痛覚(侵害受容…
酸塩基平衡と血液のpHに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 血液中のCO₂が増加すると、炭酸脱水酵素(赤血球中)の働きで CO₂ + H₂O → H₂CO₃(炭酸)→ H⁺ + HCO₃⁻(重炭酸イオン)の反応が進み、水素イオン(H⁺)が増加して血液のpHが低下(酸性化)します(選択肢3は正しい)。正常な動脈血pHは7.35〜7.45(弱…
生体リズムと交代勤務(シフトワーク)の影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 概日リズムの最も重要な外部調節因子(ツァイトゲーバー:時間提供因子)は光であり、特に朝の強い光は視交叉上核(SCN)に働いて体内時計をリセット・同調させます(選択肢1は正しい)。夜勤を含む交代勤務は、生体リズムの乱れに伴う睡眠障害・消化器症状のほか、IARCは夜間勤務を「おそらく…
感覚器の順応と疲労に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 視覚疲労(眼精疲労)は、近距離作業・VDT作業等における毛様体筋(調節筋)の過度の緊張・使用のほか、不適切な照明環境(グレア・照度不足・ちらつき)・ドライアイ・不適切な眼鏡矯正等が原因となります(選択肢2は正しい)。感覚順応は感覚の種類によって程度が異なり、痛覚は順応しにくい(選…
消化管ホルモンと消化の調節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: コレシストキニン(CCK:コレシストキニン-パンクレオザイミン)は、脂肪やタンパク質が十二指腸に達すると十二指腸・空腸の粘膜細胞から分泌され、胆嚢を収縮させて胆汁を十二指腸に放出させるとともに膵臓からの消化酵素分泌を促進します(選択肢1は正しい)。ガストリンは胃(幽門部のG細胞)…
慢性疾患と生活習慣に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、長期間の喫煙(たばこの煙)等による気道・肺胞の慢性的な炎症・破壊(気管支炎・肺気腫)によって生じる疾患であり、息切れ・慢性咳嗽・喀痰を主症状とする閉塞性換気障害を示します(…
加齢に伴う身体機能の変化に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 加齢に伴って骨密度(特に海綿骨)は低下していき、閉経後の女性ではエストロゲン低下により骨吸収が増加して骨密度の低下が加速し、骨粗鬆症(骨折リスクの増大)のリスクが著しく高まります(選択肢2は正しい)。加齢に伴い骨格筋量は減少(サルコペニア)し、筋力・筋持久力も低下します(選択肢4…
ABO式血液型における凝集原(抗原)と凝集素(抗体)の組合せに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ABO式血液型は、赤血球膜表面にある凝集原(抗原)A・Bの有無によって分類されます。A型は凝集原Aと凝集素β(抗B抗体)、B型は凝集原Bと凝集素α(抗A抗体)、AB型は凝集原A・Bの両方を持ち凝集素は持たず、O型は凝集原を持たず凝集素α・βの両方を持ちます(選択肢3は正しい)。A…
体液(体内の水分)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 成人男性では、体重の約60%を体液(水分)が占めます(選択肢1は正しい)。体液は細胞内液(体重の約40%、体液全体の約3分の2)と細胞外液(体重の約20%、体液全体の約3分の1で、間質液と血漿からなる)に分けられます。したがって細胞内液が約3分の2を占め、細胞外液が約3分の1であ…
味覚・嗅覚(化学感覚)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 味覚の基本味は、甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の5つです(選択肢1は正しい)。味を感じる受容器である味蕾は、主に舌の表面(舌乳頭)や軟口蓋等に存在し、鼻腔の粘膜ではありません(選択肢2は誤り)。嗅覚は順応しやすい感覚の代表であり、同じにおいをかぎ続けると感じにくくなります(選択肢…
神経細胞(ニューロン)と興奮の伝導に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ニューロン(神経細胞)は、核を含む細胞体、他の細胞から刺激を受け取る樹状突起、興奮を遠くへ伝える突起である軸索から構成され、電気的興奮(活動電位)を伝えます(選択肢3は正しい)。神経細胞どうしの接続部(シナプス)では、神経伝達物質(化学物質)が放出されて次の細胞へ興奮が伝えられま…
脳の区分と機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 小脳は、運動の協調(スムーズで正確な動き)・身体の平衡(バランス)保持・筋緊張の調節等を担います(選択肢4は正しい)。大脳の表面である大脳皮質は神経細胞体が集まった灰白質であり、内側の白質が神経線維の集まる部分です(選択肢5は誤り)。思考・記憶・言語等の高次の精神機能を担うのは大…
呼吸とガスの運搬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 肺胞内の空気と血液との間で酸素・二酸化炭素をやりとりするガス交換を外呼吸(肺呼吸)、末梢の組織細胞と血液との間で行われるガス交換を内呼吸(組織呼吸)といいます(選択肢3は正しい)。酸素の大部分は赤血球中のヘモグロビンと結合して運ばれ、血漿に溶けて運ばれる分はわずかです(選択肢4は…
血液の凝固と止血に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 血液の凝固は、血漿中に溶けているフィブリノゲン(線維素原)が、トロンビンの作用によって不溶性のフィブリン(線維素)に変化し、網目状に血球を絡めて血餅(血の固まり)を作る現象です(選択肢1は正しい)。血小板は止血・凝固に中心的に関与する成分であり、酸素の運搬は赤血球の役割です(選択…
タンパク質・アミノ酸の代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 食物中のタンパク質は、胃のペプシンや膵液のトリプシン等の消化酵素によってアミノ酸まで分解されて小腸から吸収され、筋肉・酵素・抗体などの体タンパク質を合成する材料として利用されます(選択肢5は正しい)。余剰のアミノ酸は脱アミノ反応で毒性の高いアンモニアを生じますが、これは肝臓の尿素…
暑熱環境への順化(暑熱順化)と発汗に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 暑熱環境での作業や運動を繰り返すと、数日から2週間程度で暑熱順化が進み、発汗量が増加するとともに、汗中の塩分(NaCl)濃度が低下して塩分の喪失を抑えるようになり、体温調節能力が高まります(選択肢2は正しい)。汗は皮膚表面から蒸発する際に気化熱を奪って体を冷やす働きをします(選択…
ABO式血液型の抗原・抗体及び輸血に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ABO式血液型は赤血球の表面にある凝集原(抗原)A・Bの有無によって分類されます。AB型は赤血球にA抗原・B抗原の両方を持ち、血漿中には抗A・抗Bのいずれの抗体(凝集素)も持ちません(選択肢5は正しい)。O型は赤血球にA・B抗原のいずれも持たず、血漿中に抗A・抗Bの両方の抗体を持…
心臓の拍動と刺激伝導系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 心臓は右心房にある洞房結節(洞結節)が周期的に電気的興奮を発生させるペースメーカーとなり、その興奮が刺激伝導系(洞房結節→房室結節→ヒス束→左右脚→プルキンエ線維)を通じて心筋全体に伝わることで規則正しく拍動します。心臓は神経の支配がなくても自ら拍動する自動能を持ちます(選択肢1…
肺気量(呼吸で出入りする空気の量)と呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 残気量とは、最大限に息を吐き切った後にも肺内に残っている空気の量で、努力しても体外に出すことはできません(選択肢1は正しい)。最大吸気後に最大限吐き出せる空気の量は肺活量であり、1回換気量ではありません(選択肢3は誤り)。安静時の1回の呼吸で出入りする空気の量は1回換気量(成人で…
消化酵素と分解される栄養素(基質)の対応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 選択肢5が正しい。膵液のリパーゼは、中性脂肪を主に脂肪酸とモノグリセリドに分解します。モノグリセリドはグリセロールに脂肪酸が1分子結合したもので、グリセリン(グリセロール)と同じ物質ではありません。選択肢1は誤り。ペプシンは胃でタンパク質を分解する酵素です。選択肢2は誤り。消化酵…
神経細胞(ニューロン)と興奮の伝導・伝達に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 神経系を構成する基本単位はニューロン(神経細胞)で、細胞体・樹状突起・軸索からなり、軸索が興奮(活動電位)を他の細胞へ伝えます(選択肢2は正しい)。有髄神経線維は髄鞘(ミエリン鞘)の切れ目を跳んで伝わる跳躍伝導により、無髄神経線維よりも興奮の伝導速度が速くなります(選択肢3は誤り…
白血球の種類と機能に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 白血球のうち好中球は数が最も多く、体内に侵入した細菌等の異物を貪食して分解する働きを持ちます(選択肢3は正しい)。酸素を運搬しヘモグロビンを多量に含むのは赤血球です(選択肢4は誤り)。リンパ球にはT細胞・B細胞等の種類があり、抗体を産生するのはB細胞(形質細胞に分化したもの)で、…
体液(体内の水分)と電解質に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 成人の体液(体内水分)は体重の約60%を占め、その約3分の2が細胞内液、約3分の1が細胞外液(血漿・組織間液)に分けられます(選択肢4は正しい)。体液は体重の約60%であり、約5%ではありません(選択肢2は誤り)。細胞外液に最も多く含まれる陽イオンはナトリウムイオン(Na⁺)であ…
大脳の機能局在(部位ごとの働き)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 大脳の後頭葉には視覚の中枢(視覚野)があり、目から入った視覚情報を認識します(選択肢5は正しい)。前頭葉は運動・思考・意欲・言語運動等を担う領域であり、視覚情報の処理中枢ではありません(選択肢4は誤り)。聴覚の中枢は側頭葉にあり、後頭葉ではありません(選択肢1は誤り)。大脳皮質は…
暑熱環境による熱中症(暑熱障害)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 熱けいれんは、大量に発汗した後に水分のみを補給して体内の塩分(ナトリウム)が不足したときに、筋肉のけいれん(こむら返り等)が生じるものです(選択肢5は正しい)。熱射病は体温調節機能が破綻して著しい高体温・意識障害をきたす重篤な状態で、生命に危険が及びます(選択肢2は誤り)。熱失神…
ビタミンの分類と欠乏・過剰に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ビタミンには脂溶性ビタミン(A・D・E・K)と水溶性ビタミン(B群・C)があり、脂溶性ビタミンは体内に蓄積されやすく、過剰に摂取すると過剰症を起こすことがあります(選択肢2は正しい)。ビタミンCは水溶性ビタミンであり、過剰分は尿中に排泄されるため体内に蓄積されにくい性質を持ちます…
脊髄の後根にある脊髄神経節と、延髄内にある孤束核の分類として、正しいものはどれか。
解説: 脊髄神経節は脊髄のすぐ近くにありますが、中枢神経系の外にあるニューロン細胞体の集団なので神経節に分類されます。一方、孤束核は延髄内にあるニューロン細胞体の集団なので神経核です。したがって「脊髄神経節は末梢神経系の神経節、孤束核は中枢神経系の神経核」が正しい組合せです。名称は主に細…
ヘマトクリットに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ヘマトクリットは、全血の容積に占める赤血球容積の割合です。赤血球層が全血100mL中45mLなら約45%となり、赤血球量が減る貧血では一般に低下します。「血小板の個数の割合」や「ブドウ糖濃度」を示す値ではありません。血清は血液凝固後の液体成分であり、「血清中に残るフィブリノゲンの…
食物中の蛋白質の消化と吸収に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 蛋白質の消化は胃で塩酸とペプシンの作用により始まり、小腸でトリプシンなどの膵酵素や小腸粘膜のペプチダーゼによりさらに進みます。生じたアミノ酸や短いペプチドが吸収され、最終的にアミノ酸として絨毛の毛細血管から門脈系へ入ります。「分解されないまま胃から直接吸収」は誤りです。ペプシンは…
骨格筋の収縮様式に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 等尺性収縮は、筋が張力を発揮していても筋全体の長さや関節角度がほぼ変化しない収縮で、姿勢の保持や動かない物を押す場面などにみられます。「等張性収縮では長さも角度も変化しない」は等尺性収縮との取り違えです。求心性収縮では筋が短くなり、遠心性収縮では筋が張力を発揮しながら長くなります…
腎臓におけるグルコースのろ過と再吸収に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: グルコースは糸球体で原尿中へろ過されますが、正常な血糖範囲では近位尿細管でほぼ全量が再吸収されます。血糖上昇などでろ過される量が尿細管の再吸収能力を超えると、尿糖として排泄されます。「糸球体では全くろ過されない」「集合管で常に分泌される」は、移動の場所と方向が誤りです。グルコース…
不感蒸泄に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 不感蒸泄は、通常は自覚しにくく直接測定もしにくい、皮膚からの水分蒸発と呼吸器からの水分喪失です。汗腺から目に見える汗が出る発汗とは区別されます。「尿として排泄される水分だけ」ではなく、暑熱環境に限らず安静時にも続いています。また、目に見える汗の滴を必ず伴うわけではありません。
獲得免疫を担うリンパ球の成熟に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: Tリンパ球は骨髄由来の前駆細胞から生じ、主に胸腺で成熟します。Bリンパ球は主に骨髄で成熟し、抗原刺激を受けると形質細胞などへ分化します。「いずれも肺で成熟」は誤りです。抗体を分泌する形質細胞になるのはBリンパ球であり、Tリンパ球ではありません。胸腺は加齢に伴って退縮しますが、「成…
アルドステロンの分泌部位と主な作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: アルドステロンは副腎皮質から分泌される鉱質コルチコイドで、腎臓の遠位尿細管や集合管に作用し、ナトリウムの再吸収とカリウムの排泄を促進します。ナトリウム保持に伴って水も保持されやすくなり、細胞外液量の維持に働きます。「副腎髄質から分泌」「膵臓から分泌」は分泌器官が誤りです。「下垂体…
分時換気量が7.2L/分、呼吸数が毎分15回、生理学的死腔量が1回当たり160mLであるとき、1分間の肺胞換気量として正しいものはどれか。
解説: まず、分時換気量7.2L/分を呼吸数15回/分で割ると、1回換気量は0.48L(480mL)です。1呼吸当たり肺胞へ届く量は480-160=320mLなので、肺胞換気量は320mL/回×15回/分=4,800mL/分、すなわち4.8L/分です。2.4L/分は死腔換気量、7.2L/…
血液の緩衝系による酸塩基平衡の調節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 重炭酸緩衝系では、酸が加わると重炭酸イオンが水素イオンを受け取り、炭酸を経て二酸化炭素と水になることで、血液pHの急激な変化を抑えます。二酸化炭素は肺から排出され、重炭酸イオンは腎臓でも調節されます。「尿中にだけ存在」「水素イオンをさらに放出」は誤りです。蛋白質やヘモグロビンも緩…
胆汁が脂肪の消化を助ける仕組みに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 胆汁酸塩などは、水になじみにくい大きな脂肪滴を細かく乳化し、膵リパーゼが接触できる表面積を増やします。胆汁は肝臓でつくられて十二指腸へ排出されるため、「胃から分泌」は誤りです。乳化の対象は脂肪であり、蛋白質ではありません。胆汁酸塩は消化酵素ではないので、脂肪の加水分解には膵リパー…
小腸で吸収された栄養素の主な運搬経路に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 水に溶けやすいアミノ酸や単糖類は、主に小腸絨毛の毛細血管へ入り、門脈を通って肝臓へ運ばれます。一方、長鎖脂肪酸などから再構成された脂質はカイロミクロンとなり、主に絨毛のリンパ管へ入り、胸管を経て血液循環へ合流します。「アミノ酸と単糖類が主にリンパ管へ入る」「脂質がすべて門脈へ入る…
心拍出量に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 心拍出量は、心拍数と1回拍出量の積で表される、心臓が1分間に送り出す血液量です。運動時には交感神経活動などにより心拍数や1回拍出量が増え、心拍出量も通常増加します。「心拍数を1回拍出量で割る」は計算式が誤りです。「1回の拍動で送り出す血液量」は1回拍出量を指します。尿量から求める…
安静時の呼吸運動に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 安静時の吸息では横隔膜と外肋間筋が収縮して胸腔容積が増え、肺胞内圧が大気圧より低くなるため、空気が肺内へ流入します。安静時の呼息は、これらの筋が弛緩し、肺と胸郭が弾性で元に戻ることで主に受動的に起こります。「横隔膜が弛緩して胸腔容積が減少すると肺胞内圧が低下する」「肺胞内圧が大気…
ぴよパスに収録している第二種衛生管理者「労働生理」のオリジナル練習問題 全73問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級27問・中級29問・上級17問の全73問構成です。
「リンパ管だけに入る」は脂質の主要な吸収経路との混同です。→ Q62 食物中の蛋白質の消化と吸収に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 で確認する
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2025年度版で勉強すると今期出題が予想される労働安全衛生法・安衛則の改正点を取りこぼし、本来1点で合否が分かれる試験で『勉強したのに落ちる』最悪パターンに直結する。最新2026年度版を選ぶだけでこの取りこぼしリスクを丸ごと回避できる。
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こんな人に: 学習時間が限られる社会人で、試験まで1〜2か月の短期決戦。要点だけを図解で最速インプットし、巻末の本試験形式模試2回分で総仕上げしたい人
間違えた論点を、書籍と練習問題で確認しましょう
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
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第二種衛生管理者で講座を使うべきか迷う人へ。ユーキャン・アガルート・オンスクの3社を学習スタイル別に整理し、独学との使い分け・買う順番・失敗しない判断軸をまとめます。
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衛生管理者の労働生理は暗記科目に見えますが、循環・神経・腎臓・代謝の大半は4つの規則から導けます。動脈と静脈の決まり方、自律神経の一軸、腎臓のろ過と再吸収、外と内の対応を押さえると、覚える表が一気に減ります。毎回狙われる引っかけの作られ方まで整理しました。
アガルートの衛生管理者講座を検討する人へ。第一種29,480円・第二種26,180円・特例第一種12,980円の料金、全額返金特典の条件と特例講座が対象外である注意点、合格率約49%の試験に講座が要るかの判断軸を整理します。