著作物
全 375 問・解説・間違えた問題の解き直しは登録不要・無料。模試・「今日の復習」などは Premium (月480円)全 375 問に加えて、「今日の復習」・本番形式の模試・記録の全科目の正答率・広告非表示をご利用中です
- 正解済みまだ正解していませんQ1初級
著作権法第2条第1項第1号は、著作物を「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、( )、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と定義している。( )に入る語として正しいものはどれか。
正解: 2. 文芸
解説: 第2条第1項第1号は、著作物を「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と定義しているので、2が正しい。著作物の定義からは、思想又は感情、創作性、表現、文芸・学術・美術・音楽の範囲という要件が導かれ、最後の要件は工業製品などを除く働…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第1号
関連キーワード: 著作物の定義・思想又は感情・創作性・学術
- 正解済みまだ正解していませんQ2中級
著作物の要件のうち「思想又は感情」と、事実やデータとの関係について、誤っているものはどれか。
正解: 1. 客観的な実験結果を考察した学術論文の文章は、思想又は感情の表現に当たらない
解説: 第2条第1項第1号の定義は「学術」の範囲に属するものを含み、第10条第1項第1号は論文を言語の著作物として例示しています。「思想又は感情」は気持ちに限らず学問上の考えも含むので、客観的な実験結果を考察した論文の文章も思想又は感情の表現に当たり、1が誤りです。2は正しい。測量で確か…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第1号、第10条第1項第1号
関連キーワード: 思想又は感情・事実・データ・言語の著作物
- 正解済みまだ正解していませんQ3上級
著作物の要件である「創作的」に表現したもの(創作性)の判断について、正しいものはどれか。
正解: 4. 創作性の判断では、作品の芸術的な出来ばえは問われない
解説: 創作性は、作品の表現に作者の個性が何らかの形で表れていれば認められ、芸術的に優れているかどうかは問われないので、4が正しい。子どもの作文や絵でも著作物になり得る。1は誤り。表現の選び方の幅がほとんどなく、だれが書いても似た形になる平凡な表現(ありふれた表現)は、個性が表れていると…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第1号
関連キーワード: 創作性・個性・ありふれた表現・新規性
- 正解済みまだ正解していませんQ4初級
著作物の要件である「表現したもの」について、作品が記録や公表をされていない場合の扱いとして、正しいものはどれか。
正解: 3. 原稿なしで行った即興の講演は、録音や筆記をされていないことを理由に著作物性が否定されることはない
解説: 「表現したもの」は、思想又は感情が外部から知覚できる形で表されていることを求めますが、映画の著作物(第2条第3項)を除き、物への固定は求められません。原稿なしの講演も第10条第1項第1号の言語の著作物に当たり得るので、3が正しい。1は誤り。公表は著作物の要件でなく、未公表の著作物…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第1号・第3項、第10条第1項、第18条第1項
関連キーワード: 表現・固定・即興・講演
- 正解済みまだ正解していませんQ5中級
アイデアと表現の区別に照らして、それ自体が著作物として保護されるかどうかについて、正しいものはどれか。
正解: 1. 特定の漫画家の作品に共通する特有の画風は、それ自体としては著作物として保護されない
解説: 著作権法が保護するのは表現であり、アイデアは保護されません。画風や作風はアイデアにとどまり、文化庁の「AIと著作権に関する考え方について」も、作風や画風が類似するにとどまるものは著作権侵害とならないとしているので、1が正しい。2は誤り。最高裁平成9年7月17日判決(ポパイ・ネクタ…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第1号
関連キーワード: アイデア・表現・画風・キャラクター
- 正解済みまだ正解していませんQ6上級
著作権法第10条第1項が例示する著作物に含まれないものはどれか。
正解: 3. データベースの著作物
解説: 第10条第1項は、言語・音楽・舞踊又は無言劇・美術・建築・図形・映画・写真・プログラムの9種類を例示しています。データベースの著作物は第10条の例示ではなく、第12条の2に独立の規定が置かれています。編集著作物(第12条)も同様に第10条の例示には含まれません。
根拠・参照資料: 著作権法第10条第1項
関連キーワード: 著作物の例示・第10条第1項・データベースの位置づけ
- 正解済みまだ正解していませんQ7初級
著作権法第10条第1項が、各号に著作物の種類を掲げていることの意味について、正しいものはどれか。
正解: 2. 第10条第1項の各号のどれかに当たることは、著作物となるための要件とはされていない
解説: 第10条第1項は「この法律にいう著作物を例示すると、おおむね次のとおりである」と定めており、各号の種類は例示にすぎない。ある作品が著作物かどうかは、第2条第1項第1号の著作物の定義(思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの)に当てはま…
根拠・参照資料: 著作権法第10条第1項/著作権法第2条第1項第1号/著作権法第51条
関連キーワード: 例示・著作物の定義・創作性・存続期間
- 正解済みまだ正解していませんQ8中級
新聞に掲載される記事や写真、グラフの著作物性について、著作権法第10条第2項の規定に照らして、正しいものはどれか。
正解: 4. 事故件数の推移を示す報道用のグラフは、時事の報道を理由に著作物から除かれない
解説: 第10条第2項は、事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、同条第1項第1号の言語の著作物に該当しないと定めています。この規定は言語の著作物についてのもので、報道用のグラフは時事の報道であることを理由に著作物から除かれず、表現に創作性があれば図形の著作物(同項第6号)となり得るの…
根拠・参照資料: 著作権法第10条第1項第1号・第6号・第8号、第10条第2項
関連キーワード: 雑報・時事の報道・言語の著作物・写真の著作物
- 正解済みまだ正解していませんQ9上級
プログラムの著作物の保護の範囲について、著作権法第10条第3項などの規定に照らして、正しいものはどれか。
正解: 2. プログラムの著作物の保護は、その作成に用いた解法には、独自に考案した新しいものであっても及ばない
解説: 第10条第3項は、プログラムの著作物の保護は、その作成に用いるプログラム言語、規約及び解法に及ばないとし、解法を「プログラムにおける電子計算機に対する指令の組合せの方法」と定めています。独自に考案したアルゴリズムでも解法には保護が及ばないので、2が正しい。1は誤り。第2条第1項第…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第10号の2、第10条第3項
関連キーワード: プログラムの著作物・プログラム言語・規約・オブジェクトコード
- 正解済みまだ正解していませんQ10初級
国や地方公共団体が関わる文書が、著作権法第13条の権利の目的とならない著作物に当たるかどうかについて、正しいものはどれか。
正解: 1. 国の機関が作成した法令の翻訳物は、その翻訳に創作性があっても、権利の目的とならない
解説: 第13条は、①憲法その他の法令、②国・地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が発する告示・訓令・通達その他これらに類するもの、③裁判所の判決等、④①から③までの翻訳物・編集物で国等が作成するもの、を権利の目的とならないとしています。④により、国の機関が作成した法令の…
根拠・参照資料: 著作権法第13条、第32条第2項
関連キーワード: 権利の目的とならない著作物・告示・翻訳物・編集物
- 正解済みまだ正解していませんQ11中級
裁判や国会、行政の場で示される判断や言葉の扱いについて、著作権法の規定に照らして正しいものはどれか。
正解: 1. 裁判に準ずる手続により行われる行政庁の裁決も、権利の目的とならない。
解説: 第13条は、憲法その他の法令(第1号)、国・地方公共団体の機関、独立行政法人、地方独立行政法人が発する告示・訓令・通達など(第2号)、裁判所の判決・決定・命令・審判と、行政庁の裁決・決定で裁判に準ずる手続により行われるもの(第3号)などを、権利の目的とならないとしています。したが…
根拠・参照資料: 著作権法第13条/著作権法第40条第1項
関連キーワード: 権利の目的・行政庁の裁決・判決・演説・通達
- 正解済みまだ正解していませんQ12上級
二次的著作物(著作権法第2条第1項第11号)について、正しいものはどれか。
正解: 3. 二次的著作物をさらに翻案して創作したものも、二次的著作物に当たる。
解説: 第2条第1項第11号は、二次的著作物を「著作物を翻訳し、編曲し、若しくは変形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案することにより創作した著作物」と定めています。元になる著作物には二次的著作物も含まれるため、小説を漫画にし、その漫画をさらに映画化したもののように、二次的著作物を翻案し…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第11号/著作権法第37条第1項
関連キーワード: 二次的著作物・翻案・脚色・点字
- 正解済みまだ正解していませんQ13初級
小説を原作として製作された映画と、原作の小説との関係について、正しいものはどれか。
正解: 2. 映画の著作権は、小説と共通しその実質を同じくする部分には生じない。
解説: 小説を映画化した映画は、小説を原著作物とする二次的著作物です。最高裁平成9年7月17日判決は、二次的著作物の著作権は新たに付与された創作的部分のみについて生じ、原著作物と共通しその実質を同じくする部分には生じないとしました(2が正しい)。小説と共通する部分には小説の著作権が及びま…
根拠・参照資料: 著作権法第11条/著作権法第16条/著作権法第29条第1項
関連キーワード: 二次的著作物・原著作物・映画の著作者・映画製作者
- 正解済みまだ正解していませんQ14中級
編集著作物として保護されるための要件として、正しいものはどれか。
正解: 4. 素材の選択又は配列によつて創作性を有すること
解説: 第12条第1項は、編集物でその素材の選択又は配列によつて創作性を有するものを著作物として保護すると定めています。素材が著作物である必要はなく、事実やデータの集まりでも選択・配列に創作性があれば編集著作物になります。素材の数についての基準もありません。
根拠・参照資料: 著作権法第12条第1項
関連キーワード: 編集著作物・素材の選択又は配列・第12条
- 正解済みまだ正解していませんQ15上級
編集者が企画して執筆を依頼し、一冊にまとめた論文集があり、論文集は編集著作物に当たる。論文の著作権や出版権について特別の契約はない。この論文集に収録された論文のうち1本をそのまま複製する場合に、許諾を得る必要がある者として正しいものはどれか。
正解: 4. その論文の執筆者だけ
解説: 第12条第1項は、素材の選択又は配列によって創作性を有する編集物を編集著作物として保護します。保護されるのは選択又は配列に表れた創作性なので、収録された論文1本を複製しても、編集著作物の創作的な部分は利用されません。一方、第12条第2項により、編集著作物の保護は収録された著作物の…
根拠・参照資料: 著作権法第12条/著作権法第21条
関連キーワード: 編集著作物・論文集・選択又は配列・複製権
- 正解済みまだ正解していませんQ16初級
データベースの著作物として保護されるための要件として、正しいものはどれか。
正解: 2. 情報の選択又は体系的な構成によつて創作性を有すること
解説: 第12条の2第1項は、データベースでその情報の選択又は体系的な構成によつて創作性を有するものを著作物として保護すると定めています。編集著作物の「素材の選択又は配列」と文言が異なる点が問われやすい箇所です。データベース自体は、第2条第1項第10号の3で、電子計算機を用いて検索できる…
根拠・参照資料: 著作権法第12条の2
関連キーワード: データベースの著作物・情報の選択又は体系的な構成・第12条の2
- 正解済みまだ正解していませんQ17中級
著作権法上の「データベース」(第2条第1項第10号の3)とその保護の規定について、正しいものはどれか。
正解: 1. データベースに当たるものは、編集物を定めた第12条の対象から除かれ、第12条の2の対象となる。
解説: 第2条第1項第10号の3は、データベースを「論文、数値、図形その他の情報の集合物であつて、それらの情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したもの」と定めています。第12条第1項は編集物から「データベースに該当するもの」を除いており、データベースは第12条の…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第10号の3/著作権法第12条/著作権法第12条の2
関連キーワード: データベース・編集物・体系的・電子計算機
- 正解済みまだ正解していませんQ18上級
共同著作物の定義として正しいものはどれか。
正解: 3. 2人以上が共同して創作し、各人の寄与を分離して個別的に利用できないもの
解説: 第2条第1項第12号は、共同著作物を「二人以上の者が共同して創作した著作物であつて、その各人の寄与を分離して個別的に利用することができないもの」と定義しています。分離して個別に利用できる場合は共同著作物ではなく、結合著作物として各自が自分の部分の著作権を持ちます。名義や出資は基準…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第12号
関連キーワード: 共同著作物・分離利用不可能性・第2条第1項第12号
- 正解済みまだ正解していませんQ19初級
共同著作物の著作権の行使について、正しいものはどれか。
正解: 3. 共有者全員の合意によらなければ行使できない
解説: 第65条第2項は、共有著作権は共有者全員の合意によらなければ行使することができないと定めています。もっとも同条第3項により、各共有者は正当な理由がない限り合意の成立を妨げることができません。持分の譲渡や質権設定にも他の共有者の同意が必要です(同条第1項)。
根拠・参照資料: 著作権法第65条
関連キーワード: 共有著作権・全員の合意・第65条
- 正解済みまだ正解していませんQ20中級
作詞家が歌詞を、作曲家が曲を担当し、二人で打ち合わせを重ねて一つの歌曲を完成させた。この歌曲の著作権法上の扱いとして、正しいものはどれか。
正解: 2. 歌詞と楽曲は、それぞれが別個の著作物として扱われる。
解説: 共同著作物は、二人以上の者が共同して創作した著作物で、その各人の寄与を分離して個別的に利用することができないものです(第2条第1項第12号)。歌詞は詞だけで、楽曲は曲だけで利用できるので、歌曲は共同著作物ではなく、歌詞と楽曲がそれぞれ別個の著作物となります(いわゆる結合著作物。2…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第12号
関連キーワード: 共同著作物・結合著作物・歌詞・楽曲
もっと見る(残り 18 問)
- 正解済みまだ正解していませんQ21上級
実用品に応用された美的な創作物(応用美術)と著作権法の関係について、正しいものはどれか。
正解: 4. 著作権法の条文には、「応用美術」という語を用いた規定は、一つも置かれていない。
解説: 著作権法の条文には「応用美術」という語はありません。第2条第2項が「美術の著作物」には美術工芸品を含むと定めるだけで、それ以外の実用品のデザインがどこまで美術の著作物に当たるかは、裁判例の解釈に委ねられています(4が正しい)。1は誤りで、著作権は著作物を創作した時に発生し、登録な…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第2項/著作権法第17条第2項
関連キーワード: 応用美術・美術工芸品・美術の著作物・意匠登録
- 正解済みまだ正解していませんQ22初級
印刷用書体(タイプフェイス)の著作物性について、最高裁判所の判決(平成12年9月7日)が、著作物に当たるために備えることが必要であるとした2つの点の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 2. 従来の書体に比べて顕著な特徴を有する独創性と、美術鑑賞の対象となり得る美的特性
解説: 最高裁判所の判決(平成12年9月7日)は、印刷用書体が第2条第1項第1号の著作物に当たるには、従来の印刷用書体に比して顕著な特徴を有するといった独創性を備えることが必要であり、かつ、それ自体が美術鑑賞の対象となり得る美的特性を備えていなければならないとしました(2が正しい)。判決…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第1号
関連キーワード: 印刷用書体・独創性・美的特性・著作物性
- 正解済みまだ正解していませんQ23中級
チャイルドシートの着用を呼びかける五・七・五調の交通標語について、その著作物性が争われた事件で、東京地方裁判所(平成13年5月30日判決)が示した判断として正しいものはどれか。
正解: 1. 語の配置や対句的な表現などに筆者の個性が十分に表れているとして、著作物性を肯定した。
解説: 東京地裁平成13年5月30日判決は、この標語について、5・7・5調のリズム、冒頭の語の配置、語の対句的な用い方などにより家庭的な車内の情景が効果的に描かれ、筆者の個性が十分に発揮されたものとして著作物性を肯定しました(1が正しい)。2は誤りで、判決は、標語に込められた考えが社会的…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第1号
関連キーワード: 交通標語・著作物性・創作性・選択の幅
- 正解済みまだ正解していませんQ24上級
Aの小説は「その日は朝から冷たい雨が降っていた。」という一文で始まり、この書き出しは広く知られている。Bはこの一文を、Aの許諾を得ずに自分の小説の書き出しにそのまま使ったが、Aの著作権の侵害とはならないと考えられる。その理由として、最も適切なものはどれか。
正解: 3. その一文には、書き手の個性が表れた創作的な表現がないから
解説: 著作物は思想又は感情を創作的に表現したもの(第2条第1項第1号)で、だれが書いても同じようになるありふれた表現には創作性がなく、保護されない。最高裁平成13年6月28日判決も、表現上の創作性がない部分で同一性を有するにすぎない場合は翻案に当たらないとしており、複製でも同じに考えら…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第1号/著作権法第21条
関連キーワード: ありふれた表現・創作性・複製権・書き出し
- 正解済みまだ正解していませんQ25初級
写真の著作物性について、裁判例や一般的な解釈に照らして正しいものはどれか。
正解: 1. 平面の絵画を忠実に再現するため正面から撮った写真は、光線や露光を工夫しても著作物に当たらないとされる。
解説: 写真は第10条第1項第8号に例示される著作物です。東京地裁平成10年11月30日判決は、平面的な版画を忠実に再現するための写真について、正面から撮る以外に撮影位置の選択の余地がなく、光線や露光などの技術的な配慮も忠実な再現のためのものにすぎないとして、著作物性を否定しました(1が…
根拠・参照資料: 著作権法第10条第1項
関連キーワード: 写真の著作物・構図・被写体・撮影者
- 正解済みまだ正解していませんQ26中級
建築に関わる著作物の著作権法上の扱いについて、正しいものはどれか。
正解: 4. 建物の設計図は、第10条第1項の例示では、図形の著作物に当たる。
解説: 第10条第1項は、第5号に建築の著作物を、第6号に地図や図面、図表、模型などの図形の著作物を掲げています。建物の設計図は第6号の図面として図形の著作物に当たり、建物そのものである建築の著作物とは区別されます(4が正しい)。1は誤りで、建築の著作物は第4号の美術の著作物とは別の号に…
根拠・参照資料: 著作権法第10条第1項/著作権法第2条第1項第15号
関連キーワード: 建築の著作物・設計図・図形の著作物・所有権
- 正解済みまだ正解していませんQ27上級
著作権法第10条第1項第6号は、地図と並べて、どのようなものを図形の著作物の例として掲げているか。
正解: 3. 学術的な性質を有する図面、図表、模型
解説: 第10条第1項第6号は、「地図又は学術的な性質を有する図面、図表、模型その他の図形の著作物」を例示しています(3が正しい)。グラフなどの図表や、立体模型・地球儀なども図形の著作物に当たり得ます。地図は地形や地名という事実を表すものですが、どの情報を取捨選択し、どう配列し、どのよう…
根拠・参照資料: 著作権法第10条第1項
関連キーワード: 地図・図形の著作物・図表・模型
- 正解済みまだ正解していませんQ28初級
著作権法第2条第3項は、映画の効果に類似する視覚的又は視聴覚的効果を生じさせる方法で表現されていることのほかに、どのような要件を満たす著作物を「映画の著作物」に含むと定めているか。
正解: 1. 物に固定されているもの
解説: 第2条第3項は、映画の著作物には、映画の効果に類似する視覚的又は視聴覚的効果を生じさせる方法で表現され、かつ、物に固定されている著作物を含むと定めています(1が正しい)。このため、劇場用映画のほか、テレビ番組やゲームの映像、記録された動画なども映画の著作物になり得ます。他の著作物…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第3項
関連キーワード: 映画の著作物・視聴覚的効果・映画製作者・生放送
- 正解済みまだ正解していませんQ29中級
ゲームソフトの著作物性について、正しいものはどれか。
正解: 4. 映像部分は映画の著作物、プログラム部分はプログラムの著作物になり得る
解説: ゲームソフトは複数の著作物が組み合わされた複合的な製品です。画面に表示される映像は映画の著作物に、動作を実現するプログラムはプログラムの著作物に、劇中の音楽は音楽の著作物になり得ます。どの著作物として保護されるかで、頒布権の有無など適用される規定が変わります。
根拠・参照資料: 著作権法第2条第3項/著作権法第10条第1項
関連キーワード: ゲームソフト・映画の著作物・プログラムの著作物
- 正解済みまだ正解していませんQ30上級
官公庁や企業が作成する実用的な文書の、著作権法上の扱いについて、正しいものはどれか。
正解: 2. 民間の翻訳会社が作成した判決の英訳は、著作権の目的となる
解説: 第13条は、憲法その他の法令(1号)、国や地方公共団体の機関などが発する告示・訓令・通達(2号)、判決など(3号)のほか、これらの翻訳物・編集物で国や地方公共団体の機関などが作成するもの(4号)を、権利の目的とならない著作物としています。4号の対象は国などの機関が作成したものに限…
根拠・参照資料: 著作権法第13条、第2条第1項第1号、第2条第1項第11号
関連キーワード: 権利の目的とならない著作物・判決・英訳・白書・取扱説明書
- 正解済みまだ正解していませんQ31初級
既存の作品とよく似た作品が作られた場合の複製権の侵害の成否について、最高裁判所の判決(昭和53年9月7日)の考え方として、正しいものはどれか。
正解: 2. 既存の作品に接する機会がなく、知らずに作った者は、知らないことに過失があっても複製権を侵害しない
解説: 最高裁昭和53年9月7日判決は、複製とは既存の著作物に依拠してその内容と形式を覚知させるに足りるものを再製することであり、同一性のある作品でも既存の著作物に依拠して再製したものでなければ複製に当たらないとした。そのうえで、既存の著作物に接する機会がなく、その存在や内容を知らなかっ…
根拠・参照資料: 著作権法第21条/著作権法第112条
関連キーワード: 依拠・類似性・過失・複製権
- 正解済みまだ正解していませんQ32中級
次のうち、著作権法上の著作物に当たらない可能性が最も高いものはどれか。
正解: 1. 歌手がライブで、ヒット曲を情感豊かに歌った歌唱
解説: 歌手が曲を歌うことは、著作物を歌う「実演」(第2条第1項第3号)であり、歌手は実演家(同項第4号)として著作隣接権(第89条第1項)で保護される。歌唱そのものは新たな著作物とはされず、曲や歌詞の著作者はそれぞれ作曲家と作詞家なので、1が著作物に当たらない可能性が最も高い。プログラ…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第3号/著作権法第89条第1項/著作権法第10条第1項第9号/著作権法第12条第1項/著作権法第13条
関連キーワード: 実演・プログラム・俳句・法令集・編集著作物
- 正解済みまだ正解していませんQ33上級
A社の企画担当者は、新しい販売方法を考え、その方法を説明する企画書を書いて社内で使っていた。B社はこの販売方法を知り、自社の企画書で同じ販売方法を採り入れたが、B社の企画書の文章や構成は、A社の企画書と共通していない。著作権法上の扱いとして、正しいものはどれか。
正解: 4. B社の企画書は、販売方法が同じでも、A社の企画書の著作権を侵害しない
解説: 著作権法が保護するのは思想又は感情の創作的な表現であり(第2条第1項第1号)、販売方法のようなアイデアそのものは保護されない。B社の企画書は販売方法が同じでも、文章や構成がA社の企画書と共通せず、表現上の本質的な特徴を受け継いでいないので、複製にも翻案にも当たらず、4が正しい。2…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第1号/著作権法第27条/著作権法第15条第1項
関連キーワード: アイデア・企画書・翻案権・職務著作
- 正解済みまだ正解していませんQ34初級
統計の数値のように著作物でない素材を集めた編集物が、編集著作物として保護される場合について、正しいものはどれか。
正解: 3. 個々の数値だけを抜き出して使っても、編集著作物の著作権の侵害とならない
解説: 第12条第1項は、素材の選択又は配列によって創作性を有する編集物を著作物として保護します。保護されるのは選択や配列という創作的な部分なので、著作物でない個々の数値だけを抜き出して使っても、編集著作物の著作権の侵害とはなりません。1は、条文が「選択又は配列」としており、どちらか一方…
根拠・参照資料: 著作権法第12条第1項、第12条の2第1項
関連キーワード: 編集著作物・選択又は配列・データベース・統計
- 正解済みまだ正解していませんQ35中級
原作の著作権が存続している外国の小説を日本語に翻訳した書籍について、正しいものはどれか。
正解: 3. 翻訳者が自分の翻訳を別の出版社から出版するときも、原作の著作権者の許諾が必要となる
解説: 翻訳は二次的著作物(第2条第1項第11号)で、その著作者は翻訳者です。第28条により、原作(原著作物)の著作者は翻訳の利用について翻訳者と同じ種類の権利を持ち、この権利は譲渡や相続によって他の者に移ることもあるので、翻訳者自身が自分の翻訳を別の出版社から出版するときも、その権利を…
根拠・参照資料: 著作権法第28条、第2条第1項第11号、第2条第1項第12号、第51条第2項、第61条第1項
関連キーワード: 二次的著作物・翻訳・原作・共同著作物・保護期間
- 正解済みまだ正解していませんQ36上級
ある作品が著作物に当たるかどうかの判断について、正しいものはどれか。
正解: 1. かけた労力の大きさは考慮されない
解説: 著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいいます(第2条第1項第1号)。創作性は作者の個性が表れていることを意味し、制作にかけた労力や費用の大きさは判断の要素になりません。多くの手間をかけて集めた情報でも、表現に個性がな…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第1号
関連キーワード: 著作物・創作性・労力・芸術的・未完成
- 正解済みまだ正解していませんQ37初級
インターネット上で公開された文章や写真の、著作権法上の扱いについて、正しいものはどれか。
正解: 4. 未公表の文章は、他人が無断で公開しても公表されたことにならない
解説: 第4条第1項は、著作物は発行されるか、権利を有する者やその許諾を得た者によって公衆に提示された場合に公表されたものとし、送信可能化についても同様としています(同条第2項)。まだ公表されていない文章を、他人が権利者に無断でウェブサイトに載せた場合は、多くの人が閲覧しても公表には当た…
根拠・参照資料: 著作権法第4条、第18条第1項、第51条第1項、第32条第2項、第39条第1項
関連キーワード: 公表・送信可能化・存続期間・転載・ブログ
- 正解済みまだ正解していませんQ38中級
著作物の要件(第2条第1項第1号)に照らした判断として、正しいものはどれか。
正解: 2. サッカーの試合で選手が見せた独創的なドリブルは、競技として行われるプレーであり、著作物に当たらない
解説: 著作物は、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの(第2条第1項第1号)である。スポーツの試合での選手の動きは、どれほど独創的でも競技として行われるプレーであり、この範囲に属する表現とはいえないため、一般に著作物とは考えられておらず、…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第1号/著作権法第10条第1項/著作権法第2条第3項
関連キーワード: 著作物の要件・スポーツ・振付・舞踊・地図
この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスではビジネス著作権検定の問題を11カテゴリに分けています。著作物にはオリジナル予想問題を38問収録し、サイト内のビジネス著作権検定全375問の約10%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには創作性・編集著作物・二次的著作物・複製権などがあります。本試験の情報は合格率70.5%(2025年度平均)・試験時間初級60分/上級90分・受験料5,800円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。38問のうち38問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、ビジネスと法・知的財産権・著作者・職務著作・著作者人格権などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
著作物の出題傾向 — 収録全38問の分析
ぴよパスに収録しているビジネス著作権検定「著作物」のオリジナル練習問題 全38問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級13問・中級13問・上級12問の全38問構成です。うち38問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 創作性6問
- 編集著作物4問
- 二次的著作物3問
- 複製権3問
- 共同著作物3問
次の科目へ
著作者・職務著作32 問学習に使える参考書 2 冊 PR
編集部の評価 (解説・演習・法令) と対象読者を並べました。
横にスクロールして 2 冊を比較できます
![]() #1 ビジネス著作権検定 公式テキスト[初級・上級]第4版 | ![]() #2 著作権法入門 第4版 | |
|---|---|---|
| 役割 | 初級・上級を1冊で通す公式テキスト。模擬問題3回分付き | 上級の事例問題を判例から埋める概説書 |
| 解説 | ||
| 演習 | ||
| 法令 | ||
| こんな人に | 初級から受ける人。上級まで見据えているなら最初からこの1冊でよい。実務で著作物を扱う担当者にもそのまま使える。 | 上級を受ける人、または実務で著作権の判断を求められる人。初級だけなら不要。 |
| Amazonで価格を見る | Amazon で見る |
2 冊の紹介文を読む
- 初級・上級を1冊で通す公式テキスト。模擬問題3回分付きビジネス著作権検定 公式テキスト[初級・上級]第4版
和田宏徳、坂本優、藤原正樹 編著(監修: 紋谷暢男、土肥一史)・インプレス
実施団体のサーティファイが公式テキストとして掲載しており、初級と上級を1冊で扱う。この試験は初級30問60分・得点率65%、上級40問90分・得点率70%で範囲表が1枚に統合されているため、級ごとに教材を分ける意味が薄い。公式が回ごとの過去問アーカイブを無料公開していない試験なので、巻末の模擬問題1回分とWebダウンロードの2回分(計3回分)が本番形式に触れられる数少ない手段になる。2025年7月発行で、2026年4月1日施行の令和5年法律第33号より前の版である点は、条文を扱う箇所で確認が要る。
- 上級の事例問題を判例から埋める概説書著作権法入門 第4版
島並良、上野達弘、横山久芳・有斐閣
上級は事例判断の応用力を問うため、条文の暗記だけでは届きにくい。本書は令和3年改正・令和5年改正に対応した概説書で、重要な裁判例まで押さえてある。ビジネス著作権検定の出題範囲には肖像権・パブリシティ権や不法行為責任のように条文が存在しない論点が含まれており、そこを判例で埋められる教材は限られる。検定対策本ではないので、公式テキストの代わりではなく上級の補強として使う。
書籍情報の確認日: (2 冊とも)
書籍情報の確認日は、Amazon評価の時点を示すものではありません。最新の評価・版・対応年度・価格は商品ページでご確認ください。
※ 本セクションは Amazon アソシエイト・プログラムに基づく紹介リンクを含みます。リンク経由で商品が購入された場合、当サイトは Amazon.co.jp から紹介料を受け取ります。価格・在庫状況は変動するため、最新情報は Amazon.co.jp のページでご確認ください。
著作物 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- ビジネス著作権検定の著作物は何問用意されていますか?
- ぴよパスではビジネス著作権検定の著作物に全38問のオリジナル練習問題を用意しています。ビジネス著作権検定の収録全375問のうち約10%です。回答後に解説を確認できます。初級・中級・上級のバッジは問題の難易度の目安で、解いた人の習熟度を示すものではありません。
- 著作物はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスではビジネス著作権検定の問題を11カテゴリ(著作物 / ビジネスと法・知的財産権・著作者・職務著作・著作者人格権・著作権(支分権))に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- 著作物の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 著作物は、ぴよパスでビジネス著作権検定の問題を分けている11カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している著作物の問題数は38問 / 全375問で、収録全体の約10%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、著作物を全30問中4問(約13%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 著作物で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- ビジネス著作権検定の合格基準は「初級は得点率65%以上、上級は得点率70%以上」です。科目別の足切りはなく、合否は総合得点で決まります。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。著作物の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。
![ビジネス著作権検定 公式テキスト[初級・上級]第4版](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/P/4295021865.09.LZZZZZZZ.jpg)
