著作者・職務著作
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- 正解済みまだ正解していませんQ1初級
著作者の定義(第2条第1項第2号)の当てはめとして、正しいものはどれか。
正解: 4. 詩の選択や配列に創作性がある詩集の編者も、その詩集の著作者となる
解説: 第2条第1項第2号は著作者を「著作物を創作する者」と定めています。詩の選択や配列に創作性がある詩集は編集著作物(第12条第1項)となり、その選択や配列をした編者が、詩を自ら書いていなくても詩集の著作者となるので、4が正しい。1は、共同著作物(第2条第1項第12号)では、共同して創…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第2号、第12条第1項、第2条第1項第12号、第15条第1項
関連キーワード: 著作者・編集著作物・共同著作物・職務著作
- 正解済みまだ正解していませんQ2中級
次の作品とその作品に関わった者の組合せのうち、その者がその作品の著作者と認められない可能性が最も高いものはどれか。
正解: 3. 映画の著作物の、その映画のために脚本を書き下ろした脚本家
解説: 第16条は、映画の著作物の著作者を、制作、監督、演出、撮影、美術等を担当してその映画の著作物の全体的形成に創作的に寄与した者とし、映画において翻案され、又は複製された小説、脚本、音楽その他の著作物の著作者を除いている。映画のために書き下ろされた脚本も映画に複製される別の著作物なの…
根拠・参照資料: 著作権法第16条/著作権法第28条/著作権法第2条第1項第2号/著作権法第2条第1項第11号
関連キーワード: 著作者・映画の著作物・二次的著作物・ゴーストライター・脚本
- 正解済みまだ正解していませんQ3上級
著作者の推定を定める第14条について、正しいものはどれか。
正解: 2. 原作品に会社の名称が著作者名として通常の方法で表示されていれば、その会社が著作者と推定される
解説: 第14条は、著作物の原作品に、又は公衆への提供・提示の際に、氏名若しくは名称(実名)又は周知の変名が著作者名として通常の方法により表示されている者を、その著作物の著作者と推定します。「名称」には法人の名称が含まれるため、会社の名称が表示されていれば、その会社が著作者と推定されます…
根拠・参照資料: 著作権法第14条
関連キーワード: 著作者の推定・名称・原作品・通常の方法
- 正解済みまだ正解していませんQ4初級
ペンネームなどの変名で作品を公表している作家について、正しいものはどれか。
正解: 1. 変名がその作家のものとして周知でなければ、変名の表示による第14条の推定は受けられない
解説: 第14条は、雅号・筆名・略称など実名に代えて用いられるもの(変名)については、「周知のもの」が著作者名として表示されている場合に推定を認めています。そのため、作家のものとして知られていない変名の表示では、第14条の推定は受けられません。2は、変名を届け出る制度はなく、周知かどうか…
根拠・参照資料: 著作権法第14条、第75条
関連キーワード: 変名・周知・実名の登録・遺言
- 正解済みまだ正解していませんQ5中級
職務著作(法人著作)が成立するための第15条第1項の要件に含まれないものはどれか。
正解: 1. 法人等が従業者に相当の対価を支払うこと
解説: 職務著作の要件は、第15条第1項により、①法人等の発意に基づくこと、②法人等の業務に従事する者が職務上作成すること、③法人等が自己の著作の名義の下に公表するものであること、④作成の時における契約、勤務規則その他に別段の定めがないこと、の4つです。従業者に対価を支払うことは要件に含…
根拠・参照資料: 著作権法第15条第1項
関連キーワード: 職務著作・法人等・発意・名義・別段の定め
- 正解済みまだ正解していませんQ6上級
職務著作が成立した場合の効果として正しいものはどれか。
正解: 3. 法人等が著作者となり、著作者人格権も法人等に帰属する
解説: 第15条は「著作者は、その法人等とする」と定めており、法人等が著作者そのものになります。したがって著作権だけでなく著作者人格権も法人等に帰属します。従業者は著作者ではないため、公表や改変について人格権を主張することはできません。譲渡とは効果が根本的に異なります。
根拠・参照資料: 著作権法第15条
関連キーワード: 法人著作・著作者人格権の帰属・第15条
- 正解済みまだ正解していませんQ7初級
職務著作(著作権法第15条)の要件の判断と、成立した場合の効果について、正しいものはどれか。
正解: 2. 「業務に従事する者」かは、雇用関係が争われるとき、指揮監督下の労務提供の実態と、金銭が労務の対価といえるかで判断する
解説: 第15条第1項の「法人等の業務に従事する者」について、最高裁平成15年4月11日判決は、雇用関係にある者が当たるのは明らかとしたうえで、雇用関係の存否が争われた場合には、法人等の指揮監督下で労務を提供する実態にあり、支払われる金銭が労務提供の対価と評価できるかを、業務態様・指揮監…
根拠・参照資料: 著作権法第15条第1項/著作権法第15条第2項
関連キーワード: 職務著作・著作者人格権・別段の定め・プログラムの著作物
- 正解済みまだ正解していませんQ8中級
広告会社A社は、雇用関係も指揮監督関係もない社外のイラストレーターBにイラストの制作を依頼し、契約書に「本件イラストの著作権はすべてA社に譲渡する」とだけ定めて、代金を支払い納品を受けた。このイラストの権利について、正しいものはどれか。
正解: 4. 翻案権などの第27条と第28条の権利は、Bに留保されたものと推定される
解説: Bは、A社と雇用関係も指揮監督関係もないので第15条第1項の「法人等の業務に従事する者」に当たらず、職務著作は成立しない。著作者は創作したBであり(第2条第1項第2号)、A社は著作権の譲渡の契約によって著作権を取得する(第61条第1項)。ただし第61条第2項により、譲渡の契約で第…
根拠・参照資料: 著作権法第61条第2項/著作権法第61条第1項/著作権法第15条第1項/著作権法第59条
関連キーワード: 著作者・職務著作・著作権の譲渡・翻案権・特掲
- 正解済みまだ正解していませんQ9上級
プログラムの著作物についての職務著作の特則として、正しいものはどれか。
正解: 2. 法人等の名義で公表することが要件とされていない
解説: 第15条第2項は、プログラムの著作物について、法人等の名義で公表するという要件を課していません。社内システムのように公表を予定しないプログラムが多いことに対応した規定です。他の要件(発意・職務上の作成・別段の定めがないこと)は第1項と同じです。
根拠・参照資料: 著作権法第15条第2項
関連キーワード: プログラムの職務著作・第15条第2項・公表名義不要
- 正解済みまだ正解していませんQ10初級
職務著作の要件のうち「別段の定めがないこと」について、正しいものはどれか。
正解: 1. 著作物の作成時に定めがあることが必要である
解説: 第15条は「その作成の時における契約、勤務規則その他に別段の定めがない限り」と規定しており、別段の定めは著作物の作成時に存在している必要があります。したがって完成後に取り決めても、この要件には影響しません。定めの形式は契約・勤務規則に限らず、文言上「その他」も含まれます。
根拠・参照資料: 著作権法第15条
関連キーワード: 別段の定め・作成の時・第15条
- 正解済みまだ正解していませんQ11中級
職務著作が成立しない劇場用映画の制作に、次の者が加わった。第16条により、その映画の著作物の著作者となる者として、正しいものはどれか。
正解: 3. 美術を担当し、映画の画面づくりを統括した美術監督
解説: 第16条は、映画の著作物の著作者を、その映画で翻案され又は複製された小説・脚本・音楽その他の著作物の著作者を除き、制作・監督・演出・撮影・美術等を担当してその映画の全体的形成に創作的に寄与した者としているので、美術を担当して映画の画面づくりを統括した美術監督が当たり、3が正しい。…
根拠・参照資料: 著作権法第16条/著作権法第2条第1項第10号/著作権法第29条第1項
関連キーワード: 映画の著作物・全体的形成・美術監督・映画製作者
- 正解済みまだ正解していませんQ12上級
映画の著作物の著作権の帰属について、第29条が定める内容として正しいものはどれか。
正解: 2. 著作者が映画製作者に対し製作に参加することを約束しているときは映画製作者に帰属する
解説: 第29条第1項は、映画の著作物の著作権は、その著作者が映画製作者に対し当該映画の製作に参加することを約束しているときは、当該映画製作者に帰属すると定めています。多数の著作者に権利が分散すると流通が困難になるため、著作権だけを映画製作者に集中させる特別な規定です。出資額の多寡は帰属…
根拠・参照資料: 著作権法第29条第1項
関連キーワード: 映画の著作権の帰属・映画製作者・第29条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ13初級
外部の監督が映画製作者に対して製作への参加を約束して完成させた映画で、第29条により著作権が映画製作者に帰属した場合の、監督の著作者人格権の扱いについて、正しいものはどれか。
正解: 4. 監督は、映画製作者が著作権を行使してその映画を公衆に提示することに同意したものと推定される
解説: 第29条第1項により映画製作者に帰属するのは著作権(財産権)だけで、著作者人格権は第59条により著作者の一身に専属し譲渡できないので、監督に残る(1は誤り)。そのうえで公表権について、第18条第2項第3号は、第29条で著作権が映画製作者に帰属した場合、著作者はその著作権の行使によ…
根拠・参照資料: 著作権法第29条第1項/著作権法第18条第2項第3号/著作権法第59条/著作権法第20条第1項
関連キーワード: 映画製作者・著作者人格権・公表権・同一性保持権
- 正解済みまだ正解していませんQ14中級
職務著作の規定と映画の著作物の関係について、正しいものはどれか。
正解: 3. 職務著作が成立する場合は第16条ではなく第15条が適用される
解説: 第16条は「ただし、前条の規定の適用がある場合は、この限りでない」と定めており、職務著作(第15条)が成立する場合はそちらが優先します。放送局の社員が職務として制作した番組などは、法人が著作者となり、第29条の帰属の問題も生じません。両者が重ねて適用されて共同著作者になることはあ…
根拠・参照資料: 著作権法第16条
関連キーワード: 第16条ただし書・職務著作の優先・映画の著作物
- 正解済みまだ正解していませんQ15上級
二人以上の者が関わって書いた文章や作品について、共同著作物とその著作者の考え方として、正しいものはどれか。
正解: 1. 二人が章を分担して執筆し、各章を切り離して別々に利用できる書籍では、各人は自分の章の著作者であり、書籍全体の共同著作者とはならない
解説: 共同著作物は、二人以上の者が共同して創作した著作物であって、各人の寄与を分離して個別的に利用できないものをいう(第2条第1項第12号)。章を分担して書き、各章を別々に利用できる書籍は共同著作物に当たらず、各人がそれぞれの章の著作者となるので1が正しい。2は、寄与を区別できない場合…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第12号/著作権法第2条第1項第2号/著作権法第14条
関連キーワード: 共同著作物・著作者・作詞者・寄与
- 正解済みまだ正解していませんQ16初級
インタビューや講演のように、口頭で語られた言葉をもとにした著作物の著作者について、正しいものはどれか。
正解: 4. 話し手の話を素材に、ライターが自分の言葉で書いた記事では、内容を語った話し手は著作者とならない
解説: 著作者は著作物を創作する者で(第2条第1項第2号)、著作物として保護されるのは思想又は感情を創作的に表現したもの(同項第1号)である。話し手が語った話を素材に、ライターが自分の言葉で書いた記事では、表現を創作したのはライターなので、内容を語っただけの話し手は著作者とならず、4が正…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第2号/著作権法第10条第1項第1号/著作権法第2条第3項
関連キーワード: 講演・言語の著作物・インタビュー・共同著作物
- 正解済みまだ正解していませんQ17中級
著作物の作成を手伝ったり、作成に関わったりした者が著作者となるかについて、契約や勤務規則に別段の定めがない場合の考え方として、正しいものはどれか。
正解: 4. 個人の漫画家に雇われた助手が、漫画家の発意で職務として描き、漫画家の名義で公表される絵は、雇い主である漫画家が著作者となる
解説: 第15条第1項は職務著作の主体を「法人その他使用者」と定めており、法人でない個人も使用者となり得る。使用者である漫画家の発意に基づき、雇われた助手が職務上描き、漫画家の名義で公表される絵は、別段の定めがなければ漫画家が著作者となるので、4が正しい。3は、原稿の誤りを指摘しただけで…
根拠・参照資料: 著作権法第15条第1項/著作権法第2条第1項第2号/著作権法第14条
関連キーワード: 職務著作・使用者・著作者・着想・ゴーストライター
- 正解済みまだ正解していませんQ18上級
無名又は変名の著作物の発行者について、著作権法の定めとして、正しいものはどれか。なお、著作者の変名は周知のものではなく、実名の登録もされていないものとする。
正解: 2. 無名又は変名の著作物の発行者は、著作者のために、自己の名をもって、著作者の名誉を回復するための措置を請求することができる
解説: 第118条第1項本文は、無名又は変名の著作物の発行者が、著作者又は著作権者のために、自己の名をもって、差止め(第112条)や名誉回復等の措置(第115条)の請求、損害賠償の請求などをすることができると定めているので、2が正しい(変名が周知の場合と実名の登録があった場合は、同項ただ…
根拠・参照資料: 著作権法第118条/著作権法第115条/著作権法第123条第4項/著作権法第75条
関連キーワード: 無名又は変名・発行者・自己の名・告訴
- 正解済みまだ正解していませんQ19初級
小説家Aは、自分の公表済みの小説の著作権の全部をB社に譲渡した。その後、出版社C社がこの小説を利用しようとする場合について、正しいものはどれか。
正解: 1. C社が小説の題名を変えて出版するには、B社の許諾のほか、Aの同意も得る必要がある
解説: 著作権を譲渡すると著作権者はB社になるが、著作者はAのままで、著作者人格権はAに残る(第59条・第61条第1項)。C社が出版(複製・譲渡)するには著作権者B社の許諾が必要で(第21条・第26条の2・第63条)、題名を変えることはAの同一性保持権(第20条第1項は「その著作物及びそ…
根拠・参照資料: 著作権法第61条第1項/著作権法第59条/著作権法第20条第1項/著作権法第63条第1項
関連キーワード: 著作権者・著作者人格権・同一性保持権・題号
- 正解済みまだ正解していませんQ20中級
法人格を有しない社団が、著作権法上の「法人」(第2条第6項)に含まれ、職務著作の著作者となり得るために、同項が定めている要件として、正しいものはどれか。
正解: 3. 代表者又は管理人の定めがあること
解説: 第2条第6項は、この法律にいう「法人」には、法人格を有しない社団又は財団で代表者又は管理人の定めがあるものを含むとしているので、3が正しい。この要件を満たす団体は、自治会やPTAのように法人格がなくても、第15条第1項の「法人その他使用者」として職務著作の著作者となる場合がある。…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第6項/著作権法第15条第1項
関連キーワード: 職務著作・法人格・代表者・規約
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- 正解済みまだ正解していませんQ21上級
大学の教職員が作成した次の著作物のうち、契約や就業規則に別段の定めがないとき、職務著作が成立せず、作成した教職員が著作者となるものはどれか。
正解: 3. 教員が大学の業務として研究し、その成果を教員個人の名義で学会誌に投稿し、掲載された研究論文
解説: 第15条第1項の職務著作は、法人等の発意に基づき、その業務に従事する者が職務上作成し、法人等が自己の著作の名義の下に公表する著作物について、作成時に別段の定めがないときに成立する。3の論文は教員個人の名義で発表され、大学が自己の名義で公表するものではないので職務著作とならず、教員…
根拠・参照資料: 著作権法第15条第1項/著作権法第15条第2項
関連キーワード: 職務著作・論文・発意・職務上・プログラムの著作物
- 正解済みまだ正解していませんQ22初級
会社の従業員が撮影して社内報に掲載された写真の著作者について、作成の時に契約や就業規則で別段の定めをしていなかった場合の考え方として、正しいものはどれか。
正解: 2. 広報担当の従業員が会社の指示を受け、休日に私物のカメラで撮影して会社の名義で掲載した写真も、会社が著作者となる
解説: 第15条第1項により、法人等の発意に基づき、その業務に従事する者が職務上作成し、法人等が自己の名義で公表する著作物は、作成の時の契約や勤務規則に別段の定めがなければ法人等が著作者となる。職務上の作成かは職務として作成したかで決まり、休日や私物のカメラで撮影しても会社の指示による広…
根拠・参照資料: 著作権法第15条第1項
関連キーワード: 職務著作・社内報・職務上・別段の定め
- 正解済みまだ正解していませんQ23中級
AとBの二人が関わって完成させた文章について、その著作者の考え方として、正しいものはどれか。
正解: 1. Aの下書きをBが全面的に書き直し、完成した文章にAが書いた表現が残っていない場合、その文章の著作者はBだけである
解説: 著作者は著作物を創作する者で(第2条第1項第2号)、保護されるのは表現なので、完成した文章にAの表現が残っていなければ、下書きを書いたAは著作者とならず、全面的に書き直したBだけが著作者となる。よって1が正しい。2は、雇用関係がなく職務著作(第15条第1項)も成立しない以上、費用…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第2号/著作権法第2条第1項第12号/著作権法第65条第2項
関連キーワード: 共同著作物・著作者・共有著作権・下書き
- 正解済みまだ正解していませんQ24上級
外国の小説を原著作者の許諾を得て日本語に翻訳した翻訳者の地位について、正しいものはどれか。
正解: 4. 翻訳者は翻訳の著作者となり、原著作者はその翻訳の利用について翻訳者と同じ種類の権利を持つ
解説: 翻訳は、著作物を翻訳することにより創作した二次的著作物であり(第2条第1項第11号)、翻訳者はその著作者となる。そのうえで第28条により、原著作者は翻訳の利用について翻訳者が持つものと同一の種類の権利を専有するので、4が正しい。1は、原作と翻訳は別の著作物で、原著作者は翻訳を共同…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第11号/著作権法第27条/著作権法第28条
関連キーワード: 翻訳・二次的著作物・原著作者・翻訳権
- 正解済みまだ正解していませんQ25初級
次の著作物のうち、第15条第1項(職務著作)により会社が著作者となるものはどれか。なお、契約や勤務規則の定めは、肢に書かれたもののほかはないものとする。
正解: 2. 従業者が、具体的な指示も承諾も受けずに自分の判断で作成したが、職務の遂行上作成が予定されていた技術資料で、会社の名義で公表したもの
解説: 第15条第1項の職務著作は、法人等の発意に基づき、法人等の業務に従事する者が職務上作成し、法人等が自己の著作の名義の下に公表するもので、作成の時における契約、勤務規則その他に別段の定めがないときに成立する。雇用されている従業者の職務の遂行上作成が予定されている著作物は、具体的な指…
根拠・参照資料: 著作権法第15条第1項
関連キーワード: 職務著作・発意・業務に従事する者・別段の定め
- 正解済みまだ正解していませんQ26中級
職務著作が成立した著作物の保護期間について、正しいものはどれか。
正解: 1. 公表後70年(創作後70年以内に公表されなければ創作後70年)である
解説: 職務著作では法人等が著作者となるため、第53条第1項により、団体名義の著作物として公表後70年(その著作物が創作後70年以内に公表されなかったときは創作後70年)が保護期間になります。自然人の死亡を起算点にできないためです。
根拠・参照資料: 著作権法第53条第1項
関連キーワード: 団体名義の著作物・保護期間・第53条
- 正解済みまだ正解していませんQ27上級
会社が、雇用関係のない社外のライターAに解説書の執筆を依頼し、Aの氏名を著作者名として表示して出版した。その後、会社はAから著作権の全部の譲渡を受けた。この場合について、正しいものはどれか。
正解: 3. 解説書の著作権の存続期間は、会社が著作権の全部を譲り受けた後も、著作者であるAの死後70年を経過するまでの間である
解説: Aは会社の業務に従事する者ではないので職務著作は成立せず、著作者はAであり、会社は著作権の譲渡(第61条第1項)によって著作権者となったにすぎない。存続期間は著作者を基準に定まり、実名で公表された個人の著作物の著作権は著作者の死後70年を経過するまで存続する(第51条第2項)ので…
根拠・参照資料: 著作権法第51条第2項/著作権法第61条/著作権法第23条第1項/著作権法第77条
関連キーワード: 著作者・著作権の譲渡・存続期間・翻案権・登録
- 正解済みまだ正解していませんQ28初級
著作者が創作した時点で取得する権利として、正しいものはどれか。
正解: 1. 著作者人格権と著作権の両方
解説: 第17条第1項は、著作者は著作者人格権(第18条〜第20条)と著作権(第21条〜第28条)を享有すると定め、同条第2項でその享有に方式を要しないとしています。著作隣接権は実演家・レコード製作者・放送事業者・有線放送事業者に与えられる権利で、著作者が創作により取得する権利ではありま…
根拠・参照資料: 著作権法第17条
関連キーワード: 第17条・著作者の権利・著作隣接権との区別
- 正解済みまだ正解していませんQ29中級
著作者が誰になるかと、契約や勤務規則での取り決めとの関係について、正しいものはどれか。
正解: 4. フリーのゴーストライターが一人で書いて依頼者の名で出版した本は、依頼者を著作者とする合意があっても、執筆者が著作者である
解説: 著作者は著作物を創作する者であり(第2条第1項第2号)、名義の表示や当事者の合意で創作の事実は変わらない。依頼者が創作に関与せず、職務著作にもあたらないフリーのゴーストライターが一人で書いたのであれば、執筆したゴーストライターが著作者であり、4が正しい(依頼者の名が著作者名として…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第2号/著作権法第2条第1項第12号/著作権法第14条/著作権法第15条第1項
関連キーワード: 著作者・共同著作物・別段の定め・ゴーストライター
- 正解済みまだ正解していませんQ30上級
職務著作(第15条第1項)が成立しない映画の著作物について、著作権の帰属を定める第29条の内容として、正しいものはどれか。
正解: 3. 専ら放送事業者が放送のための技術的手段として製作する映画では、放送する権利など一部の権利だけが放送事業者に帰属する
解説: 第29条第2項は、専ら放送事業者が放送又は放送同時配信等のための技術的手段として製作する映画の著作物の著作権のうち、放送する権利と放送される著作物を有線放送等する権利(第1号)、放送同時配信等する権利等(第2号)、複製する権利及びその複製物により放送事業者に頒布する権利(第3号)…
根拠・参照資料: 著作権法第29条第2項/著作権法第29条第1項/著作権法第16条
関連キーワード: 映画の著作物・映画製作者・放送事業者・脚本
- 正解済みまだ正解していませんQ31初級
著作権法が第2条第1項第10号で定める「映画製作者」の定義として、正しいものはどれか。
正解: 2. 映画の著作物の製作に発意と責任を有する者
解説: 第2条第1項第10号は、映画製作者を「映画の著作物の製作に発意と責任を有する者」と定義しているので、2が正しい。定義に使われている語は「発意」と「責任」であり、「出資」や「権限」ではない。製作費を出資しただけの者は、この定義の映画製作者には当たらない。映画製作者は、制作・監督・撮…
根拠・参照資料: 著作権法第2条第1項第10号/著作権法第29条第1項
関連キーワード: 映画製作者・発意・映画の著作物・著作者
- 正解済みまだ正解していませんQ32中級
職務著作と著作権譲渡の違いとして、正しいものはどれか。
正解: 4. 職務著作では法人等が最初から著作者となるため人格権も法人等に帰属する
解説: 職務著作は法人等が著作者そのものになる制度なので、著作権も著作者人格権も最初から法人等に帰属します。これに対し譲渡は、いったん創作者に帰属した著作権を移転するもので、著作者人格権は一身専属のため移転しません。会社が改変を自由に行いたい場面で違いが表面化します。
根拠・参照資料: 著作権法第15条/著作権法第61条
関連キーワード: 職務著作と譲渡の違い・人格権の帰属・第15条と第61条
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著作者・職務著作の出題傾向 — 収録全32問の分析
ぴよパスに収録しているビジネス著作権検定「著作者・職務著作」のオリジナル練習問題 全32問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
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頻出テーマ (出題数の多い順)
- 別段の定め6問
- 共同著作物5問
- 映画の著作物5問
- 映画製作者5問
- 発意4問
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- 初級・上級を1冊で通す公式テキスト。模擬問題3回分付きビジネス著作権検定 公式テキスト[初級・上級]第4版
和田宏徳、坂本優、藤原正樹 編著(監修: 紋谷暢男、土肥一史)・インプレス
実施団体のサーティファイが公式テキストとして掲載しており、初級と上級を1冊で扱う。この試験は初級30問60分・得点率65%、上級40問90分・得点率70%で範囲表が1枚に統合されているため、級ごとに教材を分ける意味が薄い。公式が回ごとの過去問アーカイブを無料公開していない試験なので、巻末の模擬問題1回分とWebダウンロードの2回分(計3回分)が本番形式に触れられる数少ない手段になる。2025年7月発行で、2026年4月1日施行の令和5年法律第33号より前の版である点は、条文を扱う箇所で確認が要る。
- 上級の事例問題を判例から埋める概説書著作権法入門 第4版
島並良、上野達弘、横山久芳・有斐閣
上級は事例判断の応用力を問うため、条文の暗記だけでは届きにくい。本書は令和3年改正・令和5年改正に対応した概説書で、重要な裁判例まで押さえてある。ビジネス著作権検定の出題範囲には肖像権・パブリシティ権や不法行為責任のように条文が存在しない論点が含まれており、そこを判例で埋められる教材は限られる。検定対策本ではないので、公式テキストの代わりではなく上級の補強として使う。
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著作者・職務著作 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- ビジネス著作権検定の著作者・職務著作は何問用意されていますか?
- ぴよパスではビジネス著作権検定の著作者・職務著作に全32問のオリジナル練習問題を用意しています。ビジネス著作権検定の収録全375問のうち約9%です。回答後に解説を確認できます。初級・中級・上級のバッジは問題の難易度の目安で、解いた人の習熟度を示すものではありません。
- 著作者・職務著作はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスではビジネス著作権検定の問題を11カテゴリ(著作者・職務著作 / ビジネスと法・知的財産権・著作物・著作者人格権・著作権(支分権))に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- 著作者・職務著作の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 著作者・職務著作は、ぴよパスでビジネス著作権検定の問題を分けている11カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している著作者・職務著作の問題数は32問 / 全375問で、収録全体の約9%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、著作者・職務著作を全30問中3問(約10%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 著作者・職務著作で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- ビジネス著作権検定の合格基準は「初級は得点率65%以上、上級は得点率70%以上」です。科目別の足切りはなく、合否は総合得点で決まります。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。著作者・職務著作の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。
![ビジネス著作権検定 公式テキスト[初級・上級]第4版](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/P/4295021865.09.LZZZZZZZ.jpg)
