著作者人格権
全 375 問・解説・間違えた問題の解き直しは登録不要・無料。模試・「今日の復習」などは Premium (月480円)全 375 問に加えて、「今日の復習」・本番形式の模試・記録の全科目の正答率・広告非表示をご利用中です
- 正解済みまだ正解していませんQ1初級
著作権法第17条第1項が「著作者人格権」として定めている権利の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 2. 公表権・氏名表示権・同一性保持権
解説: 第17条第1項は、第18条第1項(公表権)、第19条第1項(氏名表示権)及び第20条第1項(同一性保持権)に規定する権利を著作者人格権と定めているので、2が正しい。1と4の名誉声望保持権は同項に掲げられていない。著作者の名誉又は声望を害する方法で著作物を利用する行為は、第113条…
根拠・参照資料: 著作権法第17条第1項/著作権法第113条第11項/著作権法第82条/著作権法第92条の2/著作権法第96条の2
関連キーワード: 著作者人格権・同一性保持権・名誉声望・修正増減・送信可能化権
- 正解済みまだ正解していませんQ2中級
公表権(著作権法第18条)について、正しいものはどれか。
正解: 1. まだ公表されていない小説を翻訳した場合、その翻訳を公衆に提供することにも、原作の著作者の公表権が及ぶ
解説: 第18条第1項は、著作者はまだ公表されていない著作物を公衆に提供し、又は提示する権利を有するとし、その著作物を原著作物とする二次的著作物についても同様とすると定めているので、1が正しい。2は誤り。公表権はまだ公表されていない著作物について働く権利で、公表済みの著作物を回収させる権…
根拠・参照資料: 著作権法第18条第1項・第3項第1号、第2条第1項第1号
関連キーワード: 公表権・二次的著作物・情報公開法・草稿
- 正解済みまだ正解していませんQ3上級
公表権(第18条)の前提となる、著作物の公表(第4条)について、正しいものはどれか。
正解: 4. 公衆送信権を有する者の許諾を得た者が著作物を送信可能化すれば、実際にアクセスされていなくても、その著作物は公表されたものとみなされる
解説: 第4条第2項は、公衆送信権(第23条第1項)を有する者又はその許諾を得た者などによって送信可能化された著作物は公表されたものとみなすと定め、実際に受信されたかを問わないので、4が正しい。1は誤り。発行は、その性質に応じ公衆の要求を満たすことができる相当程度の部数の複製物が作成され…
根拠・参照資料: 著作権法第4条/著作権法第3条第1項/著作権法第45条/著作権法第18条第1項
関連キーワード: 公表権・送信可能化・原作品・発行・翻訳物
- 正解済みまだ正解していませんQ4初級
まだ公表していない作品の原作品を譲渡した場合の公表権について、第18条第2項の定めに照らして正しいものはどれか。
正解: 3. 譲受人から原作品を借りた美術館が、その原作品を展示して公衆に提示することについても、著作者の同意が推定される
解説: 第18条第2項第2号は、まだ公表されていない美術の著作物又は写真の著作物の原作品を譲渡した場合、これらの著作物をその原作品による展示の方法で公衆に提示することに同意したものと推定すると定めている。展示する者を譲受人に限っていないので、譲受人から借りた美術館が原作品を展示する場合に…
根拠・参照資料: 著作権法第18条第2項/著作権法第45条第1項
関連キーワード: 公表権・原作品・展示・推定
- 正解済みまだ正解していませんQ5中級
第19条第1項が定める氏名表示権の範囲について、正しいものはどれか。
正解: 1. 著作者名として表示させる変名は、周知のものに限られない
解説: 第19条第1項は、著作者は、その著作物の原作品に、又は公衆への提供若しくは提示に際し、実名若しくは変名を著作者名として表示し、又は表示しないこととする権利を有すると定めている。変名は第14条で雅号、筆名、略称その他実名に代えて用いられるものとされ、氏名表示権では周知であることを求…
根拠・参照資料: 著作権法第19条第1項/著作権法第14条/著作権法第18条第1項
関連キーワード: 氏名表示権・著作者名・原作品・公表権
- 正解済みまだ正解していませんQ6上級
第19条第2項は、著作物を利用する者が、その著作者の別段の意思表示がない限り、著作者名をどのように表示するかを定めている。その内容として正しいものはどれか。
正解: 4. すでに著作者が表示しているところに従って著作者名を表示することができる
解説: 第19条第2項は、著作物を利用する者は、その著作者の別段の意思表示がない限り、その著作物につきすでに著作者が表示しているところに従って著作者名を表示することができると定めているので、4が正しい。基準は著作者がすでにしている表示(実名か変名か)であり、著作権者の指定ではない。氏名表…
根拠・参照資料: 著作権法第19条第2項/著作権法第19条第3項/著作権法第59条
関連キーワード: 著作者名・別段の意思表示・著作権者・氏名表示権
- 正解済みまだ正解していませんQ7初級
著作者名の表示を省略することができる場合について、第19条第3項が定める要件の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 2. 創作者であることを主張する利益を害するおそれがなく、公正な慣行に反しないとき
解説: 第19条第3項は、著作者名の表示は、著作物の利用の目的及び態様に照らし著作者が創作者であることを主張する利益を害するおそれがないと認められるときは、公正な慣行に反しない限り、省略することができると定めているので、2が正しい。1と4は、著作者があらかじめ同意していることを要件として…
根拠・参照資料: 著作権法第19条第3項
関連キーワード: 著作者名・公正な慣行・創作者・利用の目的及び態様
- 正解済みまだ正解していませんQ8中級
第20条第1項は、著作者は、その著作物及びその題号の同一性を保持する権利を有し、その意に反してこれらの[ ]その他の改変を受けないものとすると定めている。[ ]に入る語句として、正しいものはどれか。
正解: 2. 変更、切除
解説: 第20条第1項は、著作者は、その著作物及びその題号の同一性を保持する権利(同一性保持権)を有し、その意に反してこれらの変更、切除その他の改変を受けないものとすると定めているので、2が正しい。内容を書き換える変更だけでなく、一部を削って短くする切除も、意に反すれば同一性保持権の対象…
根拠・参照資料: 著作権法第20条第1項/著作権法第21条/著作権法第27条
関連キーワード: 同一性保持権・題号・改変・意に反して
- 正解済みまだ正解していませんQ9上級
同一性保持権の侵害の判断基準について、正しいものはどれか。
正解: 4. 著作者の意に反するかどうかで判断される
解説: 第20条第1項は「その意に反して」と規定しており、客観的に著作物の価値が下がったかや名誉が害されたかを問わず、著作者の主観的な意思に反する改変であれば侵害となり得ます。この点で、名誉声望を害する方法での利用をみなし侵害とする第113条第11項とは基準が異なります。
根拠・参照資料: 著作権法第20条第1項
関連キーワード: 意に反する改変・主観的基準・第113条との違い
- 正解済みまだ正解していませんQ10初級
第20条第2項が、同一性保持権の規定を適用しない改変として明記していないものはどれか。
正解: 3. 美術の著作物の原作品を保存し、又は修復するために必要と認められる改変
解説: 第20条第2項は、同一性保持権の規定を適用しない改変として、学校教育の目的上やむを得ない用字又は用語の変更等(第1号)、建築物の増築、改築、修繕又は模様替えによる改変(第2号)、プログラムの著作物を特定の電子計算機で実行し得るようにし、又はより効果的に実行し得るようにするために必…
根拠・参照資料: 著作権法第20条第2項
関連キーワード: 同一性保持権・建築物・プログラムの著作物・やむを得ない
- 正解済みまだ正解していませんQ11中級
プログラムの著作物に関する同一性保持権の例外として、正しいものはどれか。
正解: 1. 特定の電子計算機で実行し得るようにするため、又はより効果的に実行し得るようにするために必要な改変
解説: 第20条第2項第3号は、特定の電子計算機においては実行し得ないプログラムを当該電子計算機で実行し得るようにするため、又はプログラムをより効果的に実行し得るようにするために必要な改変を例外としています。必要性が要件なので、機能追加のための改変一般が当然に許されるわけではありません。
根拠・参照資料: 著作権法第20条第2項
関連キーワード: プログラムの改変・第20条第2項第3号・必要な改変
- 正解済みまだ正解していませんQ12上級
建築物の改変と同一性保持権の関係について、正しいものはどれか。
正解: 3. 増築、改築、修繕又は模様替えによる改変には同一性保持権が及ばない
解説: 第20条第2項第2号は、建築物の増築・改築だけでなく修繕・模様替えによる改変も例外としています。建築物は人が使用する実用物であり、所有者の利用を過度に制約できないためです。ただし例外はこれらの行為に限られるので、例えば単なる嫌がらせのための破壊的改変まで許されるわけではありません…
根拠・参照資料: 著作権法第20条第2項
関連キーワード: 建築物の改変・第20条第2項第2号・所有者の利用
- 正解済みまだ正解していませんQ13初級
著作者人格権を持つ者と、権利の譲渡や著作者の死亡による扱いについて、正しいものはどれか。
正解: 2. 著作者が死亡しても、著作者人格権が相続の対象となって相続人に承継されることはない
解説: 第59条は、著作者人格権は著作者の一身に専属し、譲渡することができないと定めている。一身に専属する権利は相続の対象にもならない(民法第896条ただし書)ので、2が正しい。1は、書面による同意があっても譲渡できないので誤り。3は、職務著作では法人等が著作者となり(第15条)、著作者…
根拠・参照資料: 著作権法第59条/著作権法第15条/著作権法第17条第1項/著作権法第60条/著作権法第116条第1項/民法第896条
関連キーワード: 著作者人格権・譲渡・職務著作・一身に専属
- 正解済みまだ正解していませんQ14中級
外部のデザイナーに制作を委託した会社が、納品された作品を後から自由に利用できるようにしておくため、著作者人格権について契約でデザイナーに約束してもらう内容として、実務で用いられている正しいものはどれか。
正解: 1. 会社やその指定する者に対して、著作者人格権を行使しないこと
解説: 著作者人格権は著作者の一身に専属し、譲渡することができない(第59条)。そのため実務では、著作権の譲渡とあわせて、著作者が委託者やその指定する者に対して著作者人格権を行使しない旨を約束する特約(不行使特約)が用いられるので、1が正しい。権利そのものは著作者に残り、特約は契約上の約…
根拠・参照資料: 著作権法第59条/著作権法第64条/著作権法第17条第2項
関連キーワード: 著作者人格権・譲渡・共有・文化庁
- 正解済みまだ正解していませんQ15上級
著作者が存しなくなった後の人格的利益の保護について、第60条が定めるものはどれか。
正解: 3. 著作物を公衆に提供・提示する者は、著作者が存しているとしたならば人格権侵害となる行為をしてはならない
解説: 第60条は、著作物を公衆に提供し、又は提示する者は、著作者が存しなくなった後においても、著作者が存しているとしたならばその著作者人格権の侵害となるべき行為をしてはならないと定めています。ただし、行為の性質・程度、社会的事情の変動等により著作者の意を害しないと認められる場合は除かれ…
根拠・参照資料: 著作権法第60条
関連キーワード: 死後の人格的利益・第60条・ただし書
- 正解済みまだ正解していませんQ16初級
第60条違反の行為に対して請求できる者について、第116条が定める遺族の範囲として正しいものはどれか。
正解: 1. 配偶者、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹
解説: 第116条第1項は、遺族を「死亡した著作者又は実演家の配偶者、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹」と定義しています。この順序がそのまま請求できる順位になり(同条第2項)、著作者が遺言で別に定めた場合はその順序によります。相続人の範囲とは一致しません。たとえば甥・姪は、相続人になるこ…
根拠・参照資料: 著作権法第116条
関連キーワード: 遺族の範囲・請求の順位・第116条
- 正解済みまだ正解していませんQ17中級
著作者が遺言により第116条の請求をする者を指定した場合の期間制限として、正しいものはどれか。
正解: 4. 死亡の日の属する年の翌年から起算して70年を経過した後は請求できない
解説: 第116条第3項は、遺言により指定を受けた者は、著作者又は実演家の死亡の日の属する年の翌年から起算して70年を経過した後(その経過する時に遺族が存する場合はその存しなくなった後)は請求できないと定めています。保護期間と同じ70年という数字が使われています。
根拠・参照資料: 著作権法第116条第3項
関連キーワード: 遺言による指定・70年・第116条第3項
- 正解済みまだ正解していませんQ18上級
著作者人格権を侵害された著作者が、第115条により請求できる名誉回復等の措置について、正しいものはどれか。
正解: 2. 名誉回復等の措置は、損害の賠償を請求せずに、それだけを単独で請求することもできる
解説: 第115条は、著作者は、故意又は過失によりその著作者人格権を侵害した者に対し、損害の賠償に代えて、又は損害の賠償とともに、著作者であることを確保し、又は訂正その他著作者の名誉若しくは声望を回復するために適当な措置を請求することができると定めている。損害の賠償に「代えて」請求できる…
根拠・参照資料: 著作権法第115条/著作権法第116条/著作権法第113条第11項
関連キーワード: 名誉回復等の措置・故意又は過失・名誉又は声望・遺族
- 正解済みまだ正解していませんQ19初級
著作者人格権の侵害に対する差止請求(第112条)について、正しいものはどれか。
正解: 4. 侵害者に故意も過失もなく、まだ損害が生じていなくても、侵害の停止又は予防を請求できる
解説: 第112条第1項は、著作者は、著作者人格権を侵害する者又は侵害するおそれがある者に対し、侵害の停止又は予防を請求できると定め、侵害者の故意又は過失を要件としていない。侵害するおそれがある段階でも予防を請求できるので、損害が生じたことも要件ではない。よって4が正しい。1は誤り。著作…
根拠・参照資料: 著作権法第112条/著作権法第59条/著作権法第116条第1項
関連キーワード: 差止請求・故意又は過失・侵害の停止又は予防・損害・遺族
- 正解済みまだ正解していませんQ20中級
著作者の名誉又は声望を害する方法による著作物の利用について、著作権法が定めるものはどれか。
正解: 3. 著作者人格権を侵害する行為とみなされる
解説: 第113条第11項は、著作者の名誉又は声望を害する方法によりその著作物を利用する行為は、その著作者人格権を侵害する行為とみなすと定めています。改変を伴わなくても成立し得る点が特徴で、たとえば芸術作品を不適切な文脈の広告に使う場合などが問題になります。
根拠・参照資料: 著作権法第113条
関連キーワード: 名誉声望を害する利用・みなし侵害・第113条
もっと見る(残り 12 問)
- 正解済みまだ正解していませんQ21上級
小説を原作として映画を製作する際に、原作者の了解を得ないでストーリーを大きく変えた。この映画の製作について、原作者との関係で問題となる権利の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 1. 翻案権と同一性保持権
解説: 第27条は、著作者が著作物を脚色し、映画化し、その他翻案する権利を専有すると定めているので、小説の映画化には原作者の翻案権が働く。あわせて、原作のストーリーを原作者の意に反して大きく変えれば、第20条第1項の同一性保持権の問題も生じる。よって1が正しい。2の第28条の権利は、完成…
根拠・参照資料: 著作権法第27条/著作権法第20条第1項/著作権法第28条/著作権法第21条/著作権法第22条の2
関連キーワード: 映画化・同一性保持権・二次的著作物・複製権
- 正解済みまだ正解していませんQ22初級
第20条第2項第1号は、用字又は用語の変更その他の改変で学校教育の目的上やむを得ないと認められるものを、同一性保持権の例外としている。この例外の対象となる著作物の利用として、正しいものはどれか。
正解: 4. 公表された著作物を、学校で使う教科用図書に掲載する場合
解説: 第20条第2項第1号は、第33条第1項(教科用図書等への掲載)、第33条の2第1項(教科用図書代替教材への掲載等)、第33条の3第1項(教科用拡大図書等の作成のための複製等)又は第34条第1項(学校教育番組の放送等)の規定により著作物を利用する場合における用字又は用語の変更その他…
根拠・参照資料: 著作権法第20条第2項/著作権法第33条/著作権法第35条/著作権法第36条/著作権法第32条
関連キーワード: 同一性保持権・用字又は用語の変更・学校教育・試験問題
- 正解済みまだ正解していませんQ23中級
新聞記事を要約して自社の資料に掲載する行為と、記事の著作者の権利について、正しいものはどれか。
正解: 3. 要約が引用として認められる場合でも、要約による改変について同一性保持権は制限されない
解説: 第50条は、引用(第32条)を含む著作権の制限の規定は、著作者人格権に影響を及ぼすものと解釈してはならないと定めている。要約が引用として認められる場合でも、著作者の意に反する改変となれば同一性保持権(第20条)の問題が残るので、3が正しい。1は、要約が二次的著作物となる場合でも、…
根拠・参照資料: 著作権法第50条/著作権法第32条/著作権法第20条/著作権法第19条第1項/著作権法第30条
関連キーワード: 要約・同一性保持権・氏名表示権・引用
- 正解済みまだ正解していませんQ24上級
職務著作が成立した場合の著作者人格権について、正しいものはどれか。
正解: 2. 法人等が著作者となるため法人等が著作者人格権を有する
解説: 第15条は法人等を著作者とする規定なので、著作者人格権も法人等に帰属します。現実に作成した従業者は著作者ではないため、公表や改変について人格権を主張できません。この効果は著作権の譲渡では得られないため、両者の違いを理解しておく必要があります。
根拠・参照資料: 著作権法第15条
関連キーワード: 職務著作・人格権の帰属・第15条
- 正解済みまだ正解していませんQ25初級
海外の小説を翻訳した翻訳書を出版する場面での、原作者の氏名表示(著作権法第19条)について、正しいものはどれか。
正解: 4. 原作者は、翻訳書を出版して公衆に提供する際に、原作者名を表示しないこととする権利も有する
解説: 第19条第1項後段は、著作物を原著作物とする二次的著作物の公衆への提供・提示に際しての原著作物の著作者名の表示にも、氏名表示権が及ぶと定めています。氏名表示権には実名・変名を表示する権利だけでなく著作者名を表示しないこととする権利も含まれるので、原作者は翻訳書で原作者名を出さない…
根拠・参照資料: 著作権法第19条第1項/著作権法第19条第2項/著作権法第59条
関連キーワード: 氏名表示権・二次的著作物・翻訳書・原著作物
- 正解済みまだ正解していませんQ26中級
次の行為のうち、著作者の氏名表示権(著作権法第19条)の侵害となるものはどれか。なお、いずれも著作者の同意は得ておらず、著作者から別段の意思表示もないものとする。
正解: 3. 署名のない絵画の原作品を買い受けた者が、自宅に飾る際に、画家の名をその絵の余白に書き入れること
解説: 第19条第1項は、著作物の原作品に、又は公衆への提供・提示に際し、実名・変名を著作者名として表示し、又は著作者名を表示しないこととする権利を定めています。原作品への表示は公衆に示すかどうかを問わないので、署名のない絵の原作品に画家の名を書き入れれば、自宅に飾るだけでも侵害となり、…
根拠・参照資料: 著作権法第19条第1項・第2項
関連キーワード: 氏名表示権・原作品・著作者名・公衆
- 正解済みまだ正解していませんQ27上級
著作者人格権と著作権の存続期間の関係について、正しいものはどれか。
正解: 1. 著作者人格権には著作権のような存続期間の定めがない
解説: 著作権法は著作権について第51条以下で存続期間を定めていますが、著作者人格権については期間の定めを置いていません。一身専属である以上、著作者の死亡により権利主体は存在しなくなりますが、第60条により死後も人格的利益が保護され、第116条により遺族が請求できます。
根拠・参照資料: 著作権法第59条/著作権法第60条
関連キーワード: 人格権の存続期間・第60条・一身専属性
- 正解済みまだ正解していませんQ28初級
著作者人格権の侵害に対する刑事罰の内容と手続について、正しいものはどれか。
正解: 3. 著作者人格権を侵害した者に対する拘禁刑の上限は5年とされている
解説: 第119条第2項第1号は、著作者人格権を侵害した者を5年以下の拘禁刑若しくは500万円以下の罰金に処し、又はこれを併科すると定めています(著作権の侵害は同条第1項で10年以下・1000万円以下)。1:この罪は告訴がなければ公訴を提起できない親告罪です(第123条第1項)。2:法人…
根拠・参照資料: 著作権法第119条第2項第1号、第120条、第123条第1項、第124条第1項
関連キーワード: 著作者人格権・拘禁刑・告訴・法人・罰金
- 正解済みまだ正解していませんQ29中級
著作物の題号の変更について、正しいものはどれか。
正解: 2. 題号も同一性保持権の対象なので著作者の意に反する変更は侵害となり得る
解説: 第20条第1項は「その著作物及びその題号の同一性を保持する権利」と規定しており、題号は明文で同一性保持権の対象に含まれています。題号自体は短いため著作物性が認められないことが多いのですが、それとは別に同一性保持権が及ぶ点が重要です。
根拠・参照資料: 著作権法第20条第1項
関連キーワード: 題号・同一性保持権・第20条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ30上級
著作者人格権が及ぶ範囲とその行使について、最も適切でないものはどれか。
正解: 1. 映画の著作権が映画製作者に帰属すると、監督は、映画製作者による映画の公開に同意したものとみなされる
解説: 第18条第2項第3号は、第29条により映画の著作物の著作権が映画製作者に帰属した場合、著作者は、その著作権の行使により公衆に提供・提示することに同意したものと「推定する」と定めており、「みなす」ではないので、1が最も適切でない(推定は反対の事実を示せば覆る点で、みなすと異なる)。…
根拠・参照資料: 著作権法第18条第2項第3号/著作権法第18条第3項第1号/著作権法第20条第2項第4号/著作権法第64条
関連キーワード: 同一性保持権・公表・共同著作物・映画製作者
- 正解済みまだ正解していませんQ31初級
著作物を公衆に示すことについての著作者の同意(著作権法第18条)をめぐる扱いとして、正しいものはどれか。
正解: 4. 著作者の同意なく公表された作品は、なお未公表のものとして扱われる
解説: 第18条第1項は、公表権の対象となる「まだ公表されていないもの」に、著作者の同意を得ないで公表された著作物を含めています。無断で公表されても、公表権は失われません。1:未公表の美術の著作物の原作品を譲渡した場合、原作品による展示の方法で公衆に提示することに同意したものと推定されま…
根拠・参照資料: 著作権法第18条第1項・第2項
関連キーワード: 公表権・未公表・二次的著作物・原作品
- 正解済みまだ正解していませんQ32中級
数人が共同して書き、各人の担当部分を分けられない書籍のように、共同著作物の著作者人格権を行使する場面について、正しいものはどれか。
正解: 2. 無断改変の差止めは、共著者の1人が他の共著者の同意なく請求できる
解説: 第117条第1項は、共同著作物の各著作者は、他の著作者の同意を得ないで第112条の差止請求をすることができると定めています。無断改変に対しては、共著者の1人が単独で差止めを求められます。1:共同著作物の著作者人格権は、著作者全員の合意によらなければ行使できません(第64条第1項)…
根拠・参照資料: 著作権法第64条、第117条第1項、第112条
関連キーワード: 共同著作物・著作者人格権・差止め・代表
この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスではビジネス著作権検定の問題を11カテゴリに分けています。著作者人格権にはオリジナル予想問題を32問収録し、サイト内のビジネス著作権検定全375問の約9%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには同一性保持権・公表権・原作品・氏名表示権などがあります。本試験の情報は合格率70.5%(2025年度平均)・試験時間初級60分/上級90分・受験料5,800円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。32問のうち32問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、ビジネスと法・知的財産権・著作物・著作者・職務著作などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
著作者人格権の出題傾向 — 収録全32問の分析
ぴよパスに収録しているビジネス著作権検定「著作者人格権」のオリジナル練習問題 全32問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級11問・中級11問・上級10問の全32問構成です。うち32問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 同一性保持権8問
- 公表権5問
- 原作品5問
- 氏名表示権5問
- 二次的著作物4問
次の科目へ
著作権(支分権)40 問学習に使える参考書 2 冊 PR
編集部の評価 (解説・演習・法令) と対象読者を並べました。
横にスクロールして 2 冊を比較できます
![]() #1 ビジネス著作権検定 公式テキスト[初級・上級]第4版 | ![]() #2 著作権法入門 第4版 | |
|---|---|---|
| 役割 | 初級・上級を1冊で通す公式テキスト。模擬問題3回分付き | 上級の事例問題を判例から埋める概説書 |
| 解説 | ||
| 演習 | ||
| 法令 | ||
| こんな人に | 初級から受ける人。上級まで見据えているなら最初からこの1冊でよい。実務で著作物を扱う担当者にもそのまま使える。 | 上級を受ける人、または実務で著作権の判断を求められる人。初級だけなら不要。 |
| Amazonで価格を見る | Amazon で見る |
2 冊の紹介文を読む
- 初級・上級を1冊で通す公式テキスト。模擬問題3回分付きビジネス著作権検定 公式テキスト[初級・上級]第4版
和田宏徳、坂本優、藤原正樹 編著(監修: 紋谷暢男、土肥一史)・インプレス
実施団体のサーティファイが公式テキストとして掲載しており、初級と上級を1冊で扱う。この試験は初級30問60分・得点率65%、上級40問90分・得点率70%で範囲表が1枚に統合されているため、級ごとに教材を分ける意味が薄い。公式が回ごとの過去問アーカイブを無料公開していない試験なので、巻末の模擬問題1回分とWebダウンロードの2回分(計3回分)が本番形式に触れられる数少ない手段になる。2025年7月発行で、2026年4月1日施行の令和5年法律第33号より前の版である点は、条文を扱う箇所で確認が要る。
- 上級の事例問題を判例から埋める概説書著作権法入門 第4版
島並良、上野達弘、横山久芳・有斐閣
上級は事例判断の応用力を問うため、条文の暗記だけでは届きにくい。本書は令和3年改正・令和5年改正に対応した概説書で、重要な裁判例まで押さえてある。ビジネス著作権検定の出題範囲には肖像権・パブリシティ権や不法行為責任のように条文が存在しない論点が含まれており、そこを判例で埋められる教材は限られる。検定対策本ではないので、公式テキストの代わりではなく上級の補強として使う。
書籍情報の確認日: (2 冊とも)
書籍情報の確認日は、Amazon評価の時点を示すものではありません。最新の評価・版・対応年度・価格は商品ページでご確認ください。
※ 本セクションは Amazon アソシエイト・プログラムに基づく紹介リンクを含みます。リンク経由で商品が購入された場合、当サイトは Amazon.co.jp から紹介料を受け取ります。価格・在庫状況は変動するため、最新情報は Amazon.co.jp のページでご確認ください。
著作者人格権 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- ビジネス著作権検定の著作者人格権は何問用意されていますか?
- ぴよパスではビジネス著作権検定の著作者人格権に全32問のオリジナル練習問題を用意しています。ビジネス著作権検定の収録全375問のうち約9%です。回答後に解説を確認できます。初級・中級・上級のバッジは問題の難易度の目安で、解いた人の習熟度を示すものではありません。
- 著作者人格権はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスではビジネス著作権検定の問題を11カテゴリ(著作者人格権 / ビジネスと法・知的財産権・著作物・著作者・職務著作・著作権(支分権))に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- 著作者人格権の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 著作者人格権は、ぴよパスでビジネス著作権検定の問題を分けている11カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している著作者人格権の問題数は32問 / 全375問で、収録全体の約9%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、著作者人格権を全30問中3問(約10%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 著作者人格権で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- ビジネス著作権検定の合格基準は「初級は得点率65%以上、上級は得点率70%以上」です。科目別の足切りはなく、合否は総合得点で決まります。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。著作者人格権の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。
![ビジネス著作権検定 公式テキスト[初級・上級]第4版](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/P/4295021865.09.LZZZZZZZ.jpg)
