ビジネス著作権検定 著作物 練習問題 第25問: 写真の著作物性について、裁判例や一般的な解釈に照らして正しいものはどれか。
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初級推定正答率 約 72%
写真の著作物性について、裁判例や一般的な解釈に照らして正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. 平面の絵画を忠実に再現するため正面から撮った写真は、光線や露光を工夫しても著作物に当たらないとされる。
写真は第10条第1項第8号に例示される著作物です。東京地裁平成10年11月30日判決は、平面的な版画を忠実に再現するための写真について、正面から撮る以外に撮影位置の選択の余地がなく、光線や露光などの技術的な配慮も忠実な再現のためのものにすぎないとして、著作物性を否定しました(1が正しい)。 2は誤りで、知財高裁平成18年3月29日判決は、静物や風景の写真でも構図、光線、背景などに独自性が表れることが多く、創作性を肯定し得るとしています。 3は誤りで、とっさに撮った写真でも、撮る対象や瞬間、角度の選択に撮影者の個性が表れ得ます。 4は誤りで、東京高裁平成13年6月21日判決は、被写体の選択、組合せ、配置にも創作的な表現があり得るとし、配置をまねて撮り直した写真について、元の写真の著作者の同一性保持権の侵害を認めています。
根拠・参照資料: 著作権法第10条第1項
関連キーワード: 写真の著作物・構図・被写体・撮影者
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