著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)
全 375 問・解説・間違えた問題の解き直しは登録不要・無料。模試・「今日の復習」などは Premium (月480円)全 375 問に加えて、「今日の復習」・本番形式の模試・記録の全科目の正答率・広告非表示をご利用中です
- 正解済みまだ正解していませんQ1初級
第30条第1項の私的使用のための複製について、「私的使用」の範囲と、複製できる著作物や部数について正しいものはどれか。
正解: 3. 私的使用のための複製の部数には、条文上の上限が定められていない
解説: 第30条第1項は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用することを目的とするときに、その使用する者が複製することを認めています。同項に部数を定めた文言はなく、私的使用に当たるかどうかは使用の目的と範囲で判断されるので、3が正しいです。1は、会社の部署内で業…
根拠・参照資料: 著作権法第30条第1項
関連キーワード: 私的使用・家庭内・複製・プログラムの著作物
- 正解済みまだ正解していませんQ2中級
私的使用のための複製を行える者について、第30条第1項が定めるものはどれか。
正解: 2. その使用する者が複製すること
解説: 第30条第1項は「その使用する者が複製することができる」と規定しており、複製の主体は使用する本人に限られます。したがって業者に代行させる複製は原則としてこの規定の対象外です。ただし本人の手足として機械的に作業を補助する者を使う場合は、本人による複製と評価される余地があります。
根拠・参照資料: 著作権法第30条第1項
関連キーワード: 複製主体・使用する者・第30条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ3上級
私的使用を目的とする複製でも、第30条第1項各号に当たる場合は同項の対象から除かれる。同項各号に定められていないものはどれか。
正解: 1. 複製を禁止する旨の表示がある著作物を、その表示を知りながら複製する場合
解説: 第30条第1項は、私的使用を目的とする複製でも、公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器を用いて複製する場合(第1号)、技術的保護手段の回避により可能となった複製をその事実を知りながら行う場合(第2号)、特定侵害録音録画を知りながら行う場合(第3号)、特定侵害…
根拠・参照資料: 著作権法第30条第1項/著作権法附則第5条の2
関連キーワード: 私的使用・自動複製機器・技術的保護手段・特定侵害録音録画
- 正解済みまだ正解していませんQ4初級
違法にアップロードされた音楽や映像を保存する、いわゆる違法ダウンロード(第30条第1項第3号)について、著作権法の規定に照らして正しいものはどれか。
正解: 4. 海外のサーバーから違法に配信されている音楽でも、違法な配信と知りながら録音すれば、同号に当たる
解説: 第30条第1項第3号は、著作権を侵害する自動公衆送信を受信して行うデジタル方式の録音又は録画(特定侵害録音録画)を、その事実を知りながら行う場合を、私的使用のための複製から除いています。この自動公衆送信には、国外で行われ、国内で行われたとしたならば著作権の侵害となるべきものも含ま…
根拠・参照資料: 著作権法第30条第1項第3号/著作権法第30条第2項/著作権法第119条第3項
関連キーワード: 私的使用・特定侵害録音録画・自動公衆送信・刑事罰
- 正解済みまだ正解していませんQ5中級
漫画や書籍などの違法ダウンロードについて、第30条第1項第4号が定める例外として正しいものはどれか。
正解: 2. 複製される部分の占める割合や表示の精度に照らし軽微なものは除かれる
解説: 第30条第1項第4号は、録音録画以外のデジタル方式の複製についても違法ダウンロードを私的複製から除いていますが、複製される部分の占める割合や表示の精度その他の要素に照らし軽微なものは除外しています。数コマのスクリーンショットなどが想定されています。二次創作の一部も除かれています。…
根拠・参照資料: 著作権法第30条第1項
関連キーワード: 軽微な複製・スクリーンショット・第30条第1項第4号
- 正解済みまだ正解していませんQ6上級
第30条第3項の私的録音録画補償金と、補償金を受ける権利の行使について、正しいものはどれか。
正解: 1. 補償金の対象はデジタル方式の録音録画であり、アナログ方式による私的な録音録画は対象とならない
解説: 第30条第3項は、私的使用を目的として、政令で定めるデジタル方式の録音又は録画の機器により、政令で定める記録媒体に録音又は録画を行う者に、相当な額の補償金を著作権者に支払う義務を負わせています。対象はデジタル方式の録音録画に限られるので、1が正しいです。2は、支払義務を負うのは録…
根拠・参照資料: 著作権法第30条第3項/著作権法第104条の2/著作権法第104条の5
関連キーワード: 私的録音録画補償金・指定管理団体・記録媒体・補償金
- 正解済みまだ正解していませんQ7初級
図書館等が、第31条第1項第1号により、利用者の求めに応じて著作物を複製して提供する場合について、正しいものはどれか。
正解: 4. 未公表の著作物は、図書館資料であっても、同号による複製の対象とならない
解説: 第31条第1項は、政令で定める図書館等が、営利を目的としない事業として、図書館資料を用いて複製することを認め、第1号は、利用者の求めに応じ、その調査研究の用に供するために、公表された著作物の一部分の複製物を一人につき一部提供する場合を定めています。対象は公表された著作物なので、4…
根拠・参照資料: 著作権法第31条第1項第1号/著作権法施行令第1条の3
関連キーワード: 図書館等・図書館資料・調査研究・司書
- 正解済みまだ正解していませんQ8中級
利用者の求めに応じた図書館の複写サービスについて、第31条第1項第1号が定める限度として正しいものはどれか。
正解: 3. 調査研究の用に供するため、公表された著作物の一部分を一人につき一部提供する
解説: 第31条第1項第1号は、図書館等の利用者の求めに応じ、その調査研究の用に供するために、公表された著作物の一部分の複製物を一人につき一部提供する場合を認めています。ただし国等の周知目的資料など政令で定めるものは全部の複製が可能です。
根拠・参照資料: 著作権法第31条第1項
関連キーワード: 複写サービス・一部分・一部・第31条第1項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ9上級
図書館等が、所蔵する資料の劣化や損傷に備えて行う複製(第31条第1項第2号)について、正しいものはどれか。
正解: 3. 未公表の著作物が収められた資料であっても、この規定による複製の対象から除かれていない
解説: 第31条第1項第2号は、図書館資料の保存のため必要がある場合の複製を認めています。同項第1号と異なり、対象を「公表された著作物」に限る文言はないため、未公表の著作物が収められた資料も対象から除かれておらず、3が正しいです。1の他の図書館等の求めに応じた複製物の提供は同項第3号の場…
根拠・参照資料: 著作権法第31条第1項
関連キーワード: 図書館資料・保存・一部分・補償金
- 正解済みまだ正解していませんQ10初級
絶版その他これに準ずる理由により一般に入手することが困難な図書館資料(絶版等資料)について、第31条第1項第3号が定める複製物の提供の場面として正しいものはどれか。
正解: 2. 絶版等資料を所蔵する図書館等が、他の図書館等の求めに応じて、複製物を提供する場合
解説: 第31条第1項第3号は、他の図書館等の求めに応じ、絶版その他これに準ずる理由により一般に入手することが困難な図書館資料(絶版等資料)の複製物を提供する場合の複製を認めており、2が正しいです。この号で求めをするのは他の図書館等です。利用者の求めに応じた提供は同項第1号の場面で、調査…
根拠・参照資料: 著作権法第31条第1項
関連キーワード: 絶版等資料・図書館資料・利用者情報・調査研究
- 正解済みまだ正解していませんQ11中級
教科用図書やこれに関連する教材への著作物の掲載等(第33条から第33条の3まで)について、正しいものはどれか。
正解: 4. 第33条の2により教科用図書代替教材に掲載する者は、事前に教科用図書の発行者に通知する
解説: 第33条の2第2項は、教科用図書に掲載された著作物を教科用図書代替教材に掲載しようとする者に、あらかじめ当該教科用図書を発行する者への通知と、著作権者への補償金の支払を求めており、4が正しいです。1は誤りで、第33条第1項により学校教育の目的上必要と認められる限度で許諾なく掲載で…
根拠・参照資料: 著作権法第33条/著作権法第33条の2/著作権法第33条の3
関連キーワード: 教科用図書・教科用図書代替教材・教科用拡大図書等・補償金・通知
- 正解済みまだ正解していませんQ12上級
第33条の規定が準用される対象として、同条第4項が定めるものはどれか。
正解: 2. 高等学校の通信教育用学習図書及び教科用図書に係る教師用指導書
解説: 第33条第4項は、高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)の通信教育用学習図書及び教科用図書に係る教師用指導書(当該教科用図書を発行する者の発行に係るものに限る)への掲載について、前三項を準用すると定めています。大学の教科書や市販の参考書は対象外です。
根拠・参照資料: 著作権法第33条第4項
関連キーワード: 準用の範囲・教師用指導書・第33条第4項
- 正解済みまだ正解していませんQ13初級
学校教育番組の放送等について、第34条が定めるものはどれか。
正解: 1. 教育課程の基準に準拠した学校向け番組で利用でき、著作者への通知と相当な額の補償金の支払が必要である
解説: 第34条第1項は、公表された著作物を、学校教育の目的上必要と認められる限度において、教育課程の基準に準拠した学校向けの放送番組等で放送等し、番組用の教材に掲載できると定め、第2項で著作者への通知と相当な額の補償金の支払を求めています。
根拠・参照資料: 著作権法第34条
関連キーワード: 学校教育番組・補償金・第34条
- 正解済みまだ正解していませんQ14中級
第35条第1項の適用対象となる教育機関について、正しいものはどれか。
正解: 1. 営利を目的として設置されているものは除かれる
解説: 第35条第1項は「学校その他の教育機関(営利を目的として設置されているものを除く。)」と規定しています。したがって営利企業が運営する学習塾や予備校、企業の社内研修は原則として対象外です。国公立に限る規定ではなく、非営利で設置された私立学校も含まれます。公民館・博物館・図書館などの…
根拠・参照資料: 著作権法第35条第1項
関連キーワード: 教育機関の範囲・営利目的の除外・第35条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ15上級
第35条第1項により複製等ができる主体として、正しいものはどれか。
正解: 4. 教育を担任する者及び授業を受ける者
解説: 第35条第1項は、複製等を行える主体を「教育を担任する者及び授業を受ける者」と定めています。つまり教員と児童生徒・学生です。設置者や教育委員会、授業を担当しない職員は主体になりません。ただし教員の指示を受けて補助者が作業する場合は教員による行為と評価され得ます。
根拠・参照資料: 著作権法第35条第1項
関連キーワード: 主体の限定・教員と学習者・第35条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ16初級
第35条第1項の但書が定める適用除外として、正しいものはどれか。
正解: 3. 著作物の種類・用途、複製の部数、態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合
解説: 第35条第1項但書は、当該著作物の種類及び用途並びに当該複製の部数及び当該複製、公衆送信又は伝達の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合には適用しないと定めています。ドリルやワークブックなど、購入して使うことが予定されている教材の複製が典型例です。
根拠・参照資料: 著作権法第35条第1項
関連キーワード: 但書・利益を不当に害する・ドリル教材
- 正解済みまだ正解していませんQ17中級
第35条による授業目的公衆送信について、正しいものはどれか。
正解: 1. 原則として教育機関の設置者が補償金を支払う必要がある
解説: 第35条第2項は、同条第1項により公衆送信を行う場合には、教育機関を設置する者が相当な額の補償金を著作権者に支払わなければならないと定めています。授業目的公衆送信補償金制度です。同条第3項により、対面授業の同時中継など一定の場合には補償金が不要です。
根拠・参照資料: 著作権法第35条第2項
関連キーワード: 授業目的公衆送信補償金・設置者が支払う・第35条第2項
- 正解済みまだ正解していませんQ18上級
試験又は検定の問題としての著作物の利用について、第36条の規定に照らして正しいものはどれか。
正解: 3. 試験問題を放送又は有線放送により受験者に送信することは、この規定で許される公衆送信に含まれない
解説: 第36条第1項は、公表された著作物を、入学試験その他人の学識技能に関する試験又は検定の目的上必要と認められる限度で、問題として複製し、又は公衆送信することを認めています。この公衆送信からは放送又は有線放送が除かれているので、3が正しいです(自動公衆送信の場合の送信可能化は含まれま…
根拠・参照資料: 著作権法第36条
関連キーワード: 試験問題・検定・通知・補償金
- 正解済みまだ正解していませんQ19初級
公立高校の入学試験の国語の問題に、ある作家の小説の一節を用いる場合について、正しいものはどれか。
正解: 2. 試験の実施後に、その入試問題を学校のウェブサイトで公開する場合には、第36条第1項の規定は適用されない
解説: 第36条第1項が認めるのは、公表された著作物を試験又は検定の問題として複製し、又は公衆送信することです。試験の実施後に入試問題をウェブサイトで公開するのは、その試験の問題としての公衆送信ではないので同項は適用されず、原則として著作権者の許諾が必要です。したがって2が正しいです。1…
根拠・参照資料: 著作権法第36条第1項/著作権法第47条の7
関連キーワード: 入学試験・入試問題・許諾・問題用紙
- 正解済みまだ正解していませんQ20中級
営利を目的として行う試験における第36条の適用について、正しいものはどれか。
正解: 4. 通常の使用料の額に相当する額の補償金を著作権者に支払わなければならない
解説: 第36条第2項は、営利を目的として同条第1項の複製又は公衆送信を行う者は、通常の使用料の額に相当する額の補償金を著作権者に支払わなければならないと定めています。民間の検定事業者などが対象になります。無許諾で利用できる点は変わりません。補償金の額は、教科用図書への掲載(第33条第2…
根拠・参照資料: 著作権法第36条第2項
関連キーワード: 営利目的の試験・補償金・第36条第2項
もっと見る(残り 16 問)
- 正解済みまだ正解していませんQ21上級
国立大学の教員が、教授会で配る資料として、市販の専門書の一章をコピーして出席者30人に配布する場合について、正しいものはどれか。
正解: 2. 教授会は授業に当たらないので、教育機関の中で教員が行う複製であっても第35条第1項は適用されない
解説: 第35条第1項は、教育機関で教育を担任する者及び授業を受ける者が「その授業の過程における利用に供することを目的とする場合」に複製等を認める規定です。教授会は教育機関の運営のための会議で授業ではないので、国立大学の中で教員が行う複製でも同項は適用されず、2が正しいです。原則どおり著…
根拠・参照資料: 著作権法第35条第1項
関連キーワード: 教授会・授業の過程・教育を担任する者・教育機関
- 正解済みまだ正解していませんQ22初級
公立図書館の複写機を利用者が自分で操作して行うコピーについて、正しいものはどれか。
正解: 4. 第31条の主体は図書館等であるため、運用の建て付けを確認する必要がある
解説: 第31条第1項の複製の主体は図書館等であり、図書館の管理下で職員が行うことが前提とされています。一方、第30条第1項第1号は公衆用の自動複製機器による複製を私的複製から除いています(附則第5条の2により当分の間コピー機は除かれています)。なお、第31条第1項第1号による複製物の提…
根拠・参照資料: 著作権法第31条第1項
関連キーワード: 複製の主体・自動複製機器・第31条と第30条
- 正解済みまだ正解していませんQ23中級
大学の授業を受ける学生が、授業の過程で第35条第1項により著作物を利用する場合について、正しいものはどれか。
正解: 3. ゼミの発表で配る資料に論文の一部を複製する場合には、その複製について補償金の支払は求められない
解説: 第35条第2項が補償金の支払を求めるのは、同条第1項により公衆送信を行う場合です。授業を受ける者が授業の過程で使うために複製して配る場合には補償金の定めがなく、3が正しいです。1のように教員の指示を要件とする定めはなく、授業を受ける者も同条第1項により利用できます。2は誤りで、公…
根拠・参照資料: 著作権法第35条
関連キーワード: 授業を受ける者・補償金・公衆送信・授業の過程
- 正解済みまだ正解していませんQ24上級
権利制限規定により著作物を利用する場合のうち、出所を明示する慣行があるかどうかにかかわらず、第48条第1項により出所の明示が求められるものはどれか。
正解: 1. 第33条第1項により、公表された著作物を教科用図書に掲載する場合
解説: 第48条第1項第1号は、第32条(引用)や第33条第1項(教科用図書への掲載)などにより著作物を複製する場合に、出所の明示を求めています。慣行の有無を問わないので1が正しいです。第35条第1項(授業の過程における利用)と第36条第1項(試験問題としての複製等)による利用は、同項第…
根拠・参照資料: 著作権法第48条/著作権法第122条
関連キーワード: 出所の明示・慣行・試験問題・私的使用
- 正解済みまだ正解していませんQ25初級
権利制限規定の適用を受けて作成した複製物を、その規定が定める目的以外の目的のために頒布した者は、第21条の複製を行ったものとみなされる(第49条第1項第1号)。同号に掲げられている規定により作成された複製物はどれか。
正解: 4. 第35条第1項の授業の過程における利用のために作成した複製物
解説: 第49条第1項第1号は、第30条第1項、第31条第1項第1号、第35条第1項などに定める目的以外の目的のために、これらの規定の適用を受けて作成された著作物の複製物を頒布し、又はその複製物によって著作物の公衆への提示を行った者は、第21条の複製を行ったものとみなすと定めています。第…
根拠・参照資料: 著作権法第49条第1項
関連キーワード: 複製物・頒布・引用・図書館資料
- 正解済みまだ正解していませんQ26中級
図書館における公衆送信サービスについて、第31条が定める要件として正しいものはどれか。
正解: 2. 特定図書館等において、あらかじめ利用者情報を登録している利用者の求めに応じて行う
解説: 第31条第2項は、特定図書館等において、あらかじめ氏名・連絡先等の利用者情報を登録している利用者の求めに応じ、調査研究の用に供するために公表された著作物の一部分を公衆送信できると定めています。令和3年改正で導入された図書館資料のメール送信等の制度です。営利を目的としない事業として…
根拠・参照資料: 著作権法第31条第2項
関連キーワード: 図書館等公衆送信・利用者情報の登録・第31条第2項
- 正解済みまだ正解していませんQ27上級
次の行為のうち、第30条第1項の私的使用のための複製として認められるものはどれか。
正解: 1. コンビニに設置された客用のコピー機で、自分の勉強用に自分の本の一部を複製する行為
解説: 第30条第1項第1号は、公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器を用いる複製を私的使用のための複製から除いていますが、附則第5条の2により、当分の間、この自動複製機器には専ら文書又は図画の複製に供するものは含まれません。コンビニの客用のコピー機で自分用に本の一…
根拠・参照資料: 著作権法第30条第1項/著作権法附則第5条の2
関連キーワード: 私的使用・自動複製機器・ダビング機・代行業者
- 正解済みまだ正解していませんQ28初級
技術的保護手段の回避と私的使用のための複製について、正しいものはどれか。
正解: 3. 回避で可能となった複製を、その事実を知りながら私的使用目的で自ら行った者は、第119条第1項の刑罰の対象外とされる
解説: 技術的保護手段の回避により可能となった複製を、その事実を知りながら行う場合は、第30条第1項第2号により私的使用のための複製から外れ、複製権の侵害となります。ただし第119条第1項は、私的使用の目的をもって自ら著作物の複製を行った者を処罰の対象から除いているので、3が正しいです。…
根拠・参照資料: 著作権法第30条第1項/著作権法第119条第1項/著作権法第120条の2/著作権法第2条第1項
関連キーワード: 技術的保護手段・私的使用・回避・刑罰
- 正解済みまだ正解していませんQ29中級
授業目的公衆送信補償金について、第35条第3項により補償金の支払が不要となる公衆送信はどれか。
正解: 1. 対面授業で配布する資料を、その授業を同時に別の場所で受ける者に送信する場合
解説: 第35条第2項は、同条第1項により公衆送信を行う場合に、教育機関を設置する者が相当な額の補償金を支払うと定めています。同条第3項は、教育機関での授業で、授業を直接受ける者に複製物を提供し、又は提示して利用する著作物を、授業が行われる場所以外の場所で当該授業を同時に受ける者に公衆送…
根拠・参照資料: 著作権法第35条第3項
関連キーワード: 授業目的公衆送信補償金・対面授業・予習・補償金
- 正解済みまだ正解していませんQ30上級
著作権の権利制限規定の性質として、正しいものはどれか。
正解: 4. 著作権者の許諾なく利用できるが、著作者人格権には影響しない
解説: 第50条は、この款(権利制限規定)の規定は、著作者人格権に影響を及ぼすものと解釈してはならないと定めています。したがって権利制限規定により複製が適法になっても、著作者の意に反する改変は同一性保持権の問題として残ります。著作権自体が消滅するわけでもありません。
根拠・参照資料: 著作権法第50条
関連キーワード: 第50条・人格権への影響なし・権利制限規定の性質
- 正解済みまだ正解していませんQ31初級
私的使用のために複製したデータを、後にインターネットで公開した場合の扱いとして、正しいものはどれか。
正解: 3. 第49条により複製を行つたものとみなされ、加えて公衆送信権の侵害となる
解説: 第49条第1項第1号は、第30条第1項により作成された複製物を公衆に提示することにより目的外に使用した者は複製を行つたものとみなすと定めています。したがって複製権侵害として扱われ、あわせてアップロード行為自体が第23条の公衆送信権侵害になります。二重に問題が生じます。
根拠・参照資料: 著作権法第49条第1項/著作権法第23条
関連キーワード: 目的外使用・第49条・公衆送信権
- 正解済みまだ正解していませんQ32中級
国等の周知目的資料について、第31条が定める取扱いとして正しいものはどれか。
正解: 2. 政令で定めるものについては著作物の全部の複製物を提供できる
解説: 第31条第1項第1号は、原則として著作物の一部分の複製物提供に限りますが、国等の周知目的資料その他、著作物の全部の複製物の提供が著作権者の利益を不当に害しないと認められる特別な事情があるものとして政令で定めるものについては、その全部の複製を認めています。
根拠・参照資料: 著作権法第31条第1項
関連キーワード: 国等の周知目的資料・全部複製・第31条第1項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ33上級
学習塾や予備校での著作物利用について、正しいものはどれか。
正解: 4. 営利を目的として設置されている場合、第35条は適用されない
解説: 第35条第1項は「営利を目的として設置されているものを除く」と規定しており、営利企業が設置する学習塾や予備校は対象外です。個々の授業の採算ではなく、設置の目的で判断されます。したがって教材のコピー配布には著作権者の許諾が必要になります。
根拠・参照資料: 著作権法第35条第1項
関連キーワード: 営利目的の設置・学習塾・第35条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ34初級
第35条第1項が、教育を担任する者及び授業を受ける者に、授業の過程における利用に供する目的で行うことを認めている行為の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 2. 公表された著作物の複製と公衆送信、及び公衆送信されるものの受信装置による公の伝達
解説: 第35条第1項は、必要と認められる限度において、公表された著作物を複製し、若しくは公衆送信を行い、又は公表された著作物であって公衆送信されるものを受信装置を用いて公に伝達することができると定めており、2が正しいです。授業での映画の上映や朗読による口述は第35条第1項に挙げられた行…
根拠・参照資料: 著作権法第35条第1項/著作権法第35条第2項/著作権法第35条第3項/著作権法第38条第1項
関連キーワード: 授業の過程・公衆送信・公表された著作物・必要と認められる限度
- 正解済みまだ正解していませんQ35中級
権利制限規定により著作物を利用できる場合に、第47条の6第1項によってあわせて行うことができる翻訳や翻案について、正しいものはどれか。
正解: 1. 学校教育番組の放送(第34条第1項)では、翻訳のほか翻案もできる
解説: 第47条の6第1項は、権利制限規定により著作物を利用できる場合に、その規定の例により行える利用の方法を号ごとに定めています。第1号は第30条第1項、第33条第1項、第34条第1項、第35条第1項などについて翻訳、編曲、変形又は翻案を認めており、学校教育番組の放送(第34条第1項)…
根拠・参照資料: 著作権法第47条の6第1項
関連キーワード: 翻訳・翻案・試験問題・授業の過程
- 正解済みまだ正解していませんQ36上級
私的使用を目的とする複製が第30条第1項により認められるかどうかについて、正しいものはどれか。なお、技術的保護手段は用いられていないものとする。
正解: 3. 購入したCDの曲を自分で聴くためでも、店頭に置かれた客用の自動ダビング機で複製することは、私的使用のための複製として認められない
解説: 第30条第1項は、私的使用を目的とするときは、同項各号の場合を除き、その使用する者が複製できると定め、第1号で公衆の使用に供するために設置された自動複製機器を用いる複製を除いている。附則第5条の2により当分の間この機器から除かれるのは専ら文書又は図画の複製に供するものだけなので、…
根拠・参照資料: 著作権法第30条第1項/著作権法附則第5条の2
関連キーワード: 私的使用のための複製・自動複製機器・技術的保護手段・使用する者
この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスではビジネス著作権検定の問題を11カテゴリに分けています。著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)にはオリジナル予想問題を36問収録し、サイト内のビジネス著作権検定全375問の約10%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには補償金・自動複製機器・図書館資料・授業の過程などがあります。本試験の情報は合格率70.5%(2025年度平均)・試験時間初級60分/上級90分・受験料5,800円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。36問のうち36問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、ビジネスと法・知的財産権・著作物・著作者・職務著作などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)の出題傾向 — 収録全36問の分析
ぴよパスに収録しているビジネス著作権検定「著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)」のオリジナル練習問題 全36問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級12問・中級12問・上級12問の全36問構成です。うち36問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 補償金8問
- 自動複製機器4問
- 図書館資料4問
- 授業の過程4問
- 技術的保護手段3問
次の科目へ
著作権の制限②(引用・非営利・その他)39 問学習に使える参考書 2 冊 PR
編集部の評価 (解説・演習・法令) と対象読者を並べました。
横にスクロールして 2 冊を比較できます
![]() #1 ビジネス著作権検定 公式テキスト[初級・上級]第4版 | ![]() #2 著作権法入門 第4版 | |
|---|---|---|
| 役割 | 初級・上級を1冊で通す公式テキスト。模擬問題3回分付き | 上級の事例問題を判例から埋める概説書 |
| 解説 | ||
| 演習 | ||
| 法令 | ||
| こんな人に | 初級から受ける人。上級まで見据えているなら最初からこの1冊でよい。実務で著作物を扱う担当者にもそのまま使える。 | 上級を受ける人、または実務で著作権の判断を求められる人。初級だけなら不要。 |
| Amazonで価格を見る | Amazon で見る |
2 冊の紹介文を読む
- 初級・上級を1冊で通す公式テキスト。模擬問題3回分付きビジネス著作権検定 公式テキスト[初級・上級]第4版
和田宏徳、坂本優、藤原正樹 編著(監修: 紋谷暢男、土肥一史)・インプレス
実施団体のサーティファイが公式テキストとして掲載しており、初級と上級を1冊で扱う。この試験は初級30問60分・得点率65%、上級40問90分・得点率70%で範囲表が1枚に統合されているため、級ごとに教材を分ける意味が薄い。公式が回ごとの過去問アーカイブを無料公開していない試験なので、巻末の模擬問題1回分とWebダウンロードの2回分(計3回分)が本番形式に触れられる数少ない手段になる。2025年7月発行で、2026年4月1日施行の令和5年法律第33号より前の版である点は、条文を扱う箇所で確認が要る。
- 上級の事例問題を判例から埋める概説書著作権法入門 第4版
島並良、上野達弘、横山久芳・有斐閣
上級は事例判断の応用力を問うため、条文の暗記だけでは届きにくい。本書は令和3年改正・令和5年改正に対応した概説書で、重要な裁判例まで押さえてある。ビジネス著作権検定の出題範囲には肖像権・パブリシティ権や不法行為責任のように条文が存在しない論点が含まれており、そこを判例で埋められる教材は限られる。検定対策本ではないので、公式テキストの代わりではなく上級の補強として使う。
書籍情報の確認日: (2 冊とも)
書籍情報の確認日は、Amazon評価の時点を示すものではありません。最新の評価・版・対応年度・価格は商品ページでご確認ください。
※ 本セクションは Amazon アソシエイト・プログラムに基づく紹介リンクを含みます。リンク経由で商品が購入された場合、当サイトは Amazon.co.jp から紹介料を受け取ります。価格・在庫状況は変動するため、最新情報は Amazon.co.jp のページでご確認ください。
著作権の制限①(私的使用・教育・図書館) — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- ビジネス著作権検定の著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)は何問用意されていますか?
- ぴよパスではビジネス著作権検定の著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)に全36問のオリジナル練習問題を用意しています。ビジネス著作権検定の収録全375問のうち約10%です。回答後に解説を確認できます。初級・中級・上級のバッジは問題の難易度の目安で、解いた人の習熟度を示すものではありません。
- 著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスではビジネス著作権検定の問題を11カテゴリ(著作権の制限①(私的使用・教育・図書館) / ビジネスと法・知的財産権・著作物・著作者・職務著作・著作者人格権)に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- 著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)は、ぴよパスでビジネス著作権検定の問題を分けている11カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)の問題数は36問 / 全375問で、収録全体の約10%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)を全30問中3問(約10%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- ビジネス著作権検定の合格基準は「初級は得点率65%以上、上級は得点率70%以上」です。科目別の足切りはなく、合否は総合得点で決まります。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。著作権の制限①(私的使用・教育・図書館)の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。
![ビジネス著作権検定 公式テキスト[初級・上級]第4版](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/P/4295021865.09.LZZZZZZZ.jpg)
