実技(鑑別)
全40問
この科目の学習ポイントを読む
実技(鑑別)は消防設備士 乙種第7類を構成する4科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全40問 (試験全体の約25%相当) を収録しています。本試験は合格率約63.9%・試験時間1時間45分・受験料4,400円の試験で、実技(鑑別)は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは受信機・零相変流器・故障診断・火災表示灯などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると消防設備士 乙種第7類受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
40問のうち1問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (消防関係法令・基礎的知識(電気)・構造・機能及び整備) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1初級零相変流器・ZCT・漏電火災警報器
次の機器の説明を読み、該当する名称として正しいものはどれか。 「円環状(ドーナツ形)の鉄心にコイルが巻かれた構造をしており、電路の往復導体を一括して貫通させて使用する。正常時は往復電流の合計がゼロとなるが、漏電が発生すると不平衡電流が生じ、二次側に電圧が誘起される。」
答えと解説を先に見る
解説: 円環状(ドーナツ形)の鉄心にコイルを巻いた構造で、電路の往復導体を一括して貫通させ、漏電による不平衡電流を検出する機器は零相変流器(ZCT)です。零相変流器は漏電火災警報器の心臓部であり、正常時は往復電流が打ち消し合ってゼロとなりますが、漏洩電流が生じると二次側に起電力が発生し、…
- Q2初級受信機・火災表示灯・感度電流
漏電火災警報器の受信機の操作パネルに関する次の説明のうち、「火災表示灯」の役割として正しいものはどれか。 「受信機前面にある赤色の表示灯について、その点灯条件と意味を答えよ。」
答えと解説を先に見る
解説: 受信機の火災表示灯(赤色)は、零相変流器が検出した漏洩電流が設定値(感度電流)を超えた場合に点灯し、漏電による火災の危険を警報していることを示します。電源が投入されていることを示すのは電源表示灯(通常は緑色)の役割です。点検モードを示す表示や音響停止の表示は別のランプやスイッチで…
- Q3初級絶縁抵抗計・メガー・絶縁抵抗
次の計測器の説明を読み、該当する名称として正しいものはどれか。 「ダイヤル式またはデジタル式の表示部を持ち、被測定回路に高電圧(通常500Vまたは1000V)を印加して、電路と大地間または電路相互間の抵抗値をメガオーム(MΩ)単位で測定する計器である。」
答えと解説を先に見る
解説: 高電圧(500Vや1000V)を印加して電路と大地間または電路相互間の抵抗値をメガオーム単位で測定する計器は絶縁抵抗計(メガー)です。漏電火災警報器の点検時には、配線の絶縁状態を確認するために絶縁抵抗計を使用します。回路計(テスター)は電圧・電流・抵抗を測定しますが高電圧を印加す…
- Q4初級零相変流器・B種接地・接地線
漏電火災警報器の零相変流器の設置状態について、次の説明のうち正しいものはどれか。 「零相変流器が建物の引込線に取り付けられている状態を確認した。接地線の扱いについて、適切なものを選べ。」
答えと解説を先に見る
解説: B種接地線(変圧器の中性点の接地)を零相変流器に貫通させると、他の建物の漏洩電流がB種接地線を通じて流れた場合に誤動作の原因となります。そのため、B種接地線は零相変流器を貫通させてはなりません。一方、D種接地線(電気機器の金属外箱等の接地)についても、原則として零相変流器を貫通さ…
- Q5初級ワイヤストリッパー・被覆・電線
次の工具の説明を読み、該当する名称として正しいものはどれか。 「電線の被覆(絶縁体)を傷つけずに剥ぎ取るための専用工具で、電線のサイズに合わせた溝やダイヤル調整機構を備えている。漏電火災警報器の配線工事や修理の際に使用する。」
答えと解説を先に見る
解説: 電線の被覆(絶縁体)を芯線を傷つけずに剥ぎ取るための専用工具はワイヤストリッパーです。電線のサイズに合わせた溝やダイヤル調整機構があり、適切な深さで被覆だけを切断・除去できます。圧着ペンチは端子やスリーブを圧着するための工具です。ケーブルカッターは電線そのものを切断するためのもの…
- Q6初級受信機・漏電火災警報器・音響装置
次の機器の説明を読み、該当する名称として正しいものはどれか。 「漏電火災警報器の構成機器の一つで、零相変流器からの信号を受けて増幅・判定し、漏洩電流が設定値を超えた場合に音響装置を鳴動させるとともに火災灯を点灯させる装置である。壁面に取り付けられた箱型の形状をしている。」
答えと解説を先に見る
解説: 零相変流器からの信号を受けて増幅・判定し、漏洩電流が設定値を超えた場合に警報を発する装置は受信機です。漏電火災警報器は主に零相変流器(検出部)と受信機(警報部)で構成されており、受信機には火災表示灯、音響装置、電源表示灯、試験スイッチなどが備えられています。中継器は自動火災報知設…
- Q7初級動作試験・零相変流器・試験電流
漏電火災警報器の点検において、零相変流器の動作試験を行う方法として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 零相変流器の動作試験は、零相変流器に試験用の電流(漏洩電流に相当する電流)を流して、受信機が正常に動作(火災灯の点灯、音響装置の鳴動)するかを確認する方法で行います。これにより零相変流器から受信機までの一連の動作を確認できます。受信機の試験ボタンを押す方法は受信機単体の動作確認で…
- Q8初級クランプメーター・非接触・電流測定
次の計測器の説明を読み、該当する名称として正しいものはどれか。 「電線をクランプ(挟む)部分で囲み、その電線に流れる電流を非接触で測定できる計器である。回路を切断せずに電流値を読み取れるため、漏電火災警報器の点検時に負荷電流の測定に使用される。」
答えと解説を先に見る
解説: 電線を挟んで非接触で電流を測定できる計器はクランプメーターです。回路を切断せずに測定できるため、稼働中の漏電火災警報器の配線に流れる負荷電流や漏洩電流の確認に便利です。絶縁抵抗計は絶縁抵抗を測定する機器であり電流は測定しません。検相器は三相交流の相順を確認するためのもので電流値の…
- Q9初級音響停止スイッチ・受信機・火災表示灯
漏電火災警報器の受信機に設けられている「音響停止スイッチ」の機能として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 音響停止スイッチは、漏電警報の音響装置(ベルやブザー)を停止させるためのスイッチです。音響を停止しても火災表示灯は点灯したままとなり、漏電が発生した状態であることの視覚的表示は維持されます。警報音と表示灯の両方を停止させるものではなく、また受信機の電源を遮断するものでもありません…
- Q10初級シールド線・配線・零相変流器
漏電火災警報器の配線方法に関する次の説明のうち、正しいものはどれか。 「零相変流器と受信機を結ぶ配線について、適切な施工方法を選べ。」
答えと解説を先に見る
解説: 零相変流器と受信機を結ぶ配線には、外部からの電磁誘導ノイズの影響を受けにくくするためにシールド線を使用することが望ましいとされています。動力線と同じ管路に収めるとノイズの影響で誤報の原因となるため避けなければなりません。配線の長さには制限があり、過度に長くなると信号が減衰して正常…
- Q11初級検電器・充電確認・安全確認
次の器具の説明を読み、該当する名称として正しいものはどれか。 「先端にネオンランプまたはLEDを内蔵したペン型の器具で、電路に触れるまたは近づけることで、その電路が充電されているか(電圧がかかっているか)を確認する。漏電火災警報器の点検作業前の安全確認に使用する。」
答えと解説を先に見る
解説: 電路が充電されているか(電圧がかかっているか)を確認するペン型の器具は検電器です。先端にネオンランプやLEDを内蔵しており、通電状態の電路に触れたり近づけたりすると発光して充電の有無を知らせます。漏電火災警報器の点検作業や配線作業の前に、作業する電路が無電圧であることを確認するた…
- Q12初級電源表示灯・緑色・受信機
漏電火災警報器の受信機における「電源表示灯」について、正しい説明はどれか。
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解説: 受信機の電源表示灯は、受信機に電源が正常に供給されていることを示す緑色の表示灯です。この表示灯が点灯していることで、受信機が通電状態にあり正常に監視を行っていることが一目でわかります。漏電の発生を示すのは火災表示灯(赤色)であり、電源表示灯とは異なります。電源表示灯が消灯している…
- Q13中級故障診断・音響装置・試験スイッチ
漏電火災警報器の点検で、受信機の試験スイッチを操作したところ、火災表示灯は点灯したが音響装置が鳴動しなかった。この故障の原因として最も考えられるものはどれか。
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解説: 試験スイッチの操作で火災表示灯が点灯しているということは、受信機内部の判定回路は正常に動作しています。音響装置だけが鳴動しない場合は、音響装置自体の故障または音響装置への配線の断線が最も疑われます。零相変流器の断線は、試験スイッチの操作には影響しません(試験スイッチは受信機内部で…
- Q14中級分割型・貫通型・零相変流器
漏電火災警報器の零相変流器を分割型と貫通型に分類した場合の説明として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 分割型零相変流器は鉄心が二つに分割されて開閉できる構造になっており、既設の電路(電線)を切断することなく後から取り付けることができます。これに対し、貫通型零相変流器は鉄心が一体となっている(閉じたリング状の)構造で、新設時に電線を通して設置します。貫通型は鉄心に隙間がないため電磁…
- Q15中級テスター・回路計・電圧測定
テスター(回路計)を使用して漏電火災警報器の点検を行う場合の操作として、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 直流電圧を測定する際に交流電圧レンジに設定して測定するのは誤りです。正しくは直流電圧レンジに切り替えて測定しなければなりません。レンジの誤設定は正確な測定ができないだけでなく、テスターの故障の原因にもなります。抵抗測定前のゼロ調整、電圧測定時に予想値より高いレンジを選ぶこと、抵抗…
- Q16中級電源表示灯・故障診断・ブレーカー
漏電火災警報器の受信機を点検したところ、電源を投入しても電源表示灯が点灯しなかった。最初に確認すべき事項として最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 電源表示灯が点灯しないということは、受信機に電源が供給されていない可能性が最も高いと考えられます。したがって、最初に確認すべきは受信機への電源供給の状態で、具体的には電源供給元のブレーカーが遮断されていないか、受信機内部のヒューズが切れていないかを確認します。零相変流器の接続状態…
- Q17中級公称作動電流値・規格省令・200mA
漏電火災警報器の受信機の公称作動電流値(感度電流の規格値)に関する説明として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 漏電火災警報器の規格省令(昭和56年自治省令第18号)第9条は、受信機の公称作動電流値を200mA・400mA・600mA・800mA・1000mAの5段階と定めています。これは変流器(ZCT)の定格一次電流とは別の概念であり、受信機が設定された段階値の1.3倍の電流で作動し、4…
根拠法令: 漏電火災警報器の規格省令(昭和56年自治省令第18号)第9条
- Q18中級受信機・設置場所・屋外
漏電火災警報器の設置状況を確認したところ、次のような状態であった。不適切なものはどれか。 「受信機が設置されている場所の環境条件について確認する。」
答えと解説を先に見る
解説: 受信機が雨水のかかるおそれのある屋外に露出して設置されているのは不適切です。受信機は防水構造のものを除き、雨水がかからない場所に設置する必要があります。管理人室など日常的に人がいる場所の壁面への設置は適切です。操作部の高さが床面から0.8mから1.5mの範囲にあることは操作性の観…
- Q19中級絶縁抵抗計・L端子・E端子
漏電火災警報器の絶縁抵抗測定に関する次の説明のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 絶縁抵抗計を用いた測定では、L端子(ライン端子)を被測定電路側に、E端子(アース端子)を接地側(大地側)に接続して測定します。測定は必ず電路を停電させた状態(無電圧の状態)で行います。通電中に絶縁抵抗計を使用すると機器の破損や感電の危険があります。絶縁抵抗計は使用前に開放試験(端…
- Q20中級金属管工事・配線方法・電磁シールド
次の配線図の説明を読み、配線方法の名称として正しいものはどれか。 「金属製の管の中に電線を通して配線する方法で、電線の機械的保護と電磁シールド効果がある。漏電火災警報器の配線で使用されることがある。」
答えと解説を先に見る
解説: 金属製の管の中に電線を通して配線する方法は金属管工事です。金属管は電線を機械的に保護するとともに、金属管自体が電磁シールドの役割を果たすため、外部からのノイズの影響を受けにくい配線方法です。合成樹脂管工事は樹脂製の管を使用するため電磁シールド効果はありません。ケーブル工事は被覆を…
- Q21中級誤報・ノイズ・動力線
漏電火災警報器の点検で、特に異常がないにもかかわらず受信機が頻繁に警報を発する(誤報)場合、原因として最も考えられるものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 零相変流器の二次側配線が動力線に近接していると、動力線から発生する電磁誘導ノイズが零相変流器の二次側配線に影響し、受信機が漏洩電流と誤認して警報を発する原因となります。これが頻繁な誤報の典型的な原因の一つです。対策としては、二次側配線を動力線から離す、シールド線を使用するなどの措…
- Q22中級零相変流器・取付け・二次側端子
漏電火災警報器の変流器取付け状態の確認において、次の説明のうち不適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 零相変流器の二次側端子には受信機への信号線が接続されるべきであり、電力線が直接接続されているのは不適切(誤結線)です。零相変流器の二次側は微小な信号電圧を出力する端子であり、ここに電力線を接続すると正常な検出ができないばかりか機器の損傷につながります。引込線の第一支持点の負荷側へ…
- Q23中級接地抵抗計・E端子・P端子
接地抵抗計の使用方法に関する次の説明のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 接地抵抗計には通常、E端子(被測定接地極に接続)、P端子(電圧用補助接地極に接続)、C端子(電流用補助接地極に接続)の3つの端子があります。補助接地極は電圧用(P)と電流用(C)の2本が必要です。接地極と補助接地極は互いに十分な距離(通常5m以上10m程度)を保って一直線上に打設…
- Q24中級集合型受信機・単独型受信機・警戒回線
漏電火災警報器の集合型受信機と単独型受信機の違いに関する説明として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 集合型受信機は複数の零相変流器からの信号を1台の受信機で受信し、どの回線(警戒区域)で漏電が発生したかを回線ごとに表示できるものです。大規模な建物で複数の警戒回線がある場合に使用されます。単独型受信機は1つの零相変流器に対して1台使用する形式で、集合型よりも監視できる回線数は少な…
- Q25中級点検結果・機器点検・総合点検
漏電火災警報器の点検結果の記録に関する説明として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 漏電火災警報器の点検は、機器点検を6か月に1回、総合点検を1年に1回実施し、その結果を所定の点検票に記録します。点検結果は書面(点検票)で記録し、関係者への報告および消防機関への報告が必要です。口頭報告のみでは不十分で、法定の点検票に基づく記録が義務付けられています。点検票には受…
- Q26初級圧着ペンチ・圧着工具・裸圧着端子
次の工具の説明を読み、該当する名称として正しいものはどれか。 「裸圧着端子やスリーブを電線に圧着接続するための工具で、ダイスと呼ばれる圧着部分で端子を変形させて電線と一体化させる。漏電火災警報器の端子接続の作業で使用する。」
答えと解説を先に見る
解説: 裸圧着端子やスリーブを電線に圧着接続するための工具は圧着ペンチ(圧着工具)です。ダイスと呼ばれる圧着部分で端子やスリーブを塑性変形させ、電線と機械的・電気的に確実に接続します。漏電火災警報器の受信機や零相変流器の端子接続において使用される基本工具です。ボルトクリッパーはボルトや太…
- Q27初級復旧スイッチ・警報解除・監視状態
漏電火災警報器の受信機にある「復旧スイッチ」の機能として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 復旧スイッチは、漏電を検出して警報状態(火災灯点灯・音響鳴動)になった受信機を、漏電の原因が除去された後に通常の監視状態に復帰させるためのスイッチです。復旧操作を行うことで火災表示灯が消灯し、次の漏電検出に備えた状態に戻ります。電源の入れ直し、感度の初期化、零相変流器の試験、音量…
- Q28中級ヒューズ・定格容量・交換
漏電火災警報器の受信機において、ヒューズの交換に関する注意事項として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: ヒューズの交換は必ず電源を遮断した状態で行い、溶断したヒューズと同じ定格容量・同じ種類のものに交換します。定格値より大きい容量のヒューズに交換すると、過電流が流れても溶断せず機器や配線の損傷・火災の原因となるため危険です。銅線での代用は過電流保護機能が失われるため絶対に行ってはな…
- Q29上級故障診断・零相変流器・試験スイッチ
漏電火災警報器の点検で、零相変流器に試験電流を流したが受信機が動作しなかった。受信機の試験スイッチを操作したところ正常に動作した。この場合の故障箇所として最も考えられるものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 受信機の試験スイッチでは正常に動作する(受信機内部の判定回路、火災表示灯、音響装置は正常)にもかかわらず、零相変流器からの試験電流では動作しないということは、零相変流器自体の不良または零相変流器と受信機間の配線(信号線)に異常があることを示しています。この場合は、零相変流器の断線…
- Q30上級窓型・組込型・零相変流器
漏電火災警報器の変流器について、「窓型」と「組込型」の違いに関する説明として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 窓型零相変流器は、電線を貫通させるための穴(窓)を持つ独立した形状の零相変流器で、電路に直接取り付けて使用します。これに対し、組込型零相変流器は配電盤やブレーカー等の内部に組み込まれた形態のもので、機器と一体化して設置されています。窓型は独立して設置するため取り付け場所の自由度が…
- Q31上級公称作動電流値・感度電流設定値・動作電流
漏電火災警報器の「公称作動電流値」と「感度電流設定値」の関係について、正しい説明はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 公称作動電流値とは、漏電火災警報器が確実に動作する漏洩電流の値をいい、感度電流設定値以下の値です。つまり、感度電流を設定した場合、実際にはその設定値以下の電流で確実に動作するように設計されています。公称作動電流値が感度電流設定値と完全に同一ということはなく、また感度電流設定値の5…
- Q32上級漏電箇所特定・分岐回路・ブレーカー
漏電火災警報器の点検時に、受信機が漏電を検出して警報が発報し続ける状態が確認された。漏電箇所を特定する手順として最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 漏電箇所を特定するには、分岐回路のブレーカーを1つずつ順次遮断し、どの回路を遮断したときに警報が止まるかを確認する方法が最も適切です。この方法により、漏電が発生している分岐回路を絞り込むことができます。感度電流を上げて警報を停止させる方法は、漏電を放置することになり火災の危険があ…
- Q33上級受信機・内部構成・増幅回路
漏電火災警報器の受信機の内部構成要素について、「変流器入力回路」「増幅回路」「判定回路」「出力回路」の動作順序として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 受信機の信号処理の流れは、まず変流器入力回路で零相変流器からの微弱な信号を受け取り、次に増幅回路でその信号を判定可能なレベルまで増幅し、判定回路で設定された感度電流値と比較して漏電の有無を判定し、最後に出力回路から火災表示灯の点灯や音響装置の鳴動といった警報出力を行います。この「…
- Q34上級絶縁抵抗・基準値・絶縁低下
漏電火災警報器の点検において、絶縁抵抗の測定結果が基準値を下回った場合の措置として最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 絶縁抵抗の測定結果が基準値を下回った場合は、絶縁低下の原因(配線の劣化、水濡れ、損傷など)を調査し、配線の補修や交換などの適切な改修を行う必要があります。絶縁抵抗の低下は漏電の直接的な原因となり、火災の危険性があるため放置してはなりません。感度電流の調整やブレーカー容量の変更は絶…
- Q35上級常時漏洩電流・感度電流・分岐回路
漏電火災警報器の警戒電路において、常時漏洩電流が大きい場合に生じる問題と対策の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 警戒電路の常時漏洩電流が大きい場合、感度電流を低く設定すると正常時でも警報が発報してしまうため、感度電流を高めに設定せざるを得ず、結果として微小な漏電の検出が遅れる可能性があります。この問題への対策として、分岐回路ごとに零相変流器を設置して回線を分けることで、1回線あたりの常時漏…
- Q36上級蓄積機能・誤報防止・雷サージ
漏電火災警報器の受信機に「蓄積機能」が付いている場合の動作の説明として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 蓄積機能とは、零相変流器が漏洩電流を検出した際に、即座に警報を発するのではなく、一定時間(数秒程度)信号を蓄積(保持)し、その間継続して漏洩電流が検出され続けた場合にのみ警報を発する機能です。この機能により、雷サージやモーターの起動電流などによる瞬間的なノイズ(パルス的な漏洩電流…
- Q37初級差込形コネクタ・電線接続・絶縁
次の器具の説明を読み、その用途として正しいものはどれか。 「透明な樹脂製のカバーが付いた小型の器具で、電線の接続部分を覆って絶縁と保護を行う。電線同士の接続や分岐に使用し、ねじ込み式やはめ込み式がある。」
答えと解説を先に見る
解説: 電線の接続部分を覆って絶縁・保護し、電線同士を接続するための器具で、ねじ込み式やはめ込み式があるものは差込形コネクタ(ワゴ等)です。差込形コネクタは電線を差し込むだけで確実に接続でき、透明カバーにより接続状態の確認もできます。リングスリーブは圧着接続に使用する金属製のスリーブです…
- Q38中級零相変流器・設置位置・第一支持点
漏電火災警報器の設置状況を確認したところ、次の状態であった。適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 零相変流器は引込線の第一支持点の負荷側(建物側)で、引込口に近い位置に取り付けるのが適切です。これにより、建物内の電路全体の漏洩電流を検出できます。電源側(電力会社側)への設置は管轄外であり不適切です。B種接地線を零相変流器に一緒に通すと誤動作の原因となります。受信機は日常的に点…
- Q39中級外箱・点検項目・変形
漏電火災警報器の受信機の外箱に関する点検項目として、確認すべき事項に含まれないものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 外箱の塗装の色が設置時から変更されていないかどうかは、漏電火災警報器の機能や安全性に関わる点検項目には含まれません。点検では、外箱の変形・損傷・腐食の有無、扉の開閉と施錠の状態、取付けの堅固さ、換気口(通風孔)の閉塞の有無などを確認します。これらは受信機の機能維持と安全性に直接関…
- Q40初級接地工事・感電防止・漏電検出
次の用語の説明を読み、該当するものとして正しいものはどれか。 「電気設備の金属製外箱や金属管などを大地に電気的に接続することで、漏電時に人体への感電を防止するとともに、漏電火災警報器による漏電検出を確実にするための工事である。」
答えと解説を先に見る
解説: 電気設備の金属製外箱や金属管などを大地に電気的に接続する工事は接地工事です。接地工事を行うことで、漏電が発生した際に漏洩電流が大地に流れる経路が確保され、感電の防止と漏電火災警報器による確実な漏電検出が可能になります。接地工事にはA種からD種までの種別があり、漏電火災警報器に関連…
消防設備士 乙種第7類の他のカテゴリ
実技(鑑別) — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 消防設備士 乙種第7類の実技(鑑別)は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは消防設備士 乙種第7類の実技(鑑別)に全40問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。160問ある消防設備士 乙種第7類全体のうち実技(鑑別)は約25%を占める重要科目です。
- 実技(鑑別)はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 実技(鑑別)は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。消防設備士 乙種第7類は合計4科目 (実技(鑑別) / 消防関係法令・基礎的知識(電気)・構造・機能及び整備) の構成なので、実技(鑑別)単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 消防設備士 乙種第7類全体で実技(鑑別)の出題比率はどのくらいですか?
- 実技(鑑別)は消防設備士 乙種第7類の4科目のうちの1科目で、ぴよパスでの実技(鑑別)の問題数は40問 / 全160問 ≈ 25%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、実技(鑑別)を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約63.9%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 実技(鑑別)で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 消防設備士 乙種第7類は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、実技(鑑別)で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間1時間45分の中で、ぴよパスの実技(鑑別)練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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消防設備士 乙7消防設備士乙7 仕事・転職活用|乙4併用前提の電気系ビルメン+点検会社キャリア戦略
消防設備士乙7を仕事と転職に活かす方法。漏電火災警報器の整備・点検は業務独占資格だが単独求人は限定的。乙4・甲4・電気工事士との併用前提で活きる電気系ビルメン+消防設備点検会社のキャリア戦略を5職種比較で解説。
消防設備士 乙7消防設備士乙7 1ヶ月25hの3週構成|構造週・法令週・仕上げ週 (2026年版)
消防設備士乙7を1ヶ月25時間で合格する3週構成 (構造機能週/法令週/仕上げ週) を解説。電気工事士の科目免除を活かすことで学習範囲を絞り、社会人が短期間で合格する具体的な方法を紹介。
消防設備士 乙7消防乙7 アプリ学習3活用法|隙間演習/動画理解/進捗管理 (2026年版)
消防設備士乙7類のアプリ・オンライン学習は3活用法 (隙間演習/動画理解/進捗管理)。スキマ時間を最大化。3,002問の解説で見えた合格者のデジタル活用法。
消防設備士 乙7消防設備士乙7 語呂合わせの3領域|法令・構造・電気の数値暗記 (2026年版)
消防設備士乙7の語呂合わせは3領域 (法令/構造機能/電気) で数値を一気に暗記する。点検周期・感度電流・警戒区域の面積など漏電火災警報器の頻出数値の語呂を使った覚え方を詳しく解説。
消防設備士 乙7消防設備士乙7 法令の3区分|共通法令・類別法令・設置基準数値 (2026年版)
消防設備士乙7の法令は3区分 (消防法共通/漏電火災警報器の類別法令/設置基準の数値) で覚える。警戒区域や受信機の設置条件など、乙7特有の法令暗記法を具体的に解説。