専門科目 上下水道部門 上水道及び工業用水道
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- 正解済みまだ正解していませんQ1
水道法に定める用語の定義に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解: 5. 「簡易水道事業」は、水道事業のうち、給水人口が5,000人以下である水道により水を供給するものをいう。
解説: 「簡易水道事業」の記述が適切です。水道法第3条第3項は、簡易水道事業を、給水人口が5,000人以下である水道により水を供給する水道事業と定めています。 水道用水供給事業 (同条第4項) は、水道事業者に対して用水を供給する、いわば卸の事業で、需要者へ直接は供給しません。 専用水道…
根拠・参照資料: 水道法第3条第2項〜第4項・第6項、第14条第2項第5号、水道法施行令第1条
関連キーワード: 水道法・簡易水道事業・水道用水供給事業・専用水道・貯水槽水道
- 正解済みまだ正解していませんQ2
水道法に定める水道事業者の義務等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
正解: 1. 水道事業者は、国土交通省令で定める事項を記載した水道施設の台帳を作成し、これを保管するよう努めなければならない。
解説: 台帳の作成と保管を「努めなければならない」とする記述が不適切です。水道法第22条の3第1項は、水道事業者は水道施設の台帳を作成し、これを保管しなければならないと定めており、努力義務 (「努めなければならない」と書かれ、努めることを求める定め) ではなく義務です。 市町村の経営を原…
根拠・参照資料: 水道法第6条第2項、第19条第1項、第22条の3第1項、第22条の4第2項、第23条第1項
関連キーワード: 水道法・水道施設台帳・水道技術管理者・給水の緊急停止・努力義務
- 正解済みまだ正解していませんQ3
ある水道の計画で、計画給水人口を38,000人、計画一人一日平均給水量を350 L/(人・日)とする。負荷率 (計画一日平均給水量 ÷ 計画一日最大給水量) を85%とするとき、計画一日最大給水量 (m³/日) に最も近い値はどれか。
正解: 4. 15,600
解説: 計画一日最大給水量は約15,600 m³/日です。負荷率は計画一日平均給水量を計画一日最大給水量で割った値なので、一日最大は一日平均を負荷率で割って求めます。 ① 一日平均 = 38,000人 × 350 L/(人・日) = 13,300,000 L/日 = 13,300 m³/…
関連キーワード: 計画一日最大給水量・計画一日平均給水量・負荷率・計画給水人口
- 正解済みまだ正解していませんQ4
水道施設の技術的基準を定める省令に定める浄水施設の要件に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解: 4. 急速ろ過を用いる浄水施設には、薬品注入設備、凝集池、沈殿池及びろ過池に加えて、原水の水質に応じて必要な設備が設けられていなければならない。
解説: 急速ろ過の施設構成の記述が適切です。水道施設の技術的基準を定める省令第5条第3項第1号は、急速ろ過を用いる浄水施設に、薬品注入設備・凝集池・沈殿池・ろ過池に加えて、原水の水質に応じて所要の水質を得るのに必要な設備を設けることを求めています。 緩速ろ過 (同条第2項) の要件は、ろ…
根拠・参照資料: 水道施設の技術的基準を定める省令第5条第2項、第3項第1号・第7号、第4項第3号・第6号、第7項第3号
関連キーワード: 急速ろ過・緩速ろ過・膜ろ過・オゾン処理・水道施設の技術的基準を定める省令
- 正解済みまだ正解していませんQ5
長さ30 m、幅8 m、有効水深3.5 mの横流式沈殿池2池を並列に使い、合計12,000 m³/日の水を2池に等分して流す。理想沈殿池とみなすとき、沈降速度1.2 cm/minの粒子の除去率に最も近い値はどれか。
正解: 3. 69%
解説: 除去率は約69%です。理想沈殿池 (粒子は水と同じ速さで水平に流れ、一定の速さで沈み、池底で除去される) では、沈降速度vの粒子の除去率は v ÷ (Q/A) (Q/Aは表面負荷率。比が1以上なら100%) で、水深に依りません。 v = 0.012 m/min × 1,440 …
関連キーワード: 理想沈殿池・表面負荷率・沈降速度・除去率・横流式沈殿池
- 正解済みまだ正解していませんQ6
凝集剤の働きと凝集の操作に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
正解: 1. 硫酸アルミニウムを注入すると、水酸化アルミニウムが生じる反応に伴って水のアルカリ度が増える。
解説: アルカリ度が「増える」とする記述が不適切です。硫酸アルミニウムは水中で加水分解して水酸化アルミニウムを生じ、その際に重炭酸イオンなどのアルカリ分を消費するので、アルカリ度 (酸を中和する力) は減り、pHも下がります。 Al₂(SO₄)₃ + 3Ca(HCO₃)₂ → 2Al(O…
関連キーワード: 凝集・硫酸アルミニウム・アルカリ度・フロック形成・コロイド粒子
- 正解済みまだ正解していませんQ7
1池の大きさが長さ11 m、幅9 mの急速ろ過池6池で、ろ過水量60,000 m³/日を処理する。このうち1池が逆流洗浄中で、残りの池が等しくろ過を行うとき、ろ過中の池のろ過速度に最も近い値はどれか。
正解: 5. 121 m/日
解説: ろ過速度は約121 m/日です。ろ過速度はろ過水量をろ過中の池の総面積で割った値で、逆流洗浄中の池はろ過をしていないので除きます。 1池の面積 = 11 × 9 = 99 m²、ろ過中の池 = 6 − 1 = 5池 ① 60,000 ÷ (5 × 99) = 60,000 ÷ 4…
関連キーワード: 急速ろ過・ろ過速度・逆流洗浄・ろ過面積
- 正解済みまだ正解していませんQ8
水道法施行規則に定める、水道事業者が講じる衛生上必要な措置のうち、残留塩素の保持に関する次の記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 2. 病原生物に著しく汚染されるおそれがあるときは、給水栓の水の遊離残留塩素を0.2 mg/L以上とする。
解説: 汚染のおそれがあるときに遊離残留塩素を0.2 mg/L以上とする記述が適切です。水道法施行規則第17条第1項第3号は、給水栓の水に遊離残留塩素0.1 mg/L (結合残留塩素なら0.4 mg/L) 以上を保持させ、水が病原生物に著しく汚染されるおそれがある場合などは遊離0.2 m…
根拠・参照資料: 水道法施行規則第17条第1項第3号
関連キーワード: 残留塩素・遊離残留塩素・結合残留塩素・給水栓・水道法施行規則
- 正解済みまだ正解していませんQ9
アンモニア性窒素を0.40 mg/L (Nとして) 含み、ほかに塩素を消費する物質を含まない水に塩素を注入し、不連続点を超えて遊離残留塩素を0.6 mg/L残したい。不連続点までに消費される塩素は、窒素1 molに対して塩素 (Cl₂) 1.5 molが反応するとして見積もり、不連続点を超えて注入した塩素はすべて遊離残留塩素として残るものとする。原子量をN=14.0、Cl=35.5とするとき、必要な塩素注入率 (Cl₂として) に最も近い値はどれか。
正解: 3. 3.6 mg/L
解説: 塩素注入率は約3.6 mg/Lです。塩素はまずアンモニアと結合塩素 (クロラミン) をつくり、それが分解して残留塩素が最小になる不連続点を超えた分が遊離残留塩素になります。 ① 質量比 Cl₂:N = 1.5 × (2 × 35.5) ÷ 14.0 ≒ 7.61 消費 = 0.…
関連キーワード: 不連続点塩素処理・アンモニア性窒素・遊離残留塩素・クロラミン・塩素注入率
- 正解済みまだ正解していませんQ10
ある浄水場の塩素接触池は、容量が1,200 m³である。この池を通る流量は、平均が1,600 m³/h、最大時が2,400 m³/hである。池のバッフリング係数は0.4、池の出口の遊離残留塩素の濃度は0.8 mg/Lとする。消毒の効果を安全側に見積もるとき、この接触池のCT値(mg·min/L)に最も近い値はどれか。
正解: 2. 9.6
解説: CT値は約9.6 mg·min/Lです。US EPA Disinfection Profiling and Benchmarking Technical Guidance Manual(2020)は、CTを残留消毒剤の濃度Cと接触時間Tの積とし、Tには池を通る水の90%が留まる時…
関連キーワード: CT値・バッフリング係数・遊離残留塩素・塩素接触池
- 正解済みまだ正解していませんQ11
浄水処理に用いる膜ろ過に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 4. 流束を圧力と水温で補正した値を比流束といい、ファウリングによる透水性の低下をみるのに用いる。
解説: 「流束を圧力と水温で補正した値を比流束といい、ファウリングによる透水性の低下をみるのに用いる」が適切です。US EPA Membrane Filtration Guidance Manual(2005)の用語集は、流束を膜の単位面積あたりのろ過水量、比流束を圧力と水温で補正した流…
関連キーワード: 膜ろ過・比流束・ファウリング・対数除去率・回収率
- 正解済みまだ正解していませんQ12
高度浄水処理と浄水処理対応困難物質に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
正解: 3. 臭化物イオンを含む原水では、pHを低くしてオゾン処理を行うほど臭素酸が生じやすい。
解説: 「臭化物イオンを含む原水では、pHを低くしてオゾン処理を行うほど臭素酸が生じやすい」が不適切です。US EPA Alternative Disinfectants and Oxidants Guidance Manual(1999)は、臭化物イオンを含む水へのオゾン注入は、高いp…
根拠・参照資料: 水道施設の技術的基準を定める省令第5条第6項第5号、水質基準に関する省令(表の第27号)
関連キーワード: 高度浄水処理・オゾン処理・臭素酸・粒状活性炭・浄水処理対応困難物質
- 正解済みまだ正解していませんQ13
水質基準に関する省令に定める水道水の水質基準として、最も適切なものはどれか。
正解: 5. 鉛及びその化合物:0.01 mg/L以下
解説: 「鉛及びその化合物:0.01 mg/L以下」が適切です。水質基準に関する省令の表第6号は、鉛及びその化合物を鉛の量に関して0.01 mg/L以下としています。同じ表で、一般細菌は1 mLの検水で形成される集落数が100以下(第1号)、大腸菌は検出されないこと(第2号)、色度は5度…
根拠・参照資料: 水質基準に関する省令(表の第1号・第2号・第6号・第20号・第51号・第52号)
関連キーワード: 水質基準・一般細菌・大腸菌・色度・濁度・PFOS及びPFOA・鉛
- 正解済みまだ正解していませんQ14
水道法に基づく水道事業者の水質検査と水質管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 3. 定期の水質検査として、色及び濁り並びに消毒の残留効果に関する検査を1日1回以上行う。
解説: 「定期の水質検査として、色及び濁り並びに消毒の残留効果に関する検査を1日1回以上行う」が適切です。水道法第20条第1項は水道事業者に定期及び臨時の水質検査を義務づけ、水道法施行規則第15条第1項第1号イは1日1回以上行う色及び濁り並びに消毒の残留効果(残留塩素)に関する検査を定め…
根拠・参照資料: 水道法第20条第1項・第2項、水道法施行規則第15条第1項第1号・第2号・第3号
関連キーワード: 水質検査・色及び濁り・残留塩素・一般細菌・大腸菌・給水栓・要検討項目
- 正解済みまだ正解していませんQ15
ある配水区域の配水池は、高水位(H.W.L.)が標高93.0 m、低水位(L.W.L.)が標高87.0 mである。配水管から給水管に分岐する箇所の配水管の管中心の標高は14.5 mである。水の密度を1,000 kg/m³、重力加速度を9.8 m/s²とする。この分岐箇所の配水管の最大静水圧と、水道施設の技術的基準を定める省令が定める分岐箇所の最大静水圧の上限(給水に支障がない場合の例外は考えない)との関係の組合せとして、最も適切なものはどれか。
正解: 5. 約770 kPaで、省令の上限を上回る
解説: 最大静水圧は約770 kPaで、省令の上限の740 kPaを上回ります。静水圧は水が流れていないときの圧力で、水面との高さの差(水頭)hからp=ρghで求めます。分岐箇所の静水圧がもっとも高くなるのは、配水池の水位が高水位のときです。 水頭h=93.0−14.5=78.5 m p…
根拠・参照資料: 水道施設の技術的基準を定める省令第7条第10号
関連キーワード: 静水圧・最大静水圧・配水池・高水位・水頭
- 正解済みまだ正解していませんQ16
長さ600 mの送水管で、管内の流速1.6 m/sの流れを下流端の弁で0.5秒で閉じる。圧力波の伝わる速さを1,100 m/s、水の密度を1,000 kg/m³、重力加速度を9.8 m/s²とし、管の摩擦は考えない。このとき弁の位置で生じる水撃圧(圧力の上昇)の大きさ(MPa)に最も近い値はどれか。
正解: 2. 1.76
解説: 水撃圧は約1.76 MPaです。圧力波が管を往復する時間は2L/a=2×600÷1,100≒1.09秒で、閉じる時間0.5秒はこれより短いので急閉です。急閉では、弁から上流へ速さaで進む圧力波の背後で水が止まります。時間dtに止まる水の質量はρA a dt、その運動量の変化はρA…
関連キーワード: 水撃作用・ジューコフスキーの式・圧力波・急閉・水頭
- 正解済みまだ正解していませんQ17
水道法第5条及び水道施設の技術的基準を定める省令に定める水道施設の要件に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
正解: 4. 送水施設は、必要量の原水を送るのに必要なポンプ、送水管その他の設備を有すること。
解説: 「送水施設は、必要量の原水を送る…」が不適切です。水道法第5条第1項は、導水施設を必要量の原水を送るのに必要なポンプ、導水管その他の設備を有するもの(第3号)、送水施設を必要量の浄水を送るのに必要なポンプ、送水管その他の設備を有するもの(第5号)としています。取水施設(第1号)・…
根拠・参照資料: 水道法第5条第1項、水道施設の技術的基準を定める省令第7条第11号
関連キーワード: 水道施設・導水施設・送水施設・浄水施設・配水池・施設基準
- 正解済みまだ正解していませんQ18
工業用水道事業法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 1. 地方公共団体が工業用水道事業を営もうとするときは、工事の開始の日の60日前までに経済産業大臣に届け出る。
解説: 「地方公共団体が工業用水道事業を営もうとするときは、工事の開始の日の60日前までに経済産業大臣に届け出る」が適切です。工業用水道事業法第3条第1項は、地方公共団体は工業用水道施設の設置の工事の開始の日の60日前までに経済産業大臣に届け出ることを、同条第2項は地方公共団体以外の者は…
根拠・参照資料: 工業用水道事業法第2条・第3条
関連キーワード: 工業用水道事業法・工業用水道・届出・許可・経済産業大臣
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この科目の学習ポイントを読む
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専門科目 上下水道部門 上水道及び工業用水道の出題傾向 — 収録全18問の分析
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解説の根拠
全18問のうち10問の解説に、根拠・参照資料を記載しています。
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- 急速ろ過2問
- 膜ろ過2問
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専門科目 上下水道部門 下水道18 問学習に使える参考書 2 冊 PR
編集部の評価 (解説・演習・法令) と対象読者を並べました。
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- 専門科目 上下水道部門 上水道及び工業用水道の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 専門科目 上下水道部門 上水道及び工業用水道は、ぴよパスで技術士 第一次試験の問題を分けている23カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している専門科目 上下水道部門 上水道及び工業用水道の問題数は18問 / 全358問で、収録全体の約5%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、専門科目 上下水道部門 上水道及び工業用水道を全30問中0問(約0%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 専門科目 上下水道部門 上水道及び工業用水道で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 技術士 第一次試験の合格基準は「基礎科目(15点満点)・適性科目(15点満点)・専門科目(50点満点)の各々の得点が50%以上(基礎・適性は1問1点で8点以上、専門は1問2点で26点以上)」です。科目別の条件は「3科目のそれぞれで50%以上の得点が必要です(1科目でも50%未満なら不合格。免除される科目を除く)」です。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。専門科目 上下水道部門 上水道及び工業用水道の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。

