技術士 第一次試験 専門科目 上下水道部門 上水道及び工業用水道 練習問題 第4問: 水道施設の技術的基準を定める省令に定める浄水施設の要件に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
水道施設の技術的基準を定める省令に定める浄水施設の要件に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 急速ろ過を用いる浄水施設には、薬品注入設備、凝集池、沈殿池及びろ過池に加えて、原水の水質に応じて必要な設備が設けられていなければならない。
急速ろ過の施設構成の記述が適切です。水道施設の技術的基準を定める省令第5条第3項第1号は、急速ろ過を用いる浄水施設に、薬品注入設備・凝集池・沈殿池・ろ過池に加えて、原水の水質に応じて所要の水質を得るのに必要な設備を設けることを求めています。
緩速ろ過 (同条第2項) の要件は、ろ過池・ろ過砂・ろ過砂に接触する時間と、原水の水質に応じた沈殿池などで、凝集池は挙げられていません。凝集と沈殿を前提にするのは急速ろ過です。
膜ろ過では、膜の両面における水圧の差 (膜差圧)、膜ろ過水量、膜ろ過水の濁度を監視し、異常時に運転を速やかに停止できる設備が要件で、原水の水温は挙げられていません (第4項第3号)。オゾン処理では、オゾン処理設備の後に粒状活性炭処理設備を設けます (第7項第3号)。
急速ろ過を用いる浄水施設には、薬品注入設備・凝集池・沈殿池・ろ過池が必ず要り、ろ過速度は処理前の原水ではなく凝集・沈殿処理をした後の水の水質に応じて設定します (省令第5条第3項第1号・第7号)。
根拠・参照資料: 水道施設の技術的基準を定める省令第5条第2項、第3項第1号・第7号、第4項第3号・第6号、第7項第3号
関連キーワード: 急速ろ過・緩速ろ過・膜ろ過・オゾン処理・水道施設の技術的基準を定める省令
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