技術士 第一次試験 専門科目 上下水道部門 上水道及び工業用水道 練習問題 第5問: 長さ30 m、幅8 m、有効水深3.5 mの横流式沈殿池2池を並列に使い、合計12,000 m³/日の水を2池に等分して流す。理想沈殿池とみなすとき、沈降速度1
専門科目 上下水道部門 上水道及び工業用水道
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第5問
長さ30 m、幅8 m、有効水深3.5 mの横流式沈殿池2池を並列に使い、合計12,000 m³/日の水を2池に等分して流す。理想沈殿池とみなすとき、沈降速度1.2 cm/minの粒子の除去率に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 69%
除去率は約69%です。理想沈殿池 (粒子は水と同じ速さで水平に流れ、一定の速さで沈み、池底で除去される) では、沈降速度vの粒子の除去率は v ÷ (Q/A) (Q/Aは表面負荷率。比が1以上なら100%) で、水深に依りません。
v = 0.012 m/min × 1,440 min/日 = 17.28 m/日
① A = 30 × 8 × 2池 = 480 m²、Q/A = 12,000 ÷ 480 = 25 m/日
17.28 ÷ 25 ≒ 0.69
② 滞留時間 = V/Q = (480 × 3.5) ÷ 12,000 = 0.14 日
水深を沈み切る時間 = 3.5 ÷ 17.28 ≒ 0.2025 日
0.14 ÷ 0.2025 ≒ 0.69 で一致します。
「35%」は1池の面積240 m²で合計水量を割った値、「8.1%」は沈降速度を水平流速 (約214 m/日) と比べた値、「2.9%」は分から日への換算で60だけを掛けた値です。「100%」は比を逆にとって1を超えたため全量除去とした値です。
除去率は表面負荷率で決まり、池を深くしても上がりません。
関連キーワード: 理想沈殿池・表面負荷率・沈降速度・除去率・横流式沈殿池
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