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全60問
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ぴよパスでは消防設備士 乙種第6類の問題を4カテゴリに分けています。基礎的知識(機械)にはオリジナル予想問題を60問収録し、サイト内の消防設備士 乙種第6類全345問の約17%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには計算・圧力・断面積・力のモーメントなどがあります。本試験の情報は合格率約35.6% (令和7年度)・試験時間1時間45分・受験料4,400円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。60問のうち1問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、消防関係法令・構造・機能及び整備・実技(鑑別)などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
力のモーメントに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 力のモーメント(トルク)はM = F × dで表され、力の大きさFと回転軸から力の作用線までの距離(うでの長さ)dの積である。単位はN・m(ニュートンメートル)。選択肢3は距離に反比例ではなく比例するため誤り。選択肢4の単位パスカルは圧力の単位であり、力のモーメントの単位ではない…
ボイル・シャルルの法則に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: ボイル・シャルルの法則はPV/T = 一定(Pは圧力、Vは体積、Tは絶対温度)で表される。すなわち圧力と体積の積は絶対温度に比例する。選択肢3はボイルの法則の説明として誤り(体積は圧力に反比例する)。選択肢4はシャルルの法則の説明として誤り(体積は絶対温度に比例する)。選択肢2は…
金属材料の性質に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: アルミニウムの比重は約2.7で、鉄の比重約7.9よりもはるかに小さい軽量な金属である。したがって選択肢1が誤り。選択肢3は正しく、鉄は酸化されやすく錆びが発生する。選択肢4は正しく、銅は銀に次いで電気伝導性が高い。選択肢2は正しく、ステンレス鋼(SUS)はクロムを10.5%以上含…
パスカルの原理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説: パスカルの原理とは、密閉容器内の流体(液体)の一部に圧力を加えると、その圧力は流体のすべての部分に等しい大きさで伝わるという原理である。油圧装置や蓄圧式消火器の加圧原理にも関連する。選択肢2は容器の形状に関わらず等しく伝わるため誤り。選択肢3は底面だけでなく全方向に伝わるため誤り…
金属の腐食に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 鉄と銅では鉄の方がイオン化傾向が大きいため、鉄の方が先に腐食される。したがって選択肢2は誤り。選択肢3は正しく、異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)は代表的な電気化学的腐食である。選択肢4は正しく、イオン化傾向の大きい金属が陽極(アノード)となり優先的に腐食される。選択肢1は正し…
応力とひずみの関係について、正しいものはどれか。
解説: フックの法則によれば、比例限度内においては応力はひずみに比例する(σ = E × ε。Eは弾性係数)。応力ひずみ線図では比例限度・弾性限度・降伏点の順に現れ、応力とひずみの比例関係が保証されるのは比例限度までである(比例限度と弾性限度は別の概念で、比例限度は弾性限度以下になる)。…
圧力の単位と計算に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 圧力とは単位面積あたりに働く力の大きさであり、P = F / A(Fは力、Aは面積)で表される。単位はPa(パスカル)= N/m²(ニュートン毎平方メートル)。選択肢3のN・mは力のモーメント(トルク)の単位であり圧力の単位ではない。選択肢4は誤りで、1MPa = 1,000,0…
てこの原理(てこのつり合い)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: てこの原理では、支点を中心にした力のモーメントが等しいときにつり合いが成立する(力 × 支点からの距離 = 力 × 支点からの距離)。力点(力を加える点)が支点から遠いほど、同じ距離の作用点に対してより小さな力で物体を動かすことができる。選択肢4は支点から力点が近いほど不利になる…
金属の熱処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 焼き入れは金属を高温に加熱した後急冷することで硬さ(硬度)を増加させる処理である。したがって「硬さが低下する」という選択肢3は誤り。ただし焼き入れ単独では脆くなるため、その後に焼き戻し処理を施して靭性を回復させることが多い。選択肢4は焼き入れの正しい説明。選択肢1は焼きなましの正…
ボイルの法則に関する問題。20℃、1気圧(101.3kPa)において体積が2Lの気体を、温度を変えずに圧力を5気圧(506.5kPa)に上げた場合、気体の体積はどうなるか。
解説: ボイルの法則では、温度が一定のとき圧力と体積の積は一定(P₁V₁ = P₂V₂)。1気圧 × 2L = 5気圧 × V₂ より、V₂ = (1 × 2) / 5 = 0.4L となる。圧力が5倍になると体積は1/5に減少する。選択肢1(変化なし)は温度と圧力の両方が変わらない場合…
ねじ(ボルト・ナット)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 一般的なねじ(右ねじ)は時計回り(右回り)に回すと締まり、反時計回りに回すと緩む。これは「右ねじの法則」として基本的な知識である。選択肢2は右ねじの締まる方向が逆であり誤り。選択肢3のピッチとはねじ山の間隔(隣り合うねじ山の間の距離)のことであり、直径ではない。選択肢1は誤りで、…
金属材料の引張強さに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 引張強さ(引張強度)とは、材料が引っ張り力(引張荷重)を受けて破断するときの最大応力値をいい、材料の強度を示す重要な指標である。単位はMPa(メガパスカル)やN/mm²で表す。選択肢4は圧縮強さの説明であり引張強さの説明ではない。選択肢1は一般的に鉄鋼材料の引張強さは銅より高いた…
シャルルの法則に関する問題。0℃(273K)、体積1Lの気体の温度を91℃(364K)に上昇させた場合(圧力一定)、体積はおよそいくらになるか。
解説: シャルルの法則では、圧力一定のとき体積は絶対温度に比例する(V₁/T₁ = V₂/T₂)。1L / 273K = V₂ / 364K より、V₂ = 1 × (364/273) ≈ 1.33L となる。絶対温度(K)= 摂氏温度(℃)+ 273 の関係を用いる。選択肢3は体積が縮…
金属材料の溶接に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: はんだ付けは母材(接合したい金属)を溶かさず、低融点の合金(はんだ:鉛とスズの合金等)のみを溶かして接合する方法である。母材を溶かす溶接法(アーク溶接等)とは本質的に異なる。選択肢1はアーク溶接の正しい説明。選択肢2は正しく、溶接後の熱処理は残留応力の除去や組織改善のために行う。…
力の合成に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 同一直線上で同じ方向に働く2つの力の合力は、それぞれの力の大きさの和として求められる(例:10Nと5Nが同方向なら合力は15N)。選択肢2は同方向の力の合力が「差」とあるが正しくは「和」であるため誤り。選択肢3は反対方向に働く力の合力は「和」ではなく「差」(差を取り大きい方の向き…
ガスケットやパッキン等のシール材料として使用されるゴムの性質に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: ゴム製パッキンは使用環境(温度・圧力・薬剤との接触等)や時間の経過によって劣化(硬化・膨潤・亀裂)が進行するため、定期的な点検と適切な時期での交換が必要である。消火器のパッキンも整備時に交換する部品の一つである。選択肢3は正しく、天然ゴムは非極性の石油系溶剤に溶解・膨潤しやすい。…
銅(Cu)の性質として、正しいものはどれか。
解説: 銅(Cu)は湿気、二酸化炭素、酸素が共存する環境では表面に塩基性炭酸銅(緑青)を生じる。これは長年屋外にさらされた銅製品(屋根・彫刻等)に見られる緑色のさびである。選択肢4は誤りで、銅は磁性体ではなく(非磁性体)、磁石に引き付けられない。選択肢2の銅の比重は約8.9であり、鉄(約…
ポンプの揚程(揚高)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 全揚程(全水頭)は、ポンプが実際に液体を持ち上げる高さである実揚程に、管路・バルブ等での摩擦損失水頭を加えた合計値である。ポンプの設計ではこの全揚程を基準に必要な能力を決定する。選択肢1の揚程は垂直方向の高さであり、水平距離ではない。選択肢2は全揚程が大きいほどポンプの吐出圧力は…
材料の比重に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 比重とは、ある物質の密度(単位体積あたりの質量)を標準物質(液体の場合は4℃の水)の密度で割った無次元の数値である。比重が1より大きければその物質は水より重く水に沈み、1より小さければ水に浮く。選択肢3の比重は無次元量であり質量ではない。選択肢4の水の比重は1(基準値)であり2で…
消火器の本体容器に使用される材料に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 消火器(特に蓄圧式や加圧式)の容器は使用時に高い内圧が生じるため、容器の強度は非常に重要であり、所定の板厚と材料強度が求められる。消火器の技術上の規格を定める省令により容器の耐圧試験等が規定されている。選択肢4は正しく、消火器容器の主要材料は鋼板やステンレス鋼である。選択肢1は正…
根拠・参照資料: 消火器の技術上の規格を定める省令第6条、消火器の技術上の規格を定める省令第11条
熱の伝わり方に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 熱の伝わり方には伝導・対流・放射(輻射)の3種類がある。放射(輻射)は媒介物がなくても電磁波(赤外線等)によって熱エネルギーが空間を伝わる現象で、真空中でも起こる。選択肢1の「媒介物なしに空間を通じて伝わる」は放射の説明であり伝導の説明ではない。伝導は固体内部で分子間の振動エネル…
比熱に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 比熱とは、ある物質1kgの温度を1K(または1℃)上昇させるのに必要な熱量のことで、単位はJ/(kg・K)(ジュール毎キログラム毎ケルビン)である。比熱が大きい物質ほど温まりにくく冷めにくい。選択肢2のN・mは力のモーメントの単位であり比熱の単位ではない。選択肢3は誤りで、水の比…
大気圧(標準大気圧)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 標準大気圧は約101,325Pa(101.3kPa ≈ 0.1013MPa)であり、0℃における水銀柱760mm(760mmHg)の圧力に相当する。1気圧(atm)ともいわれる。選択肢3の10kPaは約0.1気圧であり正しくない。標準大気圧は約101.3kPaである。選択肢4は誤…
SI単位系(国際単位系)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: SI単位系において、仕事(エネルギー)の単位はジュール(J)で表され、1J = 1N × 1m = 1N・mと定義される。選択肢3の力の単位はキログラムではなくニュートン(N)である。1N = 1kg・m/s²(質量1kgの物体に1m/s²の加速度を与える力)。選択肢4の圧力の単…
ボルトとナットに関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: ボルトのねじ部(ねじが切られた部分)の有効断面積は、有効径とねじの谷の径の平均を直径とする円の面積として求められるため、ねじが切られていない軸部(呼び径の断面積)よりも小さくなる。たとえば呼び径M10(ピッチ1.5mm)では有効断面積は約58mm²で、呼び径10mmの円の断面積約…
せん断応力に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: せん断応力とは、材料の断面に平行(接線)方向に作用するすべり力(せん断力)を断面積で割った値である(τ = Q/A)。単位は Pa(N/m²)または N/mm²(MPa)。選択肢1は「断面に垂直方向に作用する内力を面積で割った値」は垂直応力(引張応力・圧縮応力)の定義であり、せん…
防食(腐食防止)方法に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 陰極防食(カソード防食)は、保護したい金属(鉄等)に直流電流を外部から供給して陰極(カソード)にする方法、または外部からイオン化傾向の大きい犠牲金属(亜鉛・マグネシウム等)を接続して犠牲金属を陽極として腐食させることで保護金属を陰極側に保つ方法である。選択肢3は「陽極として腐食さ…
ベルヌーイの定理に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: ベルヌーイの定理は、理想流体(非粘性・非圧縮性)の定常流において、流線に沿った各点での位置エネルギー(ρgh)・圧力エネルギー(P)・運動エネルギー(½ρv²)の総和が一定であることを示す法則(P + ½ρv² + ρgh = 一定)。選択肢2は誤りで、ベルヌーイの定理によれば流…
アルミニウムの性質に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: アルミニウムは電気伝導性が比較的高い金属であり(銅の約60%)、送電線(架空電線)や電気部品等に使用されている。したがって選択肢4は誤り。選択肢2は正しく、アルミニウムは空気中で緻密な酸化アルミニウム(Al₂O₃)の不働態皮膜を形成し、自己腐食を抑制する。選択肢3は正しく、アルミ…
熱膨張に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 線膨張係数(熱膨張係数)とは、温度が1K(1℃)上昇したときの元の長さに対する伸びの割合(変化率)を表す係数で、単位は 1/K(K⁻¹)である。選択肢3は誤りで、一般に金属は温度が上昇すると膨張し、低下すると収縮する。選択肢1は誤りで、アルミニウムの線膨張係数(約23×10⁻⁶/…
流体の連続の式(連続方程式)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 連続の式(連続方程式)は質量保存則から導かれ、非圧縮性流体においては「断面積 × 流速 = 体積流量 = 一定(A₁v₁ = A₂v₂)」が成立する。選択肢3は誤りで、細い管から太い管(断面積増加)に流れ込むと、連続の式により流速は減少する。選択肢1は誤りで、断面積が2倍になると…
仕事とエネルギーに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 仕事(W)= 力(F)× 力の方向への移動距離(d)で定義され、単位はジュール(J)= N・m(ニュートン・メートル)である。選択肢3は誤りで、仕事は力の方向と同じ方向(または力の方向成分)に物体が移動したときに発生する。力と垂直な方向への移動では仕事はゼロとなる。選択肢1は誤り…
配管内を流れる水の流速に関する問題。断面積が0.02m²の管から断面積が0.01m²の管へ水が流れている。太い管での流速が2m/sのとき、細い管での流速はいくらになるか。
解説: 連続の式(非圧縮性流体):A₁v₁ = A₂v₂を用いる。0.02m² × 2m/s = 0.01m² × v₂より、v₂ = (0.02 × 2) / 0.01 = 4m/s。断面積が半分になると流速は2倍になる。選択肢3(1m/s)は断面積が2倍のときに流速が半分になる場合で…
比熱と熱量の計算に関する問題。比熱が0.5kJ/(kg・K)の金属2kgを20℃から80℃まで加熱するのに必要な熱量はいくらか。
解説: 熱量Q = m × c × ΔTの式を用いる。m = 2kg、c = 0.5kJ/(kg・K)、ΔT = 80 - 20 = 60K(℃)より、Q = 2 × 0.5 × 60 = 60kJ。選択肢4(30kJ)は温度差をΔT = 30として計算した誤り(2 × 0.5 × 30…
てこのつり合いに関する計算問題。支点から左側2mの位置に20Nの荷重がかかっている。支点から右側4mの位置で下向きに力を加えてつり合わせるには、何Nの力が必要か。
解説: てこのつり合いは、支点まわりの力のモーメントが等しいときに成立する(左側のモーメント = 右側のモーメント)。左側:20N × 2m = 40N・m、右側:F × 4m = 40N・m より、F = 40 / 4 = 10N。距離が左側の2倍(4m)あるため、力は左側の荷重の半分…
ガスケットの使用に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 一度使用して締め付けられたガスケットは圧縮変形(クリープ変形)が生じており、再使用すると十分なシール性能が得られない。そのため、分解・整備時にはガスケットを新品に交換することが基本原則である。選択肢1は正しく、ガスケットはフランジ接続部やバルブの接続部等のシールに使用される。選択…
鉄(鋼)の性質に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 鋼は炭素含有量(炭素鋼の場合)が増えるほど硬さ・引張強さが増す一方で、延性(伸びる性質)や靭性が低下しもろくなる傾向がある。これは炭素量増加による金属組織変化のためである。選択肢3は誤りで、炭素量が増えると延性(伸び率)は低下する。選択肢4は誤りで、純鉄は比較的軟らかく加工しやす…
流体の粘性に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 液体(例:油・水)の粘度は温度が上昇すると分子間力が低下するため粘度は下がる(流れやすくなる)。一方、気体の粘度は温度が上昇すると分子の熱運動が活発化し粘度が上昇する。選択肢1は誤りで、粘度が高いほど流れにくい(抵抗が大きい)。選択肢3は誤りで、気体にも粘性は存在する(ただし液体…
ねじの種類と用途に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 細目ねじはピッチが小さい(ねじ山の間隔が狭い)ため、1回転あたりの進み量が少なくセルフロック性(自己締結性)が高い。そのため振動に対する緩み止め効果は粗目ねじよりも優れている。したがって「緩み止め効果は低い」という選択肢2は誤り。選択肢3は正しく、三角ねじ(メートルねじ・ユニファ…
溶接の種類と特徴に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: TIG溶接(Tungsten Inert Gas溶接)はアルゴン等の不活性ガスをシールドガスとして使用し、消耗しないタングステン電極で発生させたアークを熱源として溶接を行う方法である。薄板や精密部品の溶接に適しており、ステンレス・アルミニウム等の溶接にも広く使用される。選択肢4は…
摩擦力に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 最大静止摩擦力F₀は、接触面に働く垂直抗力Nに比例し、F₀ = μN(μは静止摩擦係数)で表される。選択肢4は誤りで、摩擦力は見かけの接触面積の大小には関係せず、垂直抗力と摩擦係数によって決まる。選択肢2は誤りで、動摩擦力は最大静止摩擦力よりも小さい。物体は動き出すと、動かし続け…
温度に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 絶対温度(ケルビン温度)T(K)と摂氏温度t(℃)の間には、T = t + 273(正確には273.15)の関係がある。ボイル・シャルルの法則等の気体の計算では必ず絶対温度を用いる。選択肢3は誤りで、絶対零度(0K)は摂氏で約−273℃であり、摂氏0℃は絶対温度で約273Kに相当…
ニュートンの運動の法則に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 選択肢4は運動の第1法則(慣性の法則)の正しい説明である。物体は外力が働かない限り、現在の運動状態(静止または等速直線運動)を保ち続ける。選択肢1は誤りで、運動の第2法則(F = ma)によれば、加速度は加えた力の大きさに比例し、物体の質量に反比例する。選択肢2は誤りで、作用と反…
材料に加わる荷重に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 繰返し荷重や衝撃荷重を受ける部材は、疲労破壊や急激な破壊の危険性が高いため、静荷重のみを受ける部材よりも安全率を大きく設定する必要がある。したがって選択肢2は誤り。選択肢3は正しく、静荷重は構造物の自重のように大きさ・方向がほぼ一定の荷重である。選択肢4は正しく、衝撃荷重はハンマ…
許容応力と安全率に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 安全率は「安全率 = 基準強さ(引張強さ等)÷ 許容応力」で定義され、材料や機械の設計において破壊に対する余裕の程度を表す。選択肢1は誤りで、許容応力は実際の使用時に許される応力の上限であり、材料の引張強さ(基準強さ)よりも小さく設定しなければならない。選択肢2は誤りで、安全率は…
合金に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 黄銅(真ちゅう)は銅と亜鉛の合金であり、「銅とスズの合金」という選択肢4は誤り。銅とスズの合金は青銅である。黄銅は加工性がよく、バルブ・管継手・装飾品等に広く使用される。選択肢1は正しく、青銅(ブロンズ)は銅とスズの合金で、耐食性・耐摩耗性に優れる。選択肢2は正しく、ジュラルミン…
仕事率(動力)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 仕事率(動力)Pは単位時間あたりにする仕事の量であり、P = W / t(Wは仕事、tは時間)で表される。単位はワット(W)で、1W = 1J/s である。選択肢4は誤りで、1Wは1秒間に「1J(ジュール)」の仕事をする仕事率である。N(ニュートン)は力の単位であり、仕事の単位で…
軸受(じくうけ)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 転がり軸受(玉軸受・ころ軸受)は、内輪と外輪の間に玉やころ等の転動体を入れ、転がり接触によって軸を支える軸受であり、滑り軸受に比べて摩擦(特に起動時の摩擦)が小さい。選択肢2は誤りで、スラスト軸受は軸方向(軸に平行な方向)の荷重を支える軸受であり、半径方向の荷重を支えるのはラジア…
引張応力の計算に関する問題。断面積200mm²の丸棒に、軸方向に10kN(10,000N)の引張荷重が作用しているとき、丸棒に生じる引張応力はいくらか。
解説: 引張応力σは、荷重Fを断面積Aで割って求める(σ = F / A)。σ = 10,000N ÷ 200mm² = 50N/mm²(= 50MPa。1N/mm² = 1MPaの関係がある)。選択肢4(25N/mm²)は荷重を5,000Nとして計算した場合の値であり誤り。選択肢1(1…
滑車に関する計算問題。動滑車1個と定滑車1個を組み合わせて、重さ120Nの物体をつり上げる。滑車とロープの質量および摩擦を無視した場合、ロープを引く力はいくらか。
解説: 動滑車を1個使用すると、荷重は動滑車の両側の2本のロープで支えられるため、ロープを引く力は荷重の1/2となる。120N ÷ 2 = 60N。定滑車は力の向きを変えるだけで、力の大きさは変えない。なお、引く力は1/2になるがロープを引く距離は2倍になる(物体を1m持ち上げるにはロー…
つるまきばね(コイルばね)の性質に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: フックの法則により、弾性限度(弾性限界)内ではばねの伸びxは加えた力Fに比例する(F = k × x、kはばね定数)。したがって選択肢1が正しい。選択肢4は誤りで、ばね定数kが大きいほど「かたい」ばねであり、同じ力に対する伸びはむしろ小さくなる(x = F/k)。選択肢2は誤りで…
炭素鋼に含まれる元素とその影響に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: けい素(Si)や炭素(C)の含有量が増えると、鋼の硬さ・引張強さは高まる一方で、延性(伸び)や靭性(粘り強さ)はむしろ低下する傾向がある。したがって選択肢4は誤り。なお炭素鋼の五大元素はC・Si・Mn・P・Sである。選択肢1は正しく、炭素は鋼の強度・硬さを支配する最も重要な元素で…
ステンレス鋼に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: オーステナイト系ステンレス鋼の代表であるSUS304は、クロム約18%・ニッケル約8%を含むことから「18-8ステンレス」と呼ばれ、耐食性・加工性に優れ最も広く使用される。したがって選択肢2が正しい。選択肢4は誤りで、ステンレス鋼の耐食性はクロムが表面に緻密な不動態皮膜(酸化クロ…
材料に生じる応力と、それを生じさせる外力の関係に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: せん断応力は、材料の断面に沿って互いに反対向きにずらそう(すべらせよう)とする外力(せん断力)によって生じる応力である。したがって選択肢4が正しい。選択肢2は誤りで、引張応力は材料を引き伸ばそう(引っ張ろう)とする外力によって生じる。選択肢3は誤りで、圧縮応力は材料を押し縮めよう…
力のモーメントの計算に関する問題。長さ30cmのスパナの柄の先端に、柄と直角の方向に50Nの力を加えてボルトを締めた。このときボルトに作用する力のモーメント(締付けトルク)はいくらか。
解説: 力のモーメントM = 力F × 回転軸から力の作用線までの距離d で求める。単位をそろえるため30cm = 0.3mとして計算すると、M = 50N × 0.3m = 15N・m となる。選択肢4(1.5N・m)は距離を3cm(0.03m)と取り違えて計算した誤り。選択肢1(15…
パスカルの原理を利用した油圧装置に関する問題。断面積10cm²の小ピストンに100Nの力を加えたとき、断面積50cm²の大ピストンが押し上げることのできる力はいくらか。ただし、摩擦やピストンの重さは無視する。
解説: パスカルの原理により、密閉された液体内では圧力が各部に等しく伝わる。小ピストンが液体に加える圧力は P = F₁ / A₁ = 100N ÷ 10cm² = 10N/cm²。この圧力が大ピストンにも等しく作用するため、大ピストンが押し上げる力は F₂ = P × A₂ = 10N…
安全率と許容応力の計算に関する問題。引張強さ(基準強さ)が400N/mm²の材料を、安全率4で使用する場合の許容応力はいくらか。
解説: 安全率 = 基準強さ ÷ 許容応力 の関係から、許容応力 = 基準強さ ÷ 安全率 = 400N/mm² ÷ 4 = 100N/mm² となる。安全率は材料が破壊に至る強さに対してどれだけ余裕をもたせるかを示す値であり、許容応力は基準強さより小さくなる。選択肢3(16N/mm²)…
同じばね定数kのつるまきばね2本を組み合わせて使用する場合に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 同じばね定数kのばねを並列(横に並べて同じ変位を分担させる接続)にすると、全体のばね定数は2k(1本の2倍)となり、かたく(変形しにくく)なる。したがって選択肢2が正しい。一方、直列(縦につないで同じ力を受ける接続)にすると全体のばね定数はk/2(1本の1/2)となり、やわらかく…
鉄に生じるさび(腐食生成物)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 黒さび(四三酸化鉄、Fe₃O₄)は鉄の表面に緻密で密着性のよい皮膜を形成し、内部への酸素や水分の侵入を防ぐため、内部の鉄を保護する働きがある(南部鉄器の防錆処理などに利用される)。したがって選択肢1が正しい。選択肢4は誤りで、赤さび(主に含水酸化鉄)は多孔質でもろく剥がれやすいた…
静止している液体中の圧力(水圧)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 静止した液体中では、ある点に働く圧力(水圧)はその点より上にある液体の重さによって生じるため、液面からの深さhに比例して大きくなる(圧力 = ρgh、ρは液体の密度、gは重力加速度)。したがって選択肢1が正しい。選択肢2は誤りで、圧力は深さに比例して増加するため、どの深さでも同じ…
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Amazonで見る各項目の解説と例題を組み合わせた構成です。筆記レッスン末尾のおさらい問題、実技対策、模擬試験2回を収録しています。項目ごとに確認してから、同じ本の模擬試験を通して解く使い方ができます。
こんな人に: 例題で確認しながら筆記と実技を学び、模擬試験も同じ本で解きたい受験生
Amazonで見る間違えた論点を、書籍と練習問題で確認しましょう
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
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この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
消防設備士乙6のテキストを、出版社の目次・図解・鑑別資料・練習問題の構成で比較。弘文社・公論出版・オーム社の版名とISBN、手持ちの本を確認してから買い足す手順を整理します。
消防設備士乙6で講座を使うべきか迷う人へ。SAT・独学テキスト・ぴよパス演習の役割を分け、向く人・向かない人・買う順番と失敗しない判断軸を整理します。
消防設備士乙6の問題集を、分野別演習・例題・模擬試験の使い分けで比較。公論出版の筆記402問・鑑別99問、オーム社の模擬試験2回、弘文社の図解と鑑別資料を出版社情報で確認し、追加購入前に見る点を整理します。
消防設備士乙種6類の業務そのものである点検と報告を、消防法施行規則第31条の6の条文どおりに整理します。点検は1年以内で消防庁長官が定める期間ごと、報告は特定防火対象物が1年に1回・それ以外が3年に1回という分かれ目と、誰が点検できるかまで独学向けに解説します。
消防設備士乙種6類の鑑別等試験で問われる消火器の種類と適応火災の見分け方、歩行距離20m・設置高さ1.5m以下・能力単位といった消防法施行令と施行規則が定める数値を条番号つきで整理します。二酸化炭素消火器を置けない場所も条文で確認します。
消防設備士乙6を初めて受ける人向けに、2か月60〜100時間で合格レベルに到達する学習プランを整理。4分野30問+実技5問の配分・実技対策・週次タスクを実例ベースで解説します。