高気圧障害
全50問
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この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスでは潜水士の問題を4カテゴリに分けています。高気圧障害にはオリジナル予想問題を50問収録し、サイト内の潜水士全200問の約25%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには潜水士試験・kouatsu-shougai・確認演習・減圧症などがあります。本試験の情報は合格率74.4%(令和7年度)・試験時間4時間・受験料8,800円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。50問のうち50問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、潜水業務・送気、潜降及び浮上・関係法令などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
- 正解済みまだ正解していませんQ1中級
高圧則・高気圧障害・定義
高気圧作業安全衛生規則第1条の2第1号にいう高気圧障害の定義として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は2です。同号は高気圧障害を、減圧症、酸素・窒素・炭酸ガスによる中毒、その他の高気圧による健康障害と定義しています。3のように減圧症だけに限られるものではなく、気体による中毒まで含む広い概念です。試験科目名の高気圧障害の中身が、この定義によって定まっています。
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則第1条の2第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ2中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・確認演習
平成27年基発0109第2号が高圧則の「減圧症」という用語について例示している組合せはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は4です。同通達は「減圧症」に潜水病・潜かん病を例示する。他方、「その他の高気圧による健康障害」の例示は空気塞栓症・骨壊死である。この用語整理から骨壊死が医学上の慢性減圧症に当たらないとは結論できない。2・3・5はそれぞれ気体による中毒の例示である。
根拠・参照資料: 平成27年1月9日 基発0109第2号
- 正解済みまだ正解していませんQ3中級
酸素中毒・急性酸素中毒・慢性酸素中毒
高気圧障害のうち酸素による中毒に含まれるものとして示されているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は1です。酸素による中毒には急性酸素中毒と慢性酸素中毒が含まれ、急性酸素中毒にはいわゆる脳酸素中毒が含まれるとされています。急性のものは短時間の高い酸素分圧で生じ、慢性のものは長期にわたるばく露で生じるという時間軸の違いで整理されています。
根拠・参照資料: 平成27年1月9日 基発0109第2号
- 正解済みまだ正解していませんQ4中級
窒素中毒・窒素酔い・不活性ガス
高気圧障害のうち窒素による中毒に含まれるものとして示されているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は5です。窒素による中毒には窒素中毒が含まれ、これにはいわゆる窒素酔いが含まれるとされています。窒素は不活性ガスですが、分圧が高くなると麻酔作用を示すため中毒として扱われます。窒素に分圧の制限が設けられているのはこのためで、中毒を生じないヘリウムに制限がないことと対になります…
根拠・参照資料: 平成27年1月9日 基発0109第2号
- 正解済みまだ正解していませんQ5上級
潜水士試験・kouatsu-shougai・確認演習
平成27年基発0109第2号が、高圧則の「その他の高気圧による健康障害」という用語について例示している組合せはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は3です。同通達のこの用語への例示は空気塞栓症及び骨壊死である。1は減圧症の例示、2・4・5は各気体による中毒に関するものとなる。ただし、通達の例示上の区分を医学的な排他的分類とみなして、骨壊死と慢性減圧症との関連を否定してはならない。
根拠・参照資料: 平成27年1月9日 基発0109第2号
- 正解済みまだ正解していませんQ6中級
不活性ガス・窒素・ヘリウム
高気圧作業安全衛生規則第1条の2第6号にいう不活性ガスに該当する気体の組合せはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は2です。同号は不活性ガスを窒素及びヘリウムの気体と定義しています。一般には反応性の低い気体を広く不活性ガスと呼びますが、この規則ではこの2つに限られる点が特徴です。4のように一般的な意味で答えると誤りになります。
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則第1条の2第6号
- 正解済みまだ正解していませんQ7上級
炭酸ガス中毒・排気ガス・呼吸用ガス
潜水業務における炭酸ガス中毒の原因として示されているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は4です。排気ガスが呼吸用ガスに混入することによる炭酸ガス中毒が、事業者が防止すべき健康障害に含まれるとされています。空気圧縮機の吸込口の近くに内燃機関の排気があると起こりうるため、送気する空気を清浄に保つことが必要になります。1の浮上の速度は減圧症の要因であって、炭酸ガス中…
根拠・参照資料: 平成27年1月9日 基発0109第2号
- 正解済みまだ正解していませんQ8中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・確認演習
溺水防止措置を講じた浮上時の例外を除き、高気圧作業安全衛生規則第15条第1項により、潜水作業者が吸入する時点の酸素の分圧について定められている範囲はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は1です。酸素の分圧は18キロパスカル以上160キロパスカル以下と、下限と上限の両方が定められています。下限があるのは酸素が不足すれば低酸素症を生じるためで、上限があるのは酸素中毒を防ぐためです。2の220キロパスカルは気こう室において減圧を行う場合の上限であり、潜水業務にお…
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則第15条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ9中級
窒素分圧・400キロパスカル・窒素中毒
高気圧作業安全衛生規則第15条第1項により、窒素の分圧について定められている限度はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は5です。窒素の分圧は400キロパスカル以下と定められています。窒素は分圧が高くなると窒素中毒を生じるためで、この制限があることによって、呼吸用ガスとして空気を用いる潜水業務の水深に上限が生じます。1の0.5キロパスカルは炭酸ガス、4の160キロパスカルは酸素の上限で、いずれ…
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則第15条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ10中級
炭酸ガス・0.5キロパスカル・分圧
高気圧作業安全衛生規則第15条第1項により、炭酸ガスの分圧について定められている限度はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は3です。炭酸ガスの分圧は0.5キロパスカル以下と定められており、3つの気体のうち最も小さい値です。炭酸ガスはごくわずかな分圧でも呼吸を乱し、頭痛や意識障害を招くため、厳しい限度が置かれています。酸素の160、窒素の400と桁が大きく異なる点で区別できます。
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則第15条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ11上級
潜水士試験・kouatsu-shougai・確認演習
潜水業務への準用による読み替え前の高圧則第15条第1項第1号で、酸素分圧の上限を220kPaとする場面はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は2です。読み替え前のただし書は、気こう室で減圧を行う場合を挙げる。潜水業務へ準用するときは第27条により「溺水しないよう必要な措置を講じて浮上を行わせる」場合へ読み替えるため、準用後も気こう室だけに限定されるとは言えない。1・3・4・5は読み替え前のただし書そのものではない…
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則第15条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ12上級
潜水士試験・kouatsu-shougai・確認演習
溺水防止措置を講じた浮上時の例外を除き、高気圧作業安全衛生規則第15条第1項が定めるガス分圧の限度の組合せとして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は4です。酸素は18キロパスカル以上160キロパスカル以下、窒素は400キロパスカル以下、炭酸ガスは0.5キロパスカル以下です。酸素だけが下限と上限の両方を持ち、窒素と炭酸ガスは上限のみである点が構造上の違いです。数値を入れ替えた選択肢が作られやすいので、気体と値の対応で確認…
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則第15条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ13上級
ガス分圧・窒素・上限
高気圧作業安全衛生規則第15条第1項が定めるガス分圧の制限に関する記述として、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は1です。窒素については400キロパスカル以下という上限だけが定められており、下限はありません。下限が定められているのは酸素で、不足すれば低酸素症を生じるためです。4のとおりヘリウムには制限がなく、5のとおり潜水業務では吸入する時点の分圧で判断します。
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則第15条第1項
- 正解済みまだ正解していませんQ14中級
酸素ばく露量・600・一日
潜水業務における酸素ばく露量について、一日についての限度として定められている値はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は5です。酸素ばく露量の限度は一日について600と定められています。4の2,500は一週間についての限度で、期間が異なります。1の50は酸素ばく露量を合計する区間を決めるための平均酸素分圧の値であり、ばく露量の限度そのものではありません。
根拠・参照資料: 平成26年厚生労働省告示第457号
- 正解済みまだ正解していませんQ15中級
酸素ばく露量・2500・一週間
潜水業務における酸素ばく露量について、一週間についての限度として定められている値はどれか。
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解説: 正解は3です。一週間についての限度は2,500と定められています。一日の限度600を7日分単純に足すと4,200になりますが、実際の限度はそれより小さく設定されています。毎日上限まで働くことを想定していないためで、連日の作業では一日あたりを平均化することが望ましいとされています。
根拠・参照資料: 平成26年厚生労働省告示第457号
- 正解済みまだ正解していませんQ16上級
UPTD・肺酸素中毒酸素曝露単位・酸素ばく露量
酸素ばく露量を表す単位として用いられるものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は2です。酸素ばく露量はUPTDすなわち肺酸素中毒酸素曝露単位で表されます。酸素分圧の高さとその継続時間を合わせて積算する考え方で、分圧そのものを表すキロパスカルとは別の量です。分圧の制限とばく露量の制限は、瞬間の値と積算値という違いで両立しています。
根拠・参照資料: 平成27年1月9日 基発0109第2号
- 正解済みまだ正解していませんQ17上級
酸素ばく露量・50キロパスカル・平均酸素分圧
酸素ばく露量を合計する対象となる区間はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は4です。酸素ばく露量は、平均酸素分圧が50キロパスカルを超える区間に限って合計します。酸素分圧が人体に有害とされるのが50キロパスカル以上とされているためで、それ以下の区間は積算の対象になりません。5の160キロパスカルは分圧そのものの上限であって、積算の対象を決める値では…
根拠・参照資料: 平成26年厚生労働省告示第457号
- 正解済みまだ正解していませんQ18上級
酸素ばく露量・慢性酸素中毒・趣旨
酸素ばく露量の制限が設けられている趣旨として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は1です。酸素ばく露量の制限は、酸素による慢性の健康障害を防止するために設けられています。一時的に高い分圧にさらされることによる急性の影響は分圧そのものの上限で抑え、長時間の積み重ねによる影響はばく露量の限度で抑えるという二段構えになっています。2の減圧症は不活性ガスに由来す…
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則第16条
- 正解済みまだ正解していませんQ19上級
酸素ばく露量・平均化・400
6日間連続して潜水業務を行い、1週間の酸素ばく露量の合計を2,400とする場合の各日のばく露量について示されている考え方はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は5です。1週間の合計を2,400とする場合、6日で割って各日400以下にすることが示されています。一日の限度600を下回っていても、連日の作業では平均化することが望ましいという考え方です。2のように毎日600まで用いると、6日間で3,600となり一週間の限度2,500を超え…
根拠・参照資料: 平成27年1月9日 基発0109第2号
- 正解済みまだ正解していませんQ20中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・確認演習
昭和36年基発第415号の疾病認定に関する記載について、潜水病及び潜かん病が発生する条件として示されているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は3です。潜水病及び潜かん病は、おおむねゲージ圧1.0キログラム毎平方センチメートル又は水深10メートル以上の高気圧下の作業により、減圧中又は減圧後に生じるとされています。圧力が下がる過程で体内の不活性ガスが気泡になることが原因なので、加圧中ではなく減圧中又は減圧後である点が…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ21中級
ベンド・運動器障害・関節痛
減圧症の運動器障害として示されている、関節痛又は筋肉痛等の症状の通称はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は2です。関節痛又は筋肉痛等の運動器障害はいわゆるベンドと呼ばれます。ベンズと表記されることもあり、関節症とも言われます。1のチョークは胸骨下疼痛や呼吸困難といった呼吸循環系の障害の通称、3のスクイーズは体表に不平均に圧が加わって生じる潜水墜落病等の通称で、いずれも別の症状を…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ22上級
中枢神経系の障害・知覚障害・膀胱直腸障害
減圧症の中枢神経系の障害として示されている症状はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は4です。中枢神経系の障害としては知覚障害、運動障害、膀胱直腸障害、メニエール氏症侯群、失語症又は症侯性精神病等が示されています。脊髄や脳が侵されるため、感覚や運動、排尿排便の障害まで幅広く現れます。1は呼吸循環系の障害、2は運動器障害であり、同じ減圧症でも障害される部位によ…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ23上級
チョーク・呼吸循環系の障害・胸骨下疼痛
減圧症の呼吸循環系の障害として示されている、胸骨下疼痛、呼吸困難又は失神等の症状の通称はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は1です。胸骨下疼痛、呼吸困難又は失神等の呼吸循環系の障害は、いわゆるチョーク又はショック症状と呼ばれます。多量の気泡が肺の血管を塞ぐことによって生じるため、息が詰まるという意味の呼び名が用いられています。運動器障害のベンドと並んで、減圧症の代表的な通称です。
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ24上級
大理石様斑点・掻痒感・随伴症状
減圧症に多く認められる随伴症状として示されているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は5です。減圧症では大理石様斑点、掻痒感又は皮下若しくは粘膜の出血等の随伴症状が認められる場合が多いとされています。皮膚に現れるまだら模様やかゆみは比較的早い段階で気づける徴候です。2の鼻腔粘膜の腫大充血は副鼻腔の障害、3の歯牙の疼痛は歯牙疾患、4の眼球突出はスクイーズの症状…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ25上級
潜水士試験・kouatsu-shougai・確認演習
昭和36年基発第415号の疾病認定に関する記載について、減圧症の初発症状が発現する時期として示されているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は3です。初発症状の発現は減圧中又は減圧後、主として2時間以内で、おそくとも8時間以内とされています。浮上直後に異常がなくても数時間は経過を見る必要があるということで、この時間帯の観察が重要になります。5の14時間は浮上後に重激な業務を禁止する時間であって、症状の発現時期では…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ26中級
再圧・軽快・減圧症
減圧症について、再圧治療タンク等において適正な加圧を行った場合の経過として示されているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は2です。再圧治療タンク等において適正な加圧を行った場合、通常その症状は軽快するとされています。圧力を加えることで体内の気泡が再び溶け込み、小さくなるためです。この効果があることが、水深10メートル以上の潜水業務について再圧室を設け又は利用できるようにすることが義務づけられて…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ27上級
潜水士試験・kouatsu-shougai・確認演習
平成26年2月21日の高気圧作業安全衛生規則改正検討会報告書が「慢性減圧症」として挙げているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は4です。報告書は無菌性骨壊死を慢性減圧症として挙げる。急性減圧症の未治療と発生可能性の関係については「報告がある」とし、更なる知見の集積も求めており、確定した因果関係として断定してはいない。1・2は肺損傷に伴う疾病、3は酸素による中毒、5は窒素による中毒で、この呼称の対象と…
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則改正検討会報告書(平成26年2月21日)
- 正解済みまだ正解していませんQ28上級
減圧症・失語症・中枢神経系の障害
減圧症の症状とその分類の組合せとして、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は1です。失語症は中枢神経系の障害に分類されるもので、運動器障害ではありません。運動器障害に分類されるのは関節痛又は筋肉痛等です。名称に運動という語が入る運動障害も中枢神経系の障害に分類されるため、語感で判断せず分類ごとの症状の一覧で確認する必要があります。
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ29上級
潜水士試験・kouatsu-shougai・確認演習
昭和36年基発第415号の疾病認定に関する記載について、聴器及び副鼻腔の障害について示されている発生の条件はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は5です。聴器及び副鼻腔の障害は、おおむねゲージ圧0.3キログラム毎平方センチメートル又は水深3メートル以上で、主として加圧時に疼痛を生じ、減圧後に症状が現れるとされています。減圧中又は減圧後に生じる減圧症とは異なり、圧力が上がる過程で起こる点が最大の違いです。浅い水深でも起…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ30上級
聴器の障害・鼓膜・穿孔
聴器の障害について示されている他覚的所見はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は3です。聴器の障害では他覚的に鼓膜の高度の陥凹、穿孔又は耳出血が認められるとされています。自覚症状としては耳閉塞感、耳痛、聴力障害、耳鳴り、眩暈、悪心が挙げられています。1の鼻腔粘膜の腫大充血と5の漿液性分泌物は副鼻腔の障害の所見であり、同じ条文の中でも部位によって所見が書…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ31上級
副鼻腔・前頭部痛・鼻腔粘膜
副鼻腔の障害について示されている自覚症状はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は2です。副鼻腔の障害では前頭部痛が自覚症状として示され、他覚的には鼻腔粘膜の腫大充血や漿液性分泌物が認められるとされています。前頭部にある副鼻腔の内圧が周囲と釣り合わなくなることで痛みが生じます。1の耳鳴りは聴器の障害の症状であり、同じ区分の中でも部位が異なります。
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ32上級
減圧症・聴器・副鼻腔
減圧症と、聴器及び副鼻腔の障害との違いとして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は4です。減圧症は減圧中又は減圧後に生じ、聴器及び副鼻腔の障害は主として加圧時に疼痛を生じます。前者は溶け込んだ気体が気泡になることによるもの、後者は空洞の内圧と周囲の圧力が釣り合わないことによるもので、原因の仕組みが異なるため生じる場面も逆になります。1は両者を入れ替えた記…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ33上級
歯牙疾患・歯周組織・疼痛
高気圧作業による歯牙疾患について示されているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は1です。歯牙疾患は、おおむね水深3メートル以上の高気圧下において加圧又は減圧の際に歯牙及び歯周組織に疼痛を生じるものとされています。治療した歯の内部などに気体を含む空隙があると、圧力の変化によって痛みが生じます。加圧のときにも減圧のときにも起こりうる点が、加圧時が主となる聴…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ34中級
肺破裂・過膨脹・急速な浮上
過膨脹による肺破裂が発生する場面として示されているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は5です。過膨脹による肺破裂は、おおむね水深3メートル以上の高圧から急速に減圧し又は浮上する中及びその直後に生じるとされています。圧力が下がると肺の中の気体が膨張するため、息をこらえたまま急に浮上すると肺が耐えられなくなります。加圧の過程では気体は縮むので、2のような場面では…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ35上級
空気栓塞症・気胸・肺破裂
過膨脹による肺破裂に伴って生じるものとして示されている疾病はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は3です。過膨脹による肺破裂に伴って空気栓塞症又は気胸が生じるとされています。破れた肺から気体が血管に入れば空気栓塞症となり、胸腔に漏れれば気胸となります。空気塞栓症は高気圧障害の区分では、その他の高気圧による健康障害に位置づけられています。
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ36上級
潜水士試験・kouatsu-shougai・確認演習
昭和36年基発第415号の疾病認定に関する記載について、過膨脹による肺破裂が生じうる水深について示されているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は2です。過膨脹による肺破裂は、おおむねゲージ圧0.3キログラム毎平方センチメートル又は水深3メートル以上の高圧からの急速な減圧で生じるとされています。ごく浅い水深でも起こりうることが重要で、1の水深10メートル以上は減圧症についての条件であり、こちらの疾病のものではありませ…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ37上級
肺破裂・膨張・浮上
過膨脹による肺破裂が生じる仕組みとして最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は4です。浮上に伴って周囲の圧力が下がると、肺の中の気体は膨張します。息をこらえたまま急速に浮上すると膨張した気体の逃げ場がなくなり、肺が破れます。2の溶け込んだ窒素が気泡になる仕組みは減圧症のものであり、こちらは溶解ではなく既に肺の中にある気体の体積の変化が原因です。
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ38上級
スクイーズ・潜水墜落病・不平均な圧
潜水墜落病等、いわゆるスクイーズが生じる原因として示されているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は1です。スクイーズは潜水作業中に体表に不平均に圧が加わったことによって生じるとされています。送気が急に止まって潜水服の内部の圧力が水圧に追いつかなくなった場合などに、体が締めつけられる形で起こります。2は減圧症、4は肺破裂の仕組みであり、いずれも別の疾病の原因です。
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ39上級
スクイーズ・眼球突出・うっ血
潜水墜落病等、いわゆるスクイーズの症状として示されているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は5です。スクイーズでは高度の頭部及び顔面部のうっ血、浮腫、皮下粘膜の出血、眼球突出、呼吸困難等の症状が生じるとされています。体の下半分に強い圧が加わり、血液が頭部へ押し上げられることによる症状が並んでいる点が特徴です。1は減圧症、2は聴器の障害、3は副鼻腔の障害の症状です。
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号
- 正解済みまだ正解していませんQ40上級
急性酸素中毒・慢性酸素中毒・痙攣
酸素中毒について示されている記述として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は3です。急性酸素中毒では痙攣を起こして溺水するおそれがあり、慢性酸素中毒では肺機能の低下が生じるとされています。1は急性と慢性を入れ替えた記述です。慢性酸素中毒に備えて健康診断で肺活量を測定し、その結果が著しく減少している場合には精密検査が望ましいとされているのも、この肺機…
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則改正検討会報告書(平成26年2月21日)
- 正解済みまだ正解していませんQ41中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・追加演習
潜水作業者が吸入する混合ガスの絶対圧力が400kPa、酸素の体積割合が20%である。理想気体として「分圧=全圧×体積割合」で計算した酸素分圧はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は1です。20%を0.20として、400×0.20=80kPaと計算する。全圧には絶対圧力を用いる。 2は誤りです。体積割合の数値20を、そのまま圧力として扱っている。 3は誤りです。400×0.25の値であり、20%の場合の分圧ではない。 4は誤りです。400×0.80の値…
根拠・参照資料: 平成27年1月9日 基発0109第2号 第3の1(5)・(9)
- 正解済みまだ正解していませんQ42中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・追加演習
吸入時の混合ガスが酸素・窒素・ヘリウムだけからなり、全圧600kPa、酸素分圧120kPa、ヘリウム分圧180kPaである。平成27年基発0109第2号の確認方法に従って求める窒素分圧はどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 正解は4です。全圧から窒素以外の気体の分圧を差し引く。600−120−180=300kPaである。 1は誤りです。酸素分圧をそのまま答えた値で、窒素分圧ではない。 2は誤りです。ヘリウム分圧をそのまま答えた値である。 3は誤りです。ヘリウムだけを引き、酸素の120kPaを差し引い…
根拠・参照資料: 平成27年1月9日 基発0109第2号 第3の1(5)ア(ウ)・(9)
- 正解済みまだ正解していませんQ43中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・追加演習
吸入時の気体の絶対圧力が500kPaである。理想気体として、高圧則第15条の炭酸ガス分圧の法定上限に対応する炭酸ガスの体積割合を百分率で求めると、どれか。
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解説: 正解は2です。炭酸ガス分圧の上限は0.5kPaなので、0.5÷500×100=0.10%となる。これはこの全圧での換算で、一定の濃度を全水深に適用するものではない。 1は誤りです。500kPaの0.01%は0.05kPaで、法定上限そのものの10分の1になる。 3は誤りです。50…
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則第15条第1項第3号
- 正解済みまだ正解していませんQ44中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・追加演習
同じ一週間内の前日までの酸素ばく露量が2280UPTDである。当日のばく露量はまだ0UPTDとする。告示の一日と一週間の限度の両方から計算した、当日に追加できる量の上限はどれか。平均化の推奨値ではなく、法定限度だけで答えよ。
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解説: 正解は3です。週間限度2500から2280を引くと220UPTDである。一日の限度600UPTDより小さいため、この条件では220UPTDが計算上の上限となる。 1は誤りです。2500−2280の計算結果ではなく、100UPTD小さい。 2は誤りです。一日の限度だけを見ており、週…
根拠・参照資料: 平成26年厚生労働省告示第457号第2条
- 正解済みまだ正解していませんQ45中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・追加演習
酸素ばく露量の算定区間をA・B・Cに分けた。平均酸素分圧はAが40kPa、Bが90kPa、Cが120kPaであり、告示の式で求めたB・Cのばく露量はそれぞれ70・110UPTDであった。この3区間の合計に算入する量はどれか。
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解説: 正解は5です。平均酸素分圧50kPaを超えるB・Cを合計し、70+110=180UPTDとする。40kPaのAは対象外である。 1は誤りです。Aの分圧40kPaを、別の量であるUPTDとして扱っている。 2は誤りです。Bだけを足し、対象となるCの110UPTDを落としている。 3…
根拠・参照資料: 平成26年厚生労働省告示第457号第2条
- 正解済みまだ正解していませんQ46中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・追加演習
慢性酸素中毒のおそれを把握するため、平成27年基発0109第2号は定期健康診断の肺活量測定に加えて、可能な範囲でどの時点の測定を推奨しているか。
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解説: 正解は5です。通達は定期健診のほか、可能な範囲で高気圧作業実施期間の前後にも肺活量を測定することが望ましいとしている。 1は誤りです。免許取得時だけに限定した推奨ではない。 2は誤りです。初回配置時だけでなく作業実施期間の前後を挙げている。 3は誤りです。退職時だけではなく、作業…
根拠・参照資料: 平成27年1月9日 基発0109第2号 第3の1(6)ア・(9)
- 正解済みまだ正解していませんQ47中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・追加演習
呼吸用ガスの各分圧が法定範囲に収まっていることを確認した。平成27年基発0109第2号に照らし、それだけで決定せず、さらに勘案する事項の組合せはどれか。
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解説: 正解は1です。法定範囲内とすることに加え、圧力、労働者の体調、作業状況等を勘案して適切な分圧にすることが示されている。 2は誤りです。機器の識別情報だけで体調や作業状況等の勘案を代替できない。 3は誤りです。免許取得年数だけでは当日の体調や作業状況を評価できない。 4は誤りです。…
根拠・参照資料: 平成27年1月9日 基発0109第2号 第3の1(5)ア(イ)・(9)
- 正解済みまだ正解していませんQ48中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・追加演習
混合ガスがボンベに封入されている場合の分圧の確認について、平成27年基発0109第2号がラベル等の記載によることを認める条件はどれか。
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解説: 正解は3です。ラベル等の記載により各気体の分圧を確認できる場合は、その記載によることとして差し支えないとされる。識別情報だけでは足りない。 1は誤りです。耐圧試験日だけでは中の各気体の分圧を確認できない。 2は誤りです。事業者名だけでは各気体の分圧の確認にならない。 4は誤りです…
根拠・参照資料: 平成27年1月9日 基発0109第2号 第3の1(5)ア(ウ)・(9)
- 正解済みまだ正解していませんQ49中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・追加演習
昭和36年基発第415号による潜水病の認定に際し、関節痛や脊髄性麻痺といった症状が認められた。通達が鑑別について求める注意はどれか。
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解説: 正解は4です。通達はリウマチ様関節炎、変形性関節症、前脊髄動脈症候群等との鑑別を挙げる。症状名だけで原因を一つに決めない。 1は誤りです。類似の症状を呈する他原因の疾病との鑑別を落としている。 2は誤りです。通達は具体的な類似疾病を挙げて注意を求めている。 3は誤りです。症状名だ…
根拠・参照資料: 昭和36年5月8日 基発第415号 1(2)ハ
- 正解済みまだ正解していませんQ50中級
潜水士試験・kouatsu-shougai・追加演習
浮上時の例外を用いない潜水作業区間で、吸入時の酸素分圧は170kPaであった。その日と一週間の酸素ばく露量は各限度内だった。この区間の酸素に関する規制の判断として正しいものはどれか。
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解説: 正解は2です。この条件の酸素分圧上限は160kPaなので、170kPaは超過する。分圧とばく露量は別々に満たす必要がある。 1は誤りです。ばく露量に余裕があることは分圧上限の超過を認める条件ではない。 3は誤りです。UPTDの余裕をkPaの上限に足す仕組みではない。 4は誤りです…
根拠・参照資料: 高気圧作業安全衛生規則第15条第1項第1号、第16条
高気圧障害の出題傾向 — 収録全50問の分析
ぴよパスに収録している潜水士「高気圧障害」のオリジナル練習問題 全50問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
中級24問・上級26問の全50問構成です。うち50問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 潜水士試験20問
- kouatsu-shougai20問
- 確認演習10問
- 減圧症10問
- 追加演習10問
潜水士の他のカテゴリ
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潜水士は安全衛生技術試験協会が公表問題を出しており、本書はそれを正面から取り込んでいる。令和7年度から令和元年度までの7年間・計10回分を収録し、さらに各章末に令和8年4月公表問題から過去5回分程度を置く構成。試験科目と同じ4章(潜水業務/送気、潜降及び浮上/高気圧障害/関係法令)に分かれているので、分野別の演習からそのまま本番形式へつなげられる。312頁で、テキストと演習を1冊で完結させたい独学者向け。
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高気圧障害 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 潜水士の高気圧障害は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは潜水士の高気圧障害に全50問のオリジナル練習問題を用意しています。潜水士の収録全200問のうち約25%です。回答後に解説を確認できます。初級・中級・上級のバッジは問題の難易度の目安で、解いた人の習熟度を示すものではありません。
- 高気圧障害はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスでは潜水士の問題を4カテゴリ(高気圧障害 / 潜水業務・送気、潜降及び浮上・関係法令)に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- 高気圧障害の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 高気圧障害は、ぴよパスで潜水士の問題を分けている4カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している高気圧障害の問題数は50問 / 全200問で、収録全体の約25%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、高気圧障害を全40問中10問(約25%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 高気圧障害で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 潜水士の合格基準は「科目ごとの得点が40%以上で、かつ、その合計が60%以上であること」です。科目別の条件は「科目ごとの得点が満点の40%以上(足切り)」です。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。高気圧障害の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。
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