実技(鑑別)
全16問
この科目の学習ポイントを読む
実技(鑑別)は消防設備士 乙種第3類を構成する4科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全16問 (試験全体の約15%相当) を収録しています。本試験は合格率約23.6%・試験時間1時間45分・受験料4,400円の試験で、実技(鑑別)は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは粉末消火設備・放出弁・移動式・定圧作動装置などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると消防設備士 乙種第3類受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
16問のうち16問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (消防関係法令・基礎的知識(機械・電気)・構造・機能及び整備) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1初級定圧作動装置・粉末消火設備・放出弁
不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備及び粉末消火設備の三設備を整備するとき、加圧式の粉末消火設備にだけ設けられ、他の二設備には設けられない機器として、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 定圧作動装置は、消防法施行規則第21条第4項第9号が加圧式の粉末消火設備について定めるもので、起動装置の作動後に貯蔵容器等の圧力が設定圧力になったときに放出弁を開放させ、貯蔵容器等ごとに設ける。同号ハが消防庁長官が定める基準への適合を求めており、その基準である平成7年消防庁告示第…
根拠法令: 消防法施行規則第21条第4項第9号 / 平成7年消防庁告示第4号 第二
- Q2中級制御盤・全域放出方式・粉末は対象外
消防法施行規則が、当該設備の起動、停止等の制御を行う制御盤について消防庁長官が定める基準への適合を求めているのは、次のうちどの設備か。
答えと解説を先に見る
解説: 消防法施行規則第19条第5項第19号の3は全域放出方式の不活性ガス消火設備について、第20条第4項第14号の2は全域放出方式のハロゲン化物消火設備について、それぞれ起動、停止等の制御を行う制御盤を消防庁長官が定める基準に適合するものとすることを求めており、その基準が平成13年消防…
根拠法令: 消防法施行規則第19条第5項第19号の3・第20条第4項第14号の2 / 平成13年消防庁告示第38号 第一
- Q3中級閉止弁・常時開放・集合管
二酸化炭素を放射する全域放出方式の不活性ガス消火設備の集合管に設けられた閉止弁について、整備の際に確認する事項として、誤っているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 閉止弁の基準を定める令和4年消防庁告示第8号第二第一号は、閉止弁を常時開放状態にあって直接操作及び遠隔操作により閉止できるもの、又は直接操作により閉止できるものと定めている。常時閉止の状態にあるのは選択弁、放出弁及び容器弁であり、閉止弁はこれらと逆であるから4が誤りで正解となる。…
根拠法令: 令和4年消防庁告示第8号 第二 / 消防法施行規則第19条第5項第19号イ(ハ)
- Q4中級噴射ヘッド・フィルター・オリフィス径3mm
噴射ヘッドの基準(平成7年消防庁告示第7号)が定める目づまり防止用のフィルターに関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: 平成7年消防庁告示第7号第二第六号は、オリフィス径が3ミリメートル未満の噴射ヘッド(粉末消火設備に用いるものを除く。)には目づまり防止用のフィルターを設けること、構造上フィルターを組み込むことができないものにあっては別にフィルターを取り付けることと定めているので2が正しい。粉末消…
根拠法令: 平成7年消防庁告示第7号 第二第六号
- Q5上級移動式・ホースの全長20m・ノズル開閉弁
移動式の不活性ガス消火設備等のホース、ノズル、ノズル開閉弁及びホースリールの基準(昭和51年消防庁告示第2号)に関する記述として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 昭和51年消防庁告示第2号第二第一号は、分解及び取りはずしが容易にできない構造であることを求めているので5が正しい。1は同第五号がホースの全長をノズル部分の長さを含めて20メートル以上と定めているので誤り。2は同第七号がノズル開閉弁を一動作で容易かつ確実に開閉できるものとしている…
根拠法令: 昭和51年消防庁告示第2号 第二・第四
- Q6上級移動式・放射量・二酸化炭素60kg
移動式の消火設備について、温度20度において確保すべき消火剤の放射量の組合せとして、正しいものはどれか。
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解説: 昭和51年消防庁告示第2号第二第三号は、温度20度において放射する量を消火剤ごとに定めており、二酸化炭素は毎分60キログラム、ハロン2402は45キログラム、ハロン1211は40キログラム、ハロン1301は35キログラム、第1種粉末は45キログラム、第2種粉末及び第3種粉末は27…
根拠法令: 昭和51年消防庁告示第2号 第二第三号
- Q7上級容器弁・表示事項・質量
貯蔵容器に取り付けられた容器弁について、その弁箱に表示することとされている事項に該当しないものはどれか。
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解説: 昭和51年消防庁告示第9号第六 一は、容器弁の弁箱に表示する事項として、製造年月、製造者又は商標、型式番号、質量、耐圧試験圧力値、充てんガスの種別及び再検査年月の7つを定めている。したがって1から4はいずれも表示事項であり、これに含まれない5が正解となる。作動圧力の標準値は同第六…
根拠法令: 昭和51年消防庁告示第9号 第六 一
- Q8上級容器弁・選択弁・放出弁
容器弁、選択弁及び放出弁の開放操作の方法に関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: 昭和51年消防庁告示第9号第三 一は、容器弁を常時閉止状態にあって電気式、ガス圧式等の開放装置により開放できるもの、又は手動により容易に開放できるものと定めており、いずれか一方を満たせばよいので1が正しい。これに対し選択弁の基準(平成7年消防庁告示第2号第二)及び放出弁の基準(平…
根拠法令: 昭和51年消防庁告示第9号 第三 一 / 平成7年消防庁告示第2号 第二 / 平成7年消防庁告示第1号 第二
- Q9上級安全装置・封板式・溶栓式
継目なし容器等である不活性ガス消火設備の高圧式貯蔵容器に設ける安全装置の型式として、正しいものはどれか。
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解説: 昭和51年消防庁告示第9号第四 一(二)は、継目なし容器等のうち、不活性ガス消火設備の高圧式貯蔵容器及び起動用ガス容器、HFC-23を放射するハロゲン化物消火設備の貯蔵容器等、並びに二酸化炭素を用いる粉末消火設備の加圧用ガス容器に設ける安全装置は、容器弁に設けられ、かつ封板式のも…
根拠法令: 昭和51年消防庁告示第9号 第四 一(二)
- Q10中級音響警報装置・音声警報装置・音声装置
音響警報装置の基準(平成7年消防庁告示第3号)が定める用語の意義に関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: 平成7年消防庁告示第3号第二は、音響装置をベル、ブザー、モーター式サイレン、電子式サイレン、電子式ブザー等音響により警報を発する装置と定義しているので4が正しい。1は音響警報装置が消火剤の放射される前に、防護区画又は防火対象物内にある者に対し消火剤が放射される旨を知らせる装置とさ…
根拠法令: 平成7年消防庁告示第3号 第二
- Q11中級音響警報装置・スピーカー92dB・ベル90dB
音響警報装置の音圧について、確保すべき値の組合せとして正しいものはどれか。
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解説: 平成7年消防庁告示第3号第三 二(二)は、スピーカーがシグナルのスイープ音を発したときの音圧を中心軸上から1メートル離れた位置で92デシベル以上と定め、同第三 三(一)は、ベル、ブザー及びモーター式サイレンの定格電圧における音圧を中心軸上から1メートル離れた位置で90デシベル以上…
根拠法令: 平成7年消防庁告示第3号 第三 二(二)・第三 三(一)
- Q12中級粉末消火設備・加圧式と蓄圧式・圧力調整器
粉末消火設備を整備する際に、加圧式のものと蓄圧式のものを見分ける手がかりとして、最も適切なものはどれか。
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解説: 消防法施行規則第21条第4項第8号は加圧式の粉末消火設備に2.5メガパスカル以下の圧力に調整できる圧力調整器を設けること、同項第9号は加圧式のものに貯蔵容器等ごとに定圧作動装置を設けること、同項第10号は蓄圧式のものに使用圧力の範囲を緑色で表示した指示圧力計を設けることをそれぞれ…
根拠法令: 消防法施行規則第21条第4項第8号・第9号・第10号
- Q13初級消火剤の種別・第4種粉末・IG-541
消火設備と、その設備に使用する消火剤の組合せとして、正しいものはどれか。
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解説: 消防法施行規則第21条第3項第1号イは、炭酸水素カリウムと尿素との反応物を第4種粉末と定め、同条第4項第1号は粉末消火設備に使用する消火剤を第1種粉末から第4種粉末までとしているので3が正しい。不活性ガス消火設備に使用する消火剤は、同規則第19条第5項第2号により二酸化炭素、窒素…
根拠法令: 消防法施行規則第21条第3項第1号イ・第21条第4項第1号 / 第19条第5項第2号 / 第20条第4項第2号
- Q14初級全域放出方式・局所放出方式・移動式
点検に赴いた不活性ガス消火設備が、全域放出方式、局所放出方式又は移動式のいずれであるかを判別する手がかりとして、正しいものはどれか。
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解説: 消防法施行令第16条第3号及び第4号は、移動式の不活性ガス消火設備についてホース接続口までの水平距離とホースの長さを定めており、移動式はホース接続口に接続したホース及びノズルを人が操作して消火剤を放射する方式であるから2が正しい。1と3は説明が入れ替わっている。同条第1号の全域放…
根拠法令: 消防法施行令第16条第1号から第4号まで / 消防法施行規則第19条第5項第6号イ
- Q15中級加圧用ガス容器・起動用ガス容器・役割の違い
整備の際に、粉末消火設備の加圧用ガス容器と不活性ガス消火設備の起動用ガス容器を取り違えないために押さえておくべき事項として、正しいものはどれか。
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解説: 消防法施行規則第21条第4項第6号は、粉末消火設備の加圧用ガスを窒素ガス又は二酸化炭素とし、消火剤1キログラム当たりの量を定めており、これは貯蔵容器等から消火剤を送り出すためのものである。一方、同規則第19条第5項第13号の起動用ガス容器は容器弁等を開放させるために設けるものであ…
根拠法令: 消防法施行規則第21条第4項第6号・第5号の2・第13号 / 第19条第5項第13号
- Q16中級選択弁・放出弁・粉末消火設備
粉末消火設備に用いる選択弁及び放出弁の構造に関する記述として、正しいものはどれか。
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解説: 選択弁の基準(平成7年消防庁告示第2号)第二第五号及び放出弁の基準(平成7年消防庁告示第1号)第二第五号は、粉末消火設備に用いるものは仕切弁及び玉形弁その他これらに類するもの以外のものであることと定めているので5が正しい。1と2はこの規定と正反対であるから誤り。3は両告示が弁箱の…
根拠法令: 平成7年消防庁告示第2号 第二第五号 / 平成7年消防庁告示第1号 第二第五号
実技(鑑別)の出題傾向 — 収録全16問の分析
ぴよパスに収録している消防設備士 乙種第3類「実技(鑑別)」のオリジナル練習問題 全16問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級3問・中級8問・上級5問の全16問構成です。うち16問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 粉末消火設備3問
- 放出弁3問
- 移動式3問
- 定圧作動装置2問
- 設備の判別2問
消防設備士 乙種第3類の他のカテゴリ
編集部が選んだ「合格に直結する 3 冊」 PR
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3類の書籍で**出版社の紹介文が「消防設備士乙種3類の定番テキスト」と乙種を名指ししている唯一の本**。3類は不活性ガス・ハロゲン化物・粉末の3設備をまとめて問われるため、まず「全域放出方式・局所放出方式・移動式」という方式の枠組みで頭を作れるかで進み方が変わる。集中ゼミ形式で章ごとに区切って進められるので、3設備を並行して積むのではなく1設備ずつ閉じていける。⚠️ 甲種フル構成なので、乙3 では2学期の「製図」の章は飛ばしてよい。
こんな人に: 乙3 を初めて受験する人。3設備の枠組みから作りたい人。
解説◎演習○法令○Amazonで価格を見る - 3設備の数値を解いて引き当てる1冊 4.0 (11件)解いて!といて!! 3類消防設備士 問題集オーム社・オーム社
乙3 で落ちる原因は、放射圧力・放射時間・消火剤量といった数値が3設備で似ているために取り違えることに集中する。数値は読むだけでは定着しないので、解いて「どの設備の規定か」を毎回引き当てる練習が要る。2025年7月刊で3類の問題集としては最も新しく、rank1 と同じオーム社なので用語が食い違わない。
こんな人に: テキストを1周し、設備ごとに数値を区別できるようにしたい人。
解説○演習◎法令○Amazonで見る - 3類で最新 (2026年4月の改訂新版)要点ガッチリ 消防設備士3類 改訂新版消防設備士問題研究会・電気書院
2026年4月刊で3類の書籍としては最も新しい。要点を凝縮した構成なので、3設備の数値を横断で引ける形にしておくと取り違えが減る。従来版 (2018年刊) は法令の数値が古いままなので、買うならこちらを選ぶ。直前期に要点だけ回す用途にも向く。
こんな人に: 3設備の数値を横断で確認したい人。直前期に要点を回したい人。
解説○演習○法令◎Amazonで見る
書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
※ 編集部が 2026-08-02 に Amazon.co.jp + コミュニティ評判サイトを cross-check して選定
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実技(鑑別) — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 消防設備士 乙種第3類の実技(鑑別)は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは消防設備士 乙種第3類の実技(鑑別)に全16問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。108問ある消防設備士 乙種第3類全体のうち実技(鑑別)は約15%を占める重要科目です。
- 実技(鑑別)はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 実技(鑑別)は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。消防設備士 乙種第3類は合計4科目 (実技(鑑別) / 消防関係法令・基礎的知識(機械・電気)・構造・機能及び整備) の構成なので、実技(鑑別)単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 消防設備士 乙種第3類全体で実技(鑑別)の出題比率はどのくらいですか?
- 実技(鑑別)は消防設備士 乙種第3類の4科目のうちの1科目で、ぴよパスでの実技(鑑別)の問題数は16問 / 全108問 ≈ 15%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、実技(鑑別)を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約23.6%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 実技(鑑別)で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 消防設備士 乙種第3類は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、実技(鑑別)で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間1時間45分の中で、ぴよパスの実技(鑑別)練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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